JP2889308B2 - 走査光学装置 - Google Patents

走査光学装置

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JP2889308B2 JP7765690A JP7765690A JP2889308B2 JP 2889308 B2 JP2889308 B2 JP 2889308B2 JP 7765690 A JP7765690 A JP 7765690A JP 7765690 A JP7765690 A JP 7765690A JP 2889308 B2 JP2889308 B2 JP 2889308B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真方式の複写機、プリンタ等の記録
装置に用いられるレーザービームを利用した走査光学装
置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、レーザービームを用いたこの種の走査光学装
置では、レーザー発光部やポリゴンミラー駆動部などに
発生する熱を冷却することと、飛散したトナーによって
光学部材が汚れることを防止する必要があり、従来にお
いても種々の対策が採られている。発熱対策としては、
レーザー発光部を例にとると、レーザー発光素子の発熱
によりレーザービームの周波数変調をきたして光学的特
性の変化を生ずるため、放熱性の高い金属部材でレーザ
ー発光素子を担持させる等の方法がある。また、レーザ
ービームがコリメータレンズを通過すると、コリメータ
レンズが吸熱膨張を起して画像に悪影響を及ぼすため、
コリメータレンズの材質を熱膨張が小さいものにすると
か、コリメータレンズの担持部材を剛性の高い金属部材
で造って、レンズの膨張を抑制する等の方策が採られて
いる。
なお、コリメータレンズの吸熱膨張を嫌う理由は、コ
リメータレンズの要求精度が極めて高く、例えばコリメ
ータレンズの焦点距離を10mm、光学系全体の焦点距離を
200mmとし、後者の焦点深度が最大2mmとした場合に、コ
リメータレンズに要求される焦点深度の許容値は、最大
で5μm程度であるからである。
一方、光学部材の汚れを防止するための方策として
は、記録装置本体に取り付けたファンにより、飛散した
トナーを吸引除去する方法や、走査光学装置にトナーの
帯電と逆極性のバイアス電圧を印加して、トナーが付着
することを防止する等の方法がある。更に、特開昭63−
123066号公報に開示されているように、露光光路上に設
けた露光窓部材から気流を吐出させて、トナーの付着を
防止する方法も提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 以上に述べた従来例では、発熱対策と汚れ防止対策と
を別々に施しているため、不合理かつ不経済であり、特
に発熱対策については自然放冷のみに頼っているため、
発熱効果が低く高精細な画質が得難い等の問題がある。
本発明の目的は、このような従来の問題を改善するた
め、発熱対策と汚れ防止対策とを同一手段によって達成
できるように構成し、経済性が良くかつ放熱効果が良好
な走査光学装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するために、本発明に係る走査光学
装置においては、レーザー発光素子及びコリメータレン
ズを担持する担持部材を光学箱に取り付け、前記レーザ
ー発光素子から発生したレーザービームを前記光学箱内
のポリゴンミラーによって反射した後に、感光体に投射
する走査光学装置であって、前記光学箱には、前記感光
体に投射するレーザービームの光路上に位置し前記光学
箱を密閉する光学部材を取り付け、前記光学部材と前記
感光体の間の露光光路上に通風可能な露光用窓部材を配
置し、前記光学箱と前記光学部材によって囲み前記ポリ
ゴンミラーを収納する密閉空間とは独立に、前記担持部
材の近傍を通って前記露光用窓部材に至る通風路を設
け、送風手段によって前記通風路に送風することによっ
て、前記担持部材を冷却した気流を前記露光用窓部材か
ら放出することを特徴とするものである。
[作用] 上述の構成を有する走査光学装置は、走査光学装置の
発熱部及び吸熱膨張部を冷却した気流を、光学部材と感
光体の間に設けた露光窓部材から放出することにより、
飛散トナーが光学部材に付着することを防止する。
[実施例] 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図、第2図は本発明に係る走査光学装置の一実施
例を示し、レーザー発光素子1とコリメータレンズ2を
担持する担持部材3が光学箱4に固定され、レーザー発
光素子1から発したレーザービームは光学箱4内のポリ
ゴンミラー5で反射された後に、結像レンズ6を通り感
光体7に投射されるようになっている。光学箱4には、
