JP2878925B2 - ベルト式無段変速機のプーリ側圧制御装置 - Google Patents

ベルト式無段変速機のプーリ側圧制御装置

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JP2878925B2 JP5096811A JP9681193A JP2878925B2 JP 2878925 B2 JP2878925 B2 JP 2878925B2 JP 5096811 A JP5096811 A JP 5096811A JP 9681193 A JP9681193 A JP 9681193A JP 2878925 B2 JP2878925 B2 JP 2878925B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルト式無段変速機に
おいて、ベルトを介して伝達されるトルクが所望の値と
なるように、プーリからベルトを軸方向に押圧するよう
に作用するプーリ側圧を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルト式の無段変速機は従来から提案さ
れており、既に自動車用等として一部実用化されてい
る。ベルト式無段変速機は、例えば、それぞれプーリ幅
が可変となったドライブ側およびドリブン側可動プーリ
間に金属Vベルトを巻掛けて構成されており、ドライブ
側およびドリブン側のプーリ幅を制御することにより変
速(レシオ)制御がなされる。このようなプーリ幅の制
御のため、各プーリにおける可動プーリ半体に側圧を付
与する油圧シリンダが配設されており、この油圧シリン
ダによりプーリ側圧を制御して各プーリへのVベルトの
巻掛け半径を制御し、変速制御がなされる。
【0003】上記のようにドライブ側とドリブン側のプ
ーリ側圧を制御することにより変速制御がなされるので
あるが、このプーリ側圧(具体的には、低圧側のプーリ
側圧)はベルトを介して伝達されるトルクに基づいて設
定される。Vベルトを介してのトルク伝達は、Vベルト
の側面とプーリ溝側面との摩擦力によって得られるもの
であるため、プーリ側圧は、この摩擦力によって得られ
るトルク(ベルト伝達トルク)が実際にベルトを介して
伝達されるトルク(実伝達トルク)より大きくなるよう
に、ある程度余裕をもって設定される。これにより、ベ
ルトとプーリ間に滑りが生じて伝達効率が低下するよう
なことが防止される。
【0004】このようにベルトの滑りを防止するにはプ
ーリ側圧は所定余裕分だけ高くするのが望ましいのであ
るが、この余裕分を過度に高くするとプーリ側圧が過度
に高くなり、このプーリ側圧を得るための油圧ポンプの
駆動動力が大きくなって油圧ポンプを駆動するエンジン
の燃費が低下するという問題や、ベルトの耐久性が低下
するという問題がある。このようなことから、プーリ側
圧をベルトの滑りを生じさせない範囲で、できる限り実
伝達トルクに対応する値に近い値とすることが望まれ、
従来から種々のプーリ側圧設定手法が提案されている。
【0005】例えば、特公平2−45062号公報に
は、エンジンの回転数と吸気負圧とからエンジン出力ト
ルクを演算し、エンジン回転数とドリブンプーリ回転数
とから減速比(変速比)を演算し、これらエンジン出力
トルクと減速比とから最適なプーリ側圧を求める方法が
開示されている。また、特開昭63−222943号公
報には、算出エンジントルクから駆動系に発生する動力
損失分を補正して実際に伝達されるエンジントルクを求
め、この補正されたエンジントルクに基づいてプーリ側
圧を求める手法が開示されている。さらに、実公平3−
38517号公報には、プーリ回転変化時に発生するイ
ナーシャトルクを考慮し、イナーシャトルク補正を行っ
て回転変化時にも正確な伝達トルクを算出して、より正
確なプーリ側圧制御を行う手法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような手法を用
いることにより、プーリ側圧制御をより良好に行うこと
