JP4107430B2 - 自動車ドアの雨覆い装置 - Google Patents

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Description

この発明は、雨天時において、自動車に乗降する際に、開いたドアと車体間の上部を覆い、雨に濡れるのを防止するための自動車ドアの雨覆い装置に関する。
雨天時において、自動車に乗降する際、一般的に、傘をさすまでの間や傘を畳んで自動車に乗り込むまでの間は、どうしても雨に当たって濡れることになり、特に老人や身体障害者のような人や両手に荷物を持っているような人のように、機敏な動作や傘の操作が思うように行えない場合には、傘をさすまでに必ず濡れるという不都合がある。
従来、自動車に乗降する際に、開いたドアと車体間の上部を覆い、その下で傘の開閉を行うことで雨に濡れないようにするための自動車ドアの雨覆い装置は、すでに提案されており、例えば自動車の屋根上に固定した箱状のカバーケース内に扇形の覆い板を側縁の開口から出没自在となるよう収納し、この覆い板をドアの上部に結合し、ドアを開くと覆い板が引き出されて開いたドアと車体間の上部を覆い、また、ドアを閉じると覆い板がカバーケース内に収納されるようにしたものや、車体の上部に固定するベースプレートに、蛇腹板を扇子状に開閉できるように枢着し、この蛇腹板の一端をベースプレートに固定すると共に、他端をドアの上部に固定し、ドアを開くと蛇腹板が開いて上部を覆うようにした構造になっている(例えば、特許文献1及び2参照)。
ところで、上記のように、自動車の屋根上に箱状のカバーケースやベースプレートを固定するような構造は、どうしても構造的に大きくなって目に付きやすく、降雨時以外の走行において、自動車のデザインを壊すことになる。
また自動車の車体は曲線を含み、特に運転席側のドアは開閉時に複雑な動きとなり、単体に一点支持された覆い板や蛇腹板では、ドアとの連動に無理が生じ空間を覆い切れない部分が出来たり開閉すれば働きに無理が生じ破損してしまうことになり、実際の雨覆い装置の製作を困難にしている要因になっている。
更に、後者のような蛇腹板を採用した雨覆い装置は、自動車の走行時に蛇腹板に風圧が加わり、蛇腹板が破損する危惧があり、しかも蛇腹状であれば広げた状態では中央部が下ってしまう。
従って、上述したこれらの理由により、従来の自動車ドアの雨覆い装置においては、単にアイデアだけの提案に止まり、実用化されていないのが実情である。
実公平6−251号公報(図1) 実開昭56−6621号公報(図4、図8)
そこで、この発明の課題は、ドアを閉じた状態で天蓋がケース内に収まり、自動車の走行時に支障が全く生じないと共に、ドアの開閉に追従して円滑に作動し、しかも全体が細長く目立たないだけでなく、要部を取り外すことで、降雨時以外の走行においても自動車のデザインを壊すことなく、実用化を実現することができる自動車ドアの雨覆い装置を提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、自動車の車体側でドアにより開閉する出入り口部分の上部に着脱自在に固定する車体側取り付け基部と上記出入り口部分の開口幅に相当する長さを有し、この出入り口部分の上部に沿った配置となるよう上記車体側取り付け基部に対して着脱自在に取り付ける車体側の収納ケースと、上記ドアの上端部に着脱自在に固定するドア側取り付け基部と、上記ドアの幅方向に沿って長い長さを有し、このドアの上部に沿って配置となるよう上記ドア側取り付け基部に対して着脱自在に取り付けるドア側の収納ケースと、上記車体側の収納ケースとドア側の収納ケースの間に取り付け伸長と折り畳みが自在となる着脱固定自在の天蓋とからなり、上記車体側の収納ケースとドア側の収納ケースは、ドアを閉じた状態で対向する互いの開口面が衝合して閉じ、その内部に折り畳み状態の天蓋を収納するように形成されている自動車扉の雨覆い装置において、上記車体側取り付け基部と車体側の収納ケースの取り付け構造及びドア側取り付け基部とドア側の収納ケースの着脱自在の取り付け構造が、それぞれ一方に設けた長さ方向の突条と他方にこの突条へ外嵌するよう設けた嵌合部との嵌め合わせ構造になっている構成を採用したものである。
