JP2885600B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2885600B2
JP2885600B2 JP6967893A JP6967893A JP2885600B2 JP 2885600 B2 JP2885600 B2 JP 2885600B2 JP 6967893 A JP6967893 A JP 6967893A JP 6967893 A JP6967893 A JP 6967893A JP 2885600 B2 JP2885600 B2 JP 2885600B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/20Address safety or protection circuits, i.e. arrangements for preventing unauthorized or accidental access
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/06Address interface arrangements, e.g. address buffers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に係
り、特にメモリに格納されている内容をデッドコピーな
どの不正読み出しから保護するためのデータ保護回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリ(例えば読み出し専用メモ
リ;ROM)に格納されているプログラムやデータをデ
ッドコピーなどの不正読み出しから保護するために、半
導体メモリにデータ保護回路が内蔵されることがある。
【0003】従来、実用化あるいは提案されているデー
タ保護回路は、ROMの指定アドレスをスキャンさせた
時にROMのある特定のアドレスが指定されると、この
アドレス以降の読み出しデータに対して以下に述べる
(1)乃至(5)のいずれかの方式で処理している。
【0004】(1)読み出しデータの出力を禁止する、
(2)読み出しデータをアドレス信号自身で修飾するこ
とにより誤データに変換して出力する、(3)読み出し
データを任意の規則性を有する半固定の誤データに変換
して出力する、(4)読み出しデータを反転することに
より誤データに変換して出力する(特開昭60−575
98号)、(5)読み出しデータとランダムデータ発生
回路の出力データとを演算回路で演算処理することによ
り誤データに変換して出力する。しかし、上記(1)の
方式は、不正読み出しを試みる者にとって、読み出しデ
ータの出力禁止が開始する特定アドレスの判定が容易で
ある。
【0005】また、前記(2)乃至(4)の方式は、い
ずれも、特定のアドレスが指定されることによりこのア
ドレス以降の読み出しデータを誤まらせるものである
が、誤データの出力が開始する特定アドレスの判定が比
較的容易である。
【0006】即ち、(2)の方式は、読み出しデータに
よりアドレス信号自身で修飾された誤データは、不正読
み出し者にとってスキャンアドレスが判明しているの
で、スキャンアドレスを考慮して出力データを解析する
ことが可能である。また、(3)の方式は、半固定の誤
データの規則性から前記特定アドレスが比較的発見され
易い。
【0007】また、(4)の方式も、誤データをメモリ
外部で再度反転させることによりデータを再現すること
が可能であり、しかも、誤データに通常使用されないデ
ータが含まれる場合が生じるので、前記特定アドレスが
比較的発見され易い。
【0008】上記したように誤データの出力が開始する
特定アドレスの判定が比較的容易であると、この特定ア
ドレスが判定されることによって本来の読み出しデータ
の解析が行われるおそれがある。
【0009】そこで、上記したような方式のほかに、R
OMの特定のアドレスをアクセスした場合にROMの内
容を破壊するように工夫したとしても、ROMの別のサ
ンプルに対して前記特定のアドレスのアクセスをジャン
プすることにより、他のアドレスに対応する読み出しデ
ータが取得されてしまうおそれがある。しかも、ROM
の正規のユーザーが誤って特定のアドレスをアクセスす
る場合が有り得ることを考慮すると、上記したようにR
OMの内容を破壊することは好ましくない。このような
危険性は、誤データの出力が開始する特定アドレスを複
数設定した場合でも存在する。なお、(5)の方式は、
特定アドレスの判定が比較的困難であるが、ハードウェ
アの構成が複雑になり、チップコストが上昇する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
データ保護回路は、誤データの出力が開始する特定アド
レスの判定が比較的容易であり、この特定アドレスが判
定されることによって本来の読み出しデータの解析が行
われるおそれがあるという問題があった。また、読み出
