JP2877792B1 - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JP2877792B1
JP2877792B1 JP10047972A JP4797298A JP2877792B1 JP 2877792 B1 JP2877792 B1 JP 2877792B1 JP 10047972 A JP10047972 A JP 10047972A JP 4797298 A JP4797298 A JP 4797298A JP 2877792 B1 JP2877792 B1 JP 2877792B1
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
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Abstract

【要約】 【課題】 小型化すると共に製造コストを低減し且つ回
転子を良好に回転制御可能とする。 【解決手段】 両弾性体5e,6eを互いに同一形状と
し、固定子5とロータ6の固有振動数の一致を図る。こ
の状態で、両振動子5v,6vに固定子5及びロータ6
の共振周波数若しくはその近傍の周波数の信号を各々供
給すると、圧接面に生じる進行波を合致できる。その結
果、進行波の噛み合いロック位置を連続してシフトすれ
ば、回転子6を良好に回転制御できる。また、両弾性体
5e,6eの対向する凹部5s,6s同士間に画成され
た空間部Yを利用して、当該空間部Yに、可動側振動子
6vに所定の周波数の信号を供給する給電体21を配置
しているため、従来技術に比してモータを軸線方向に小
型化できると共に、マッチングの難しいカバー20とモ
ータの機構部とのマッチングを不要にでき、製造コスト
を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波モータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な超音波モータとしては、
弾性体及びこの弾性体に設けた圧電素子(振動子)より
構成されるステータ(固定子)と、上記弾性体に対向し
圧接するロータ(回転子)と、を備え、上記圧電素子に
対して所定の周波数の信号を供給することによって、当
該圧電素子を振動させて上記弾性体の圧接面に進行波を
発生させ、この進行波によりロータを回転駆動するもの
が知られている。
【0003】また、例えば特開平2−179281号公
報には、上記超音波モータを発展させたものとして、上
記ロータを、弾性体及びこの弾性体に設けた圧電素子よ
り構成し、ステータ側圧電素子及びロータ側圧電素子の
双方に対して所定の周波数の信号を各々供給することに
よって、当該両圧電素子を振動させてステータ側弾性体
及びロータ側弾性体の双方の圧接面に進行波を発生さ
せ、この両進行波によりロータを回転駆動する超音波モ
ータが開示されている。
【0004】この特開平2−179281号公報に記載
の超音波モータでは、ケース内に上記ロータ及びステー
タを収容して、ロータ側弾性体の上面(ケース上壁内面
に対向する面)に環状の導電盤を配設すると共に、ケー
ス内面の上記導電盤に対向する位置に上記導電盤に摺接
する導電ブラシを固定し、これら導電ブラシ及び導電盤
より構成される給電体を介して、所定の周波数の信号
が、回転自在なロータ側圧電素子に供給される構成にな
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−179281号公報に記載の超音波モータで
は、前述のように、上記給電体が、ロータ側弾性体とケ
ース上壁内面との間に配置されるため、当該ロータ側弾
性体とケース上壁内面との間に、給電体を収容可能な空
間部を敢えて設ける必要があり、モータが軸線方向に必
然的に大型化してしまうといった問題がある。
【0006】また、導電ブラシがカバーの内面に固定さ
れ、導電盤がロータ側弾性体に固定されて、当該導電ブ
ラシと導電盤とが摺接する構成のため、カバーとモータ
の機構部とをマッチングさせる(合わせる)必要がある
が、当該マッチングは非常に難しく、製造コストが高く
なるといった問題もある。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、超音波モータを小型化できると
共に、製造コストを低減でき、しかも回転子を良好に回
