JP2889845B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2889845B2
JP2889845B2 JP7244757A JP24475795A JP2889845B2 JP 2889845 B2 JP2889845 B2 JP 2889845B2 JP 7244757 A JP7244757 A JP 7244757A JP 24475795 A JP24475795 A JP 24475795A JP 2889845 B2 JP2889845 B2 JP 2889845B2
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信生 桧垣
宣輝 富永
信哉 宮地
秀一 高山
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    • GPHYSICS
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    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/30145Instruction analysis, e.g. decoding, instruction word fields
    • G06F9/3016Decoding the operand specifier, e.g. specifier format

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のレジスタとメモ
リの連続領域との間でデータを転送する命令をもつ情報
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータなどの情報
処理装置の処理能力が飛躍的に向上し、あらゆる分野で
利用されている。一般にマイクロコンピュータでは、サ
ブルーチンの呼び出し、やタスク切り換えなどに際して
汎用レジスタの内容をメモリ上に退避・復帰するため転
送命令が用いられている。
【0003】従来のマイクロコンピュータには、転送命
令の中には、1つの命令で複数のレジスタデータをメモ
リとの間で転送するものがある。(例えば、MC68040ユ
ーザーズマニュアル「MOVEM命令」、日本モトローラ株
式会社) この命令では、複数のレジスタを指定する場合、オペラ
ンドにおいて、1ビットに1レジスタを割り付け、実装
しているレジスタ本数と同じビット数のレジスタ指定フ
ィールドを必要としていた。
【0004】図16は従来のプロセッサの複数レジスタ
を転送する命令において、複数レジスタを指定するため
のオペランドのビット割付を示す図である。このプロセ
ッサは、実装されている16本のレジスタ(データレジ
スタ8本、アドレスレジスタ8本)を16ビットで指定
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術によれば、プロセッサに実装されているレジスタ数
が多ければ多いほどレジスタ指定フィールドが長くな
り、コードサイズが増加するという課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、短いレジスタ指定フィールド
で複数のレジスタを指定することができ、レジスタ数が
多い場合でも、コードサイズの増加を抑制する情報処理
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、レジ
スタ群中の一部分のレジスタを各々個別に指定するか否
かを示す個別フィールド、およびレジスタ群中の他の部
分のレジスタを一括して指定するか否かを示す一括フィ
ールドからなる第1オペランドと、メモリの実効アドレ
スを指定する第2オペランドとを有する命令であって、
両オペランドで指定された複数レジスタとメモリとの間
のデータ転送を指示する機械語命令を含むプログラムを
実行する情報処理装置であって、プログラム中の命令を
順次解読して前記機械語命令を検出する解読手段と、検
出された機械語命令の第1オペランド中の個別フィール
ドと一括フィールドについて、各ビットが論理1か論理
0かを検出する判定手段と、個別フィールドにおいて論
理1と判定されたビットに対応するレジスタのレジスタ
番号を生成する第1生成手段と、一括フィールドにおい
て論理1と判定された場合、前記他の部分のレジスタの
レジスタ番号を順に生成する第2生成手段と、第1生成
手段および第2生成手段により生成されたレジスタ番号
のレジスタと、第2オペランドで指定された実効アドレ
スから連続するメモリ領域との間のデータ転送を実行す
る転送手段とを備える。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の情報処
理装置において、前記レジスタ群はm+n本のレジスタ
を有し、前記個別フィールドはm本のレジスタの各々に
対応するmビットからなり、前記一括フィールドはn本
のレジスタを一括指定する1ビットからなる。請求項3
の発明は、請求項1記載の情報処理装置において、前記
レジスタ群はm+n個のレジスタを有し、前記個別フィ
ールドは、m個のレジスタの各々に対応するmビットか
