JP2877635B2 - ドロップアウト検出装置 - Google Patents

ドロップアウト検出装置

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JP2877635B2
JP2877635B2 JP4307208A JP30720892A JP2877635B2 JP 2877635 B2 JP2877635 B2 JP 2877635B2 JP 4307208 A JP4307208 A JP 4307208A JP 30720892 A JP30720892 A JP 30720892A JP 2877635 B2 JP2877635 B2 JP 2877635B2
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徹 澁澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録媒体中の信号
欠陥部を検出する装置、いわゆるドロップアウト検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープを再生してその再生信
号にドロップアウトが発生した場合、再生RF信号の検
波電圧と一定の基準電圧とを比較し、検波電圧が基準電
圧を下回ればドロップアウトと判別し、ドロップアウト
補償が成されている。ところで、一般に磁気テープ或る
いは磁気ヘッドには磁気特性上のバラツキが有り、磁気
テープの種類によって再生出力に差が生じる。そこで、
再生信号のエンベロープレベルの平均値をとり、基準電
圧と比較してドロップアウトを検出する技術が例えば、
公開特許公報 特開平1−211274号(G11B
20/06)に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磁気テープ
を再生しその再生RF信号の出力レベルが設定値よりも
小さい場合、正常に再生されていてもドロップアウトと
判別されることがある。特に、磁気テープによって再生
出力が異なった場合、出力の低い磁気テープでは正常再
生時でもドロップアウトと判別され、出力の高い磁気テ
ープではドロップアウトが生じても正常再生と判別され
ると云った不具合がある。
【0004】上述の先行技術では、再生される映像信号
の絵柄によってFM周波数が異なると、テープに対する
ヘッド出力の周波数特性が異なることから、検波電圧が
絵柄によって変動し、ドロップアウトを誤判別すること
がある。また、複数ヘッドに対する各チャンネル毎に基
準電圧を設定することができない(連続したエンベロー
プからでなければ、正常な基準電圧を得ることができな
い)。従って、フィールド毎のドロップアウトの検出が
不可能である。
【0005】
【課題を解決するための手段】磁気媒体上に周波数変調
により映像信号を記録/再生する磁気記録再生装置にお
いて、再生RF信号を検波する検波回路と、スイッチを
介して接続され前記検波電圧を保持する容量素子と、該
保持電圧を可変調整して得られる所定電圧を基準電圧と
して前記検波電圧と比較する電圧比較器と、前記スイッ
チ制御信号を作成するサンプリングパルス発生回路によ
り構成する。ここで、制御信号は、前記再生RF信号を
復調後同期分離される垂直同期信号と、RFスイッチン
グパルスとから作成される。
【0006】
【作用】基準電圧はFMの決まった周波数の位置でサン
プリングを行うので、極めて安定した基準電圧が得られ
る。また、前記基準電圧は、平均再生レベルが高い時に
上がり低いときには下がるので、基準電圧と検波電圧を
比較すれば、平均再生レベルの高低に関係なく、また基
準電圧を調整することなく安定したドロップアウトを検
出することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の具体的な一実施例を図面を参
照しながら説明する。図1は回路ブロック図、図2は図
1の各部の波形図、図3はそれぞれ再生テープの周波数
特性図及びFM変調のスペクトラム・アロケーションを
示す図である。
【0008】図において、1は再生RF信号入力端子、
2はFM復調器、3は復調映像信号から垂直同期信号を
分離する同期信号分理回路、4は復調映像信号出力端
子、5は再生RF信号を検波する検波回路、6はバッフ
ァアンプ(緩衝増幅器)、7及び8は制御信号によりO
N/OFF制御されるスイッチ、9及び10は逆流阻止
用のダイオード、11及び12は容量素子(コンデン
サ)、13及び14は所定の判別レベルを設定するため
の即ち、基準電圧調整用の可変抵抗素子(ボリューム)
である。容量素子11,12と可変抵抗素子13,14
で決まる時定数τ1は、前記検波回路5の時定数(τ=
CR)より長く設定する。15及び16は前記検波電圧
と基準電圧とを比較する電圧比較器、17及び18はア
ンド回路、19はインバータ、20及び21はドロップ
アウトパルス出力端子、22は前記スイッチ7及び8を
制御する信号を作成するサンプリングパルス発生回路、
23はRFスイッチングパルス入力端子である。
【0009】次に本発明の動作について説明する。入力
端子1から入力された再生RF信号(図2a)は、FM
復調器2で復調され、出力端子4に出力される。一方、
再生RF信号aは検波回路5で検波され、バッファアン
プ6で増幅され信号bとして低インピーダンスで電圧比
較器15,16の負端子とアナログスイッチ7,8に入
力される。
【0010】端子23から入力されるRFスイッチング
パルスcと、FM復調信号から同期分離回路3で分離さ
れた垂直同期信号dがサンプリングパルス発生回路22
に入力され、該サンプリングパルス発生回路22からR
Fスイッチングパルスcの極性と位相に基づいてチャン
ネルAとチャンネルBのそれぞれに対応するサンプリン
グパルスe及びfが出力され、スイッチ7,8を制御
(ON)する。
【0011】従って、該パルスe,fの発生期間スイッ
チ7,8がONされ、前記検波信号bがダイオード9,
10を介してコンデンサ11,12に、垂直同期信号位
置における検波電圧まで充電される。該充電電圧は、ボ
リューム13,14で所定の値g,hに調整され、その
調整された電圧が基準電圧g,hとして電圧比較器1
5,16の正の端子に印加される。電圧比較器15,1
6で両電圧が比較され、検波信号(再生RF信号)bの
レベルが基準電圧g又はhを下回れば、アンド回路1
7,18を介してそれぞれのフィールドに対応したドロ
ップアウトパルスi,jが出力端子20,21から出力
される。なお、図3(b)は、FM変調の周波数対応す
るスペクトラム・アロケーションを示した図である。
【0012】上述の実施例では、基準となる電圧レベル
は、垂直同期信号のタイミングを用いたが、例えば水平
同期信号やペデスタル信号と云った映像信号の決まった
電圧値が出現する位置、即ちFM上での決まった周波数
位置でサンプリングしても良い。
【0013】
【発明の効果】上述のように本発明の構成によれば、使
用する磁気テープに出力特性の差があっても、基準とな
る周波数での出力に対する相対比較になるので、再生R
F出力レベルの絶対値によらない精度の良いドロップア
ウト検出が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路ブロック図である。
【図2】回路ブロック図の各部における動作波形図であ
る。
【図3】再生テープの周波数特性図及び、FM変調のス
ペクトラム・アロケーションを示す図である。
【符号の説明】 3 同期分離回路 5 検波回路 7,8 スイッチ 11,12 容量素子 13,14 可変抵抗素子 15,16 電圧比較器 22 サンプリングパルス発生回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体上に周波数変調により映像
    信号を記録/再生する磁気記録再生装置において、再生
    RF信号を検波する検波回路と、該検波回路とスイッチ
    を介して接続されると共に該検波回路からの電圧を保持
    する容量素子と、該容量素子によって保持される電圧を
    可変調整して得られる所定の電圧を基準電圧として前記
    検波回路からの電圧と比較する電圧比較器と、前記スイ
    ッチを制御するための制御信号を作成するサンプリング
    パルス発生回路とからなるドロップアウト検出装置。
  2. 【請求項2】 前記サンプリングパルス発生回路によっ
    て作成される前記スイッチを制御するための制御信号
    は、前記再生RF信号を復調後同期分離によって得られ
    る垂直同期信号と、RFスイッチングパルスとによって
    作成される請求項1のドロップアウト検出装置。
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