JP2882526B1 - ドアの停止装置 - Google Patents

ドアの停止装置

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Abstract

【要約】 【課題】 ドアの開放停止位置の変更を、工具を用いる
ことなく容易に行えるようにし、動作の確実性・安定性
を向上させ、かつボルトの脱落を防止する。 【解決手段】 ブラケット8に枢軸Oと同軸の枢着ピン
12を固定する。枢着ピンに軸方向へ移動可能にかつ回転
可能に筒体13を嵌め込み、この筒体13をドアの開閉に応
じてリンク9との間で相対回転させる。筒体13とリンク
9との相対回転は、両者が規定の位置関係に達したとこ
ろでストッパ機構15により規制する。筒体13の一端面と
フランジ8との間に平面セレーション部14を設け、この
平面セレーション部14での噛み合いの結合・解放は、下
ブッシュ19および切替つまみ20からなるカム機構18によ
り、筒体13を軸方向の何れか一方に移動させて行う。カ
ム機構18は、軸方向の段差が形成された円周方向の案内
面19aを有するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式のドア、特
にドアクローザにより自閉力が付与されるドアを所定の
開放位置に固定するための停止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ドアの停止装置は、相互に回転可能に枢
着され、かつドアの開閉動作に連動して相対回転する二
部材(例えばアームとブラケット)間の当該枢着部分に
設けられ、二部材間の角度が規定角度に達したところ
で、両部材の相対回転を規制してドアを所定の開放位置
に固定するものである。この停止装置としては、実公平
1-30526号に記載されたものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の停止装置で
は、ドアの開放停止位置を変更する際に、平面セレーシ
ョンでの噛み合わせを一旦解放し、その後再結合する必
要がある。しかし、従来装置では、平面セレーションの
解放・結合時に締付けボルトの緩め作業や締付け作業が
必要であり、工具が必要となって作業が煩雑化する傾向
にある。また、ボルトの締付けが不十分な場合、あるい
は長期使用によりボルトが緩んだ場合には、動作不良を
招くおそれがあり、さらに緩んだボルトが脱落するおそ
れもある。
【0004】そこで、本発明は、ドアの開放停止位置の
変更が工具を用いることなく容易に行え、動作の確実性
・安定性を向上させることができ、しかもボルトの脱落
も起こり得ないドアの停止装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため、
本発明にかかるドアの停止装置は、相互に回転可能に枢
着され、かつドアの開閉動作に連動して相対回転する二
部材間の当該枢着部分に設けられ、二部材間の角度が規
定角度に達したところで、両部材の相対回転を規制して
ドアを規定の開放位置に固定するものにおいて、上記枢
着部分の枢軸と同軸に配置され、かつ一方の部材に固定
された枢着ピンと、枢着ピンに軸方向へ移動可能にかつ
回転可能に外挿され、ドアの開閉に応じて他方の部材と
の間で相対回転する筒体と、筒体の一端面と一方の部材
との対向部に介在させた平面セレーション部と、筒体と
他方の部材とが規定の位置関係に達したところで、両者
のそれ以上の相対回転を規制するストッパ機構と、回転
部材およびこれに接触する従動部材からなり、筒体を軸
方向の何れか一方に移動させて平面セレーション部での
噛み合いを結合、解放するカム機構とを具備するもので
ある。
【0006】カム機構は、軸方向の段差が形成された円
周方向の案内面を有するものとする。案内面は、回転部
材と従動部材の何れに設けてもよい。
【0007】回転部材は、枢着ピンに回転可能に枢着す
る。また、従動部材は、回転部材と筒体との間の枢着ピ
ンに軸方向移動可能に外挿し、かつ筒体の他端面に接触
させて配置する。
【0008】枢着ピンは、上記一方の部材を上にした縦
軸姿勢で配置することができる。もちろん、他方の部材
