JP2886531B2 - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP2886531B2
JP2886531B2 JP62215548A JP21554887A JP2886531B2 JP 2886531 B2 JP2886531 B2 JP 2886531B2 JP 62215548 A JP62215548 A JP 62215548A JP 21554887 A JP21554887 A JP 21554887A JP 2886531 B2 JP2886531 B2 JP 2886531B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は原稿を往復動走査して画像の読み取りを行う
画像入力装置に係わり、特に製本された書類から画像の
入力を行う場合に適した画像入力装置に関する。 「従来の技術」 多くの複写機では、一般のシート状の原稿の他に製本
された原稿からもコピーをとることができる。 第13図はこのような複写機の一例を示したものであ
る。この複写機1のプラテンガラス2の下方には図示し
ない読取機構が配置されている。原稿押さえ(プラテン
カバー)3を開いた状態で図示のように製本原稿4を開
き、その綴代の部分がプラテンガラス2の手前側の端部
に位置するように載置する。そして、図示しないスター
トボタンを押すと、第14図に示した製本原稿4の見開き
状態での左側のページのコピーが行われる。この後、オ
ペレータは製本原稿4を水平に180度回転させて、今度
は右側のページをプラテンガラス2上に載置してコピー
を行う。ページを繰って同様の作業を行えば、製本原稿
4についての連続的なコピーが可能となる。 「発明が解決しようとする問題点」 ところでコピーを幾つかの配付先に配付するときには
複写機にソータを連結させておくと便利である。ところ
が、製本原稿4から前に説明したような方法でコピーを
とり、これをソータにかけると、そのままステープラで
とめたり製本を行うことができなかった。第15図
(A)、(B)に示すようにコピーが奇数ページと偶数
ページでその向きが180度異なっているために、これら
が同一の向きとなるように手直しをする必要があったか
らである。 そこで本発明の目的は、上下左右が反転した原稿でも
これらを補正された状態で画像処理することのできる画
像入力装置を提供することにある。 「問題点を解決するための手段」 本発明の画像入力装置は、第1の原稿案内板および第
2の原稿案内板を有するプラテンと、プラテン上に載置
される原稿を相対的に第1の走査方向に走査しながら画
像の読み取りを行う第1の画像走査手段と、プラテン上
に載置される原稿を相対的に前記第1走査方向と逆方向
に走査しながら画像の読み取りを行う第2の画像走査手
段と、第1の原稿案内板に沿わせて前記プラテンに原稿
が載置されたことを検出する第1のセンサと、第2の原
稿案内板に沿わせて前記プラテンに原稿が載置されたこ
とを検出する第2のセンサと、第1のセンサにより原稿
が第1の原稿案内板に沿わせて載置されたことを検出し
た際には前記第1の画像走査手段を選択し、前記第2の
センサにより原稿が第2の原稿案内板に沿わせて載置さ
れたことを検出した際には前記第2の画像走査手段を選
択する選択手段とを具備しており、例えば、配置が逆に
なった製本原稿についても、正しく画像入力を行うこと
ができるようにしている。 「実施例」 以下実施例につき本発明を詳細に説明する。 第1図は本発明の一実施例における画像入力装置の外
観を表わしたものである。この画像入力装置11のプラテ
ンガラス2の左端には、左ページ用原稿案内板12が配置
され、右端には右ページ用原稿案内板13が配置されてい
る。プラテンガラス2の手前には所定の角度に傾斜した
パネル14が配置されている。第2図で示されているよう
に製本原稿4はコピーを行う方のページをプラテンガラ
ス2上に位置させ、コピーを行わない方のページをパネ
ル14上に位置させるようになっている。 パネル14には、左ページ用原稿案内板12の近傍でやや
右ページ用原稿案内板13側に寄った位置に左ページセン
サ15が配置されている。また、右ページ用原稿案内板13
の近傍でやや左ページ用原稿案内板12側に寄った位置に
右ページセンサ16が配置されている。この画像入力装置
11では左ページ用原稿案内板12に製本原稿4を沿わせて
左ページのコピーをとる。このとき、製本原稿4の右ペ
ージが左ページセンサ15によって検知されるようにな
る。また右ページ用原稿案内板13に製本原稿4を沿わせ
て右ページのコピーをとるので、このときには、製本原