らなり、前記一括フィールドは、少なくとも2ビットか
らなり、前記第2生成手段は、一括フィールドのビット
パターンに応じてn個のレジスタ中の所定の複数レジス
タからなるレジスタグループに対応するレジスタ番号を
順次生成する。
【0008】請求項4の発明は、請求項1ないし3記載
の何れかの情報処理装置において、前記個別フィールド
は、サブルーチン中でデータを保存しておく必要がある
非破壊レジスタに対応し、前記一括フィールドは、サブ
ルーチン中でデータを保存しなくてもよい破壊レジスタ
に対応する。
【0009】請求項5の発明は、請求項1ないし3記載
の何れかの情報処理装置において、前記機械語命令は、
第1オペランドで指定された複数のレジスタデータと第
2オペランドで指定された実行アドレスから連続するメ
モリ領域のデータとの間で演算を指示し、前記情報処理
装置は、さらに前記機械語命令で指示された演算を実行
する演算手段を備え、前記転送手段は、演算手段による
演算結果を、前記複数のレジスタまたは前記メモリ領域
に転送する。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、判定手段は、解読手段に
検出された機械語命令の第1オペランド中の個別フィー
ルドと一括フィールドについて、各ビットが論理1か論
理0かを検出する。第1生成手段は、個別フィールドに
おいて論理1と判定されたビットに対応するレジスタの
レジスタ番号を生成する。第2生成手段は、一括フィー
ルドにおいて論理1と判定された場合、前記他の部分の
レジスタのレジスタ番号を順に生成する。さらに転送手
段は、第1生成手段および第2生成手段により生成され
たレジスタ番号のレジスタと、第2オペランドで指定さ
れた実効アドレスから連続するメモリ領域との間のデー
タ転送を実行する。これにより、複数レジスタを指定可
能な機械語命令において、少ないビット数で複数のレジ
スタを指定することができ、指定するレジスタ数が多い
場合でも、コードサイズの増加を抑制することができ
る。
【0011】請求項2の発明では、請求項1記載の情報
処理装置において、前記一括フィールドはn本のレジス
タを一括指定する1ビットからなる。請求項3の発明で
は、請求項1記載の情報処理装置において、前記個別フ
ィールドは、m個のレジスタの各々に対応するmビット
からなり、前記第2生成手段は、一括フィールドのビッ
トパターンに応じてn個のレジスタ中の所定の複数レジ
スタからなるレジスタグループに対応するレジスタ番号
を順次生成する。
【0012】請求項4の発明では、請求項1ないし3記
載の何れかの情報処理装置において、前記個別フィール
ドは、サブルーチン中でデータを保存しておく必要があ
る非破壊レジスタに対応し、前記一括フィールドは、サ
ブルーチン中でデータを保存しなくてもよい破壊レジス
タに対応する。請求項5の発明は、請求項1ないし3記
載の何れかの情報処理装置において、前記転送手段は、
演算手段による演算結果を、前記複数のレジスタまたは
前記メモリ領域に転送する。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例における複数レ
ジスタを転送する命令仕様を表す図である。同図におい
て「MOVM regs,<ea>」は、複数レジスタのデータをメモ
リの連続領域にブロック転送を指示する機械語命令であ
り、ニーモニック形式で表している。「MOVM <ea>,reg
s」は、メモリの連続領域から複数レジスタへのブロッ
ク転送を指示する機械語命令である。
【0014】「MOVM」は、OPコードであり、転送方向
を判別するため前者と後者とでは異なるコードが割当て
られている。「<ea>」は、メモリの実効アドレスを指定
するオペランドであり、指定されたアドレスを先頭から
連続したメモリ領域に対して転送される。本実施例で
は、スタックポインタによる間接アドレッシングにより
実効アドレスが指定されるものとする。
【0015】「regs」は、転送対象のレジスタを指定す
るためのオペランドであり、複数レジスタを指定し得る
レジスタ指定フィールドを表す。このレジスタ指定フィ
ールドは、同図に示すように8ビット構成であり、個別
指定フィールドと一括指定フィールドを有する。個別指
定フィールドはビット7〜2の6ビットからなり、MSB
側から順に各ビットがR10、R11、R12、R1
3、R14、R15に対応し、”1”が立っているビッ
トに対応するレジスタに対して転送することを意味して
いる。一括指定フィールドは、ビット1(図中"other"
と表記)からなり、その他のレジスタR0〜R9を一括
して指定する。このビットに”1”が立っているときR
0〜R9の全てのレジスタに対して転送することを意味
する。本構成では、汎用レジスタは全部で16本(R0
〜R15)実装されている。
【0016】上記の個別指定フィールド、一括指定フィ
ールドで指定されるレジスタは、コンパイラにより決定
される破壊レジスタ、非破壊レジスタにそれぞれ対応す
るよう分けられている。ここで、破壊レジスタとは、レ
ジスタデータがサブルーチンにおいて破壊される、つま
り、スタックに退避・復帰されることなく使用されるレ
ジスタをいう。非破壊レジスタとは、サブルーチンにお
いてレジスタデータが保存される、つまり、スタックに
