JP2885527B2 - 自動車の組立方法 - Google Patents

自動車の組立方法

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JP2885527B2 JP3067288A JP6728891A JP2885527B2 JP 2885527 B2 JP2885527 B2 JP 2885527B2 JP 3067288 A JP3067288 A JP 3067288A JP 6728891 A JP6728891 A JP 6728891A JP 2885527 B2 JP2885527 B2 JP 2885527B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロア部分開口部が設
けられた自動車のボディ本体を構成するアッパーボディ
部材の内部にリアシートを組み付けた後、アッパーボデ
ィ部材のフロア部分開口部が設けられた部分にフロア・
ユニット組み付けてボディ本体を形成する作業工程を含
む自動車の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の生産に関わるボディ製造ライン
にあっては、例えば、複数の部材が結合せしめられて形
成されるとともに、キャビン形成部分に配されるドア,
エンジンルーム形成部分に配されるエンジンルームフッ
ド,トランクスペース形成部分に配されるトランクリッ
ド等が仮止めされて一体化されたボディが、塗装ライン
区分において、シーリング剤が塗布された後に下塗りか
ら上塗りまでの各部の必要に応じた塗装が施され、その
後、ドア,エンジンルームフッド,トランクリッド等が
外されて、ボディ本体とドア,エンジンルームフッド,
トランクリッド等とが各々別個の作業ライン区分に投入
され、夫々に各作業ライン区分においての各種部品の組
付けあるいは取付けがなされた後、再度、種々の部品の
組付けがなされたボディ本体に、各種部品の取付けがな
されたドア,エンジンルームフッド,トランクリッド等
が正規に組み付けられてボディが完成せしめられる。
【0003】このようなボディ製造ラインにおけるボデ
ィ本体のための作業ライン区分では、ボディ本体が台車
に載置されて、あるいは、コンベアにより支持されて搬
送される状態のもとで、ボディ本体についての各種部品
の組付けが作業員による作業と設置された作業ロボット
による作業とが併用されて行われるのが一般的である
が、斯かるボディ本体についての組立作業を簡易なもの
としてより一層の自動化を図るべく、例えば、実開昭62
−108183号公報にも示される如くに、ボディ本体を複数
のボディ構成部材、例えば、アッパーボディ部材とフロ
ア部材あるいはフロア部材を含んだロワーボディ部材と
に分割し、各ボディ構成部材を予め各種部品の組付けに
よる組立がなされたものとした後、相互に結合させてボ
ディ本体を形成するようになすことが提案されている。
【0004】各種部品の組付けがなされたアッパーボデ
ィ部材と各種部品の組付けがなされたフロア部材あるい
はフロア部材を含んだロワーボディ部材とが結合されて
ボディ本体が形成される際には、アッパーボディ部材に
おけるキャビン形成部の内部の前方部分及び後方部分に
夫々フロントシート及びリアシートが配置されることに
なる。そして、フロントシート及びリアシートをアッパ
ーボディ部材におけるキャビン形成部の内部に配置する
にあたっては、例えば、特開昭63−265779号公報にも示
される如くに、フロントシート及びリアシートをインス
ツルメントパネルを含むユニット等と共にフロア部材上
に設置されたものとして、フロア部材がアッパーボディ
部材に結合されてボディ本体が形成されるとき、それと
共にフロントシート及びリアシートが、アッパーボディ
部材における底面部に形成されたフロア部分開口部を通
じて、アッパーボディ部材におけるキャビン形成部の内
部に配置されるようになすことが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くに、ボディ
本体を、例えば、アッパーボディ部材とフロア部材とに
分割し、アッパーボディ部材とフロア部材との夫々を個
別に各種部品の取付けがなされたものとした後、相互に
結合させてボディ本体を形成し、その際、フロントシー
ト及びリアシートをフロア部材上に配し、フロア部材が
アッパーボディ部材に結合されるとき、フロントシート
及びリアシートが、アッパーボディ部材における底面部
に形成されたフロア部分開口部を通じて、アッパーボデ
ィ部材におけるキャビン形成部の内部に配置されるよう
になす場合には、フロア部材上に配されたフロントシー
ト及びリアシートが、アッパーボディ部材における底面
部に形成されたフロア部分開口部を通過する際に、アッ
パーボディ部材の底面部におけるフロア部分開口部の周
囲に配されるサイドシル部材あるいはクロスメンバー部
材等の補強部材に接触あるいは当接する状態を生じ易い
ものとなる。従って、フロントシート及びリアシートが