稿4の左ページが右ページセンサ16によって検知される
ようになる。 第3図はこの画像入力装置の読取系の概要を表わした
ものである。原稿21を載置したプラテンガラス2の下方
には、画像読取部22が配置されている。画像読取部22は
ステッピングモータ23の回転によって駆動される駆動ワ
イヤ24により矢印25あるいは26方向に走査(主走査)さ
れるようになっている。 画像読取部22は、原稿21の読取面を照射する2組の発
光ダイオードアレイ27、28を備えている。読取面の真下
には収束性ロッドレンズからなる集合光学系29が配置さ
れており、原稿のイメージをCCD(Charge Coupled Devi
ces)等からなる長尺の1次元イメージセンサ31上に結
像させるようになっている。なお、この画像読取部22で
は、ステッピングモータ23の回転軸とプーリ32との間に
歯付きベルト33をかけ渡して駆動ワイヤの駆動を行って
いるので、画像読取部22の主走査は正確に行われる。 第4図はこの画像入力装置の電気回路の要部を表わし
たものである。この画像入力装置はCPU(中央処理装
置)41を搭載している。CPU41はCPUバス42によって装置
内の各部と接続されている。このうちROM43は画像入力
に必要とする各種制御を行うためのプログラムを格納し
たリード・オンリ・メモリである。RAM44は各種データ
を一時的に格納するための作業用のランダム・アクセス
・メモリである。ホストコンピュータI/F45はこの画像
入力装置から画像データの取り込みを行うホスト・シス
テムとの間でデータの交換を行うためのインターフェイ
ス回路である。 第1のI/Oポート46は、アドレスの発生とその増減を
コントロールするためのアドレス発生回路47にデータの
転送を行うためのポートである。アドレス発生回路47
は、ビデオクロック発生器48からビデオ回路49を介して
供給されるビデオクロック51を入力し、アドレス情報を
明補正データRAM52、暗補正データRAM53およびイメージ
データバッファ54に供給する。 明補正データRAM52は、1次元イメージセンサ31が第
3図に示したプラテンガラス2の近傍に配置された図示
しない白基準板のイメージを読み取ったとき、このデー
タを基にして作成された1ライン分のシェーデイング補
正用データの書き込みを行うメモリである。すなわち、
ビデオ回路49は1次元イメージセンサ31から供給される
明補正用のシリアルな画信号を取り込み、これを調整し
た後ADコンバータ55に供給する。ADコンバータ55はこれ
をディジタル信号に変換して、1画素ずつのデータを明
補正データRAM52に書き込むことになる。 一方、暗補正データRAM53は、1次元イメージセンサ3
1に光が入射していない状態でこれから出力されるデー
タの書き込みを行うメモリである。暗補正用のデータの
作成は、通常の場合、2組の発光ダイオードアレイ27、
28(第3図参照)を消灯させた状態で白基準板を読み取
ることによって行われる。このとき、ADコンバータ55か
ら出力される1ライン分のデータが暗補正データRAM53
に書き込まれることになる。 ところで、明補正データおよび暗補正データがこれら
のRAM52、53に格納されたら、1次元イメージセンサ31
による原稿の読み取りが開始される。このとき、ADコン
バータ55から出力される各ラインの画信号はイメージデ
ータバッファ54に蓄えられた後、明暗補正回路56に供給
され、明補正および暗補正が施される。このようにして
補正された画信号はMTF(モジュレーション・トランス
ファ・ファンクション)回路57に供給され、MTF補正が
行われる。補正後の画信号は2値化回路58に供給されて
所定のスレッショルドレベルで2値化が行われる。2値
化後の画信号はFIFO(ファースト・イン・ファースト・
アウト)メモリで構成されるラインバッファ59に蓄えら
れた後、CPUバス42を通じてホスト・システムに送られ
ることになる。 さて、CPUバス42に接続された第2のI/Oポート61はタ
イマ62接続されており、各種計時動作が行われるように
なっている。また第3のI/Oポート63にはモータ駆動回
路64が接続されており、第3図に示したステッピングモ
ータ23の駆動制御が行われるようになっている。更に第
4のI/Oポート65は左右リミットスイッチ66と発光ダイ
オード駆動回路67ならびに左右のページセンサ15、16に
接続されている。発光ダイオード駆動回路67は2組の発
光ダイオードアレイ27、28の点灯を制御するための回路
である。最後に第5のI/Oポート68は画像入力装置のコ
ンソールパネル69に接続されている。コンソールパネル
69には、画像の読み取りを開始させるスタートボタン等