転制御可能とする超音波モータを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波モータ
は、固定側弾性体及びこの固定側弾性体に設けた固定側
振動子を有する固定子と、固定側弾性体に対向し圧接す
る可動側弾性体及びこの可動側弾性体に設けた可動側振
動子を有する回転子と、を備え、両振動子に対して所定
の周波数の信号を各々供給することにより当該両振動子
を振動させ、この振動に応じて各弾性体の圧接面に発生
する進行波により回転子を駆動する超音波モータにおい
て、固定側弾性体及び可動側弾性体は、対向する凹部を
各々備えて互いに同一形状を成し、対向する凹部同士間
に画成された空間部に、可動側振動子に所定の周波数の
信号を供給する給電体を配置したことを特徴としてい
る。
【0009】本発明の超音波モータによれば、両弾性体
が、互いに同一形状にされているため、固定子と回転子
の固有振動数の一致が図られ得る。従って、両振動子に
固定子及び回転子の共振周波数若しくはその近傍の周波
数の信号を各々供給すると、両弾性体の圧接面に発生す
る進行波が恰も歯車が噛み合った如くロックして(合致
して)回転子が停止状態となり、また、一方の信号の位
相を他方に対して正または負にシフトすることにより、
上記噛み合いロック位置が正転方向または逆転方向にシ
フトし、このシフト量の連続により回転子が正転または
逆転する。すなわち、両弾性体を互いに同一形状とする
ことにより、回転子は良好に回転制御され得るようにな
る。
【0010】また、両弾性体の対向する凹部同士間に画
成された空間部を利用して、当該空間部に、可動側振動
子に所定の周波数の信号を供給する給電体が配置される
ため、モータ軸線方向に、敢えて給電体収容用の空間部
を設ける必要がなく、従来技術に比してモータが軸線方
向に小型化される。また、マッチングの難しいカバーと
モータの機構部とのマッチングが必要なくなるため、製
造コストが低減される。さらにまた、両弾性体が共通部
品にされるため、低コスト化が図られる。
【0011】ここで、給電体としては種々のものが考え
られるが、例えばロータリートランスを採用することが
できる。
【0012】また、給電体としては、例えば、固定子ま
たは回転子の何れか一方に設けられた導電性ブラシと、
他方に設けられ導電性ブラシに摺接する導電体と、から
成る摺電装置を採用することもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る超音波モータ
の好適な実施形態について添付図面を参照しながら説明
する。なお、図面の説明において、同一要素または同一
機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明
は省略する。
【0014】図1は、第1実施形態に係る超音波モータ
を示す横断面図である。この超音波モータは、機械的駆
動機構から成る超音波モータ本体1及び超音波モータ本
体1の駆動を行う電気制御部2から構成される。
【0015】超音波モータ本体1は、超音波モータが適
用される例えばカメラ等の本体機器の固定側に固定され
る固定用ベース3と、この固定用ベース3の上部を覆う
ように当該上部に例えば螺子留め等により固定されたカ
バー20と、を備えると共に、当該固定用ベース3及び
カバー20により形成される内部空間Xに、固定用ベー
ス3側に重ねて固定された外縁円形のステータ5と、固
定用ベース3及びステータ5の中央部を貫挿し、固定用
ベース3側に固定された軸受7a,7bにより回転自在
に支持された回転軸4と、この回転軸4の上部に固定さ
れた皿バネ22によりステータ5に対して圧接しながら
回転軸4と共に回転する外縁円形のロータ6と、対向す
るステータ5とロータ6との間に形成される空間部Yに
配設されたロータ用給電体21と、を概略備えている。
【0016】ロータ6は、ステータ5及びロータ6各々
の対向接触面円周方向に起振した進行波が噛合した状態
で、一方の進行波の位相を他方に対して正または負にシ
フトすることで、噛合位置を正転方向または逆転方向に
シフトし、このシフト量の連続により正転または逆転す
る(詳しくは後述)。
【0017】上記固定用ベース3の中央には、略中空円
筒形状の軸受ホルダ23が配設されている。この軸受ホ
ルダ23は、その上部環状フランジ部23aが上記固定
用ベース3に載置されて例えば螺子留め等により固定さ
