JP2889242B2 - マルチメデイアデータ伝送方式 - Google Patents
マルチメデイアデータ伝送方式Info
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- JP2889242B2 JP2889242B2 JP63061415A JP6141588A JP2889242B2 JP 2889242 B2 JP2889242 B2 JP 2889242B2 JP 63061415 A JP63061415 A JP 63061415A JP 6141588 A JP6141588 A JP 6141588A JP 2889242 B2 JP2889242 B2 JP 2889242B2
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- Japan
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- transmission
- frame
- bit
- data
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は音声・映像・データ等のマルチメディアデ
ータを統一的に多重して伝送するマルチメディア端末の
伝送方式に関するものである。
ータを統一的に多重して伝送するマルチメディア端末の
伝送方式に関するものである。
第5図は例えば「64kbps系マルチメディア通信システ
ムにおけるインターフェースの構成とその適用」,松本
充司,1987年度電子情報通信学会技術報告,ICS87−7に
示された従来のマルチメディアデータ伝送方式のフレー
ム構成を示す図であり、図において、(16)は8kHzの繰
り返し周波数を有する各1ビットのサブチャンネル8ケ
から成るオクテットフレーム、(17)はこのオクテット
フレーム(16)を80ケ集めて構成される伝送フレームで
ある。
ムにおけるインターフェースの構成とその適用」,松本
充司,1987年度電子情報通信学会技術報告,ICS87−7に
示された従来のマルチメディアデータ伝送方式のフレー
ム構成を示す図であり、図において、(16)は8kHzの繰
り返し周波数を有する各1ビットのサブチャンネル8ケ
から成るオクテットフレーム、(17)はこのオクテット
フレーム(16)を80ケ集めて構成される伝送フレームで
ある。
第6図はこの第5図中のフレーム同期信号(FAS)の
割付けを説明する表である。
割付けを説明する表である。
第7図は第6図中の伝送フレーム(17)を16ケ集めて
構成されるマルチフレームにおいてフレーム同期信号
(FAS)の内容を具体化して示した表である。
構成されるマルチフレームにおいてフレーム同期信号
(FAS)の内容を具体化して示した表である。
第8図は第6図に示す伝送フレームがビットレート64
kbpsの伝送路へ送出される様子を示す図であり、図にお
いて(18)は64kbps伝送路へ送出されるビット列であ
る。
kbpsの伝送路へ送出される様子を示す図であり、図にお
いて(18)は64kbps伝送路へ送出されるビット列であ
る。
次に動作について説明する。第6図において、オクテ
ットフレーム(16)は8ビットの長さを有する。これを
伝送速度64kbpsの回線に送出した場合のオクテットフレ
ーム(16)の周期Toctは、 Toct=64kbps/8bit=8kHz で与えられ、各1ビットのサブチャンネル当りの伝送容
量Csは、 Cs=1bit×Toct=8kbps となる。すなわち、このオクテットフレーム(16)中の
サブチャンネルを音声・ビデオ・データ等に個別に割当
てた場合、各々の割当てレートは8kbpsの整数倍とな
る。このことは通常8kHzの標本化周波数を有する音声符
号化・複号化装置(音声コーデック)との整合が取り易
い利点を有する。伝送フレーム(17)はこのオクテット
フレーム(16)中のサブチャンネルを識別すること、サ
ブチャンネルへの各メディアへの割当てを識別すること
を等を目的として、オクテットフレーム(16)中の第8
サブチャンネル(サービス・チャンネル)を占有したフ
レームビットにより、オクテットフレーム(16)を80ケ
集めて構成されたものである。この伝送フレーム(17)
中の第8サブチャンネル(サービス・チャンネル)は80
オクテットフレーム(16)でその使用が一巡する。
ットフレーム(16)は8ビットの長さを有する。これを
伝送速度64kbpsの回線に送出した場合のオクテットフレ
ーム(16)の周期Toctは、 Toct=64kbps/8bit=8kHz で与えられ、各1ビットのサブチャンネル当りの伝送容
