JP3468439B2 - ベルト式無段変速機のプーリ側圧制御装置 - Google Patents
ベルト式無段変速機のプーリ側圧制御装置Info
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- JP3468439B2 JP3468439B2 JP02995095A JP2995095A JP3468439B2 JP 3468439 B2 JP3468439 B2 JP 3468439B2 JP 02995095 A JP02995095 A JP 02995095A JP 2995095 A JP2995095 A JP 2995095A JP 3468439 B2 JP3468439 B2 JP 3468439B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H61/662—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
- F16H61/66254—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
- F16H61/66259—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として車両に用いら
れるベルト式無段変速機に関し、さらに詳しくは、ベル
トを巻掛ける可変プーリの幅設定用側圧を制御するプー
リ側圧制御装置に関する。
れるベルト式無段変速機に関し、さらに詳しくは、ベル
トを巻掛ける可変プーリの幅設定用側圧を制御するプー
リ側圧制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルト式無段変速機は従来から提案され
ており、既に自動車用として一部実用化されている。ベ
ルト式無段変速機は、例えば、それぞれプーリ幅が可変
となったドライブ側およびドリブン側可動プーリ間に金
属Vベルトを巻掛けて構成されており、ドライブ側およ
びドリブン側のプーリ幅を制御することによって変速
(レシオ)制御がなされるようになっている。このよう
なプーリ幅の制御のため、各プーリにおける可動プーリ
半体に側圧を付与する油圧シリンダが配設されており、
この油圧シリンダに供給する油圧(プーリ側圧)の制御
を通じて各プーリへのVベルトの巻掛け半径を制御し、
変速制御を行う。
ており、既に自動車用として一部実用化されている。ベ
ルト式無段変速機は、例えば、それぞれプーリ幅が可変
となったドライブ側およびドリブン側可動プーリ間に金
属Vベルトを巻掛けて構成されており、ドライブ側およ
びドリブン側のプーリ幅を制御することによって変速
(レシオ)制御がなされるようになっている。このよう
なプーリ幅の制御のため、各プーリにおける可動プーリ
半体に側圧を付与する油圧シリンダが配設されており、
この油圧シリンダに供給する油圧(プーリ側圧)の制御
を通じて各プーリへのVベルトの巻掛け半径を制御し、
変速制御を行う。
【0003】ここで、上記油圧シリンダに供給する油圧
を制御する手段としては、プーリとベルトとのスリップ
を防止してトルク伝達するために最低限必要な低側圧コ
ントロール油圧PLと、この油圧よりも高く設定された
変速比制御用の高側圧コントロール油圧PHとをドライ
ブ側およびドリブン側シリンダに振り分けて供給する切
換弁(4方弁)がある。
を制御する手段としては、プーリとベルトとのスリップ
を防止してトルク伝達するために最低限必要な低側圧コ
ントロール油圧PLと、この油圧よりも高く設定された
変速比制御用の高側圧コントロール油圧PHとをドライ
ブ側およびドリブン側シリンダに振り分けて供給する切
換弁(4方弁)がある。
【0004】そして、このような切換弁としては、例え
ば図9に示すものがあり、この切換弁153は、高側圧
コントロール油圧PHが供給される高側圧ポート153
bと、この高側圧ポートの左右に設けられて低側圧コン
トロール油圧PLが供給される低側圧ポート153c
と、ドライブ側シリンダに繋がるドライブポート153
dと、ドリブン側シリンダに繋がるドリブンポート15
3eとを有する。切換弁153内には、中立位置から左
右方向に位置制御可能なスプール153aが配設されて
おり、このスプール153aのランド部によって上記各
ポートを相互に連通させたり遮断したりする。スプール
の右端にはバネ(油圧の場合もある)による付勢力が付
与されており、左端には上記付勢力とのバランスにより
スプール153aの位置制御を行う制御油圧(例えば、
ソレノイドバルブの通電電流制御によって制御される)
が作用している。
ば図9に示すものがあり、この切換弁153は、高側圧
コントロール油圧PHが供給される高側圧ポート153
bと、この高側圧ポートの左右に設けられて低側圧コン
トロール油圧PLが供給される低側圧ポート153c
と、ドライブ側シリンダに繋がるドライブポート153
dと、ドリブン側シリンダに繋がるドリブンポート15
3eとを有する。切換弁153内には、中立位置から左
右方向に位置制御可能なスプール153aが配設されて
おり、このスプール153aのランド部によって上記各
ポートを相互に連通させたり遮断したりする。スプール
の右端にはバネ(油圧の場合もある)による付勢力が付
与されており、左端には上記付勢力とのバランスにより
スプール153aの位置制御を行う制御油圧(例えば、
ソレノイドバルブの通電電流制御によって制御される)
が作用している。
【0005】この切換弁153では、スプール153a
が、図9に示すように中立位置に位置するときは、スプ
ールのランド部と低側圧ポート153cとのアンダーラ
ップ(L1 −L2 )によりできる隙間を通じて低側圧ポ
ート153cとドライブおよびドリブンポート153
d,153eとがそれぞれ連通し、ドライブ側およびド
リブン側シリンダの双方に十分な流量をもって低側圧コ
ントロール油圧PLが供給される。これにより、変速制
御は行わないが、ドライブ側およびドリブン側プーリの
側圧をベルトスリップ防止に必要な油圧、即ち低側圧コ
ントロール油圧PLに保持する。
が、図9に示すように中立位置に位置するときは、スプ
ールのランド部と低側圧ポート153cとのアンダーラ
ップ(L1 −L2 )によりできる隙間を通じて低側圧ポ
ート153cとドライブおよびドリブンポート153
d,153eとがそれぞれ連通し、ドライブ側およびド
リブン側シリンダの双方に十分な流量をもって低側圧コ
ントロール油圧PLが供給される。これにより、変速制
御は行わないが、ドライブ側およびドリブン側プーリの
側圧をベルトスリップ防止に必要な油圧、即ち低側圧コ
ントロール油圧PLに保持する。
【0006】また、スプール153aが中立位置からあ
る程度大きく左右に移動したときには、各ポート間の連
通路の断面積に応じた流量をもって低側圧コントロール
油圧PLおよび高側圧コントロール油圧PHが各シリン
ダに振り分けられて供給される。これにより、ベルトの
巻掛け半径、即ち変速比を制御することができる。な
お、スプール153aの位置ごとのドライブ側およびド
リブン側シリンダ内の油圧は、図10に示すようにな
る。
る程度大きく左右に移動したときには、各ポート間の連
通路の断面積に応じた流量をもって低側圧コントロール
油圧PLおよび高側圧コントロール油圧PHが各シリン
ダに振り分けられて供給される。これにより、ベルトの
巻掛け半径、即ち変速比を制御することができる。な
お、スプール153aの位置ごとのドライブ側およびド
リブン側シリンダ内の油圧は、図10に示すようにな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造の切換弁153では、スプール153aが中
立位置から若干左右に動いた位置においては、上記アン
ダーラップによる隙間がほとんどなくなって高側圧およ
び低側圧ポート153b,153cからドライブ又はド
リブンポート153d,153eに流入する油の流量が
ともに不足し、これに繋がるシリンダ内の油圧が低側圧
コントロール油圧PLを割り込んでしまう(図10のA
部参照)という問題がある。これでは、油圧が低下した
側のプーリに対してベルトが滑ってしまいトルク伝達が
うまく行われなくなってしまう。
ような構造の切換弁153では、スプール153aが中
立位置から若干左右に動いた位置においては、上記アン
ダーラップによる隙間がほとんどなくなって高側圧およ
び低側圧ポート153b,153cからドライブ又はド
リブンポート153d,153eに流入する油の流量が
ともに不足し、これに繋がるシリンダ内の油圧が低側圧
コントロール油圧PLを割り込んでしまう(図10のA
部参照)という問題がある。これでは、油圧が低下した
側のプーリに対してベルトが滑ってしまいトルク伝達が
うまく行われなくなってしまう。
【0008】ここで、このような低側圧コントロール油
圧の割り込みを防止するため、ランド部と低側圧ポート
とのアンダーラップを大きくすることが考えられるが、
この方法によれば、図11に示すように、高側圧ポート
153bから切換弁内に流入した高側圧コントロール油
圧の一部が低側圧ポート153cに吹き抜けてしまい、
その分、各コントロール油圧を作り出す油圧源となって
いるオイルポンプの負荷が増えてしまうという問題が生
ずる。また、これによれば、スプール153aを移動さ
せても各シリンダの油圧を変化させることができないい
わゆる不感帯(図10参照)が大きくなり、変速機の制
御性が低下するという問題もある。
圧の割り込みを防止するため、ランド部と低側圧ポート
