JP2852089B2 - 時分割バースト多重伝送方式 - Google Patents

時分割バースト多重伝送方式

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はISDNの加入者線の時分割バースト多重伝送方
式に利用する。特に、国際電信電話諮問委員会(以下、
CCITTという。)のIシリーズ勧告準拠の端末に接続さ
れた複数のユーザ側の網終端装置と交換機側の網終端装
置とを接続する双方向の時分割多重方式の伝送路におけ
るバースト伝送方式に関するものである。
〔概要〕
本発明は時分割バースト多重伝送方式において、 フレームをマルチフレーム構成とし、タイムスロット
長を最小伝送速度のDチャネルの伝送速度16kbpsに合わ
せて設定し、通信時Bチャネルの所要速度に応じた数の
タイムスロットを選択しBチャネルとして割付けること
により、 タイムスロット数を一定にして送受信手段を複雑化す
ることなく、タイムスロットの使用効率を良くし、フレ
ーム当たりのバースト回数を減らし、かつ所要速度に応
じて伝送路の柔軟で効率的な利用を経済的に行えるよう
にしたものである。
〔従来の技術〕
第6図は時分割無線伝送方式の時分割多重フレームの
構成を示す図であり、「電子情報通信学会、無線システ
ム研究会資料、RCS88−14、図4」を引用したものであ
る。
周波数分割多重方式または時分割多重化方式の伝送路
において通信要求のあるごとに通信チャネルを割付け、
通信終了後にチャネルを開放するチャネルのデマンドア
サイン方式は伝送路の効率的利用のために従来より使わ
れてきた技術である。
CCITTのIシリーズ勧告には局用交換機と複数の網終
端装置とを直接多重化された伝送路で接続するインタフ
ェースについては規定していない。最近、交換機と複数
の網終端装置との間で時分割無線伝送路を用い交換機か
らIシリーズ勧告準拠端末への供給電力低減のための呼
ごとのレイヤ1起動停止手順を利用したチャネルのデマ
ンドアサイン方式が提案されるなど、ISDNの環境下にお
いても加入者線伝送路の多重化とデマンドアサイン方式
とは研究領域となってきている。
しかし、その伝送方式については実用化のために解決
しなければならない問題が幾多ある。時分割多重伝送方
式もその一つである。一般にセンタ装置と複数の端末と
が時分割伝送方式にて通信を行う場合に、端末ごとにセ
ンタとの距離が異なり伝送遅延量の差が生じビット間の
干渉が起こるために、端末用の情報を多重化する際ビッ
ト単位ではなくバースト単位の多重化が行われる。バー
スト単位の多重化は、衛星通信や移動体通信で一般的に
採用されている方式であるが、この伝送方式ではCCITT
勧告I.460にみられるようなビット単位の多重化方式に
は適用できない。
従来、時分割バースト多重化方式は、ISDN加入者線へ
の適用例は少なく、時分割無線伝送路に関して、第6図
に示すようにBチャネルとしてもDチャネルとしても割
付けられるタイムスロットを持つ時分割フレーム構成が
提案されているが、シングルフレーム構成として考えら
れているために、Dチャネル(伝送速度16kbps)とBチ
ャネル(伝送速度64kbps)との伝送速度の差がバースト
長の差となり、チャネルの速度に応じてデータを送受信
する際に回路構成上バースト長をかえなければならず、
その分バースト送受信制御手段が複雑化する。
多元呼伝送に見られるようにタイムスロット(バース
ト単位)長を固定にし、組合せによって速度差を吸収で
きれば複雑化を防げるが、タイムスロット長を最大伝送
速度、たとえばISDN基本インタフェースの場合にBチャ
ネル(伝送速度64kpbs)に合わせた場合にDチャネル
(伝送速度16kbps)の伝送時タイムスロットの利用効率
が1/4になる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような従来の時分割バースト多重伝送方
式では、加入者のBチャネルまたはDチャネルの所要伝
送速度に応じて柔軟にチャネル数の比率を変えることを
想定しているが、シングルフレーム構成のために、タイ
ムスロット長に伝送速度の差が反映されてバースト送受
信回路が複雑化する問題点があった。さらに、Bチャネ
ル速度の低速化に対応するならタイムスロット長の変更
が生じ、異なる伝送速度のBチャネルが共存する場合に
関しても接続のつどタイムスロット長を変えなければな
らず、装置の複雑化はまぬがれない問題点があった。
本発明は上記の問題点を解決するもので、タイムスロ
ット長を一定にして送受信手段を複雑化することなく、
タイムスロットの使用効率を向上し、フレーム当たりの
バースト回数を減らし、かつ伝送速度に応じて伝送路の