量Csは、 Cs=1bit×Toct=8kbps となる。すなわち、このオクテットフレーム(16)中の
サブチャンネルを音声・ビデオ・データ等に個別に割当
てた場合、各々の割当てレートは8kbpsの整数倍とな
る。このことは通常8kHzの標本化周波数を有する音声符
号化・複号化装置(音声コーデック)との整合が取り易
い利点を有する。伝送フレーム(17)はこのオクテット
フレーム(16)中のサブチャンネルを識別すること、サ
ブチャンネルへの各メディアへの割当てを識別すること
を等を目的として、オクテットフレーム(16)中の第8
サブチャンネル(サービス・チャンネル)を占有したフ
レームビットにより、オクテットフレーム(16)を80ケ
集めて構成されたものである。この伝送フレーム(17)
中の第8サブチャンネル(サービス・チャンネル)は80
オクテットフレーム(16)でその使用が一巡する。
この第8サブチャンネル(サービス・チャンネル)は
8ビットのフレーム同期信号FAS、8ビットのビットレ
ース割当て信号BAS、64ビットの応用チャンネルACで構
成される。前記フレーム同期(FAS)およびこの伝送フ
レーム(17)を16フレーム集めて構成されるマルチフレ
ーム同期を識別するためにFASにはフレーム同期パタン
として第6図に示す内容が配置される。受信側ではユニ
ークパタンを検出することで先ず伝送フレーム(17)の
同期を確立する。次に第6図中のMiビットを基に前記マ
ルチフレーム同期の確立を行う。第7図は第6図中に示
すMiビットの内容を示す表であり、1マルチフレーム中
に16ビットをMiビットに割当て、ユニークパタンと付加
情報が配置される。
8ビットのフレーム同期信号FAS、8ビットのビットレ
ース割当て信号BAS、64ビットの応用チャンネルACで構
成される。前記フレーム同期(FAS)およびこの伝送フ
レーム(17)を16フレーム集めて構成されるマルチフレ
ーム同期を識別するためにFASにはフレーム同期パタン
として第6図に示す内容が配置される。受信側ではユニ
ークパタンを検出することで先ず伝送フレーム(17)の
同期を確立する。次に第6図中のMiビットを基に前記マ
ルチフレーム同期の確立を行う。第7図は第6図中に示
すMiビットの内容を示す表であり、1マルチフレーム中
に16ビットをMiビットに割当て、ユニークパタンと付加
情報が配置される。
伝送フレーム(17)中のBASは、第7図に示されるマ
ルチフレームを2等分した各々8伝送フレームSMF1、SM
F2(17)毎にその割当情報を動的に変更可能であり、SM
F1、SMF2各々の伝送フレーム(17)に1回、計8回同一
のBAS情報が連送される。受信側ではこの8回中に5回
以上その内容が一致したBAS情報を基に次のSMFでのビッ
トレート割当てを識別する誤り保護手段を適用する。
ルチフレームを2等分した各々8伝送フレームSMF1、SM
F2(17)毎にその割当情報を動的に変更可能であり、SM
F1、SMF2各々の伝送フレーム(17)に1回、計8回同一
のBAS情報が連送される。受信側ではこの8回中に5回
以上その内容が一致したBAS情報を基に次のSMFでのビッ
トレート割当てを識別する誤り保護手段を適用する。
応用チャンネルACは初期設定時の端末間ネゴシエーシ
ョンのためのコマンドデータに割当てられるが、通信中
にはユーザーデータに割当てられ、回線を有効に利用す
る。このAC部のビット容量CAcは以下の式で与えられ
る。
ョンのためのコマンドデータに割当てられるが、通信中
にはユーザーデータに割当てられ、回線を有効に利用す
る。このAC部のビット容量CAcは以下の式で与えられ
る。
CAc=Toct×64/80=64kbps 第8図は以上の説明に従った64kbps回線へ送出される
伝送フレーム(17)の具体的構成を示している。
伝送フレーム(17)の具体的構成を示している。
この伝送フレーム構成は、8kbpsの容量を有するサブ
チャンネル毎にビットレート割当てを行うことを基本と
しており、例えば北米等で一般的に56kbps回線、また、
企業内通信網で多用される32kbps回線にこのままでは適
用できないことは明らかである。
チャンネル毎にビットレート割当てを行うことを基本と
しており、例えば北米等で一般的に56kbps回線、また、
企業内通信網で多用される32kbps回線にこのままでは適
用できないことは明らかである。
従来のマルチメディアデータ伝送方式は以上のように
構成されているのでl×8kbps(lは1以上の整数)の
回線に適用することが困難であり、例えば同一の装置で
l×8kbps回線に適合する機能を備えるためには各伝送
レート対応に個別のフレームフォーマットを設定する必
