JP2882178B2 - ジスアゾ顔料組成物およびその用途 - Google Patents

ジスアゾ顔料組成物およびその用途

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種の用途、特に印刷イ
ンキの非集合性、流動性に優れたジスアゾ顔料及びそれ
を用いた印刷インキ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3,3′−ジクロロベンジジンの
テトラゾ化合物とアセトアセトアニリド類をカップリン
グ反応させて得られるジスアゾ顔料は、印刷インキ、塗
料、プラスチックの着色等に広く使用されている。特に
印刷インキではプロセス黄インキ用顔料として多用され
ている。これらのジスアゾ顔料の要求品質としては、優
れた光沢、着色力、流動性、非集合性があげられる。こ
れまで、これらの適性を向上させる為に種々の試みがな
されている。例えば、各種活性剤、エマルション等を添
加して流動性を改良する方法があるが、この方法で処理
した顔料は粒子の粗大化のために着色力、透明性が劣っ
てしまう。一方、着色力、透明性を改良する方法として
顔料をアミンで処理する方法(特公昭48−1821
号、特公昭46−2753号、特公昭57−48587
号各公報)があるが、この方法ではインキ化した後にお
いて経時変化し、流動性、非集合性が低下してしまう。
また特公昭55−10630号公報、特公平1−110
578号公報に開示されている混合カップリング法があ
るが流動性の点で十分でない。また有機色素とロジン類
を化学結合させた顔料分散剤をインキ製造時に添加する
方法(特開昭62−195053号公報)が知られてい
るが必ずしも満足された改良ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは上記のご
とき欠点を解決する方法として、ジスアゾ顔料を合成す
る際に、使用するカップリング成分の一部としてロジン
化されたアセトアセトアニリド類またはロジン化された
アセトアセチル化合物を用いたジスアゾ顔料が、上述の
従来の欠点を十分に解決し、優れた着色力、透明性、流
動性、非集合性を有し、印刷インキ用顔料として非常に
改良された顔料組成物を与えることを見い出した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、3,3′−ジ
クロロベンジジンのテトラゾ化合物とアセトアセトアニ
リド類をカップリング反応させて得られるジスアゾ顔料
において、カップリング成分の一部として、ロジン化さ
れたアセトアセトアニリド類またはロジン化されたアセ
トアセチル化合物を0.1〜30モル%用いてカップリ
ング反応させて得られるジスアゾ顔料組成物、および該
顔料組成物と印刷インキビヒクルとからなる印刷インキ
組成物に関する。
【0005】本発明によって使用するカップリング成分
としてのアセトアセトアニリド類は公知であり、アセト
アセトアニリドの外アセトアセト−o−トルイジド、ア
セトアセト−m−キシリジド、アセトアセト−o−クロ
ロ−アニリド、アセトアセト−2,5−ジメトキシ−4
−クロロ−アニリド、アセトアセト−o−アニシジド等
アセトアセトアニリドのベンゼン核にメチル基、メトキ
シ基、ハロゲン原子の1個もしくは複数個が置換されて
いるものが挙げられる。
【0006】ロジン化されたアセトアセトアニリド類を
合成する方法としては、例えば、カルボキシル基または
アミノ基を有するロジン類とカルボキシル基またはアミ
ノ基と反応し得る官能基を有するアミノ基を保護された
芳香族系アミン類とを反応させたのち、残されたアミノ
基にジケテンを付加させてアセトアセトアニリド類とす
る方法と、カルボキシル基またはアミノ基と反応し得る
官能基を有するロジン類と、カルボキシル基または2つ
以上のアミノ基を有する1つのアミノ基を保護された芳
香族アミン類とを反応させたのち残されたアミノ基にジ
ケテンを付加させてアセトアセトアニリド類とする方法
等がある。これらの方法の中で芳香族アミン類のかわり
にアセトアニリド類を使用する方法がある。また、ロジ
ン化されたアセトアセチル化合物を合成する方法として
は、アミノ基を有するロジン類にジケテンを付加させて
アセトアセチル化合物とする方法がある。