れている。この軸受ホルダ23の穴部に、上記軸受7
a,7bが嵌合固定され、その上部に上記ステータ5が
例えば螺子留め等により固定されている。
【0018】ステータ5は、セラミック圧電素子から成
る円環状の振動子5vと、振動子5vが裏面(図示下
面)外周部に貼着された金属から成る円環状の弾性体5
eと、を備えている。この弾性体5eは、振動子5vが
裏面に貼着された円環状の外周部5oと、この外周部5
oより内周側表面(図示上面)に形成された円環状の凹
部5sと、外周部5oとは反対方向(図示下方)に凸に
されると共に上記軸受ホルダ23に固定された円環状の
内周部5iと、この内周部5iの上部と外周部5oの下
部を繋ぐ円環状の中間部5mと、から成る。この中間部
5mは、外周部5o及び内周部5iに比して薄肉であ
り、当該中間部5mが外周部5oの振動を容易にさせる
と共に、外周部5oと内周部5iとの間の振動伝達を抑
制している。
【0019】上記ロータ6は、ステータ側振動子5vと
同一の材質から構成されて同一の形状を成すロータ側振
動子6vと、このロータ側振動子6vが裏面(図示上
面)外周部に貼着され、ステータ側弾性体5eと同一の
材質から構成されて同一の形状を成すロータ側弾性体6
eを備える。
【0020】このように、本実施形態では、両弾性体5
e,6eが同一形状を成しているため、ステータ5とロ
ータ6の固有振動数の一致が図られている。さらに、両
弾性体5e,6eが同一の材質より構成されているた
め、ステータ5とロータ6の固有振動数の一致がより図
られており、加えて、両振動子5v,6vが同一の材質
から構成されて同一形状を成しているため、ステータ5
とロータ6の固有振動数は一致した状態にある。
【0021】上記ロータ6は、ステータ側凹部5sにロ
ータ側凹部6sが対向するように配置される。また、上
記振動子6vは、ステータ5と同様に、ロータ6の外周
部6oの裏面(図示上面)に貼着され、ロータ6の外周
部6oと内周部6iとの間の薄肉中間部6mは、ステー
タ5の薄肉中間部5mと同様に、外周部6oの振動を容
易にさせると共に、外周部6oと内周部6iとの間の振
動伝達を抑制する。
【0022】上記回転軸4は、軸受ホルダ23、ステー
タ5及びロータ6の中央部を貫挿し、上記軸受7a,7
bに回転自在に支持されている。回転軸4の上記上部軸
受7aによる支承位置より上方には、円環状の第1フラ
ンジ部24が形成されており、この第1フランジ部24
と上部の軸受7aの内輪との間に、円環状のギャップリ
ング30が介挿されている。
【0023】また、回転軸4の下部は、軸受ホルダ23
より下方に突出すると共に固定用ベース3より外方に突
出している。この突出下部には、例えばCリング等のス
ナップリング27が上下方向に遊嵌配置されており、こ
のスナップリング27と下部軸受7bの内輪との間に、
ブッシュ28が介挿されている。
【0024】このスナップリング27は、固定組(軸受
7a,7b、軸受ホルダ23、ステータ5、後述のロー
タリートランス21の固定側コア40等)の軸受7a,
7bに、回転組(回転軸4、ロータ6、後述のロータリ
ートランス21の回転側コア41等)の回転軸4を図示
上方から挿入した状態で、回転軸4に対して装着され
る。
【0025】回転軸4は、スナップリング27及びブッ
シュ28により上方への移動が規制され、ギャップリン
グ30により下方への移動が規制される。すなわち、ス
ナップリング27及びブッシュ28、ギャップリング3
0により、回転軸4の上下位置の移動が規制される。ま
た、ギャップリング30の厚みにより、回転軸4の上下
位置が位置決めされる。
【0026】回転軸4の上部には、円環状の第2フラン
ジ部29が形成されており、この第2フランジ部29の
上部に、傘状の皿バネ22が螺子留めされている。ま
た、第2フランジ部29の外周面には、軸線方向に延び
る遊嵌溝29aが円周方向に複数個等配形成されてい
る。
【0027】上記皿バネ22とロータ側弾性体6eとの
間には、上記第2フランジ部29が摺動可能に貫通した
(第2フランジ部29と隙間嵌めとなる)円環状のスプ
リングベース25が配置されている。このスプリングベ
ース25の上部外周側は上記皿バネ22の外周縁に当接
している。また。スプリングベース25の上部内周側に
は、円環状のプレート26が固定されており、このプレ
ート26の内周に複数個円周方向に等配形成された突起
