JP2532452B2 - 色信号再生処理回路 - Google Patents

色信号再生処理回路

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JP2532452B2
JP2532452B2 JP62077754A JP7775487A JP2532452B2 JP 2532452 B2 JP2532452 B2 JP 2532452B2 JP 62077754 A JP62077754 A JP 62077754A JP 7775487 A JP7775487 A JP 7775487A JP 2532452 B2 JP2532452 B2 JP 2532452B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、2種類の色差信号が1Hごとに交互に異なる
キャリア周波数でFM変調され記録された記録媒体から再
生された色信号の再生処理回路に関するものであり、特
に2種類の色差信号を判別する回路に関するものであ
る。
従来の技術 近年、映像信号を磁気ディスク上に記録,再生を行な
う装置、すなわち電子スチルカメラ及び再生機が開発、
実用化されている。色信号の記録は2種類の色差信号の
線順次化信号を異なるキャリア周波数でFM変調して行な
われる。従って、色信号を再生するためには線順次化信
号から2種類の色差信号を判別し、元の2種類の色差信
号を得る必要がある。
以下、図面を参照しながら従来の色信号再生処理回路
について説明する。
第3図は従来の色信号再生処理回路の一例を示すもの
である。第3図において、1は磁気ディスク(または光
ディスク)であり、映像信号がFM変調記録されている。
2は磁気ヘッド(またはレーザピックアップ)であり、
記録された信号を再生し、プリアンプ3が信号を増幅す
る。4はLPFであり、FM変調信号から色信号成分を分離
する。5はFM復調器、6はサンプルホールド回路であ
り、1Hごとに色差信号をサンプルホールドする。21は増
幅器である。22はHPF、7は電圧比較器である。13は色
差判別回路であり、Dフリップフロップ24により構成さ
れる。20は色差判別信号出力端子である。18は水平同期
信号入力端子であり、サンプルホールド回路6のサンプ
リングパルス及び、Dフリップフロップ24のクロックと
して用いられる。
以上のように構成された色信号再生処理回路につい
て、以下第3図及び第4図を用いて、その動作を説明す
る。
まず、第4図は第3図の各ブロック入出力端子におけ
る電圧波形の一例を示す。波形aはFM復調器5によりFM
復調された色差信号であり、R−Y信号とB−Y信号が
ΔVのDC電位差を持って1Hごとに順次次化されている。
波形bは水平同期信号入力端子18より入力する入力同期
信号であり、波形fは波形bによりサンプルホールド回
路6においてサンプルホールドされた色差信号を示す。
波形fにおいて1HごとのDC電位差ΔVは通常数10mVから
100mV程度であるので、波形fは増幅器21により増幅さ
れる。増幅器21の出力はHPF22によりエッジ検出され
る。波形nはHPF22の出力と電圧比較器7の比較電圧V
refを示す。波形hは電圧比較器7の出力を示す。波形
mはDフリップ24の正出力を示すものであり、波形bの
クロックにより、1HごとにH(ハイ)とL(ロー)を繰
り返し、波形hのパルス入力時にLレベルとなる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では以下のような問
題点を有していた。上記回路をIC回路で構成する場合、
ICの外付け回路及びICのピン数が多くなる。すなわち、
サンプルホールド回路の出力は1HごとのDC電位差に比べ
て、色差信号の違いによるDC電位の変化が非常に大きい
ため、増幅器の入力は容量結合する必要がある。IC内部
で大容量のコンデンサやHPFを作ることは困難であり、
そのためにICの外付け回路及びピン数が多くなるという
問題を有していた。
またエッジ検出により色差信号の判別を行なうため、
ノイズによる誤動作が生じたり、HPFの時定数を適当に
選ばなければ動作が不安定になるという問題を有してい
た。
本発明は上記問題点に鑑み、IC回路における外付け回
路及びピン数を減らし、安定に動作する色信号再生処理
回路を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の色信号再生処理
回路は、2種類の色差信号が1Hごとに交互に異なるキャ
リア周波数でFM変調記録された記録媒体よりFM色差信号
を再生する再生手段と、前記FM色差信号をFM復調するFM
復調器と、水平同期信号と1Hごとに極性の切り替わる制
御信号により、2Hの周期を持ち、位相が180度異なる2
種類のパルス信号を発生するサンプルパルス発生回路
と、前記FM復調器の出力を前記サンプルパルス発生回路
の第1の出力により2Hごとにサンプルホールドする第1
のサンプルホールド回路と、FM復調器の出力を前記サン
プルパルス発生回路の第1の出力と位相が180度異なる
第2の出力によりサンプルホールドする第2のサンプル
ホールド回路と、第1のサンプルホールド回路の出力と
第2のサンプルホールド回路の出力とを電圧比較する電
圧比較器と、この電圧比較器の出力と前記1Hごとに極性
の切り替わる制御信号により前記2種類の色差信号を判
別する色差判別信号を発生する色差判別回路とを備えた
ものである。
作用 本発明は上記した構成によって、2種類の色差信号の
DC電位差のみを検出するため、DC変動分を除去するため
の容量を用いる必要がなく、またエッジ検出を行なわな
いためHPFを用いる必要がないため、IC回路の外付け回
路及びピン数を減少し、ノイズ等による影響を受けずに
安定に色差信号の判別を行なうことができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の色信号再生処理回路につい
て、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における色信号再生処理回
路のブロック図を示すものである。第1図において、1
