JP2884936B2 - 紙カップおよびその製造方法 - Google Patents
紙カップおよびその製造方法Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02W90/10—Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics
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- Laminated Bodies (AREA)
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
- Table Devices Or Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチックを積層した
紙カップに関するものである。さらに詳しくは生分解性
を有する紙カップに関する。
紙カップに関するものである。さらに詳しくは生分解性
を有する紙カップに関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示す形状をはじめとする紙カップ
はジュース類、嗜好飲料、清涼飲料、アルコール飲料、
アイスクリーム、冷菓、ヨーグルト等の食品容器とし
て、自動販売機用、店頭飲食用、店頭販売用、あるいは
野外活動やパーティー等での個人用等で多く使用されて
いるが、内容物が液体や液体を凍らせたものであるため
防水性が必要であり、カップの内面6にプラスチック、
一般にはポリエチレンが積層されていたり、あるいはワ
ックスがコーティングされている。
はジュース類、嗜好飲料、清涼飲料、アルコール飲料、
アイスクリーム、冷菓、ヨーグルト等の食品容器とし
て、自動販売機用、店頭飲食用、店頭販売用、あるいは
野外活動やパーティー等での個人用等で多く使用されて
いるが、内容物が液体や液体を凍らせたものであるため
防水性が必要であり、カップの内面6にプラスチック、
一般にはポリエチレンが積層されていたり、あるいはワ
ックスがコーティングされている。
【0003】紙カップは通常再使用されることなく、1
回限りの使用で廃棄されるが、焼却されずに埋め立てら
れたり、ゴミとして自然環境中に散乱したりした場合に
は、ポリエチレンやワックスは分解せずに残ったり、紙
が本来有している生分解性を妨げたりするため、埋立処
理場の寿命短縮や環境汚染の原因となる。
回限りの使用で廃棄されるが、焼却されずに埋め立てら
れたり、ゴミとして自然環境中に散乱したりした場合に
は、ポリエチレンやワックスは分解せずに残ったり、紙
が本来有している生分解性を妨げたりするため、埋立処
理場の寿命短縮や環境汚染の原因となる。
【0004】そこで、紙に積層するプラスチックも生分
解性を有するものにすれば、上記の問題は解決できる。
発明者らもそのような紙カップに使用できる積層体を特
願平3−249106号で提示している。しかし、現
在、多くの生分解性を有するプラスチックが知られてい
るが、何れも従来から使用されているポリエチレンとは
物性が大きくことなり、従来の成形方法では性能的に満
足な紙カップを得ることができない。
解性を有するものにすれば、上記の問題は解決できる。
発明者らもそのような紙カップに使用できる積層体を特
願平3−249106号で提示している。しかし、現
在、多くの生分解性を有するプラスチックが知られてい
るが、何れも従来から使用されているポリエチレンとは
物性が大きくことなり、従来の成形方法では性能的に満
足な紙カップを得ることができない。
【0005】すなわち、紙カップは、図1における側面
1のシール部3は、図2に示す展開図における側面部分
10のシール部12のプラスチック側と、同じく側面部
分10のシール部12´の紙側とのシールになるため、
プラスチックの熱融着だけによる紙とのシールではシー
ル強度が不十分な場合もあり、シールを確実に行うた
め、図5にその断面を示すように、シール部12´の紙
20側に接着のための媒体23(熱融着性の樹脂やラッ
カー等、以下接着剤という)を塗布した後、シール部1
2のプラスチック22とのヒートシールを行っていた。
1のシール部3は、図2に示す展開図における側面部分
10のシール部12のプラスチック側と、同じく側面部
分10のシール部12´の紙側とのシールになるため、
プラスチックの熱融着だけによる紙とのシールではシー
ル強度が不十分な場合もあり、シールを確実に行うた
め、図5にその断面を示すように、シール部12´の紙
20側に接着のための媒体23(熱融着性の樹脂やラッ
カー等、以下接着剤という)を塗布した後、シール部1
2のプラスチック22とのヒートシールを行っていた。
【0006】しかし、この接着剤23はポリエチレン用
に開発されたものであり、生分解性のプラスチックに使