部26aが、上記遊嵌溝29aに遊嵌配置されている。
すなわち、スプリングベース25は、回転軸4と共に回
転可能であり、且つ上下方向に摺動可能である。
【0028】このスプリングベース25の下部内周側に
は、円環状の凹部25aが形成され、この凹部25aに
上記ロータ側弾性体6eの内周部6iが嵌まり込んで径
方向の位置決め(回転軸4との軸心の一致)がされてお
り、この状態で、内周部6iがスプリングベース25に
対して例えば螺子留め等により固定されている。すなわ
ち、ロータ6は、スプリングベース25、回転軸4と共
に回転可能であり、且つ皿バネ22によりスプリングベ
ース25を介して常時下方に付勢されている。
【0029】ステータ側弾性体5eは、外周部5o表面
に一体成形された幅狭円環状の凸部5pを有し、ロータ
側弾性体6eは、外周部6o表面に一体成形された幅狭
円環状の凸部6pを有する。これらの凸部5p,6p
は、対向配置されて互いに同一形状を成す。ここで、ス
テータ側及びロータ側弾性体5e,6eを全面接触させ
ると、励振側の振動が相手側に大部分伝わって進行波の
変位量が減衰してしまうが、ステータ側及びロータ側弾
性体5e,6eは凸部5p,6pを各々有しており、圧
接面が全面接触に比して狭小にされることから、ステー
タ側及びロータ側凸部5p,6pに正常な進行波を保持
することができる。
【0030】ステータ側凸部5pとロータ側凸部6pと
の間には、例えば樹脂等より成る環状の緩衝摩擦部材1
2が介在し、緩衝摩擦部材12はこれらと圧接状態にあ
る。すなわち、ロータ側凸部6pは、皿バネ22の弾性
力によって緩衝摩擦部材12を介してステータ側凸部5
pを押圧している。
【0031】この緩衝摩擦部材12は、ステータ側凸部
5pまたはロータ側凸部6pに生じる進行波を相手側に
伝達し難く動作をする一種の振動のローパスフィルタの
役目を果たしており、ステータ側弾性体5eの進行波と
ロータ側弾性体6eの進行波の相互干渉を防止して正常
な進行波を両者に発生させると共に、金属同士(凸部5
p,6p)の直接接触を回避して異音の発生を防止し、
さらに圧接部の耐久性を向上させる。なお、緩衝摩擦部
材12は、凸部5p,6pの何れにも固定されずに、凸
部5p,6p間に介在している構成でも、何れか一方に
固定している構成でも良い。
【0032】特に、本実施形態では、上記対向するステ
ータ側凹部5s及びロータ側凹部6sとの間に画成され
た空間部Yが利用されて、当該空間部Yに、ロータ用給
電体としての非接触回転給電体21が配設されている。
本実施形態においては、この非接触回転給電体21とし
ては、ロータリートランスが用いられている。
【0033】このロータリートランス21は、円環状の
ステータ側コア40と、これに対向しステータ側コア4
0と同一形状のロータ側コア41と、から成る。ステー
タ側コア40は、ステータ側弾性体5eの内周部5i内
周面に圧入固定された円環状のコアプレート31の上面
に貼着されており、ロータ側コア41は、回転軸4の第
1、第2フランジ部24,29間に形成された円環状の
第3フランジ部32の下面に貼着されている。これらの
ステータ側コア40とロータ側コア41との間のギャッ
プは、前述したギャップリング27の厚みにより所定の
値に設定されている。
【0034】ステータ側及びロータ側コア41,42に
は、各々4個の対向する円環溝が同軸に形成されてお
り、これらの円環溝に、ステータ側コイル41a〜41
d、ロータ側コイル42a〜42dが各々配設されてい
る。ステータ側コイル41a,41bは、各々第2駆動
信号の第1成分供給用の一次側コイル、第2駆動信号の
第2成分供給用の一次側コイルであり、ステータ側コイ
ル41c,41dは、各々グランド用の一次側コイル、
3相の超音波モータに適用する場合の一次側予備コイル
である。これらのステータ側コイル41a〜41dに対
向するロータ側コイル42a〜42dは、各々第2駆動
信号の第1成分供給用の二次側コイル、第2駆動信号の
第2成分供給用の二次側コイル、グランド用の二次側コ
イル、二次側予備コイルである。ここで、第1成分及び
第2成分は、90°位相差を有し、正弦波であることが
好ましいが、これらは方形波であっても良い。
【0035】図2は、前述したステータ側振動子5vま
たはロータ側振動子6vの一方面側の平面図である。振
動子5v,6vは、円環状の圧電セラミック板CMと、
