JP2884373B2 - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真感光体に関するものであり、特にプ
リンタ、複写機等に有効な高感度の感光体に関する。
〔従来技術〕
従来、電子写真感光体としては、セレン、酸化亜鉛、
硫化カドミウム等の無機光導電物質を主成分とする感光
層を設けた無機感光体が広く使用されてきた。しかしな
がら、このような無機感光体は複写機等の電子写真感光
体として要求される光感度、熱安定性、耐湿性、耐久性
等の特性において必ずしも満足できるものではなかっ
た。例えば、セレンは熱や指紋の汚れ等によって結晶化
するために電子写真感光体としての特性が劣化しやす
い。また、硫化カドミウムを用いた電子写真感光体は耐
湿性、耐久性に劣り、また、酸化亜鉛を用いた電子写真
感光体も耐久性に問題がある。セレン、硫化カドミウム
の電子写真感光体はまた毒性の点で製造上、取扱上の制
約が大きいという欠点を有している。
このような無機光導電性物質の欠点を改善するため
に、種々の有機光導電性物質を電子写真感光体の感光層
に使用することが試みられ、近年、活発に研究が行われ
ている。例えば、特公昭50−10496号には、ポリビニル
カルバゾールとトリニトロフルオレノンを含有した感光
層を有する有機感光体が記載されている。しかし、この
感光体は感度及び耐久性において十分なものではない。
そのため、キャリア発生機能とキャリア輸送機能を異な
る物質に個別に分担させた機能分離型の電子写真感光体
が開発された。
このような電子写真感光体においては物質を広い範囲
のものから選択することができるので、任意の特性を得
やすく、そのため感度が高く、耐久性の優れた有機感光
体が得られることが期待されている。
このような機能分離型の電子写真感光体のキャリア発
生物質及びキャリア輸送物質として種々の有機化合物が
提案されており、キャリア発生物質としては例えば、ジ
ブロムアンスアンスロンに代表される多環キノン化合
物、ピリリウム化合物及びピリリウム化合物とポリカー
ボネートとの共晶錯体、スクエアリウム化合物、フタロ
シアニン化合物、アゾ化合物などが実用化されてきた。
また、キャリア輸送物質としては、例えば、ピラゾリン
化合物、ポリアリールアルカン化合物、トリフエニルア
ミン化合物、ヒドラゾン化合物、ジアミノビフエニル化
合物、スチリルベンゼン化合物などが実用化されてき
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のキャリア発生物質及びキャリア輸送物質によっ
て有機感光体の性能は従来に比べて飛躍的な向上を果た
すことができたが、しかし、現在においてはより高速の
応答が要求されており、新しい技術的成果が求められて
いる。優れた感光体の開発においては、キャリア発生物
質及びキャリア輸送物質の選択が重要であるが、ある特
定のキャリア発生物質に対して有効なキャリア輸送物質
が、他のキャリア発生物質に対しては必ずしも有効には
作用せず、また、特定のキャリア輸送物質に対して有効
なキャリア発生物質が他のキャリア輸送物質に対しても
有効であるとは限らない。このため、両物質の機能を十
分に発現させるためには、互いに適した組合せを選ぶこ
とが重要である。この組合せが適当でない場合、電子写
真感光体としての感度が悪くなるばかりでなく、特に低
電界時の放電効率が低下するために残留電位が大きくな
る。そのような場合、例えば複写機においては反復使用
によって電荷の蓄積が起こり、その結果としてトナーが
非画像部に付着して地汚れを起したり、鮮明な画像を得
ることができなくなる。或はまた、適当でない組合せに
おいては、帯電能の著しい低下が起り、複写機での画質
の低下が生じる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来のキャリア発生物質と特定のキ
ャリア輸送物質を組合せることにより、上記問題点を解
決し、高感度にしてかつ残留電位が小さく、また繰返し
使用においても電位特性が安定しているような優れた電
子写真感光体を提供することにある。
〔発明の構成及び作用効果〕
本発明の目的は下記一般式[I]もしくは[II]で表
されるペリレン化合物或は、[I]と[II]の混合され
たペリレン化合物をキャリア発生物質として、下記一般
式[III]で表されるスチリル化合物をキャリア輸送物
質として用いることによって達成することができる。
ただし、式中、Zは置換、無置換の芳香環を形成する
のに必要な原子群を表す。
Zの好しいものとしては、ベンゼン環、ナフタレン
環、アンスラセン環、フェナンスレン環、ピリジン環、
