JP2887919B2 - 周波数逓倍・ミキサ回路 - Google Patents

周波数逓倍・ミキサ回路

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JP2887919B2
JP2887919B2 JP3028060A JP2806091A JP2887919B2 JP 2887919 B2 JP2887919 B2 JP 2887919B2 JP 3028060 A JP3028060 A JP 3028060A JP 2806091 A JP2806091 A JP 2806091A JP 2887919 B2 JP2887919 B2 JP 2887919B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周波数逓倍動作とミキ
シング動作とを1つの回路で同時に行う周波数逓倍・ミ
キサ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、従来では、周波数逓倍動
作とミキシング動作とはそれぞれ独立した周波数逓倍回
路とミキサ回路で行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、周波数逓倍
動作とミキシング動作とを同時に必要とする回路を構成
する場合、従来では、回路規模ないしは回路素子数が増
大し、消費電流の低減が困難であるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、周波数逓倍動作とミキシ
ング動作とを1つの回路で同時に行える周波数逓倍・ミ
キサ回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前期目的を達成するため
に、本発明の周波数逓倍・ミキサ回路は次の如き構成を
有する。即ち、第1発明の周波数逓倍・ミキサ回路は、
被逓倍信号が印加される第1の入力端子対と;前記被逓
倍信号と混合すべきミキシング信号が印加される第2の
入力端子と;一方のみエミッタ抵抗を有する差動対トラ
ンジスタの2組の相互間において、エミッタ抵抗を有す
るトランジスタ同士及びエミッタ抵抗を有しないトラン
ジスタ同士のコレクタがそれぞれ共通接続され、エミッ
タ抵抗を有するトランジスタとエミッタ抵抗を有しない
トランジスタとのベ−ス同士の一方のベ−ス同士が前記
第1の入力端子対の一方の入力端子に共通接続され、そ
の他方のベ−ス同士が前記第1の入力端子対の他方の入
力端子に共通接続される2組の差動対トランジスタと;
コレクタが前記2組の差動対トランジスタにおけるエミ
ッタ抵抗を有しないトランジスタのエミッタにそれぞれ
接続され、ベ−スが共通に前記第2の入力端子に接続さ
れる2個のトランジスタと;を備え、前記被逓倍信号の
2倍の逓倍周波数成分を得ると共に、前記逓倍周波数成
分と前記ミキシング信号の周波数成分との混合による和
・差周波数成分を得るものとしたことを特徴とするもの
である。
【0006】また、第2発明の周波数逓倍・ミキサ回路
は、被逓倍信号が印加される第1の入力端子対と;前記
被逓倍信号と混合すべきミキシング信号が印加される第
2の入力端子と;共通接続されるエミッタ同士のエミッ
タサイズ比がk:1(k>1)である差動対トランジス
タの2組の相互間において、エミッタサイズが等しいト
ランジスタのコレクタ同士が共通接続され、エミッタサ
イズが等しくないトランジスタのベ−ス同士の一方のベ
−ス同士が前記第1の入力端子対の一方の入力端子に共
通接続され、その他方のベ−ス同士が前記第1の入力端
子対の他方の入力端子に共通接続される2組の差動対ト
ランジスタと;コレクタが前記2組の差動対トランジス
タにおけるエミッタにそれぞれ接続され、ベ−スが共通
に前記第2の入力端子に接続される2個のトランジスタ
と;を備え、前記被逓倍信号の2倍の逓倍周波数成分を
得ると共に、前記逓倍周波数成分と前記ミキシング信号
の周波数成分との混合による和・差周波数成分を得るも
のとしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明の周波数逓
倍・ミキサ回路の作用を説明する。本発明の周波数逓倍
・ミキサ回路は、周波数逓倍動作とミキシング動作とを
1つの回路で同時に行うもので、基本的には、共通接続
されるエミッタ同士の1方のみエミッタ抵抗を有する、
または、エミッタサイズ比が異なる差動対トランジスタ
の2組と、これら2組の差動対トランジスタの定電流源
としての2個トランジスタとで構成される。
【0008】従って、少ない素子数で実現できるので、
回路規模の縮小化と消費電流の低減化を図ることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係る周波数逓倍・ミ