のキーや、装置の状態を表示するための液晶表示部等が
配置されている。 第5図〜第7図は以上のような構成の画像入力装置に
ついてその動作の概要を説明するためのものである。 まず、第5図は画像入力装置に電源が投入された状態
におけるこの画像入力装置のモード設定の論理を表わし
たものである。この第5図に示すようにCPU41(第4
図)は左ページセンサ15(第2図)が原稿の検知を行っ
ているかどうかの判別を行う(ステップ)。そして、
左ページセンサ15がオフ(原稿非検知)となっていて右
ページセンサ16がオン(原稿検知)となっているときに
は(Y)、製本原稿4の右ページについてのコピーが行
われることを示す製本右ページモードであることを表示
し(ステップ)、製本右ページモードの設定を行う
(ステップ)。また、ステップで右ページセンサ16
もオフ(N)となっていたときには、製本原稿4がセッ
トされていないものとして前記した液晶表示部に標準モ
ードであることを表示し(ステップ)、標準モードの
設定を行う(ステップ)。 これに対してステップで左ページセンサ15がオンと
なっており右ページセンサ16がオフとなっていれば(ス
テップ;N)、液晶表示部に製本原稿4の左ページのコ
ピーが行われることを示す製本左ページモードであるこ
とを表示し(ステップ)、製本左ページモードの設定
を行う(ステップ)。また、双方のページセンサ15、
16が共にオンとなっている場合には、誤動作が生じてい
る可能性がある。そこでこの場合には図示しないブザー
を鳴動させたり液晶表示部に誤動作の可能性があること
を示唆した表示を行って(ステップ)、標準モードに
設定する(ステップ)。このようにして、モードの設
定が行われる。 このように初期的にモードが設定された状態でこの画
像入力装置のコンソールパネル69内のスタートボタンが
押されると(第6図ステップ)、CPU41はこの装置が
製本原稿4の読み取りを行うための製本原稿4モードに
設定されているかどうかの判別を行う(ステップ)。 第7図はこの際に行われるモード判別の様子を表わし
たものである。この第7図に示すように左ページセンサ
15(第2図)がオンとなった(ステップ;Y)状態で右
ページセンサがオンとなれば(ステップ;Y)、現在設
定されているモードが標準モードの場合(ステップ;
Y)、そのモードのままとなる。また標準モードでなく
(N)左ページモードであれば(ステップ;Y)、左ペ
ージモードである旨の警告表示が行われ(ステップ
)、現在の製本左ページモードが再設定される(ステ
ップ)。右ページモードであった場合には(ステップ
;N)、右ページモードで ある旨の警告表示が行われ(ステップ)、現在の製本
右ページモードが再設定される(ステップ)。 一方、左ページセンサ15がオフであり(ステップ;
N)、右ページセンサ16がオンの場合には(ステップ;
Y)、現在のモードが右ページモードであれば(ステッ
プ;Y)、これが維持される。また現在のモードがこれ
以外であれば(N)、右ページモードである旨の警告が
行われた(ステップ)後、製本右ページモードに再設
定される(ステップ)。 またステップで右ページセンサ15もオフである場合
には(N)、現在のモードが標準モードであるか否かの
判別が行われる(ステップ)。そして、標準モードで
あれば(Y)それが維持され、これ以外のモードであれ
ば標準モードヘの警告表示が行われた(ステップ)
後、標準モードに設定される(ステップ)。 最後に左ページセンサ15がオンで右ページセンサ16が
オフの場合(ステップ;N)について説明する。この場
合には、現在左ページモードであるか否かの判別が行わ
れる(ステップ)。そして、左ページモードであれば
(Y)、そのままの状態が維持され、これ以外であれば
(N)、左ページモードにする旨の警告表示が行われた
(ステップ)後、製本左ページモードに設定される
(ステップ)。 それでは、第6図のステップに戻って説明を続け
る。 製本原稿4モードに設定されているかどうかの判別を
行った結果、これ以外のモードとしての標準モードに設
定されていたとする(第6図ステップ;Y)。この場合
には、通常の態様で原稿の読み取りが行われる。すなわ
ち、CPU41は画像読取部22が左ページスタート位置に配
置されているかどうかを左右リミットスイッチ66の検出
出力によって判別する(ステップ)。画像読取部22が
左ページスタート位置に配置されている場合には
(Y)、通常の態様で原稿の読み取りが行なえる。そこ
で、画像読取部22は左端から右端へ矢印25方向に移動さ
れ、このとき画像の読み取りが行われる(ステップ
)。画像読取部22が原稿の長さ分だけ移動したら走査
