JPH10304130A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JPH10304130A
JPH10304130A JP9109725A JP10972597A JPH10304130A JP H10304130 A JPH10304130 A JP H10304130A JP 9109725 A JP9109725 A JP 9109725A JP 10972597 A JP10972597 A JP 10972597A JP H10304130 A JPH10304130 A JP H10304130A
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Application number
JP9109725A
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English (en)
Inventor
Akinori Yoshida
明徳 吉田
Toshimichi Iwai
利通 岩井
Kenichi Morita
賢一 守田
Makoto Araoka
真 新阜
Hiroshi Otsuka
博司 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Publication of JPH10304130A publication Critical patent/JPH10304130A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿のページを左右のどちらにめくろうと
も、読取った画像の並び順を原稿ページ順に揃えてプリ
ンタなどに出力する。 【解決手段】 画像読取り装置は、原稿台7上に上向き
に載置された原稿を、光学的に走査することにより読取
るものであり、原稿面を走査しながら読取るラインセン
サ(撮像手段)11と、原稿面上に設定した固定の点ま
での距離を測定する複数の測距センサ(測距手段)SE
1〜SE4と、を有する。そして、画像読取り装置の制
御部(検出手段、判断手段、出力制御手段)100は、
複数の測距センサにより測定したそれぞれの距離の変化
から原稿のページがめくられた方向を検出し、検出した
ページめくり方向から読取るべき画像の並び順を判断
し、この並び順に基づいて、読取った画像の出力制御を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取り装置に
関し、特に、書籍などのブック原稿を上向きにして原稿
台上にセットし、原稿台の上方から光学的走査によりブ
ック原稿の画像を読取る画像読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な画像読取り装置では、原
稿は、読取るべき原稿面が下に向けられ、原稿押さえ板
で上から押さえつけられてプラテンガラス上にセットさ
れる。このため、書籍などのブック原稿をページめくり
をしながら連続して読取る場合には、ブック原稿をひっ
くり返してページをめくり、再度ひっくり返してプラテ
ンガラス上にセットしなければならない。このように操
作性が悪いことからブック原稿の読取り作業を迅速に行
うことが難しく、かつ、ひっくり返す際にブック原稿を
傷める虞もあった。
【0003】かかる不具合を解消するために、近年で
は、読取るべき原稿面を上向きにして原稿を原稿台上に
セットし、原稿台の上方から光学的走査により原稿画像
を読取るようにした画像読取り装置が提案されている
(例えば、特開平8−242347号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】読取り面を上向きセッ
トする画像読取り装置では、操作者は、原稿台上に載置
されたブック原稿のページを順々にめくりながら、連続
した複数ページを1セットにして読取っている。このた
め、原稿のページがめくられる方向によっては、原稿画
像のページ順に対する読取り画像のページ順が変わって
しまい、出力画像のページ順にくるいが生じ易いという
問題がある。
【0005】従来より、両面コピー時に原稿の裏表と記
録紙の裏表とを合わせる画像読取り装置はあるが、原稿
のページめくり方向から読取った画像の並び順を原稿ペ
ージ順に揃えるものはなかった。
【0006】そこで、本発明は、上記従来技術に伴う課
題を解決するためになされたものであり、原稿のページ
を左右のどちらにめくろうとも、読取った画像の並び順
を原稿ページ順に揃えてプリンタなどに出力し得る画像
読取り装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の発明は、原稿台上に上向きに載置された原
稿を、光学的に走査することにより読取る画像読取り装
置において、前記原稿台上に載置された前記原稿の原稿
面を走査しながら読取る撮像手段と、前記原稿面上に設
定した固定の点までの距離を測定する複数の測距手段
と、前記複数の測距手段により測定したそれぞれの距離
の変化に基づいて、原稿のページがめくられた方向を検
出する検出手段と、前記検出手段により検出したページ
めくり方向に基づいて、読取るべき原稿画像の並び順を
判断する判断手段と、前記判断手段により判断した原稿
画像の並び順に基づいて、読取った画像の出力制御を行
う出力制御手段と、を有することを特徴とする画像読取
り装置である。
【0008】この画像読取り装置では、撮像手段が原稿
面を走査しながら原稿画像を読取り、複数の測距手段が
原稿面上に設定した固定の点までの距離を測定する。こ
の距離の変化に基づいて、検出手段が原稿のページがめ
くられた方向を検出する。例えば、ブック原稿の左右の
ページのそれぞれに設定した点までの距離のうち、左ペ
ージ側の距離が短くなった場合には左ページが右側に向
けてめくられたと検出でき、右ページ側の距離が短くな
った場合には右ページが左側に向けてめくられたと検出
できる。そして、判断手段は、検出したページめくり方
向から、読取るべき原稿画像の並び順を判断し、出力制
御手段は、原稿画像の並び順に基づいて、読取った画像
の出力制御を行う。例えば、ブック原稿の左右ページを
連続して複数ページにわたって読取る場合に、検出した
ページめくり方向から、読取るべき原稿画像の並び順を
判断して、原稿読取り順序(左ページ→右ページの順に
読取るか、右ページ→左ページの順に読取るか)を検出
できる。これにより、読取った画像のページ順を、原稿
のページ順に対して昇順または降順のいずれかに合わせ
ることが可能となる。また、読取った画像のページ順が
原稿のページ順に対して同じ並び(昇順)か、逆の並び
(降順)かを判別できることから、その判別情報を読取
った画像データに付加してプリンタやコンピュータなど
の外部出力装置に出力することで、当該外部出力装置に
おいては、原稿のページ順と同じページ順で並んだ出力