キサ回路を示す。図1において、1と2は被逓倍信号た
る入力信号VLOが印加される(第1の)入力端子対であ
る。3は(第2の)入力端子であり、この入力端子3と
ア−ス間にはミキシング信号たる入力信号VINが印加さ
れる。また、Q1とQ2及びQ3とQ4はそれぞれエミ
ッタ同士が共通接続される差動対トランジスタであり、
一方のトランジスタ(Q2とQ3)のみがエミッタ抵抗
E を有する。
【0010】そして、この2つの差動対トランジスタの
相互間において、エミッタ抵抗を有するトランジスタ同
士(Q2,Q3)及びエミッタ抵抗を有しないトランジ
スタ同士(Q1,Q4)のコレクタがそれぞれ共通接続
され、エミッタ抵抗を有するトランジスタQ1とエミッ
タ抵抗を有しないトランジスタQ3のベ−ス同士が入力
端子対(1,2)の一方の入力端子1に共通接続され、
エミッタ抵抗を有するトランジスタQ2とエミッタ抵抗
を有しないトランジスタQ4のベ−ス同士が入力端子対
(1,2)の他方の入力端子2に共通接続される。な
お、トランジスタQ1と同Q3のコレクタは電源VCC
直接接続され、トランジスタQ2と同Q4のコレクタは
出力端子4に接続されるとともに、抵抗RL を介して電
源VCCに接続されている。
【0011】また、2個のトランジスタ(Q5,Q6)
では、コレクタが前記2組の差動対トランジスタにおけ
るエミッタ抵抗を有しないトランジスタ(Q1,Q4)
のエミッタにそれぞれ接続され、ベ−スが共通に入力端
子3に接続されている。これは、周知の定電流源を構成
するものである。
【0012】以上の構成において、差動対トランジスタ
(Q1,Q2)のベ−ス電圧をVBE1,VBE2 、電流増幅
率をαとすると、次の数式1が成り立つ。
【0013】
【数1】
【0014】ここで、kをボルツマン定数、Tを絶対温
度、qを単位電子電荷とし、kT/qをVT とすると、
BE1 》VT 、VBE2 》VT であり、更にVBE1 , V
BE2 とVT とは次の数式2、同3に示す関係がある。
【0015】
【数2】
【0016】
【数3】
【0017】なお、数式2、同3において、IC1,IC2
それぞれコレクタ電流、IS1, IS2はそれぞれ飽和電流
である。そして、IS1=IS2と仮定すると、数式1は次
の数式4のように表せる。
【0018】
【数4】
【0019】また、トランジスタQ5のコレクタ電流I
C5とトランジスタQ1及び同Q2のコレクタ電流IC1
同IC1とは次の数式5で示す関係にある。
【0020】
【数5】
【0021】従って、数式4は次の数式6となる。
【0022】
【数6】
【0023】そこで、被逓倍信号たる入力電圧VLOに対
するトランジスタQ2のコレクタ電流IC2の傾きを求め
る。即ち、微分すると、次の数式7となる。
【0024】
【数7】
【0025】ここで、微分値(絶対値)が最大となる点
は、次の数式8の場合である。
【0026】
【数8】
【0027】従って、最大値は、次の数式9で示され
る。
【0028】
【数9】
【0029】このとき、入力電圧VLOは、次の数式10
となる。
【0030】
【数10】
【0031】また、トランジスタQ3,同Q4の差動対
トランジスタについても同様にして求めることができ
る。これは、入力電圧VLOの極性を逆にすれば良いの
で、その導出を省略する。
【0032】一方、IS を飽和電流とすると、コレクタ
電流IC5と同IC6は、次の数式11となる。
【0033】
【数11】
【0034】そこで、VF を固定電圧値、VRFを交流信
号とし、ミキシング信号たる入力電圧VINを、次の数式
12のように表す。
【0035】
【数12】
【0036】すると、数式11は、次の数式13とな
る。
【0037】
【数13】
【0038】但し、数式13において、IO は、次の数
式14で示される。
【0039】
【数14】
【0040】従って、コレクタ電流IC5, 同IC6の直流
値は、次の数式15で示される。
【0041】
【数15】
【0042】さて、VRF=0のときの各トランジスタの
コレクタ電流(IC1, IC2, IC3, IC4)と入力電圧V
LOとの関係を示せば図2の通りとなる。なお、RE ・I
C5=16VT としてある。図2において、I1 は、次の
数式16で示される。
【0043】
【数16】
【0044】また、I2 は、次の数式17で示される。
【0045】
【数17】
【0046】即ち、I1 とI2 は差動電流となっている
のであり、入力電圧VLOに対して両波整流特性を持つこ
とが分かる。そこで、エミッタ抵抗を適当に選ぶと、I
1 とI2 は入力電圧VLOの2乗特性にかなり近い特性が
得られる。要するに、入力周波数fLOに対して2逓倍周
波数2fLOが合成され、周波数成分としては2fLO成分
が支配的となるのである。そして、I1とI2 が入力電