が終了し、CPU41は画像読取部22を矢印26方向にリター
ンさせる(ステップ)。そして予め設定されたコピー
枚数に到達するまでは(ステップ;N)、以上のような
動作が繰り返される(ステップ〜)。このようにし
て所望の枚数のコピーをとるための全読み取りが終了し
たら(ステップ;Y)、画像読取部22は通常の場合にお
けるホームポジションに再び設定され、次の画像読取作
業に備えることになる。 一方、スタートボタンが押された時点で装置が製本原
稿4モードに設定されていた場合(ステップ;N)、CP
U41は左ページモードであるか否かの判別を行う(ステ
ップ)。左ページセンサ15がオフで右ページセンサ16
がオンであれば(ステップ;N)、画像読取部22をプラ
テンガラス2の右端側に位置させる必要がある。そこで
この場合には、左右リミットスイッチ66の検出出力を用
いて画像読取部22が右ページスタート位置に存在するか
どうかの判別が行われる(ステップ)。画像読取部22
がすでに右ページスタート位置に位置していれば
(Y)、画像読取部22は右端から左側へ矢印26方向に移
動され、この状態で画像の読み取りが行われる(ステッ
プ)。 この矢印26方向の移動が行われるとき、アドレス発生
回路47はアドレスの増減を通常と逆方向に行う。これに
より、イメージデータバッファ54が1ラインを逆方向に
読み出し、明暗補正回路56で同じく逆方向に読み出され
た明補正データおよび暗補正データによって補正され
る。このようにしてラインバッファ59から読み出される
画情報は画像の左右が反転していないものとなる。すな
わち、第15図(B)に示したような反転画像とはなら
ず、第8図に示したような正常な方向で画像の読み取り
が行われる。 原稿の長さ分だけ読取走査が終了したら、CPU41は設
定された所望の枚数についての走査が終了したか否かの
判別を行う(ステップ)。全走査がまだ終了していな
ければ(N)、画像読取部22をリターンさせる(ステッ
プ)。全走査が終了していれば(ステップ;Y)、次
の画像読取作業に備える。すなわち、次の原稿は製本原
稿4の左ページである可能性が高いので、左ページモー
ドの表示が行われ(ステップ)、画像読取部22を左ペ
ージホームポジションヘと移動させる(ステップ)。 なお、次の原稿をセットするまで、左ページモードの
表示を点滅したり、所定時間経過後にモード設定を初期
化してもよい。 また、次の原稿をセットするタイミングを早く表示す
る必要がなければ左ページホームポジションヘの移動を
終了させてから、ステップで行われた左ページモード
の表示を行ってもよい。またこのような表示を行わない
ことも可能である。 ところで、ステップで画像読取部22が右ページのホ
ームポジションに存在しなかった場合(N)、CPU41は
モータ駆動回路64を制御して画像読取部22を右ページの
ホームポジションにまで移動させる(ステップ)。そ
して、この後にステップで説明した画像の読み取りが
行われることになる。 これに対して、ステップで左ページセンサ15がオン
で右ページセンサ16がオフの状態のとき(Y)、CPU41
は画像読取部22が左ページのホームポジション(スター
ト位置)に存在するかどうかの判別を行う(ステップ
)。画像読取部22がすでに左ページのホームポジショ
ンに位置していれば(Y)、画像読取部22は左端から右
側に矢印25方向へ移動される。この状態で画像の読み取
りが行われる(ステップ)。 この矢印25方向への移動が行われているとき、アドレ
ス発生回路47はアドレスの増減を通常方向に行う。これ
は、ステップの場合と同様である。これにより、第15
図Aに示したような方向で画像の読み取りが行われる。
原稿の長さに相当する分だけ走査が終了したら、コピー
枚数として設定された所望の枚数についての走査が終了
したか否かの判別が行われる(ステップ)。走査が全
部終了していなければ(N)、画像読取部22をリターン
させる(ステップ)。走査が全部終了していれば(ス
テップ;Y)、次の画像の読み取りに備えることにな
る。つまり、この場合には右ページモードである旨の表
示が行われ(ステップ)、画像読取部22を右ページの
ホームポジションヘと移動させる(ステップ)。 なお、ステップで画像読取部22が左ページのホーム
ポジションに存在しなかった場合(N)、CPU41はモー
タ駆動回路64を制御して画像読取部22を左ページのホー
ムポジションまで移動させる(ステップ)。そして、
その後にステップで説明した画像の読み取りが行われ
ることになる。 ところでステップで画像読取部22が右ページのホー
ムポジションヘと移動した後、製本原稿4をセットしな
いでスタートボタンを押すような場合が存在する。この