ができるのであるが、上記手法はいずれも、ドライブプ
ーリへの実伝達トルク(入力トルク)が正の場合(エン
ジンによりドライブプーリが駆動される場合)も、実伝
達トルクが負の場合(ドライブプーリからエンジン側に
エンジン駆動力と逆の駆動力が作用する場合)も区別な
く同様の方法でプーリ側圧制御が行われる。しかしなが
ら、ドライププーリへの実伝達トルクが正の場合には、
エンジン出力トルクの演算等によりかなり正確にこの実
伝達トルクを推定でき、正確なプーリ側圧制御を行うこ
とができるが、この実伝達トルクが負の場合には、実伝
達トルクのバラツキが大きく、正確なプーリ側圧制御が
難しいという問題がある。
【0007】実伝達トルクが負の場合にそのバラツキが
大きくなる要因としては、エンジンフリクショントルク
(エンジンブレーキトルク)の個体差および経年変化に
よるバラツキ、正トルクから負トルクへの変化時に動力
伝達ギヤの噛合歯面の入れ替わりよるピークトルクの発
生およびこのピークトルク発生の時間的系の遅れ等があ
る。これら要因により生じるバラツキが大きいため、実
伝達トルクが負の場合には、実伝達トルクの推定が難し
く、その推定値に大きな幅をもたせる必要がある。
【0008】このような大きな幅を有した推定実伝達ト
ルクに基づいてプーリ側圧を設定するには、プーリ側圧
の余裕分を大きくする必要があり、これによりエンジン
の燃費が低下し、ベルトの耐久性も低下するという問題
がある。なお、実伝達トルクが正のときにはかなり正確
な実伝達トルクが推定できるので、この精度に応じた小
さな余裕分を設定してプーリ側圧制御を行うこともでき
るが、従来のように実伝達トルクの正負に拘らず同一の
制御を行ったのでは、実伝達トルクが負のときに実伝達
トルクのバラツキが大きいためベルトがスリップするこ
とがあるという問題がある。
【0009】本発明は以上のような問題に鑑みたもの
で、実伝達トルク(入力トルク)が正の場合にも負の場
合にも最適なプーリ側圧制御を行うことができるような
構成のプーリ側圧制御装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明に係るベルト式無段変速機においては、ドラ
イブ側およびドリブン側可動プーリ間にVベルトを巻掛
け、ドライブ側およびドリブン側シリンダによりドライ
ブ側および可動プーリによるプーリ側圧の設定を行うよ
うになっており、Vベルトの滑りを発生することなく所
定のトルク伝達を行うために最適なプーリ側圧を得るた
めの低側圧コントロール圧をドライブ側およびドリブン
側シリンダの一方に供給し、低側圧コントロール圧より
高圧で低側圧コントロール圧との関係が予め設定記憶さ
れている高側圧コントロール圧をドライブ側およびドリ
ブン側シリンダの他方に供給して低側圧コントロール圧
と高側圧コントロール圧との差に基づいて変速を行わせ
るようになっている。その上で、Vベルトを介して伝達
される実伝達トルクを演算する実伝達トルク演算手段
と、このようにして演算された実伝達トルクに安全率を
乗じてベルト伝達トルクを演算するベルト伝達トルク演
算手段と、このベルト伝達トルクが得られるようにドラ
イブ側およびドリブン側シリンダの一方に供給される低
側圧コントロール圧を調圧する低圧レギュレータバルブ
とからプーリ側圧制御装置が構成され、上記安全率が、
演算された実伝達トルクが負のときには、実伝達トルク
が正のときより大きな値に設定される。
【0011】
【作用】上記の構成のプーリ側圧制御装置を用いた場合
には、実伝達トルク演算手段により演算されて求められ
た実伝達トルクに所定安全率が乗じられてベルト伝達ト
ルクが求められ、このベルト伝達トルクが得られるよう
にプーリ側圧制御がなされるのであるが、このときの安
全率が実伝達トルクの正負により異なる。実伝達トルク
が正のときには、吸気負圧、エンジン回転数等に基づい
てエンジン出力トルクが精度よく求めることができ、か
なり正確な実伝達トルクを演算することができるので、