しデータとランダムデータ発生回路の出力データとを演
算回路で演算処理することにより誤データに変換して出
力する方式は、特定アドレスの判定が比較的困難である
が、ハードウェアの構成が複雑になり、チップコストが
上昇するという問題があった。
【0011】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、半導体メモリの内容の不正読み出しを試みる
場合に、誤データの出力が開始するメモリの特定アドレ
スの判定を比較的困難にし、しかも、正規のユーザーが
誤って特定のアドレスをアクセスした場合でもメモリの
内容を破壊することがなく、ハードウェアの構成の複雑
化、チップコストの上昇を抑制し得る半導体集積回路を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
は、半導体メモリのアドレスを指定するためのアドレス
信号が半導体メモリの特定アドレスを指定したことを検
知する特定アドレス検知回路と、この特定アドレス検知
回路の検知出力をラッチするラッチ回路と、このラッチ
回路のラッチ出力に基づいて前記アドレス信号のうちの
少なくとも1ビットを前記半導体メモリの読み出しデー
タにより置換する置換回路とを具備することを特徴とす
る。
【0013】
【作用】不正読み出しに際して、メモリの指定アドレス
をスキャンさせた時に特定アドレスが指定されると、こ
のアドレス以降の各アドレスの読み出しデータを用いて
アドレス信号の少なくとも1ビットを置換するように動
作する。これにより、特定アドレスより後の各アドレス
の読み出しデータは、本来のアドレスとの対応関係を持
たない誤まったデータ(無意味なデータ)となる。
【0014】このようにメモリの読み出しデータを用い
てアドレス信号を修飾するので、出力データは、スキャ
ンアドレスとの対応関係が不規則であり、かつ、半固定
の規則性を有するデータ、通常使用されないデータ、単
なる反転データに変換されたものではなく、恰も正しく
読み出されたようなランダムなデータが得られる。
【0015】従って、不正読み出しを試みる者にとっ
て、判明しているスキャンアドレスを考慮しても、誤デ
ータの出力が開始する特定アドレスの判定が比較的困難
であり、出力データを解析することが困難である。上記
したような出力データの解析は、誤データの出力が開始
する特定アドレスを複数設定することにより一層困難に
なる。
【0016】また、読み出しデータとランダムデータ発
生回路の出力データとを演算回路で演算処理することに
より誤データに変換して出力する方式と比べて、ハード
ウェアの構成の複雑化、チップコストの上昇を抑制する
ことが可能である。
【0017】また、特定のアドレスをアクセスした場合
にメモリの内容を破壊する方式ではないので、正規のユ
ーザーが誤って特定のアドレスをアクセスした場合でも
メモリの内容を破壊することがない。この場合、正規の
ユーザーが誤って特定のアドレスをアクセスして暴走し
た場合でも、パワーオン、あるいは最小アドレスの指
定、あるいは最大アドレスの指定によって、メモリの正
常な使用を再開し得るような対策を施すことが望まし
い。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の第1実施例に係るメモリ
集積回路の一部を示している。
【0019】このメモリ集積回路は、例えば128K×
8ビット構成を有する1MビットのROMであり、11
はROMセルアレイ、12はアドレス信号A0〜Aiを
デコードして上記セルアレイのワード線を選択するアド
レスデコーダ、13は上記セルアレイからの読み出しデ
ータを出力イネーブル信号(/OE)の活性時に外部に
出力するための出力バッファ回路である。
【0020】さらに、本例では、ROMチップ上にデー
タ保護回路14が搭載されている。このデータ保護回路
14は、前記アドレス信号A0〜Aiが特定アドレスを
指定したことを検知する特定アドレス検知回路15と、
この特定アドレス検知回路15の検知出力をラッチする
ラッチ回路16と、このラッチ回路16のラッチ出力に
基づいて前記アドレス信号A0〜Aiのうちの少なくと
も1ビット(例えば最大重みビットMSBであるAi)
をROMの読み出しデータD7〜D0のうちの少なくと
も1ビット(例えばD0)により置換する置換回路17
と、ROMのパワーオン時、最小アドレス指定時および
最大アドレス指定時をそれぞれ検知し、前記ラッチ回路
16のラッチを解除するラッチ解除回路18を具備す
る。
【0021】上記特定アドレス検知回路15は、ROM
の製造時に特定アドレスのアドレスデータが設定される
特定アドレス設定回路151と、この特定アドレス設定
回路151の設定データとアドレス信号とを比較し、一
致したことを検知する一致回路152とを有する。但
し、この特定アドレス検知回路15を前記アドレスデコ
ーダの一部により兼用させることが可能である。図2