画像を得ることが可能となる。
【0009】また、上記目的を達成する請求項2に記載
の発明は、前記原稿台上に載置する原稿が右綴じ原稿で
あるか左綴じ原稿であるかを入力する入力手段をさらに
有し、前記判断手段は、前記入力手段から入力された原
稿の綴じ方向および前記検出手段により検出したページ
めくり方向から、原稿ページが増加する方向に読取るか
減少する方向に読取るかを検出して、読取るべき原稿画
像の並び順を判断することを特徴としている。
【0010】この画像読取り装置では、例えば、ブック
原稿の左右ページを連続して複数ページにわたって読取
る場合に、入力手段により「左綴じ原稿(原稿第1頁を
上にした場合に原稿群の左端がステープルあるいは糊な
どにより綴じられている原稿をいう)」であることが入
力され、検出手段により「左ページめくり(上を向いて
見開いた原稿の右側ページを左側に向けてめくるめくり
方)」であることが検出されたときには、判断手段は、
原稿ページが増加する方向に読取っていることを検出し
て読取るべき原稿画像の並び順を判断し、原稿読取り順
序を左ページ→右ページの順で読取ればよいことを検出
する。
【0011】また、上記目的を達成する請求項3に記載
の発明は、前記原稿台上に載置された原稿の読取り順序
が原稿ページが増加する方向であるか減少する方向であ
るかを入力する入力手段をさらに有し、前記判断手段
は、前記入力手段から入力された原稿読取り順序の方向
および前記検出手段により検出したページめくり方向か
ら、原稿が右綴じ原稿であるか左綴じ原稿であるかを検
出して、読取るべき原稿画像の並び順を判断することを
特徴としている。
【0012】この画像読取り装置では、例えば、ブック
原稿の左右ページを連続して複数ページにわたって読取
る場合に、入力手段により「ファーストページ読取り
(原稿ページが増加する方向に読取る)」であることが
入力され、検出手段により「左ページめくり」であるこ
とが検出されたときには、判断手段は、原稿が左綴じ原
稿であることを検出して読取るべき原稿画像の並び順を
判断し、原稿読取り順序を左ページ→右ページの順で読
取ればよいことを検出する。
【0013】また、上記目的を達成する請求項4に記載
の発明は、前記複数の測距手段は、前記原稿台上に形成
される作業空間のうち奥側位置で原稿面までの距離を測
定するよう配置されていることを特徴としている。
【0014】原稿台上に形成される作業空間のうち奥側
位置は、一連の読取り動作中において操作者の手が来る
ことが少ない領域である。したがって、測距手段を作業
空間のうち奥側位置に配置することで、操作者の手の動
きによる誤検出を防止できると共に小サイズの原稿でも
測距が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】《実施の形態1》本実施の形態1の画像読
取り装置は、ブック原稿の画像を読取っている途中にペ
ージがめくられるなどした場合に異常であることを検出
でき、さらには、ブック原稿のページめくり方向をも検
出して、読取り画像データをプリンタなどに出力する際
に出力画像のページ順を原稿のページ順に揃えることを
可能としたものである。
【0017】なお、本明細書において、「左綴じ原稿」
とは、原稿第1頁を上にした場合に原稿群の左端がステ
ープルあるいは糊などにより綴じられている原稿をい
い、「右綴じ原稿」とは、原稿第1頁を上にした場合に
原稿群の右端がステープルなどにより綴じられている原
稿をいう。また、後述する図2(A)または図3に示さ
れる状態において、上を向いて見開いた原稿の右側ペー
ジを左側に向けてめくるめくり方を「左ページめくり」
といい、逆に、左側ページを右側に向けてめくるめくり
方を「右ページめくり」という。
【0018】《全体構成》図1は、画像読取り装置の全
体構成を示す斜視図である。画像読取り装置の原稿台7
上には、被写体である書籍やファイルなどのブック原稿
が見開かれた状態で上向きに置かれ、原稿台7の上方に
は、光学的走査により原稿の見開き面(原稿面)を読取
る撮像手段に相当するラインセンサを有する読取り部2
が設けられている。原稿台7と読取り部2との間には所
定の間隔が設定され、この間隔により作業空間が形成さ
れている。
【0019】また、この画像読取り装置には、原稿台7
の奥側上方に配置され当該原稿台7上の原稿を照明する
照明部3と、画像読取り条件などの設定や装置の状態表
示を行う操作パネル1と、原稿台7の奥側に配置され原
稿端面の形状を写す測距ミラー4と、が設けられてい
る。測距ミラー4は、撮影範囲内の端に副走査方向に沿
うと共に水平面に対して斜めに配置されている。測距ミ
ラー4に写った原稿端面の形状を読取り部2のラインセ
ンサで読取って、原稿表面の高さ位置データに換算する
ようにしている。本実施の形態1では、操作パネル1
が、原稿台7上に載置する原稿10が右綴じ原稿である
か左綴じ原稿であるかを入力する入力手段に相当する。
【0020】原稿台7の原稿載置面は、一般的な原稿の
下地色より濃く着色され、原稿載置面を背景にして原稿
を読取った時に、原稿面と原稿載置面との識別ができる
ようになっている。
【0021】図2(A)(B)は、それぞれ、画像読取
り装置を前方および側方から見た状態を示す概略構成図
である。また、図3は、原稿面上に設定した固定の点ま
での距離を測定する複数の測距手段の説明に供する概略
構成図である。
【0022】図2(A)に示すように、読取り部2は、
複数の撮像素子を装置手前側から奥側方向(主走査方
向)にライン状に配列したCCDラインセンサ11と、
原稿面の像をラインセンサ11上に投影し撮像素子に結
像する撮像レンズ12などを備える光学系と、を有す
る。ラインセンサ11は、原稿表面の像が結像される結
像面ないし焦点面において、主走査方向と直交する副走
査方向(矢印で示される方向)にスキャン移動すること
により、原稿面の画像を読取る。また、撮像レンズ12
は、図示しないレンズ駆動装置によって、光軸方向に移
動可能に設けられており、後述する高さ位置の検出によ
って得られる原稿面の高さ位置に応じて移動され、ライ
ンセンサ11上に常に合焦状態で原稿表面の像を結像す
る。原稿台7上に置かれる原稿10は、例えば、一端で
綴じられ、左右に開くと各ページが空間的に曲がった柱
面状になる書籍やファイルなどである。
【0023】図2(B)に示すように、CCDラインセ
ンサ11の一部は、測距ミラー4に映った原稿の上端部
形状の像を読取る。測距ミラー4は、原稿台の奥側で左
右方向(副走査方向)に伸び、原稿位置決め用のストッ
パを兼ね、原稿台7の原稿載置面に対して45度の角度
で傾斜して設置されている。この測距ミラー4の下端部
に原稿10の上端を押し当て、原稿10の中央部分を原
稿台7の中心に一致させて載置することで、原稿10の
位置合わせを行う。なお、測距ミラー4の手前側に、原
稿10の上端を押し当てるための基準板を別途設置する
ことも可能である。