請求項2の発明は、上記天蓋が、多数本の骨又は板部材を並列状に並べ、中央部に位置する骨部材の下面の中央又は端部に固定又は浮設した取り付け部の両側に各骨部材の下面を支える支持腕を設けた支え部材を用い、雨覆い部材で結合された各骨部材を順次接近と離反が自在となるよう支持して形成されている構成を採用したものである。
請求項3の発明は、ドア側の取り付け基部の下部にサイドバイザーを一体に取り付けた構成を採用したものである。
ここで車体側取り付け基部と車体側の収納ケースの取り付け構造及び、ドア側取り付け基部とドア側の収納ケースの着脱自在の取り付け構造は、それぞれ一方に設けた長さ方向の突条と他方にこの突条へ外嵌するよう設けた嵌合部との嵌め合わせ構造を用いることができ、車体側取り付け基部とドア側取り付け基部の車体及びドアに対しての取り付けや、両収納ケースに対する天蓋の両端の取り付けは、嵌め込み式以外に、磁石や吸盤、面ファスナーネジ、バネ、ソケット等の手段を用いて着脱固定自在とすることができる。
この発明によると、自動車の車体側でドアにより開閉する出入り口部分の上部に固定する車体側取り付け基部に車体側の収納ケースを着脱自在に取り付け、ドア側取り付け基部にドア側の収納ケースを着脱自在に取り付け、この両ケース間に着脱固定自在に天蓋を取り付けると共に、両ケースは、ドアを閉じた時に開口面が衝合して閉じるようにしたので、自動車の走行時に両ケース内に天蓋が嵌まり、天蓋が風圧を受けることがないので、自動車の走行が支障なく行えると共に、ドアを開けると天蓋が引き伸ばされることで、車体とドア間の上部を覆い、自動車に対する降雨時の乗降時に天蓋の下で傘の開閉操作が行え、雨に濡れることなく乗降できることになると共に、車体側の収納ケースとドア側の収納ケースを取り外すと、車体側とドア側の取り付け基部だけが残り、この両取り付け基部に残る突条又はこの突条へ外嵌するよう設けた嵌合部は、極めて小さく目立たないので、降雨時以外の自動車の走行時に上記両収納ケースを取り外すと、自動車のデザインを壊すことがない。
この発明は、自動車の着脱固定自在の車体側取り付け基部と、この取り付け基部に対して着脱自在に取り付ける車体側の収納ケースと、ドアの上端部に着脱自在に固定するドア側取り付け基部と、このドア側取り付け基部に対して着脱自在に取り付けるドア側の収納ケースと、上記両収納ケースの間に取り付ける伸長と折り畳みが自在となる着脱固定自在の天蓋とで形成され、上記車体側の収納ケースとドア側の収納ケースは、ドアを閉じた状態で対向する互いの開口面が衝合して閉じ、その内部に折り畳み状態の天蓋を収納するようになっていると共に、上記車体側取り付け基部と車体側の収納ケースの取り付け構造及びドア側取り付け基部とドア側の収納ケースの着脱自在の取り付け構造が、それぞれ一方に設けた長さ方向の突条と他方にこの突条へ外嵌するよう設けた嵌合部との嵌め合わせ構造になっている
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、雨覆い装置1は、自動車Aの車体B側でドアCにより開閉する出入り口部分の上部に固定する車体側取り付け基部2と、上記出入り口部分の開口幅に該当する長さを有し、この出入り口部分の上部に沿った配置となるよう上記着脱自在に固定の車体側取り付け基部2に対して着脱自在に取り付ける車体側の収納ケース3と、上記ドアCの着脱固定自在の上端部に固定するドア側取り付け基部4と、上記ドアCの幅方向に沿って長い長さを有し、このドアCの上部に沿った配置となるよう上記ドア側取り付け基部4に対して着脱自在に取り付けるドア側の収納ケース5と、上記車体B側の収納ケース3とドア側の収納ケース5の間に取り付ける伸長と折り畳みが自在となる着脱固定自在の天蓋6とで形成されている。
上記車体側取り付け基部2は、図4のように、自動車Aの車体B側でドアCにより開閉する出入り口部分の上部に固定する固定板7と、この固定板7の外面側に立ち上がり、車体側の収納ケース3を着脱自在に取り付けるための突条8とからなり、固定板7は車体Bの曲線に沿った断面形状を有し、この車体側取り付け基部2は、ドアCにより開閉する出入り口部分の幅に対応する長さに設定され、その長さ方向は、車体Bの取り付け部分における前後方向の曲線に適合するようになっている。