は、図1中のデータ保護回路を取り出して一具体例を示
している。10はROM部であり、前記ROMセルアレ
イ11、アドレスデコーダ12、出力バッファ回路13
などを含む。
【0022】特定アドレス設定回路151は、例えばデ
ータレジスタからなる。一致回路152は、アドレス信
号A0〜Aiのビット数に対応した複数の排他的オアゲ
ート121と、この複数の排他的オアゲートの各出力が
入力するオアゲート122とからなり、このオアゲート
122の出力が前記ラッチ回路16の入力として供給さ
れる。
【0023】ラッチ回路16は、例えばSR型フリップ
フロップ回路161からなり、上記一致回路152から
の一致入力(例えば“L”レベル)を受けるとラッチ出
力S1が“H”レベルになる。
【0024】ラッチ解除回路18は、ROMの電源投入
時に少し遅れて立ち上がるリセット信号を生成するパワ
ーオンリセット信号生成回路181と、アドレス信号が
最小アドレスを指定した時を検知するオアゲート182
(アドレスデコーダ12の一部を兼用してよい)と、こ
のオアゲート182の出力を制御信号/CNTに同期し
て取り出すオアゲート183と、アドレス信号が最大ア
ドレスを指定した時を検知するナンドゲート184(ア
ドレスデコーダ12の一部を兼用してよい)と、このナ
ンドゲート184の出力を制御信号/CNTに同期して
取り出すオアゲート185と、上記オアゲート183、
185の出力と前記パワーオンリセット信号生成回路1
81の出力とが入力する3入力のアンドゲート186と
からなり、このアンドゲート186の出力が前記ラッチ
回路16のリセット入力として供給される。読み出しデ
ータ選択回路171およびアドレス切換回路172は図
1中の置換回路17を構成している。
【0025】読み出しデータ選択回路171は、前記ラ
ッチ回路16のラッチ出力に基づいてROMの読み出し
データのうちの1ビットを選択するものである。これ
は、制御信号/CNTと前記ラッチ回路16のラッチ出
力S1とが入力するアンドゲート21と、このアンドゲ
ート21の出力と前記読み出しデータD7〜D0のうち
の1ビットとが入力する第1のナンドゲート22と、こ
の第1のナンドゲート22の出力と前記アンドゲート2
1の出力とが入力する第2のナンドゲート23と、上記
第1のナンドゲート22の出力と第2のナンドゲート2
3の出力とが入力するSR型フリップフロップ回路24
とからなり、このフリップフロップ回路24の出力S2
をアドレス切換回路172に入力する。
【0026】アドレス切換回路172は、前記ラッチ回
路16のラッチ出力に基づいて前記アドレス信号A0〜
Aiのうちの1ビットD7〜D0を上記読み出しデータ
選択回路171の出力に切り換えて前記アドレスデコー
ダ12に入力するものである。これは、アドレス信号A
0〜Aiのうちの1ビットAiと/CNT信号とが入力
する第1のオアゲート25と、この第1のオアゲート2
5の出力と前記ラッチ回路16のラッチ出力とが入力す
る第2のオアゲート26と、前記読み出しデータ選択回
路171の出力と/CNT信号とが入力する第3のオア
ゲート27と、前記ラッチ回路16のラッチ出力S1が
入力するインバータ回路28と、このインバータ回路2
8の出力と前記第3のオアゲート27の出力とが入力す
る第4のオアゲート29と、上記第2のオアゲート26
の出力と第4のオアゲート29の出力とが入力するアン
ドゲート30とからなり、このアンドゲート30の出力
を内部アドレス信号a0〜aiの一部aiとして前記R
OM部10に供給する。
【0027】このアドレス切換回路172は、前記ラッ
チ回路16のラッチ出力S1が“L”レベルの時はアド
レス信号A0〜Aiのうちの1ビットAiをaiとして
選択し、ラッチ回路16のラッチ出力S1が“H”レベ
ルの時は読み出しデータ選択回路171の出力をaiと
して選択するように切り換える。次に、上記データ保護
回路の動作について図3のタイミング図を参照しながら
説明する。
【0028】ROMに格納するプログラムを作成する場
合、通常はいくつかの未使用アドレスを設けるように設
計している。この設計者のみが知っているいくつかの未
使用アドレスのうちの少なくとも1つを特定アドレスと
して用いるものとする。
【0029】不正読み出しに際して、ROMの指定アド
レスをスキャンさせた時に特定アドレスが指定される
と、ラッチ出力S1が“H”レベルになり、読み出しデ
ータの一部Di(本例では1ビットD0)を選択し、こ
の選択データS2を用いて次のアドレスのアドレス信号
の一部Ai(本例ではMSB)を置換する(内部アドレ
スaiとして供給する)ように動作する。つまり、特定
アドレス以降の各アドレスのアドレス信号は、それぞれ
読み出しデータの一部によって修飾される。
【0030】これにより、特定アドレスより後の各アド
レスの読み出しデータは、本来のアドレスのMSBが操
作されたアドレスのデータが読み出されることになり、