【0024】測距ミラー4に写された原稿10の端面像
は、原稿表面とともにレンズ12によって投影される。
このように原稿台7上に載置された原稿10の表面と、
測距ミラー4に写った原稿10の端面とを同時に読取る
ようにしているので、構成が簡素化され操作性にも優れ
る。ラインセンサ11は、投影された原稿面および端面
の像を読取るだけの十分な長さを有しており、走査移動
によって、原稿表面および端面の像を同時に読取る。な
お、本実施の形態では、ラインセンサを用いたものを示
したが、これに代えてエリアセンサを用いても良い。
【0025】図3に示すように、読取り部2には、原稿
面上に設定した固定の点までの距離を測定する複数の測
距手段としての測距センサ(左から測距センサSE1〜
SE4)を備える測距部40が組み込まれている。各測
距センサSE1〜SE4は、一般的に使用されている簡
便な距離センサから構成され、測距部40に固定されて
いる。図2(B)に示すように、操作者の手の動きによ
る誤検出を防止すると共に小サイズの原稿でも測距を可
能とすべく、測距部40は、原稿台7上に形成される作
業空間のうち奥側位置で原稿面までの距離を測定するよ
うに配置されている。また、誤検出を防ぐため、原稿面
上に設定される固定の点は、原稿の高さが急激に変化し
ている両端部および中央部を除き、左右ページの各々2
箇所としてある。各測距センサSE1〜SE4とライン
センサ11との間の距離は既知の寸法であり、測距セン
サSE1〜SE4で原稿面までの距離を測定することに
よりラインセンサ11から原稿面までの距離が分かる。
【0026】また、図2(B)に示すように、画像読取
り装置には、CCDラインセンサ11の予備スキャン動
作および本スキャン動作などの読取り動作を制御するス
キャン制御部、読取った画像信号を処理する画像信号処
理部、および、操作パネル制御部などを含む制御部10
0を有する。さらに、制御部100から入力された画像
データを外部の所望の出力装置(例えば、プリンタ、コ
ンピュータなど)に出力するインターフェース部30も
含まれている。
【0027】《読取り部2の駆動機構の構成》図4は、
読取り部2の駆動機構の構成を示す斜視図である。CC
Dラインセンサ11が取り付けられたスキャナ50は、
スライド自在にシャフト51、52に支持され、ステッ
ピングモータからなるスキャナモータ53によりベルト
54および送りギヤシャフト55を介して駆動されて画
像の読取りを行う。スキャンスピードは原稿の高さやコ
ピー倍率に応じて変わり、スキャン長は原稿サイズによ
って変わる。スキャナ・ホームセンサ56はスキャナ5
0の基準位置確認用のセンサであり、スキャナ・リミッ
トセンサ57はスキャナ50のオーバーランチェック用
のセンサである。各センサ56、57は、フォトセンサ
などから構成され、スキャナ50に取り付けられた遮光
板58を検出することにより、基準位置の確認やオーバ
ーランのチェックがなされる。
【0028】《読取り動作の概要》画像の読取りは、ス
キャナ50上に取り付けられたCCDラインセンサ11
により、原稿面を走査することにより行われるが、画像
読取りスキャン(本スキャン)を行う前に、読取りに必
要な原稿の種々の状態を検出するために予備スキャンを
行う。予備スキャンでは、原稿サイズ、原稿下地濃度、
原稿高さなどの検出が行われる。原稿サイズは読取り範
囲の設定のため、原稿下地濃度は自動露光のため、原稿
高さはオートフオーカスおよび歪み補正用のデータとし
て、それぞれ本スキャンの際に利用される。
【0029】《原稿サイズおよび原稿面の高さの検出》
原稿台7上に載置されている原稿10は、見開いた状態
で上向きに載置される場合には、一般的にその原稿表面
は、高さ方向に空間的に湾曲した形状となる。このた
め、副走査方向の各位置での原稿面の高さ方向の位置を
検出し、この高さに応じて、読取った画像の歪、およ
び、ラインセンサ11に結像される像のピント調整を行
う必要がある。
【0030】図5(A)は、本実施の形態で用いる原稿
面の高さ検出処理の原理を示す図である。原稿10を所
定位置に載置すると、測距ミラー4によって原稿10の
上端面の鏡像10′が形成され、当該原稿上端面の鏡像
10′は原稿台7の像の延長線上に原稿像に連続して形
成される。原稿面の高さ検出処理においては、測距ミラ
ー4に写された原稿端面の像10′をラインセンサ11
で読取ることによって、原稿面の高さ位置の分布を求め
る。なお、図5(A)においては、ラインセンサ11の
読取り範囲を一点鎖線16で示し、CCDラインセンサ
11の画素すなわち撮像素子のアドレスを紙面左より順
に1〜nで示している。
【0031】図5(B)は、同図(A)の状態において
原稿10を読取った際の画像データを示す図である。同
図において、aは原稿面の像、bは原稿台7の像、cは
測距ミラー4に写った背景部の像、dは測距ミラー4に
写った原稿端面の像、eは原稿の位置合わせ基準を示し
ている。原稿端面の像dは、原稿表面の高さ位置の変化
により、高い部分が上方へやや湾曲したように読取られ
る。原稿面および原稿端面は、照明部3により照明さ
れ、また一般に白色に近い紙であるので全体に白く読取
られる。これに対して、原稿地肌より濃く着色されてい
る原稿台7、および、測距ミラー4のうち原稿端面が写
っていないところは、ラインセンサ11への入射光量が
少なくなり、黒く読取られる。ここで、原稿サイズは、
原稿像aと原稿台像bとの輝度差を用いて原稿周囲の境
界を検出することにより検出される。また、原稿高は、
測距ミラー4に写った原稿端面像dと背景像との境界を
検出することにより検出される。
【0032】図6は、CCDラインセンサ11に読取ら
れた主走査方向1ライン分の出力例を示す図である。な
お、横軸にラインセンサ11の撮像素子のアドレス(左
が奥側、右が手前側)、縦軸にセンサ面照度を取ってい
る。
【0033】図中符号は測距ミラー4上に写った背景
部の像c、は測距ミラー4上に写った原稿端面の像
d、は測距ミラー4全体、は原稿表面の像a、は
原稿台の像bの撮像素子上での領域をそれぞれ表してい
る。
【0034】また、L1は、原稿の像であるか他の像で
あるかを判別するための所定の照度閾値を示す。また、
n1は、照度が閾値L1を黒側から白側へ通過する撮像
素子の最小のアドレス値、すなわち、原稿端面の像dに
おける上エッジ(原稿表面)が結像される位置を示す値
である。n5は、原稿の位置合わせ基準に対応する撮像
素子のアドレス値であり、固定の値である。n2は、n
5以下のところで閾値L1を白側から黒側へ通過する撮
像素子の最大のアドレス値、n3およびn4は、n5以
上のところで閾値L1を通過する撮像素子のアドレスの
最小値および最大値である。n2は、原稿端面の像dに
おける下エッジ(原稿裏面)が結像される位置を示す値
である。
【0035】「n1−n5」が原稿端面の上エッジ(原
稿表面)の高さに相当する画素数であり、「n2−n