配されたフロア部材のアッパーボディ部材への組付け
は、フロントシート及びリアシートがアッパーボディ部
材に設けられたサイドシル部材あるいはクロスメンバー
部材等の補強部材に接触あるいは当接する状態を回避し
つつ行うことになって、著しく大なる工数が要されるこ
とになり、それに加えて、フロントシート及びリアシー
トのボディ本体内での配置精度が良好でないものとなっ
てしまう虞がある。
【0006】斯かる点に鑑み、本発明は、アッパーボデ
ィ部材とフロア部材との夫々を個別に各種部品の組付け
がなされたものとした後、フロア部材とアッパーボディ
部材とを結合してボディ本体を形成する過程において、
アッパーボディ部材におけるキャビン形成部の内部にフ
ロントシート及びリアシートが配置されるようにして自
動車のボディを得るにあたり、フロア部材のアッパーボ
ディ部材に対する組付作業を、少なくともリアシートが
アッパーボディ部材におけるキャビン形成部の内部に適
正に配置される状態のもとに、作業性に優れて比較的少
なる工数をもって行えるものとできるとともに、リアシ
ートのボディ本体内での配置精度の向上を図ることがで
きる自動車の組立方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る自動車の組立方法は、フロア部分開口
部が設けられた自動車のボディ本体を構成するアッパー
ボディ部材を用意し、そのアッパーボディ部材における
キャビン形成部の内部の後方位置に、リアシートを少な
くともそのシートクッション部がシートバック部との連
結部分をヒンジ部として可動し得る状態をもって組み付
け、その後、アッパーボディ部材のフロア部分開口部が
設けられた部分に組み付けられるべきフロア部材にフロ
ア上配置部品を取り付けて形成したフロア・ユニット
を、アッパーボディ部材に組み付けられたリアシート
を、そのシートバック部が正規の位置をとるとともにそ
のシートクッション部がシートバック部との連結部分を
ヒンジ部としてシートバック部に近接する折畳位置をと
る状態としたもとで、アッパーボディ部材のフロア部分
開口部が設けられた部分に組み付けてボディ本体を形成
することを特徴とするものとされる。
【0008】
【作用】上述の如くの本発明に係る自動車の組立方法に
おいては、フロア部分開口部が設けられたアッパーボデ
ィ部材に各種部品の組付けを行った後、フロア部材にフ
ロア上配置部品を取り付けて形成したフロア・ユニット
を組み付けてボディ本体を得るにあたり、先ず、アッパ
ーボディ部材におけるキャビン形成部の内部の後方位置
にリアシートを組み付け、その後、アッパーボディ部材
に組み付けられたリアシートを、そのシートバック部が
正規の位置をとるとともにそのシートクッション部がシ
ートバック部との連結部分をヒンジ部としてシートバッ
ク部に近接する折り畳み位置をとる状態としたもとで、
アッパーボディ部材に対してのリアシートを伴わないフ
ロア・ユニットの組付けを行う。従って、フロア・ユニ
ットのアッパーボディ部材への組付けに際して、フロア
・ユニットがアッパーボディ部材に設けられたサイドシ
ル部材あるいはクロスメンバー部材等の補強部材に接触
あるいは当接する状態を生じ難いものとなり、さらに、
予めアッパーボディ部材に組み付けられたリアシートが
フロア・ユニットに干渉しない状態におかれるので、フ
ロア・ユニットのアッパーボディ部材に対する組付作業
が、リアシートがアッパーボディ部材におけるキャビン
形成部の内部に適正に配置された状態のもとに、作業性
に優れて比較的少なる工数をもって行えるものとされ、
しかも、リアシートのボディ本体内における配置精度の
向上が図られることになる。
【0009】
【実施例】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づ
いて、自動車のボディ本体を組み立てるにあたっては、
先ず、図2に示される如くに、塗装ライン区分において
シーリング剤が塗布された後に下塗りから上塗りまでの
各部の必要に応じた塗装が施された、各種の内装部品等
の装着がなされていないボディを、アッパーボディ部材
20とそれから分離されたフロントドア21F,リアド
ア21R,エンジンルームフッド22,トランクリッド
23,リアパネル24,フロントシュラウド25,フロ
ントフェンダ26及びフロア部材27とに分解する。斯
かる分解により得られるアッパーボディ部材20は、フ
ロントドア21F及びリアドア21Rが外されたキャビ
ン形成部A1,エンジンルームフッド22及びフロント
シュラウド25が外されたエンジンルーム形成部A2及
びトランクリッド23及びリアパネル24が外されたト
ランクスペース形成部A3を有しており、キャビン形成
部A1の底面部には、フロア部材27が外されたことに
より、フロア部分開口部K1が設けられたものとされ
る。
【0010】次に、図3に示される如くに、アッパーボ
ディ部材20におけるキャビン形成部A1の内部の後方
部分において、アッパーボディ部材20における底面部
のフロア部分開口部K1の後方となる部分20A上に、
