JP2876813B2 - 含フッ素塗料用重合体および組成物 - Google Patents

含フッ素塗料用重合体および組成物

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JP2876813B2 JP3111647A JP11164791A JP2876813B2 JP 2876813 B2 JP2876813 B2 JP 2876813B2 JP 3111647 A JP3111647 A JP 3111647A JP 11164791 A JP11164791 A JP 11164791A JP 2876813 B2 JP2876813 B2 JP 2876813B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電着塗装に特に適した含
フッ素塗料用重合体およびそれを用いる塗料用組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】含フッ素共重合体を含有する塗料用組成
物は種々知られているが、そのうち電着塗装用組成物と
して特公昭63-34190号公報にビニルエーテルカルボン酸
を単量体として含む含フッ素共重合体を硬化剤と共に水
に分散させてなる組成物が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】含フッ素樹脂を用いる
電着塗装用組成物は、耐候性、耐薬品性、耐汚染性、耐
溶剤性、表面硬度などに優れた塗膜を与えるが、ハジ
キ、水跡、レベリング性に問題がある。
【0004】本発明は含フッ素塗料の優れた点を維持し
つつ、ハジキや水跡、レベリング性が改良された含フッ
素塗料用重合体およびそれを用いる塗料用組成物を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の含フッ素塗料用
重合体は、式(I) :
【0006】
【化10】
【0007】(式中、Xは塩素原子、フッ素原子または
トリフルオロメチル基を示す)で表わされる構造単位30
〜70モル%、式(II):
【0008】
【化11】
【0009】(式中、R1 は炭素数1〜12のアルキル
基、炭素数4〜10の1価の脂環式基または炭素数2〜10
のフルオロアルキル基、jは0または1を示す)で表わ
される構造単位15〜45モル%、式(III) :
【0010】
【化12】
【0011】(式中、kは2〜6の整数を示す)で表わ
される構造単位1〜30モル%、および式(IV):
【0012】
【化13】
【0013】(式中、R2 、R3 およびR4 は水素原子
またはエステル部分をもたないカルボキシル基含有有機
残基。ただし、R2 、R3 およびR4 の少なくとも1つ
はカルボキシル基を含有しており、またR3 とR4 は合
わせて環を形成していてもよく、かつカルボキシル基の
30%以上がアンモニアまたは3級アミンで中和されてい
る)で表わされる構造単位4〜30モル%からなり(ただ
し、構造単位(I) 、(II)、(III) および(IV)の合計モル
%の値は100 である)、数平均分子量が5000〜50000 で
あり、重量平均分子量/数平均分子量で表わされる分子
量分布が2〜10である含フッ素共重合体であり、塗料用
組成物は(A) 該含フッ素共重合体と(B) 親水性溶媒とか
らなるものである。
【0014】
【作用】本発明の含フッ素共重合体はモノマー種および
分子量、分子量分布に特徴がある。本発明は、ある種の
モノマー種が前記特公昭63-34190号公報に記載されてい
るビニルエーテルカルボン酸よりもガラス転移点を上げ
る効果をもち、さらにそれらのモノマー種からなる含フ
ッ素共重合体がある範囲の数平均分子量をもつとき、そ
の分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量。以下同
様)が特定の範囲にあれば、ハジキや水跡、レベリング
性の問題点がバランスよく解決できることを見出し、完
成されたものである。
【0015】特に分子量分布は重要である。すなわち、
電着塗装を行なうばあい塗膜に溶剤が巻き込まれるた
め、分子量分布が低分子量側でシャープなとき微視的な
塗膜表面の粗さが小さくなり、電着塗装後の塗膜が鏡面
状態となる。その結果、電着後の水切り時に水が水滴状