とのアンダーラップを大きくすることが考えられるが、
この方法によれば、図11に示すように、高側圧ポート
153bから切換弁内に流入した高側圧コントロール油
圧の一部が低側圧ポート153cに吹き抜けてしまい、
その分、各コントロール油圧を作り出す油圧源となって
いるオイルポンプの負荷が増えてしまうという問題が生
ずる。また、これによれば、スプール153aを移動さ
せても各シリンダの油圧を変化させることができないい
わゆる不感帯(図10参照)が大きくなり、変速機の制
御性が低下するという問題もある。
【0009】なお、予め高めに各コントロール油圧を設
定しておいて、シリンダ内の油圧が若干低側圧コントロ
ールを割り込んでもベルトがスリップしないようにする
ことも可能であるが、オイルポンプの負荷が増えてしま
うという問題が生ずる点でアンダーラップを大きくする
方法と変わりがない。
定しておいて、シリンダ内の油圧が若干低側圧コントロ
ールを割り込んでもベルトがスリップしないようにする
ことも可能であるが、オイルポンプの負荷が増えてしま
うという問題が生ずる点でアンダーラップを大きくする
方法と変わりがない。
【0010】さらに、ベルト式無段変速機の変速比(ベ
ルトの巻掛け半径)は、ベルトにより伝達されるトルク
の変動等によっても影響を受けるため、安定した変速比
制御を行うためには、伝達トルクと切換弁の圧力−流量
特性との関係に応じたきわめて詳細なスプールの位置制
御(即ち、制御油圧の制御)を行ったり、変速比のフィ
ードバック制御を行ったりする必要がある。このため、
切換弁の制御が複雑化し、制御負担が大きくなり易いと
いう問題がある。
ルトの巻掛け半径)は、ベルトにより伝達されるトルク
の変動等によっても影響を受けるため、安定した変速比
制御を行うためには、伝達トルクと切換弁の圧力−流量
特性との関係に応じたきわめて詳細なスプールの位置制
御(即ち、制御油圧の制御)を行ったり、変速比のフィ
ードバック制御を行ったりする必要がある。このため、
切換弁の制御が複雑化し、制御負担が大きくなり易いと
いう問題がある。
【0011】なお、特開昭62−196448号公報に
は、いずれかのシリンダ内の油圧が低側圧コントロール
油圧よりも低下したときに、切換弁を介さずに直接低側
圧コントロール油圧をその油圧が低下したシリンダに補
給する装置が提案されている。ただし、この装置におい
ては、切換弁のスプールの位置制御(ソレノイドがスプ
ールを押す力の制御)をかなり高い精度で行わなけれ
ば、各シリンダに一定の油圧を供給し続けることができ
ないという問題がある。
は、いずれかのシリンダ内の油圧が低側圧コントロール
油圧よりも低下したときに、切換弁を介さずに直接低側
圧コントロール油圧をその油圧が低下したシリンダに補
給する装置が提案されている。ただし、この装置におい
ては、切換弁のスプールの位置制御(ソレノイドがスプ
ールを押す力の制御)をかなり高い精度で行わなけれ
ば、各シリンダに一定の油圧を供給し続けることができ
ないという問題がある。
【0012】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、ポンプ負荷の増加等を生じさせることな
くシリンダ内の最低圧を確保できるとともに、変速比制
御の負担を軽減でき、且つスプールの位置制御について
要求される精度を緩和できるようにしたプーリ側圧制御
装置を提供することを目的とする。
たものであり、ポンプ負荷の増加等を生じさせることな
くシリンダ内の最低圧を確保できるとともに、変速比制
御の負担を軽減でき、且つスプールの位置制御について
要求される精度を緩和できるようにしたプーリ側圧制御
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために、本発明では、低側圧コントロール油圧
およびこの低側圧コントロール油圧よりも高い高側圧コ
ントロール油圧を設定する側圧設定手段と、スプールの
位置に応じて低側圧および高側圧コントロール油圧をド
ライブ側およびドリブン側シリンダに振り分けて供給す
る切換弁と、上記スプールに、このスプールの位置制御
を行うための第1の位置制御力を付与する位置制御力付
与手段と、ドライブ側シリンダ内の油圧を切換弁のスプ
ールに第2の位置制御力として作用させる第1フィード
バック油路と、ドリブン側シリンダ内の油圧を、第1フ
ィードバック油路からの油圧とは反対方向にスプールに
第3の位置制御力として作用させる第2フィードバック
油路とからプーリ側圧制御装置を構成している。なお、
第2の位置制御力が、ドライブ側シリンダに低側圧コン
トロール油圧を供給するとともにドリブン側シリンダに
高側圧コントロール油圧を供給する位置の方向にスプー
ルを押し、第3の位置制御力が、ドリブン側シリンダに
低側圧コントロール油圧を供給するとともにドライブ側
シリンダに高側圧コントロール油圧を供給する位置の方
向にスプールを押すようにするのが望ましい。
達成するために、本発明では、低側圧コントロール油圧
およびこの低側圧コントロール油圧よりも高い高側圧コ
ントロール油圧を設定する側圧設定手段と、スプールの
位置に応じて低側圧および高側圧コントロール油圧をド
ライブ側およびドリブン側シリンダに振り分けて供給す
る切換弁と、上記スプールに、このスプールの位置制御
を行うための第1の位置制御力を付与する位置制御力付
与手段と、ドライブ側シリンダ内の油圧を切換弁のスプ
ールに第2の位置制御力として作用させる第1フィード
バック油路と、ドリブン側シリンダ内の油圧を、第1フ
ィードバック油路からの油圧とは反対方向にスプールに
第3の位置制御力として作用させる第2フィードバック
油路とからプーリ側圧制御装置を構成している。なお、
第2の位置制御力が、ドライブ側シリンダに低側圧コン
トロール油圧を供給するとともにドリブン側シリンダに
高側圧コントロール油圧を供給する位置の方向にスプー
ルを押し、第3の位置制御力が、ドリブン側シリンダに
低側圧コントロール油圧を供給するとともにドライブ側
シリンダに高側圧コントロール油圧を供給する位置の方
向にスプールを押すようにするのが望ましい。
【0014】この装置においては、切換弁のスプール
は、第1の位置制御力(制御油圧)と、第2,第3の位
置制御力との釣合いによって位置制御がなされる。そし
て、スプールが中立位置近傍に位置してシリンダ内の油
圧が低側圧コントロール油圧を割り込んだようなときに
は、スプールがその割り込んだ油圧(即ち、第2又は第
3の位置制御力)と他の位置制御力とが釣合う位置まで
移動する。そして、このスプールの移動により、低側圧
コントロール油圧を割り込んだ側のシリンダに高側圧コ
ントロール油圧を供給できるように構成すれば、そのシ
リンダ内の油圧を低側圧コントロール油圧以上に上昇さ
せることができる。
は、第1の位置制御力(制御油圧)と、第2,第3の位
置制御力との釣合いによって位置制御がなされる。そし
て、スプールが中立位置近傍に位置してシリンダ内の油
圧が低側圧コントロール油圧を割り込んだようなときに
は、スプールがその割り込んだ油圧(即ち、第2又は第
3の位置制御力)と他の位置制御力とが釣合う位置まで
移動する。そして、このスプールの移動により、低側圧
コントロール油圧を割り込んだ側のシリンダに高側圧コ
ントロール油圧を供給できるように構成すれば、そのシ
リンダ内の油圧を低側圧コントロール油圧以上に上昇さ
せることができる。
【0015】こうしてシリンダに供給される油圧(プー
リ側圧)として最低限、低側圧コントロール油圧が保証
される。しかも、スプールのランド部と低側圧ポートと
のアンダーラップを大きくする必要がなくなるため、高
側圧ポートから低側圧ポート側への油圧の吹き抜けを防
止でき、さらには切換弁の不感帯を小さくすることがで
きる。また、プーリ側圧として低側圧コントロール油圧
が保証されることにより、予め各コントロール油圧を高
めに設定しておく必要がなくなり、オイルポンプの負担
も軽減される。
リ側圧)として最低限、低側圧コントロール油圧が保証
される。しかも、スプールのランド部と低側圧ポートと
のアンダーラップを大きくする必要がなくなるため、高
側圧ポートから低側圧ポート側への油圧の吹き抜けを防
止でき、さらには切換弁の不感帯を小さくすることがで
きる。また、プーリ側圧として低側圧コントロール油圧
が保証されることにより、予め各コントロール油圧を高
めに設定しておく必要がなくなり、オイルポンプの負担
も軽減される。
【0016】さらに、上記のようなフィードバック油路
を設けたことにより、第1位置制御力を一定としておい
ても各シリンダ内の油圧が変動すればこの油圧変動に応
じてスプールが自動的に移動する。このため、制御油圧
自体を制御しなくても、シリンダの油圧変動を吸収する
ことができ、制御油圧を制御する負担を軽減することが
できる。また、スプールの位置制御の精度をさほど高く
しなくても、各シリンダに一定油圧を供給し続けること
ができる。
を設けたことにより、第1位置制御力を一定としておい
ても各シリンダ内の油圧が変動すればこの油圧変動に応
じてスプールが自動的に移動する。このため、制御油圧
自体を制御しなくても、シリンダの油圧変動を吸収する
ことができ、制御油圧を制御する負担を軽減することが
できる。また、スプールの位置制御の精度をさほど高く
しなくても、各シリンダに一定油圧を供給し続けること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。図1に本発明のプーリ側圧制
御装置を有したベルト式無段変速機CVTを模式的に示
している。このベルト式無段変速機CVTは、入力軸1