上記車体側の収納ケース3は、図6に示す如く自動車Aの外側に向く面が開口し、ドアCにより開閉する出入り口部分の幅に対応する長さ細長い箱形で、長さ方向が車体Bの取り付け部分における前後方向に適合する曲線状になっていると共に、その背面側に、上記車体側取り付け基部2に取り付けるための嵌合部9が設けられ、この嵌合部9を突条8に上から嵌め込むことで、車体側取り付け基部2を介して車体Bに固定すると共に、突条8から嵌合部9を引き抜くことで、車体Bからの取り外しが可能になっている。
上記ドア側取り付け基部4は、ドアCの上縁面に固定する固定部10と、この固定部10の外面側に突出するケース取り付け部11とからなり、固定部10はドアCの上端縁の形状に沿った断面形状を有し、ケース取り付け部11は固定部10から略水平状態で突出し、その上面にドア側の収納ケース5を取り付けるための複数の凹溝又はソケット12が設けられ、このドア側取り付け基部4は、ドアCの幅に対応する長さに設定され、その長さ方向は、ドアCの上端縁の取り付け部分における前後方向の曲線に適合するようになっている。
且又、取付基部は及びケース、天蓋は種々、車の型式によって合せて作り取付ける上記ドア側の収納ケース5は、自動車Aの内側に向く面が開口し、ドアCの幅に対応する長さの細長い箱形で、長さ方向が上記車体側の収納ケース3における前後方向に適合する曲線状になっていると共に、その下面側に、上記ドア側取り付け基部4に取り付けるための複数又は単数の突条13が設けられ、この突条13を凹溝12に上から嵌め込むことで、ドア側取り付け基部4を介してドアC上に固定すると共に、凹溝12から突条13を引き抜くことで、ドアCからの取り外しが可能になっている。
尚、車種による型式によって基部の構造はかわる事もある。
上記車体側の収納ケース3とドア側の収納ケース5は、ドアCを閉じた状態で対向する互いの開口面が衝合して閉じるように形成され、この閉じた状態を確実に保持するため、両収納ケース3と5の両端壁には、一方に先鋭突起14を又他方には丸孔又は衝合端部14′を設けている。
又この先鋭突起14が嵌合する凹欠部15が設けられている。
上記した車体側取り付け基部2の車体Bへの固定及びドア側取り付け基部4のドアCへの固定は、接着固定や磁石及び吸盤、ネジ、バネ、ソケット、ホック等の単用や併用によって行うことができ更に、両取り付け基部2と4と8と11や両収納ケース3と5は、プラスチックや金属の単用や併用によって形成することができる。
天蓋6は、図2,図3,図10に示す如く両収納ケース3と5内に納まる長さと長さ方向の曲線を有する多数本の骨又は板部材16及び、隣接する骨部材16を互いに接近と離反が自在となるよう並列状に結合するヒンジ部材17を用い、多数本の骨部材16が扇状に開いた状態と各骨部材16が集合した折り畳み状態に可変となるように組み立てた骨組みと、この骨組み上に張設した雨覆い部材18で形成され、両端に位置する骨部材16を、磁石、吸盤、面ファスナー、ネジ、バネ、ソケット、ホック等の取り付け手段を用いて両収納ケース3と5内に着脱可能に固定することにより、両収納ケース3と5間に固定される。
図7(A)に示す第1の例のヒンジ部材17は、二枚の板19を二つ折りから展開可能になるよう軸20に枢止結合した蝶番を用い、板19の端部を骨部材16に枢止することにより、隣接する骨部材16を順次接近と離反が自在となるよう結合して骨組みを形成している。
又、図7(B)のヒンジ部材17は、骨部材16,16に枢止結合し、その中間部回動自在に結合したものである。
また、図8に示す第2の例のヒンジ部材17は、上下に対向するようそれぞれ配置した二本のリンク21を枢軸22で二つ折りから展開可能になるよう枢止結合した枠状又は棒状及び平棒状の蝶番を用い、隣接する骨部材16を枢軸22で順次接近と離反が自在となるよう結合して骨組みを形成している。
尚図示省略したが、複数、単数の連結ヒンジ部材の方向性は水平、垂直のどちらの方向性でも取り付ける事が出来る回動ストッパー付きヒンジである。
更に、図9は、多数本の骨部材16の配置を支え部材23で支持した例を示し、中央部に位置する骨部材16の下面に固定又は浮設した取り付け部24の両側に各骨部材16の下面を支える支持腕25を設け、雨覆い部材18で結合された各骨部材16を順次接近と離反が自在となるよう支持して骨組みを形成している。