に付着し、これをそのまま焼成すると水跡の発生につな
がる。逆に、高分子量側で、分子量分布がシャープなば
あいレベリング性がわるくなり、電着塗膜の平滑性が失
われる。また、広い分子量分布をもたせると高分子量成
分の隙間を低分子量成分が埋め、その結果、水跡が発生
しやすくなり、ハジキも多くなる。さらに、焼成後も高
分子量成分のために塗膜の平滑性が失われてしまう。
【0016】こうした諸条件を考慮し、本発明では含フ
ッ素共重合体の数平均分子量を5000〜50000 とし、分子
量分布を2〜10としている。
【0017】
【実施例】本発明の含フッ素共重合体は構成単位(I) 〜
(IV)からなるものである。
【0018】構成単位(I) は式(Ia):
【0019】
【化14】
【0020】(式中、Xは前記と同じ)で表わされるフ
ルオロレフィンに由来するものであり、具体例としては
テトラフルオロエチレン(TFE)、クロロトリフルオロエ
チレン(CTFE)およびヘキサフルオロプロピレン(HFP)が
あげられる。構造単位(I) は30〜70モル%、好ましくは
35〜65モル%、特に好ましくは40〜60モル%含まれてい
るが、多すぎると溶媒溶解性がわるくなり、少なすぎる
と耐候性などがわるくなる。
【0021】構造単位(II)は式(IIa) :
【0022】
【化15】
【0023】(式中、R1 およびjは前記と同じ)で表
わされるビニルエーテル(j=O)またはビニルエステル(j
=1)に由来するものである。本発明の共重合体は、ビニ
ルエーテル単位またはビニルエステル単位またはそれら
の両者を含んでいてもよい。R1 としては、たとえばメ
チル、エチル、プロピル、n-ブチル、イソブチル、ヘキ
シル、オクチル、デシル、ラウリルなどのアルキル基;
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、アダ
マンチル、ボルニルなどの脂環式基;2,2,2-トリフルオ
ロオクチル、2,2,3,3-テトラフルオロプロピル、2,2,3,
3,3-ペンタフルオロプロピル、2,2,3,3,4,4,5,5-オクタ
フルオロペンチル、2,2,3,3,4,4,4-ヘプタフルオロブチ
ル、2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9-ヘキサデカフル
オロノニルなどのフルオロアルキル基などがあげられ
る。具体例としては、たとえば酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、酪酸ビニル、ピバリン酸ビニル、カプロン酸
ビニル、ラウリン酸ビニル、バーサチック酸ビニル、シ
クロヘキサンカルボン酸ビニルなどのビニルエステル;
メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、n-プロ
ピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、n-
ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、te
rt- ブチルビニルエーテル、n-ペンチルビニルエーテ
ル、n-ヘキシルビニルエーテル、n-オクチルビニルエー
テル、2-エチルヘキシルビニルエーテル、シクロヘキシ
ルビニルエーテル、ラウリルビニルエーテル、2,2,2-ト
リフルオロエチルビニルエーテル、2,2,3,3-テトラフル
オロプロピルビニルエーテル、2,2,3,3,3-ペンタフルオ
ロプロピルビニルエーテル、2,2,3,3,4,4,5,5-オクタフ
ルオロペンチルビニルエーテル、2,2,3,3,4,4,4-ヘプタ
フルオロブチルビニルエーテルなどのビニルエーテルな
どがあげられる。この中でも、ビニルエステルとしては
ピバリン酸ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニルが
耐アルカリ性がよい点から好ましく使用でき、アルキル
ビニルエーテルが共重合性の点からさらに好ましく使用
できる。構成単位(II)は15〜45モル%含有されている
が、多すぎると親水性溶媒への溶解性がわるくなり、少
なすぎると塗膜の柔軟性が損われる。さらに好ましくは
25〜45モル%である。
【0024】構造単位(III) は式(IIIa) :
【0025】