圧VLOに対して正確に2乗特性を持つ場合には、周波数
成分は全てが2fLO成分のみとなるのである。なお、図
2から、I1,I2 は、共にIC5に比例していることがわ
かる。
【0047】次に、ミキシング動作を説明する。今、
a,b,cを定数としてI1 とI2 の差ΔIを、次の数
式18のように近似する。
【0048】
【数18】
【0049】すると、数式13から次の数式19が得ら
れる。
【0050】
【数19】
【0051】そして、数式19の対数関数を級数展開す
ると、次の数式20となる。
【0052】
【数20】
【0053】つまり、(VLO2 とVRFとの積(VLO
2 ・VRFが得られるのである。従って、ΔIに含まれる
周波数成分としては、(VLO)・VRFの積ということか
ら、2fLO+fRF及び2fLO−fRF又はfRF−2fLO
含まれる。そして、ΔIはI1,I2 の差動出力電流であ
るので、I1,I2 についても同様の周波数成分が含まれ
ている。
【0054】以上要するに、図1に示す回路は、VLO
2逓倍波とVRFの信号がミキシングされて出力される周
波数逓倍・ミキサ回路となっているのである。
【0055】次いで、図3は、本発明の他の実施例を示
す。図3において、トランジスタ(Q7、Q8)、同ト
ランジスタ(Q9、Q10)はそれぞれエミッタ同士が
共通接続される差動対トランジスタであり、トランジス
タQ8と同Q9のエミッタサイズを1とすると、対応す
るトランジスタQ7、同Q10のエミッタサイズはk
(k>1)倍となっている。
【0056】この2つの差動対トランジスタの相互間に
おいて、エミッタサイズが等しいトランジスタ(Q7と
Q10、Q8とQ9)のコレクタ同士が共通接続され、
エミッタサイズが等しくないトランジスタ(Q7とQ
9)のベ−ス同士入力端子対(1、2)の一方の入力端
子1に共通接続され、エミッタサイズが等しくないトラ
ンジスタ(Q8とQ10)のベ−ス同士入力端子対
(1、2)の他方の入力端子2に共通接続される。な
お、トランジスタQ9と同Q8のコレクタは電源VCC
直接接続され、トランジスタQ7と同Q10のコレクタ
は出力端子4に接続されるともに、抵抗RL を介して電
源VCCに接続されている。
【0057】また、2個のトランジスタ(Q5,Q6)
では、コレクタが前記2組の差動対トランジスタにおい
て共通接続されるエミッタにそれぞれ接続され、ベ−ス
が共通に入力端子3に接続されている。これは、前記第
1実施例と同様に、周知の定電電流源を構成するもので
ある。
【0058】以上の構成において、各トランジスタのコ
レクタ電流(IC7, IC8, IC9, IC10,IC5, IC6
は、数式21〜同25のようになる。
【0059】
【数21】
【0060】
【数22】
【0061】
【数23】
【0062】
【数24】
【0063】
【数25】
【0064】但し、数式21〜同25では、exp(V
LO/VT )》1、exp(VIN/VT )》1として、次
の数式26、同27に示す近似をしている。
【0065】
【数26】
【0066】
【数27】
【0067】従って、IC7とIC10 の和をIp,IC8とI
C9の和をIq とすると、これらは次の数式28、同29
のように表せる。
【0068】
【数28】
【0069】
【数29】
【0070】そして、Ip とIq の差ΔIは、次の数式
30のようになる。
【0071】
【数30】
【0072】ここで、数式30において、kは定数であ
るから、ΔIはVLOに対して偶関数となっている。ま
た、exp(±x)は、次の数式31で表される。
【0073】
【数31】
【0074】従って、差ΔIは、次の数式32のように
なる。
【0075】
【数32】
【0076】今、k〉1であるから、VLO《VT であれ
ば、次の数式33が成り立つ。
【0077】
【数33】
【0078】そこで、差ΔIは、次の数式34のように
近似できる。
【0079】
【数34】
【0080】即ち、差ΔIは入力信号VLOの2乗のみの
式で近似できる。従って、入力信号周波数fLOに対して
差ΔIに含まれる周波数成分は、DC成分を除くと、2
LOの周波数成分が殆どであることが分かる。第1実施
例と同様に周波数逓倍動作を行っているのである。
【0081】次に、入力信号VINを第1実施例と同様に
すると(数式12)、数式34は、次の数式35のよう
になる。なお、数式35において、IO は数式14と同
様である。
【0082】
【数35】
【0083】そして│VRF│《VT として、数式35に
数式31を適用して近似すると、次の数式36が得られ
る。
【0084】
【数36】
【0085】つまり、第1実施例と同様に、(VLO2
とVRFの積(VLO2 ・VRFが得られ、本第2実施例回
路(図3)も、入力信号VLOの2逓倍波と入力信号VRF