5」が原稿端面の下エッジ(原稿裏面)の高さに相当す
る画素数である。原稿の副走査方向に沿ってこれらの画
素数を求め、長さに換算することにより、高さの分布と
原稿サイズとを求めることができる。すなわち、ライン
センサ11が左右方向(副走査方向)に移動すると、副
走査方向の各位置での原稿表面の高さ位置に応じてn1
の値が変化し、これにより、原稿左右方向の原稿表面の
高さ位置の分布を得ることができる。また、撮像素子の
出力が全て低くなることで見開いた原稿の左右方向寸法
を検出することができる。
【0036】なお、「n4−n5−α」が原稿の前後方
向の寸法に相当する画素数となる。αは原稿表面の高さ
位置の変化に伴って生じる原稿手前側端縁の湾曲分であ
って、この部分における原稿高さ(n2−n1)により
決まる値である。したがってαの値から原稿表面の高さ
位置を検出することも可能である。
【0037】《原稿下地輝度の検出》図7は、CCDラ
インセンサ11に読取られた原稿のある主走査方向1ラ
イン分の画像データより作成した輝度ヒストグラムを表
す図である。ヒストグラムのなかで輝度の高い側でピー
クの度数を求め、その度数の半分の度数を有する低い方
の輝度値を、そのラインにおける原稿下地輝度とする。
この原稿下地輝度より一定値を差し引いた値を、文字部
輝度の閾値とする。
【0038】図8(A)は、原稿1ページ分の原稿下地
輝度の分布を表す図である。原稿の中央部は、高さが低
く照明部3や読取り部2からの距離が長く、しかも表面
の傾斜もあることから、原稿下地輝度は低い値となる。
また、原稿の左右端部は、中央部で原稿下地輝度が低く
なる上記の理由に加えて、退色などによる輝度の低下が
大きいため、同様に原稿下地輝度が低い値となる。
【0039】図8(B)は、原稿内における文字度数の
分布を表す図である。原稿内容の書かれている本文部で
は、文字や写真など輝度の低い部分が多くあり、文字度
数は多くなる。原稿の中央部、段落の切れ目、および左
右の余白部では、原稿内容が書かれていないため、文字
度数は少ない値となる。また、縦書き原稿における行間
でも、同様に文字度数が低い値となる。
【0040】図9は、歪み補正を示す概念図であり、主
走査方向および副走査方向の両方向の倍率を制御するこ
とにより、読取った信号に対する歪み補正を行ってい
る。
【0041】《制御部の構成》図10は、本装置の制御
部の全体構成を示すブロック図である。制御部100は
2個のCPU101、102を中心に構成され、これら
各CPU101、102のそれぞれには、プログラムを
格納したROM111、112と、プログラム実行のワ
ークエリアとなるRAM121、122とが設けられて
いる。
【0042】CPU101は、操作パネル1の各種操作
キーからの信号が入力され、操作パネル1の表示部への
表示出力の制御や、全体的なタイミング調整や動作モー
ドの設定のための処理を行う。また、CPU101に
は、各測距センサSE1〜4における検出信号も入力さ
れる。なお、操作パネル1の初期モード、ユーザーモー
ドの設定は、NVRAM127に保存される。
【0043】CPU102は、サイズ/高さ検出および
下地輝度検出を行う画像信号処理部20の各部の制御
と、走査系の駆動制御とを行う。
【0044】インターフェース部30は、画像信号処理
部20からの画像データを汎用インターフェースを介し
て外部装置に出力する。制御部100は、インターフェ
ース部30を介して、外部装置のROM113、RAM
123に接続される。
【0045】《画像信号処理部20》図11は、図10
に示される画像信号処理部20の構成を示すブロック図
である。CPU102、ROM112、RAM122お
よびCCD11は、図10に示されるものと対応してい
る。
【0046】画像読取り同期信号が、CPU102から
各ブロックに供給される。CCD11は原稿を主走査方
向に走査し、原稿読取り信号を生成する。この生成され
た信号は、A/D変換部22でデジタル信号に変換さ
れ、画像処理部23に送られる。画像処理部23は、入
力された信号に対してシェーディンク補正、MTF補
正、ガンマ補正などの画質補正や、歪み補正などの処理
を行った後、画像データとしてインターフェース部30
に出力する。
【0047】画像モニタメモリ24は、CPU102か
らの指示により、画像データを1ライン分記憶し、記憶
した画像データに基づいて、原稿の輝度、原稿面までの
高さの検出を行う。また、CPU102は、画像処理部
23へのパラメータ設定や、スキャナモータ駆動による
スキャン制御を行なう。
【0048】本実施の形態1では、制御部100が、測
距センサSE1〜4により測定したそれぞれの距離の変
化に基づいて原稿のページがめくられた方向を検出する
検出手段、検出したページめくり方向に基づいて読取る
べき原稿画像の並び順を判断する判断手段、および、判
断した原稿画像の並び順に基づいて読取った画像の出力
制御を行う出力制御手段に相当する。
【0049】《原稿面の高さ変化の検出》次に、原稿面
の高さ変化を検出する手順について図12を参照しつつ
説明する。図12は、原稿面の高さ変化を検出する手順
を示すフローチャートである。
【0050】測距センサSE1〜SE4のそれぞれは、
図3に示したように、原稿面上に設定される固定の点ま
での距離を検出している。固定式の測距センサSE1〜
SE4を用いる場合には、ラインセンサ11のスキャン
中でなくても任意のタイミングで測距が可能である。
【0051】図12のフローチャートに示すように、C
PU102は、ステップS41においてCPU101よ
り予備スキャン要求を受けると、各測距センサSE1〜
SE4により原稿面までの距離を測定し(S42)、R
AM122に保存する。
【0052】次いで、タイマが初期化された後にスター
トし(S43)、一定時間Ts経過すると(S44「Y
es」)、原稿面までの距離を各測距センサSE1〜S
E4により再度測定し(S45)、RAM122に保存
する。CPU102は、今回の測定値と、直前に行った
前回の測定値とを比較し、両測定値の差が予め設定され
た値を越えて大きく変化している場合には(S46「Y
es」)、ページめくりなどによってラインセンサ11
から原稿面までの距離が大きく変化したとしてエラー検
出を行い、CPU101に通知する(S47)。距離変
化がない場合には(S46「No」)、本スキャンが終
了したか否かを判断する(S9)。
【0053】本スキャンが終了するまでの間(S48
「Yes」、S49)、ステップS43〜S48の処理
を繰り返す。つまり、単位時間Tsごとに原稿面までの
距離を各測距センサSE1〜SE4により測定し(S4
3〜S45)、測距値に変化があった場合にはエラー検
出を行ってCPU101に通知する(S46「Ye
s」、S47)。
【0054】なお、CPU102は、エラーを検出した
場合には当該エラーの発生をCPU101に送信し、C
PU101は、各部の動作停止指示を行うと共にエラー