小さな安全率を用いることができ、これによりプーリ側
圧の余裕をできる限り小さくして、エンジンの燃費向上
およびベルトの耐久性向上を図ることができる。
【0012】一方、実伝達トルクが負のときには、前述
のように実伝達トルクのバラツキが大きいため、安全率
は実伝達トルクが正の場合より大きな値が用いられ、こ
れによりベルトのスリップが確実に防止される。なお、
実伝達トルクが負のときには、エンジンは駆動されてい
ない状態であるので、燃費低下の問題はない。このた
め、このときの安全率はベルトの耐久性を考慮した上
で、スリップのおそれの無い所定の値が設定される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照して説明する。図1に本発明のプーリ側圧制御
装置を有したベルト式無段変速機CVTを模式的に示し
ている。このベルト式無段変速機CVTは、入力軸1と
カウンター軸2との間に配設された金属Vベルト機構1
0と、入力軸1とドライブ側可動プーリ11との間に配
設された遊星歯車式前後進切換機構20と、カウンター
軸2と出力側部材(ディフアレンシャル機構8等)との
間に配設された発進クラッチ5とから構成される。な
お、本無段変速機CVTは車両用として用いられ、入力
軸1はカップリング機構CPを介してエンジンENGの
出力軸に繋がり、ディファレンシャル機構8に伝達され
た動力は左右の車輪に伝達される。
【0014】金属Vベルト機構10は、入力軸1上に配
設されたドライブ側可動プーリ11と、カウンター軸2
上に配設されたドリブン側可動プーリ16と、両プーリ
11,16間に巻掛けられた金属Vベルト15とからな
る。ドライブ側可動プーリ11は、入力軸1上に回転自
在に配設された固定プーリ半体12と、この固定プーリ
半体12に対して軸方向に相対移動可能な可動プーリ半
体13とからなる。可動プーリ半体13の側方には、固
定プーリ半体12に結合されたシリンダ壁12aにより
囲まれてドライブ側シリンダ室14が形成されており、
ドライブ側シリンダ室14内に油路39aを介して供給
される油圧により、可動プーリ半体13を軸方向に移動
させる側圧が発生される。
【0015】ドリブン側可動プーリ16は、カウンター
軸2に固設された固定プーリ半体17と、この固定プー
リ半体17に対して軸方向に相対移動可能な可動プーリ
半体18とからなる。可動プーリ半体18の側方には、
固定プーリ半体17に結合されたシリンダ壁17aによ
り囲まれてドリブン側シリンダ室19が形成されてお
り、ドリブン側シリンダ室19内に油路39bを介して
供給される油圧により、可動プーリ半体18を軸方向に
移動させる側圧が発生される。このため、上記両シリン
ダ室14,19への供給油圧(プーリ側圧制御油圧)を
適宜制御することにより、ベルト15の滑りを発生する
ことのない適切なプーリ側圧を設定するとともに両プー
リ11,16のプーリ幅を変化させることができ、これ
により、Vベルト15の巻掛け半径を変化させて変速比
を無段階に変化させることができる。
【0016】遊星歯車式前後進切換機構20は、入力軸
1に結合されたサンギヤ21と、固定プーリ半体12に
結合されたキャリア22と、後進用ブレーキ27により
固定保持可能なリングギヤ23と、サンギヤ21とリン
グギヤ23とを連結可能な前進用クラッチ25とからな
る。前進用クラッチ25が係合されると全ギヤ21,2
2,23が入力軸1と一体に回転し、ドライブ側プーリ
11は入力軸1と同方向(前進方向)に駆動される。後
進用ブレーキ27が係合されると、リングギヤ23が固
定保持されるため、キャリア22はサンギヤ21とは逆
の方向に駆動され、ドライブ側プーリ11は入力軸1と
は逆方向(後進方向)に駆動される。
【0017】発進クラッチ5は、カウンター軸2と出力
側部材との間の動力伝達を制御するクラッチであり、こ
れが係合の時には、両者間での動力伝達が可能となる。
このため、発進クラッチ5が係合のときには、金属Vベ
ルト機構10により変速されたエンジン出力がギヤ6