圧電セラミック板CMの一方面上に形成された各々4個
の第1電極部S1〜S4及び第2電極部C1〜C4とを
備えている。第1電極部S1〜S4及び第2電極部C1
〜C4は、振動子が周方向全体で5波長(5λ)の定在
波を発生し得るように機械角で36゜で等配されてい
る。第1電極部S1〜S4、第2電極部C1〜C4は、
各々隣り合う領域で厚み方向の分極方向が互いに逆向き
(図示+−参照)となるように予め分極処理が施されて
いる。なお、各電極S1〜S4及びC1〜C4は、円環
圧電セラミック板CMの内縁及び外縁との間に隙間を空
けることなく設けられている。
【0036】図3は、ステータ側振動子5vまたはロー
タ側振動子6vの他方面側の平面図である。円環状の圧
電セラミック板CMの他方面上には、圧電セラミック板
CMの一方面上の第1電極部S1〜S4の形成領域全体
に対向する第1側電極部SSと、第2電極部C1〜C4
の形成領域全体に対向する第2側電極部CCとが設けら
れている。第1側電極部SSと第2側電極部CCとの間
には、機械角で18゜、電気角で90゜を成して互いに
対向するフィードバック用電極部FB,FB’が設けら
れている。
【0037】図1を再び参照すると、ステータ側振動子
5vの上記一方面は、その全面が金属弾性体5eの裏面
側に接着剤または導電性接着剤で接着されている。一般
には非導電性接着剤を用いても、接着剤厚が薄いため機
械加工面の荒小部分が接触し、電気的には導通する。金
属弾性体5eは、固定用ベース3に電気的に接続されて
おり、従ってステータ側振動子5vの一方面に形成され
た電極部S1〜S4,FB,C1〜C4は、グランドに
接続されている。
【0038】一方、ステータ側振動子5vの第1側電極
部SS及び第2側電極部CCは駆動回路16に接続され
ている。
【0039】駆動回路16は、グランドとステータ側振
動子5vの第1側電極部SSとの間に第1駆動信号の第
1成分である正弦波電圧信号を印加し、グランドと第2
側電極部CCとの間にこれと90°の位相差を有する第
1駆動信号の第2成分である正弦波電圧信号を印加す
る。この駆動回路16には、振動子5vの変位量に応じ
てフィードバック用電極部FB,FB’間に発生した変
位検出信号としての圧電電圧信号が入力され、入力され
た変位検出信号に基づいてステータ側振動子5vに供給
される正弦波電圧信号の周波数及び位相を一定に維持す
る。
【0040】また、ロータ側振動子6vの上記一方面
は、その全面が金属弾性体6eの裏面側に接着剤または
導電性の接着剤を用いて接着されている。金属弾性体6
eは、これに電気的に順次接続された内部配線14c、
ロータ側コイル42c、ステータ側コイル41c、内部
配線14ccを介して固定用ベース3に電気的に接続さ
れており、従ってロータ側振動子6vの一方面に形成さ
れた電極部S1〜S4、FB、C1〜C4は、グランド
に接続されている。
【0041】一方、ロータ側振動子6vの第1側電極部
SSは、これに電気的に順次接続された内部配線14
a、ロータ側コイル42a、ステータ側コイル41aを
介して駆動回路16に接続されている。ロータ側振動子
6vの第2側電極部CCは、これに電気的に順次接続さ
れた内部配線14b、ロータ側コイル42b、ステータ
側コイル41bを介して駆動回路16に接続されてい
る。
【0042】駆動回路16は、グランドとロータ側振動
子6vの第1側電極部SSとの間に第2駆動信号の第1
成分としての正弦波電圧信号を印加し、グランドと第2
側電極部CCとの間にこれと90°の位相差を有する第
2駆動信号の第2成分としての正弦波電圧信号を印加す
る。
【0043】次に、このように構成された超音波モータ
の動作について、駆動回路16と共にさらに詳しく説明
する。駆動回路16から振動子5vの第1側電極部SS
に第1駆動信号の第1成分としての第1駆動電源を供給
すると、振動子5vが励振し弾性体表面に周方向に沿っ
て5波長の定在波が発生する。
【0044】ここで、前述したように、薄肉中間部5m
により、振動子5vが貼着された外周部5oが振動する
ようにしているため、定在波は、ステータ5の外周部5
oの表面に発生する。
【0045】また、第2側電極部CCに第1駆動電源に
対して90°位相差を有する第1駆動信号の第2成分と
しての第2駆動電源を供給すると、ステータ5の外周部
5oの表面に円周方向に沿って5波長の定在波が発生す
る。前述したように、上記第1側電極部SSと第2側電