ピリミジン環、ピラゾール環、アントラキノン環が挙げ
られ、特に好しいものは、ベンゼン環、ナフタレン環で
ある。
Zの置換基としては、アルキル、アルコキシ、アリー
ル、アリールオキシ、アシル、アシロキシ、アミノ、カ
ルバモイル、ハロゲン、ニトロ、シアノなどを挙げるこ
とができる。
式中、Ar1 Ar2 Ar3 Ar4は置換、無置換の芳香族基を
表す。芳香族基として好しいのは、ベンゼン、ナフタレ
ン、アンスラセン、チオフェン、ピリジン、カルバゾー
ルであり、特に好しいのは、ベンゼン、ナフタレンであ
る。芳香族基の置換基としては、アルキル、アリール、
アルコキシ、アリールオキシ、アシル、アシロキシ、ハ
ロゲン、アミノ、シアノ等が挙げられるが、特に好しい
のは炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキ
シ、炭素数1〜6のアシル、ハロゲン、アミノである。
一般式〔I〕もしくは〔II〕で表される化合物は、反
応式(1)にしたがって、容易に合成することができ
る。
又、一般式[III]で表される化合物は、反応式
(2)にしたがって、容易に合成することができる。
以下に一般式[I]及び[II]で表される化合物の具
体例を示す。
Zは一般式中のZを表すものである。
次に一般式[III]で表されるキャリア輸送物質の具
体例を示す。
本発明では上記の化合物の他にさらに他のキャリア輸
送物質を併用してもよい。そのようなキャリア輸送物質
としては、例えば、オキサゾール、オキサジアゾール、
チアゾール、チアジアゾール、イミダゾール等に代表さ
れる含窒素複素環核及びその縮合環核を有する化合物、
ポリアリールアルカン系の化合物、ピラゾリン系化合
物、ヒドラゾン系化合物、トリアリールアミン系化合
物、スチリル系化合物、スチリルトリフェニルアミン系
化合物、β−フエニルスチリルトリフエニルアミン系化
合物、ブタジエン系化合物、ヘキサトリエン系化合物、
カルバゾール系化合物、縮合多環系化合物、等が挙げら
れる。
感光体の構成は種々の形態が知られている。
本発明の感光体はそれらのいずれの形態をもとりうる
が、積層型もしくは分散型の機能分離型感光体とするの
が望ましい。この場合、通常は第1図から第6図のよう
な構成となる。第1図に示す層構成は、導電性支持体1
上にキャリア発生層2を形成し、これにキャリア輸送層
3を積層して感光層4を形成したものであり、第2図は
これらのキャリア発生層2とキャリア輸送層3を逆にし
た感光層4′を形成したものである。第3図は第1図の
層構成の感光層4と導電性支持体1の間に中間層5を設
け、第4図は第2図の層構成の感光層4′と導電性支持
体1との間に中間層5を設けたものである。第5図の層
構成はキャリア発生物質6とキャリア輸送物質7を含有
する感光層4″を形成したものであり、第6図はこのよ
うな感光層4″と導電性支持体1との間に中間層5を設
けたものである。第1図から第6図の構成において、最
表層にはさらに保護層を設けることができる。
感光層の形成においては、キャリア発生物質或はキャ
リア輸送物質を単独で、もしくはバインダや添加剤とと
もに溶解させた溶液を塗布する方法が有効である。
しかしまた、一般にキャリア発生物質の溶解度は低い
ため、そのような場合キャリア発生物質を、超音波分散
機、ボールミル、サンドミル、ホモミキサ等の分散装置
を用いて適当な分散媒中に微粒子分散させた液を塗布す
る方法が有効となる。
感光層の形成に使用される溶剤或は分散媒としては広
く任意のものを用いることができる。
例えば、ブチルアミン、エチレンジアミン、N,N−ジ
メチルホルムアミド、アセトン、メチルエチルケトン、
シクロヘキサノン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルセルソルブ、エチルセ
ルソルブ、エチレングリコールジメチルエーテル、トル
エン、キシレン、アセトフエノン、クロロホルム、ジク
ロルメタン、ジクロルエタン、トリクロルエタン、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、ブタノール等が挙
げられる。
キャリア輸送層の形成にバインダを用いる場合に、バ
インダとして任意のものを選ぶことができるが、特に疎
水性でかつフィルムを形成能を有する高分子重合体が望
ましい。このような重合体としては例えば次のものを挙
げることができるが、これらに限定されるものではな
い。