とをミキシングして出力する周波数逓倍・ミキサ回路と
なっているのである。
【0086】なお、図4に示すように、トランジスタ
(Q7,Q10)側のエミッタに値( RE /k)のエミ
ッタ抵抗を挿入し、トランジスタ(Q8,Q9)側のエ
ミッタに値RE のエミッタ抵抗を挿入すれば、入力信号
LOの振幅レベルを上げることができるので、エミッタ
抵抗を適宜選定することで、入力信号VLOの任意の振幅
レベルで使用できる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の周波数逓
倍・ミキサ回路によれば、一方のみエミッタ抵抗を有す
る、または、エミッタサイズ比が異なる差動対トランジ
スタの2組とこの2組の差動対トランジスタそれぞれの
定電流源となる2個のトランジスタとで以て周波数逓倍
動作とミキシング動作とを同時になし得るようにしたの
で、少ない素子数で実現でき、回路規模の縮小化と消費
電流の低減が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る周波数逓倍・ミキサ
回路の回路図である。
【図2】コレクタ電流と入力信号(電圧)VLOとの関係
図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る周波数逓倍・ミキサ
回路の回路図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る周波数逓倍・ミキサ
回路の回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 入力端子 3 入力端子 4 出力端子 Q1 トランジスタ Q2 トランジスタ Q3 トランジスタ Q4 トランジスタ Q5 トランジスタ Q6 トランジスタ Q7 トランジスタ Q8 トランジスタ Q9 トランジスタ Q10 トランジスタ VLO 入力信号(被逓倍信号) VIN 入力信号(ミキシング信号)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03D 7/00 - 7/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被逓倍信号が印加される第1の入力端子
    対と;前記被逓倍信号と混合すべきミキシング信号が印
    加される第2の入力端子と;一方のみエミッタ抵抗を有
    する差動対トランジスタの2組の相互間において、エミ
    ッタ抵抗を有するトランジスタ同士及びエミッタ抵抗を
    有しないトランジスタ同士のコレクタがそれぞれ共通接
    続され、エミッタ抵抗を有するトランジスタとエミッタ
    抵抗を有しないトランジスタとのベ−ス同士の一方のベ
    −ス同士が前記第1の入力端子対の一方の入力端子に共
    通接続され、その他方のベ−ス同士が前記第1の入力端
    子対の他方の入力端子に共通接続される2組の差動対ト
    ランジスタと;コレクタが前記2組の差動対トランジス
    タにおけるエミッタ抵抗を有しないトランジスタのエミ
    ッタにそれぞれ接続され、ベ−スが共通に前記第2の入
    力端子に接続される2個のトランジスタと;を備え、前
    記被逓倍信号の2倍の逓倍周波数成分を得ると共に、前
    記逓倍周波数成分と前記ミキシング信号の周波数成分と
    の混合による和・差周波数成分を得るものとしたことを
    特徴とする周波数逓倍・ミキサ回路。
  2. 【請求項2】 被逓倍信号が印加される第1の入力端子
    対と;前記被逓倍信号と混合すべきミキシング信号が印
    加される第2の入力端子と;共通接続されるエミッタ同
    士のエミッタサイズ比がk:1(k>1)である差動対
    トランジスタの2組の相互間において、エミッタサイズ
    が等しいトランジスタのコレクタ同士が共通接続され、
    エミッタサイズが等しくないトランジスタのベ−ス同士
    の一方のベ−ス同士が前記第1の入力端子対の一方の入
    力端子に共通接続され、その他方のベ−ス同士が前記第
    1の入力端子対の他方の入力端子に共通接続される2組
    の差動対トランジスタと;コレクタが前記2組の差動対
    トランジスタにおけるエミッタにそれぞれ接続され、ベ
    −スが共通に前記第2の入力端子に接続される2個のト
    ランジスタと;を備え、前記被逓倍信号の2倍の逓倍周
    波数成分を得ると共に、前記逓倍周波数成分と前記ミキ
    シング信号の周波数成分との混合による和・差周波数成
    分を得るものとしたことを特徴とする周波数逓倍・ミキ
    サ回路。
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