【化16】
【0026】(式中、kは前記と同じ)で表わされるヒ
ドロキシアルキルビニルエーテルに由来するものであ
り、具体例としては、たとえばヒドロキシエチルビニル
エーテル、ヒドロキシプロピルビニルエーテル、ヒドロ
キシブチルビニルエーテル、ヒドロキシペンチルビニル
エーテル、ヒドロキシヘキシルビニルエーテルがあげら
れる。構造単位(III) は1〜30モル%、好ましくは5〜
20モル%含有されているが、多すぎると耐沸水性、耐薬
品性が低下し、少なすぎると硬化部位が過少となる。
【0027】構造単位(IV)は共重合体に水分散性を与
え、電着塗装時の電着部位を与えるものであって、4〜
30モル%、好ましくは4〜20モル%含有されており、そ
の全カルボキシル基の30モル%以上、好ましくは50モル
%以上がアンモニアまたは3級アミンで中和されてい
る。構造単位(IV)の含有量が多すぎると耐沸水性、耐薬
品性が低下し、少なすぎると電着時に比電導度が低くな
ってつき廻り性に劣る傾向があり、さらに少なくなると
水分散性までわるくなる。また中和度が30モル%未満と
なると、水分散性が劣り、好ましくない。また、アンモ
ニアまたは3級アミン以外の塩基、たとえば2級アミン
を中和剤として用いると、えられる塗膜が黄変すること
があり、好ましくない。
【0028】なお、構造単位(IV)におけるカルボキシル
基含有有機残基は、エステル部分:
【0029】
【化17】
【0030】(式中、Rは同じかまたは異なる2価の有
機基)を含まないものである。
【0031】構造単位(IV)としては、特に、式(IVa) :
【0032】
【化18】
【0033】(式中、lは1〜6の整数を示す)、式(I
Vb) :
【0034】
【化19】
【0035】(式中、R5 は炭素数1〜8のアルキル基
を示す)式 (IVc):
【0036】
【化20】
【0037】(式中、mは1〜12の整数を示す)、式
(IVd):
【0038】
【化21】
【0039】(式中、nは1〜4の整数を示す)、また
は式(IVe):
【0040】
【化22】
【0041】(式中、R6 は炭素数1〜12のアルキル基
を示す)で表わされるカルボキシル基含有単位が好まし
い。
【0042】これらの単位(IVa)〜(IVe)は、たとえば
それぞれつぎの単量体を共重合してえられる(式中、
l、R5 、R6 、mおよびnは前記と同じ)。
【0043】構成単位(IVa) 式(IVa-1):
【0044】
【化23】
【0045】で表わされる単量体であり、具体例として
は、たとえば3-アリルオキシプロピオン酸、アリルオキ
シ酪酸、アリルオキシ吉草酸などがあげられる。
【0046】構造単位(IVb) 式(IVb-1):
【0047】
【化24】
【0048】で表わされる単量体であり、具体例として
は、たとえばクロトン酸、2-ペンテン酸、2-ヘキセン酸
などがあげられる。
【0049】構造単位(IVc) 式(IVc-1):
【0050】
【化25】
【0051】で表わされる単量体であり、具体例として
は、たとえばビニルプロピオン酸、5-ヘキセン酸、ウン
デシレン酸などがあげられる。
【0052】構造単位(IVd) 式(IVd-1):
【0053】
【化26】
【0054】で表わされる単量体であり、具体例として
は、たとえばイタコン酸、2-メチレングルタル酸、2-メ
チレンアジピン酸などがあげられる。
【0055】構造単位(IVe) 式(IVe-1):
【0056】
【化27】
【0057】で表わされる単量体であり、具体例として
は、たとえばR6がメチル、エチル、プロピル、n-ブチ
ル、イソブチル、tert-ブチルなどのシクロペンダジエ
ンとマレイン酸無水物とのディールスアルダー反応物の
モノアルキルエステルがあげられる。
【0058】これらの単量体(IVa-1)〜(IVe-1)中のカ
ルボキシル基は遊離の状態でもアンモニアまたは3級ア
ミンで中和されているものであってもよい。
【0059】本発明の共重合体は、これらの単量体を共
重合してえられる含フッ素共重合体のうち、数平均分子
量が5000〜50000 、好ましくは10000 〜40000 でかつ分
子量分布が2〜10、好ましくは 2.5〜8、特に好ましく
は3〜6のものである。分子量が5000より小さいと耐候
性、耐薬品性に劣り、50000 よりも大きいと塗膜形成時