用した場合には、何れの生分解性のプラスチックにおい
ても十分なシール強度が得られないため、紙カップの使
用時に内容物である液体が漏れる事故が発生し易い。と
ころが、紙カップ成形時に生分解性のプラスチックに使
用できる接着剤は未だ開発されていない。
に開発されたものであり、生分解性のプラスチックに使
用した場合には、何れの生分解性のプラスチックにおい
ても十分なシール強度が得られないため、紙カップの使
用時に内容物である液体が漏れる事故が発生し易い。と
ころが、紙カップ成形時に生分解性のプラスチックに使
用できる接着剤は未だ開発されていない。
【0007】また、紙カップの場合、シール部の紙20
およびプラスチック22をホットエアーで加熱溶融した
後、側面1と底面2をそれぞれシール部3、4にて圧着
してシールしているが、接着剤23の効果を高めるた
め、250〜300℃のホットエアーを使用している。
ところが、生分解性のプラスチックの中には加熱分解し
易いものがあり、そのような生分解性のプラスチックで
はホットエアーの温度が高すぎるとシールができても、
プラスチックが分解し、その分解生成物が臭いを発する
ため食品用途への利用が困難である。
およびプラスチック22をホットエアーで加熱溶融した
後、側面1と底面2をそれぞれシール部3、4にて圧着
してシールしているが、接着剤23の効果を高めるた
め、250〜300℃のホットエアーを使用している。
ところが、生分解性のプラスチックの中には加熱分解し
易いものがあり、そのような生分解性のプラスチックで
はホットエアーの温度が高すぎるとシールができても、
プラスチックが分解し、その分解生成物が臭いを発する
ため食品用途への利用が困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
問題点に着目してなされたもので、従来の紙カップと性
能が変わらず、かつ臭いの少ない生分解性のプラスチッ
クを用いた紙カップとその製造方法を提供することを目
的とする。
問題点に着目してなされたもので、従来の紙カップと性
能が変わらず、かつ臭いの少ない生分解性のプラスチッ
クを用いた紙カップとその製造方法を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、少なくとも紙の片面又は両面にプラスチッ
クを積層した紙からなる紙カップにおいて、紙に積層し
たプラスチックが、生分解性を有する微生物産生ポリエ
ステルまたは脂肪族系ポリエステルを主成分とする生分
解性プラスチックからなり、紙カップの側面のシール方
法が、シール部のプラスチックの一方あるいは両方を2
50℃以下のホットエアーにて加熱溶融後、シール面の
プラスチックと紙またはプラスチックと紙を直接圧着し
て製造されることを特徴とする紙カップを提供するもの
である。
するために、少なくとも紙の片面又は両面にプラスチッ
クを積層した紙からなる紙カップにおいて、紙に積層し
たプラスチックが、生分解性を有する微生物産生ポリエ
ステルまたは脂肪族系ポリエステルを主成分とする生分
解性プラスチックからなり、紙カップの側面のシール方
法が、シール部のプラスチックの一方あるいは両方を2
50℃以下のホットエアーにて加熱溶融後、シール面の
プラスチックと紙またはプラスチックと紙を直接圧着し
て製造されることを特徴とする紙カップを提供するもの
である。
【0010】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明に使用できる生分解性のプラスチックは、紙と同等
もしくはそれ以上の生分解性を有し、さらにヒートシー
ル性を有するとともに、接着剤を用いなくても熱融着法
により使用に耐え得る強度で紙とのシールができる生分
解性のプラスチックである。そのようなプラスチックと
して、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、3−
ヒドロキシ吉草酸等の重合体やそれらの2種以上からな
る共重合体等の微生物産生ポリエステル、あるいはカプ
ロラクトン、乳酸、グリコール酸等の重合体やそれらの
2種以上からなる共重合体等の脂肪族系ポリエステルが
使用できる。
発明に使用できる生分解性のプラスチックは、紙と同等
もしくはそれ以上の生分解性を有し、さらにヒートシー
ル性を有するとともに、接着剤を用いなくても熱融着法
により使用に耐え得る強度で紙とのシールができる生分
解性のプラスチックである。そのようなプラスチックと
して、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、3−
ヒドロキシ吉草酸等の重合体やそれらの2種以上からな
る共重合体等の微生物産生ポリエステル、あるいはカプ
ロラクトン、乳酸、グリコール酸等の重合体やそれらの
2種以上からなる共重合体等の脂肪族系ポリエステルが
使用できる。