とカウンター軸2との間に配設された金属Vベルト機構
10と、入力軸1とドライブ側可動プーリ11との間に
配設された遊星歯車式前後進切換機構20と、カウンタ
ー軸2と出力側部材(ディフアレンシャル機構8等)と
の間に配設された発進クラッチ5とから構成される。な
お、本無段変速機CVTは車両用として用いられ、入力
軸1はカップリング機構CPを介してエンジンENGの
出力軸に繋がり、ディファレンシャル機構8に伝達され
た動力は左右の車輪に伝達される。
を参照しながら説明する。図1に本発明のプーリ側圧制
御装置を有したベルト式無段変速機CVTを模式的に示
している。このベルト式無段変速機CVTは、入力軸1
とカウンター軸2との間に配設された金属Vベルト機構
10と、入力軸1とドライブ側可動プーリ11との間に
配設された遊星歯車式前後進切換機構20と、カウンタ
ー軸2と出力側部材(ディフアレンシャル機構8等)と
の間に配設された発進クラッチ5とから構成される。な
お、本無段変速機CVTは車両用として用いられ、入力
軸1はカップリング機構CPを介してエンジンENGの
出力軸に繋がり、ディファレンシャル機構8に伝達され
た動力は左右の車輪に伝達される。
【0018】金属Vベルト機構10は、入力軸1上に配
設されたドライブ側可動プーリ11と、カウンター軸2
上に配設されたドリブン側可動プーリ16と、両プーリ
11,16間に巻掛けられた金属Vベルト15とからな
る。ドライブ側可動プーリ11は、入力軸1上に回転自
在に配設された固定プーリ半体12と、この固定プーリ
半体12に対して軸方向に相対移動可能な可動プーリ半
体13とからなる。可動プーリ半体13の側方には、固
定プーリ半体12に結合されたシリンダ壁12aにより
囲まれてドライブ側シリンダ室14が形成されており、
ドライブ側シリンダ室14内に油路39aを介して供給
される油圧により、可動プーリ半体13を軸方向に移動
させる側圧が発生される。
設されたドライブ側可動プーリ11と、カウンター軸2
上に配設されたドリブン側可動プーリ16と、両プーリ
11,16間に巻掛けられた金属Vベルト15とからな
る。ドライブ側可動プーリ11は、入力軸1上に回転自
在に配設された固定プーリ半体12と、この固定プーリ
半体12に対して軸方向に相対移動可能な可動プーリ半
体13とからなる。可動プーリ半体13の側方には、固
定プーリ半体12に結合されたシリンダ壁12aにより
囲まれてドライブ側シリンダ室14が形成されており、
ドライブ側シリンダ室14内に油路39aを介して供給
される油圧により、可動プーリ半体13を軸方向に移動
させる側圧が発生される。
【0019】ドリブン側可動プーリ16は、カウンター
軸2に固設された固定プーリ半体17と、この固定プー
リ半体17に対して軸方向に相対移動可能な可動プーリ
半体18とからなる。可動プーリ半体18の側方には、
固定プーリ半体17に結合されたシリンダ壁17aによ
り囲まれてドリブン側シリンダ室19が形成されてお
り、ドリブン側シリンダ室19内に油路39bを介して
供給される油圧により、可動プーリ半体18を軸方向に
移動させる側圧が発生される。このため、上記両シリン
ダ室14,19への供給油圧を適宜制御することによ
り、ベルト15の滑りを発生することのない適切なプー
リ側圧を設定するとともに両プーリ11,16のプーリ
幅を変化させることができ、これにより、Vベルト15
の巻掛け半径を変化させて変速比を無段階に変化させる
ことができる。
軸2に固設された固定プーリ半体17と、この固定プー
リ半体17に対して軸方向に相対移動可能な可動プーリ
半体18とからなる。可動プーリ半体18の側方には、
固定プーリ半体17に結合されたシリンダ壁17aによ
り囲まれてドリブン側シリンダ室19が形成されてお
り、ドリブン側シリンダ室19内に油路39bを介して
供給される油圧により、可動プーリ半体18を軸方向に
移動させる側圧が発生される。このため、上記両シリン
ダ室14,19への供給油圧を適宜制御することによ
り、ベルト15の滑りを発生することのない適切なプー
リ側圧を設定するとともに両プーリ11,16のプーリ
幅を変化させることができ、これにより、Vベルト15
の巻掛け半径を変化させて変速比を無段階に変化させる
ことができる。
【0020】遊星歯車式前後進切換機構20は、入力軸
1に結合されたサンギヤ21と、固定プーリ半体12に
結合されたキャリア22と、後進用ブレーキ(後進用油
圧アクチュエータ)27により固定保持可能なリングギ
ヤ23と、サンギヤ21とリングギヤ23とを連結可能
な前進用クラッチ25とからなる。前進用クラッチ25
が係合されると全ギヤ21,22,23が入力軸1と一
体に回転し、ドライブ側プーリ11は入力軸1と同方向
(前進方向)に駆動される(即ち、前進用動力伝達経路
が設定される)。後進用ブレーキ27が係合されると、
リングギヤ23が固定保持されるため、キャリア22は
サンギヤ21とは逆の方向に駆動され、ドライブ側プー
リ11は入力軸1とは逆方向(後進方向)に駆動される
(即ち、後進用動力伝達経路が設定される)。
1に結合されたサンギヤ21と、固定プーリ半体12に
結合されたキャリア22と、後進用ブレーキ(後進用油
圧アクチュエータ)27により固定保持可能なリングギ
ヤ23と、サンギヤ21とリングギヤ23とを連結可能
な前進用クラッチ25とからなる。前進用クラッチ25
が係合されると全ギヤ21,22,23が入力軸1と一
体に回転し、ドライブ側プーリ11は入力軸1と同方向
(前進方向)に駆動される(即ち、前進用動力伝達経路
が設定される)。後進用ブレーキ27が係合されると、
リングギヤ23が固定保持されるため、キャリア22は
サンギヤ21とは逆の方向に駆動され、ドライブ側プー
リ11は入力軸1とは逆方向(後進方向)に駆動される
(即ち、後進用動力伝達経路が設定される)。
【0021】発進クラッチ5は、カウンター軸2と出力
側部材との間の動力伝達を制御するクラッチであり、係
合時には両者間での動力伝達が可能となるとともに、係
合力を制御することにより入力側と出力側との間のトル
クの伝達容量(トルク容量)も制御できる。このため、
発進クラッチ5が係合のときには、金属Vベルト機構1
0により変速されたエンジン出力がギヤ6a,6b,7
a,7bを介してディファレンシャル機構8に伝達さ
れ、このディファレンシャル機構8により左右の車輪
(図示せず)に分割されて伝達される。また、発進クラ
ッチ5が解放(トルク容量が零)のときには、この動力
伝達が行えず、変速機は中立状態となる。この発進クラ
ッチ5の係合制御は、コントローラ70からの信号に応
じて作動される発進クラッチ制御バルブ75により行わ
れる。この発進クラッチ制御バルブ75は、油路31
a,31bを介して発進クラッチ5へ供給される作動油
圧(発進クラッチ信号圧PSC)の制御を行い、この発進
クラッチ5の係合制御を行う。なお、この制御バルブ7
5の具体的な構成については後述する。
側部材との間の動力伝達を制御するクラッチであり、係
合時には両者間での動力伝達が可能となるとともに、係
合力を制御することにより入力側と出力側との間のトル
クの伝達容量(トルク容量)も制御できる。このため、
発進クラッチ5が係合のときには、金属Vベルト機構1
0により変速されたエンジン出力がギヤ6a,6b,7
a,7bを介してディファレンシャル機構8に伝達さ
れ、このディファレンシャル機構8により左右の車輪
(図示せず)に分割されて伝達される。また、発進クラ
ッチ5が解放(トルク容量が零)のときには、この動力
伝達が行えず、変速機は中立状態となる。この発進クラ
ッチ5の係合制御は、コントローラ70からの信号に応
じて作動される発進クラッチ制御バルブ75により行わ
れる。この発進クラッチ制御バルブ75は、油路31
a,31bを介して発進クラッチ5へ供給される作動油
圧(発進クラッチ信号圧PSC)の制御を行い、この発進
クラッチ5の係合制御を行う。なお、この制御バルブ7
5の具体的な構成については後述する。
【0022】コントローラ70には、エンジンENGの
運転制御を行う電子制御装置ECUからエンジン回転数
Ne信号およびエンジン吸気負圧PB 信号が送られ、さ
らに、エアーコンディショナーACの作動を検出するエ
アコン作動検出器76からの検出信号およびシフトレバ
ー位置ATPに基づいてシフトレンジ位置を検出するシ
フトレンジ位置検出器77からの検出信号が送られる。
運転制御を行う電子制御装置ECUからエンジン回転数
Ne信号およびエンジン吸気負圧PB 信号が送られ、さ
らに、エアーコンディショナーACの作動を検出するエ
アコン作動検出器76からの検出信号およびシフトレバ
ー位置ATPに基づいてシフトレンジ位置を検出するシ
フトレンジ位置検出器77からの検出信号が送られる。
【0023】一方、ドライブ側およびドリブン側シリン
ダ室14,19への供給油圧の制御は、コントローラ7
0からの制御信号に応じて作動されるプーリ側圧制御バ
ルブ40および変速制御バルブ50により行われる。こ
こで、プーリ側圧制御バルブ40は、図2に示す高圧レ
ギュレータバルブ41と、低圧レギュレータバルブ43
と、高低圧コントロールバルブ45と、高圧コントロー
ルバルブ47とから構成されており、変速制御バルブ5
0は、シフトコントロールバルブ51とシフトバルブ5
3とから構成されている。なお、これらバルブの具体的
構成の説明は、以下の制御装置の説明中で行う。
ダ室14,19への供給油圧の制御は、コントローラ7
0からの制御信号に応じて作動されるプーリ側圧制御バ
ルブ40および変速制御バルブ50により行われる。こ
こで、プーリ側圧制御バルブ40は、図2に示す高圧レ