退避・復帰されて使用されるレジスタをいう。
【0017】図2は、本実施例におけるマイクロコンピ
ュータの主要部の構成を示すブロック図である。本マイ
クロコンピュータの主要部は、命令レジスタ100、命
令解読器101、レジスタファイル102、演算器群1
03、メモリ104、レジスタ指定フィールド解読器1
05を有する。
【0018】命令レジスタ100は、メモリ104から
フェッチされた命令を順次保持する。命令解読器101
は、命令レジスタ100に保持された命令を解読し、そ
の命令実行を制御する各種制御信号を出力する。特に、
命令解読器101は、図1に示したMOVM命令を解読
した場合に、レジスタ指定フィールド解読器105によ
り順次出力されるレジスタ番号のレジスタと、<ea>オペ
ランドで指定されるメモリ104上の連続領域との間で
データ転送を制御する。
【0019】レジスタファイル102は、32ビット長
の汎用レジスタR0〜R15と、メモリ104内のスタ
ック領域の先頭を指し示す32ビット長のスタックポイ
ンタSPとからなる。演算器群103は、複数の演算器
を備え、命令解読器101の制御に従って、命令で指定
されたデータ演算や、命令のオペランドで指定された実
効アドレスの算出を行う。演算器群103中の演算器の
1つ(以下専用演算器と呼ぶ)は、オペランドアドレス
の算出専用に設けられている。専用演算器は、図1に示
したMOVM命令の実行時には、命令解読器101の制
御の基に、32ビットデータが1回転送される毎に、<e
a>オペランドで指定されたスタックポインタの内容にオ
フセット値(4の倍数)を加算することにより連続領域
のメモリアドレスを順次算出する。
【0020】メモリ104は、図1に示したMOVM命
令を含むプログラムや、データを記憶し、記憶領域の一
部にスタック領域を有する。レジスタ指定フィールド解
読器105は、命令解読器101により図1に示したM
OVM命令が解読されたときに、上記のregsオペランド
を解読して指定されたレジスタのレジスタ番号をレジス
タファイル102に出力する。
【0021】図3は、レジスタ指定フィールド解読器1
05の内部構成を示すブロック図である。このレジスタ
指定フィールド解読器105は、ラッチ201、プライ
オリティエンコーダ202、デコーダ203、レジスタ
番号変換回路204、一括指定ビット検出回路205、
一括指定レジスタ番号出力シーケンサ206、レジスタ
処理完了検出回路211、ANDゲート212、ラッチ
213、レジスタ数検出回路214、セレクタ215、
セレクタ216から構成される。さらに、一括指定レジ
スタ番号出力シーケンサ206は、ANDゲート20
7、ラッチ208、インクリメンタ209、一括処理継
続信号生成回路210から構成される。
【0022】ラッチ201は、命令解読器101により
前記MOVM命令が検出された時点で、MOVM命令中
のレジスタ指定フィールドをラッチする。ラッチされた
個々のビット”1”がデコーダ203によって順にリセ
ットされる。図4に、ラッチ201の具体回路例を示
す。同図のように8つの1ビットラッチ回路からなる。
各ラッチ回路は、個別にリセット端子を有していて、プ
ライオリティエンコーダ202により”1”が検出され
た場合には、デコーダ203によりリセットされる。
【0023】プライオリティエンコーダ202は、ラッ
チ201内のレジスタ指定フィールドにおいて”1”が
立っているビットをデータ転送サイクル毎に1つずつ検
出し、検出したビット位置を示す信号(以下、ビット位
置と呼ぶ)を出力する。図5(a)に、プライオリティ
エンコーダ202の入出力論理を表した説明図(真理値
表)を示す。同図(a)では、入力、出力ともに2進数
で表示している。「入力」にあるように、プライオリテ
ィエンコーダ202は、データ転送サイクル毎にラッチ
201のMSB側からみて最初に”1”が立っているビ
ットを検出する。検出結果は、「出力」欄にあるよう
に、3ビットで表したビット位置を出力する。検出され
たビット”1”はデコーダ203によってリセットされ
るので、図1に示した個別指定フィールド(bit7-2)に
おける”1”が転送サイクル毎に順に検出され、さらに
一括指定フィールド(bit1)における”1”が検出され
ることになる。また、プライオリティエンコーダ202
は、ラッチ201の最初のビット”1”を検出してから
最後のビット”1”を検出し終えるまでの間、ビット検
出継続信号を有効”1”にして出力する。
【0024】デコーダ203は、プライオリティエンコ
ーダ202によって検出されたビット位置が入力され、
そのビット位置に対応するラッチ201の”1”を”
0”にリセットする。図5(b)にデコーダ203の入
出力論理を表した説明図(真理値表)を示す。同図
(b)では、入力、出力ともに2進数で表示してある。
例えば、「入力」がプライオリティエンコーダ202か
らのビット位置”111”である場合、「出力」のbit7
のみが”0”になるのでラッチ201のビット7がリセ
ットされる。このことは、プライオリティエンコーダ2
02において、次のデータ転送サイクルにおいて、ラッ
チ201のさらに下位側にある”1”を検出させること
を可能にしている。
【0025】レジスタ番号変換回路204は、プライオ