a,6b,7a,7bを介してディファレンシャル機構
8に伝達され、このディファレンシャル機構8により左
右の車輪(図示せず)に分割されて伝達される。また、
発進クラッチ5が解放のときには、この動力伝達が行え
ず、変速機は中立状態となる。この発進クラッチ5の作
動制御は、コントローラ70からの信号に応じて作動さ
れるクラッチ制御バルブ75により行われる。クラッチ
制御バルブ75は、油路31a,31bを介して発進ク
ラッチ5へ供給される作動油圧制御を行い、この発進ク
ラッチ5の作動制御を行う。
【0018】なお、コントローラ70には、エンジンE
NGの運転制御を行う電子制御装置ECUからエンジン
回転数Ne信号およびエンジン吸気負圧PB 信号が送ら
れ、さらに、エアーコンディショナーACの作動を検出
するエアコン作動検出器65からの検出信号およびシフ
トレバー位置ATPに基づいてシフトレンジ位置を検出
するシフトレンジ位置検出器66からの検出信号が送ら
れる。
【0019】一方、ドライブ側およびドリブン側シリン
ダ室14,19への供給油圧(プーリ側圧制御油圧)の
制御は、コントローラ70からの制御信号に応じて作動
されるプーリ側圧制御バルブ40および変速制御バルブ
50により行われる。これらプーリ側圧制御バルブ40
および変速制御バルブ50の具体的な構成を図2に示し
ている。この図において、高圧レギュレータバルブ41
と、低圧レギュレータバルブ43と、高低圧コントロー
ルバルブ45とによりプーリ側圧制御バルブ40が構成
され、シフトコントロールバルブ51とシフトバルブ5
3とにより変速制御バルブ50が構成される。
【0020】以下、図2を参照して説明する。なお、図
2において、×印はその部分がドレンに繋がることを意
味する。油圧ポンプ30の吐出油は、油路32を介して
高圧コントロールバルブ41に供給されるとともに、油
路36を介してレデューシングバルブ58に供給され
る。レジューシングバルブ58においてはほぼ一定の油
圧を有したライン圧PMODを作り出し、このライン圧を
有した作動油を、油路37a,37bを介して、高低圧
コントロールバルブ45およびシフトコントロールバル
ブ51に供給する。
【0021】高低圧コントロールバルブ45はリニアソ
レノイド45aを有し、リニアソレノイド45aへの通
電電流を制御することにより、このリニアソレノイド4
5aからスプール45bに作用する押圧力を制御し、油
路37aから供給されるライン圧PMOD を調圧してこの
押圧力に対応した制御背圧PHLC を油路35に供給す
る。この制御背圧PHLC は高圧および低圧コントロール
バルブ41,43の右端油室41b,43bに供給さ
れ、この制御背圧PHLC は各スプール41a,43aを
左方に押圧するように作用する。
【0022】高圧コントロールバルブ41は、この制御
背圧PHLC を受けて、ポンプ30から油路32を介して
供給される作動油圧を制御背圧PHLC に対応して調圧
し、高側圧コントロール圧PHを油路33a,33bに
供給する。この高側圧コントロール圧PHは、油路33
aを介してシフトバルブ53に供給されるとともに、油
路33bを介して低圧コントロールバルブ43に供給さ
れる。低圧コントロールバルブ43は、制御背圧PHLC
を受けて、油路33bから供給される高側圧コントロー
ル圧PHを調圧し、低側圧コントロール圧PLを油路3
4に供給する。この低側圧コントロール圧PLは、油路
34から分岐した油路34a,34bを介してシフトバ
ルブ53に供給される。
【0023】一方、シフトコントロールバルブ51は、
リニアソレノイド51aを有し、リニアソレノイド51
aへの通電電流を制御することにより、このリニアソレ
ノイド51aからスプール51bに作用する押圧力を制
御し、油路37bから供給されるライン圧PMOD を調圧
してこの押圧力に対応したシフトコントロール圧PSVを
油路38に供給する。このシフトコントロール圧PSVは
シフトバルブ53の左端油室53bに供給され、スプー