を上にした縦軸姿勢とすることもできる。
【0009】一方の部材を上にする場合は、回転部材を
枢着ピンに固定した支持部材で下から支持すると共に、
支持部材と回転部材との間に弾性部材を介在させ、弾性
部材の弾性力により、回転部材および従動部材を介し、
上限位置にある筒体を上方に押圧するのがよい。
【0010】弾性部材としては皿ばねを用いるのが望ま
しい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図9に基いて説明する。
【0012】図1に示すように、ドア1はヒンジ2を介
して部屋の壁面3に開閉自在に取り付けられている。ド
ア1の一面(ヒンジ2と反対側の面)には、当該ドア1
に自閉力付与するためのドアクローザ4が取り付けら
れ、その回転軸4aにメインアーム6の基端が固着されて
いる。ドア枠7には、ブラケット8が取り付けられ、こ
のブラケット8にリンク9の基端が回転自在に枢着され
る。リンク9の先端は、メインアーム6の先端に回転自
在に枢着される。本発明にかかる停止装置10は、相互に
回転可能に枢着され、かつドア1の開閉動作に連動して
相対回転する二部材、例えばブラケット8とリンク9の
当該枢着部分Aに設けられるものである。
【0013】図3に示すように、停止装置10は、二部材
のうちの一方の部材(本実施形態ではブラケット8)に
固定された枢着ピン12と、枢着ピン12に軸方向へ移動可
能に外挿された筒体13と、筒体13の上端面とブラケット
8との対向部分に介在させた平面セレーション部14と、
筒体13と他方の部材(本実施形態ではリンク9)とが規
定の位置関係に達したところで、両者のそれ以上の相対
回転を規制するストッパ機構15と、筒体13を軸方向の何
れか一方に移動させるカム機構18とを具備している。
【0014】枢着ピン12は、枢着部分(A:図1)の枢
軸Oに軸心を一致させて配置され、その先端は、リンク
9の基端部に形成された二股部分9aをそれぞれ貫通して
リンク9の下面側に突出している。枢着ピン12の下面に
はねじ孔12aが形成され、このねじ孔12aには後述する
ようにバインドねじ12bがねじ込まれて接着固定され
る。
【0015】枢着ピン12に外挿された筒体13は、円筒状
の上ブッシュ13aと、上ブッシュ13aの下端にスプライ
ン結合された略楕円板状の係合部材13b(図4参照)と
で構成される。上ブッシュ13aは、枢着ピン12の外周面
とリンク9の二股部分9a上側の内周面との間の環状隙間
に回転可能に嵌挿され、係合部材13bは二股部分9a間の
隙間に収容される。係合部材13bの先端には、後述する
ストッパ機構15の鋼球16と係合可能の凹部13b1が形成さ
れる。
【0016】平面セレーション部14は、図5に示すよう
にブラケット8下面の枢着ピン12回りに形成された平面
セレーション14aと、この平面セレーション14aに対応
して筒体13の上面に形成された平面セレーション14b
(平面図は省略)とで構成される。平面セレーション14
a、14bは放射状に形成された多数の凹凸を平面上に展
開配置したものである。両平面セレーション14a、14b
の噛み合わせにより、筒体13がブラケット8に対して固
定一体化されて回転不能となり、噛み合わせを解放すれ
ば筒体13が枢着ピン12回りを回転可能となる。
【0017】ストッパ機構15は、リンク9に内装された
鋼球16と、枢着ピン12回りを回転可能の上記係合部材13
bとを主体として構成される。鋼球16は、リンク9の二
股部分9aの基端部付近に配置され、コイルスプリング17
により常時枢着ピン12側に押圧されると共に、枢着ピン
12側へ飛び出さないよう定位置で保持される構造になっ
ている。
【0018】係合部材13bの直下には、カム機構18の従
動部材となる下ブッシュ19が配置される。下ブッシュ19
は、二股部分9aの下側部の内周面と、枢着ピン12の外周
面との間の環状隙間に軸方向へ移動可能に配置される。
この下ブッシュ19は、二股部分9aに対しては回転可能と
されるが、枢着ピン12に対しては、適当な回り止め、例
えば下ブッシュ19の内周面の対向部を平面状に形成する
と共に、枢着ピン12の外周面の対向2箇所を平面状に切