ギュレータバルブ41と、低圧レギュレータバルブ43
と、高低圧コントロールバルブ45と、高圧コントロー
ルバルブ47とから構成されており、変速制御バルブ5
0は、シフトコントロールバルブ51とシフトバルブ5
3とから構成されている。なお、これらバルブの具体的
構成の説明は、以下の制御装置の説明中で行う。
【0024】上記構成のベルト式無段変速機CVTの制
御装置について、図2および図3を用いて説明する。な
お、図2および図3は、併せて1つの油圧回路を構成し
ており、両図において、,,で示す油路同士が繋
がっている。また、各図において、×印はその部分がド
レンに繋がることを意味する。油圧ポンプ30の吐出油
は、油路32を介して高圧レギュレータバルブ41に供
給されるとともに、油路36を介してレデューシングバ
ルブ58に供給される。レジューシングバルブ58にお
いてはほぼ一定の油圧を有したライン圧PMODを作り出
し、このライン圧を有した作動油を、油路37a,37
b,31a,31cを介して、高低圧コントロールバル
ブ45,シフトコントロールバルブ51,発進クラッチ
制御バルブ75およびマニュアルバルブ61に供給す
る。
御装置について、図2および図3を用いて説明する。な
お、図2および図3は、併せて1つの油圧回路を構成し
ており、両図において、,,で示す油路同士が繋
がっている。また、各図において、×印はその部分がド
レンに繋がることを意味する。油圧ポンプ30の吐出油
は、油路32を介して高圧レギュレータバルブ41に供
給されるとともに、油路36を介してレデューシングバ
ルブ58に供給される。レジューシングバルブ58にお
いてはほぼ一定の油圧を有したライン圧PMODを作り出
し、このライン圧を有した作動油を、油路37a,37
b,31a,31cを介して、高低圧コントロールバル
ブ45,シフトコントロールバルブ51,発進クラッチ
制御バルブ75およびマニュアルバルブ61に供給す
る。
【0025】高低圧コントロールバルブ45はリニアソ
レノイド45aを有し、リニアソレノイド45aへの通
電電流が制御され、このリニアソレノイド45aからス
プール45bに作用する押圧力が制御されることによ
り、油路37aから供給されるライン圧PMOD を調圧し
てこの押圧力に対応した制御背圧PHLC を油路35a,
35bに供給する。この制御背圧PHLC は油路35aを
介して低圧レギュレータバルブ43の右端油室43bに
供給され、スプール43aを左方に押圧するように作用
する。また、上記制御背圧PHLC は、油路35bを介し
て高圧コントロールバルブ47の右端油室47bおよび
第1中間油室47cに供給され、それぞれスプール47
aを左方および右方に押圧するように作用する。
レノイド45aを有し、リニアソレノイド45aへの通
電電流が制御され、このリニアソレノイド45aからス
プール45bに作用する押圧力が制御されることによ
り、油路37aから供給されるライン圧PMOD を調圧し
てこの押圧力に対応した制御背圧PHLC を油路35a,
35bに供給する。この制御背圧PHLC は油路35aを
介して低圧レギュレータバルブ43の右端油室43bに
供給され、スプール43aを左方に押圧するように作用
する。また、上記制御背圧PHLC は、油路35bを介し
て高圧コントロールバルブ47の右端油室47bおよび
第1中間油室47cに供給され、それぞれスプール47
aを左方および右方に押圧するように作用する。
【0026】高圧レギュレータバルブ41は、ポンプ3
0から油路32を介して供給される作動油圧を調圧し、
高側圧コントロール圧PHを油路33a,33bに供給
する。この高側圧コントロール圧PHは、油路33aを
介してシフトバルブ53に供給されるとともに、油路3
3bを介して低圧レギュレータバルブ43に供給され
る。さらに、高側圧コントロール圧PHは、油路33a
から分岐して高圧コントロールバルブ47の左端油室4
7dに繋がる油路33cに供給される。
0から油路32を介して供給される作動油圧を調圧し、
高側圧コントロール圧PHを油路33a,33bに供給
する。この高側圧コントロール圧PHは、油路33aを
介してシフトバルブ53に供給されるとともに、油路3
3bを介して低圧レギュレータバルブ43に供給され
る。さらに、高側圧コントロール圧PHは、油路33a
から分岐して高圧コントロールバルブ47の左端油室4
7dに繋がる油路33cに供給される。
【0027】高圧コントロールバルブ47の第2中間油
室47eには、リバースインヒビターバルブ63に繋が
る油路66が接続されている。高圧コントロールバルブ
47は、右端油室47bおよび第1中間油室47cに供
給される制御背圧PHLC および第2中間油室47eに油
路66を介して第2発進クラッチ信号圧PSC2 (これに
ついては後述する)が供給されたときはこの信号圧によ
ってスプール47aの位置制御がなされ、油路33cか
ら供給された高側圧コントロール圧PHを調圧して油路
33dを介して高圧レギュレータバルブ41の右端油室
41bに背圧を供給する。
室47eには、リバースインヒビターバルブ63に繋が
る油路66が接続されている。高圧コントロールバルブ
47は、右端油室47bおよび第1中間油室47cに供
給される制御背圧PHLC および第2中間油室47eに油
路66を介して第2発進クラッチ信号圧PSC2 (これに
ついては後述する)が供給されたときはこの信号圧によ
ってスプール47aの位置制御がなされ、油路33cか
ら供給された高側圧コントロール圧PHを調圧して油路
33dを介して高圧レギュレータバルブ41の右端油室
41bに背圧を供給する。
【0028】低圧レギュレータバルブ43は、制御背圧
PHLC を受けて、油路33bから供給される高側圧コン
トロール圧PHを調圧し、低側圧コントロール圧PLを
油路34に供給する。この低側圧コントロール圧PL
は、油路34から分岐した油路34a,34bを介して
シフトバルブ53に供給される。
PHLC を受けて、油路33bから供給される高側圧コン
トロール圧PHを調圧し、低側圧コントロール圧PLを
油路34に供給する。この低側圧コントロール圧PL
は、油路34から分岐した油路34a,34bを介して
シフトバルブ53に供給される。
【0029】なお、高低圧コントロールバルブ45によ
り作られる制御背圧PHLC と、高圧レギュレータバルブ
41,高圧コントロールバルブ47および低圧レギュレ
ータバルブ43によって設定される高および低側圧コン
トロール圧PH,PLとの関係は、図5に示すグラフの
ようになる。ただし、高側圧コントロール圧PHは走行
状況に応じて2段階に切り換わるようになっており(切
換え機構については後述する)、この図に実線で示す第
1高側圧コントロール圧PH1 は一般に変速比制御の頻
度が高い発進時に設定されるものであり、図中に点線で
示す第2高側圧コントロール圧PH2 (<PH1 )は一
般に変速比制御の頻度が低い通常走行時(但し、後述す
るように前進走行時に限る)に設定されるものである。
なお、低速圧コントロール圧PLは、ベルトの滑りを防
止するのに最低限必要な油圧として走行状況にかかわら
ず一定である。
り作られる制御背圧PHLC と、高圧レギュレータバルブ
41,高圧コントロールバルブ47および低圧レギュレ
ータバルブ43によって設定される高および低側圧コン
トロール圧PH,PLとの関係は、図5に示すグラフの
ようになる。ただし、高側圧コントロール圧PHは走行
状況に応じて2段階に切り換わるようになっており(切
換え機構については後述する)、この図に実線で示す第
1高側圧コントロール圧PH1 は一般に変速比制御の頻
度が高い発進時に設定されるものであり、図中に点線で
示す第2高側圧コントロール圧PH2 (<PH1 )は一
般に変速比制御の頻度が低い通常走行時(但し、後述す
るように前進走行時に限る)に設定されるものである。
なお、低速圧コントロール圧PLは、ベルトの滑りを防
止するのに最低限必要な油圧として走行状況にかかわら
ず一定である。
【0030】シフトコントロールバルブ(位置制御力付
与手段)51は、リニアソレノイド51aを有し、リニ
アソレノイド51aへの通電電流が制御され、このリニ
アソレノイド51aからスプール51bに作用する押圧
力が制御されることにより、油路37bから供給される
ライン圧PMOD を調圧してこの押圧力に対応したシフト
コントロール圧(制御油圧)PSVを油路38に供給す
る。このシフトコントロール圧PSVはシフトバルブ53
の左端油室53bに供給され、スプール53aを右方に
押圧するように作用する。
与手段)51は、リニアソレノイド51aを有し、リニ
アソレノイド51aへの通電電流が制御され、このリニ
アソレノイド51aからスプール51bに作用する押圧
力が制御されることにより、油路37bから供給される
ライン圧PMOD を調圧してこの押圧力に対応したシフト
コントロール圧(制御油圧)PSVを油路38に供給す
る。このシフトコントロール圧PSVはシフトバルブ53
の左端油室53bに供給され、スプール53aを右方に
押圧するように作用する。
【0031】シフトバルブ53は、スプール53aの位
置に応じて高および低側圧コントロール圧PH,PL
を、油路39a,39bを介してドライブ側およびドリ
ブン側シリンダ室14,19に適宜振り分け供給する制
御を行う。ここでスプール53aは、図4に詳しく示す
ように、左端面(受圧面積A3 )に上記シフトコントロ
ール圧PSV(第1位置制御力)を受けて右方に押圧され
る一方、右端面(受圧面積A1 )に油路37bから分岐