ポリカーボネート ポリカーボネートZ樹脂 アクリル樹脂 メタクリル樹脂 ポリ塩化ビニル ポリ塩化ビニリデン ポリスチレン スチレン−ブタジエン共重合体 ポリ酢酸ビニル ポリビニルホルマール ポリビニルブチラール ポリビニルアセタール ポリビニルカルバゾール スチレン−アルキッド樹脂 シリコーン樹脂 シリコーン−アルキッド樹脂 シリコーン−ブチラール樹脂 ポリエステル フェノール樹脂 ポリウレタン エポキシ樹脂 塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸 共重合体 バインダに対するキャリア輸送物質の割合は10〜500w
t%とするのが望ましい。キャリア発生層の厚さは0.01
〜20μmとされるが、さらには0.05〜5μmが好まし
い。キャリア輸送層の厚みは1〜100μmであるが、さ
らには5〜30μmが好ましい。
上記感光層には感度の向上や残留電位の減少、或は反
復使用時の疲労の低減を目的として、電子受容性物質を
含有させることができる。このような電子受容性物質と
しては例えば、無水琥珀酸、無水マレイン酸、ジブロム
無水琥珀酸、無水フタル酸、テトラクロル無水フタル
酸、テトラブロム無水フタル酸、3−ニトロ無水フタル
酸、4−ニトロ無水フタル酸、無水ピロメリット酸、無
水メリット酸、テトラシアノエチレン、テトラシアノキ
ノジメタン、o−ジニトロベンゼン、m−ジニトロベン
ゼン、1,3,5−トリニトロベンゼン、p−ニトロベンゾ
ニトリル、ピクリルクロライド、キノンクロルイミド、
クロラニル、ブロマニル、ジクロルジシアノ−p−ベン
ゾキノン、アントラキノン、ジニトロアントラキノン、
9−フルオレニリデンマロノジニトリル、ポリニトロ−
9−フルオレニリデンマロノジニトリル、ピクリン酸、
o−ニトロ安息香酸、p−ニトロ安息香酸、3,5−ジニ
トロ安息香酸、ペンタフルオロ安息香酸、5−ニトロサ
リチル酸、3,5−ジニトロサリチル酸、フタル酸、メリ
ット酸、その他の電子親和力の大きい化合物を挙げるこ
とができる。電子受容性物質の添加割合はキャリア発生
物質の重量100に対して0.01〜200が望ましく、さらには
0.1〜100が好ましい。
また、上記感光層中には保存性、耐久性、耐環境依存
性を向上させる目的で酸化防止剤や光安定剤等の劣化防
止剤を含有させることができる。そのような目的に用い
られる化合物としては例えば、トコフェロール等のクロ
マノール誘導体及びそのエーテル化化合物もしくはエス
テル化化合物、ポリアリールアルカン化合物、ハイドロ
キノン誘導体及びそのモノ及びジエーテル化化合物、ベ
ンゾフェノン誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体、チオ
エーテル化合物、ホスホン酸エステル、亜燐酸エステ
ル、フェニレンジアミン誘導体、フェノール化合物、ヒ
ンダードフェノール化合物、直鎖アミン化合物、環状ア
ミン化合物、ヒンダードアミン化合物、などが有効であ
る。特に有効な化合物の具体例としては「IRGANOX 101
0」、「IRGANOX 565」(チバ・ガイギー社製)、「スミ
ライザーBHT」、「スミライザーMDP」(住友化学工業社
製)等のヒンダードフェノール化合物、「サノールLS−
2626」、「サノールLS−622LD」(三共社製)等のヒン
ダードアミン化合物が挙げられる。
導電性支持体としては金属板、金属ドラムが用いられ
る他、導電性ポリマーや酸化インジウム等の導電性化合
物、もしくはアルミニウム、パラジウム等の金属の薄層
を塗布、蒸着、ラミネート等の手段により紙やプラスチ
ックフィルムなどの基体の上に設けてなるものを用いる
ことができる。
本発明の感光体は以上のような構成であって、以下の
実施例からも明らかなように、帯電特性、感度特性、繰
返し特性に優れたものである。
〔実施例〕
(合成例) ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸二無水物39.2
g、o−フェニレンジアミン32.4g、α−クロルナフタレ
ン800mlを混合し、260℃で6時間反応させた。放冷後、
析出晶を濾取し、メタノールで繰返し洗浄した。加熱乾
燥して、暗緑色の結晶51.1g(収率95.3%)を得た。
これは、さらに昇華精製して、以下の2つの式で表さ
れる化合物の混合物が得られた。
実施例1 合成例で得られたキャリア発生物質1部、分散媒とし
て1,2−ジクロルエタン50部をサンドミルを用いて分散
し、これをアルミニウムを蒸着したポリエステルベース
上にワイヤバーを用いて塗布して、膜厚0.3μmのキャ
リア発生層を形成した。次いで、キャリア輸送物質B−
61;1部とポリカーボネート樹脂「ユーピロンZ200」(三
菱瓦斯化学社製)1.3部、及び微量のシリコーンオイル