【0011】また、これらの生分解性を有するプラスチ
ック同士の混合体や積層体も使用でき、さらには、これ
らの生分解性を有するプラスチックに重量比で50%以
下であれば非分解性の各種添加剤やポリマー等を添加す
ることも可能である。非分解性の物質を50%以上添加
することは、生分解性が著しく低下したり、加工上の問
題が生じたりするため好ましくない。
ック同士の混合体や積層体も使用でき、さらには、これ
らの生分解性を有するプラスチックに重量比で50%以
下であれば非分解性の各種添加剤やポリマー等を添加す
ることも可能である。非分解性の物質を50%以上添加
することは、生分解性が著しく低下したり、加工上の問
題が生じたりするため好ましくない。
【0012】ここで、微生物産生ポリエステルとは、細
菌や酵母等の微生物を培養し、菌体内や培養液中に蓄積
したポリエステル化合物を分離、精製したポリエステル
の総称で微生物由来であることを特徴とし、また、脂肪
族系ポリエステルとは、ポリマーが炭素、水素および酸
素原子のみからなり、かつ芳香族のような環状構造を持
たない化学合成法により作られたポリエステルを意味す
る。すなわち、構造的には同じであっても、その製造方
法の違いにより、微生物産生ポリエステルの場合もあれ
ば、脂肪族系ポリエステルとなる場合もある。
菌や酵母等の微生物を培養し、菌体内や培養液中に蓄積
したポリエステル化合物を分離、精製したポリエステル
の総称で微生物由来であることを特徴とし、また、脂肪
族系ポリエステルとは、ポリマーが炭素、水素および酸
素原子のみからなり、かつ芳香族のような環状構造を持
たない化学合成法により作られたポリエステルを意味す
る。すなわち、構造的には同じであっても、その製造方
法の違いにより、微生物産生ポリエステルの場合もあれ
ば、脂肪族系ポリエステルとなる場合もある。
【0013】まず、生分解性のプラスチックと紙との積
層方法は、プラスチックと紙の積層に用いられる通常の
方法でよく、紙へのプラスチックフィルムのラミネーシ
ョン、あるいは紙へのプラスチックの溶融押出コーティ
ング等の方法で積層できるが、接着剤を必要としない溶
融押出コーティングによる特願平3−249106に示
した製造法が使用される。この積層方法により、生分解
性のプラスチックを、紙の片面あるいは両面に積層すれ
ばよい。なお、両面に積層する場合には、両面に用いる
生分解性を有するプラスチックの種類が異なっていても
よい。
層方法は、プラスチックと紙の積層に用いられる通常の
方法でよく、紙へのプラスチックフィルムのラミネーシ
ョン、あるいは紙へのプラスチックの溶融押出コーティ
ング等の方法で積層できるが、接着剤を必要としない溶
融押出コーティングによる特願平3−249106に示
した製造法が使用される。この積層方法により、生分解
性のプラスチックを、紙の片面あるいは両面に積層すれ
ばよい。なお、両面に積層する場合には、両面に用いる
生分解性を有するプラスチックの種類が異なっていても
よい。
【0014】次に、紙カップの成形は、従来の紙カップ
と同様、紙カップ成形機を用いて行うが、従来のものと
は工程を一部変更して行う。以下、その工程を説明す
る。
と同様、紙カップ成形機を用いて行うが、従来のものと
は工程を一部変更して行う。以下、その工程を説明す
る。
【0015】図1のような紙カップを成形する場合、ま
ず生分解性のプラスチックと紙との積層体(以下、プラ
スチック積層紙という)を図2に示す展開図の形に打ち
抜く。
ず生分解性のプラスチックと紙との積層体(以下、プラ
スチック積層紙という)を図2に示す展開図の形に打ち
抜く。
【0016】片面にのみ生分解性のプラスチックが積層
する場合には、打ち抜かれた側面部分の積層体10の図
1における側面1のシール部3に対応するシール部12
のプラスチック側および図1における底面2のシール部
4に対応する同じプラスチック積層紙10のシール部1
3、14のプラスチック側をホットエアーにて加熱し、
生分解性のプラスチックを溶融させ、同時に、そのプラ
スチック積層紙10のシール部12、13、14のもう
一方の面である紙側およびシール部12と貼り合わせる
シール部12´の紙側をホットエアーにて加熱する。
する場合には、打ち抜かれた側面部分の積層体10の図
1における側面1のシール部3に対応するシール部12
のプラスチック側および図1における底面2のシール部
4に対応する同じプラスチック積層紙10のシール部1
3、14のプラスチック側をホットエアーにて加熱し、
生分解性のプラスチックを溶融させ、同時に、そのプラ
スチック積層紙10のシール部12、13、14のもう
一方の面である紙側およびシール部12と貼り合わせる
シール部12´の紙側をホットエアーにて加熱する。
【0017】従来は打ち抜き前あるいはホットエアーに
よる加熱の前にシール部10´の紙面に接着剤を塗布
し、その後、ホットエアーによる加熱を行い、続いてそ