した油路37cを介してライン圧PMOD を受けて左方に
押圧される。また、中間部右側面(受圧面積A2 )に、
ドライブ側シリンダ室14に繋がる油路39aから分岐
したドライブ側フィードバック油路39cを介してドラ
イブ側シリンダ室14内の油圧(ドライブ側圧PDR:第
2位置制御力)を受けて左方に押圧され、中間部左側面
(受圧面積A2 )に、ドリブン側シリンダ室19に繋が
る油路39bから分岐したドリブン側フィードバック油
路39dを介してドリブン側シリンダ室19内の油圧
(ドリブン側圧PDN:第3位置制御力)を受けて右方に
押圧される。このため、スプール53aは、これを左方
に押す力PMOD ×A1 +PDR×A2 と、これを右方に押
す力PSV×A3 +PDN×A2 とがバランスする位置に位
置する。
置に応じて高および低側圧コントロール圧PH,PL
を、油路39a,39bを介してドライブ側およびドリ
ブン側シリンダ室14,19に適宜振り分け供給する制
御を行う。ここでスプール53aは、図4に詳しく示す
ように、左端面(受圧面積A3 )に上記シフトコントロ
ール圧PSV(第1位置制御力)を受けて右方に押圧され
る一方、右端面(受圧面積A1 )に油路37bから分岐
した油路37cを介してライン圧PMOD を受けて左方に
押圧される。また、中間部右側面(受圧面積A2 )に、
ドライブ側シリンダ室14に繋がる油路39aから分岐
したドライブ側フィードバック油路39cを介してドラ
イブ側シリンダ室14内の油圧(ドライブ側圧PDR:第
2位置制御力)を受けて左方に押圧され、中間部左側面
(受圧面積A2 )に、ドリブン側シリンダ室19に繋が
る油路39bから分岐したドリブン側フィードバック油
路39dを介してドリブン側シリンダ室19内の油圧
(ドリブン側圧PDN:第3位置制御力)を受けて右方に
押圧される。このため、スプール53aは、これを左方
に押す力PMOD ×A1 +PDR×A2 と、これを右方に押
す力PSV×A3 +PDN×A2 とがバランスする位置に位
置する。
【0032】ここで、双方の力がバランスした状態を式
に表すと、 PMOD ×A1 +PDR×A2 =PSV×A3 +PDN×A2 … となり、これを変形すると、 PMOD ×A1 +(PDR−PDN)×A2 =PSV×A3 … となる。式および図6から分かるように、ドライブ側
圧PDRとドリブン側圧PDNとの差圧ΔP=PDR−PDN
は、シフトコントロール圧PSVに比例する。このため、
ドライブ側圧PDRおよびドリブン側圧PDNのいずれか一
方を低側圧コントロール圧PLに設定しておけば、他方
を、低側圧コントロール圧PLに対して、シフトコント
ロール圧PSVに比例した増加量を有した圧力に設定する
ことができる。
に表すと、 PMOD ×A1 +PDR×A2 =PSV×A3 +PDN×A2 … となり、これを変形すると、 PMOD ×A1 +(PDR−PDN)×A2 =PSV×A3 … となる。式および図6から分かるように、ドライブ側
圧PDRとドリブン側圧PDNとの差圧ΔP=PDR−PDN
は、シフトコントロール圧PSVに比例する。このため、
ドライブ側圧PDRおよびドリブン側圧PDNのいずれか一
方を低側圧コントロール圧PLに設定しておけば、他方
を、低側圧コントロール圧PLに対して、シフトコント
ロール圧PSVに比例した増加量を有した圧力に設定する
ことができる。
【0033】発進クラッチ制御バルブ75はリニアソレ
ノイド75aを有し、リニアソレノイド75aへの通電
電流が制御され、このリニアソレノイド75aからスプ
ール75bに作用する押圧力が制御されることにより、
油路31aから供給されるライン圧PMOD を調圧してこ
の押圧力に対応した発進クラッチ信号圧PSCを油路31
bおよびこれから分岐した油路31c,31dに供給す
る。油路31bは、前述のように発進クラッチ5に繋が
っており、発進クラッチ信号圧PSCはこの発進クラッチ
5を係合制御する。また、油路31c,31dは、リバ
ースインヒビターバルブ63の左端油室63bおよび第
1中間油室63cに発進クラッチ信号圧PSCを供給す
る。
ノイド75aを有し、リニアソレノイド75aへの通電
電流が制御され、このリニアソレノイド75aからスプ
ール75bに作用する押圧力が制御されることにより、
油路31aから供給されるライン圧PMOD を調圧してこ
の押圧力に対応した発進クラッチ信号圧PSCを油路31
bおよびこれから分岐した油路31c,31dに供給す
る。油路31bは、前述のように発進クラッチ5に繋が
っており、発進クラッチ信号圧PSCはこの発進クラッチ
5を係合制御する。また、油路31c,31dは、リバ
ースインヒビターバルブ63の左端油室63bおよび第
1中間油室63cに発進クラッチ信号圧PSCを供給す
る。
【0034】ここで、発進クラッチ制御バルブ75から
出力される発進クラッチ信号圧PSCは、図7に示すよう
に、ソレノイド75aへの通電電流Iに比例しており、
その使用目的から、0〜容量制御用最大クラッチ圧PSC
MAXの範囲の圧力を有した第1発進クラッチ信号圧PSC
1 と、容量制御用最大クラッチ圧PSC MAXおよびリバー
スインヒビターバルブ63の作動開始油圧PR (>PSC
MAX)より大きい圧力を有した第2発進クラッチ信号圧
PSC2 と、容量制御用最大クラッチ圧PSC MAXより大き
く且つ作動開始油圧PR より小さい範囲での所定の圧力
を有した第3発進クラッチ信号圧PSC3 に分類される。
第1発進クラッチ信号圧PSC1 は、発進クラッチ5の係
合制御用の油圧として用いられ、発進クラッチ5は第1
発進クラッチ信号圧PSC1 の大きさに応じてトルク容量
制御を行う。なお、容量制御用最大クラッチ圧PSC MAX
に等しい第1発進クラッチ信号圧PSC1 の供給を受けた
発進クラッチ5のトルク容量は、その入力側に入力され
る最大トルクをそのまま出力側に伝達できる容量に設定
されるようになっている。
出力される発進クラッチ信号圧PSCは、図7に示すよう
に、ソレノイド75aへの通電電流Iに比例しており、
その使用目的から、0〜容量制御用最大クラッチ圧PSC
MAXの範囲の圧力を有した第1発進クラッチ信号圧PSC
1 と、容量制御用最大クラッチ圧PSC MAXおよびリバー
スインヒビターバルブ63の作動開始油圧PR (>PSC
MAX)より大きい圧力を有した第2発進クラッチ信号圧
PSC2 と、容量制御用最大クラッチ圧PSC MAXより大き
く且つ作動開始油圧PR より小さい範囲での所定の圧力
を有した第3発進クラッチ信号圧PSC3 に分類される。
第1発進クラッチ信号圧PSC1 は、発進クラッチ5の係
合制御用の油圧として用いられ、発進クラッチ5は第1
発進クラッチ信号圧PSC1 の大きさに応じてトルク容量
制御を行う。なお、容量制御用最大クラッチ圧PSC MAX
に等しい第1発進クラッチ信号圧PSC1 の供給を受けた
発進クラッチ5のトルク容量は、その入力側に入力され
る最大トルクをそのまま出力側に伝達できる容量に設定
されるようになっている。
【0035】また、第2発進クラッチ信号圧PSC2 は、
発進クラッチ5のトルク容量を最大に固定する油圧とし
て用いられるとともに、リバースインヒビターバルブ6
3の作動制御油圧としても用いられる。さらに、第3発
進クラッチ信号圧PSC3 は、発進クラッチ5のトルク容
量を最大に固定する油圧としてのみ用いられる。このこ
とから分かるように、第1発進クラッチ信号圧PSC1 は
車両の発進時(前後進とも)に用いられ、第2発進クラ
ッチ信号圧PSC2 は通常の前進走行時に用いられる。ま
た第3発進クラッチ信号圧PSC3 は通常の後進走行時に
用いられる。
発進クラッチ5のトルク容量を最大に固定する油圧とし
て用いられるとともに、リバースインヒビターバルブ6
3の作動制御油圧としても用いられる。さらに、第3発
進クラッチ信号圧PSC3 は、発進クラッチ5のトルク容
量を最大に固定する油圧としてのみ用いられる。このこ
とから分かるように、第1発進クラッチ信号圧PSC1 は
車両の発進時(前後進とも)に用いられ、第2発進クラ
ッチ信号圧PSC2 は通常の前進走行時に用いられる。ま
た第3発進クラッチ信号圧PSC3 は通常の後進走行時に
用いられる。
【0036】マニュアルバルブ61は、運転席(図示せ
ず)のシフトレバーとコントロールケーブルを介して繋
がっており、運転者の手動操作によって作動される。手
動操作位置としては、P,R,N,D,S,Lの6位置
があり、この操作位置に応じてマニュアルバルブ61の
スプール61aは図示の対応位置に移動される。なお、
図においてはスプール61aがN(ニュートラル)位置
にある状態を示している。このマニュアルバルブ61の
第1中央油室61bは、油路65を介して前進用クラッ
チ25に繋がっている。また、マニュアルバルブ61の
第2中央油室61cは、油路67を介してリバースイン
ヒビターバルブ63に繋がっている。なお、リバースイ
ンヒビターバルブ63には、この油路67を接続可能で
後進用ブレーキ27に繋がる油路68が接続されてい
る。
ず)のシフトレバーとコントロールケーブルを介して繋
がっており、運転者の手動操作によって作動される。手
動操作位置としては、P,R,N,D,S,Lの6位置
があり、この操作位置に応じてマニュアルバルブ61の
スプール61aは図示の対応位置に移動される。なお、
図においてはスプール61aがN(ニュートラル)位置
にある状態を示している。このマニュアルバルブ61の
第1中央油室61bは、油路65を介して前進用クラッ
チ25に繋がっている。また、マニュアルバルブ61の