要からH/W量が増大するとともに伝送容量を有効に使用
できないなどの問題点があった。
構成されているのでl×8kbps(lは1以上の整数)の
回線に適用することが困難であり、例えば同一の装置で
l×8kbps回線に適合する機能を備えるためには各伝送
レート対応に個別のフレームフォーマットを設定する必
要からH/W量が増大するとともに伝送容量を有効に使用
できないなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、伝送速度の異なる高速側と低速側との間
で、基本フレームのlビット長分およびその繰り返し周
波数fを変えず一定にした多重化フレームを伝送できる
ようにすることを目的とする。
れたもので、伝送速度の異なる高速側と低速側との間
で、基本フレームのlビット長分およびその繰り返し周
波数fを変えず一定にした多重化フレームを伝送できる
ようにすることを目的とする。
この発明に係るマルチメディアデータ伝送方式は、繰
り返し周波数fを一定にした基本フレームの所定ビット
に画像や音声等の符号化データを多重化し、その多重化
された符号化データを前記繰り返し周波数fのときmビ
ット長分となる伝送速度(m×f)の高速側と、前記繰
り返し周波数fのときlビット長分となる伝送速度(l
×f)の低速側との間で伝送するマルチメディアデータ
伝送方式であって、前記高速側の伝送速度(m×f)に
対応したmビット長分から前記低速側の伝送速度(l×
f)に対応したlビット長分を減算した(m−l)ビッ
ト長分のダミーデータを前記符号化データが多重化され
た繰り返し周波数fのlビット長分の基本フレームに付
加して、繰り返し周波数fを一定にしたmビット長分の
基本フレームを構成するダミーデータ付加手段と、前記
ダミーデータの付加されたmビット長分の基本フレーム
を所定数集めて前記高速側の伝送速度(m×f)の伝送
フレームを構成する伝送フレーム構成手段と、上記伝送
フレーム構成手段によって構成された伝送フレームを相
手側に送信する送信手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
り返し周波数fを一定にした基本フレームの所定ビット
に画像や音声等の符号化データを多重化し、その多重化
された符号化データを前記繰り返し周波数fのときmビ
ット長分となる伝送速度(m×f)の高速側と、前記繰
り返し周波数fのときlビット長分となる伝送速度(l
×f)の低速側との間で伝送するマルチメディアデータ
伝送方式であって、前記高速側の伝送速度(m×f)に
対応したmビット長分から前記低速側の伝送速度(l×
f)に対応したlビット長分を減算した(m−l)ビッ
ト長分のダミーデータを前記符号化データが多重化され
た繰り返し周波数fのlビット長分の基本フレームに付
加して、繰り返し周波数fを一定にしたmビット長分の
基本フレームを構成するダミーデータ付加手段と、前記
ダミーデータの付加されたmビット長分の基本フレーム
を所定数集めて前記高速側の伝送速度(m×f)の伝送
フレームを構成する伝送フレーム構成手段と、上記伝送
フレーム構成手段によって構成された伝送フレームを相
手側に送信する送信手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
また、上記発明において、相手側の送信手段からダミ
ービットの付加された伝送フレームを受信した際、その
付加されたダミービットを削除してlビット長分の基本
フレームを構成する受信手段を設けたことを特徴とする
ものである。
ービットの付加された伝送フレームを受信した際、その
付加されたダミービットを削除してlビット長分の基本
フレームを構成する受信手段を設けたことを特徴とする
ものである。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、(1)はカメラ、(2)はモニタ、
(3)はこのカメラ(1)、モニタ(3)に接続された
1×8kbpsないし(1×8+6.4)kbpsの符号化速度
を有する動画高能率符号化装置(ビデオコーデック)、
(4)はこのビデオコーデック(3)のディジタルデー
タ出力、(5)はマイク、(6)はスピーカ、(7)は
l2×8kbpsの符号化速度を有する音声高能率符号化装置
(音声コーデック)、(8)はこの音声コーデック
(7)のディジタルデータ出力、(9)はl×8kbpsの
速度にこのディジタルデータ出力(4)および(8)を
多重して伝送路(10)へ送出する伝送制御部、(10)は
この伝送制御部9に接続されたl×8kbpsの容量を持つ
ディジタルの伝送路である。
1図において、(1)はカメラ、(2)はモニタ、