リティエンコーダ202からのビット位置が入力され、
それ対応するレジスタのレジスタ番号を出力する。図5
(c)にレジスタ番号変換回路204の入出力論理を表
した説明図(真理値表)を示す。同図(c)では、入
力、出力ともに2進数で表示している。本実施例では、
レジスタファイル102のレジスタR0〜R15には、
2進数で0000〜1111のレジスタ番号が割り当て
られている。例えば、「入力」が”111”である場
合、「出力」はR10のレジスタ番号”1010”とな
る。また、同図(c)の「入力」「出力」欄に示すよう
に、レジスタ番号変換回路204は個別指定フィールド
の各ビットを表すビット位置に対してのみレジスタ番号
を出力する。
【0026】一括指定ビット検出回路205は、プライ
オリティエンコーダ202からビット位置のうち、一括
指定フィールドを示すビット位置を検出し、検出された
ことを示す一括指定ビット検出信号を出力する。図6
(a)に一括指定ビット検出回路205の具体的な回路
例を、図6(b)にその入出力論理を示す。同図(a)
のように一括指定ビット検出回路205は、ANDゲー
ト601、RSフリップフロップ602、ANDゲート
603からなる。ANDゲート601は、ビット位置
が”001”すなわち一括指定フィールドであることを
検出する。同図(b)に示すように、RSフリップフロ
ップ602は、ANDゲート601により一括指定フィ
ールドであることが検出された時点でセットされ、AN
Dゲート603によりリセットされる。ANDゲート6
03は、インクリメンタ209のカウント値出力が”1
001”になった時点でRSフリップフロップ602を
リセットする。したがって、一括指定ビット検出信号
は、プライオリティエンコーダ202によって一括指定
フィールドの”1”が検出された時点で有効”1”にな
り、その後インクリメンタ209のカウント値が”10
01”になった次サイクルで無効”0”になる。
【0027】一括指定レジスタ番号出力シーケンサ20
6は、一括指定ビット検出回路205から一括指定ビッ
ト検出信号が有効のとき、レジスタR0〜R9のレジス
タ番号をデータ転送サイクル毎に1つずつ出力する。A
NDゲート207は、一括指定ビット検出信号が有効の
ときに、ラッチ208へのラッチクロックの供給をイネ
ーブルにする。
【0028】ラッチ208は、4ビット長ラッチであ
り、一括指定ビット検出信号が有効のときインクリメン
タ209の出力をデータ転送サイクル毎にラッチする。
一括指定ビット検出信号はインクリメンタ209のカウ
ント値が”1001”になった時点で無効”0”になる
ので、ラッチ208は、一括指定ビット検出信号が無
効”0”の間は、”1001”を保持している。
【0029】インクリメンタ209は、ラッチ208の
出力に1を加算することによりレジスタ番号”000
0”〜”1001”を順次出力する。図6(d)に、イ
ンクリメンタ209の入出力論理を示す。同図(d)の
ように「入力」が”1001”のとき「出力」は”00
00”になり、「入力」が”0000”〜”1000”
のとき「出力」は1加算された値になる。これによりR
0〜R9のレジスタ番号がデータ転送サイクルに合わせ
て順に出力されることになる。
【0030】一括処理継続信号生成回路210は、一括
指定レジスタのデータ転送が継続していることを示す一
括処理継続信号を出力する。図6(c)にその回路例を
示す。一括処理継続信号生成回路210は、ORゲート
604であり、インクリメンタ209からのカウント値
が”0000”以外のときに、一括処理継続信号を有効
(”1”)にして出力する。
【0031】レジスタ処理完了検出回路211は、プラ
イオリティエンコーダ202からのビット検出継続信号
と一括処理継続信号との論理和を取って、レジスタ処理
継続信号として出力する。このレジスタ処理継続信号
は、レジスタ指定フィールドで指定された全てのレジス
タ番号が出力される間有効”1”になる。ANDゲート
212は、レジスタ処理継続信号が有効な間、命令レジ
スタへのクロック供給を禁止する。
【0032】ラッチ213は、命令解読器101により
前記MOVM命令が検出された時点で、MOVM命令中
のレジスタ指定フィールドをラッチする。レジスタ数検
出回路214は、ラッチ213中のレジスタ指定フィー
ルドに指定されたレジスタ数、及びそのレジスタ数のデ
ータに必要なメモリサイズ(転送データサイズ)を検出
する。図5(d)に、レジスタ数検出回路214の入出
力論理を表す図を示す。同図において「入力」は、ラッ
チ213中のレジスタ指定フィールドの値である。「入
力」欄のビット7から2については、例えば(1つ”
1”)の表記は100000,010000,001000,000100,000010,0
00001の6通りを省略して、”1”の個数だけを示して
ある。「出力1」はレジスタ数を、「出力2」は転送デ
ータサイズを表す。本実施例では、各レジスタが4バイ
ト長なので、転送データサイズはレジスタ数の4倍であ
る。
【0033】セレクタ215、セレクタ216は、レジ
スタ番号変換回路204、インクリメンタ209、命令
解読器101から出力されるレジスタ番号をレジスタフ
ァイルに出力する。図7(a)(b)は、命令解読器1