情報や再読取り方法などを操作パネル1に表示する(S
47)。
【0055】《原稿のページめくり方向の検出》図13
は、4個の測距センサSE1〜SE4を用いて原稿のぺ
一ジめくり方向を検出する手順を示すフローチャートで
ある。ここで、各測距センサSE1〜SE4は、図3に
示すように、センサSE1から順に、原稿面上の点を、
向かって左側から測定するように配置されている。
【0056】図13に示すように、ぺ一ジめくり方向検
出ルーチンがスタートすると(S51)、まず、各測距
センサSE1〜SE4に対応するセンサ変化フラグの初
期化を行った後(S52)、各測距センサSE1〜SE
4により原稿面までの距離を測定し(S53)、RAM
122に保存する。
【0057】次いで、タイマが初期化された後にスター
トし(S54)、一定時間Ts経過すると(S55「Y
es」)、原稿面までの距離を各測距センサSE1〜S
E4により再度測定し(S56)、RAM122に保存
する。CPU102は、今回の測定値と、直前に行った
前回の測定値とを比較し、両測定値の差が予め設定され
た値よりも小さく距離変化がないと判断し(S57「N
o」)、さらに、新たなスキャン要求もなければ(S5
8「No」)、一定時間Ts間隔ごとの距離測定を繰り
返す(S54〜S58)。スキャン要求があれば(S5
8「Yes」)、「ページめくりなし」を検出する(S
59)。
【0058】一方、測距センサSE1〜SE4による測
定距離に変化があると判断した場合には(S57「Ye
s」)、測定距離に変化が生じた測距センサSE1〜S
E4に対応したセンサ変化フラグに1をセットし(S6
0〜S67)、一定時間Ts間隔ごとの距離測定を繰り
返す。
【0059】図3を参照して、「左ページめくり」の場
合には、まず、測距センサSE4およびSE3の測定距
離が大きく変化し、右側ページが左側にめくられる際に
測距センサSE2の測定距離が大きく変化し、最後に、
測距センサSE1の測定距離が大きく変化する。逆に、
「右ページめくり」の場合には、まず、測距センサSE
1およびSE2の測定距離が大きく変化し、左側ページ
が右側にめくられる際に測距センサSE3の測定距離が
大きく変化し、最後に、測距センサSE4の測定距離が
大きく変化する。
【0060】センサ変化フラグのセット状態に着目すれ
ば、「左ページめくり」の場合には、まず、フラグ4に
1がセットされ(S62「Yes」、S63)、以後順
に、フラグ3に1がセットされ(S66「Yes」、S
67)、フラグ2に1がセットされ(S64「Ye
s」、S65)、最後に、フラグ1に1がセットされる
(S60「Yes」、S61)。逆に、「右ページめく
り」の場合には、まず、フラグ1に1がセットされ(S
60「Yes」、S61)、以後順に、フラグ2に1が
セットされ(S64「Yes」、S65)、フラグ3に
1がセットされ(S66「Yes」、S67)、最後
に、フラグ4に1がセットされることになる(S62
「Yes」、S63)。
【0061】したがって、測距センサSE1の測定距離
が変化しフラグ1に1がセットされた場合において(S
60「Yes」、S61)、フラグ2〜4の全てに1が
既にセットされていれば(S68「Yes」)、「左ペ
ージめくり」を検出する(S69)。また、測距センサ
SE4の測定距離が変化しフラグ4に1がセットされた
場合において(S62「Yes」、S63)、フラグ1
〜3の全てに1が既にセットされていれば(S70「Y
es」)、「右ページめくり」を検出する(S71)。
【0062】《原稿読取り順序の検出》図14は、原稿
の複数ページを連続して読取る場合の原稿読取り順序を
検出する手順を示すフローチャートである。図14に示
すように、原稿読取り順検出ルーチンがスタートすると
(S81)、まず、ラストページフラグの初期化を行っ
た後(S82)、操作パネル1からの入力が見開きスキ
ャンであるか否かを判断する(S83)。見開きスキャ
ンが入力されていれば(S83「Yes」)、見開き2
ページ分を一つの原稿として画像の読取りを行う(S8
4)。
【0063】見開いた左右のページを分割して読取る場
合には(S83「No」)、操作パネル1からの入力が
「左綴じ原稿」であるか、「右綴じ原稿」であるかを判
断する(S85)。ここに、「左綴じ原稿」とは、原稿
第1頁を上にした場合に原稿群の左端がステープルある
いは糊などにより綴じられている原稿をいい、「右綴じ
原稿」とは、原稿第1頁を上にした場合に原稿群の右端
がステープルなどにより綴じられている原稿をいう。
【0064】操作パネル1からの入力が「左綴じ原稿」
であり、かつ、ラストページフラグが0であれば(S8
5「左」、S86「No」)、図3に示される状態で左
ページ、右ページの順に左右のページを分割読取りする
(S87、S88)。また、「左綴じ原稿」であり、か
つ、ラストページフラグが1であれば(S85「左」、
S86「Yes」)、右ページ、左ページの順に左右の
ページを分割読取りする(S90、S91)。
【0065】一方、操作パネル1からの入力が「右綴じ
原稿」であり、かつ、ラストページフラグが0であれば
(S85「右」、S89「No」)、右ページ、左ペー
ジの順に左右のページを分割読取りする(S90、S9
1)。また、「右綴じ原稿」であり、かつ、ラストペー
ジフラグが1であれば(S85「右」、S89「Ye
s」)、左ページ、右ページの順に左右のページを分割
読取りする(S92、S93)。
【0066】見開きページの読取りあるいは左右ページ
の分割読取りが終了すると、操作者により原稿ページが
めくられた方向の検出を行う(S94)。このページめ
くり方向検出ルーチンについは、前述の図13に示した
とおりである。
【0067】ページめくり方向が検出されると、操作パ
ネル1から予め設定された原稿の綴じ方向と、検出した
ページめくり方向とが一致するか否かを判断する(S9
5)。例えば「左綴じ原稿」で「左ページめくり」の場
合のように、原稿の綴じ方向とページめくり方向とが一
致しているならば(S95「Yes」)、原稿の読取り
が原稿第1頁目から行われていることになるので、「フ
ァーストページ読取り」であることを検出する(S9
6)。
【0068】一方、原稿の綴じ方向とページめくり方向
とが一致しない場合において(S95「No」)、見開
き読取りモードであれば(S97「Yes」)、原稿の
読取りが原稿最終頁から行われていることになるので、
「ラストページ読取り」であることを検出する(S9
9)。分割読取りモードであって(S97「No」)、
ラストページフラグが1であれば、「ラストページ読取
り」であることを検出し(S98「Yes」、S9
9)、ラストページフラグが0であれば、ラストページ
フラグを1にして、操作パネル1に再スタート指示を表
示し、スタート待ちにはいる(S98「No」、S10
0、S101)。スタート要求があれば、ステップS8
5からの処理を繰り返す。