(3)はこのカメラ(1)、モニタ(3)に接続された
1×8kbpsないし(1×8+6.4)kbpsの符号化速度
を有する動画高能率符号化装置(ビデオコーデック)、
(4)はこのビデオコーデック(3)のディジタルデー
タ出力、(5)はマイク、(6)はスピーカ、(7)は
l2×8kbpsの符号化速度を有する音声高能率符号化装置
(音声コーデック)、(8)はこの音声コーデック
(7)のディジタルデータ出力、(9)はl×8kbpsの
速度にこのディジタルデータ出力(4)および(8)を
多重して伝送路(10)へ送出する伝送制御部、(10)は
この伝送制御部9に接続されたl×8kbpsの容量を持つ
ディジタルの伝送路である。
第2図は第1図の伝送制御部(9)におけるデータ伝
送フレーム構成を説明する図であり、(11)は8kHzの繰
り返し周波数を有するlビット長分の基本フレーム、
(12)は基本フレーム(11)を80ケ集めて構成される伝
送フレームである。
送フレーム構成を説明する図であり、(11)は8kHzの繰
り返し周波数を有するlビット長分の基本フレーム、
(12)は基本フレーム(11)を80ケ集めて構成される伝
送フレームである。
第3図は第1図の伝送制御部(9)がl×8kbps回線
に送出する伝送フレームの様子を説明する図であり、
(13)は伝送路(10)に送出されたビット列データであ
る。
に送出する伝送フレームの様子を説明する図であり、
(13)は伝送路(10)に送出されたビット列データであ
る。
次に動作について説明する。第1図は本発明を1×
8kbpsないし(1×8+6.4)kbpsビデオとl2×8kbps
音声の多重化通信機能を有するビデオ通信端末に適用し
た例であり、1,l2は1以上の整数、l=1+l2+1
なる関係が成立する様にビデオ、音声にチャンネルを割
当てている。ここでカメラ(1)から入力されたビデオ
信号はビデオコーデック(3)において符号化され、
1×8kbpsないし(1×8+6.4)kbpsのディジタルデ
ータ(4)を送出する。
8kbpsないし(1×8+6.4)kbpsビデオとl2×8kbps
音声の多重化通信機能を有するビデオ通信端末に適用し
た例であり、1,l2は1以上の整数、l=1+l2+1
なる関係が成立する様にビデオ、音声にチャンネルを割
当てている。ここでカメラ(1)から入力されたビデオ
信号はビデオコーデック(3)において符号化され、
1×8kbpsないし(1×8+6.4)kbpsのディジタルデ
ータ(4)を送出する。
一方、音声コーデック(7)はマイク(1)から入力
された音声信号をl2×8kbpsのディジタルデータ(8)
に符号化して送出する。伝送制御部(9)はこのディジ
タルデータ(4)および(8)をl×8kbps(lは1以
上の整数)に多重化して伝送路(10)へ送出する。
された音声信号をl2×8kbpsのディジタルデータ(8)
に符号化して送出する。伝送制御部(9)はこのディジ
タルデータ(4)および(8)をl×8kbps(lは1以
上の整数)に多重化して伝送路(10)へ送出する。
受信側はこれと逆の動作を行いディジタルデータ
(4)および(8)を復号した後、各々モニタ(1)、
スピーカ(6)から再生ビデオ信号および音声信号を出
力する。
(4)および(8)を復号した後、各々モニタ(1)、
スピーカ(6)から再生ビデオ信号および音声信号を出
力する。
第2図において、伝送制御部(9)における伝送フレ
ームフォーマットを説明する。基本フレーム(11)はl
ビットの長さを有することから従来例と同様に基本フレ
ーム(11)の繰り返し周波数Tsは伝送速度l×8kbps時
に Ts=l×8kbps/lbit=8kHz となる。このため、各サブチャンネル毎の伝送容量も各
々8kbpsで与えられ、従来例と同様に8kHzの基本フレー
ムを基本として伝送フレーム(12)を構成できる。そこ
で、本実施例では、例えば従来例と同一のフレーム構成
を適用した場合、伝送フレーム(12)は同一であっても
l×8kbpsの回線に適用可能となる。この時、第lサブ
チャンネルをサービスチャンネルとして使用し、FAS、B
AS、ACの構成はlの値に依存しない。そのため、FAS、B
AS、ACの構成は第6図、第7図に示したものと同一であ
っても何ら問題がなく、このことから同一のH/Wにてl
×8kbps回線に適用することが可能となる。
ームフォーマットを説明する。基本フレーム(11)はl
ビットの長さを有することから従来例と同様に基本フレ
ーム(11)の繰り返し周波数Tsは伝送速度l×8kbps時
に Ts=l×8kbps/lbit=8kHz となる。このため、各サブチャンネル毎の伝送容量も各