柔軟で効率的な利用を経済的に行える時分割バースト多
重伝送方式を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、交換機に接続された交換機側の網終端装置
と、複数の端末にそれぞれ接続されこの交換機側の網終
端装置との間で時分割多重フレームを介して通信を行う
複数の端末側の網終端装置とを備えた時分割バースト多
重伝送方式において、上記時分割多重フレームは、4個
のフレームが多重化されたマルチフレームで構成され、
上記フレームは、最小割付単位として16kbpsの伝送速度
の複数のタイムスロットで構成され、上記交換機側の網
終端装置は、上記端末側の網終端装置に対して上記各フ
レームの先頭のタイムスロットを制御情報、網終端装置
番号、フレーム番号およびタイムスロット番号を含む制
御チャネルとして割付け、上記4個のフレーム内の一つ
のタイムスロットをDチャネル(16kbps)として割付
け、上記交換機からの指示に基づき上限の伝送速度を64
kbpsとし下限の伝送速度を16kbpsとするBチャネルの速
度に応じて上記フレームからフレームあたり1ないし4
のタイムスロットを選択してBチャネルとして割付ける
手段およびこの割付ける手段の割付結果を上記制御情報
として上記制御チャネルに設定する手段を含むタイムス
ロット選択手段を備え、上記交換機側の網終端装置およ
び上記複数の端末側の網終端装置はそれぞれ、上記制御
チャネルの内容に基づいてBチャネルとDチャネルとの
所要速度に応じて速度整合および多重分離して送受信を
行う速度整合変換手段を含むことを特徴とする。
〔作用〕
時分割多重フレームは4個のフレームが多重化された
マルチフレームで構成され、各フレームは最小割付単位
として16kbpsの伝送速度の複数のタイムスロットで構成
される。交換機側の網終端装置のタイムスロット選択手
段は、各フレームの先頭のタイムスロットを制御情報、
網終端装置番号、フレーム番号およびタイムスロット番
号を含む制御チャネルとして割付け、4個のフレーム内
の一つのタイムスロットをDチャネルとして割付け、端
末からのレイヤ3のSET UPメッセージを解釈して作成し
た指示情報を交換機から入力し、この指示情報に基づき
上限の伝送速度を64kbpsとして下限の伝送速度を16kbps
とするBチャネルとDチャネルとの伝送速度比に従って
フレームからフレームあたり多くとも1タイムスロット
を選択してBチャネルとして割付ける。また、この割付
結果を上記制御情報として制御チャネルに設定して端末
側の網終端装置に通知する。交換機側および端末側の網
終端装置の速度整合交換手段は制御チャネルの内容に基
づきBチャネルとDチャネルとの所要速度に応じてタイ
ムスロット数による速度整合およびタイムスロットの挿
入抽出を行って送受信する。以上の動作によりタイムス
ロット数を一定にして送受信手段を複雑化することな
く、タイムスロットの使用効率を良くし、フレーム当た
りのバースト回数を減らし、かつ所要速度に応じて伝送
路の柔軟で効率的な利用を経済的に行うことができる。
〔実施例〕
本発明の実施例について図面を参照して説明する。第
1図は本発明一実施例時分割バースト多重伝送方式のブ
ロック構成図である。第1図において、時分割バースト
多重伝送方式は、交換機4にPCMハイウェイ6を介して
接続された交換機4側の網終端装置5と、複数の端末1
11、112、…、1n1、1n2にそれぞれS/T点71〜7nを介して
接続され交換機4側の網終端装置5との間で時分割多重
伝送路3を介して時分割多重フレームを使用して通信を
行う複数の端末1側の網終端装置21〜2nとを備える。
ここで本発明の特徴とするところは、上記時分割多重
フレームは、4個のフレームが多重化されたマルチフレ
ームで構成され、上記各フレームは、最小割付単位とし
て16kbpsの伝送速度の複数のタイムスロットで構成さ
れ、交換機4側の網終端装置5は、上記各フレームの先
頭のタイムスロットを制御情報、網終端装置番号、フレ
ーム番号およびタイムスロット番号を含む制御チャネル
として割付け、上記4個のフレーム内の一つのタイムス
ロットをDチャネルとして割付け、交換機4からの指示
に基づき上限の伝送速度を64kbpsとし下限の伝送速度を
16kbpsとするBチャネルとDチャネルとの伝送速度比に
従って上記フレームからフレームあたり多くとも1タイ
ムスロットを選択してBチャネルとして割付ける手段お
よびこの割付ける手段の割付結果を上記制御情報として
上記制御チャネルに設定する手段を含むタイムスロット
選択手段51を備え、交換機4側の網終端装置5および複