の粘度が高く、電着塗装塗膜の平滑性が低下する。ま
た、分子量分布が2未満のばあい、前記のごとく分子量
が小さいときは水跡が発生しやすくなり、分子量が大き
いときはレベリング性が低下する。10を超えるときは、
水跡が発生しやすくなり、ハジキも多くなるうえ、焼成
後の塗膜の平滑性も低下する。
【0060】本発明の共重合体の製法としては、たとえ
ば親水性溶媒中で重合開始剤の存在下、温度 -20〜 150
℃、好ましくは5〜90℃、圧力0〜30Kg/cm2 G 、好ま
しくは0〜10Kg/cm2 G で行なう方法が、好ましく採用
される。
【0061】親水性溶媒としては、たとえばアセトン、
メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、ジオキサンな
どのケトン類;メタノール、エタノール、イソプロパノ
ール、tert- ブタノール、n-ブタノール、ジメチルカル
ビトール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブなどの
アルコール類;テトラヒドロフラン、モノグライム、ジ
グライムなどのエーテル類;ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミドなどのアミド類;酢酸メチルセロソ
ルブ、酢酸エチルセロソルブなどの酢酸エステル類の1
種または2種以上があげられる。この親水性溶媒の組成
を調節することによっても分子量および分子量分布の調
整をすることができる。
【0062】重合開始剤としては、たとえばジイソプロ
ピルパーオキシカーボネート、tert- ブチルパーオキシ
ブチレート、ベンゾイルパーオキサイド、ラウリルパー
オキサイドなどのパーオキサイド類;アゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾビスバレロニトリルなどのアゾ化合物
などがあげられ、単量体合計100重量部に対して通常0.0
1〜5重量部、好ましくは0.05〜 1.0重量部使用され
る。
【0063】この共重合の際、反応生成物からフッ化水
素が脱離して反応系内のpHを低下させ、式(IIIa) のヒ
ドロキシアルキルビニルエーテル中の水酸基とビニル基
とが反応して単量体(IIIa) を分子内環化させることが
あるので、pH調整剤を単量体合計 100重量部あたり、0.
1 〜5重量部添加するのが好ましい。pH調整剤として
は、たとえばアンモニアまたはトリエチルアミン、ジエ
チルプロピルアミン、ジメチルエタノールアミン、トリ
エタノールアミンなどの低級3級アミンなどがあげられ
るが、単量体(IVa-1)〜(IVe-1)が一部中和されている
ときには、pH調整剤を減量あるいは使用しなくてもよ
い。
【0064】分子量および分子量分布の調整法として
は、前記のごとく親水性溶媒を2種以上の混合溶媒と
し、それらの組成によって調整する方法、重合法として
一括仕込法や回分仕込法あるいは連続仕込法を採用する
ことにより調整する方法、あるいはこれらを併用する方
法などがあげられる。好ましい態様としては、アルコー
ル系溶媒を30重量%以下含むアセトン混合溶媒を用い回
分仕込法、連続仕込法またはそれらを併用した方法など
があげられるが、これらのみに限定されるものではな
い。
【0065】カルボキシル基の中和は、通常共重合反応
後、反応物に中和剤を添加して行なう。中和剤としては
前記pH調整剤のほか、N-メチルピロリジン、N-メチルピ
ペリジン、N,N-ジメチルベンジルアミンのような高級3
級アミンも使用でき、これらの1種または2種以上が使
用できる。その中和剤量は全カルボキシル基の30モル%
以上、好ましくは50モル%以上が中和される量である。
ただし、単量体(IVa-1)〜(IVe-1)が中和されているば
あい、この中和剤量を低減し調整する。
【0066】本発明はかかる含フッ素共重合体(A) と親
水性溶媒(B) とからなる塗料用組成物に関する。
【0067】親水性溶媒(B) としては、共重合体(A) の
反応溶媒に用いる前記親水性溶媒があげられ、特にアル
コール系溶媒が好ましい。
【0068】本発明の組成物を電着塗装用の水性塗料と
するときは、かくしてえられる親水性溶媒に分散または
溶解した含フッ素共重合体(A) および硬化剤を水性媒体
に分散あるいは溶解させればよい。