第2中央油室61cは、油路67を介してリバースイン
ヒビターバルブ63に繋がっている。なお、リバースイ
ンヒビターバルブ63には、この油路67を接続可能で
後進用ブレーキ27に繋がる油路68が接続されてい
る。
【0037】このマニュアルバルブ61は、スプール6
1aがP,N位置にあるときは、油路65および油路6
7をともにドレンに繋げる。このため、前進用クラッチ
25および後進用ブレーキ27はいずれも係合作動しな
い。また、スプール61aがD,S,L位置にあるとき
は、油路67をドレンに繋げるとともに油路31cから
供給されるライン圧PMOD を油路65に供給する。この
ため、後進用ブレーキ27は係合作動せず、前進用クラ
ッチ25が係合作動する。さらに、スプール61aがR
位置にあるときは、油路65をドレンに繋げるとともに
油路31cから供給されるライン圧PMOD を油路67に
供給する。このため、前進用クラッチ25は係合作動せ
ず、後進用ブレーキ27は次に説明するリバースインヒ
ビターバルブ63の作動により係合・解放制御される。
1aがP,N位置にあるときは、油路65および油路6
7をともにドレンに繋げる。このため、前進用クラッチ
25および後進用ブレーキ27はいずれも係合作動しな
い。また、スプール61aがD,S,L位置にあるとき
は、油路67をドレンに繋げるとともに油路31cから
供給されるライン圧PMOD を油路65に供給する。この
ため、後進用ブレーキ27は係合作動せず、前進用クラ
ッチ25が係合作動する。さらに、スプール61aがR
位置にあるときは、油路65をドレンに繋げるとともに
油路31cから供給されるライン圧PMOD を油路67に
供給する。このため、前進用クラッチ25は係合作動せ
ず、後進用ブレーキ27は次に説明するリバースインヒ
ビターバルブ63の作動により係合・解放制御される。
【0038】リバースインヒビターバルブ63は、右端
油室63cに油路31cを介してライン圧PMOD が供給
され、このライン圧PMOD によってスプール63aが左
方に押圧される。左端油室63bに第1発進クラッチ信
号圧PSC1 又は第3発進クラッチ信号圧PSC3 が供給さ
れているとき(発進時又は後進走行時)はスプール63
aは左動位置に位置し、油路67を油路68に連通させ
る。これにより、マニュアルバルブ61のスプール61
aがR位置にあるときは、後進用ブレーキ27が係合作
動する。なお、リバースインヒビターバルブ63には、
高圧コントロールバルブ47の第2中央油室47eに繋
がる油路66が接続されているが、スプール63aが左
動しているときは、この油路66をドレンに繋げる。
油室63cに油路31cを介してライン圧PMOD が供給
され、このライン圧PMOD によってスプール63aが左
方に押圧される。左端油室63bに第1発進クラッチ信
号圧PSC1 又は第3発進クラッチ信号圧PSC3 が供給さ
れているとき(発進時又は後進走行時)はスプール63
aは左動位置に位置し、油路67を油路68に連通させ
る。これにより、マニュアルバルブ61のスプール61
aがR位置にあるときは、後進用ブレーキ27が係合作
動する。なお、リバースインヒビターバルブ63には、
高圧コントロールバルブ47の第2中央油室47eに繋
がる油路66が接続されているが、スプール63aが左
動しているときは、この油路66をドレンに繋げる。
【0039】一方、左端油室63bに第2発進クラッチ
信号圧PSC2 が供給されたとき(前進走行時)には、ス
プール63aが右動位置に位置し、油路67と油路68
とを遮断して油路68をドレンに繋げる。これにより、
マニュアルバルブ61のスプール61aが誤ってR位置
に操作されても、後進用ブレーキ27は係合作動せず、
前進走行時において後進走行用の動力伝達が行われるの
が確実に防止される。
信号圧PSC2 が供給されたとき(前進走行時)には、ス
プール63aが右動位置に位置し、油路67と油路68
とを遮断して油路68をドレンに繋げる。これにより、
マニュアルバルブ61のスプール61aが誤ってR位置
に操作されても、後進用ブレーキ27は係合作動せず、
前進走行時において後進走行用の動力伝達が行われるの
が確実に防止される。
【0040】さらに、このとき油路66は油路31dに
連通し、第2発進クラッチ信号圧PSC2 が高圧コントロ
ールバルブ47の第2中央油室47eに供給されるた
め、スプール47aを右方に押す力が増加し、高圧レギ
ュレータバルブ41の右端油室41bに供給される背圧
が低下する。このため、それまで設定されていた第1高
側圧コントロール圧PH1 は、第2高側圧コントロール
圧PH2 に切り換わる。こうして、オイルポンプ30
は、変速比制御の頻度が低い前進走行時においては、変
速比制御の頻度が高い発進時に発生すべき第1高側圧コ
ントロール圧PH1よりも低い第2高側圧コントロール
圧PH2 を発生すれば足りることとなり、その分オイル
ポンプ30の負荷が減少する。このため、エンジン負荷
を減少させ、燃費向上を図ることができる。
連通し、第2発進クラッチ信号圧PSC2 が高圧コントロ
ールバルブ47の第2中央油室47eに供給されるた
め、スプール47aを右方に押す力が増加し、高圧レギ
ュレータバルブ41の右端油室41bに供給される背圧
が低下する。このため、それまで設定されていた第1高
側圧コントロール圧PH1 は、第2高側圧コントロール
圧PH2 に切り換わる。こうして、オイルポンプ30
は、変速比制御の頻度が低い前進走行時においては、変
速比制御の頻度が高い発進時に発生すべき第1高側圧コ
ントロール圧PH1よりも低い第2高側圧コントロール
圧PH2 を発生すれば足りることとなり、その分オイル
ポンプ30の負荷が減少する。このため、エンジン負荷
を減少させ、燃費向上を図ることができる。
【0041】このように構成された制御装置において、
発進クラッチ5を係合作動させ、且つ前進用クラッチ2
5又は後進用ブレーキ27を係合作動させれば、車両は
走行することができ、さらにシフトコントロール圧PSV
を制御してシフトバルブ53のスプール53の位置制御
を行えば、各シリンダ14,19内の油圧を制御して変
速制御を行うことができる。ここで、図4に示すよう
に、シフトバルブ53は、スプール53aが図示した中
立位置に位置するときには、スプール53aのランド部
とドライブ側およびドリブン側ポート53d,53eと
のアンダーラップによる隙間(流路)Sを通じて油路3
4a,34bがそれぞれ油路39a,39bに連通す
る。このため、変速制御は行われないが、ドライブ側お
よびドリブン側シリンダ14,19にはともに低側圧コ
ントロール圧PLが供給され、ベルト15のプーリ1
1,16に対するスリップが防止される。
発進クラッチ5を係合作動させ、且つ前進用クラッチ2
5又は後進用ブレーキ27を係合作動させれば、車両は
走行することができ、さらにシフトコントロール圧PSV
を制御してシフトバルブ53のスプール53の位置制御
を行えば、各シリンダ14,19内の油圧を制御して変
速制御を行うことができる。ここで、図4に示すよう
に、シフトバルブ53は、スプール53aが図示した中
立位置に位置するときには、スプール53aのランド部
とドライブ側およびドリブン側ポート53d,53eと
のアンダーラップによる隙間(流路)Sを通じて油路3
4a,34bがそれぞれ油路39a,39bに連通す
る。このため、変速制御は行われないが、ドライブ側お
よびドリブン側シリンダ14,19にはともに低側圧コ
ントロール圧PLが供給され、ベルト15のプーリ1
1,16に対するスリップが防止される。
【0042】ところが、スプール53aが中立位置から
例えば右方に若干動いた位置(中立近傍位置)にあると
きには、上記隙間Sがほとんどなくなって油路33a,
34bから油路39aに流れる油の流量が減少(不足)
し、ドライブ側シリンダ14に高側圧コントロール圧P
Hが供給される前にドライブ側シリンダ14内の油圧
(ドライブ側圧PDR)が低側圧コントロール圧PLより
も低下してしまい、ドライブ側プーリ11に対してベル
ト15がスリップしてしまうおそれがある。しかし、本
制御装置では、ドライブ側圧PDRが低側圧コントロール
圧PLよりも少しでも低下すると、それまで第1フィー
ドバック油路39cから供給されていた低側圧コントロ
ール圧PLと釣り合っていたスプール53aが中立近傍
位置からさらに右動され、油路33aと油路39aとが
連通される。
例えば右方に若干動いた位置(中立近傍位置)にあると
きには、上記隙間Sがほとんどなくなって油路33a,
34bから油路39aに流れる油の流量が減少(不足)
し、ドライブ側シリンダ14に高側圧コントロール圧P
Hが供給される前にドライブ側シリンダ14内の油圧
(ドライブ側圧PDR)が低側圧コントロール圧PLより
も低下してしまい、ドライブ側プーリ11に対してベル
ト15がスリップしてしまうおそれがある。しかし、本
制御装置では、ドライブ側圧PDRが低側圧コントロール
圧PLよりも少しでも低下すると、それまで第1フィー
ドバック油路39cから供給されていた低側圧コントロ
ール圧PLと釣り合っていたスプール53aが中立近傍
位置からさらに右動され、油路33aと油路39aとが
連通される。
【0043】これにより、ドライブ側シリンダ14に高
側圧コントロール圧PHが供給され、ドライブ側圧PDR
は低側圧コントロール圧PL以上に上昇する。こうし
て、図8に示すように、中立近傍位置においてもドライ
ブ側圧PDRの最低圧として低側圧コントロール圧PLが
保証され、ドライブ側プーリ11に対するベルト15の
スリップが防止される。しかも、スプール53aが中立