本来のアドレスとの対応関係を持たない誤まったデータ
(無意味なデータ)となる。この場合、MSBが“1”
から“0”、あるいはその逆に変更された場合には、本
来のアドレスから遠く離れたアドレスのデータが読み出
されることになる。
【0031】このようにメモリの読み出しデータを用い
てアドレス信号を修飾するので、出力データは、スキャ
ンアドレスとの対応関係が不規則であり、かつ、半固定
の規則性を有するデータ、通常使用されないデータ、単
なる反転データに変換されたものではなく、恰も正しく
読み出されたようなランダムなものとなる。
【0032】従って、不正読み出しを試みる者にとっ
て、判明しているスキャンアドレスを考慮しても、誤デ
ータの出力が開始する特定アドレスの判定が比較的困難
であり、出力データを解析することが困難である。
【0033】読み出されたデータのどこまでが正しく、
どこからが誤っているのかを知るには、全てのアドレス
について1つ1つ指定して個々のアドレス毎に読み出し
データを取得する作業を繰り返すか、ついには、誤った
出力データを含むプログラムを部分的に解析する作業を
繰り返す必要が生じる。
【0034】しかし、近年のメモリの大容量化の下で
は、上記のような作業は膨大な量になり、結局は、不正
読み出しの対象となっている内容と同等のプログラムを
新規に開発する作業量との比較から、不正な取得を断念
させることが期待できる。上記したような出力データの
解析は、誤データの出力が開始する特定アドレスを複数
設定することにより一層困難になる。
【0035】このように特定アドレスを複数設定するた
めには、複数の特定アドレスに対応して前記特定アドレ
ス設定回路151および一致回路152をそれぞれ複数
個設けておき、複数個の一致回路152の各出力の論理
和をとって前記ラッチ回路16に入力するようにすれば
よい。
【0036】また、従来のランダムデータ発生回路の出
力データと読み出しデータとを演算回路で演算処理する
ことにより誤データに変換して出力する方式と比べて、
ハードウェアの構成の複雑化、チップコストの上昇を抑
制することが可能である。
【0037】また、特定のアドレスをアクセスした場合
にメモリの内容を破壊する方式ではないので、正規のユ
ーザーが誤って特定のアドレスをアクセスした場合でも
メモリの内容を破壊することがない。この場合、正規の
ユーザーが誤って特定のアドレスをアクセスして暴走し
た場合でも、この後、パワーオン、あるいは最小アドレ
スの指定、あるいは最大アドレスの指定によって、メモ
リの正常な使用を再開することが可能になる。
【0038】また、上記実施例では、置換回路17は、
アドレス信号のうちの1ビット(MSB)を読み出しデ
ータのうちの1ビットにより置換する例を示したが、こ
れに限らず、アドレス信号のうちの複数ビットを読み出
しデータのうちの複数ビットにより置換するように複数
ビット分の置換回路を設けてもよい。
【0039】また、上記したようなメモリ集積回路に限
らず、例えばロジック集積回路に搭載されたメモリ(オ
ンチップメモリ)や、半導体メモリとは別チップの集積
回路にデータ保護回路を搭載することが可能である。図
4は、本発明の第2実施例として、半導体メモリとは別
チップの集積回路にに搭載されたデータ保護回路の一例
を示している。
【0040】41はMPU(マイクロプロセッサ)チッ
プ、42はROMチップ、43、44および45は両チ
ップ間に接続されているアドレスバス、データバスおよ
び制御信号線である。
【0041】MPUチップ41は、MPU回路46のほ
かに、前記したような特定アドレス検知回路15、ラッ
チ回路16、置換回路17、ラッチ解除回路18が設け
られている。ROMチップ42は、前記したようなセル
アレイ11、アドレスデコーダ12、出力バッファ回路
13などが設けられている。このようにMPUチップ4
1上にデータ保護回路が搭載された場合にも、前記実施
例と同様にROMのデータを保護することが可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】上述したように本発明の半導体集積回路
によれば、半導体メモリの内容の不正読み出しを試みる
場合に、誤データの出力が開始するメモリの特定アドレ
スの判定を比較的困難にし、しかも、正規のユーザーが
誤って特定のアドレスをアクセスした場合でもメモリの
内容を破壊することがなく、ハードウェアの構成の複雑
化、チップコストの上昇を抑制することができる。
【0043】これにより、近年、ますます膨大な人件費
と時間を費やして作成されているソフトウェアの保護
を、集積回路製造時に未使用アドレスを指定するだけで
比較的容易に、かつ、より完全なものとし、ひいては、
競合商品に対する差別化、優位化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るメモリ集積回路の一
部を示すブロック図。
【図2】図1中のデータ保護回路の一具体例を示す回路