レーザービーム路B上に位置する防塵ガラス8が取り付
けられ、この防塵ガラス8と感光体7との間に開口部9a
を有する露光窓部材9が配置されている。
一方、光学箱4に担持された送風ファン10から露光窓
部材9にかけて通風路11が設けられ、この通風路11の途
中に担持部材3が配置され、送風ファン10によって発生
された気流が、第2図に示すように担持部材3の周囲を
通過するようになっている。担持部材3は剛性は余り高
くなくてもよいが、なるべくは熱伝導性の良好な材質で
造ることが好ましい。
従って、レーザー発光素子1からの発熱及びコリメー
タレンズ2に蓄えられた熱は、担持部材3を通じて気流
により冷却される。更に、この気流は通風路11を通って
露光窓部材9に至り、レーザービーム路B上の感光体7
側に設けられた開口部9aから放出される。このため、飛
散したトナーは開口部9aから内部に入ることが防止さ
れ、防塵ガラス8に付着することはない。なお、防塵ガ
ラス8への飛散トナーの付着を完全に排除するために
は、気流中のトナー粒子も除去する必要があるので、送
風ファン10の空気取入口にフィルタを配置することが望
ましい。
第3図は他の実施例を示し、ここでは第2図の構成に
加えてポリゴンミラー5の駆動モータ12の軸受部に通風
路11を迂回させた場合を示している。第2図に示す構成
の走査光学装置を用いた記録装置では、走査線密度を低
下させることなくプロセス速度を早くするためには、走
査速度を速くする必要があるが、この場合に駆動モータ
12の軸受は高速回転に耐え切れずに、潤滑油の劣化や軸
の焼付き等の問題を起こす虞れがある。
そこで、第3図に示すように駆動モータ12の軸受部に
気流を迂回するようにすれば、軸受部の冷却も同時に達
成することができ、上述の問題を解消することが可能と
なる。
第4図に示す実施例は、第2図に示す構成から防塵ガ
ラス8を除去し、結像レンズ6により光学箱4を密封し
た場合を示している。このように防塵ガラス8を省略し
ても、飛散トナーは気流によって光学箱4の内部に流入
することが防止されているため、結像レンズ6が汚れる
ことはない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る走査光学装置は、発
熱部及び吸熱膨張部の冷却に使用した気流をそのまま利
用して光学部材への飛散トナーの付着を防止できるた
め、従来のように発熱対策と光学部材の汚れ防止対策を
別個に施す必要がなくなり、経済性が良くなるばかりか
機構的にも簡易になる。また、冷却効果が自然放冷に比
べてはるかに高くなり、高精度な画質が得られるという
利点がある。更に、レーザー発光素子及びコリメータレ
ンズを担持する担持部材は剛性を高める必要がなくなる
ため、低コストの材料を使用できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明に係る走査光学装置の実施例を示し、第1
図は第1の実施例の断面図、第2図は通風路の断面図、
第3図は第2の実施例の断面図、第4図は第3の実施例
の断面図である。 符号1はレーザー発光素子、2はコリメータレンズ、3
は担持部材、4は光学箱、5はポリゴンミラー、6は結
像レンズ、7は感光体、8は防塵ガラス、9は露光窓部
材、10は送風ファン、11は通風路、12は駆動モータであ
る。
フロントページの続き (72)発明者 小林 達也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 藤井 春夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−96652(JP,U) 実開 昭62−96653(JP,U) 実開 昭61−157917(JP,U) 実開 昭63−2911(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザー発光素子及びコリメータレンズを
    担持する担持部材を光学箱に取り付け、前記レーザー発
    光素子から発生したレーザービームを前記光学箱内のポ
    リゴンミラーによって反射した後に、感光体に投射する
    走査光学装置であって、前記光学箱には、前記感光体に
    投射するレーザービームの光路上に位置し前記光学箱を
    密閉する光学部材を取り付け、前記光学部材と前記感光
    体の間の露光光路上に通風可能な露光用窓部材を配置
    し、前記光学箱と前記光学部材によって囲み前記ポリゴ
    ンミラーを収納する密閉空間とは独立に、前記担持部材
    の近傍を通って前記露光用窓部材に至る通風路を設け、
    送風手段によって前記通風路に送風することによって、
    前記担持部材を冷却した気流を前記露光用窓部材から放
    出することを特徴とする走査光学装置。
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