近傍位置を超えて右動すれば、ドライブ側シリンダ14
に対する高側圧コントロール圧PHの供給が開始され
る。なお、スプール53aを中立位置から若干左動させ
る場合も同様にして、ドリブン側圧PDNとして低側圧コ
ントロール圧PLを保証することができる。これによ
り、例えば、ベルト15により伝達されるトルクの変動
等による変速比の変動を防止する(変速比を一定に維持
する)ためにスプール53aを中立位置から若干左右に
移動させ、いずれかのシリンダ14,19の油圧を低側
圧コントロール圧PLより若干高くしなければならない
場合でも、スムーズに一方のシリンダに対して高側圧コ
ントロール圧PHを供給することができる。
側圧コントロール圧PHが供給され、ドライブ側圧PDR
は低側圧コントロール圧PL以上に上昇する。こうし
て、図8に示すように、中立近傍位置においてもドライ
ブ側圧PDRの最低圧として低側圧コントロール圧PLが
保証され、ドライブ側プーリ11に対するベルト15の
スリップが防止される。しかも、スプール53aが中立
近傍位置を超えて右動すれば、ドライブ側シリンダ14
に対する高側圧コントロール圧PHの供給が開始され
る。なお、スプール53aを中立位置から若干左動させ
る場合も同様にして、ドリブン側圧PDNとして低側圧コ
ントロール圧PLを保証することができる。これによ
り、例えば、ベルト15により伝達されるトルクの変動
等による変速比の変動を防止する(変速比を一定に維持
する)ためにスプール53aを中立位置から若干左右に
移動させ、いずれかのシリンダ14,19の油圧を低側
圧コントロール圧PLより若干高くしなければならない
場合でも、スムーズに一方のシリンダに対して高側圧コ
ントロール圧PHを供給することができる。
【0044】また、シフトコントロール圧PSVの設定に
よりスプール53aを中立位置に位置させたにもかかわ
らず、その直前までプーリ幅設定のために作動していた
可動プーリ半体13,18の運動慣性の影響やベルト1
5により伝達されるトルクの変動の影響等により、例え
ば、ドライブ側圧PDRが低側圧コントロール圧PLから
低下したときには、シフトバルブ53のスプール53a
は、第1フィードバック油路39cを介して供給される
その低下したドライブ側圧PDRと他の油圧とが釣合う位
置まで右動し、油路33aと油路39aとを連通させ
る。
よりスプール53aを中立位置に位置させたにもかかわ
らず、その直前までプーリ幅設定のために作動していた
可動プーリ半体13,18の運動慣性の影響やベルト1
5により伝達されるトルクの変動の影響等により、例え
ば、ドライブ側圧PDRが低側圧コントロール圧PLから
低下したときには、シフトバルブ53のスプール53a
は、第1フィードバック油路39cを介して供給される
その低下したドライブ側圧PDRと他の油圧とが釣合う位
置まで右動し、油路33aと油路39aとを連通させ
る。
【0045】これにより、低下したドライブ側圧PDRを
低側圧コントロール圧PLに上昇させることができる。
このように、シフトコントロール圧PSVをスプール53
aを中立位置に位置させる油圧に設定しておけば、後は
シリンダ14,19内の油圧変動に応じてスプール53
aは自動的に移動し、両シリンダ14,19内の油圧変
動を修正するように高側圧コントロール圧PHが供給さ
れる。したがって、シフトコントロール圧PSVの制御負
担を軽減することができる。なお、ドリブン側シリンダ
19内の油圧が低側圧コントロール圧PLよりも低下し
た場合も、これと同様である。
低側圧コントロール圧PLに上昇させることができる。
このように、シフトコントロール圧PSVをスプール53
aを中立位置に位置させる油圧に設定しておけば、後は
シリンダ14,19内の油圧変動に応じてスプール53
aは自動的に移動し、両シリンダ14,19内の油圧変
動を修正するように高側圧コントロール圧PHが供給さ
れる。したがって、シフトコントロール圧PSVの制御負
担を軽減することができる。なお、ドリブン側シリンダ
19内の油圧が低側圧コントロール圧PLよりも低下し
た場合も、これと同様である。
【0046】また、例えばスプール53aを中立位置に
位置させるときよりもシフトコントロール圧PSVを増加
させて、このスプール53aを図8に示すBの位置(上
記中立近傍位置よりも若干右動し、ドライブ側圧PDRが
高側圧コントロール圧PH(PH1 )よりも小さくなる
位置)に位置させた場合において、ドライブ側圧PDRが
低下したときには、スプール53aはその低下したドラ
イブ側圧PDRと他の油圧とが釣合う位置までBの位置か
ら右動する。これにより、油路33aと油路39aとの
連通路断面積が大きくなってドライブ側圧PDRが上昇
し、元のドライブ側圧PDRに戻る。こうして、スプール
53aが中立位置以外に位置するときでも、各シリンダ
14,19の油圧変動が自動的に修正される。このた
め、スプール53aをBの位置に高い精度で保持してお
かなくても、各シリンダ14,19に一定油圧を供給し
続けることができる。
位置させるときよりもシフトコントロール圧PSVを増加
させて、このスプール53aを図8に示すBの位置(上
記中立近傍位置よりも若干右動し、ドライブ側圧PDRが
高側圧コントロール圧PH(PH1 )よりも小さくなる
位置)に位置させた場合において、ドライブ側圧PDRが
低下したときには、スプール53aはその低下したドラ
イブ側圧PDRと他の油圧とが釣合う位置までBの位置か
ら右動する。これにより、油路33aと油路39aとの
連通路断面積が大きくなってドライブ側圧PDRが上昇
し、元のドライブ側圧PDRに戻る。こうして、スプール
53aが中立位置以外に位置するときでも、各シリンダ
14,19の油圧変動が自動的に修正される。このた
め、スプール53aをBの位置に高い精度で保持してお
かなくても、各シリンダ14,19に一定油圧を供給し
続けることができる。
【0047】なお、上記実施例においては、シフトバル
ブ53の左端油室に第1の位置制御力として油圧(シフ
トコントロール圧PSV)を付与する場合について説明し
たが、この油圧に代えてソレノイドの駆動力を直接加え
るようにしてもよい。また、上記実施例においては、シ
フトバルブ53の右端油室に油圧(ライン圧)を付与す
る場合について説明したが、この油圧に代えてスプリン
グ力を加えるようにしてもよい。
ブ53の左端油室に第1の位置制御力として油圧(シフ
トコントロール圧PSV)を付与する場合について説明し
たが、この油圧に代えてソレノイドの駆動力を直接加え
るようにしてもよい。また、上記実施例においては、シ
フトバルブ53の右端油室に油圧(ライン圧)を付与す
る場合について説明したが、この油圧に代えてスプリン
グ力を加えるようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプーリ側
圧制御装置は、低側圧および高側圧コントロール油圧を
ドライブ側およびドリブン側シリンダに振り分けて供給
する切換弁のスプールに、従来のスプールの位置制御力
(第1位置制御力)と、ドライブ側シリンダ内の油圧に
よる第2位置制御力と、ドリブン側シリンダ内の油圧に
よる位置制御力(但し、第2位置制御力とは反対方向に
作用する)とを作用させるように構成されている。この
ため、例えば切換弁のスプールが中立位置近傍に位置し
てシリンダ内の油圧が低側圧コントロール油圧を割り込
んだようなときには、スプールがその割り込んだ油圧
(即ち、第2又は第3位置制御力)と他の位置制御力と
が釣合う位置まで速やかに移動する。そして、このスプ
ールの移動により、低側圧コントロール油圧を割り込ん
だ側のシリンダに高側圧コントロール油圧を供給できる
ようにすれば、そのシリンダ内の油圧を低側圧コントロ
ール油圧以上に上昇させることができる。したがって、
シリンダに供給される最低限の油圧として低側圧コント
ロール油圧を保証することができる。
圧制御装置は、低側圧および高側圧コントロール油圧を
ドライブ側およびドリブン側シリンダに振り分けて供給
する切換弁のスプールに、従来のスプールの位置制御力
(第1位置制御力)と、ドライブ側シリンダ内の油圧に
よる第2位置制御力と、ドリブン側シリンダ内の油圧に
よる位置制御力(但し、第2位置制御力とは反対方向に
作用する)とを作用させるように構成されている。この
ため、例えば切換弁のスプールが中立位置近傍に位置し
てシリンダ内の油圧が低側圧コントロール油圧を割り込
んだようなときには、スプールがその割り込んだ油圧
(即ち、第2又は第3位置制御力)と他の位置制御力と
が釣合う位置まで速やかに移動する。そして、このスプ
ールの移動により、低側圧コントロール油圧を割り込ん
だ側のシリンダに高側圧コントロール油圧を供給できる
ようにすれば、そのシリンダ内の油圧を低側圧コントロ
ール油圧以上に上昇させることができる。したがって、
シリンダに供給される最低限の油圧として低側圧コント
ロール油圧を保証することができる。
【0049】しかも、スプールのランド部と低側圧ポー
トとのアンダーラップを大きくする必要がなくなるた
め、高側圧ポートから低側圧ポート側への油圧の吹き抜
けを防止してオイルポンプの負荷の増加を抑えることが
でき、さらには切換弁の不感帯を小さくして制御性を向
上させることができる。また、このような方法によって
低側圧コントロール油圧が保証されることにより、予め
各コントロール油圧を高めに設定しておく必要がなくな
り、オイルポンプの負担も増加させずに済ますことがで
きる。
トとのアンダーラップを大きくする必要がなくなるた
め、高側圧ポートから低側圧ポート側への油圧の吹き抜