極部CCとは、電気角で90゜離間しているため、上記
定在波間には90゜の位相差がある。
【0046】従って、駆動回路16からステータ側振動
子5vに第1駆動電源、第2駆動電源を同時に供給する
と、ステータ5の外周部5oの表面に合成波による回転
進行波が形成される。また、ロータ側振動子6vに第1
駆動電源、第2駆動電源を、ロータリートランス21を
介して、同時に供給すると、ロータ6の外周部6oの表
面に合成波による回転進行波が形成される。
【0047】本実施形態では、先ず、駆動回路16から
ステータ側振動子5vに供給される2相の第1駆動信号
の周波数をf、ロータ側振動子6vに供給される2相の
第2駆動信号の周波数を同様にfとなるように、制御回
路17が駆動回路16を制御する。
【0048】すると、前述したように、ステータ5とロ
ータ6の固有振動数が一致しているため、上記周波数f
を、ステータ5及びロータ6の共振周波数若しくはその
近傍の周波数とすれば、図4に示すように、ステータ側
外周部5oの凸部5pに生じる回転進行波Aとロータ側
外周部6oの凸部6pに生じる回転進行波Bは、恰も歯
車が噛み合った如く合致してロックする。このため、ロ
ータ6は停止状態となる。ここで、本実施形態では、上
記周波数fを例えば50kHzとしている。
【0049】この状態で、駆動回路16からステータ側
振動子5vに供給される2相の第1駆動信号の周波数を
f、ロータ側振動子6vに供給される2相の第2駆動信
号の周波数を(f+Δf)とするように、制御回路17
が駆動回路16を制御すると、上記噛み合っていた回転
進行波A,Bのうちの、ロータ側の回転進行波Bがステ
ータ側の回転進行波Aに対して相対的に進もうとするた
め、ステータ5不動の状態で、回転進行波A,Bの噛み
合いロック位置が進行波の進行方向に進み、ロータ6は
正転する。
【0050】一方、駆動回路16からステータ側振動子
5vに供給される2相の第1駆動信号の周波数をf、ロ
ータ側振動子6vに供給される2相の第2駆動信号の周
波数を(f−Δf)とするように、制御回路17が駆動
回路16を制御すると、上記噛み合っていた回転進行波
A,Bのうちの、ロータ側の回転進行波Bがステータ側
の回転進行波Aに対して相対的に遅れようとするため、
ステータ5不動の状態で、回転進行波A,Bの噛み合い
ロック位置が進行波の進行方向とは逆方向に進み、ロー
タ6は逆転する。
【0051】さらに、上記周波数の可変量±Δfを増減
させると、ロータ6の回転速度が増減する。±Δf値に
よる回転速度(rpm)は、60×Δf/波数で定まる
シンクロナス回転速度を示し、例えば図2の5波タイプ
では、Δfが1Hzの時、60×1/5=12rpmと
なる。
【0052】このように、本実施形態においては、両弾
性体5e,6eを互いに同一形状とすることにより、ス
テータ5とロータ6の固有振動数の一致を図っているた
め、両振動子5v,6vにステータ5及びロータ6の共
振周波数若しくはその近傍の周波数の信号を各々供給す
ることにより、発生する進行波A,Bが恰も歯車が噛み
合った如くロックして(合致して)ロータ6が停止状態
となり、また、一方の信号の位相を他方に対して正また
は負にシフトすることにより、上記噛み合いロック位置
が正転方向または逆転方向にシフトし、このシフト量の
連続によりロータ6が正転または逆転するようになって
いる。
【0053】すなわち、ステータ5及びロータ6の双方
に振動子5v,6vを各々備えた超音波モータにおい
て、両弾性体5e,6eを互いに同一形状とすること
で、ロータ6を良好に回転制御できるようになってい
る。
【0054】ここで、ステータ5とロータ6の固有振動
数は、温度、湿度、負荷、加圧力やドライブのパワー等
の影響によりシフトされるため、ステータ5とロータ6
の固有振動数のシフト量が異なると、進行波A,Bの噛
み合いロックが崩れてしまう虞があるが、前述のよう
に、両振動子5v,6vを、互いに同一材質より構成し
て同一形状とすると共に、両弾性体5e,6eを、互い
に同一材質より構成して同一形状としているため、両固
有振動数は互いに同一方向に同量シフトされる。
【0055】すなわち、本実施形態によれば、進行波
A,Bの噛み合いロックは崩れることはなく、ロータ6
を常に良好に回転制御できるようになっている。
【0056】また、両振動子5v,6v及び両弾性体5
e,6eを、各々共通化できるため、低コスト化を図れ