数の端末1側の網終端装置2はそれぞれ、上記制御チャ
ネルの内容に基づいてBチャネルとDチャネルとの所要
速度に応じてタイムスロット数に速度整合およびタイム
スロットの挿入抽出を行って送受信する速度整合変換手
段50、201〜20nを含むことにある。
このような構成の時分割バースト多重伝送方式の動作
について説明する。第2図は本発明の時分割バースト多
重伝送方式の時分割多重フレームの構成を示す図であ
る。第3図は本発明の時分割バースト多重伝送方式の端
末側の網終端装置のブロック構成図である。第4図は本
発明の時分割バースト多重伝送方式の伝送速度64kbpsの
Bチャネルの場合の速度整合則を示す図である。第5図
は本発明の時分割バースト多重伝送方式の伝送速度32kb
psのBチャネルの場合の速度整合則を示す図である。
タイムスロット長を最小伝送速度、すなわちDチャネ
ルの伝送速度16kbpsに合わせて設定し、Bチャネル送信
時は単位時間内にDチャネルの4倍の数のタイムスロッ
トを伝送する方式ならばDチャネル伝送時のタイムスロ
ットの無駄はない。
さらに、低速音声コーディング技術の進歩により、32
kbpsのADPCM方式も実用化され、低速データに関する64k
bpsを上限とするビット単位の速度整合則もCCITTより勧
告されていることから、端末側の網終端装置と交換機側
の網終端装置とでビット単位の速度整合と16kbpsのバー
スト単位の速度整合の相互変換により、多重化加入者伝
送路上におけるBチャネル収容数をさらに拡大できる技
術的環境が整っている。ここで、CCITT勧告I.460にある
速度整合則は最大伝送速度64kbpsを前提としたビット単
位の速度整合であるのに対し、本実施例では網終端装置
と交換機側の網終端装置との間の伝送路では最小伝送速
度16kbpsを前提としたバースト多重方式の速度整合であ
る。
第1図において、交換機4は、網終端装置5とCCITT
勧告準拠の32チャネルの2MbpsのPCMハイウェイ6により
接続され、30チャネルをBチャネル残りの2チャネルを
交換機4と網終端装置5との制御情報の転送に用いる。
この制御情報は、交換機4と端末1との間のDチャネル
メッセージとかレイヤ3の速度整合情報を交換機にて解
釈した結果の所要のBチャネルタイムスロット数などの
終端装置5に対する情報を含む。網終端装置5は時分割
多重化伝送路3により複数の網終端装置21〜2nに接続さ
れる。
時分割多重化伝送路3上の時分割フレームフォーマッ
トを第2図を用いて説明する。網終端装置21〜2nには端
末111、112、…、1n1、1n2がそれぞれ基本アクセスイン
タフェースのS/T点71〜7nを介して接続されている。
第2図(a)は時分割多重化伝送路3上の時分割多重
フレームのフォーマット例を示す。ここで、上り(網終
端装置5から交換機4へ送信)、下り(交換機4から網
終端装置5へ)通信路の各々にそれぞれ片方向の伝送路
を割付ける。たとえば6MHz単位のTV伝送帯域に周波数区
分されたCATVの同軸伝送路では、上り下りの伝送路とし
て一帯域ずつ割当て一対で双方向の伝送路を構成する。
時分割フレームは4フレーム単位のマルチフレーム構成
をとり、各フレームの先頭に制御チャネル11a〜11dが網
終端装置5と網終端装置2との間の制御情報転送用に設
けられ、各タイムスロット12a1〜12ak、12b1〜12bbk、1
2c1〜12ck、12d1〜12dkは、交換機4と端末1間の基本
インタフェースのDチャネルおよびBチャネルとして情
報転送に使用され各々16kbpsの伝送能力がある。タイム
スロット長はフレーム周期により定まるが、たとえば、
2ms周期のフレームの場合は128ビットの長さがあれば、
4マルチフレーム中1タイムスロットの使用により16kb
psの情報伝送能力を確保でき、4タイムスロットの使用
により64kbpsの伝送能力を確保できる。網終端装置2、
5では割付けられたタイムスロットの時分割多重化伝送
路3上の挿入、抽出およびタイムスロットの多重化を実
施する。各タイムスロットは一旦割付けられると網終端
装置2、5により占有してアクセスされ、異なる網終端
装置間で同時にアクセスされることはないので割付け後
の通信時はタイムスロットの使用に関する競合は生じな
い。
第2図(b)は第2図(a)のマルチフレームの伝送
路上における送信順序を示すものである。
16kbpsDチャネルタイムスロットの割付け交換機4
側の網終端装置5は、端末1との通信のために、上り下
りのマルチフレームより1タイムスロットずつをDチャ
ネルとして網終端装置2に割付ける。フレーム番号およ
びタイムスロット番号等の割付情報は制御チャネル経由
で網終端装置2に送られる。このときタイムスロットは