欠き、下ブッシュ19と枢着ピン12とを平面嵌合させるこ
とによって(図6参照)、回転不能とされる。
【0019】下ブッシュ19の下面には案内面19aが形成
される。案内面19aは、図6(下ブッシュ19の下面図で
ある)に示すように枢軸Oを中心とする円周方向に沿っ
て形成されたもので、その180°対向位置には図中の
時計回り方向を上り傾斜とするテーパ面19a1(散点模様
で示す)が形成される。テーパ面19a1の円周方向両端に
は、2種類の平坦部19a2、19a3が形成され、両平坦部19
a2、19a3間には軸方向の段差δが設けられている。両平
坦部19a2、19a3のうち、上りテーパ面19a1の低位側は、
筒体13のフリー回転を許容するフリー用平坦部19a2であ
り、上りテーパ面19a1の高位側は、筒体13の回転をスト
ップさせるストップ用平坦部19a3である。案内面19aの
うち、両テーパ面19a1と平坦部19a2、19a3以外の領域
は、ストップ用平坦部19a3よりも膨出した膨出部19a4に
なっている。
【0020】下ブッシュ19の直下には、カム機構18の回
転部材となる切替つまみ20が下ブッシュ19に接触させて
配置される。切替つまみ20は、枢着ピン12の下端に回転
可能に外挿され、かつ枢着ピン12に固定したバインドね
じ12b(支持部材)の頭部によって一定高さに支持され
ている。切替つまみ20の下面とバインドねじ12bの頭部
座面との間には、弾性部材としての皿ばね21が配置され
る。切替つまみ20の上端でかつ180°対向位置には、
上面を平坦にした凸部20aが突出形成され、図7に示す
ように、凸部20aの円周方向幅は、案内面19aの平坦部
19a2、19a3の円周方向幅とほぼ等しくされる。切替つま
み20の下端には、これを回転させる際のつまみとなる突
出部20bが180°対向位置に形成されている。
【0021】上記停止装置10の組立は、平面セレーショ
ン14a、14b同士を噛み合わせて結合させた状態で、切
替つまみ20の凸部20aを案内面19aのストップ用平坦部
19a3に押し当て(図3および図7に示す状態。以下、こ
れを「ストップ状態」という)、その状態でねじ孔12a
にバインドねじ12bを挿入し、所定トルクで締付けるこ
とによって行われる。締付けと同時に接着剤の接着作用
が発揮され、バインドねじ12bが枢着ピン12の内径部に
固定されるので、以後ねじ12bが緩んだり、脱落するこ
とはない。
【0022】上述のストップ状態では、下ブッシュ19は
上限位置にあり、下ブッシュ19に支持された係合部材13
bおよび上ブッシュ13aも上限位置にある。そのため、
上ブッシュ13aに設けられた平面セレーション14bがブ
ラケット8側の平面セレーション14aと噛み合い、この
噛み合いによって、上ブッシュ13aと係合部材13bとは
枢着ピン12回りを回転することなく、枢着ピン12と共に
一体に保持される。すなわち、係合部材13bとブラケッ
ト8との位置関係(係合部材13bの中心線とブラケット
8の中心線とがなす角度α:図4参照)が固定される。
この時、皿ばね21が圧縮され、その弾性力により切替つ
まみ20を介して筒体13が上方に付勢されるため、セレー
ション部14での噛み合いが確実になされる。また、弾性
力により凸部20aがストップ用平坦部19a3に強く圧接す
るため、切替つまみ20が自然回転してセレーション部14
の噛み合いが緩むこともなく、ストップ状態が長期間安
定して保持される。
【0023】この状態で、図1に示す閉鎖状態のドア1
を開くと、ブラケット8の中心線とリンク9の中心線と
の交差角βが徐々に小さくなる。交差角βが交差角αに
近づくと、ストッパ機構15の鋼球16が係合部材13bに接
近し、係合部材13bの側面に当接してコイルバネ17の付
勢力に抗しつつ奥に押し込まれる。交差角βが交差角α
に一致すると、鋼球16が係合部材13bの凹部13b1と対向
し、同時に鋼球16がコイルバネ17の復元力で凹部13b1に
嵌入して互いに係止される。この時、コイルバネ17の弾
性力は、ドアクローザ4の自閉力によって係合部材13b
と鋼球16との係止状態が解除されない程度に設定され、