【0069】水性媒体としては、水単独あるいは水と前
記親水性溶媒との混合溶媒があげられる。好ましくは水
とアルコール、たとえばメタノール、エタノール、イソ
プロパノール、tert- ブタノール、n-ブタノール、メチ
ルセロソルブ、エチルセロソルブ、イソプロピルセロソ
ルブ、ブチルセロソルブ、ジメチルカルビトール、ジエ
チルカルビトール、ジブチルカルビトールなどとの混合
溶媒があげられ、水/アルコールの重量比は通常1/1
〜99.9/0.1 、好ましくは8/2〜99/1である。共重
合体の濃度は1〜50重量%、好ましくは3〜30重量%で
ある。
【0070】本発明の組成物には、硬化剤やその他塗料
に配合される添加剤を混合することができる。
【0071】硬化剤としては50℃以下の温度で親水性溶
媒、特にアルコール系溶媒により硬化機能が損われない
硬化剤で含フッ素共重合体(A) に含まれる水酸基および
/またはカルボキシル基と前記溶媒が蒸発後反応する
か、 100℃以上の温度で反応して共重合体を架橋する硬
化剤が用いられる。その使用量は水酸基とカルボキシル
基(中和されているものも含む)の合計量の 0.2〜4当
量、好ましくは 0.5〜2.5 当量である。硬化剤の量が多
すぎると塗膜の耐候性が低下し、少なすぎると塗膜の硬
度が低下する。具体例としては、たとえばヘキサメチレ
ンジイソシアネート三量体、イソホロンジイソシアネー
ト、ビス(イソシアナートメチル)シクロヘキサン、ジ
シクロヘキシルメタンジイソシアネート、1,4-ジイソシ
アナートシクロヘキサン、イソシアナートメチルシクロ
ヘキシルイソシアネートなどの多価イソシアネートとフ
ェノール、εカプロラクタム、マロン酸ジエチルおよび
アセト酢酸エチルの1種または2種以上とのブロックイ
ソシアネート;メチル化メラミン、メチロール化メラミ
ン、ブチロール化メラミンなどのメラミン樹脂;メチル
化尿素、ブチル化尿素樹脂などがあげられ、特にメチル
エーテル化型または炭素数4以下のアルコールの混合エ
ーテル型のアルコキシメチル化メラミン樹脂が好まし
い。
【0072】他の添加剤としては、たとえば顔料、染
料、紫外線吸収剤、皮バリ防止剤、艶消し剤など従来よ
り塗料に用いられているものがあげられる。
【0073】本発明の塗料用組成物は電着塗装用として
特に適するが、他の塗装、たとえばスプレー塗装、静電
塗装、ロールコート、カーテンフローコート用としても
使用でき、たとえば防食や帯電防止用塗料としてアルミ
サッシ、瓦、カラー鋼板、金属缶、タンク、パイプなど
に適用できるほか、コンクリート製品にも適用できる。
【0074】電着塗装法としては通常の方法および条件
が採用され、たとえば通常、浴温10〜40℃(好ましくは
15〜35℃)、電圧50〜500V(好ましくは100 〜300V)、
極間距離1〜 100cm(好ましくは10〜50cm)、通電時間
0.5 〜10分間(好ましくは1〜5分間)である。
【0075】電着塗装後、要すれば水洗し、150 〜200
℃で5〜60分間加熱して塗膜を硬化させる。基材が耐熱
性であるときは加熱温度を 300℃前後にまで上げてもよ
い。
【0076】塗装皮膜の厚さは通常2〜50μm、好まし
くは5〜30μmであり、厚すぎればコスト高なうえ平滑
性に劣り、また気泡などが生じやすくなって塗膜欠陥の
原因となる。薄すぎるとピンホールやブリスターが発生
しやすくなる。被塗装物(基材)としては導電性を有す
るものであれば特に制限されないが、アルミニウムある
いはアルミニウム合金のばあい耐候性、防食性、耐汚染
性に特に優れた均一でかつ平滑な塗膜がえられる。
【0077】つぎに本発明の含フッ素塗料用重合体およ
び塗料用組成物を製造例、実施例および比較例をあげて
説明するが、本発明はそれらのみに限定されるものでは
ない。
【0078】製造例1 1000mlのガラス製オートクレーブにアセトン120g、エ
タノール15gおよびトリエチルアミン3gを仕込み、空
間部をチッ素ガスで置換したのちCTFE 167gを加え、65
℃に加熱した。温度が安定したときの圧力は 9.1Kg/cm
2 G であった。
【0079】ついで、エチルビニルエーテル(EVE)61
g、ヒドロキシブチルビニルエーテル(HBVE)37g、3-ア
リルオキシプロピオン酸(AOPrA)35g、アゾビスイソブ
チロニトリル3gおよびアセトン24gの混合物全量を3