先頭の制御チャネルに近い方から割付ける。ある網終端
装置2に接続された複数の端末1間のDチャネルアクセ
スはS/T点7にてIシリーズ勧告に従い調停されるため
網終端装置2あたり高々1個のDチャネルを割付ければ
良い。
Bチャネルタイムスロットの割付け網終端装置5
は、網終端装置当たり最大2個までのBチャネルを割付
ける。これはISDN基本インタフェースの2B+Dを実現す
るためである。Bチャネル用タイムスロットはDチャネ
ル用タイムスロットの割付け単位と異なり、マルチフレ
ーム中の各フレームより、伝送速度64kbpsの場合には1
タイムスロットずつ計4タイムスロット、たとえば1
2ak、12bk、12ck、12dkを一組みとして、伝送速度32kbp
sの場合には2フレームたとえば奇数フレームまたは偶
数フレームより各1タイムスロット計2タイムスロット
を割付ける。伝送速度16kbpsの場合には、Dチャネルと
同様1タイムスロットを割付ける。割付けるべきタイム
スロット数は接続に先立ちレイヤ3のSETUPメッセージ
中の速度整合に関する情報を交換機にて解釈し、PCMハ
イウェイ6上の制御情報として交換機4側の網終端装置
5に送り、網終端装置5が制御チャネルでフレーム番号
およびタイムスロット番号と共に網終端装置2に送るこ
とによって定まる。Bチャネルの割付けはDチャネルと
は反対にフレームの後のタイムスロットから順次割付け
る。この割付は割付に一定の規則を与えることで、後述
のDチャネルタイムスロットおよびBチャネルタイムス
ロットの扱いを容易にする意味がある。Bチャネルの割
付を各フレーム同一タイムスロット番号となるようにす
れば扱いが簡単となる。
第3図は網終端装置内の速度整合ならびにタイムスロ
ットに対する挿入および抽出を行う部分のブロック図で
ある。S/T点より信号線21経由で網終端装置2に送られ
るデータはSインタフェース回路31を通して信号線22を
経由し速度整合回路32の入力となる。ここで、信号線2
1、22上のBチャネルの伝送速度は64kbpsである。速度
整合回路32では、音声データについてデータ圧縮の必要
があれば低速コーディングにより信号線24に32kpbsまた
は16kbpsのBチャネルデータを出力し、端末においてCC
ITT勧告I.460を適用した低速データの場合は信号線21、
22のBチャネル上の有意情報の存在する特定ビットのみ
を抽出し音声同様に伝送速度32kbpsまたは16kbpsのBチ
ャネルデータを信号線24に出力する。なお速度整合を適
用しない場合信号線22、24をバイパスして信号線24を64
kbpsとする論理とする。信号線24は挿入回路34の入力に
接続され、所要速度に応じた上りBチャネルタイムスロ
ットの割付を行い、上り伝送路27経由で交換機4にバー
スト送信する。交換機からの下り伝送路上のタイムスロ
ットは抽出回路35にて抽出され信号線25にて、タイムス
ロット数に応じた所定速度(64kbps、32kbps、16kbps)
で出力される。速度整合回路33ではBチャネルの内容に
応じ音声データは低速から高速の変換を、I.460適用の
低速データはビットを付加して64kbpsにして信号線23に
出力し、Sインタフェース回路31よりS/T点に信号線29
経由で出力される。
上り信号同様速度整合を適用しない場合には信号線2
3、25をバイパスする論理とする。信号線26は、挿入抽
出制御装置36から挿入回路34および抽出回路35への制御
情報を送るもので、アクセスすべきフレームタイムスロ
ット情報が送られる。速度整合の適用は、適用の可否、
適用時の速度を含め交換機において端末からのレイヤ3
メッセージを解釈することで行われ、フレーム上の制御
チャネル(11a〜11d)を通じて交換機4側から網終端装
置5に指示される。また網終端装置2に対向する回路が
網終端装置5にも存在する。
第4図および第5図はCCITT勧告I.460の速度整合則と
本実施例の16kbpsのバースト単位の速度整合則との対応
関係を示すものである。ここではバーストが128ビット
/タイムスロットと仮定し、4マルチフレーム構成とし
ている。まず、第4図において、伝送速度64kbpsのBチ
ャネル情報41は各フレーム1タイムスロットずつタイム
スロット42、43、44、45を使用し毎フレーム順次伝送さ
れる。伝送速度32kbpsの場合にビット単位の整合則によ
り8ビットのうち4ビットが「1」でうめられ残りが有
効ビットとなる。このまま有意ビットを第4図のように
割り付けると、2タイムスロットが冗長となるため、偶
数番目フレームのタイムスロットには割り付けないで、
奇数番目のフレームのタイムスロットに有意ビットを詰