【0069】以上説明したように、本実施の形態1の画
像読取り装置は、読取り面を上向きにセットするので原
稿押さえ板などで上からブック原稿を押さえることがで
きず原稿面が動きやすい形態であるが、予備スキャン中
に原稿面高さの変化を監視しているので、ブック原稿の
画像を読取っている途中にページがめくられるなどした
場合には、異常であることが確実に検出される。したが
って、原稿面の走査中に原稿がめくられるなどを原因と
した読取り画像のズレ、歪み、惚けなどの不具合の発生
を未然に防止することが可能となる。さらに、ラインセ
ンサ11とは別個独立に、原稿面までの距離を測定する
測距センサSE1〜SE4を設けたものの、この測距セ
ンサSE1〜SE4は一般的に使用されている簡便な距
離センサであるので、画像読取り装置の構成も複雑にな
らずコストの増加も抑えられる。しかも、異常を検出し
たときには所定の警告を操作パネル1に表示するので、
操作者は処理すべき事項の内容を容易に認識でき、操作
者の利便性が高まる。
【0070】なお、予備スキャン中のみならず本スキャ
ン中に原稿面高さの変化を監視してもよく、さらには、
予備スキャン時と本スキャン時との間で原稿面高さの変
化を監視してもよい。
【0071】さらに、本実施の形態1によれば、ブック
原稿の左右ページを連続して複数ページにわたって読取
る場合に、予め設定されている原稿綴じ方向と検出した
ページめくり方向とに基づいた原稿読取り順序の検出を
行うことによって、読取り画像のページ順を、原稿のペ
ージ順と同じに合わせができる。
【0072】また、読取った画像のページ順が原稿のペ
ージ順に対して同じ並び(昇順)か、逆の並び(降順)
かを判別することができる。このため、読取った画像デ
ータを記録紙に出力するプリンタなどに、ページ順情報
(ファーストページ情報またはラストページ情報)を画
像データに付加して送ることにより、プリンタ側におい
ては、前記ページ順情報に基づいて、読取り画像のペー
ジ順を変えたり(例えば、降順を昇順に並び替える)、
フェースアップ排出またはフェースダウン排出を切り替
えたりすることにより、原稿のページ順と同じページ順
で並んだ出力画像を得ることが可能となる。
【0073】このような本実施の形態1の作用を図15
(A)〜(D)を参照しつつ説明する。図15(A)
は、「左綴じ原稿、左ページめくり」の場合のブック原
稿の左右ページを読取る順序を示すと共に出力画像のペ
ージ順を示す概念図である。同様に、同図(B)は「左
綴じ原稿、右ページめくり」の場合、同図(C)は、
「右綴じ原稿、右ページめくり」の場合、同図(D)は
「右綴じ原稿、左ページめくり」の場合をそれぞれ示す
概念図である。各図において、原稿は上下2段に概念的
に示してあり、上段側に示す原稿の状態からページを所
定方向に1枚めくった後の状態を下段側に示してある。
原稿に付した数字はページを表している。さらに、左右
のページを読取っていく順序を矢印で示してある。出力
画像については、左側から右側に向かって順に出力され
るものとし、出力画像に付した数字は対応する読取り画
像のページを表している。
【0074】図15(A)に示すように、「左綴じ原
稿、左ページめくり」の場合には、左ページ→右ページ
の順に読取られる(ステップS85〜S88)。また、
ページ並びの情報であるファーストページ読取りが検出
され(S96)、読取り画像データの出力時には、ファ
ーストページ情報も付加されて出力され、プリンタで
は、原稿のページ順と同じページ順(昇順)で並んだ出
力画像を得る。かかる場合には、プリンタにおいて例え
ばフェースダウン排出すればよい。
【0075】図15(B)に示すように、「左綴じ原
稿、右ページめくり」の場合には、右ページ→左ページ
の順に読取られる(ステップS85、S86、S90、
S91)。また、ページ並びの情報であるラストページ
読取りが検出され(S99)、読取り画像データの出力
時には、ラストページ情報も付加されて出力され、プリ
ンタでは、原稿のページ順と逆のページ順(降順)で並
んだ出力画像を得る。かかる場合には、プリンタにおい
て例えばフェースアップ排出すれば、出力画像のページ
が昇順に揃うことになる。
【0076】図15(C)に示すように、「右綴じ原
稿、右ページめくり」の場合には、右ページ→左ページ
の順に読取られる(ステップS85、S89〜S9
1)。また、ファーストページ読取りが検出され(S9
6)、読取り画像データの出力時には、ファーストペー
ジ情報も付加されて出力され、プリンタでは、原稿のペ
ージ順と同じページ順(昇順)で並んだ出力画像を得
る。かかる場合には、プリンタにおいて例えばフェース
ダウン排出すればよい。
【0077】図15(D)に示すように、「右綴じ原
稿、左ページめくり」の場合には、左ページ→右ページ
の順に読取られる(ステップS85、S89、S92、
S93)。また、ラストページ読取りが検出され(S9
9)、読取り画像データの出力時には、ラストページ情
報も付加されて出力され、プリンタでは、原稿のページ
順と逆のページ順(降順)で並んだ出力画像を得る。か
かる場合には、プリンタにおいて例えばフェースアップ
排出すれば、出力画像のページが昇順に揃うことにな
る。
【0078】《実施の形態2》図16は、実施の形態2
における原稿の複数ページを連続して読取る場合の原稿
読取り順を検出する手順を示すフローチャートである。
実施の形態1では、予め設定されている原稿綴じ方向と
検出したページめくり方向とに基づいて原稿読取り順序
の検出を行っているが、この実施の形態2では、予め設
定されているページ並びの情報(ファーストページ読取
り、または、ラストページ読取り)と検出したページめ
くり方向とに基づいて原稿読取り順序の検出を行ってい
る点で、先の実施の形態1と相違する。
【0079】本実施の形態2では、操作パネル1が、原
稿台7上に載置された原稿10の読取り順序が原稿ペー
ジが増加する方向であるか減少する方向であるかを入力
する入力手段に相当する。他の構成は実施の形態1と同
様であるので、説明は省略する。
【0080】図16に示すように、原稿読取り順検出ル
ーチンがスタートすると(S111)、まず、右綴じフ
ラグの初期化を行った後(S112)、操作パネル1か
らの入力が見開きスキャンであるか否かを判断する(S
113)。見開きスキャンが入力されていれば(S11
3「Yes」)、見開き2ページ分を一つの原稿として
画像の読取りを行う(S114)。
【0081】分割読取りの場合には(S113「N
o」)、操作パネル1からの入力が「ファーストページ
読取り」であるか、「ラストページ読取り」であるかを
判断する(S115)。
【0082】操作パネル1からの入力が「ファーストペ
ージ読取り」であり、かつ、右綴じフラグが0であれば
(S115「ファーストページ」、S116「N
o」)、左ページ、右ページの順に左右のページを分割
読取りする(S117、S118)。また、「ファース