そのためにドア1は規定の開放位置に保持される。ある
程度以上の力でドア1を閉じると、鋼球16が係合部材13
bの凹部13b1から脱出し、その後はドアクローザ4の自
閉力によりドア1を自動閉鎖させることができる。
【0024】ドア1の開放位置を変更する場合には、切
替つまみ20を90°回転させ、切替つまみ20の凸部20aを
案内面19aのフリー用平坦部19a2に対向させる(以下、
この状態をフリー状態という)。これにより、下ブッシ
ュ19、係合部材13b、および上ブッシュ13aが自重で段
差δ分だけ降下して下限位置に達するので、セレーショ
ン部14での噛み合わせが解放され、上ブッシュ13aおよ
び係合部材13bが枢着ピン12に対してフリー回転可能と
なる。このフリー状態でセレーション部14での噛み合わ
せ位置を調整し、ブラケット3と係合部材13bとの交差
角度αを適宜変更した後、切替つまみ20を逆方向に90°
回転させてストップ状態に戻せば、ドア1の開放位置が
固定される。
【0025】以上のように、本発明装置は、切替つまみ
20を僅かに回転させるのみで、カム機構18により従動側
の筒体13を軸方向に移動させてセレーション部14を解放
・結合する構造であるから、締付けボルトの締付け・緩
めを要する従来装置に比べて操作性を大幅に向上させる
ことができる。また、締付けボルトが省略されているの
で、その緩みによって動作が不安定化したり、ボルト自
体が脱落することもない。なお、本実施形態でもバイン
ドねじ12bを用いているが、このねじ12bは枢着ピン12
に接着固定されるので、その緩みや脱落のおそれはな
い。
【0026】上記フリー状態において、セレーション部
14での噛み合いを確実に解放するため、案内面19aの段
差δは、セレーションの噛み合いストロークよりも十分
に大きくしなければならない。また、フリー状態では、
弾性部材21が自然状態に弾性復帰するが、その時の復帰
ストロークが大きいと、復帰しきれない弾性部材21に弾
性支持される上下のブッシュ13a、19が十分に降下せ
ず、セレーション部14での噛み合いが残ることも考えら
れるので、できるだけ復帰ストロークの小さい弾性部材
21を選択するのがよい。一方、上記のようにストップ状
態では、その状態を安定して保持するため、弾性部材21
には強い弾性力が望まれる。以上の条件を考慮し、さら
に設置スペースを考慮すれば、弾性部材21として上記の
ように皿ばねを用いるのが最も望ましい。もちろん条件
を満たすのであれば、コイルスプリング等の他の弾性部
材を使用することも可能である。
【0027】本実施形態では、案内面19aを下ブッシュ
19に、凸部20aを切替つまみ20に設ける場合を例示した
が、その反対に案内面を切替つまみ20に、凸部20aを下
ブッシュ19に設けてもよい。また、案内面19aのテーパ
面19a1や各平坦部19a2、19a3をそれぞれ2つずつ設けて
いるが、これは凸部20aとの2点当たりにより動作の安
定性を高めるためであり、特に問題がなければこれらの
数を増減しても構わない。また、ストップ状態とフリー
状態の切替を切替つまみ20の90°回転で行うようにして
いるが、それ以外の角度で切り替えるようにしても構わ
ない。90°での切り替えであれば、切替つまみ20の突出
部20bが通行者から見て縦位置と横位置とに変化するの
で、フリー状態とストップ状態の何れにあるかを容易に
視認可能となる利点がある。切替つまみ20に色や文字を
付加することにより、何れの状態かを判別可能としても
よい。
【0028】以上の説明では、平面セレーション部14を
上方に設ける場合を例示しているが、装置全体を上下反
転させ、平面セレーション部14を下方に配置して使用す
ることも可能である。
【0029】上記停止装置10は、ブラケット8とリンク
9の枢着部分だけでなく、図8に示すように、リンク9
とメインアーム6との枢着部分Aに設けることも可能で
ある。また、図9に示すように、ドア1の他面側(ヒン
ジ2側)にドアクローザ4を装着した場合であっても、
互いに相対回転する二部材の枢着部分(例えばリンク9
とメインアーム6の枢着部分)に適用することができ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明装置は、カム機構により従動側の