【0007】カルボキシル基またはアミノ基と反応し得
る官能基は例えば−SO2 Cl,−COCl,−CH2
Cl,−CH2 NHCOCH2 Clおよび
【化1】 等であるが、アセトアセトアニリド類またはアセトアセ
チル化合物とロジン類とが化学結合し得れば、その結合
基の種類は、本質的に大きく影響することはない。使用
されるロジン類はロジン、ロジンアミン、マレイン化ロ
ジン、不均化ロジン、重合ロジン、水添ロジン、酸化ロ
ジンおよびロジン変性フェノール樹脂等がある。
【0008】上述のロジン化されたアセトアセトアニリ
ド類またはロジン化されたアセトアセチル化合物を用い
るジスアゾ顔料の製造方法は、従来からの方法に準じて
行なうことができる。もちろん、カップリング成分中ま
たは顔料スラリー中に水溶性樹脂、界面活性剤、その他
の添加剤を加えて顔料の表面処理を行なうこともでき
る。
【0009】本発明で用いられるロジン化されたアセト
アセトアニリド類またはロジン化されたアセトアセチル
化合物をカップリング成分に対して混合する割合は、
0.1〜30モル%が好しい。0.1モル%より少ない
と期待される効果は得られず、また30モル%より多く
用いても用いた分の効果が得られない。
【0010】以上の如き本発明のジスアゾ顔料は従来の
ジスアゾ顔料に比較して流動性、非集合性に著しい効果
が認められ、高着色力である。
【0011】本発明に用いられる印刷インキ用ビヒクル
としては、例えば、オフセットインキでは、ロジン変性
フェノール樹脂、石油樹脂、アルキッド樹脂、または、
これら乾性油変性樹脂等の樹脂20〜50重量部、アマ
ニ油、桐油、大豆油等の植物油0〜30重量部、n−パ
ラフィン、イソパラフィン、アロマテック、ナフテン、
α−オレフィン等の溶剤10〜60重量部からなる。こ
のオフセットインキ用ビヒクルに本発明のジスアゾ顔料
組成物を配合し、その他のインキ溶剤、ドライヤー、レ
ベリング改良剤、増粘剤等の公知の添加剤を適宜配合し
て印刷インキ組成物とする。
【0012】また、グラビアインキとしては、ガムロジ
ン、ウッドロジン、トール油ロジン、石灰化ロジン、ラ
イムロジン、ロジンエステル、マレイン酸樹脂、ギルソ
ナイト、ダンマル、セラック、ポリアミド樹脂、ビニル
樹脂、ニトロセルロース、環化ゴム、塩化ゴム、エチル
セルロース、酢酸セルロース、エチレンー酢酸ビニル共
重合体樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ッド樹脂等の樹脂混合物10〜50重量部、n−ヘキサ
ン、トルエン、エタノール、メタノール、アセトン、酢
酸エチル、乳酸エチル、セロソルブ、ジアセトンアルコ
ール、クロルベンゾール、エチルエーテル、アセタール
エチルエーテル、アセト酢酸エチル、酢酸ブチルセロソ
ルブ等の溶剤30〜80重量部、本発明のジスアゾ顔料
組成物3〜35重量部、硫酸バリウム、炭酸バリウム、
炭酸カルシウム、セッコウ、アルミナ白、クレー、シリ
カ、シリカ白、タルク、ケイ酸カルシウム、沈降性炭酸
マグネシウム等の体質顔料0〜20重量部からなり、そ
の他補助剤として、可塑剤、紫外線防止剤、酸化防止
剤、帯電防止剤等を適宜含むものである。
【0013】以下に本発明のアセトアセトアニリド類お
よびアセトアセチル化合物のロジン化の製造例、実施例
により説明する。例中「部」、「%」とは「重量部」、
「重量%」をそれぞれ示す。
【0014】〔製造例1〕メタノール1100部にロジ
ンアミン(ハーキュレス社製商品名ロジンアミンD)2
85部を溶解させる。次いでp−アセチルアミノベンゼ
ンスルホニルクロリド233部を徐々に添加していく。
60℃にて3時間撹拌を行なう。次に塩酸水溶液を加
え、加熱撹拌してアセチル基の加水分解反応を行なう。
アルカリ水溶液にて中和した後に濾過、水洗し、乾燥さ
せ、白色粉末を得た。この得られた白色粉末を酢酸溶液
に溶解させジケテン88部を滴下しアセトアセチル化を
行った。反応溶液を水に投入し白色固体を濾過、水洗、
乾燥しロジン化カップラー(a)520部を得た。
【0015】〔製造例2〕キシレン1500部にロジン
グリシジルエステル(荒川化学社製商品名KE−82
8)356部を溶解させる。次いでp−アミノアセトア
ニリド150部を添加する。5時間加熱還流し撹拌す
る。水蒸気蒸留にてキシレンを留去した後、塩酸を用