トページ読取り」であり、かつ、右綴じフラグが1であ
れば(S115「ファーストページ」、S116「Ye
s」)、右ページ、左ページの順に左右のページを分割
読取りする(S120、S121)。
【0083】一方、操作パネル1からの入力が「ラスト
ページ読取り」であり、かつ、右綴じフラグが0であれ
ば(S115「ラストページ」、S119「No」)、
右ページ、左ページの順に左右のページを分割読取りす
る(S120、S121)。また、「ラストページ読取
り」であり、かつ、右綴じフラグが1であれば(S11
5「ラストページ」、S119「Yes」)、左ペー
ジ、右ページの順に左右のページを分割読取りする(S
122、S123)。
【0084】見開きページの読取りあるいは左右ページ
の分割読取りが終了すると、操作者により原稿ページが
めくられた方向の検出を行う(S124)。このページ
めくり方向検出ルーチンについは、前述の図13に示し
たとおりである。
【0085】ページめくり方向が検出されると、操作パ
ネル1から予め設定された「ファーストページ読取り」
または「ラストページ読取り」と、検出したページめく
り方向との組み合わせを判断する(S125)。「ファ
ーストページ読取り」で「左ページめくり」の場合、ま
たは、「ラストページ読取り」で「右ページめくり」の
組み合わせの場合には(S125「Yes」)、読取り
対象となる原稿が「左綴じ原稿」であることを検出する
(S126)。
【0086】一方、「ファーストページ読取り」で「右
ページめくり」の場合、または、「ラストページ読取
り」で「左ページめくり」の組み合わせの場合において
(S125「No」)、見開き読取りモードであれば
(S127「Yes」)、読取り対象となる原稿が「右
綴じ原稿」であることを検出する(S129)。分割読
取りモードであって(S127「No」)、右綴じフラ
グが1であれば、「右綴じ原稿」であることを検出し
(S128「Yes」、S129)、右綴じフラグが0
であれば、右綴じフラグを1にして、操作パネル1に再
スタート指示を表示し、スタート待ちにはいる(S12
8「No」、S130、S131)。スタート要求があ
れば、ステップS115からの処理を繰り返す。
【0087】本実施の形態2によれば、ブック原稿の左
右ページを連続して複数ページにわたって読取る場合
に、予め設定されているページ並びの情報(ファースト
ページ読取り、または、ラストページ読取り)と検出し
たページめくり方向とに基づいた原稿読取り順序の検出
を行うことによって、実施の形態1と同様に、読取り画
像のページ順を、原稿のページ順と同じに合わせができ
る。
【0088】また、読取った画像のページ順が原稿のペ
ージ順に対して同じ並び(昇順)か、逆の並び(降順)
かを判別することができるため、実施の形態1と同様
に、プリンタなどに、ページ順情報(ファーストページ
情報またはラストページ情報)を画像データに付加して
送ることにより、プリンタ側においては、原稿のページ
順と同じページ順で並んだ出力画像を得ることが可能と
なる。
【0089】このような本実施の形態2の作用を図17
(A)〜(D)を参照しつつ説明する。図17(A)
は、読取る対象が左綴じブック原稿であって、「ファー
ストページ読取り、左ページめくり」の場合のブック原
稿の左右ページを読取る順序を示すと共に出力画像のペ
ージ順を示す概念図である。同様に、同図(B)は読取
る対象が左綴じブック原稿であって「ラストページ読取
り、右ページめくり」の場合、同図(C)は、読取る対
象が右綴じブック原稿であって「ファーストページ読取
り、右ページめくり」の場合、同図(D)は読取る対象
が右綴じブック原稿であって「ラストページ読取り、左
ページめくり」の場合をそれぞれ示す概念図である。各
図の表し方は、図15と同じである。
【0090】読取り対象となる原稿が「左綴じ原稿」で
あるか「右綴じ原稿」であるかは、予め設定された「フ
ァーストページ読取り」または「ラストページ読取り」
と、検出したページめくり方向との組み合わせから検出
されている(S125、S126、S129)。
【0091】図17(A)に示すように、左綴じブック
原稿であって、「ファーストページ読取り、左ページめ
くり」の場合には、左ページ→右ページの順に読取られ
る(ステップS115〜S118)。また、読取り画像
データの出力時には、ページ並びの情報であるファース
トページ情報も付加されて出力され、プリンタでは、原
稿のページ順と同じページ順(昇順)で並んだ出力画像
を得る。かかる場合には、プリンタにおいて例えばフェ
ースダウン排出すればよい。
【0092】図17(B)に示すように、左綴じブック
原稿であって「ラストページ読取り、右ページめくり」
の場合には、右ページ→左ページの順に読取られる(ス
テップS115、S119〜S121)。また、読取り
画像データの出力時には、ラストページ情報も付加され
て出力され、プリンタでは、原稿のページ順と逆のペー
ジ順(降順)で並んだ出力画像を得る。かかる場合に
は、プリンタにおいて例えばフェースアップ排出すれ
ば、出力画像のページが昇順に揃うことになる。
【0093】図17(C)に示すように、右綴じブック
原稿であって「ファーストページ読取り、右ページめく
り」の場合には、右ページ→左ページの順に読取られる
(ステップS115、S116、S120、S12
1)。また、読取り画像データの出力時には、ファース
トページ情報も付加されて出力され、プリンタでは、原
稿のページ順と同じページ順(昇順)で並んだ出力画像
を得る。かかる場合には、プリンタにおいて例えばフェ
ースダウン排出すればよい。
【0094】図17(D)に示すように、右綴じブック
原稿であって「ラストページ読取り、左ページめくり」
の場合には、左ページ→右ページの順に読取られる(ス
テップS115、S119、S122、S123)。ま
た、読取り画像データの出力時には、ラストページ情報
も付加されて出力され、プリンタでは、原稿のページ順
と逆のページ順(降順)で並んだ出力画像を得る。かか
る場合には、プリンタにおいて例えばフェースアップ排
出すれば、出力画像のページが昇順に揃うことになる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
3に記載の画像読取り装置によれば、例えばブック原稿
の左右ページを連続して複数ページにわたって読取る場
合に、検出したページめくり方向に基づいて原稿読取り
順序を検出でき、読取り画像のページ順を、原稿のペー
ジ順と同じに合わせが可能となる。また、読取った画像
のページ順が原稿のページ順に対して同じ並びか、逆の
並びかを判別することができるため、プリンタなどの出
力装置においては、原稿のページ順と同じページ順で並
んだ出力画像を得ることが可能となる。
【0096】また、請求項4に記載の画像読取り装置に
よれば、測距手段を作業空間のうち奥側位置に配置した
ことから、操作者の手の動きによる誤検出を防止できる