ル53aを右方に押圧するように作用する。
【0024】ここでスプール53aは右端側からスプリ
ング53cにより左方に押圧されており、シフトコント
ロール圧PSVとスプリング53cの押圧力とのバランス
する位置に移動される。このため、シフトコントロール
バルブ51によりシフトコントロール圧PSVを制御すれ
ば、シフトバルブ53のスプール53aの位置制御を行
うことができる。これにより高および低側圧コントロー
ル圧PH,PLを、ドライブ側およびドリブン側シリン
ダ室14,19に適宜振り分け供給する制御を行って、
変速制御を行うことができる。
【0025】このようにして変速制御を行うときに、低
圧レギュレータバルブ43により調圧設定される低側圧
コントロール圧PLが、ベルトの滑りを発生させること
なく所定のトルク伝達を行うために最適なプーリ側圧と
なるように設定される。このプーリ側圧の設定制御はコ
ントローラ70により行われるのであるが、この制御に
ついて、図3のブロック図および図4,図5のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0026】この制御は、図3および図4に示すよう
に、まず、エンジン回転数Ne、エンジン吸気負圧P
B、ドライブプーリ回転数NDRおよびドリブンプーリ
回転数NDNを読み込む(ステップS1、ブロックB
1,B2,B11,B12)。図1に示すように、エン
ジンENGにはその運転制御を行う電子制御装置ECU
が設けられており、この制御のためにエンジン回転数N
eおよびエンジン吸気負圧PBが検出されて使用される
ため、この検出値をそのままコントローラ70に取り込
む。さらに、前回のフロー(このフローは所定制御サイ
クル毎に繰り返される)において設定された低側圧コン
トロール圧PLCMD を読み込む(ステップS2、ブロッ
クB15)。
【0027】次に、ステップS2からS7の制御を行っ
て、エンジン燃料カットの有無に応じて、エンジン出力
トルクTE を求める。具体的には、エンジン燃料カット
が行われていないときには、エンジン回転数Neと吸気
負圧PBとに対応して測定されて図6のように表された
エンジン駆動トルクTEPB マップから、ステップS1に
おいて読み込まれた現在のエンジン回転数Neおよび吸
気負圧PBに対応するエンジン駆動トルクTEPB を求
め、これをエンジン出力トルクTE として設定する(ス
テップS4,S5、ブロックB3,B5)。
【0028】一方、エンジン燃料カットが行われている
ときには、エンジン回転数Neに対応して測定されて図
7のように設定されたエンジンフリクショントルクFE
マップから、現在におけるエンジン回転数Neに対応す
るエンジンフリクショントルクFE (このトルクは、通
常のエンジン駆動トルクとは逆方向に働くトルクであ
る)を求め、これをエンジン出力トルクTE として設定
する(ステップS6,S7、ブロックB4,B5)。
【0029】次に、ドライブ側およびドリブン側プーリ
回転数NDR,NDNから両プーリ間での減速比i(=
NDR/NDN)を算出する(ステップS8、ブロック
B16)。さらに、ドライブ側プーリ回転数NDRの変
化率DNDRを求める(ステップS9、ブロックB1
3)。この値は、例えば、前回のフローでのドライブ側
プーリ回転数と今回のドライブ側プーリ回転数との差か
ら求められる。このようにして求めた回転変化率DND
Rから、このような回転変化を生じさせるために必要な
エンジン側慣性系のイナーシャトルクIE と、ドライブ
側プーリ慣性系のイナーシャトルクIDRとを演算する
(ステップS10,S11、ブロックB14)。なお、
この演算は、図9に示すように、各慣性の回転変化率に
応じて予め演算して記憶されたイナーシャトルクマップ
を用いて行われる。
【0030】また、ドライブ側プーリ回転数NDRと前
回のフローでの低側圧コントロール圧PLCMD とに対応
するオイルポンプ駆動に必要なフリクショントルクFPU