い、アセチル基を加水分解する。濾過、水洗し、酢酸溶
液中にてジケテン88部を反応させロジン化カップラー
(b)515部を得た。
【0016】〔製造例3〕酢酸1500部にロジンアミ
ン(ハーキュレス社製商品名ロジンアミンD)285部
を溶解する。この溶液を撹拌しながらジケテン100部
を徐々に滴下していく。室温で1.0時間撹拌した後5
0℃にて3.0時間反応を行なう。酢酸を適当量追加
し、酢酸溶液中15%の濃度でロジン化カップラー
(c)を得た。
【0017】実施例1 水400部に3,3′−ジクロロベンジジン25.3部
と35%塩酸16.5部を加える。この溶液を0℃に冷
却後20%亜硝酸ソーダ溶液を57部加え、1時間撹拌
する。少量のスルファミン酸を加え過剰の亜硝酸ソーダ
を消失させて3,3′−ジクロロベンジジンのテトラゾ
溶液とする。一方、アセトアセト−o−トルイジド2
8.7部とロジン化カップラー(a)28.1部および
苛性ソーダ20部を加えて溶解する。この溶液に10%
酢酸360部を少しずつ加えて懸濁液とし、これに前記
テトラゾ溶液を約30分要して加える。この間反応液の
温度は約15℃に保っておく。
【0018】得られたジスアゾ顔料のスラリーを苛性ソ
ーダでpH10からpH11に調整後、80℃まで加熱
し、30分撹拌後塩酸を加えpH4からpH6に調整
し、濾過、水洗した。得られた顔料のプレスケーキを8
0℃にて乾燥し、粉砕し顔料(a−1)を得た。
【0019】得られた顔料(a−1)をインキ化し、テ
ストを行った。使用ワニスはタマノール361(荒川化
学社製ロジン変性フェノール樹脂)50部に対し、アマ
ニ油20部、5号ソルベント(日本石油社製インキ溶
剤)30部を加え、200℃にて加熱溶解し製造した。
ついで、このワニス98部にオクチル酸アルミニウム2
部を加えゲルワニスとした。得られたゲルワニス75部
とロジン化カップラー(a)を用いて得た本発明のジス
アゾ顔料10部、1号ソルベント(日本石油社製インキ
溶剤)15部を配合し、三本ロールで混合練肉しタック
値が7.0のオフセットインキ(A−1)を得た。この
得られたオフセットインキ(A−1)はロジン化カップ
ラー(a)を加えていないジスアゾ顔料から得られたイ
ンキ(A−2)に比較し、著しく透明、鮮明(目視判
定)でかつ着色力に優れていた。
【0020】なお、着色力については、淡青白色インキ
(白インキに少量の青インキを混合したもの)と濃色イ
ンキとを混合したものを展色(ドローダウン)して判定
した。本発明のジスアゾ顔料を使用したインキは着色力
があり、比較顔料のインキと同等となるにはさらに約1
5%の淡青白色インキを添加することができた。
【0021】実施例2 実施例1で使用したアセトアセト−o−トルイジドに代
えてアセトアセトアニリド28.3部を使用し、ロジン
化カップラー(a)に代えてロジン化カップラー(b)
21.9部を用い他は実施例1と同様に行った。
【0022】この得られたジスアゾ顔料(b−1)から
調整したオフセットインキ(B−1)はロジン化カップ
ラー(b)を使用しない従来の顔料から得られたインキ
(B−2)に比較し流動性に優れ、鮮明でかつ着色力も
優れていた。
【0023】実施例3 実施例1で使用したアセトアセト−o−トルイジドに代
えてアセトアセト−m−キシリジド39.0部を使用
し、ロジン化カップラー(a)に代えて、ロジン化カッ
プラー(c)3.7部を用い他は実施例1と同様に行っ
た。
【0024】この得られたジスアゾ顔料(c−1)から
調整した出版グラビアインキ(C−1)は、ロジン化カ
ップラー(c)を使用しない従来の顔料から得られたイ
ンキ(C−2)に比較し、著しく着色力があった。
【0025】試験法は200ミリリットルマヨネーズビ
ンに下記の組成で仕込み試験した。 1.ベースインキの作成 ライムロジン:84部 トルエン :46部 顔料 :25部 の配合物155gを225ミリリットルのマヨネーズビ
ンに3mmφスチールボール180gと共に仕込み、4
0分間ペイントコンディショナー(以下PCという)で
分散する。
【0026】2.調整インキの作成 ベースインキ:54.5部 ライムロジン:39部 トルエン :10部 の配合物85gを140ミリリットルマヨネーズビンに
入れ、PCで5分間ミキシングした後、シェルカップ#
2で15秒となるようにトルエン量を調整した。