め込むことで、この時マルチフレーム上では二つのタイ
ムスロット47、48が使用される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、タイムスロット数を
一定にして送受信手段を複雑化することなく、タイムス
ロットの使用効率を良くし、かつ伝送路の柔軟で効率的
な利用を経済的に行うことができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明一実施例時分割バースト多重伝送方式の
ブロック構成図。 第2図は本発明の時分割バースト多重伝送方式の時分割
多重フレームの構成を示す図。 第3図は本発明の時分割バースト多重伝送方式の端末側
の網終端装置のブロック構成図。 第4図は本発明の時分割バースト多重伝送方式の伝送速
度64kbpsのBチャネルの場合の速度整合則を示す図。 第5図は本発明の時分割バースト多重伝送方式の伝送速
度32kbpsのBチャネルの場合の速度整合則を示す図。 第6図は時分割無線伝送方式の時分割多重フレームの構
成を示す図。 111、112、…、1n1、1n2……端末、21〜2n、5……網終
端装置、3……時分割多重伝送路、4……交換機、11a
〜11d……制御チャネル、12a1〜12ak、12b1〜12bk、12
c1〜12ck、12d1〜12dk、42〜48……タイムスロット、2
0、201〜20n、50……速度整合変換手段、21〜26、29…
…信号線、27……上り伝送路、28……下り伝送路、31…
…Sインタフェース回路、32、33……速度整合回路、34
……挿入回路、35……抽出回路、36……挿入抽出制御装
置、41……Bチャネル情報、51……タイムスロット選択
手段。
フロントページの続き (72)発明者 藤原 尚登 神奈川県横浜市中区本牧宮原2番25号 株式会社シーエーテイブイ基盤技術研究 所内 (72)発明者 三浦 修 神奈川県横浜市中区本牧宮原2番25号 株式会社シーエーテイブイ基盤技術研究 所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/00 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 5/00 H04J 3/00 - 3/26 H04L 5/22 H04L 12/00 - 12/66

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交換機に接続された交換機側の網終端装置
    と、複数の端末にそれぞれ接続されこの交換機側の網終
    端装置との間で時分割多重フレームを介して通信を行う
    複数の端末側の網終端装置とを備えた時分割バースト多
    重伝送方式において、 上記時分割多重フレームは、4個のフレームが多重化さ
    れたマルチフレームで構成され、 上記各フレームは、最小割付単位として16kbpsの伝送速
    度の複数のタイムスロットで構成され、 上記交換機側の網終端装置は、上記端末側の網終端装置
    に対して上記各フレームの先頭のタイムスロットを制御
    情報、網終端装置番号、フレーム番号およびタイムスロ
    ット番号を含む制御チャネルとして割付け、上記4個の
    フレーム内の一つのタイムスロットをDチャネルとして
    割付け、上記交換機からの指示に基づき上限の伝送速度
    を64kbpsとし下限の伝送速度を60kbpsとするBチャネル
    の速度に応じて上記フレームからマルチフレームあたり
    1ないし4のタイムスロットを選択してBチャネルとし
    て割付ける手段およびこの割付ける手段の割付結果を上
    記制御情報として上記制御チャネルに設定する手段を含
    むタイムスロット選択手段を備え、 上記交換機側の網終端装置および上記複数の端末側の網
    終端装置はそれぞれ、上記制御チャネルの内容に基づい
    てBチャネルとDチャネルとの所要速度に応じてタイム
    スロット数による速度整合およびタイムスロットの挿入
    抽出を行って送受信する速度整合変換手段を含む ことを特徴とする時分割バースト多重伝送方式。
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JPS63158930A (ja) * 1986-08-19 1988-07-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ディジタル伝送制御方式

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