MPを求める(ステップS12、ブロックB17)。この
ポンプ駆動フリクショントルクFPUMPも、図10に示す
ように、低側圧コントロール圧PLに対応して予め測定
されて記憶されたマップを用いて求められる。
【0031】そして、減速比iと前回の低側圧コントロ
ール圧PLCMD とを用いて、この状態で発生するベルト
駆動フリクショントルクFBLT を算出する(ステップS
13、ブロックB18)。このベルト駆動フリクション
トルクFBLT も、図11に示すように、低側圧コントロ
ール圧PLおよび減速比iに対応して予め測定されて記
憶されているマップを用いて求められる。
【0032】さらに、エアコン作動検出器65からの信
号に基づいて、エアコン駆動フリクショントルクFACを
求める(ステップS14、ブロックB8)。エアコン駆
動フリクショントルクFACは、エアコンがオンかオフか
で異なり、図8に示すように、オフのときにはこのフリ
クショントルクFACはほぼ零であり、オンのときに所定
のフリクショントルクが求められる。
【0033】以上のようにして求められた各種トルクを
用いて、ベルト伝達トルクTBLT を算出する(ステップ
S15、ブロックB20〜23)。ベルト伝達トルクT
BLT の算出フローを図5に詳しく示している。この算出
においては、まずステップS21においてシフトレンジ
位置検出器66により検出されたシフトレンジ位置がN
もしくはP位置にあるか否かが判断される。シフトレン
ジ位置がN,P位置以外の位置にあるときには、ステッ
プS22に進み、ドリブン側シリンダ室の油圧が低圧側
か否か、すなわち、ドリブン側シリンダ室内圧がドライ
ブ側シリンダ室内圧より低圧であるか否かが判断され
る。
【0034】ドリブン側シリンダ室の内圧が高圧側であ
るときにはドライブ側シリンダ室の内圧が低側圧コント
ロール圧PLとなるため、ベルト駆動フリクショントル
クFBLT の影響は考慮する必要がないため、ステップS
23に進み、 式 TIN=TE −IE −IDR−FPUMP−FAC により、ドライブ側プーリからベルトを介して伝達され
る実伝達トルクTINを算出する。一方、ドリブン側シリ
ンダ室の内圧が低圧側であるときにはベルト駆動フリク
ショントルクFBLT を考慮する必要があるため、ステッ
プS24に進み、 式 TIN=TE −IE −IDR−FPUMP−FBLT −FAC により、ドライブ側プーリからベルトを介して伝達され
る実伝達トルクTINを算出する。
【0035】シフトレンジ位置がN,P位置にあるとき
には、ステップS25に進み、ドリブン側シリンダ室の
油圧が低圧側か否か、すなわち、ドリブン側シリンダ室
内圧がドライブ側シリンダ室内圧より低圧であるか否か
が判断される。N,P位置においては、前後進切換機構
20において動力伝達が遮断されているため、ドライブ
側プーリ慣性系のイナーシャトルクIDRによって実伝達
トルクTINが決まる。但し、ドリブン側シリンダ室の内
圧が高圧側か低圧側かにより、ベルト駆動フリクション
トルクFBLT の考慮が必要か不要かという差があるた
め、ステップS25においてこの判断を行う。
【0036】そして、ドリブン側シリンダ室の内圧が高
圧側であるときにはベルト駆動フリクショントルクFBL
T の考慮が不要であるため、ステップS26に進み、 式 TIN=−IDR により、ドライブ側プーリからベルトを介して伝達され
る実伝達トルクTINを算出する。一方、ドリブン側シリ
ンダ室の内圧が低圧側であるときにはベルト駆動フリク
ショントルクFBLT を考慮する必要があるため、ステッ
プS27に進み、 式 TIN=−IDR−FBLT により、ドライブ側プーリからベルトを介して伝達され
る実伝達トルクTINを算出する。
【0037】以上、ステップS21〜27(ブロックB
20)において、実伝達トルクTINが算出されると、次
にステップS28において実伝達トルクTINが正か負か
が判断される。そして、実伝達トルクTINが正のときに
はステップS29において第1安全率SFP(>1.