「KF−54」(信越化学社製)を1,2−ジクロルエタン10
部に溶解した液をブレード塗布機を用いて塗布し乾燥の
後、膜厚20μmのキャリア輸送層を形成した。このよう
にして得られた感光体をサンプル1とする。
実施例2〜4 実施例1におけるキャリア輸送物質B−61をB−22、
B−42、B−71に代えた他は、実施例1と同様にして、
本発明の感光体を作成した。これを、それぞれサンプル
2、サンプル3、サンプル4とする。
比較例(1)〜(2) 実施例1におけるキャリア輸送物質B−61を下記化合
物Z−1、Z−2に代えた他は、実施例1と同様にし
て、比較用の感光体を作成した。これを、それぞれ比較
サンプル(1)、比較サンプル(2)とする。
比較例(3) 実施例1において、キャリア発生物質を下記化合物Z
−3に代えた他は、実施例1と同様にして、比較用の感
光体を作成した。これを比較サンプル(3)とする。
(評価1) 以上のようにして得られたサンプルは、ペーパアナラ
イザEPA−8100(川口電機社製)を用いて、以下のよう
な評価を行った。まず、−6KVの条件で5秒間のコロナ
帯電を行い、帯電直後の表面電位Va及び、5秒間放置後
の表面電位Viを求め、続いて表面照度が2(lux)とな
るような露光を行い、表面電位を1/2Viとするのに必要
な露光量E1/2、表面電位を−600Vから−100Vまで低下
させるのに必要な露光量E600/100を求めた。またD=1
00(Va−Vi)/Va(%)の式より暗減衰率Dを求めた。
結果は表1に示した。
(評価2) 得られたサンプルはまた、複写機U−bix 1600改造機
(コニカ社製)に装着し、未露光部電位VH、露光部電位
VLを求め、さらに1万回の繰返しの後でのVHとVLを求め
た。結果は表2に示した。
実施例5 キャリア輸送物質B−77;1部とポリエステル樹脂「バ
イロン200」(東洋紡社製)1.5部を1,2−ジクロルエタ
ン10部に溶解した液をアルミニウムドラム上に、浸漬塗
布法によって塗布して、乾燥の後、膜厚15μmのキャリ
ア輸送層を形成した。
一方、キャリア発生物質A−3;1部、バインダ樹脂と
してポリエステル「バイロン200」(東洋紡社製)3
部、分散媒としてモノクロルベンゼン15部と、1,2−ジ
クロルエタン35部をボールミルを用いて分散した後、さ
らに、キャリア輸送物質B−77をバインダ樹脂に対して
75wt%の割合となるように添加した。こうして得られた
分散液を先にキャリア輸送層の上に、スプレー塗布法に
よって塗布して、膜厚4μmのキャリア発生層を形成し
た。
こうしてえられた感光体を、帯電極性をプラス極性と
した他は評価1と同様にして評価した。
Va =1330(V) Vi =1150(V) D =13.5(%) E1/2 =2.2(lux・sec) E600/100=4.1(lux・sec) 以上の例から明らかなように、本発明の電子写真感光
体は高感度でかつ繰返し使用時の電位安定性が優れてい
ることが判る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の感光体の層構成の具体例を示
した各断面図である。 1……導電性支持体 2……キャリア発生層 3……キャリア輸送層 4,4′,4″……感光層 5……中間層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−59686(JP,A) 特開 昭63−291061(JP,A) 特開 昭62−201450(JP,A) 特開 昭59−196845(JP,A) 特開 昭62−47646(JP,A) 特開 平1−105955(JP,A) 特開 平4−66953(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 5/06 380 G03G 5/06 313 G03G 5/06 312

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式[I]もしくは[II]で表され
    るペリレン化合物或は、[I]と[II]の混合されたペ
    リレン化合物をキャリア発生物質とし、下記一般式[II
    I]で表されるスチリル化合物をキャリア輸送物質とし
    て含有する電子写真感光体。 〔ただし、式中、Zは置換、無置換の芳香環を形成する
    のに必要な原子群を表す。〕 〔式中、Ar1 Ar2 Ar3 Ar4は置換、無置換の芳香族基を
    表す。〕
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