るようになっている。
【0057】また、特に、本実施形態によれば、同一形
状より成る両弾性体5e,6eの対向する凹部5s,6
s同士間に画成された空間部Yを利用して、当該空間部
Yに、ロータ側振動子6vに所定の周波数の信号を供給
する給電体としてのロータリートランス21を配設して
いるため、従来技術に比してモータを軸線方向に小型化
できると共に、マッチングの難しいカバー20とモータ
の機構部とのマッチングが不要にされて、製造コストを
低減できるようになっている。
【0058】図5は、第2実施形態に係る超音波モータ
を示す横断面図である。この第2実施形態の超音波モー
タが第1実施形態のそれと違う点は、ステータ側とロー
タ側とを圧接させる付勢手段を、上記皿バネ22に代え
て、圧縮バネ44とすると共に、回転軸4を1個の軸受
7aにより支承するようにした点であり、これらの変更
に伴って種々の変更がなされている。
【0059】すなわち、上記軸受7aは、固定用ベース
3及びステータ側弾性体5eの内周部5iに嵌合固定さ
れており、この軸受7aにより上記回転軸4は回転自在
に支持されている。この回転軸4は、上部に1個のフラ
ンジ部43のみを有し、このフランジ部43にロータ側
弾性体6eの内周部6iが圧入固定されている。
【0060】回転軸4の下部には、例えばCリング等の
スナップリング27が取り付けられており、このスナッ
プリング27と上記軸受7aとの間に、ブッシュ28を
介して圧縮バネ44が介挿されている。この圧縮バネ4
4により、回転軸4及びロータ6は常時下方に付勢され
ており、ステータ側凸部5pとロータ側凸部6pは、第
1実施形態と同様に、緩衝摩擦部材12を介して圧接状
態にされている。
【0061】ステータ側コア40は、ステータ側弾性体
5eの内周部5i上面に貼着され、ロータ側コア41
は、ロータ側弾性体6eの内周部6i下面に貼着されて
おり、空間部Yを利用して当該空間部Yにロータリート
ランス21が配設されている点は第1実施形態と同様で
ある。
【0062】このように構成しても、第1実施形態と同
様な効果を得ることができるというのはいうまでもな
い。
【0063】図6は、第3実施形態に係る超音波モータ
を示す横断面図である。この第3実施形態の超音波モー
タが第2実施形態のそれと違う点は、空間部Yに配設さ
れるロータ用給電体を、非接触回転給電体21に代え
て、接触回転給電体としての摺電装置51とした点であ
る。
【0064】この摺電装置51は、ステータ側給電体5
1Aとロータ側給電体51Bを備えている。ロータ側給
電体51Bは、ロータ側弾性体6eの内周部6i下面に
回転軸4と同軸に固定された円環状のベース54と、こ
のベース54の図示下面に同軸に形成された4個の円環
状の導電体55a〜55dと、から成る。
【0065】一方、ステータ側給電体51Aは、ステー
タ側弾性体5eの内周部5i上面に固定され上記円環状
のベース54の一部に対向するブラシ用ベース52と、
このブラシ用ベース52の上面に植設され上記導電体5
5a〜55dに各々摺接する4個の導電性ブラシ53a
〜53dと、から成る。導電性ブラシ53a〜53d
は、各々第2駆動信号の第1成分供給用のブラシ、第2
駆動信号の第2成分供給用のブラシ、グランド用のブラ
シ、予備ブラシである。
【0066】ロータ側振動子6vの第1側電極部SS
は、これに電気的に順次接続された内部配線14a、導
電体55a、導電性ブラシ53aを介して駆動回路16
に接続されている。ロータ側振動子6vの第2側電極部
CCは、これに電気的に順次接続された内部配線14
b、導電体55b、導電性ブラシ53bを介して駆動回
路16に接続されている。また、ロータ側振動子6vの
一方面(図示下面)に形成された電極部S1〜S4、F
B、C1〜C4は、これに電気的に順次接続された金属
弾性体6e、内部配線14c、導電体55c、導電性ブ
ラシ53c、内部配線14ccを介して固定用ベース3
に電気的に接続されることにより、グランドに接続され
ている。
【0067】このように構成しても、第2実施形態と同
様な効果を得ることができるというのはいうまでもな
い。
【0068】以上、本発明者によってなされた発明を実
施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施
形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であるというのはいうまでもなく、