0)が安全率SFとして設定され、実伝達トルクTINが
負のときにはこの第1安全率SFPより大きな第2安全
率SFM(>SFP)が安全率SFとして設定される
(ブロックB21)。そして、実伝達トルクTINの絶対
値にこの安全率SFが乗算されて、ベルト伝達トルクT
BLT が算出される(ステップS31,ブロックB2
2)。
【0038】このようにして算出されたベルト伝達トル
クTBLT は、実際にドライブ側プーリに作用する実伝達
トルクTINに対して所定の余裕分を有したすなわち安全
率を有したトルクであり、しかもこの安全率は実伝達ト
ルクTINが負のときに大きな値が設定される。このた
め、このように算出されたベルト伝達トルクTBLT が得
られるようにプーリ側圧制御を行えば、最適な制御を行
うことができる。
【0039】そこで、以上のようにしてベルト伝達トル
クTBLT が算出されると、ステップS16(ブロックB
23)に進んで、そのときの減速比iに対応して、目標
低側圧コントロール圧PLCMD を求める。なお、この算
出は、図12に示すように、ベルト伝達トルクTBLT と
減速比iとに対応して予め設定されたマップから求めら
れる。
【0040】こうして求めた目標低側圧コントロール圧
PLCMD を低圧レギュレータバルブ43によって作らせ
るようにすればよいのであるが、図2の回路構成から分
かるように、高低圧コントロールバルブ45のリニアソ
レノイド45aの通電電流制御により、高圧レギュレー
タバルブ41および低圧レギュレータバルブ43により
制御される油圧が決まる。このため、図13,14およ
び15に示すように、リニアソレノイド45aの通電電
流と低側圧コントロール圧PLとの関係、リニアソレノ
イド45aの通電電流と高低圧コントロールバルブ45
により作られる制御背圧PHLC との関係、並びにこの制
御背圧PHLC と高側圧および低側圧コントロール圧P
H,PLとの関係が予め設定記憶されている。そして、
これら設定記憶されたマップに基づいて、リニアソレノ
イド45aの通電電流が決められ、この通電電流制御が
なされる。
【0041】このようにして、高側圧および低側圧コン
トロール圧PH,PLが設定されると、シフトバルブ5
3により図16に示すように、これらをドライブおよび
ドリブン側シリンダ室14,19に適宜振り分けする制
御がなされ、変速制御が行われる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実伝達トルク演算手段により演算されて求められた実伝
達トルクに安全率が乗じられてベルト伝達トルクが求め
られ、このベルト伝達トルクが得られるように、ドライ
ブ側およびドリブン側シリンダの一方に供給される低側
圧コントロール圧を調圧する制御が低圧レギュレータバ
ルブによりなされるのであるが、このときの安全率が実
伝達トルクの正負により以下のように異なり、これによ
り、ベルト滑りを確実に防止しつつ、エンジン燃費向
上、ベルト耐久性向上等を図ることができる。
【0043】具体的には、実伝達トルクが正のときに
は、吸気負圧、エンジン回転数等に基づいてエンジン出
力トルクが精度よく求めることができ、かなり正確な実
伝達トルクを演算することができるので、小さな安全率
が用いられ、これによりプーリ側圧の余裕をできる限り
小さくして、エンジンの燃費向上およびベルトの耐久性
向上を図ることができるようになっている。
【0044】一方、実伝達トルクが負のときには、実伝
達トルクのバラツキが大きいため、安全率は実伝達トル
クが正の場合より大きな値が用いられ、これによりベル
トのスリップが確実に防止される。なお、実伝達トルク
が負のときには、エンジンは駆動されていない状態であ
るので、燃費低下の問題はなく、このため、このときの
安全率はベルトの耐久性を考慮した上で、スリップのお
それの無い所定の値が設定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプーリ側圧制御装置を有したベルト式