リアシート30を組み付ける。リアシート30は、シー
トクッション部31とシートバック部32とを有してお
り、図4及び図5に示される如く、シートクッション部
31及びシートバック部32はフリーヒンジ部33によ
って相互連結されていて、フリーヒンジ部33の作用に
より、シートクッション部31がシートバック部32側
に近接するように折り畳まれる状態、及び、シートバッ
ク部32がシートクッション部31側に近接するように
折り畳まれる状態のいずれをもとることができるものと
されている。
【0011】そして、リアシート30のシートクッショ
ン部31は、正規の位置におかれる状態にあっては、図
6に示される如くに、その前端側下方部分に設けられた
可動係合金具34が、後述される如くにして、アッパー
ボディ部材20における底面部の部分20Aに係合する
ものとされるフロア部材27の部分27Aに設けられた
係止部35に係合するものとされて固定され、また、リ
アシート30のシートバック部32は、正規の位置にお
かれる状態にあっては、図7に示される如くに、その背
後上方部分に設けられた係止部36にアッパーボディ部
材20におけるキャビン形成部A1の内部の後端部分2
0Bに設けられた可動係合金具37が係合するものとさ
れて固定される。なお、可動係合金具34及び係止部3
5は、図6及び後述される図9及び図10以外の図にお
いては図示が省略されており、また、係止部36及び可
動係合金具37も、図7以外の図においては図示が省略
されている。
【0012】このようなアッパーボディ部材20に対す
るリアシート30の組付作業とは別に、アッパーボディ
部材20から分離されたフロア部材27に対して、シー
リング処理,二次防錆処理等の種々の処理を施すととも
に、各種のフロア上配置部品を配して、図8に示される
如くの、フロア部材27上にフロアマット40が配され
るとともに、左右一対のフロントシート41及びそれら
の間に位置するシフトレバー42等が装着されて成るフ
ロア・ユニット43を形成する作業を行う。フロア部材
27におけるその後方に伸びる部分27Aは、フロア・
ユニット43がアッパーボディ部材20に組み付けられ
たときリアシート30のシートクッション部31が載置
されるものとされており、斯かる部分27A上にはフロ
アマット40が配されない。
【0013】そして、形成されたフロア・ユニット43
を、図1に示される如くに、フロア部材27上に配され
たフロアマット40,左右のフロントシート41及びに
シフトレバー42、及び、フロア部材27の部分27A
をアッパーボディ部材20におけるキャビン形成部A1
に設けられたフロア部分開口部K1を通じてキャビン形
成部A1内に搬入するようにするとともに、フロア部材
27をアッパーボディ部材20におけるフロア部分開口
部K1の周囲部分に結合して、アッパーボディ部材20
におけるフロア部分開口部K1を形成する部分に組み付
ける。斯かる際には、アッパーボディ部材20における
キャビン形成部A1の内部の後方部分に組み付けられた
リアシート30に、図1及び図3に示される如くに、シ
ートバック部32が正規の位置におかれるとともに、シ
ートクッション部31がフリーヒンジ部33を介してシ
ートバック部32に近接する折畳位置におかれる状態を
とらせ、リアシート30を、アッパーボディ部材20に
おけるキャビン形成部A1に設けられたフロア部分開口
部K1を通じてキャビン形成部A1内に搬入されるフロ
ア・ユニット43に干渉しないものとなす。
【0014】フロア・ユニット43をアッパーボディ部
材20におけるフロア部分開口部K1を形成する部分に
組み付けるにあたっては、フロア部材27の部分27A
をアッパーボディ部材20における底面部の部分20A
に係合するものとなす。斯かるフロア部材27の部分2
7Aのアッパーボディ部材20における底面部の部分2
0Aに対する係合は、図9に示される如くの、フロア部
材27の部分27Aがアッパーボディ部材20における
底面部の部分20Aから離隔した状態から、図10及び
図11に示される如くの、フロア部材27の部分27A
がアッパーボディ部材20における底面部の部分20A
にその上方から係合して固定される状態とされることに
よりなされる。そして、図12及び図13に示される如
くに、アッパーボディ部材20における底面部の部分2
0Aにその上方から係合して固定されたフロア部材27
の部分27A上に、折畳位置から正規の位置をとるもの
とされたリアシート30のシートクッション部31が載
置され、シートクッション部31に設けられた可動係合
金具34がフロア部材27の部分27Aに設けられた係
止部35に係合するものとされる。
【0015】フロア部材27の部分27Aには、図9に
示される如くに、リアシート30用のシートベルト45
が装着されており、フロア部材27の部分27Aがアッ
パーボディ部材20における底面部の部分20Aにその
上方から係合して固定された後、図12に示される如く
に、リアシート30のシートクッション部31が正規の
位置をとるものとされた状態において、シートベルト4