01によるMOVM命令の制御手順をレジスタトランス
ファーレベルで示した説明図である。
【0034】同図(a)において、MOVM [R10-R15,othe
r],(SP)は、全てのレジスタからメモリにデータを退避
する場合を示している。図8に、この命令によって、メ
モリにデータが格納される順序を表した模式図を示す。
(a1)の部分は、個別フィールドで指定されたレジス
タデータをメモリに転送する制御内容を表す。例えば
(R10→(SP−4))については、命令解読器10
1は、レジスタ番号10のレジスタからデータ読み出し
て、スタックポインタSPの内容より4引いた値をアド
レスとするメモリに書き込むことによりデータを転送す
る。このときのレジスタ番号は、レジスタ番号変換回路
204により生成され、レジスタファイルに供給され
る。また、このときのメモリアドレスは、専用演算器に
よりSPの内容から4を減算させることにより得られ
る。この例では、個別フィールドの全レジスタが指定さ
れいるが、指定されていないレジスタは、レジスタ番号
変換回路204によりレジスタ番号が生成されないので
転送されない。
【0035】(a2)の部分は、一括フィールドで指定
されたレジスタデータをメモリに転送する制御内容を表
す。命令解読器101の制御内容は、上記と同じであ
る。ただし、レジスタ番号はインクリメンタ209によ
り生成される点が上記と異なっている。また命令解読器
101は、(a1)(a2)のデータ転送を通して、ス
タックポインタSPの内容からデータ転送毎に4の倍数
(4、8、12・・・)を順に専用演算器に減算させて
メモリアドレスを生成させる。
【0036】(a3)の部分は、スタックポインタの更
新を意味する。命令解読器101は、スタックポインタ
SPの内容から、レジスタ数検出回路214により生成
された転送データサイズを専用演算器に減算させ、その
減算値をSPに格納する。図7(b)において、MOVM
(SP),[R10-R15,other]は、全てのレジスタにメモリから
データを復帰する場合を示している。図9に、この命令
によって、メモリからデータがレジスタR0〜R15に
復帰される順序を表した模式図を示す。この命令に対す
る命令解読器101の制御は、スタックポインタの更新
が最初に行われる点と、データの転送方向(メモリから
レジスタ)とが異なっているだけである。これ以外は、
上記と同様であるので説明を省略する。
【0037】図10は、図7(a)のMOVM [R10-R15,ot
her],(SP)命令の実行タイムチャートを示す。図中のa
〜jは、図3に示した以下の信号である。”0x”付き
の数値は16進数を表す。 a:命令レジスタの内容 b:ラッチ201中のレジスタ指定フィールド c:プライオリティエンコーダ202から出力されるビ
ット位置 d:レジスタ番号変換回路204から出力されるレジス
タ番号 e:プライオリティエンコーダ202から出力されるビ
ット検出継続信号 f:一括指定ビット検出回路205から出力される一括
指定ビット検出信号 g:インクリメンタ209から出力されるレジスタ番号 h:一括処理継続信号生成回路210から出力される一
括処理継続信号 i:レジスタ処理完了検出回路211から出力されるレ
ジスタ処理継続信号 j:セレクタ216から出力されるレジスタ番号 図10のようにMOVM命令では、レジスタ指定フィー
ルドに指定された複数のレジスタのデータは転送サイク
ル毎に順に転送される。また、同図では、全てのレジス
タが指定されている場合を示しているが、R10〜R1
5については個別指定フィールドで”0”が設定されて
いる場合には、その転送サイクルが発生しない。また、
一括指定フィールドが”0”である場合にはR0〜R9
の転送サイクルが発生しない。
【0038】以上のように構成された情報処理装置につ
いて、複数のデータをメモリからレジスタに転送する場
合を例にして、その動作を説明する。通常、サブルーチ
ンにおいて汎用レジスタのいくつかは破壊レジスタとし
て用いられ、その他は非破壊レジスタとして用いられ
る。例えばコンパイラによりR0〜R9は破壊レジスタ
として定義された場合、破壊レジスタはサブルーチンに
おいてスタックへの退避及びスタックからの復帰を行う
必要がない。したがって、サブルーチン内で破壊レジス
タの本数(10本)より多いレジスタを使用する場合の
み、必要本数の非破壊レジスタのスタック退避及び復帰
を行うことになる。
【0039】例えばサブルーチン内で破壊レジスタの他
に2本のレジスタ(R10、R11)を使用する場合に
は、サブルーチンの先頭に下記(1)の命令を、サブルー
チンの末尾に下記(2)の命令を配置すればよい。 MOVM [R10,R11],(SP) ----(1) MOVM (SP),[R10,R11] ----(2) これにより、本マイクロコンピュータは、当該サブルー
チン実行開始直後に、非破壊レジスタR10とR11の
みをスタック退避し、サブルーチン実行終了直前にR1
0とR11のみをスタックから復帰する。(1)の命令実
行動作は、図10に示した最初の2サイクルで終了す
る。
【0040】次に、タスク切り換えに伴うコンテクスト
の退避及び復帰の例を説明する。図11は、上記コンテ
クスト退避プログラムの一例を示す。同図において(11.