図。
【図3】図1の回路の動作例を示すタイミング波形図。
【図4】本発明の第2実施例に係るMPUのデータ保護
回路を示すブロック図。
【符号の説明】
11…ROMセルアレイ、12…アドレスデコーダ、1
3…出力バッファ回路、14…データ保護回路、15…
特定アドレス検知回路、151…特定アドレス設定回
路、152…一致回路、16…ラッチ回路、17…置換
回路、171…読み出しデータ選択回路、172…アド
レス切換回路、18…ラッチ解除回路、181…パワー
オンリセット信号生成回路、182…最小アドレス指定
検知ゲート、184…最大アドレス指定検知ゲート、4
1…MPUチップ、42…ROMチップ、43…アドレ
スバス、44…データバス、45…制御信号線、46…
MPU回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−57598(JP,A) 特開 平3−204053(JP,A) 特開 昭63−225839(JP,A) 特開 平4−74240(JP,A) 特開 昭62−256148(JP,A) 特開 平4−229346(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 12/14 320 G11C 17/00

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体メモリのアドレスを指定するため
    のアドレス信号が特定アドレスを指定したことを検知す
    る特定アドレス検知回路と、 この特定アドレス検知回路の検知出力をラッチするラッ
    チ回路と、 このラッチ回路のラッチ出力に基づいて前記アドレス信
    号のうちの少なくとも1ビットを前記半導体メモリに記
    憶されている正規のデータを用いて置換する置換回路
    と、 集積回路のリセット時、前記半導体メモリの最小アドレ
    ス指定時および最大アドレス指定時をそれぞれ検知し、
    前記ラッチ回路のラッチを解除するラッチ解除回路 とを
    具備することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、 前記ラッチ回路および置換回路は、前記半導体メモリと
    同じ半導体チップ上に形成されており、 前記特定アドレス検知回路は、上記半導体メモリのアド
    レスデコーダの一部が用いられていることを特徴とする
    半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、 前記ラッチ回路および置換回路は、前記半導体メモリと
    は別の半導体チップ上に形成されていることを特徴とす
    る半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    半導体集積回路において、 前記置換回路が置換する前記アドレス信号のビットには
    アドレス信号の最大重みビットを含むことを特徴とする
    半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    半導体集積回路において、 前記半導体メモリは、ROMであることを特徴とする半
    導体集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    半導体集積回路において、 前記特定アドレス検知回路は、特定のアドレスデータが
    予め設定された特定アドレス設定回路と、前記特定アド
    レス設定回路に設定されたアドレスデータと入力された
    アドレス信号とを比較し、一致を検出する一致回路とを
    含むことを特徴とする半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体集積回路におい
    て、 前記ラッチ回路は、前記一致回路で一致が検出されたと
    きにセットされるSR型フリップフロップ回路を含むこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    半導体集積回路において、 前記置換回路は、前記ラッチ回路のラッチ状態に応答し
    て前記半導体メモリの読み出しデータのうちの1ビット
    を選択する読み出しデータ選択回路と、前記ラッチ回路
    のラッチ状態に応答して前記アドレス信号のうちの1ビ
    ットを前記読み出しデータ選択回路の出力に切り換えて
    アドレスデコーダに入力するアドレス切換回路とを含む
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    半導体集積回路において、 前記ラッチ解除回路は、電源投入時にリセット信号を生
    成するパワーオンリセット信号生成回路と、アドレス信
    号が供給され最小アドレスが指定されたことを検知する