のプラスチック積層紙10を円筒状に巻いてシールして
いたが、本発明の方法では接着剤を塗布せずにホットエ
アーによる加熱を行い、続いて、プラスチック積層紙1
0をプラスチック面が内面6となるように円筒状に巻き
込んでシール部10のプラスチックとシール部10´の
紙を直接圧着させてシールする。
よる加熱の前にシール部10´の紙面に接着剤を塗布
し、その後、ホットエアーによる加熱を行い、続いてそ
のプラスチック積層紙10を円筒状に巻いてシールして
いたが、本発明の方法では接着剤を塗布せずにホットエ
アーによる加熱を行い、続いて、プラスチック積層紙1
0をプラスチック面が内面6となるように円筒状に巻き
込んでシール部10のプラスチックとシール部10´の
紙を直接圧着させてシールする。
【0018】すなわち、紙カップの図1における側面1
のシール部3の断面は図3に示すように図2における側
面となるプラスチック積層紙10のシール部12のプラ
スチック21とシール部12´の紙20が図5に示す従
来のように接着剤23を介することなくシールされる。
のシール部3の断面は図3に示すように図2における側
面となるプラスチック積層紙10のシール部12のプラ
スチック21とシール部12´の紙20が図5に示す従
来のように接着剤23を介することなくシールされる。
【0019】続いて、図2の底面用の積層体11を図7
に断面を示すようにプラスチック面が外側となるように
シール部13´が折り曲げられた状態で、既に側面がシ
ールされ円筒状になっているプラスチック積層紙10に
その底面とのシール部13と底面のプラスチック積層紙
11のシール部13´が接するように挿入し、円筒状の
プラスチック積層紙10の最下部14を内側に折り曲
げ、プラスチック積層紙10のシール部13、14でプ
ラスチック積層紙11のシール部14´を挟み込む形で
圧着してシールする。また、側面のプラスチック積層紙
10を円筒状に巻くときに、図7に示す状態の底面のプ
ラスチック積層紙11に両者のシール部13、13´が
重なるようにして巻き付け、続いて側面および底面のシ
ールを行う方法でもよい。
に断面を示すようにプラスチック面が外側となるように
シール部13´が折り曲げられた状態で、既に側面がシ
ールされ円筒状になっているプラスチック積層紙10に
その底面とのシール部13と底面のプラスチック積層紙
11のシール部13´が接するように挿入し、円筒状の
プラスチック積層紙10の最下部14を内側に折り曲
げ、プラスチック積層紙10のシール部13、14でプ
ラスチック積層紙11のシール部14´を挟み込む形で
圧着してシールする。また、側面のプラスチック積層紙
10を円筒状に巻くときに、図7に示す状態の底面のプ
ラスチック積層紙11に両者のシール部13、13´が
重なるようにして巻き付け、続いて側面および底面のシ
ールを行う方法でもよい。
【0020】ここで底面のシールは図6に断面を示すよ
うに、側面の積層体10のシール部14と底面の積層体
11のシール部13´のシールは、プラスチック21と
紙20とのシールになるが、側面の積層体10のシール
部13と底面の積層体11のシール部13´とのシール
はプラスチック21同士のシールとなり、プラスチック
がヒートシール性を有していれば十分なヒートシール強
度が得られるため、シール部14とシール部13´との
シールについては特に注意を必要せず、疑似接着程度で
よいため、従来法においても、この部分には接着剤は使
用していない。最後に側面1の上部のカール部を従来の
方法で成形して紙カップが完成する。
うに、側面の積層体10のシール部14と底面の積層体
11のシール部13´のシールは、プラスチック21と
紙20とのシールになるが、側面の積層体10のシール
部13と底面の積層体11のシール部13´とのシール
はプラスチック21同士のシールとなり、プラスチック
がヒートシール性を有していれば十分なヒートシール強
度が得られるため、シール部14とシール部13´との
シールについては特に注意を必要せず、疑似接着程度で
よいため、従来法においても、この部分には接着剤は使
用していない。最後に側面1の上部のカール部を従来の
方法で成形して紙カップが完成する。
【0021】さらに本発明に用いる生分解性のプラスチ
ック21の中で微生物産生ポリエステルは他のプラスチ
ックと異なり200℃以上の温度で熱分解が始まり、分
解の程度が大きいとシールは可能であっても異臭を発生
するため、微生物産生ポリエステルを用いる場合には、
その異臭の発生を防止するために、成形時に微生物産生
ポリエステルを溶融させるためのホットエアーの温度を
250℃以下、好ましくは230℃以下にする。また、
同様の理由から、紙側のホットエアーの温度も280℃
以下、好ましくは250℃以下にする。また、脂肪族系
ポリエステルの場合も、微生物産生ポリエステルよりも