上記した各例における天蓋6において、骨部材16やヒンジ部材17及び支え部材23は、プラスチックや金属の単用や併用によって形成することができ、また、骨組み上に取り付ける雨覆い部材18は、防水布や樹脂シート、ゴムシートのような折り畳み可能な材質を用い、展開状態で開いたドアCと車体B間の上部を覆うことのできる平面的な大きさを有し各骨部材16と結合した状態で骨組み上に張設したり、隣接する骨部材16の間に適合するものを、各骨部材16の間に張設した構造を採用することかできる。
図10は図2の他の実施例を示すものであり、ドア側の収納ケース5の下部にサイドバイザー26を付設していない例であるが、通常はドア側の収納ケース側の基部とサイドバイザーを一体化している。
図11はサイドバイザー26の要部拡大図であり、ドア側のガラス板27より外方に突出しており雨のシズク等の滴下をドア外方に排するためにある。
図12は自動車の正面より見た場合であり、ドアCを開き、ドアの開方に伴い天蓋6は車体BとドアCの間の上縁端を覆うものである。
次に図13は基部2,4並びに収納ケース3,5の夫々の側面図であり、車体側並びにドア側の曲屈、曲線に対応する様に形成したものであり、(a)の出没式、(b)の分割式、(c)の単体(d)の屈曲角自在(e)サイドバイザー一体型のものがある。
この種の車体側並びにドア側の基部や収納ケースは夫々、自動車の車種に応じその曲屈、曲線に応じ予め作成し、車体、ドア側に取り付ければよい。
なお、図示例の雨覆い装置1は、自動車Aの運転席側のドアCに対応するものを示したが、両取り付け基部2,4と両収納ケース3,5を、自動車Aの車体B側で後部ドアにより開閉する出入り口部分の上部形状と後部ドアに対応する形状とすることにより、当然ながら後部ドアに対しても取り付けることができ、基部の形態によりその取付方法等は任意に選択できる。
この発明の雨覆い装置は、上記のような構造であり、自動車Aの車体BでドアCにより、開閉する出入り口部分の上部に車体側取り付け基部2と、ドアCの上縁端にドア側取り付け基部4をそれぞれ固定し、雨天時以外はこの状態で自動車を走行させる。
上記車体側取り付け基部2、出入り口部分の上部に沿って固定され、低い高さの突条8が立ち上がるだけの形状となり、また、ドア側取り付け基部4は、ドアCの上縁端からケース取り付け部11が略水平状態で突出しているだけであるので、全体的に目立たないものとなり、自動車Aのデザインを壊すことがない。
降雨時の運転に際しては、車体側の収納ケース3を車体側取り付け基部2上に臨ませ、背面の嵌合部9を突条8に上から嵌め込むことで、車体側取り付け基部2を介して車体Bに固定し、また、ドア側の収納ケース5をドア側取り付け基部4上に臨ませ、下面の突条13をケース取り付け部11の凹溝12に上から嵌め込むことで、ドア側取り付け基部4を介してドアC上に固定し、更に、対向する両収納ケース3と5の間に天蓋6を取り付ける。
ドアCを閉じた状態では、図1のように、両収納ケース3と5は、互いの開口面が衝合して閉じた状態となり、天蓋6は両収納ケース3と5間に折り畳まれて、収納され、自動車Aの走行時には、天蓋に風圧がかからないので、自動車Aの走行で天蓋6が破損するようなことがない。
自動車Aに対する乗降のためにドアCを開くと、図2のように、ドアCに固定したドア側の収納ケース5が、ドアCと一体にドアCの開閉支点を中心にして回動し、車体側の収納ケース3に対して外方に離反し、両収納ケース3と5に両端を固定した天蓋6は、上記ドア側の収納ケース5の外方への回動で横連結ヒンジで調整された回動角度の扇子状に引き伸ばされ、雨覆い部材18で車体BとドアC間の上部を覆うことになり、従って、この天蓋6の下で傘の開閉操作を行えば、雨に濡れることなく乗降が行える。
また、開いたドアCを閉じると、ドア側の収納ケース5が車体側の収納ケース3に接近することで天蓋6は両収納ケース3と5間に押し縮められ、ドアCが閉じると両収納ケース3と5は、内部に天蓋6を収納した状態で開口面が衝合して閉じ、自動車Aの走行に対応した形態に戻る。