ような場合にはスタートボタンが押される状態で右ペー
ジモードの表示が行われている。スタートボタンが押さ
れると、第7図において説明したモード確認の作業が行
われる。すなわち製本原稿4がセットされていないこの
状態では、左ページセンサ15も右ページセンサ16も共に
オフであり(第7図ステップ、;N)、かつ現在のモ
ードは標準モードではない(ステップ;N)。そこでス
タートボタンが押された(第6図ステップ)段階で標
準モードに変更される旨の警告表示が行われ(第7図ス
テップ)、表示が右ページモードから標準モードに切
り替わる(第7図ステップ)。 そこで第6図のステップの判別結果としてステップ
に進むことになる。このステップでは画像読取部22
が左ページのホームポジションであるか否かの判別が行
われる。この時点で画像読取部22は右ページのホームポ
ジションに位置しているので(N)、CPU41はモータ駆
動回路64を制御してこれを左ページのホームポジション
に移動させる(ステップ)。そして、その後にステッ
プで説明した表示モードでの画像の読み取りが行われ
ることになる。このように、製本原稿4の読み取りから
シート状の標準の原稿の読み取りに切り換えた場合に
も、オペレータの手を煩わすことなく原稿の読み取りが
支障なく行われる。 なお、ステップで左ページのホームポジションにセ
ットされたりステップで右ページのホームポジション
にセットされた後に、同じ側のページを続けて読み取る
場合も考えられる。この場合にも、両センサ15、16の検
知を表示内容よりも優先させるようにした第7図に示す
モード確認作業によって支障なく読み取りを行うことが
できる。 次に、左ページセンサ15と右ページセンサ16の双方を
覆ってしまうような大きなサイズの製本原稿4がこの画
像入力装置にセットされる場合について説明する。 この場合にも製本左ページモードあるいは製本右ペー
ジモードで読み取りを行うには、次のような操作を実行
すればよい。すなわち、オペレータは手や本の端等を用
いて対応するセンサ15または16をオンにする。そして、
次に製本原稿4をプラテンガラス2上にセットしてスタ
ートボタンを押すことになる。ここで製本左ページモー
ドで読み取りを行う場合を例として説明する。 この場合、オペレータはまず左ページセンサ15をオン
にする作業を行う。第5図に示すようにこれにより製本
左ページモードが表示され(第5図ステップ)、製本
左ページモードに設定される(同ステップ)。この状
態で第6図におけるスタートボタンが押される(ステッ
プ;Y)。これにより第7図に示すモード確認作業が開
始される。このとき製本原稿4はプラテンガラス2上に
載置されており、左右のページセンサ15、16が共にオン
となっている(第7図ステップ;Y)。このとき製本左
ページモードなので(第7図ステップ;Y)、左ページ
モードであることの警告表示が行われ(同ステップ
)、製本左ページモードに再設定される(同ステップ
)。そこで第6図において左ページのホームポジショ
ンであるかどうかの確認が行われた(ステップ)後、
そのホームポジションから右側へ走査が行われる(ステ
ップ)。このように、両ページセンサ15、16を同時に
覆うような大きな製本原稿4についても、画像の読み取
りを支障なく行うことができる。 「変形例」 以上説明した実施例では左ページセンサ15と右ページ
センサ16の双方を用いて所望の副走査方向を選択した
が、コンソールパネル69からこのような指示を行うこと
も可能である。また同様な選択は、画像入力装置に接続
されるホストコンピュータから行うようにしてもよい。
更にページセンサを1つだけ設けても走査の方向を決定
することができる。 第9図はページセンサをただ1つ設けた場合のモード
設定の作業を説明するためのものである。この第9図の
画像入力装置では、図示しないコンソールパネル上に製
本原稿4ボタンが配置されている。製本原稿4の読み取
りを行う場合、オペレータはこの製本原稿4ボタンを押
す(第9図ステップ;Y)。この場合、コンソールパネ
ル上に製本モード表示が行われ(ステップ)、CPUは
ただ1つ設けられた右ページセンサがオンか否かの判別
を行う(ステップ)。右ページセンサがオンであれば
(Y)、右ページモードの表示が行われ(ステップ
)、製本右ページモードに設定される(ステップ
)。 これに対して右ページセンサがオフであれば(ステッ
プ;N)、左ページモードの表示が行われ(ステップ
)、製本左ページモードに設定される(ステップ
)。 また、製本原稿4ボタンが押されない状態では(ステ
ップ;N)、標準モードである旨の表示が行われ(ステ
ップ)、標準モードの設定が行われる(ステップ