1)は、スタックポインタSPの値を、予め定められたコ
ンテクスト退避領域のスタックポインタ退避領域へ退避
する命令である。ここでは、スタックポインタの退避領
域を便宜上0xFFFFFFBCとしておく。(11.2)は、コンテク
スト退避領域として予め定められている固定番地をスタ
ックポインタSPにセットする命令である。ここでは、
固定番地として便宜上0x0000 0000としておく。(11.3)
は、全レジスタの内容をコンテクスト退避領域に退避す
るMOVM命令である。(11.4)は、タスク切り換えによ
って新たに実行されるタスク用のスタックポインタ値が
退避されていた領域からスタックポインタSPにロード
する命令である。ここでは、新たに実行されるタスク用
のスタックポインタ退避領域をされていた領域を便宜上
0xFFFFFFBCとしておく。
【0041】このプログラムの実行により全レジスタR
0〜R15の内容が、コンテクスト退避領域に転送され
る。(11.3)のMOVM命令による転送動作は、図10に
示したタイムチャートと同じであり、16サイクルで実
行される。以上のように本実施例のよれば、レジスタを
破壊レジスタ、非破壊レジスタにグループ化し、破壊レ
ジスタを1ビットで指定する一括指定フィールドに割り
付けることにより、少ないビット数で多くのレジスタを
指定することが可能となり、レジスタ数が多い場合でも
コードサイズを増加しないようにすることができる。図
12に、従来のMOVM命令と本実施例のMOVM命令
とを対比して示す。同図において(1)、(2)、(11.3)は、
既に説明した、本実施例のMOVM命令の命令ビットパ
ターンとその命令ニーモニックとを示す。(1')、(2')、
(11.3')は、従来のMOVM命令の命令ビットパターン
とその命令ニーモニックとを示す。(1)(2)の命令では、
第3バイトの”0xC0”が2つのレジスタR10、R11
を指定しているのに対して、(1')(2')の命令では、第
3、4バイトの”0x0030”がレジスタR10、R11を
指定している。また、(11.3)の命令では、第3バイト
の”0xFE”が全レジスタR0〜R15を指定しているの
に対して、(11.3')の命令では、第3、4バイトの”0xF
FFF”が全レジスタR0〜R15を指定している。この
ように本実施例では、従来に比べてMOVM命令1つで
1バイトのコードサイズの短縮が図られている。プログ
ラムの多くは多数のサブルーチンに細分化されて作成さ
れるのが通常であり、また、MOVM命令はサブルーチ
ンにおけるレジスタ退避・復帰に用いるため頻繁に使用
される。したがって、プログラム全体のコードサイズの
短縮を実現できる。
【0042】なお、本実施例ではレジスタのグループ化
をコンパイラの定義する破壊レジスタ、非破壊レジスタ
としたが、その他の条件でグループ化をしてもよい。ま
た、本実施例は複数レジスタ対象のロード/ストアであ
ったが、複数レジスタを使用する演算命令としてもよ
い。図13は、本発明の第2実施例における複数レジス
タを転送する命令仕様を表す図である。第1実施例で示
した図1のMOVM命令に対して、一括指定ビットが2
ビットになっている点のみが異なっている。以下同じ点
は説明を省略して異なる点を中心に説明する。図13に
おいて、レジスタ指定フィールドのビット1、ビット0
は、”00”のときR0〜R9のいずれのレジスタも指
定しないことを、”01”のときR0〜R9を指定する
ことを、”10”のときR5〜R9を指定すること
を、”11”のときR0〜R2、R5、R6を指定する
ことを意味する。ここで、R0〜R4をグループ1、R
5〜R9をグループ2、R0〜R2、R5、R6をグル
ープ3とする。本実施例のMOVM命令では、一括指定
フィールドは、R0〜R9のレジスタのグループ1、
2、3の何れかを指定することができる。
【0043】本実施例のマイクロコンピュータの主要部
の構成は、図2に示した概略ブロック図とほぼ同様であ
るので省略する。ただし、レジスタ指定フィールド解読
器105の内部構成の一部分が上記2ビットのレジスタ
指定フィールドを解読するために異なっている。図14
は、レジスタ指定フィールド解読器の内部構成を示すブ
ロック図である。ラッチ300が追加されている点と、
一括指定レジスタ番号出力シーケンサ206の代わりに
一括指定レジスタ番号出力シーケンサ301が設けられ
ている点とが異なっている。
【0044】ラッチ300は、命令解読器101により
前記MOVM命令が検出された時点で、MOVM命令中
の一括指定フィールドの2ビットをラッチし、その値を
一括指定レジスタ番号出力シーケンサ301に出力す
る。一括指定レジスタ番号出力シーケンサ301は、ラ
ッチ300から入力される一括指定フィールドの値が、
グループ1を指定している場合にはR0〜R4のレジス
タ番号を、グループ2を指定している場合には、R5〜
R9のレジスタ番号を、グループ3を指定している場合