々8kbpsで与えられ、従来例と同様に8kHzの基本フレー
ムを基本として伝送フレーム(12)を構成できる。そこ
で、本実施例では、例えば従来例と同一のフレーム構成
を適用した場合、伝送フレーム(12)は同一であっても
l×8kbpsの回線に適用可能となる。この時、第lサブ
チャンネルをサービスチャンネルとして使用し、FAS、B
AS、ACの構成はlの値に依存しない。そのため、FAS、B
AS、ACの構成は第6図、第7図に示したものと同一であ
っても何ら問題がなく、このことから同一のH/Wにてl
×8kbps回線に適用することが可能となる。
これにより、第1図ではlビット中の1ビットをビ
デオに割当てた場合、l×8kbpsのビットレートを割
当てることができ、更にAC部をもビデオに割当てると
(1×8+6.4)kbpsのレートを割当てることができ
る。また、音声にl2ビットを同様に割当てることでl2×
8kbpsのビットレートを音声に割当てることが可能とな
り、このレートは前述の通り音声コーデックの符号化速
度と整合する。
デオに割当てた場合、l×8kbpsのビットレートを割
当てることができ、更にAC部をもビデオに割当てると
(1×8+6.4)kbpsのレートを割当てることができ
る。また、音声にl2ビットを同様に割当てることでl2×
8kbpsのビットレートを音声に割当てることが可能とな
り、このレートは前述の通り音声コーデックの符号化速
度と整合する。
第3図はビット列(13)の様子を示したものである
が、マルチフレーム構成とフレーム構成は従来例と同一
のものである。回線レートが56kbpsの場合にはl=7、
32kbpsの場合にはl=4を選択することでこれらのレー
トに対応することができる。
が、マルチフレーム構成とフレーム構成は従来例と同一
のものである。回線レートが56kbpsの場合にはl=7、
32kbpsの場合にはl=4を選択することでこれらのレー
トに対応することができる。
なお、上記実施例では伝送路(10)のベアラレートが
l×8kbpsの場合について説明したが、回線とのインタ
ーフェースレートがm×8kbps(l≦mなる整数)であ
っても良く、この場合にはm−lビットのダミーデータ
を基本フレーム(14)中に適当に配分しておけば良い。
この時、ダミーデータの内容を1とすることで他の伝送
路からのデータと論理積を取り、多重することも可能で
ある。
l×8kbpsの場合について説明したが、回線とのインタ
ーフェースレートがm×8kbps(l≦mなる整数)であ
っても良く、この場合にはm−lビットのダミーデータ
を基本フレーム(14)中に適当に配分しておけば良い。
この時、ダミーデータの内容を1とすることで他の伝送
路からのデータと論理積を取り、多重することも可能で
ある。
第4図はこの時のフレーム構成を示す図であり、mビ
ットの基本フレーム(14)中にlビットのフレームを配
置し、伝送フレーム(15)を構成したものである。
ットの基本フレーム(14)中にlビットのフレームを配
置し、伝送フレーム(15)を構成したものである。
以上のように、この発明によれば、高速側と低速側と
で伝送速度が異なっていても、符号化データが多重化さ
れた基本フレームのlビット長分とその繰り返し周波数
fを変えず一定にしたフレームを伝送できるため、高速
側および低速側の双方で、または高速側または低速側の
いずれか一方でそれぞれの伝送速度に合わせて個別に基
本フレームのフォーマットを設定する必要がなくなり、
高速側および低速側の双方でH/Wの設定を変更すること
なく同一のH/Wで各種伝送速度に対応することができ、
高速側および低速側の装置を小型・安価にできるととも
に、回線の自由度が高まることからディジタル網を経済
的に利用することが可能なる等の効果が得られる。
で伝送速度が異なっていても、符号化データが多重化さ
れた基本フレームのlビット長分とその繰り返し周波数
fを変えず一定にしたフレームを伝送できるため、高速
側および低速側の双方で、または高速側または低速側の
いずれか一方でそれぞれの伝送速度に合わせて個別に基
本フレームのフォーマットを設定する必要がなくなり、
高速側および低速側の双方でH/Wの設定を変更すること
なく同一のH/Wで各種伝送速度に対応することができ、
高速側および低速側の装置を小型・安価にできるととも
に、回線の自由度が高まることからディジタル網を経済
的に利用することが可能なる等の効果が得られる。
第1図はこの発明の一実施例によるマルチメディアデー
タ伝送方式をもったビデオ通信端末の構成を示す図、第
2図はこの発明の一実施例によるマルチメディアデータ
伝送方式のフレーム構成を示す図、第3図はこの発明の
一実施例によるマルチメディアデータ伝送方式による伝