    第1のオアゲートと、前記第1のオアゲートの出力と制
    御信号が供給される第2のオアゲートと、アドレス信号
    が供給され最大アドレスが指定されたことを検知するナ
    ンドゲートと、前記ナンドゲートの出力と前記制御信号
    が供給される第3のオアゲートと、前記パワーオンリセ
    ット信号生成回路、前記第2のオアゲート、及び前記第
    3のオアゲートの出力信号が供給され、前記ラッチ回路
    のリセット信号を出力するアンドゲートとを具備するこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 半導体メモリのアドレスを指定するた
    めのアドレス信号が、特定アドレスを指定したことを検
    知する特定アドレス検知手段と、 前記特定アドレス検知手段の検知出力をラッチするラッ
    チ手段と、 前記ラッチ手段のラッチ出力に応答して前記アドレス信
    号のうちの少なくとも1ビットを前記半導体メモリに記
    憶されている正規のデータを用いて置換する置換手段
    と、 前記半導体メモリの電源投入時、前記半導体メモリの最
    小アドレスの指定時、及び前記半導体メモリの最大アド
    レスの指定時をそれぞれ検知し、前記ラッチ手段のラッ
    チ状態を解除するラッチ解除手段 とを具備することを特
    徴とするデータ保護回路。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のデータ保護回路にお
    いて、 前記ラッチ手段及び置換手段はそれぞれ、前記半導体メ
    モリのチップ中に形成され、 前記特定アドレス検知手段は、前記半導体メモリのアド
    レスデコーダの一部が用いられることを特徴とするデー
    タ保護回路。
  12. 【請求項12】 請求項10記載のデータ保護回路にお
    いて、 前記ラッチ手段及び置換手段はそれぞれ、前記半導体メ
    モリとは別の半導体チップ上に形成されることを特徴と
    するデータ保護回路。
  13. 【請求項13】 請求項10乃至12のいずれか1項に
    記載のデータ保護回路において、 前記置換手段で置換される前記アドレス信号には、最大
    重みビットが含まれることを特徴とするデータ保護回
    路。
  14. 【請求項14】 請求項10乃至13のいずれか1項に
    記載のデータ保護回路において、 前記半導体メモリは、ROMであることを特徴とするデ
    ータ保護回路。
  15. 【請求項15】 請求項10乃至14のいずれか1項に
    記載のデータ保護回路において、 前記特定アドレス検知手段は、特定のアドレスデータが
    予め設定された特定アドレス設定手段と、前記特定アド
    レス設定手段に設定されたアドレスデータと入力された
    アドレス信号とを比較し、一致を検出する一致手段とを
    含むことを特徴とするデータ保護回路。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のデータ保護回路にお
    いて、 前記ラッチ手段は、前記一致手段で一致が検出されたと
    きにセットされるSR型フリップフロップ回路を含むこ
    とを特徴とするデータ保護回路。
  17. 【請求項17】 請求項10乃至16のいずれか1項に
    記載のデータ保護回路において、 前記置換手段は、前記ラッチ手段のラッチ状態に応答し
    て前記半導体メモリの読み出しデータのうちの1ビット
    を選択する読み出しデータ選択手段と、前記ラッチ手段
    のラッチ状態に応答して前記アドレス信号のうちの1ビ
    ットを前記読み出しデータ選択手段の出力に切り換えて
    アドレスデコーダに入力するアドレス切換手段とを含む
    ことを特徴とするデータ保護回路。
  18. 【請求項18】 請求項10乃至17のいずれか1項に
    記載のデータ保護回路において、 前記ラッチ解除手段は、電源投入時にリセット信号を生
    成するパワーオンリセット信号生成回路と、アドレス信
    号が最小アドレスを指定したことを検知する第1の論理
    手段と、制御信号に応答して前記第1の論理手段の出力
    を取り出す第2の論理手段と、アドレス信号が最大アド
    レスを指定したことを検知する第3の論理手段と、前記
    制御信号に応答して前記第3の論理手段の出力を取り出
    す第4の論理手段と、前記パワーオンリセット信号生成
    回路から出力されるリセット信号、前記第2の論理手段
    の出力信号、及び前記第4の論理手段の出力信号の論理
    積信号を生成して前記ラッチ手段のラッチ状態を解除す
    る第5の論理手段とを具備することを特徴とするデータ
    保護回路。
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