5を、フロア部材27の部分27Aからリアシート30
のシートクッション部31とシートバック部32との間
を通じてシートクッション部31上に導出する。なお、
シートベルト45は、図9及び図12以外の図において
は図示が省略されている。
【0016】このようにして、フロア・ユニット43を
アッパーボディ部材20におけるフロア部分開口部K1
を形成する部分に組み付けることにより、ボディ本体を
形成する。そして、その後、組み立てられたボディ本体
に、アッパーボディ部材20から分離した後、夫々につ
いて加工を加えたもの、あるいは、各種の部品を装着し
たものとなしたフロントドア21F,リアドア21R,
エンジンルームフッド22,トランクリッド23,リア
パネル24,フロントシュラウド25,フロントフェン
ダ26等を組み付けて、ボディを完成させる。
【0017】上述の如くにしてフロア・ユニット43を
アッパーボディ部材20におけるフロア部分開口部K1
を形成する部分に組み付けてボディ本体を形成するにあ
たっては、予めアッパーボディ部材20におけるキャビ
ン形成部A1の内部の後方位置にリアシート30を組み
付け、そのリアシート30をそのシートクッション部3
1が正規の位置をとるシートバック部32に近接する折
畳位置をとる状態としたもとで、アッパーボディ部材2
0に対してのリアシート30を伴わないフロア・ユニッ
ト43の組付けを行うので、フロア・ユニット43のア
ッパーボディ部材20への組付けに際して、フロア・ユ
ニット43がアッパーボディ部材20に設けられたサイ
ドシル部材あるいはクロスメンバー部材等の補強部材に
接触あるいは当接する状態を生じ難いものとなり、さら
に、リアシート30が、アッパーボディ部材20におけ
るキャビン形成部A1に設けられたフロア部分開口部K
1を通じてキャビン形成部A1内に搬入されるフロア・
ユニット43に干渉しない状態におかれることにより、
フロア・ユニット43のアッパーボディ部材20に対す
る組付作業が、作業性に優れて比較的少なる工数をもっ
て行えるものとされる。
【0018】また、フロア・ユニット43をアッパーボ
ディ部材20におけるフロア部分開口部K1を形成する
部分に組み付けるに際して、リアシート30をそのシー
トクッション部31が正規の位置をとるシートバック部
32に近接する折畳位置をとる状態としておくことによ
り、フロア・ユニット43上に配されたフロアマット4
0の後端部分を容易にリアシート30のシートクッショ
ン部31の前端部の下敷き込むことができることにな
り、さらに、アッパーボディ部材20にフロア部材27
を結合する作業を、フロア部材27の部分27Aに対し
てその上方からも行えることになって、作業性の改善を
図ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る自動車の組立方法によれば、アッパーボディ部材と
フロア部材との夫々を個別に各種部品の組付けがなされ
たものとした後、フロア部材とアッパーボディ部材とを
結合してボディ本体を形成する過程において、アッパー
ボディ部材におけるキャビン形成部の内部にフロントシ
ート及びリアシートが配置されるようにして自動車のボ
ディを得るにあたり、先ず、アッパーボディ部材におけ
るキャビン形成部の内部の後方位置にリアシートを組み
付け、その後、アッパーボディ部材に組み付けられたリ
アシートを、そのシートバック部が正規の位置をとると
ともにそのシートクッション部がシートバック部との連
結部分をヒンジ部としてシートバック部に近接する折り
畳み位置をとる状態としたもとで、アッパーボディ部材
に対してのリアシートを伴わないフロア・ユニットの組
付けを行うので、フロア・ユニットのアッパーボディ部
材への組付けに際して、フロア・ユニットをアッパーボ
ディ部材に設けられたサイドシル部材あるいはクロスメ
ンバー部材等の補強部材に接触あるいは当接する状態を
生じ難いものとなすことができ、さらに、予めアッパー
ボディ部材に組み付けられたリアシートがフロア・ユニ
ットに干渉しない状態におかれることにより、フロア・
ユニットのアッパーボディ部材に対する組付作業を、リ
アシートがアッパーボディ部材におけるキャビン形成部
の内部に適正に配置された状態のもとに、作業性に優れ
て比較的少なる工数をもって行えるものとでき、しか
も、リアシートのボディ本体内における配置精度の向上
を図れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づい
て、自動車のボディが組み立てられる過程での、アッパ
ーボディ部材に対するフロア・ユニットの組付工程の説
明に供される工程図である。
【図2】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づい
て、自動車のボディが組み立てられる過程での、ボディ
本体の組立工程の説明に供される分解斜視図である。
【図3】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づい