時間かけて連続的に仕込んで重合を開始し、さらに同温
度に17時間保った。17時間経過後のオートクレーブ内圧
力は 3.6Kg/cm2 G であった。
【0080】えられた反応生成物から未反応CTFEを留去
し、非揮発成分を60重量%を含むワニス 415gをえた。
【0081】ワニス中の含フッ素共重合体の分子量をGP
C (東ソー(株)製のHLC8020 。カラム:東ソー TSKge
l GMH XL×3+G2500HXL、温度:40℃)を用いて測定し
たところ、数平均分子量(Mn)は22000 (ポリスチレン
換算。以下同様)であり、分子量分布(重量平均分子量
(Mw)/Mn)は4.1 であった。
【0082】また、ワニスを水洗・乾燥してえられた含
フッ素共重合体を13CNMRで測定したところ、CTFE52モル
%、EVE 31モル%、HBVE 9モル%およびAOPrA 8モル%
であった。
【0083】製造例2〜14 表1および表2に示す単量体を使用し、仕込時間および
エタノール量を採用したほかは製造例1と同様の方法で
含フッ素共重合体ワニスをえた。
【0084】えられた含フッ素共重合体の分子量、分子
量分布および組成を表1および表2に示す。
【0085】比較製造例1 製造例1と同じ単量体を用い、これを一括仕込法により
共重合した。えられた含フッ素共重合体は分子量(Mn)
35000 で分子量分布14のものであった。
【0086】比較製造例2 仕込時間を6時間、エタノール量を24gとしたほかは製
造例2と同様にして共重合し、分子量(Mn)16000 で分
子量分布1.95の含フッ素共重合体をえた。
【0087】比較製造例3比較製造例2でえた共重合体
からアセトン/シクロヘキサン(重量比1/2)混合溶
媒を用いて低分子量分を除去した。えられた含フッ素共
重合体の分子量(Mn)は23500 で分子量分布は1.7であ
った。
【0088】なお、表1および表2中の記号はそれぞれ
つぎの化合物を示すものである。
【0089】CA:クロトン酸 VPA:ビニルプロピオン酸 UA:ウンデシレン酸 IA:イタコン酸 HACOEt:ハイミック酸モノエチルエステル(ハイミック
酸は日立化成工業(株)の製品名であり、シクロペンタ
ジエンとマレイン酸無水物のディールスアルダー反応物
である) PV:ピバリン酸ビニル CHV:シクロヘキサンカルボン酸ビニル BVE:ブチルビニルエーテル
【0090】
【表1】
【0091】
【表2】
【0092】実施例1 製造例1でえられた含フッ素共重合体をイソプロパノー
ルに溶解して65重量%のワニスを調製した。このワニス
100重量部をトリエチルアミン4.6重量部(カルボキシ
ル基に対して 0.9当量)で中和した(中和度:90%)。
この中和したワニス 100重量部に80%メチロール化メラ
ミン樹脂(日立化成工業(株)製のメラン 620、固形分
含有量70重量%)20重量部およびブチルセロソルブ10重
量部を加え、均一になるまで充分混合し、脱イオン水 9
90重量部を加えて固形分含有量を7重量%に調節し、電
着塗装用の塗料組成物をえた。
【0093】この電着塗装用組成物を電着塗装用槽に入
れ、アルマイト処理した6063s アルミニウム合金板(ア
ルマイト皮膜の厚さ:9μm)を被塗布物(陽極)と
し、浴温22℃、電圧140Vで3分間通電して電着塗装し
た。ついでアルミニウム合金板を水洗し、 180℃に30分
間保って電着塗膜を焼付け硬化させた。
【0094】えられた塗膜について、つぎの性質を調べ
た。結果を表3に示す。
【0095】膜 厚:膜厚計((株)ケット科学研究所
製パーマスコープEW型)を使用して測定する(単位:μ
m)。
【0096】光 沢:光沢計(日本電色工業(株)製VG
-2PD)を使用し60鏡面反射率(単位:%)を測定する。
【0097】耐候性:ウエザオメーター(スガ試験機
(株)製、デューサイクル、照射60分/暗黒60分、ブラ
ックパネル温度63℃)で 360時間の促進耐候性試験を行
ない、光沢保持率(単位:%)を測定する。
【0098】基材への密着性:塗膜にカッターナイフで
1mm角の枡目 100個の切り目を入れ、セロハン粘着テー
プで10回剥離試験を行ない、残存した枡目数を求める。
【0099】耐アルカリ性:5重量%の水酸化ナトリウ
ムの水溶液に72時間浸漬した後の塗膜の外観を肉眼で観