融点が低いため、微生物産生ポリエステルの場合と同じ
温度条件で十分に成形できる。
ック21の中で微生物産生ポリエステルは他のプラスチ
ックと異なり200℃以上の温度で熱分解が始まり、分
解の程度が大きいとシールは可能であっても異臭を発生
するため、微生物産生ポリエステルを用いる場合には、
その異臭の発生を防止するために、成形時に微生物産生
ポリエステルを溶融させるためのホットエアーの温度を
250℃以下、好ましくは230℃以下にする。また、
同様の理由から、紙側のホットエアーの温度も280℃
以下、好ましくは250℃以下にする。また、脂肪族系
ポリエステルの場合も、微生物産生ポリエステルよりも
融点が低いため、微生物産生ポリエステルの場合と同じ
温度条件で十分に成形できる。
【0022】また、両面に生分解性のプラスチックを積
層した紙を使用すれば、側面1のシール部3は図4に示
すようにプラスチック21同士のシールとなり、プラス
チック21がヒートシール性を有しているので、従来の
ように接着剤23を用いなくても十分なシール強度が得
られる。この場合の紙カップの成形方法は、どちらか片
面を紙側とみなして前述の成形方法と同じ方法で行えば
よい。ただし、ホットエアーによる前述の紙側の加熱は
行っても行わなくてもよいが、成形後、紙カップを重ね
たときのブロッキングを防止するため、側面の積層体1
0のシール部12´の紙側に相当する面(紙カップの表
側7になる面)を除いて行わない方がよい。さらに、こ
の場合のホットエアーの温度は、微生物産生ポリエステ
ルを使用する場合には、前述の理由から全て250℃以
下、好ましくは230℃以下にする必要がある。
層した紙を使用すれば、側面1のシール部3は図4に示
すようにプラスチック21同士のシールとなり、プラス
チック21がヒートシール性を有しているので、従来の
ように接着剤23を用いなくても十分なシール強度が得
られる。この場合の紙カップの成形方法は、どちらか片
面を紙側とみなして前述の成形方法と同じ方法で行えば
よい。ただし、ホットエアーによる前述の紙側の加熱は
行っても行わなくてもよいが、成形後、紙カップを重ね
たときのブロッキングを防止するため、側面の積層体1
0のシール部12´の紙側に相当する面(紙カップの表
側7になる面)を除いて行わない方がよい。さらに、こ
の場合のホットエアーの温度は、微生物産生ポリエステ
ルを使用する場合には、前述の理由から全て250℃以
下、好ましくは230℃以下にする必要がある。
【0023】
【作用】以上に示したように、本発明の紙カップの製造
方法により、ヒートシール性を有し、かつ紙とも熱溶融
法により接着剤を用いずにシールできる生分解性のプラ
スチックを用い、本発明の方法で成形することにより、
従来の紙カップと性能的に変わらない生分解性の紙カッ
プを得ることができる。さらに、シール用のホットエア
ーの温度をそのプラスチックが熱分解による異臭を発生
しない程度に下げることにより、異臭のない生分解性の
紙カップを得ることができる。
方法により、ヒートシール性を有し、かつ紙とも熱溶融
法により接着剤を用いずにシールできる生分解性のプラ
スチックを用い、本発明の方法で成形することにより、
従来の紙カップと性能的に変わらない生分解性の紙カッ
プを得ることができる。さらに、シール用のホットエア
ーの温度をそのプラスチックが熱分解による異臭を発生
しない程度に下げることにより、異臭のない生分解性の
紙カップを得ることができる。
【0024】
<実施例1>巻取りの板紙(ノーコートアイボリー、2
20g/m2 )の片面に、生分解性を有する微生物産生
ポリエステルとして、3−ヒドロキ酪酸・3−ヒドロキ
シ吉草酸共重合体(以下P(3HB-3HV)と示す)(英国IC
I社製:「バイオポール」、(ヒドロキシ吉草酸含有率
10%))をTダイ溶融押出法にて30μmの厚みに積
層したプラスチック積層紙を用いて、紙カップ成形機
(PMC機)にて、図1に示した形状の紙カップを、接
着剤を用いずに前述の方法にて成形した。
20g/m2 )の片面に、生分解性を有する微生物産生
ポリエステルとして、3−ヒドロキ酪酸・3−ヒドロキ
シ吉草酸共重合体(以下P(3HB-3HV)と示す)(英国IC
I社製:「バイオポール」、(ヒドロキシ吉草酸含有率
10%))をTダイ溶融押出法にて30μmの厚みに積
層したプラスチック積層紙を用いて、紙カップ成形機
(PMC機)にて、図1に示した形状の紙カップを、接
着剤を用いずに前述の方法にて成形した。
【0025】得られた紙カップに液漏れチェック液を満
たし、シールの状態を判定するとともに、臭いについて
も官能的に評価した。また、接着剤(東ソー(株)製:
トヨバイン210K)を用いて従来法による成形も行っ
た。それらの成形条件と評価結果を表1に示す。
たし、シールの状態を判定するとともに、臭いについて
も官能的に評価した。また、接着剤(東ソー(株)製:
トヨバイン210K)を用いて従来法による成形も行っ
た。それらの成形条件と評価結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】接着剤を用いずに250℃以下のホットエ
アーで成形したものは、液漏れ、臭いともに問題はなか
ったが、250℃以上になると異臭の発生が認められ、
問題となる場合があった。また、接着剤を用いた従来法
では、臭いに関しては、接着剤を用いない場合と同様で
あったが、液漏れについては、低温ほど多く発生した。
アーで成形したものは、液漏れ、臭いともに問題はなか
ったが、250℃以上になると異臭の発生が認められ、
問題となる場合があった。また、接着剤を用いた従来法
では、臭いに関しては、接着剤を用いない場合と同様で
あったが、液漏れについては、低温ほど多く発生した。
【0028】<実施例2>実施例1のP(3HB-3HV)の代わ
りに、生分解性を有する脂肪族系ポリエステルとして、
ポリカプロラクトン(米国ユニオンカーバイドケミカル
アンドプラスチック社製:「トーンP−787」)を3
0μmの厚さで積層した積層体を用いて同様の評価を行
った。その加工条件と評価結果を表2に示す。
りに、生分解性を有する脂肪族系ポリエステルとして、
ポリカプロラクトン(米国ユニオンカーバイドケミカル
アンドプラスチック社製:「トーンP−787」)を3
0μmの厚さで積層した積層体を用いて同様の評価を行
った。その加工条件と評価結果を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】本実施例では臭いについては全く問題はな
かったが、液漏れについては実施例1と同様の結果が得
られた。
かったが、液漏れについては実施例1と同様の結果が得
られた。
【0031】<実施例3>実施例1に用いた積層体のP
(3HB-3HV)側にさらに実施例2で用いたポリカプロラク
トンを15μmの厚みで積層した積層体を用いて実施例
2と同様の条件で成形し、同様の評価を行った。
(3HB-3HV)側にさらに実施例2で用いたポリカプロラク
トンを15μmの厚みで積層した積層体を用いて実施例
2と同様の条件で成形し、同様の評価を行った。
【0032】液漏れに関しては実施例2と同じ傾向であ
り、接着剤を使用しない場合には問題なかったが、臭い
については表2のNo.1と4のみが良好であった。
り、接着剤を使用しない場合には問題なかったが、臭い
については表2のNo.1と4のみが良好であった。
【0033】<実施例4>実施例1で用いた積層体の、
P(3HB-3HV)を積層していない面(紙側)に、同じくP(3H
B-3HV)を30μm積層した積層体、およびポリ−3−ヒ
ドロキシ吉草酸(ICI社製)を30μm積層した積層
体を用い、実施例1の表1に示したNo.1〜7の条件
でそれぞれ成形を行い、評価した。結果は、実施例1の
場合と全く同じであった。
P(3HB-3HV)を積層していない面(紙側)に、同じくP(3H
B-3HV)を30μm積層した積層体、およびポリ−3−ヒ
ドロキシ吉草酸(ICI社製)を30μm積層した積層
体を用い、実施例1の表1に示したNo.1〜7の条件
でそれぞれ成形を行い、評価した。結果は、実施例1の
場合と全く同じであった。
【0034】<実施例5>実施例1で用いた積層体のP
(3HB-3HV)を積層していない面(紙側)にP(3HB-3HV)と
実施例4で用いたポリ−3−ヒドロキ吉草酸を1:1の
比率で混合した混合体を30μm積層した積層体を用
い、実施例1の表1に示したNo.1〜7の条件でそれ
ぞれ成形を行い、評価した。結果は、実施例1の場合と
全く同じであった。
(3HB-3HV)を積層していない面(紙側)にP(3HB-3HV)と
実施例4で用いたポリ−3−ヒドロキ吉草酸を1:1の
比率で混合した混合体を30μm積層した積層体を用
い、実施例1の表1に示したNo.1〜7の条件でそれ
ぞれ成形を行い、評価した。結果は、実施例1の場合と
全く同じであった。
【0035】<生分解性試験>実施例1から5で成形し
た紙カップを畑土壌中に3カ月間埋設し、その生分解性
を確認した。全ての紙カップが3カ月後には、紙はかな
り残存しているが、プラスチックはシール部を除いて完
全に消失しており、本発明の紙カップが生分解性を有す
ることが確認できた。
た紙カップを畑土壌中に3カ月間埋設し、その生分解性
を確認した。全ての紙カップが3カ月後には、紙はかな
り残存しているが、プラスチックはシール部を除いて完
全に消失しており、本発明の紙カップが生分解性を有す
ることが確認できた。
【0036】
【発明の効果】本発明の紙カップは、生分解性を有する
プラスチックを紙に積層したプラスチック積層紙を用い
ているため、プラスチックを積層することにより紙が本
来有している生分解性を失うことなく、製品である紙カ