更に、雨が上がった場合は、雨取り付け基部2と4から両収納ケース3と5と天蓋6をセットで取り外し、適宜格納しておけばよい。
上記のようなドアCの開閉時において、天蓋6は伸縮することになるが、この天蓋6の骨組みは、多数本の骨部材16を、ヒンジ部材17で順次結合するが、支え部材23で支持した構造になっているので、骨部材16は伸縮に対して移動が自由となり、天蓋が下がらない。
従って、天蓋6は、ドアCとの連動に無理を生じることがなく、雨覆い装置1の実用化を実現することができる。
尚、天蓋の支え部材23は天蓋の構造により使用しない場合もある。
この発明に係る自動車ドアの雨覆い装置を示すドアを閉じた状態の斜視図 この発明に係る自動車ドアの雨覆い装置を示すドアを開いた状態の斜視図 この発明に係る自動車ドアの雨覆い装置のドアを開いた状態の天蓋における骨組みの構造を示す斜視図 この発明に係る自動車ドアの雨覆い装置の車体側取り付け基部と車体側の収納ケースを示す分解斜視図 この発明に係る自動車ドアの雨覆い装置のドア側取り付け基部とドア側の収納ケースを示す分解斜視図 この発明に係る自動車ドアの雨覆い装置を示す拡大した側面図 (A)は天蓋の骨組みと第1の例のヒンジ部材を示す斜視図、(B)は天蓋の骨組みの他の例を示す斜視図 天蓋の骨組みと第2の例のヒンジ部材を示す斜視図 天蓋の骨組みと支え部材を示す斜視図 図2の他の実施例を示すものでドアを開いた状態の斜視図 図2のサイドバイザー部分の拡大断面図である 自動車の前方から見たドアを開いた状態を示す要部正面図 (a)(b)(c)(d)(e)は取り付け基部並びに収納ケースの夫々の側面図であり、車体側並びにドア側の曲屈、曲線に対応する様に形成したもので、(a)は出没式、(b)は分割式(c)は単体(d)は屈曲角自在式のもので、(e)は取り付け基部の下部にサイドバイザーを一体に取り付けた側面図である。
符号の説明
A 自動車
B 車体
C ドア
1 雨覆い装置
2 車体側取り付け基部
3 車体側の収納ケース
4 ドア側取り付け基部
5 ドア側の収納ケース
6 天蓋
7 固定板
8 突条
9 嵌合部
10 固定部
11 ケース取り付け部
12 凹溝
13 突条
14 先鋭突起
15 凹欠部
16 骨部材
17 ヒンジ部材
18 雨覆い部材
19 板
20 軸
21 リンク
22 枢軸
23 支え部材
24 取り付け部
25 支持腕
26 サイドバイザー
27 ガラス板

Claims (3)

  1. 自動車の車体側でドアにより開閉する出入り口部分の上部に着脱自在に固定する車体側取り付け基部と、上記出入り口部分の開口幅に相当する長さを有し、この出入り口部分の上部に沿った配置となるよう上記車体側取り付け基部に対して着脱自在に取り付ける車体側の収納ケースと、上記ドアの上端部に着脱自在に固定するドア側取り付け基部と、上記ドアの幅方向に沿って長い長さを有し、このドアの上部に沿って配置となるよう上記ドア側取り付け基部に対して着脱自在に取り付けるドア側の収納ケースと、上記車体側の収納ケースとドア側の収納ケースの間に取り付け伸長と折り畳みが自在となる着脱固定自在の天蓋とからなり、上記車体側の収納ケースとドア側の収納ケースは、ドアを閉じた状態で対向する互いの開口面が衝合して閉じ、その内部に折り畳み状態の天蓋を収納するように形成されている自動車の雨覆い装置において、上記車体側取り付け基部と車体側の収納ケースの取り付け構造及びドア側取り付け基部とドア側の収納ケースの着脱自在の取り付け構造が、それぞれ一方に設けた長さ方向の突条と他方にこの突条へ外嵌するよう設けた嵌合部との嵌め合わせ構造になっていることを特徴とする自動車ドアの雨覆い装置。
  2. 上記天蓋が、多数本の骨又は板等の部材を並列状に並べ、中央部又は両端部に及びケース側に位置する骨部材の下面に固定又は浮設した取り付け部の両側に各骨部材の下面を支える支持腕を設けた支え部材を用い、雨覆い部材で結合された各骨部材を順次接近と離反が自在となるよう支持して形成されている請求項1に記載の自動車ドアの雨覆い装置。
  3. ドア側の取り付け基部の下部にサイドバイザーを一体に取り付けて形成されている請求項1又は2に記載の自動車ドアの雨覆い装置。
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