)。 なお、第1図に示した原稿案内板12、13やプラテンカ
バー3に圧力検知用のセンサや容量検知型のセンサ、あ
るいは光センサ等のセンサを配置することで、モードの
判別を行うことも可能である。また、検知用のセンサだ
けではあらゆる原稿の検知に適用できない場合には、こ
れらセンサとモード設定用のボタンを併用したり、スタ
ートボタン等の他のボタンを兼用するようにしてもよ
い。また、画像読取部22に配置されたCCD等の読取セン
サをモードの判別に使用することも有効である。 また、実施例ではシート状の原稿と製本原稿4の判別
を行い読取作業を効率化したが、このようなことは必ず
しも必要としない。これについて第10図〜第12図で説明
する。 この変形例では、第10図に示したステップでモード
の設定を行う。第11図は左ページセンサと右ページセン
サの2つのページセンサを用いた場合のモード設定作業
を表わしたものである。この第11図において、左ページ
センサおよび右ページセンサが共にオンであれば(ステ
ップ、;Y)、原稿が誤ってセットされたとして警告
表示が行われ(ステップ)、左ページモードに設定さ
れる(ステップ)。また、左ページセンサのみがオン
であり右ページセンサがオフの場合には(ステップ;
N)、製本左ページが表示され(ステップ)、左ペー
ジモードに設定される(ステップ)。 これに対して、左ページセンサがオフで右ページセン
サのみがオンの場合には(ステップ;Y)、製本右ペー
ジの表示が行われ(ステップ)、右ページモードに設
定される(ステップ)。また、両ページセンサが共に
オフであれば(ステップ;N)、シート原稿であること
が表示され、シート原稿の読み取りと同等の読み取りが
行われる左ページモードに設定される(ステップ)。 一方、第12図はページセンサとして右ページセンサだ
けが設けられていた場合におけるモード設定作業を表わ
している。この場合には、右ページセンサがオンであれ
ば(ステップ;Y)、右ページモードが表示され(ステ
ップ)、右ページモードの設定が行われる(ステップ
)。また、右ページセンサがオフであれば(ステップ
;N)、左ページモードが表示され(ステップ)、左
ページモードに設定される(ステップ)。 以上第11図あるいは第12図で示したモード設定作業で
モードの設定が行われたら、第10図ステップにおける
スタートボタンの押下が待機される。スタートボタンが
押された状態で左ページモードであれば(第10図ステッ
プ)、左ページについてのホームポジションにセット
されているか否かの判別が行われる(ステップ)。左
ページモードのホームポジションにセットされていれば
左から右に読み取りが行われ(ステップ)、読み取り
が終了した時点で左ページのホームポジションに戻され
る(ステップ)。この時点で所望の枚数の読み取りが
行われたかどうかの判別が行われ(ステップ)、全読
み取りが終了していない場合には(N)、読み取りが終
了するまで走査が繰り返し行われる(ステップ〜
)。なお、ステップで左ページのホームポジション
にセットされていない場合には、このホームポジション
ヘのセットが行われる(ステップ)。 これに対して、スタートボタンが押された状態で左ペ
ージモードに設定されていない場合には(ステップ;
N)、右ページについてのホームポジションにセットさ
れているか否かの判別が行われる(ステップ)。この
ホームポジションにセットされていない場合にはそのセ
ットが行われる(ステップ)。右ページのホームポジ
ションにセットされていた場合、あるいはセットされた
場合には、右から左に読み取りが行われ(ステップ
)、読み取りが終了した時点で右ページのホームポジ
ションに戻される(ステップ)。この時点で所望の枚
数の読み取りが行われたかどうかの判別が行われ(ステ
ップ)、全読み取りが終了していない場合には
(N)、読み取りが終了するまで走査が繰り返し行われ
る(ステップ〜)。 なお、以上説明した実施例等では画像の走査に1次元
イメージセンサを用いることを前提としたが、これに限
定されるものではない。すなわち、通常のゼログラフィ
方式の複写機のように、画像を感光体ドラム上に露光し
て処理する画像入力装置に対しても本発明を適用するこ
とが可能である。 「発明の効果」 このように、本発明によれば、画像読み取り手段の往
時と復時の双方で画像の読み取りを行うことができるの
で、効率的な画像入力が可能になり、原稿のプラテン上
における載置状態を、第1原稿案内板および第1センサ
によって、あるいは、第2原稿案内板および第2センサ
によって検出して、その検出結果に基づいて走査方向が
選択されるので、ユーザの操作によらずに走査方向を定
めることができ、画像入力装置の操作の利便性が増し、