ップ全体が生分解性であるという特徴を有している。
プラスチックを紙に積層したプラスチック積層紙を用い
ているため、プラスチックを積層することにより紙が本
来有している生分解性を失うことなく、製品である紙カ
ップ全体が生分解性であるという特徴を有している。
【0037】さらに、成形方法に関して、従来の成形方
法では、生分解性のプラスチックを用いた場合、成形は
できても紙カップとしての十分な性能は得られなかっ
た。しかし、本発明の紙カップの成形方法、即ち、従来
法で使用されている接着剤を使用せず、紙とプラスチッ
ク、あるいはプラスチック同士を直接接着させる成形方
法では、紙カップとして満足のいく性能が得られ、従来
の非生分解性の紙カップと性能的に遜色のない紙カップ
を得ることができる。
法では、生分解性のプラスチックを用いた場合、成形は
できても紙カップとしての十分な性能は得られなかっ
た。しかし、本発明の紙カップの成形方法、即ち、従来
法で使用されている接着剤を使用せず、紙とプラスチッ
ク、あるいはプラスチック同士を直接接着させる成形方
法では、紙カップとして満足のいく性能が得られ、従来
の非生分解性の紙カップと性能的に遜色のない紙カップ
を得ることができる。
【0038】本発明に使用できる生分解性のプラスチッ
クは限定されているが、その中の一部の生分解性プラス
チックは、200℃以上の温度で熱分解が始まり、温度
が高くなると異臭を発生する欠点を有するが、本発明の
成形方法では、加熱用のホットエアーの温度を異臭が発
生する温度よりも低い温度にすることで、異臭のない紙
カップを得ることができ、今まで臭いの点で使用が困難
であった生分解性のプラスチックも使用できる。
クは限定されているが、その中の一部の生分解性プラス
チックは、200℃以上の温度で熱分解が始まり、温度
が高くなると異臭を発生する欠点を有するが、本発明の
成形方法では、加熱用のホットエアーの温度を異臭が発
生する温度よりも低い温度にすることで、異臭のない紙
カップを得ることができ、今まで臭いの点で使用が困難
であった生分解性のプラスチックも使用できる。
【0039】なお、紙カップの性能あるいは成形性をさ
らに向上させるため、使用する生分解性のプラスチック
の物性改善を目的として、その生分解性のプラスチック
に非分解性の添加剤やポリマーを、その生分解性のプラ
スチックの生分解性およびヒートシール性を低下させな
い程度に添加することも可能である。
らに向上させるため、使用する生分解性のプラスチック
の物性改善を目的として、その生分解性のプラスチック
に非分解性の添加剤やポリマーを、その生分解性のプラ
スチックの生分解性およびヒートシール性を低下させな
い程度に添加することも可能である。
【0040】
【図1】本発明の紙カップの一実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の展開図である。
【図3】本発明の紙カップの一実施例を示す側面のシー
ル部(図1のA−A´)の断面図である。
ル部(図1のA−A´)の断面図である。
【図4】本発明の紙カップの一実施例を示す側面のシー
ル部(図1のA−A´)の断面図である。
ル部(図1のA−A´)の断面図である。
【図5】従来技術の紙カップを示す側面のシール部(図
1のA−A´)の断面図である。
1のA−A´)の断面図である。
【図6】本発明の一実施例および従来技術の紙カップを
示す底面のシール部(図1のB−B´)の断面図であ
る。
示す底面のシール部(図1のB−B´)の断面図であ
る。
【図7】本発明の一実施例および従来技術の紙カップを
示す底面の積層体の成形時の断面図である。
示す底面の積層体の成形時の断面図である。
1…側面 2…底面 3…側面シール部 4…底面シール部 5…トップカール 6…内面 7…外面 10…側面用プラスチック積層紙 11…底面用プラスチック積層紙 12、12´…側面シール部 13、13´…底面シール部 14…底部折り返し部 20…紙 21…生分解性プラスチック 22…ポリエチレン 23…接着剤
フロントページの続き (72)発明者 吉川 素子 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 審査官 関 信之 (56)参考文献 特開 昭57−63240(JP,A) 特開 平4−136066(JP,A) 特開 平4−136067(JP,A) 特開 昭59−218116(JP,A) 特開 平4−311451(JP,A) 特開 平6−32386(JP,A) 特開 平6−135457(JP,A) 特開 平6−64111(JP,A) 特開 平6−49235(JP,A) 特開 平5−245996(JP,A) 特公 昭42−18812(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47G 19/22 B32B 27/10 B65D 3/00 B65D 3/22 B65D 8/04