と共に小サイズの原稿でも測距が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像読取り装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図2】 図2(A)(B)は、それぞれ、画像読取り
装置を前方および側方から見た状態を示す概略構成図で
ある。
【図3】 図3は、原稿面上に設定した固定の点までの
距離を測定する複数の測距手段の説明に供する概略構成
図である。
【図4】 読取り部の駆動機構の構成を示す斜視図であ
る。
【図5】 図5(A)は、本実施の形態で用いる原稿面
の高さ検出処理の原理を示す図、同図(B)は、同図
(A)の状態において原稿を読取った際の画像データを
示す図である。
【図6】 CCDラインセンサに読取られた主走査方向
1ライン分の出力例を示す図である。
【図7】 CCDラインセンサに読取られた原稿のある
主走査方向1ライン分の画像データより作成した輝度ヒ
ストグラムを表す図である。
【図8】 図8(A)は、原稿1ページ分の原稿下地輝
度の分布を表す図、同図(B)は、原稿内における文字
度数の分布を表す図である。
【図9】 歪み補正を示す概念図である。
【図10】 本装置の制御部の全体構成を示すブロック
図である。
【図11】 図10の画像信号処理部の構成を示すブロ
ック図である。
【図12】 4個の測距センサを備えた実施の形態1に
おける原稿面の高さ変化を検出する手順を示すフローチ
ャートである。
【図13】 4個の測距センサを用いて原稿のぺ一ジめ
くり方向を検出する手順を示すフローチャートである。
【図14】 原稿の複数ページを連続して読取る場合の
原稿読取り順序を検出する手順を示すフローチャートで
ある。
【図15】 図15(A)は、「左綴じ原稿、左ページ
めくり」の場合のブック原稿の左右ページを読取る順序
を示すと共に出力画像のページ順を示す概念図、同図
(B)は、「左綴じ原稿、右ページめくり」の場合、同
図(C)は、「右綴じ原稿、右ページめくり」の場合、
同図(D)は、「右綴じ原稿、左ページめくり」の場合
を示す概念図である。
【図16】 実施の形態2における原稿の複数ページを
連続して読取る場合の原稿読取り順を検出する手順を示
すフローチャートである。
【図17】 図17(A)は、読取る対象が左綴じブッ
ク原稿であって、「ファーストページ読取り、左ページ
めくり」の場合のブック原稿の左右ページを読取る順序
を示すと共に出力画像のページ順を示す概念図、同図
(B)は、読取る対象が左綴じブック原稿であって「ラ
ストページ読取り、右ページめくり」の場合、同図
(C)は、読取る対象が右綴じブック原稿であって「フ
ァーストページ読取り、右ページめくり」の場合、同図
(D)は、読取る対象が右綴じブック原稿であって「ラ
ストページ読取り、左ページめくり」の場合を示す概念
図である。
【符号の説明】
1…操作パネル(入力手段) 2…画像読取り部 4…測距ミラー 7…原稿台 10…ブック原稿(原稿) 11…CCDラインセンサ(撮像手段) 12…撮像レンズ 20…画像信号処理部 23…画像処理部 24…画像モニタメモリ 40…測距部 SE1〜SE4…測距センサ(測距手段) 100…制御部(検出手段、判断手段、出力制御手段) 101、102…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守田 賢一 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 新阜 真 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 大塚 博司 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上に上向きに載置された原稿を、
    光学的に走査することにより読取る画像読取り装置にお
    いて、 前記原稿台上に載置された前記原稿の原稿面を走査しな
    がら読取る撮像手段と、 前記原稿面上に設定した固定の点までの距離を測定する
    複数の測距手段と、 前記複数の測距手段により測定したそれぞれの距離の変
    化に基づいて、原稿のページがめくられた方向を検出す
    る検出手段と、 前記検出手段により検出したページめくり方向に基づい
    て、読取るべき原稿画像の並び順を判断する判断手段
    と、 前記判断手段により判断した原稿画像の並び順に基づい
    て、読取った画像の出力制御を行う出力制御手段と、を
    有することを特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿台上に載置する原稿が右綴じ原
    稿であるか左綴じ原稿であるかを入力する入力手段をさ
    らに有し、 前記判断手段は、前記入力手段から入力された原稿の綴
    じ方向および前記検出手段により検出したページめくり
    方向から、原稿ページが増加する方向に読取っているか
    減少する方向に読取っているかを検出して、読取るべき
    原稿画像の並び順を判断することを特徴とする請求項1
    に記載の画像読取り装置。
  3. 【請求項3】 前記原稿台上に載置された原稿の読取り
    順序が原稿ページが増加する方向であるか減少する方向
    であるかを入力する入力手段をさらに有し、 前記判断手段は、前記入力手段から入力された原稿読取
    り順序の方向および前記検出手段により検出したページ
    めくり方向から、原稿が右綴じ原稿であるか左綴じ原稿
    であるかを検出して、読取るべき原稿画像の並び順を判
    断することを特徴とする請求項1に記載の画像読取り装
    置。
  4. 【請求項4】 前記複数の測距手段は、前記原稿台上に
    形成される作業空間のうち奥側位置で原稿面までの距離
    を測定するよう配置されていることを特徴とする請求項
    1〜請求項3のいずれかに記載の画像読取り装置。
JP9109725A 1997-04-25 1997-04-25 画像読取り装置 Withdrawn JPH10304130A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014155073A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法
JP2014168235A (ja) * 2014-04-07 2014-09-11 Pfu Ltd オーバーヘッドスキャナ装置、画像取得方法、および、プログラム
CN113206925A (zh) * 2021-05-07 2021-08-03 衡水学院 一种法条解析用教学辅助工具及其使用方法

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