には、R0〜R2、R5、R6のレジスタ番号を順に生
成する。
【0045】図15は、一括指定レジスタ番号出力シー
ケンサ301の内部構成を示すブロック図である。同図
において図3と同一符号の構成要素は、同じであるので
説明を省略する。インクリメンタ302は、図3のイン
クリメンタ209に対して0から4までカウントする点
が異なっており、図15中の入出力論理表が示すように
「入力」”100”のとき「出力」が”000”にな
る。
【0046】レジスタ番号変換回路303は、図15中
の入出力論理表に示すように、ラッチ300から出力さ
れる一括指定フィールドの値が示すグループ番号に応じ
て、一括指定レジスタ番号出力シーケンサ301から出
力されるカウント値を、グループ内のレジスタ番号に変
換して順に出力する。以上のように本実施例では、一括
指定可能なレジスタがグループ分けされているので、用
途に応じて適切なグループを指定することにより、柔軟
なプログラム設計が可能になる。
【0047】なお、上記第1、第2実施例において、M
OVM命令を例に説明したが、転送命令に限らず、複数
レジスタとメモリの連続領域との間で演算を実行する演
算命令に適用してもよい。例えば、ADDM (SP),[R10-R1
5,other]というように、加算命令に適用した場合、命令
解読器101が演算器群103に対してレジスタデータ
とメモリデータとを加算してからメモリに転送するよう
制御することになる。これにより、たとえばメモリ中の
テーブルデータに対して一括してデータ更新をするなど
柔軟なプログラム設計が可能になる。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、複数レジスタ
を指定可能な機械語命令において、少ないビット数で複
数のレジスタを指定することができ、実装されているレ
ジスタ数が多くても、コードサイズの増加を抑制するこ
とができるという効果がある。請求項2の発明によれ
ば、請求項1の効果に加えて、1ビットのフィールドで
複数レジスタを指定できるという効果がある。
【0049】請求項3の発明によれば、請求項1の効果
に加えて、グループ化された複数レジスタを一括して指
定できるので、プログラム設計に柔軟性を与えるという
効果がある。請求項4の発明によれば、請求項1ないし
3何れかの効果に加えて、サブルーチンにおけるレジス
タデータ退避及び復帰に好適するという効果があり、特
に、多数のサブルーチンに細分化されたプログラムにお
いてコードサイズの増加を抑制するという効果がある。
【0050】請求項5の発明によれは、請求項1ないし
3何れかの効果に加えて、たとえばメモリ中のテーブル
データに対して一括してデータ更新をするなど柔軟なプ
ログラム設計が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における複数レジスタを転
送する命令仕様を表す図である。
【図2】同実施例におけるマイクロコンピュータの主要
部の構成を示すブロック図である。
【図3】同実施例におけるレジスタ指定フィールド解読
器105の内部構成を示すブロック図である。
【図4】同実施例におけるラッチ201の具体回路例を
示す。
【図5】(a)プライオリティエンコーダ202の入出
力論理を表した説明図を示す。 (b)デコーダ203の入出力論理を表した説明図を示
す。 (c)レジスタ番号変換回路204の入出力論理を表し
た説明図を示す。 (d)レジスタ数検出回路214の入出力論理を表した
説明図を示す。
【図6】(a)一括指定ビット検出回路205の具体的
な回路例を示す。 (b)一括指定ビット検出回路205の入出力論理を示
す説明図である。 (c)一括処理継続信号生成回路210の回路例を示
す。 (d)インクリメンタ209の入出力論理を示す説明図
である。
【図7】同実施例における命令解読器101によるMO
VM命令の制御手順をレジスタトランスファーレベルで
示した説明図である。
【図8】同実施例におけるMOVM命令によって、複数
のレジスタデータがメモリに格納される順序を表した模
式図を示す。
【図9】同実施例におけるMOVM命令によって、メモ
リからに複数のデータがレジスタに格納される順序を表
した模式図を示す。
【図10】同実施例におけるMOVM命令の実行タイム
チャートを示す。
【図11】同実施例におけるコンテクスト退避プログラ
ムの一例を示す。
【図12】従来のMOVM命令と本実施例のMOVM命
令とを対比した説明図を示す。
【図13】本発明の第2実施例における複数レジスタを
転送する命令仕様を表す図である。
【図14】同実施例におけるレジスタ指定フィールド解
読器の内部構成を示すブロック図である。
【図15】同実施例におけるレジスタ番号変換回路30
3の入出力論理表を表した説明図である。
【図16】従来のプロセッサの複数レジスタを転送する
命令において、複数レジスタを指定するためのオペラン