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも紙の片面又は両面にプラスチッ
クを積層した紙からなる紙カップにおいて、紙に積層し
たプラスチックが、生分解性を有する微生物産生ポリエ
ステルまたは脂肪族系ポリエステルを主成分とする生分
解性プラスチックからなり、カップ側面のシール部に接
着のための媒体を用いないで、シールしたことを特徴と
する紙カップ。 - 【請求項2】紙の片面に生分解性を有する微生物産生ポ
リエステルまたは脂肪族系ポリエステルを主成分とする
生分解性プラスチックを積層した紙からなる紙カップの
製造方法であって、紙カップの側面のシール方法が、シ
ール部のプラスチックを250℃以下のホットエアーに
て加熱溶融後、そのプラスチックと一方のシール部であ
る展開面における他端の紙面とを直接圧着し、接着のた
めの媒体を用いないでシールすることを特徴とする紙カ
ップの製造方法。 - 【請求項3】紙の両面に生分解性を有する微生物産生ポ
リエステルまたは脂肪族系ポリエステルを主成分とする
生分解性プラスチックを積層した紙カップであって、紙
カップの側面のシール方法が、シール部のプラスチック
の一方あるいは両方を250℃以下のホットエアーにて
加熱溶融後、シール面のプラスチック同士を直接圧着
し、接着のための媒体を用いないでシールすることを特
徴とする紙カップの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22397292A JP2884936B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 紙カップおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22397292A JP2884936B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 紙カップおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662944A JPH0662944A (ja) | 1994-03-08 |
JP2884936B2 true JP2884936B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=16806568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22397292A Expired - Fee Related JP2884936B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 紙カップおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884936B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI112624B (fi) * | 1998-07-07 | 2003-12-31 | Enso Oyj | Kompostoituva pinnoitettu paperi tai kartonki, menetelmä sen valmistamiseksi sekä siitä saatuja tuotteita |
JP5332108B2 (ja) * | 2007-02-02 | 2013-11-06 | 大日本印刷株式会社 | 電子レンジ用紙容器 |
JP5105224B2 (ja) * | 2007-02-02 | 2012-12-26 | 大日本印刷株式会社 | 紙積層体 |
JP5151457B2 (ja) * | 2007-12-21 | 2013-02-27 | 大日本印刷株式会社 | 紙カップ |
JP5272461B2 (ja) * | 2008-03-17 | 2013-08-28 | 大日本印刷株式会社 | 紙カップ |
US8329268B2 (en) | 2009-12-07 | 2012-12-11 | Sonoco Development, Inc. | Paper-based plant pot, and blank for making same |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP22397292A patent/JP2884936B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0662944A (ja) | 1994-03-08 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |