JP2877500B2 - 交換可能なスリーブ状圧胴シェルを備えた圧胴を有する印刷機 - Google Patents
交換可能なスリーブ状圧胴シェルを備えた圧胴を有する印刷機Info
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- JP2877500B2 JP2877500B2 JP2328739A JP32873990A JP2877500B2 JP 2877500 B2 JP2877500 B2 JP 2877500B2 JP 2328739 A JP2328739 A JP 2328739A JP 32873990 A JP32873990 A JP 32873990A JP 2877500 B2 JP2877500 B2 JP 2877500B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F9/00—Rotary intaglio printing presses
- B41F9/06—Details
- B41F9/18—Auxiliary devices for exchanging forme cylinders
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
- B41F13/08—Cylinders
- B41F13/20—Supports for bearings or supports for forme, offset, or impression cylinders
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41P—INDEXING SCHEME RELATING TO PRINTING, LINING MACHINES, TYPEWRITERS, AND TO STAMPS
- B41P2227/00—Mounting or handling printing plates; Forming printing surfaces in situ
- B41P2227/20—Means enabling or facilitating exchange of tubular printing or impression members, e.g. printing sleeves, blankets
- B41P2227/21—Means facilitating exchange of sleeves mounted on cylinders without removing the cylinder from the press
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも１つの圧胴を有する印刷機であ
って、圧胴には、交換可能な少なくとも１つのスリーブ
状圧胴シェルと、圧胴を着脱自在に取り付けるベアリン
グとが設けられており、圧胴がその１つの短軸に隣接す
る印刷機のフレームから自由に突出できるようになって
いて、圧胴シェルの交換が行えるように構成した印刷機
に関する。
って、圧胴には、交換可能な少なくとも１つのスリーブ
状圧胴シェルと、圧胴を着脱自在に取り付けるベアリン
グとが設けられており、圧胴がその１つの短軸に隣接す
る印刷機のフレームから自由に突出できるようになって
いて、圧胴シェルの交換が行えるように構成した印刷機
に関する。
この種の印刷機として、例えば西ドイツ国特許第35 0
0 319号明細書に開示されたものが知られており、該印
刷機においては、ベアリングは、これと関連するベアリ
ングブロック（該ベアリングブロックは、ガイドロッド
上で摺動自在に取り付けられている）と一緒に圧胴の短
軸から引き抜くことによって取り外しできるようになっ
ている。ベアリングが引き抜かれかつガイドロッドが支
持側壁から取り外されると、ベアリング及びベアリング
ブロックは、枢着されたＵ字形部材によって揺動できる
ようになり、次に、圧胴シェルを圧胴から引き抜くこと
ができるようになる。次いで、圧胴は、伸長可能な支持
シェルと、他の非取り外し形のベアリングに設けられた
引っ込み可能な支持ヨークとの間に保持される。この公
知の印刷機においては、一方のベアリングを取り外す手
段及び他方のベアリング内に圧胴を保持して該ベアリン
グから自由に突出できるようにする手段が比較的高価で
あり、また、圧胴が回転自在に取り付けられている側壁
に孔が形成されていない場合や、この孔を設けることが
側壁及び機械フレーム全体の強度を弱めることになると
いう構造上の配慮から孔が設けられない場合にも、ベア
リング及びこれに関連するベアリングブロックを圧胴の
短軸から完全に引き抜くことはできない。
0 319号明細書に開示されたものが知られており、該印
刷機においては、ベアリングは、これと関連するベアリ
ングブロック（該ベアリングブロックは、ガイドロッド
上で摺動自在に取り付けられている）と一緒に圧胴の短
軸から引き抜くことによって取り外しできるようになっ
ている。ベアリングが引き抜かれかつガイドロッドが支
持側壁から取り外されると、ベアリング及びベアリング
ブロックは、枢着されたＵ字形部材によって揺動できる
ようになり、次に、圧胴シェルを圧胴から引き抜くこと
ができるようになる。次いで、圧胴は、伸長可能な支持
シェルと、他の非取り外し形のベアリングに設けられた
引っ込み可能な支持ヨークとの間に保持される。この公
知の印刷機においては、一方のベアリングを取り外す手
段及び他方のベアリング内に圧胴を保持して該ベアリン
グから自由に突出できるようにする手段が比較的高価で
あり、また、圧胴が回転自在に取り付けられている側壁
に孔が形成されていない場合や、この孔を設けることが
側壁及び機械フレーム全体の強度を弱めることになると
いう構造上の配慮から孔が設けられない場合にも、ベア
リング及びこれに関連するベアリングブロックを圧胴の
短軸から完全に引き抜くことはできない。
従って本発明の目的は、冒頭に述べた種類の印刷機で
あって、簡単な方法で圧胴シェルを交換することができ
る印刷機を提供することにある。
あって、簡単な方法で圧胴シェルを交換することができ
る印刷機を提供することにある。
冒頭に述べた種類の印刷機において、本発明によれ
ば、上記目的は、次のような構成、すなわち、前記ベア
リングが、ベアリングシェル部分を備えたヒンジ形ベア
リングからなり、ベアリングシェル部分は、圧胴が水平
面内で揺動することを可能にする位置まで揺動すること
ができ、圧胴の一端には短軸が設けられており、該短軸
は関連するヒンジ形ベアリングを越えて延びており、前
記短軸は、その端部の頂部において支持シェル部分を支
持しており、該支持シェル部分は、軸線方向には移動で
きないけれども垂直軸線の回りで回転できるように印刷
機のフレームに取り付けられており、移動可能な水平支
持レールすなわち摺動案内が設けられており、該支持レ
ールは下から移動して、圧胴と係合するか、又は前記ヒ
ンジ形ベアリング同士の間の位置で、前記圧胴に連結さ
れた軸部分と係合でき、前記支持レールは所定位置に固
定できるようになっており、前記支持シェル部分と支持
レールとの間に保持された圧胴が、前記支持シェル部分
の垂直枢軸の回りで枢動して、前記開いたヒンジ形ベア
リングから出ることができるようにした構成により達成
される。この結果、本発明の印刷機は、簡単な方法で圧
胴シェルを交換することができる。なぜならば、ヒンジ
形ベアリングが開いているときに圧胴を保持しておく手
段が設けられており、該手段は、一方のヒンジ形ベアリ
ングに近接した位置にある垂直軸線の回りで圧胴が枢動
することを可能にし、圧胴が外方に揺動していて、斜め
の位置に自由に突出しておりかつ圧胴が斜めの位置に自
由に突出しているときには、交換すべき圧胴シェルを圧
胴から引き出すことができるからである。
ば、上記目的は、次のような構成、すなわち、前記ベア
リングが、ベアリングシェル部分を備えたヒンジ形ベア
リングからなり、ベアリングシェル部分は、圧胴が水平
面内で揺動することを可能にする位置まで揺動すること
ができ、圧胴の一端には短軸が設けられており、該短軸
は関連するヒンジ形ベアリングを越えて延びており、前
記短軸は、その端部の頂部において支持シェル部分を支
持しており、該支持シェル部分は、軸線方向には移動で
きないけれども垂直軸線の回りで回転できるように印刷
機のフレームに取り付けられており、移動可能な水平支
持レールすなわち摺動案内が設けられており、該支持レ
ールは下から移動して、圧胴と係合するか、又は前記ヒ
ンジ形ベアリング同士の間の位置で、前記圧胴に連結さ
れた軸部分と係合でき、前記支持レールは所定位置に固
定できるようになっており、前記支持シェル部分と支持
レールとの間に保持された圧胴が、前記支持シェル部分
の垂直枢軸の回りで枢動して、前記開いたヒンジ形ベア
リングから出ることができるようにした構成により達成
される。この結果、本発明の印刷機は、簡単な方法で圧
胴シェルを交換することができる。なぜならば、ヒンジ
形ベアリングが開いているときに圧胴を保持しておく手
段が設けられており、該手段は、一方のヒンジ形ベアリ
ングに近接した位置にある垂直軸線の回りで圧胴が枢動
することを可能にし、圧胴が外方に揺動していて、斜め
の位置に自由に突出しておりかつ圧胴が斜めの位置に自
由に突出しているときには、交換すべき圧胴シェルを圧
胴から引き出すことができるからである。
ヒンジ形ベアリングは公知の形式なもので、迅速に開
閉することができる。圧胴が支持シェル部分（該支持シ
ェル部分は圧胴の１つの衝合部を構成する）の垂直枢軸
の回りで外方に揺動すると、摺動案内（slideway）が移
動して圧胴と係合するときに、支持レールの摺動案内に
より他方の衝合部が形成される。
閉することができる。圧胴が支持シェル部分（該支持シ
ェル部分は圧胴の１つの衝合部を構成する）の垂直枢軸
の回りで外方に揺動すると、摺動案内（slideway）が移
動して圧胴と係合するときに、支持レールの摺動案内に
より他方の衝合部が形成される。
支持シェル部材は、滑り面ベアリング（sliding surf
ace bearing）のシェル部分で形成することができ、そ
の場合には、印刷作業中に取り外す必要はない。
ace bearing）のシェル部分で形成することができ、そ
の場合には、印刷作業中に取り外す必要はない。
前記支持レールは、印刷機フレームに枢着された支持
レバーの端部に保持されており、前記支持レバーを、該
支持レバーが外方に揺動した保持位置と、内方に揺動し
たスタンバイ位置との間で枢動させる支持手段が設けら
れている。支持レールは、流体作動形のピストン−シリ
ンダ装置のピストンロッドに固定することもできる。ま
た、支持レールを支持する支持レバーも、流体作動形の
ピストン−シリンダ装置により枢動されるように構成し
てもよい。
レバーの端部に保持されており、前記支持レバーを、該
支持レバーが外方に揺動した保持位置と、内方に揺動し
たスタンバイ位置との間で枢動させる支持手段が設けら
れている。支持レールは、流体作動形のピストン−シリ
ンダ装置のピストンロッドに固定することもできる。ま
た、支持レールを支持する支持レバーも、流体作動形の
ピストン−シリンダ装置により枢動されるように構成し
てもよい。
前記支持手段はトグルジョイントを備えており、該ト
グルジョイントの一端は前記支持レバーに枢着されてお
り、他端は印刷機フレームに枢着されており、前記トグ
ルジョイントは、該トグルジョイントが前記支持レバー
をその支持位置に保持する伸長位置において阻止される
ようになっている。前記トグルアームの一方には溝が形
成されており、他方のトグルアームは前記溝の側壁内で
移動できるように取り付けられていて、前記他方のトグ
ルアームは、これが内方に揺動しているときには、前記
溝内に部分的に受け入れられるようになっている。この
設計により、コンパクトな支持手段を提供することが可
能になる。なぜならば、トグルジョイント及び支持レバ
ーが４節リンク機構を構成し、このリンク機構は、支持
レバーが内方に揺動する位置に折り畳まれて、外方のト
グルアームと接触しかつ該トグルアームに対して平行に
なるからである。
グルジョイントの一端は前記支持レバーに枢着されてお
り、他端は印刷機フレームに枢着されており、前記トグ
ルジョイントは、該トグルジョイントが前記支持レバー
をその支持位置に保持する伸長位置において阻止される
ようになっている。前記トグルアームの一方には溝が形
成されており、他方のトグルアームは前記溝の側壁内で
移動できるように取り付けられていて、前記他方のトグ
ルアームは、これが内方に揺動しているときには、前記
溝内に部分的に受け入れられるようになっている。この
設計により、コンパクトな支持手段を提供することが可
能になる。なぜならば、トグルジョイント及び支持レバ
ーが４節リンク機構を構成し、このリンク機構は、支持
レバーが内方に揺動する位置に折り畳まれて、外方のト
グルアームと接触しかつ該トグルアームに対して平行に
なるからである。
本発明の更に別の特徴によれば、前記支持アーム及び
前記トグルジョイントは、印刷機フレームの側部に形成
された凹部内に揺動できるようにして、前記凹部内に配
置されている。この特徴により、空間を節約できる設計
が可能になり、印刷機フレームの側部に、印刷機フレー
ムを弱くするような孔を形成する必要がなくなる。
前記トグルジョイントは、印刷機フレームの側部に形成
された凹部内に揺動できるようにして、前記凹部内に配
置されている。この特徴により、空間を節約できる設計
が可能になり、印刷機フレームの側部に、印刷機フレー
ムを弱くするような孔を形成する必要がなくなる。
好ましくは、前記外方のトグルアームは、シャフトに
固定し、該シャフトを、フォーク状支持部材の間で該支
持部材に回転自在に取り付け、前記シャフトを作動レバ
ーに連結し、前記シャフトが、該作動レバーによって回
転させて、前記トグルジョイントをその支持位置と休止
位置との間で枢動させるように構成する。また、前記作
動レバーをリングによって前記シャフトに固定し、リン
グには戻り止めピンを設け、前記トグルジョイントがそ
の支持位置及び休止位置にあるときに、該戻り止めピン
が、前記支持部材の関連する戻り止め孔内に嵌入される
ようにして、トグルジョイントがいずれかの前記位置に
ロックされるようにする。
固定し、該シャフトを、フォーク状支持部材の間で該支
持部材に回転自在に取り付け、前記シャフトを作動レバ
ーに連結し、前記シャフトが、該作動レバーによって回
転させて、前記トグルジョイントをその支持位置と休止
位置との間で枢動させるように構成する。また、前記作
動レバーをリングによって前記シャフトに固定し、リン
グには戻り止めピンを設け、前記トグルジョイントがそ
の支持位置及び休止位置にあるときに、該戻り止めピン
が、前記支持部材の関連する戻り止め孔内に嵌入される
ようにして、トグルジョイントがいずれかの前記位置に
ロックされるようにする。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例をより詳細
に説明する。
に説明する。
図面には、グラビア印刷機の左側のサイドフレーム１
の一部のみが示されており、該サイドフレーム１の内側
には、ねじ（図示せず）により固定されたプレート２が
設けられている。このプレート２には、公知の方法によ
りよりヒンジ形ベアリング３が支持されており、該ベア
リング３には圧胴５の短軸４が回転自在に取り付けられ
ている。グラビア印刷機のこのサイドフレーム１とは反
対側のサイドフレーム（図示せず）にも、圧胴５の右側
の短軸を取り付けるためのヒンジ形ベアリングを支持す
るプレートが設けられている。この点に関しては、両サ
イドフレームは同一である。しかしながら、圧胴５の左
端においては、短軸４が延長されていて、サイドフレー
ム１に形成された凹部６内に延入している。この延長し
た短軸４には、滑り面ベアリングのシェル部分７が設け
られている。該シェル部分７はピン８に固定されてお
り、該ピン８は、サイドフレーム１に固定されたブラケ
ット９内で回転自在に取り付けられている。滑り面ベア
リングのシェル部分７に作用する力は、スラストベアリ
ング10を介してブラケット９に加えられる。
の一部のみが示されており、該サイドフレーム１の内側
には、ねじ（図示せず）により固定されたプレート２が
設けられている。このプレート２には、公知の方法によ
りよりヒンジ形ベアリング３が支持されており、該ベア
リング３には圧胴５の短軸４が回転自在に取り付けられ
ている。グラビア印刷機のこのサイドフレーム１とは反
対側のサイドフレーム（図示せず）にも、圧胴５の右側
の短軸を取り付けるためのヒンジ形ベアリングを支持す
るプレートが設けられている。この点に関しては、両サ
イドフレームは同一である。しかしながら、圧胴５の左
端においては、短軸４が延長されていて、サイドフレー
ム１に形成された凹部６内に延入している。この延長し
た短軸４には、滑り面ベアリングのシェル部分７が設け
られている。該シェル部分７はピン８に固定されてお
り、該ピン８は、サイドフレーム１に固定されたブラケ
ット９内で回転自在に取り付けられている。滑り面ベア
リングのシェル部分７に作用する力は、スラストベアリ
ング10を介してブラケット９に加えられる。
ブラケット９の近くにはホルダ11が配置されており、
該ホルダ11は、ねじによりサイドフレーム１に固定され
ている。ホルダ11には、Ｕ字形レバー16の２つのサイド
バー14、15が、ピン13を介して枢着されている。ピン13
とは反対側のレバー16の端部において、２つのサイドバ
ー14、15には別のピン17が設けられており、該ピン17に
は、両サイドバー14、15の間でトグルアーム18が自由に
枢着されている。ピン17とは反対側の端部において、ト
グルアーム18は、別のピン19を介して別のトグルアーム
20に自由に枢着されている。第４図から明らかなよう
に、トグルアーム20は塊状部材で形成されており、該塊
状部材にはフライス加工による溝21が形成されている。
この溝21の深さは、トグルアーム20の支持孔22の方に向
かって徐々に減少している。トグルアーム20の支持孔22
内にはシャフト23が取り付けられており、該シャフト23
は、トグルアーム20のボア24′に挿入されるロックピン
24によってトグルアーム20に固定されている。トグルア
ーム20の両側において、シャフト23は、フレーム１に固
定されたホルダ25、26内で回転自在に支持されている。
シャフト23はホルダ26から外方に突出しており、該突出
部27にはハンドル28が固定されている。第１図及び第２
図に示すように、ホルダ26には２つの戻り止め孔29、30
が設けられている。ハンドル28の角度位置に基づいて、
該ハンドル28に関連した設けられたロック部材31が、前
記戻り止め孔29、30のいずれか一方の中に延入するよう
になっている。ハンドル28が第１図及び第３図に示す位
置を占めるとき、該ハンドル28は、ロック部材31と戻り
止め孔30とにより、ホルダ26に対してその位置にロック
される。また、図面から明らかなように、サイドフレー
ム１から離れた側のＵ字形レバー16の端部には摺動レー
ル32が設けられており、該摺動レール32は、圧胴５の延
長部33の下から該延長部33に当接している。
該ホルダ11は、ねじによりサイドフレーム１に固定され
ている。ホルダ11には、Ｕ字形レバー16の２つのサイド
バー14、15が、ピン13を介して枢着されている。ピン13
とは反対側のレバー16の端部において、２つのサイドバ
ー14、15には別のピン17が設けられており、該ピン17に
は、両サイドバー14、15の間でトグルアーム18が自由に
枢着されている。ピン17とは反対側の端部において、ト
グルアーム18は、別のピン19を介して別のトグルアーム
20に自由に枢着されている。第４図から明らかなよう
に、トグルアーム20は塊状部材で形成されており、該塊
状部材にはフライス加工による溝21が形成されている。
この溝21の深さは、トグルアーム20の支持孔22の方に向
かって徐々に減少している。トグルアーム20の支持孔22
内にはシャフト23が取り付けられており、該シャフト23
は、トグルアーム20のボア24′に挿入されるロックピン
24によってトグルアーム20に固定されている。トグルア
ーム20の両側において、シャフト23は、フレーム１に固
定されたホルダ25、26内で回転自在に支持されている。
シャフト23はホルダ26から外方に突出しており、該突出
部27にはハンドル28が固定されている。第１図及び第２
図に示すように、ホルダ26には２つの戻り止め孔29、30
が設けられている。ハンドル28の角度位置に基づいて、
該ハンドル28に関連した設けられたロック部材31が、前
記戻り止め孔29、30のいずれか一方の中に延入するよう
になっている。ハンドル28が第１図及び第３図に示す位
置を占めるとき、該ハンドル28は、ロック部材31と戻り
止め孔30とにより、ホルダ26に対してその位置にロック
される。また、図面から明らかなように、サイドフレー
ム１から離れた側のＵ字形レバー16の端部には摺動レー
ル32が設けられており、該摺動レール32は、圧胴５の延
長部33の下から該延長部33に当接している。
ヒンジ形ベアリング３と、図示しない側のサイドフレ
ームに取り付けられたヒンジ形ベアリングとを開くと、
圧胴５は、その一端が短軸４によりブラケット９上に支
持されかつ他端が摺動レール32上に支持された状態のま
ま、ピン８の回りで揺動できるようになる。圧胴５の外
方への枢動運動は、揺動レール32に設けられたストッパ
34により制限される。この端位置において、一方のスリ
ーブ状の圧胴シェルを別の圧胴シェルと交換することが
できる。この交換を行ったならば、圧胴５を揺動して、
第６図に示す元の位置に戻し、ヒンジ形ベアリング３及
び図示しない他の側に設けられたヒンジ形ベアリングを
閉じる。次に、ロックブラケット31を解除して、ハンド
ル28を操作し、該ハンドル28が第２図に示す位置を占め
るまで、シャフト23を反時計回り方向に回転させる。第
２図の位置において、ハンドル28及びシャフト23は、ロ
ックブラケット31と戻り止め孔29とにより保持される。
上記枢動運動の間、トグルアーム20は、第１図に示す位
置から第２図に示す位置まで持ち上げられるようにして
枢動する。また、トグルアーム18は、トグルアーム20の
フライス加工溝21に部分的に入る。すなわち、トグルア
ーム18はピン19の回りで下方に揺動する。この枢動によ
り、Ｕ字形レバー16は、ホルダ11のピン13の回りで下方
に揺動し、これにより、Ｕ字形レバー16もまた第２図に
示すようにサイドフレーム１の凹部６内に入る。圧胴を
外方に枢動させてスリーブ状の圧胴シェルを交換できる
ようにする機構の全体が、通常の印刷作業時に凹部６内
に収容され、この結果、印刷機全体のサイズが大きくな
らないことは明らかである。
ームに取り付けられたヒンジ形ベアリングとを開くと、
圧胴５は、その一端が短軸４によりブラケット９上に支
持されかつ他端が摺動レール32上に支持された状態のま
ま、ピン８の回りで揺動できるようになる。圧胴５の外
方への枢動運動は、揺動レール32に設けられたストッパ
34により制限される。この端位置において、一方のスリ
ーブ状の圧胴シェルを別の圧胴シェルと交換することが
できる。この交換を行ったならば、圧胴５を揺動して、
第６図に示す元の位置に戻し、ヒンジ形ベアリング３及
び図示しない他の側に設けられたヒンジ形ベアリングを
閉じる。次に、ロックブラケット31を解除して、ハンド
ル28を操作し、該ハンドル28が第２図に示す位置を占め
るまで、シャフト23を反時計回り方向に回転させる。第
２図の位置において、ハンドル28及びシャフト23は、ロ
ックブラケット31と戻り止め孔29とにより保持される。
上記枢動運動の間、トグルアーム20は、第１図に示す位
置から第２図に示す位置まで持ち上げられるようにして
枢動する。また、トグルアーム18は、トグルアーム20の
フライス加工溝21に部分的に入る。すなわち、トグルア
ーム18はピン19の回りで下方に揺動する。この枢動によ
り、Ｕ字形レバー16は、ホルダ11のピン13の回りで下方
に揺動し、これにより、Ｕ字形レバー16もまた第２図に
示すようにサイドフレーム１の凹部６内に入る。圧胴を
外方に枢動させてスリーブ状の圧胴シェルを交換できる
ようにする機構の全体が、通常の印刷作業時に凹部６内
に収容され、この結果、印刷機全体のサイズが大きくな
らないことは明らかである。
第１図には、ヒンジ形ベアリング３が開いた位置にあ
るところが示されており、第２図（第２図は、ヒンジ形
ベアリング３を側面図で示すものである）には閉じた位
置にあるところが示されている。このヒンジ形ベアリン
グ３は、固定部分35と、軸37に枢着された枢着部分36と
で構成されていることは明白である。ヒンジ形ベアリン
グ３の前方部分（枢着部分）36がハンドル38により枢動
されて持ち上げられると、ロックピン39が戻り止めレバ
ー41（該戻り止めレバー41は、圧縮ばね42によりストッ
パ43に対して押圧されている）の凹部40内に入る。ヒン
ジ形ベアリング３は、第７図の概略的に示してあるが、
ヒンジ形ベアリング３自体は公知のものであるため、こ
れ以上の詳細な説明は省略する。
るところが示されており、第２図（第２図は、ヒンジ形
ベアリング３を側面図で示すものである）には閉じた位
置にあるところが示されている。このヒンジ形ベアリン
グ３は、固定部分35と、軸37に枢着された枢着部分36と
で構成されていることは明白である。ヒンジ形ベアリン
グ３の前方部分（枢着部分）36がハンドル38により枢動
されて持ち上げられると、ロックピン39が戻り止めレバ
ー41（該戻り止めレバー41は、圧縮ばね42によりストッ
パ43に対して押圧されている）の凹部40内に入る。ヒン
ジ形ベアリング３は、第７図の概略的に示してあるが、
ヒンジ形ベアリング３自体は公知のものであるため、こ
れ以上の詳細な説明は省略する。
圧胴を着脱自在に取り付ける本発明の上記手段は、フ
レキソ印刷機よりも遥かに大きな圧力が加えられるグラ
ビア印刷機の圧胴を取り付けるのに特に適したものであ
る。また、本発明の上記取り付け手段は、印刷機のフレ
ームを弱くする孔を側部に設ける必要はない。
レキソ印刷機よりも遥かに大きな圧力が加えられるグラ
ビア印刷機の圧胴を取り付けるのに特に適したものであ
る。また、本発明の上記取り付け手段は、印刷機のフレ
ームを弱くする孔を側部に設ける必要はない。
第１図は、印刷機の側部に圧胴を取り付ける本発明の手
段の側面図であり、ヒンジ形ベアリングが開かれた状態
にありかつ支持レールが移動されて、一端が移動できる
ように取り付けられておりかつ自由に突出している圧胴
と係合している状態を示すものである。 第２図は、第１図と同様な側面図であり、ヒンジ形ベア
リングが閉じられておりかつ支持手段が休止位置に揺動
している状態を示すものである。 第３図は、第１図のIII−III線に沿って一部を断面した
支持手段を示す側面図である。 第４図は、支持装置のトグルアームを示す断面図であ
る。 第５図は、第４図のＶ−Ｖ線に沿うトグルアームの断面
図である。 第６図は、第１図のVI−VI線に沿う断面図であり、支持
装置を示すものである。 第７図は、第６図のVII−VII線に沿って一部を断面した
ヒンジ形ベアリングの側面図である。 １……サイドフレーム、２……プレート、 ３……ヒンジ形ベアリング、 ４……圧胴の短軸、５……圧胴、 ６……サイドフレームの凹部、 ７……シェル部分、８……ピン、 ９……ブラケット、 10……スラストベアリング、 11……ホルダ、13……ピン、 14、15……サイドバー、 16……Ｕ字形レバー、17……ピン、 18……トグルアーム、19……ピン、 20……トグルアーム、21……フライス加工溝、 22……支持孔、23……シャフト、 24……ロックピン、25、26……ホルダ、 28……ハンドル、29、30……戻り止め孔、 31……ロック部材、32……摺動レール、 34……ストッパ、 35……ヒンジ形ベアリングの固定部分、 36……ヒンジ形ベアリングの枢着部分、 33……ハンドル、39……ロックピン、 41……戻り止めレバー、43……ストッパ。