更に、ユーザの操作ミスによる誤った読み取りを防止す
ることができる。従って、製本原稿のプラテン上におけ
る左ページまたは右ページを検出することもでき、その
検出結果に基づいて走査方向が選択されるので、ユーザ
の操作ミスによる誤った読み取りを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第8図は本発明の一実施例を説明するためのも
ので、このうち第1図は画像入力装置の要部を示す斜視
図、第2図は製本原稿を載置した状態でのこの画像入力
装置の側面図、第3図は画像入力装置の読取系の概略構
成図、第4図は装置の回路構成を示すブロック図、第5
図は初期状態における画像入力装置のモード設定作業を
示す流れ図、第6図は画像入力装置の全体的な動作を示
す流れ図、第7図はスタートボタンが押された場合にお
けるモード確認の作業を示す流れ図、第8図は本実施例
における右ページの読み取りの状態を示す説明図、第9
図〜第12図は本発明の変形例を説明するためのもので、
このうち第9図はページセンサをただ1つ設けた場合の
モード設定の作業を表わした流れ図、第10図は他の変形
例における画像入力装置の全体的な動作を示す流れ図、
第11図はこの変形例で2つのページセンサを用いた場合
のモード設定作業を示す流れ図、第12図はこの変形例で
1つのページセンサを用いた場合のモード設定作業を示
す流れ図、第13図は画像入力装置の一例として従来の複
写機の要部を示す斜視図、第14図は製本原稿4を開いた
状態を示す説明図、第15図(A)は従来における左ペー
ジの読み取り状態を示す説明図、同図(B)は従来にお
ける右ページの読み取りの状態を示す説明図である。 2……プラテンガラス、4……製本原稿、15……左ペー
ジセンサ、11……画像入力装置、16……右ページセン
サ、21……原稿、29……集合光学系、31……1次元イメ
ージセンサ、41……CPU、43……ROM、47……アドレス発
生回路、54……イメージデータバッファ、64……モータ
駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 司 海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス 株式会社海老名事業所内 (72)発明者 関 邦雄 海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス 株式会社海老名事業所内 (72)発明者 山田 健一 海老名市本郷2274番地 富士ゼロックス 株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭62−152263(JP,A) 特開 昭62−245771(JP,A) 特開 昭61−265956(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/10 H04N 1/02 G06K 9/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.第1の原稿案内板および第2の原稿案内板を有する
    プラテンと、 前記プラテン上に載置される原稿を相対的に第1の走査
    方向に走査しながら画像の読み取りを行う第1の画像走
    査手段と、 前記プラテン上に載置される原稿を相対的に前記第1走
    査方向と逆方向に走査しながら画像の読み取りを行う第
    2の画像走査手段と、 前記第1の原稿案内板に沿わせて前記プラテンに原稿が
    載置されたことを検出する第1のセンサと、 前記第2の原稿案内板に沿わせて前記プラテンに原稿が
    載置されたことを検出する第2のセンサと、 前記第1のセンサにより原稿が第1の原稿案内板に沿わ
    せて載置されたことを検出した際には前記第1の画像走
    査手段を選択し、前記第2のセンサにより原稿が第2の
    原稿案内板に沿わせて載置されたことを検出した際には
    前記第2の画像走査手段を選択する選択手段と を具備することを特徴とする画像入力装置。
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JPS62152263A (ja) * 1985-12-25 1987-07-07 Canon Inc 原稿台固定型のイメ−ジリ−ダ
JPS62245771A (ja) * 1986-04-17 1987-10-27 Canon Inc 画像読取および出力装置

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