例えば、第3実施形態においては、導電性ブラシ53a
〜53dをステータ側に固定し、導電体55a〜55d
をロータ側に固定するようにしているが、これとは逆
に、導電性ブラシ53a〜53dをロータ側に固定し、
導電体55a〜55dをステータ側に固定するようにし
て良い。
【0069】また、上記実施形態においては、2相の駆
動信号により進行波を発生する超音波モータに対する適
用が述べられているが、3相以上の駆動信号により進行
波を発生する超音波モータに対しても同様に適用でき
る。因みに、上記実施形態においては、前述したように
3相の駆動信号に対応できるように、予備コイル41
d,42dまたは予備ブラシ53d、予備導電体55d
が各々備えられている。
【0070】
【発明の効果】本発明による超音波モータは、両弾性体
を互いに同一形状にしているため、固定子と回転子の固
有振動数の一致を図り得る。このため、両振動子に固定
子及び回転子の共振周波数若しくはその近傍の周波数の
信号を各々供給すると、圧接面に生じる進行波を合致で
きる。その結果、進行波の噛み合いロック位置を連続し
てシフトすれば、回転子を良好に回転制御することが可
能となる。
【0071】また、両弾性体の対向する凹部同士間に画
成された空間部を利用して、当該空間部に、可動側振動
子に所定の周波数の信号を供給する給電体を配置し、モ
ータ軸線方向に敢えて給電体収容用の空間部を設ける必
要をなくしているため、従来に比してモータを軸線方向
に小型化できると共に、マッチングの難しいカバーとモ
ータの機構部とのマッチングが不要にされて、製造コス
トを低減できる。さらにまた、両弾性体が共通部品にさ
れるため、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る超音波モータを示す横断面
図である。
【図2】ステータ側振動子またはロータ側振動子の一方
面側の平面図である。
【図3】ステータ側振動子またはロータ側振動子の他方
面側の平面図である。
【図4】進行波が発生している際のステータ/ロータ接
触部分を円周方向に沿って切った断面図である。
【図5】第2実施形態に係る超音波モータを示す横断面
図である。
【図6】第3実施形態に係る超音波モータを示す横断面
図である。
【符号の説明】
1…超音波モータ本体、2…電気制御部、5…ステータ
(固定子)、5e…ステータ側弾性体(固定側弾性
体)、5s…ステータ側凹部(固定側弾性体の凹部)、
5v…ステータ側振動子(固定側振動子)、6…ロータ
(回転子)、6e…ロータ側弾性体(可動側弾性体)、
6s…ロータ側凹部(可動側弾性体の凹部)、6v…ロ
ータ側振動子(可動側振動子)、21…ロータリートラ
ンス(給電体)、51…摺電装置(給電体)、51A…
ステータ側給電体、51B…ロータ側給電体、53a〜
53d…導電性ブラシ、55a〜55d…導電体、Y…
空間部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定側弾性体及びこの固定側弾性体に設
    けた固定側振動子を有する固定子と、前記固定側弾性体
    に対向し圧接する可動側弾性体及びこの可動側弾性体に
    設けた可動側振動子を有する回転子と、を備え、前記両
    振動子に対して所定の周波数の信号を各々供給すること
    により当該両振動子を振動させ、この振動に応じて前記
    各弾性体の圧接面に発生する進行波により前記回転子を
    駆動する超音波モータにおいて、 前記固定側弾性体及び前記可動側弾性体は、対向する凹
    部を各々備えて互いに同一形状を成し、 前記対向する凹部同士間に画成された空間部に、前記可
    動側振動子に前記所定の周波数の信号を供給する給電体
    を配置したことを特徴とする超音波モータ。
  2. 【請求項2】 前記給電体は、ロータリートランスであ
    ることを特徴とする請求項1記載の超音波モータ。
  3. 【請求項3】 前記給電体は、前記固定子または前記回
    転子の何れか一方に設けられた導電性ブラシと、他方に
    設けられ前記導電性ブラシに摺接する導電体と、から成
    る摺電装置であることを特徴とする請求項1記載の超音
    波モータ。
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