段の側面図であり、ヒンジ形ベアリングが開かれた状態
にありかつ支持レールが移動されて、一端が移動できる
ように取り付けられておりかつ自由に突出している圧胴
と係合している状態を示すものである。 第２図は、第１図と同様な側面図であり、ヒンジ形ベア
リングが閉じられておりかつ支持手段が休止位置に揺動
している状態を示すものである。 第３図は、第１図のIII−III線に沿って一部を断面した
支持手段を示す側面図である。 第４図は、支持装置のトグルアームを示す断面図であ
る。 第５図は、第４図のＶ−Ｖ線に沿うトグルアームの断面
図である。 第６図は、第１図のVI−VI線に沿う断面図であり、支持
装置を示すものである。 第７図は、第６図のVII−VII線に沿って一部を断面した
ヒンジ形ベアリングの側面図である。 １……サイドフレーム、２……プレート、 ３……ヒンジ形ベアリング、 ４……圧胴の短軸、５……圧胴、 ６……サイドフレームの凹部、 ７……シェル部分、８……ピン、 ９……ブラケット、 10……スラストベアリング、 11……ホルダ、13……ピン、 14、15……サイドバー、 16……Ｕ字形レバー、17……ピン、 18……トグルアーム、19……ピン、 20……トグルアーム、21……フライス加工溝、 22……支持孔、23……シャフト、 24……ロックピン、25、26……ホルダ、 28……ハンドル、29、30……戻り止め孔、 31……ロック部材、32……摺動レール、 34……ストッパ、 35……ヒンジ形ベアリングの固定部分、 36……ヒンジ形ベアリングの枢着部分、 33……ハンドル、39……ロックピン、 41……戻り止めレバー、43……ストッパ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−207648（ＪＰ，Ａ) 実開 昭64−36136（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41F 13/18 - 13/20 B41F 13/24 - 13/40
Claims (1)
- 【請求項１】少なくとも１つの圧胴を有する印刷機であ
って、前記圧胴には、交換可能な少なくとも１つのスリ
ーブ状圧胴シェルと、前記圧胴を着脱自在に取り付ける
ベアリングとが設けられており、前記圧胴がその１つの
短軸に隣接する印刷機のフレームから自由に突出できる
ようになっていて、圧胴シェルの交換が行えるように構
成された印刷機において、 前記ベアリングが、ベアリングシェル部分（36）を備え
たヒンジ形ベアリング（３）を含み、前記ベアリングシ
ェル部分（36）は、前記圧胴（５）が水平面内で揺動す
ることを可能にする位置まで揺動することができ、前記
圧胴（５）の一端には短軸（４）が設けられており、該
短軸（４）は関連するヒンジ形ベアリング（３）を越え
て延びており、前記短軸（４）は、その端部の頂部にお
いて支持シェル部分（７）を支持しており、該支持シェ
ル部分（７）は、軸線方向には移動できないけれども垂
直軸線の回りで回転できるように印刷機のフレームに取
り付けられており、移動可能な水平支持レール（32）す
なわち摺動案内が設けられており、該支持レール（32）
は下から移動して、前記圧胴（５）と係合するか、又は
前記ヒンジ形ベアリング（３）同士の間の位置で、前記
圧胴（５）に連結された軸部分（33）と係合でき、前記
支持レール（32）は所定位置に固定できるようになって
おり、前記支持シェル部分（７）と支持レール（32）と
の間に保持された圧胴（５）が、前記支持シェル部分
（７）の垂直枢軸（８）の回りで枢動して、前記開いた
ヒンジ形ベアリング（３）から出ることができることを
特徴とする印刷機。
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-
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