無段変速機の構成を示す模式図である。
【図2】このプーリ側圧制御装置構成を示す油圧回路図
である。
【図3】このプーリ側圧制御装置による制御内容を示す
ブロック図である。
【図4】このプーリ側圧制御装置による制御内容を示す
フローチャートである。
【図5】このプーリ側圧制御装置による制御内容を示す
フローチャートである。
【図6】エンジン駆動トルクマップを表すグラフであ
る。
【図7】エンジンフリクショントルクマップを表すグラ
フである。
【図8】エアコン駆動フリクショントルクマップを表す
グラフである。
【図9】イナーシャトルクマップを表すグラフである。
【図10】ポンプ駆動フリクショントルクマップを表す
グラフである。
【図11】ベルト駆動フリクショントルクマップを表す
グラフである。
【図12】目標低側圧コントロール圧マップを表すグラ
フである。
【図13】低側圧コントロール圧とリニアソレノイドの
通電電流との関係を表すグラフである。
【図14】リニアソレノイドの通電電流と制御背圧との
関係を表すグラフである。
【図15】制御背圧と高および低側圧コントロール圧と
の関係を表すグラフである。
【図16】変速制御に対応したドライブおよびドリブン
側シリンダ室内圧を表すグラフである。
【符号の説明】
1 入力軸 2 カウンター軸 5 発進クラッチ 8 ディファレンシャル機構 10 金属Vベルト機構 11 ドライブ側可動プーリ 15 金属Vベルト 16 ドリブン側可動プーリ 20 前後進切換機構 30 油圧ポンプ 40 プーリ側圧制御バルブ 41 高圧レギュレータバルブ 43 低圧レギュレータバルブ 45 高低圧コントロールバルブ 50 変速制御バルブ 51 シフトコントロールバルブ 53 シフトバルブ 58 レデューシングバルブ 65 エアコン作動検出器 66 シフトレンジ位置検出器 70 コントローラ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16H 59:68 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸に繋がるドライブ側可動プーリ
    と、出力軸に繋がるドリブン側可動プーリと、これらド
    ライブ側およびドリブン側可動プーリ間に巻掛けられた
    Vベルトと、前記ドライブ側可動プーリによるプーリ側
    圧の設定を行うドライブ側シリンダと、前記ドリブン側
    可動プーリによるプーリ側圧の設定を行うドリブン側シ
    リンダとを有してなり、 前記Vベルトの滑りを発生することなく所定のトルク伝
    達を行うために最適なプーリ側圧を得るための低側圧コ
    ントロール圧を前記ドライブ側およびドリブン側シリン
    ダの一方に供給し、前記低側圧コントロール圧より高圧
    で前記低側圧コントロール圧との関係が予め設定記憶さ
    れている高側圧コントロール圧を前記ドライブ側および
    ドリブン側シリンダの他方に供給して前記低側圧コント
    ロール圧と前記高側圧コントロール圧との差に基づいて
    変速を行わせるようになったベルト式無段変速機におい
    て、 前記Vベルトを介して伝達される実伝達トルクを演算す
    る実伝達トルク演算手段と、 前記演算された実伝達トルクに安全率を乗じてベルト伝
    達トルクを演算するベルト伝達トルク演算手段と、 このベルト伝達トルクが得られるように前記ドライブ側
    およびドリブン側シリンダの一方に供給される前記低側
    圧コントロール圧を調圧する低圧レギュレータバルブと
    からなり、 前記安全率が、前記演算された実伝達トルクが負のとき
    には、前記演算された実伝達トルクが正のときより大き
    な値に設定されていることを特徴とするベルト式無段変
    速機のプーリ側圧制御装置。
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