筒体を軸方向に移動させて平面セレーション部を解放・
結合する構造であるから、締付けボルトの締付け・緩め
を要する従来装置に比べて操作性を大幅に向上させるこ
とができる。また、締付けボルトが省略されているの
で、その緩みによって動作が不安定化したり、ボルト自
体が脱落することもない。
【0031】カム機構の回転部材を枢着ピンに固定した
支持部材で下から支持すると共に、支持部材と回転部材
との間に弾性部材を介在させ、弾性部材の弾性力によ
り、回転部材および従動部材を介し、上限位置にある筒
体を上方に押圧するようにすれば、平面セレーション部
での噛み合いが確実になされる。また、弾性力により回
転部材が従動部材に強く圧接するため、回転部材が自然
回転してセレーション部の噛み合いが緩むこともなく、
ストップ状態が長期間安定して保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドアを閉鎖させた状態を示す平面図である。
【図2】ドアを開放した状態を示す平面図である。
【図3】停止装置の軸方向の断面図である。
【図4】図3中のA−A線での断面図である。
【図5】ブラケットの平面図である。
【図6】下ブッシュの下面図である。
【図7】カム機構の側面図である。
【図8】本発明の他の適用例を示す平面図である。
【図9】本発明の他の適用例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ドア 8 一方の部材(ブラケット) 9 他方の部材(リンク) 12 枢着ピン 12b 支持部材(バインドねじ) 13 筒体 14 平面セレーション部 15 ストッパ機構 18 カム機構 19 従動部材(下ブッシュ) 19a 案内面 20 回転部材(切替つまみ) δ 段差 O 枢軸

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に回転可能に枢着され、かつドアの
    開閉動作に連動して相対回転する二部材間の当該枢着部
    分に設けられ、二部材間の角度が規定角度に達したとこ
    ろで、両部材の相対回転を規制してドアを規定の開放位
    置に固定するものにおいて、 上記枢着部分の枢軸と同軸に配置され、かつ一方の部材
    に固定された枢着ピンと、枢着ピンに軸方向へ移動可能
    にかつ回転可能に外挿され、ドアの開閉に応じて他方の
    部材との間で相対回転する筒体と、筒体の一端面と一方
    の部材との対向部に介在させた平面セレーション部と、
    筒体と他方の部材とが規定の位置関係に達したところ
    で、両者のそれ以上の相対回転を規制するストッパ機構
    と、回転部材およびこれに接触する従動部材からなり、
    筒体を軸方向の何れか一方に移動させて平面セレーショ
    ン部での噛み合いを結合、解放するカム機構とを具備す
    ることを特徴とするドアの停止装置。
  2. 【請求項2】 カム機構が、軸方向の段差が形成された
    円周方向の案内面を有する請求項1記載のドアの停止装
    置。
  3. 【請求項3】 回転部材が枢着ピンに回転可能に枢着さ
    れると共に、従動部材が、回転部材と筒体との間の枢着
    ピンに軸方向移動可能に外挿され、かつ筒体の他端面に
    接触させて配置されている請求項2記載のドアの停止装
    置。
  4. 【請求項4】 枢着ピンが上記一方の部材を上にした縦
    軸姿勢で配置されている請求項3記載のドアの停止装
    置。
  5. 【請求項5】 回転部材を枢着ピンに固定した支持部材
    で下から支持すると共に、支持部材と回転部材との間に
    弾性部材を介在させ、弾性部材の弾性力により、回転部
    材および従動部材を介し、上限位置にある筒体を上方に
    押圧するようにした請求項4記載のドアの停止装置。
  6. 【請求項6】 弾性部材が皿ばねである請求項5記載の
    ドアの停止装置。
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