察し、ブリスター発生の有無を調べる。
【0100】平滑性:塗布後の塗膜の外観を肉眼で観察
し、ピンホールの有無と凹凸の具合を調べる。
【0101】鉛筆硬度:JIS K 5400に準じて行なう。
【0102】耐沸水性:JIS H 8602に準じて行なう。
【0103】外観(水跡、ハジキ):目視で観察する。
【0104】A:全くない、B:1〜2点発生、C:3
〜4点発生、D:5点以上発生 実施例2〜14 製造例2〜14でそれぞれ製造された含フッ素共重合体を
用いたほかは実施例1と同様にして電着塗装し、焼付け
して塗膜をえた。
【0105】各塗膜につき実施例1と同様にしてその性
質を調べた。結果を表3に示す。
【0106】
【表3】
【0107】比較例1〜3比較製造例1〜3でそれぞれ
製造された含フッ素共重合体を用いたほかは実施例1と
同様にして電着塗装し、焼付けして塗膜をえた。
【0108】各塗膜につき実施例1と同様にしてその性
質を調べた。結果を表4に示す。
【0109】
【表4】
【0110】
【発明の効果】本発明の塗料用重合体および組成物によ
るときは、光沢、耐候性、耐薬品性に優れるというフッ
素樹脂塗料の利点と、従来問題とされていたレベリング
性や水跡、ハジキの改善をバランスよく解決することが
できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 129/10 C09D 129/10 131/02 131/02 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 214/18 C08F 216/14 C08F 218/04 C09D 127/12 C09D 129/10 C09D 131/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) : 【化1】 (式中、Xは塩素原子、フッ素原子またはトリフルオロ
    メチル基を示す)で表わされる構造単位30〜70モル%、
    式(II): 【化2】 (式中、R1 は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数4〜
    10の1価の脂環式基または炭素数2〜10のフルオロアル
    キル基、jは0または1を示す)で表わされる構造単位
    15〜45モル%、式(III) : 【化3】 (式中、kは2〜6の整数を示す)で表わされる構造単
    位1〜30モル%、および式(IV): 【化4】 (式中、R2 、R3 およびR4 は水素原子またはエステ
    ル部分をもたないカルボキシル基含有有機残基。ただ
    し、R2 、R3 およびR4 の少なくとも1つはカルボキ
    シル基を含有しており、またR3 とR4 は合わせて環を
    形成していてもよく、かつカルボキシル基の30%以上が
    アンモニアまたは3級アミンで中和されている)で表わ
    される構造単位4〜30モル%からなり(ただし、構造単
    位(I) 、(II)、(III) および(IV)の合計モル%の値は10
    0である)、数平均分子量が5000〜50000 であり、重量
    平均分子量/数平均分子量で表わされる分子量分布が2
    〜10である含フッ素塗料用重合体。
  2. 【請求項2】 構造単位(IV)が、式(IVa) : 【化5】 (式中、lは1〜6の整数を示す)、式 (IVb): 【化6】 (式中、R5 は炭素数1〜8アルキル基を示す)式 (IV
    c): 【化7】 (式中、mは1〜12の整数を示す)、式(IVd): 【化8】 (式中、nは1〜4の整数を示す)、または式 (IVe): 【化9】 (式中、R6 は炭素数1〜12のアルキル基を示す)で表
    わされる構造単位の少なくとも1つである請求項1記載
    の重合体。
  3. 【請求項3】 (A) 請求項1または2記載の重合体と、
    (B) 親水性溶媒とからなる含フッ素塗料用組成物。
  4. 【請求項4】 親水性溶媒がアルコール系溶媒であり、
    かつ該溶媒中で硬化機能を損わない硬化剤および水が配
    合されてなる電着塗装用塗料組成物である請求項3記載
    の組成物。
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