【0027】3.淡色インキの作成 ベースインキ :3.1部 淡青白色インキ:30部 の配合物33gを70ミリリットルマヨネーズビンに入
れ、PCで5分間ミキシングして淡色インキを作成し
た。
【0028】4.インキの塗布 (1)ベースインキおよび調整インキは#3バーコータ
ーを用いてコート紙に塗布する。調整インキはノンペネ
トレート紙にも塗布する。 (2)淡色インキは#6バーコーターを用いてコート紙
に塗布する。
【0029】5.粘度測定 ベースインキの粘度をB型回転粘度計を用いて測定す
る。
【0030】実施例1および2について得られたオフセ
ットインキの流動性を表1に示す。比較として実施例1
におけるロジン化カップラー(a)をアセトアセト−o
−トルイジドに代えて同様の操作を行い得られたジスア
ゾ顔料を(a−2)とし、これより作製したオフセット
インキを(A−2)とした。さらに実施例1におけるア
セトアセト−o−トルイジドをロジン化カップラー
(a)に代えて同様の操作を行い得られたジスアゾ顔料
を(a−3)とし、この顔料(a−3)を(a−2)に
対して(a−3)/(a−2)=25/75になる様に
混合し、これよりオフセットインキ(A−3)を作製し
た。
【0031】また、実施例2におけるロジン化カップラ
ー(b)をアセトアセトアニリドに代えて同様の操作を
行い得られたジスアゾ顔料を(b−2)とし、これより
作製したオフセットインキを(B−2)とした。さらに
実施例2におけるアセトアセトアニリドをロジン化カッ
プラー(b)に代えて同様の操作を行い得られたジスア
ゾ顔料を(b−3)とし、この顔料(b−3)を(b−
2)に対して(b−3)/(b−2)=20/80にな
るに混合し、これよりオフセットインキ(B−3)を作
製した。
【0032】実施例1、2で得られたオフセットインキ
(A−1)、(B−1)、および比較インキ(A−
2)、(A−3)、(B−2)、(B−3)ついてその
流動性をスプレッドメーターにより測定した。本発明に
よるものが比較例よりも優れていた。
【0033】
【表1】
【0034】実施例3におけるロジン化カップラー
(c)をアセトアセト−m−キシリジドに代えて同様の
操作を行い、得られた顔料を(c−2)とし、この顔料
より作製したグラビアインキを(C−2)とした。
【0035】さらに実施例3におけるアセトアセト−m
−キシリジドをロジン化カップラー(c)に代えて同様
の操作を行い得られた顔料を(c−3)とし、この顔料
(c−3)を(c−2)に対して(c−3)/(c−
2)=5/95になる様に混合し、グラビアインキ(C
−3)を作製した。各々のグラビアインキについてBM
型粘度計によりその粘度を測定した。結果は表2のとお
りで本発明によるものが流動性に優れていた。
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】本発明におけるジスアゾ顔料による作用
は、顔料に化学結合しているロジン類と印刷インキ用ビ
ヒクルに含まれるロジン変性樹脂等との相互作用が生じ
ていると推定される。本発明のジスアゾ顔料は従来の顔
料に比較して非集合性、流動性に著しい効果が認めら
れ、使用適性が向上すると共に、鮮明性、着色力におい
ても優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09B 67/20 - 67/22 C09B 41/00 C09B 35/00 - 35/34 C09D 11/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3,3′−ジクロロベンジジンのテトラ
    ゾ化合物とアセトアセトアニリド類をカップリング反応
    させて得られるジスアゾ顔料において、カップリング成
    分の一部としてロジン化されたアセトアセトアニリド類
    またはロジン化されたアセトアセチル化合物を0.1〜
    30モル%用いてカップリング反応させることを特徴と
    するジスアゾ顔料組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1のジスアゾ顔料組成物と印刷イ
    ンキビヒクルとからなる印刷インキ組成物。
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