送路へのビット列送出を説明する図、第4図はこの発明
の他の実施例によるマルチメディアデータ伝送方式のフ
レーム構成を示す図、第5図は従来のマルチメディアデ
ータ伝送方式のフレーム構成を示す図、第6図は従来の
マルチメディアデータ伝送方式に係るFASの内容を示す
図、第7図は従来のマルチメディアデータ伝送方式のマ
ルチフレーム構成を示す図、第8図は従来のマルチメデ
ィアデータ伝送方式による伝送路へのビット列送出の様
子を説明する図である。 (3)はビデオコーデック、(7)は音声コーデック、
(4),(5)はディジタルデータ、(9)は伝送制御
部、(10)はl×8kbps回線、(11)はlビット長分の
基本フレーム、(12)は伝送フレーム、(13)はl×8k
bpsに多重して送出されるマルチフレーム、(14)はダ
ミービットを含む基本フレーム、(15)は伝送フレーム
である。 尚、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
タ伝送方式をもったビデオ通信端末の構成を示す図、第
2図はこの発明の一実施例によるマルチメディアデータ
伝送方式のフレーム構成を示す図、第3図はこの発明の
一実施例によるマルチメディアデータ伝送方式による伝
送路へのビット列送出を説明する図、第4図はこの発明
の他の実施例によるマルチメディアデータ伝送方式のフ
レーム構成を示す図、第5図は従来のマルチメディアデ
ータ伝送方式のフレーム構成を示す図、第6図は従来の
マルチメディアデータ伝送方式に係るFASの内容を示す
図、第7図は従来のマルチメディアデータ伝送方式のマ
ルチフレーム構成を示す図、第8図は従来のマルチメデ
ィアデータ伝送方式による伝送路へのビット列送出の様
子を説明する図である。 (3)はビデオコーデック、(7)は音声コーデック、
(4),(5)はディジタルデータ、(9)は伝送制御
部、(10)はl×8kbps回線、(11)はlビット長分の
基本フレーム、(12)は伝送フレーム、(13)はl×8k
bpsに多重して送出されるマルチフレーム、(14)はダ
ミービットを含む基本フレーム、(15)は伝送フレーム
である。 尚、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−239736(JP,A) 特開 昭47−37224(JP,A) 特開 昭61−281637(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】繰り返し周波数fを一定にした基本フレー
ムの所定ビットに画像や音声等の符号化データを多重化
し、その多重化された符号化データを前記繰り返し周波
数fのときmビット長分となる伝送速度(m×f)の高
速側と、前記繰り返し周波数fのときlビット長分とな
る伝送速度(l×f)の低速側との間で伝送するマルチ
メディアデータ伝送方式であって、 前記高速側の伝送速度(m×f)に対応したmビット長
分から前記低速側の伝送速度(l×f)に対応したlビ
ット長分を減算した(m−l)ビット長分のダミーデー
タを前記符号化データが多重化された繰り返し周波数f
のlビット長分の基本フレームに付加して、繰り返し周
波数fを一定にしたmビット長分の基本フレームを構成
するダミーデータ付加手段と、 前記ダミーデータの付加されたmビット長分の基本フレ
ームを所定数集めて前記高速側の伝送速度(m×f)の
伝送フレームを構成する伝送フレーム構成手段と、 上記伝送フレーム構成手段によって構成された伝送フレ
ームを相手側に送信する送信手段とを備えたことを特徴
とするマルチメディアデータ伝送方式。 - 【請求項2】相手側の送信手段からダミービットの付加
された伝送フレームを受信した際、その付加されたダミ
ービットを削除してlビット長分の基本フレームを構成
する受信手段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のマルチメディアデータ伝送方式。
Priority Applications (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63061415A JP2889242B2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | マルチメデイアデータ伝送方式 |
CA000592194A CA1333420C (en) | 1988-02-29 | 1989-02-27 | Vector quantizer |
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