て、自動車のボディが組み立てられる過程での、アッパ
ーボディ部材に対するリアシートの組付工程の説明に供
される工程図である。
【図4】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づい
て、自動車のボディが組み立てられる過程で、アッパー
ボディ部材に組み付けられるリアシートの説明に供され
る部分側面図である。
【図5】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づい
て、自動車のボディが組み立てられる過程で、アッパー
ボディ部材に組み付けられるリアシートの説明に供され
る部分正面図である。
【図6】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づい
て、自動車のボディが組み立てられる過程で、アッパー
ボディ部材に組み付けられるリアシートの説明に供され
る部分側面図である。
【図7】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づい
て、自動車のボディが組み立てられる過程で、アッパー
ボディ部材に組み付けられるリアシートの説明に供され
る部分側面図である。
【図8】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づい
て、自動車のボディが組み立てられる過程での、ボディ
本体の組立てに用いられるフロア・ユニットの例を示す
側面図である。
【図9】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づい
て、自動車のボディが組み立てられる過程での、アッパ
ーボディ部材に対するフロア部材の結合工程の説明に供
される工程図である。
【図10】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づ
いて、自動車のボディが組み立てられる過程での、アッ
パーボディ部材に対するフロア部材の結合工程の説明に
供される工程図である。
【図11】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づ
いて、自動車のボディが組み立てられる過程での、アッ
パーボディ部材に対するフロア部材の結合工程の説明に
供される工程図である。
【図12】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づ
いて、自動車のボディが組み立てられる過程での、アッ
パーボディ部材に対するフロア部材の結合工程の説明に
供される工程図である。
【図13】本発明に係る自動車の組立方法の一例に基づ
いて、自動車のボディが組み立てられる過程での、アッ
パーボディ部材に対するフロア部材の結合工程の説明に
供される工程図である。
【符号の説明】
20 アッパーボディ部材 27 フロア部材 30 リアシート 31 シートクッション部 32 シートバック部 33 フリーヒンジ部 41 フロントシート 43 フロア・ユニット A1 キャビン形成部 K1 フロア部分開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−265779(JP,A) 特開 平2−254078(JP,A) 特開 昭63−235174(JP,A) 特開 昭63−242778(JP,A) 特開 平2−136382(JP,A) 実開 昭62−108183(JP,U) 実開 昭63−134883(JP,U) 実開 昭62−108175(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 65/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロア部分開口部が設けられた自動車のボ
    ディ本体を構成するアッパーボディ部材を用意する工程
    と、該アッパーボディ部材におけるキャビン形成部の内
    部の後方位置に、リアシートを少なくともそのシートク
    ッション部がシートバック部との連結部分をヒンジ部と
    して可動し得る状態をもって組み付ける工程と、上記ア
    ッパーボディ部材の上記フロア部分開口部が設けられた
    部分に組み付けられるべきフロア部材にフロア上配置部
    品を取り付けてフロア・ユニットを形成し、該フロア・
    ユニットを、上記アッパーボディ部材に組み付けられた
    上記リアシートを、そのシートバック部が正規の位置を
    とるとともにそのシートクッション部が上記シートバッ
    ク部との連結部分をヒンジ部として上記シートバック部
    に近接する折畳位置をとる状態としたもとで、上記アッ
    パーボディ部材の上記フロア部分開口部が設けられた部
    分に組み付けてボディ本体を形成する工程と、を含むこ
    とを特徴とする自動車の組立方法。
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