JP2876741B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の構造の改良に関する。
〔従来の技術〕
半導体装置特に読み出し専用メモリーについては従来
第2図(a)に示すように1つのセルについて1つのト
ランジスタにより構成されこのトランジスタのしきい値
電圧をイオン注入法により変えることによりROMデータ
を書き込んでいた。第2図(b)はこの断面図であり、
201は半導体基板、202はゲート膜、203はゲート電極、2
04は濃度の高い拡散層、205はLDD構造の濃度の低い拡散
層、206はLDD構造のサイドウォル絶縁膜、207は層間絶
縁膜、208はAL配線である。ここでROMデーター書き込み
は層間絶縁膜207の形成前又は形成後にイオン注入によ
り不純物層209を形成し、しきい値電圧を変えることに
より行っていた。また第2図(c)は平面図でありaが
一セルの単位部分で、210は素子分離領である。
〔発明が解決しようとする課題〕
微細化高集積化が進む中で、1つのセルで1つのトラ
ンジスターと共有するものの1つのコンタクト部(第2
図(b)ではゲート電極3とAL208と拡散層204が対応)
が必要となり、あまり縮小化できないという問題点と、
またトランジスター自体のオン抵抗が下げられないため
高速化ができないという問題点とが顕在化して来た。
本発明はかかる課題を解決し、縮小化と高速化が実現
できる構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置は、半導体基板上に設置された第
1の絶縁膜、前記第1の絶縁膜上に設置された第1導電
型の不純物を含む第1の導体層、前記第1の導体層上に
設置され、かつ前記第1の導体層上の所定部分に第1の
開口部を有する第2の絶縁膜、前記第1の開口部で前記
第1の導体層に直接接触された前記第1導電型の不純物
を含む多結晶シリコンからなる第2の導体層、前記第2
の導体層上に設置され、かつ前記第1の導体層上方で前
記第1の開口部と重ならない部分に第2の開口部を有す
る第3の絶縁膜、前記第2の開口部内で前記第2の導体
層上に設置された高融点金属シリサイドから構成される
ショットキーダイオードと、前記ショットキーダイオー
ド上に設置されたAlを主成分とする第3の導体層とから
なることを特徴とする。
〔実 施 例〕
第1図(a)、(b)、(c)は本発明の一実施例を
示す半導体装置の回路方式および構造を示す平面図およ
び断面図である。
第1図(b)、(c)に於いて、101は半導体基板、1
02は素子分離絶縁膜、103はゲート電極と同一材質によ
り形成され第1導電型の不純物を含む導体層たとえばN
型不純物を含む多結晶シリコン又はこの表面に高融点金
属シリサイドが形成されているいわゆるポリサイド、10
4は第1の層間絶縁膜、105は第1の開口部、106は第1
導電型つまりN型不純物を含む多結晶シリコン層、108
は第2の層間絶縁膜、109は第1の開口部105上に形成さ
れた第2の開口部、107は該第2の開口部109内の該多結
晶シリコン層106上に形成された高融点金属シリサイド
からなるショットキーダイオード、110はAL等の配線層
である。また第1図(b)のAは一つのセル単位部分で
ある。
第1図(b)、(c)からわかるように一つのセル単
位を一つのコンタクト開口部109を基本とし、コンタク
トの開口をするかしないかを加工工程中のマスク上のデ
ーターで作り込む、つまり配線110と導体層103が導通し
ているかどうかを電気的にセンスすることによってデー
ターを判定することにより読み出し専用メモリーとする
方法である。
このとき単に導体層103と配線層110とが開口部109で
接続されているだけではマトリクス状に形成されている
セル部に於いてセル間が短絡してしまう。これを避ける
ために開口部下に多結晶シリコン層を設けここの表面に
高融点金属シリサイドからなるショットキーダイオード
107を形成することにより接合を形成し、この整流作用
により回避した。この構造を回路図に示したのが第1図
(a)である。また、このとき導体層103と多結晶シリ
コン層106との間に絶縁膜104を形成することにより加工
性も良くした。すなわち、導体層103と多結晶シリコン
層106が全面に接触している場合両者は連続的にエッチ
ングをせねばならず、またAL等の配線層110と導体層103
とを直接接続したい場合必らず多結晶シリコン層106を
介さねばならず接触抵抗等に問題が生じた。一方絶縁膜
104を介することにより、これがエッチングをストップ
することができ多結晶シリコン層106、107と導体層103
が別々にエッチングすることができかつ導体層103と配
線層110を直接接触することができた。
また第1の開口部105を第2の開口部上に設けない、
つまり別々の部分に設けることにより、導体層103中の
N型不純物が後工程の熱処理により上方の多結晶シリコ
ン層106へ拡散していてもショットキーダイオード領域1
07に直接ぶつからないため、接合特性も安定したものが
得られる。
この方法により第1図(b)のようなメモリーセルを
実現することができ縮小化が実現できた。さらにトラン
ジスタを介さず、P−N接合はあるものの導体層103と
配線層110との電気的導通により機能しているためトラ
ンジスタのON抵抗より抵抗が低く高速化が計れた。また
コンタクトつまり開口部107の有無にてデーターを書き
込むため、データーの書き込みから完成までの時間つま
り製造納期も短縮できた。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば従来トランジスタにより
メモリセルを構成していた読み出し専用メモリーのメモ
リーセルを多結晶シリコン上に形成したショットキーダ
イオードとこのダイオード上に形成したコンタクトによ
りメモリーセルを構成し、しかもこれを加工マージンを
もって実現でき、高集積化、高速化、さらに短納期も計
れた。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は本発明の説明図で第1図(a)
は回路図、第1図(b)は平面図、第1図(c)は断面
図。 第2図(a)〜(c)は従来構造の説明図で第2図
(a)は回路図、第2図(b)は平面図、第2図(c)
は断面図。 101、201……半導体基板 102、210……素子分離絶縁膜 103、203……N型不純物を含むゲート電極およびその配
線層 104……第1の層間絶縁膜 105……第1の開口部 106……N型不純物を含む多結晶シリコン層 107……高融点金属のシリサイドからなるショットキー
ダイオード 108……第2の層間絶縁膜 109……第2の開口部 110、208……AL等の配線層 202……ゲート絶縁膜 204……濃度の高い不純物層 205……濃度の低い不純物層 206……サイドウォール 207……層間絶縁膜 209……データー書き込みのための不純物層 211……コンタクト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に設置された第1の絶縁膜、 前記第1の絶縁膜上に設置された第1導電型の不純物を
    含む第1の導体層、 前記第1の導体層上に設置され、かつ前記第1の導体層
    上の所定部分に第1の開口部を有する第2の絶縁膜、 前記第1の開口部で前記第1の導体層に直接接触された
    前記第1導電型の不純物を含む多結晶シリコンからなる
    第2の導体層、 前記第2の導体層上に設置され、かつ前記第1の導体層
    上方で前記第1の開口部と重ならない部分に第2の開口
    部を有する第3の絶縁膜、 前記第2の開口部内で前記第2の導体層上に設置された
    高融点金属シリサイドから構成されるショットキーダイ
    オードと、 前記ショットキーダイオード上に設置されたAlを主成分
    とする第3の導体層と、 からなることを特徴とする半導体装置。
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