けを防止してオイルポンプの負荷の増加を抑えることが
でき、さらには切換弁の不感帯を小さくして制御性を向
上させることができる。また、このような方法によって
低側圧コントロール油圧が保証されることにより、予め
各コントロール油圧を高めに設定しておく必要がなくな
り、オイルポンプの負担も増加させずに済ますことがで
きる。
【0050】さらに言えば、本装置では、第1位置制御
力を一定としておいても各シリンダ内の油圧が変動すれ
ばこの油圧変動に応じてスプールが自動的に移動する。
このため、制御油圧自体を制御しなくても、シリンダの
油圧変動を吸収することができ、制御油圧を制御する負
担を軽減することができる。また、スプールの位置制御
の精度をさほど高くしなくても、各シリンダに一定の油
圧を供給し続けることができる。
力を一定としておいても各シリンダ内の油圧が変動すれ
ばこの油圧変動に応じてスプールが自動的に移動する。
このため、制御油圧自体を制御しなくても、シリンダの
油圧変動を吸収することができ、制御油圧を制御する負
担を軽減することができる。また、スプールの位置制御
の精度をさほど高くしなくても、各シリンダに一定の油
圧を供給し続けることができる。
【図1】本発明に係るプーリ側圧制御装置を備えたベル
ト式無段変速機の構成を示す模式図である。
ト式無段変速機の構成を示す模式図である。
【図2】上記プーリ側圧制御装置を示す油圧回路図であ
る。
る。
【図3】上記プーリ側圧制御装置を示す油圧回路図であ
る。
る。
【図4】上記プーリ側圧制御装置に用いられるシフトバ
ルブの拡大図である。
ルブの拡大図である。
【図5】上記プーリ側圧制御装置において設定される低
側圧および高側圧コントロール圧を示すグラフである。
側圧および高側圧コントロール圧を示すグラフである。
【図6】上記シフトバルブからの出力差圧を示すグラフ
である。
である。
【図7】上記ベルト式無段変速機の制御装置に用いられ
る発進クラッチ制御バルブから出力される発進クラッチ
制御圧を示すグラフである。
る発進クラッチ制御バルブから出力される発進クラッチ
制御圧を示すグラフである。
【図8】上記シフトバルブからの出力圧を示すグラフで
ある。
ある。
【図9】従来の切換弁の構成図である。
【図10】従来の切換弁からの出力圧を示すグラフであ
る。
る。
【図11】従来の切換弁の部分拡大図である。
1 入力軸
2 カウンタ軸
5 発進クラッチ
10 金属Vベルト機構
11 ドライブ側可動プーリ
15 金属Vベルト
16 ドリブン側プーリ
20 前後進切換機構
40 プーリ側圧制御バルブ
41 高圧レギュレータバルブ
43 低圧レギュレータバルブ
45 高低圧コントロールバルブ
47 高圧コントロールバルブ
50 変速制御バルブ
51 シフトコントロールバルブ
53 シフトバルブ
58 レデューシングバルブ
70 コントローラ
75 発進クラッチ制御バルブ
39c,39d フィードバック油路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭62−196448(JP,A)
特開 昭61−167761(JP,A)
特開 昭63−38750(JP,A)
特開 平7−4485(JP,A)
特開 平6−288451(JP,A)
特開 平6−288450(JP,A)
特開 平6−288449(JP,A)
特開 平6−288448(JP,A)
特開 平6−117530(JP,A)
特開 平4−254052(JP,A)
特開 昭62−196451(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16H 59/00 - 59/78
F16H 61/00 - 61/12
F16H 61/16 - 61/24
F16H 63/40 - 63/48
F16H 9/00
Claims (3)
- 【請求項1】 入力軸に繋がるドライブ側可動プーリ
と、出力軸に繋がるドリブン側可動プーリと、これらド
ライブ側およびドリブン側可動プーリ間に巻掛けられた
Vベルトと、前記ドライブ側可動プーリのプーリ幅設定
用のドライブ側シリンダと、前記ドリブン側可動プーリ
のプーリ幅設定用のドリブン側シリンダとを有してなる
ベルト式無段変速機において、 低側圧コントロール油圧およびこの低側圧コントロール
油圧よりも高い高側圧コントロール油圧を設定する側圧
設定手段と、 スプールの位置に応じて前記低側圧および前記高側圧コ
ントロール油圧を前記ドライブ側およびドリブン側シリ
ンダに振り分けて供給する切換弁と、 前記スプールに、このスプールの位置制御を行うための
第1の位置制御力を付与する位置制御力付与手段と、 前記ドライブ側シリンダに繋がってこのドライブ側シリ
ンダ内の油圧力を前記スプールに第2の位置制御力とし
て作用させる第1フィードバック油路と、 前記ドリブン側シリンダに繋がってこのドリブン側シリ
ンダ内の油圧力を第1フィードバック油路からの油圧力
とは反対方向に前記スプールに第3の位置制御力として
作用させる第2フィードバック油路とからなることを特
徴とするベルト式無段変速機のプーリ側圧制御装置。 - 【請求項2】 前記第2の位置制御力は、前記ドライブ
側シリンダに前記低側圧コントロール油圧を供給すると
ともに前記ドリブン側シリンダに前記高側圧コントロー
ル油圧を供給する位置の方向に前記スプールを押し、前
記第3の位置制御力は、前記ドリブン側シリンダに前記
低側圧コントロール油圧を供給するとともに前記ドライ
ブ側シリンダに前記高側圧コントロール油圧を供給する
位置の方向に前記スプールを押すことを特徴とする請求
項1に記載のベルト式無段変速機のプーリ側圧制御装
置。 - 【請求項3】 前記スプールは、前記第1,第2および
第3の位置制御力に基づいて位置制御がなされ、 前記スプールの所定位置への位置制御後、前記両フィー
ドバック油路のうち一方からの油圧が所定値よりも低下
したときは、前記スプールが前記一方のフィードバック
油路に繋がる前記シリンダに前記高側圧コントロール油
圧を供給する位置の方向に移動することを特徴とする請
求項1又は2に記載のベルト式無段変速機のプーリ側圧
制御装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02995095A JP3468439B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | ベルト式無段変速機のプーリ側圧制御装置 |
| DE69600526T DE69600526T2 (de) | 1995-01-26 | 1996-01-24 | Riemenscheiben-Axialdrucksteuergerät für stufenloses Umschlingungsgetriebe |
| EP96100995A EP0724096B1 (en) | 1995-01-26 | 1996-01-24 | Pulley thrust pressure control apparatus for belt-type continuously variable transmission |
| US08/592,117 US5649876A (en) | 1995-01-26 | 1996-01-26 | Pulley thrust pressure control apparatus for belt-type continuously variable transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02995095A JP3468439B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | ベルト式無段変速機のプーリ側圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200462A JPH08200462A (ja) | 1996-08-06 |
| JP3468439B2 true JP3468439B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=12290275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02995095A Expired - Fee Related JP3468439B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | ベルト式無段変速機のプーリ側圧制御装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5649876A (ja) |
| EP (1) | EP0724096B1 (ja) |
| JP (1) | JP3468439B2 (ja) |
| DE (1) | DE69600526T2 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2825198B2 (ja) * | 1995-09-01 | 1998-11-18 | 本田技研工業株式会社 | 車両用無段変速機構の油圧制御装置 |
| NL1001279C2 (nl) * | 1995-09-25 | 1997-03-26 | Doornes Transmissie Bv | Continu variabele transmissie. |
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