は磁気ディスク(または光ディスク)であり、映像信号
がFM変調復調されている。2は磁気ヘッド(またはレー
ザピックアップ)であり、記録された信号を再生し、プ
リアンプ3が信号を増幅する。4はLPFであり、FM変調
信号から色信号成分を分離する。5はFM復調器である。
61及び62はサンプルホールド回路であり、それぞれサン
プルパルス発生回路10及び8の出力により、異なる2Hご
とにFM復調器5の出力をサンプルホールドする。サンプ
ルホールド発生回路8はNOR回路9,サンプルパルス発生
回路10はインバータ11とNOR回路12により構成され、共
に水平同期信号入力端子18により入力される水平同期信
号と疑似色差判別信号入力端子19より入力される1Hごと
にH(ハイ)とL(ロー)を繰り返す信号によりサンプ
ルパルスを発生する。7は電圧比較器であり、サンプル
ホールド回路61及び62の出力を電圧比較する。13は色差
判別回路であり、電圧比較器7の出力とサンプルパルス
発生回路10の出力により、色差信号の判別を行なう。色
差判別回路13はNOR回路14,16及び17とインバータ15によ
り構成される。20は色差判別信号出力端子である。
以上のように構成された色信号再生処理回路について
以下第1図及び第2図を用いてその動作を説明する。
まず第2図は第1図における各ブロックの出力端子に
おける電圧波形の一例を示す。波形aはFM復調器5によ
りFM復調された色差信号であり、R−Y信号とB−Y信
号がΔVのDC電位差を持って1Hごとに線順次化されてい
る。はR−Y信号の零レベルのDC電位とB−Y信号の
零レベルのDC電位の平均DC電位である。波形bは水平同
期信号入力端子より入力される水平同期信号である。波
形cは疑似色差判別信号入力端子19より入力される1Hご
とにHとLを繰り返す信号である。波形dはサンプルパ
ルス発生回路10の出力であり、波形b及びcからインバ
ータ11とNOR回路12によりつくられ、サンプルホールド
回路61に入力されて波形aを2Hごとにサンプルホールド
する。波形eはサンプルパルス発生回路8の出力であ
り、波形b及びcからNOR回路9によりつくられ、サン
プルホールド回路62に入力されて波形aを前述と異なる
2Hごとにサンプルホールドする。波形f及びgは、サン
プルホールド回路61及び62の出力であり、それぞれ電圧
比較器7の+及び−入力端子に入力される。波形hは電
圧比較器7の出力である。波形i及びjは、波形c及び
その反転信号である。波形kはNOR回路14の出力であ
り、波形hとiのNORを取ったものである。波形lはNOR
回路16に出力であり、波形hの反転信号(インバータ15
の出力)と波形jのNORを取ったものである。波形mはN
OR回路17の出力であり、波形k及びlのNORを取ったも
ので、色差判別信号出力端子20より出力される。
以上のように本実施例によれば、異なる2Hごとにサン
プルホールドする2つのサンプルホールド回路とそれら
の出力を電圧比較する電圧比較器を設けることにより、
波形f及びgからもわかるように色差信号の違いによる
DC電位の変動と無関係に1HごとのDC電位差のみを検出
できる。そのためDC変動分除去のための容易が不要とな
り、またエッジ検出を行なわないためHPFが不要となる
ため、IC回路の外付け回路及びピン数を減少すると共に
ノイズに対する影響を少なくし安定な動作を行なうこと
ができる。
なお、本実施例において、波形cの極性が反転した場
合においても、波形mの極性に変化はない。すなわちそ
の場合、波形dとe,fとg,iとj,kとlがそれぞれ入り替
り、波形hの極性が反転しHとなるため、波形mは変化
せず正しい色差判別信号を得ることができる。
発明の効果 以上のように、本発明は再生した線順次色差信号を異
なる2Hごとにサンプルホールドする2つのサンプルホー
ルド回路とそれらの出力を電圧比較する電圧比較器を設
けることにより、色差信号の違いによるDC変動と無関係
に1HごとのDC電位差のみを検出できる。そのためDC変動
分除去のための容量やエッジ検出用のHPF等が不要とな
り、IC回路実現の際に外付け回路及びピン数を削減でき
ると共にノイズに対する影響を少なくすることができ、
実用上きわめて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における色信号再生処理回路
のブロック図、第2図は第1図の各ブロック出力端子の
電圧波形図、第3図は従来例の色信号再生処理回路のブ
ロック図、第4図は第3図の各ブロック出力端子の電圧
波形図である。 6,61,62……サンプルホールド回路、7……電圧比較
器、13……色差判別回路、8,10……サンプルパルス発生
回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種類の色差信号が1H(Hは水平走査周
    期)ごとに交互に異なるキャリア周波数でFM変調され記
    録された記録媒体よりFM色差信号を再生する再生手段
    と、前記FM色差信号をFM復調するFM復調器と、水平同期
    信号と1Hごとに極性の切り替わる制御信号により、2Hの
    周期を持ち、位相が180度異なる2種類のパルス信号を
    発生するサンプルパルス発生回路と、前記FM復調器の出
    力を前記サンプルパルス発生回路の第1の出力により2H
    ごとにサンプルホールドする第1のサンプルホールド回
    路と、前記FM復調器の出力を前記サンプルパルス発生回
    路の第1の出力と位相が180度異なる第2の出力により
    サンプルホールドする第2のサンプルホールド回路と、
    前記第1のサンプルホールド回路の出力と前記第2のサ
    ンプルホールド回路の出力とを電圧比較する電圧比較器
    と、前記電圧比較器の出力と前記1Hごとに極性の切り替
    わる制御信号により前記2種類の色差信号を判別する色
    差判別信号を発生する色差判別回路とを備えることを特
    徴とする色信号再生処理回路。
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