ドのビット割付を示す図である。
【符号の説明】
100 命令レジスタ 101 命令解読器 102 レジスタファイル 103 演算器群 104 メモリ 105 レジスタ指定フィールド解読器 201 ラッチ 202 プライオリティエンコーダ 203 デコーダ 204 レジスタ番号変換回路 205 一括指定ビット検出回路 206 一括指定レジスタ番号出力シーケンサ 207 ANDゲート 208 ラッチ 209 インクリメンタ 210 一括処理継続信号生成回路 211 レジスタ処理完了検出回路 212 ANDゲート 213 ラッチ 214 レジスタ数検出回路 215 セレクタ 216 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 秀一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−260727(JP,A) 特開 平2−103630(JP,A) 特開 昭58−24947(JP,A) 特開 平6−202866(JP,A) 特開 昭62−242243(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 9/30 - 9/355 G06F 9/40 - 9/42 390

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジスタ群中の一部分のレジスタを各々
    個別に指定するか否かを示す個別フィールド、およびレ
    ジスタ群中の他の部分のレジスタを一括して指定するか
    否かを示す一括フィールドからなる第1オペランドと、
    メモリの実効アドレスを指定する第2オペランドとを有
    する命令であって、両オペランドで指定された複数レジ
    スタとメモリとの間のデータ転送を指示する機械語命令
    を含むプログラムを実行する情報処理装置であって、 プログラム中の命令を順次解読して前記機械語命令を検
    出する解読手段と、 検出された機械語命令の第1オペランド中の個別フィー
    ルドと一括フィールドについて、各ビットが論理1か論
    理0かを検出する判定手段と、 個別フィールドにおいて論理1と判定されたビットに対
    応するレジスタのレジスタ番号を生成する第1生成手段
    と、 一括フィールドにおいて論理1と判定された場合、前記
    他の部分のレジスタのレジスタ番号を順に生成する第2
    生成手段と、 第1生成手段および第2生成手段により生成されたレジ
    スタ番号のレジスタと、第2オペランドで指定された実
    効アドレスから連続するメモリ領域との間のデータ転送
    を実行する転送手段とを備えることを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理装置であって、 前記レジスタ群は、m+n本のレジスタを有し、 前記個別フィールドは、m本のレジスタの各々に対応す
    るmビットからなり、 前記一括フィールドは、n本のレジスタを一括指定する
    1ビットからなることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報処理装置であって、 前記レジスタ群は、m+n個のレジスタを有し、 前記個別フィールドは、m個のレジスタの各々に対応す
    るmビットからなり、 前記一括フィールドは、少なくとも2ビットからなり、 前記第2生成手段は、一括フィールドのビットパターン
    に応じてn個のレジスタ中の所定の複数レジスタからな
    るレジスタグループに対応するレジスタ番号を順次生成
    することを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載の何れかの情報処
    理装置であって、 前記個別フィールドは、サブルーチン中でデータを保存
    しておく必要がある非破壊レジスタに対応し、 前記一括フィールドは、サブルーチン中でデータを保存
    しなくてもよい破壊レジスタに対応することを特徴とす
    る情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3記載の何れかの情報処
    理装置であって、 前記機械語命令は、第1オペランドで指定された複数の
    レジスタデータと第2オペランドで指定された実行アド
    レスから連続するメモリ領域のデータとの間で演算を指
    示し、 前記情報処理装置は、さらに前記機械語命令で指示され
    た演算を実行する演算手段を備え、 前記転送手段は、演算手段による演算結果を、前記複数
    のレジスタまたは前記メモリ領域に転送することを特徴
    とする情報処理装置。
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