JP2876565B2 - 熱機器監視システムにおけるデータ伝送方法 - Google Patents

熱機器監視システムにおけるデータ伝送方法

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JP2876565B2 JP35184792A JP35184792A JP2876565B2 JP 2876565 B2 JP2876565 B2 JP 2876565B2 JP 35184792 A JP35184792 A JP 35184792A JP 35184792 A JP35184792 A JP 35184792A JP 2876565 B2 JP2876565 B2 JP 2876565B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、公衆電話回線等の通信回線を
用いてボイラ等の複数の熱機器を監視する監視システム
におけるデータ伝送(通信)方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種監視システムにおいて、複
数のボイラを遠隔の管理装置から監視するシステムは実
開平3-24756 号公報にて、公知である。この従来例では
管理装置と各ボイラの運転制御装置とを回線切替器を介
して接続し、管理装置と通信したいボイラとを回線切替
器を切り替えることで接続して、データ通信を行うもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来例によれば、
回線切替器を使用しているので、切り替え可能な内線数
が限定され、それ以上のボイラとの通信が不可能である
と共に、切替器と各ボイラの制御装置とを配線する必要
があり、配線が複雑となる等の問題があった。又、複数
の遠隔管理装置から同時監視の目的などで複数の監視回
線、即ち複数の変復調装置、通信回線及び管理装置を設
けたシステムでは、各変復調装置に接続のネットワーク
機器に特定の識別記号(ID)を割り当てるか送り先の
識別記号をボイラ側で設定しておく必要があり、異常通
信の即時性の面から課題があると共に、新たな監視回線
を追加する場合、柔軟に対応できないという課題があっ
た。本発明は、これらの課題を解決することを目的とし
てなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、各部の作動
を制御する運転制御手段1Bをそれぞれ備えた複数の熱
機器B、Bと、第1入出力部が各熱機器の運転制御手段
1B、1Bに第1伝送ラインL1で接続され対応する運
転制御手段1Bとの間でデータを所定通信速度で送受信
すると共に相互の第2入出力部間が第2伝送ラインL2
で接続されるデータ中継手段2B、2Bと、各第1入出
力部が変復調手段M1に第伝送ラインLで接続され
ると共に各第2入出力部が前記第2伝送ラインL2に接
続される複数のデータ中継手段2M、2Mと、それぞれ
通信回線Lを介して前記変復調手段M1、M2に接続
される複数の管理手段K1とを備え、前記変復調手段M
1に接続されるデータ中継手段2Mは所定時間間隔で少
なくとも前記変復調手段M1の不使用状態を含む情報を
第2伝送ラインL2に送出し、熱機器から管理手段K1
への所定情報通信時前記運転制御手段1Bに接続される
データ中継手段2Bは前記情報に基づき使用可能な変復
調手段M1を選択し、選択された変復調手段M1に接続
された管理手段K1に対して所定情報を送信することを
特徴とするものである。
【0005】
【作用】この発明によれば、変復調手段M1に接続され
るデータ中継手段2Mは所定時間間隔で変復調手段M1
の不使用状態情報を第2伝送ラインL2に送出し、熱機
器の異常発生時等熱機器から管理手段K1への所定情報
通信必要時運転制御手段1Bに接続されるデータ中継手
段2Bは前記情報に基づき使用可能な変復調手段M1を
選択し、選択された変復調手段M1に接続された管理手
段K1に対して所定情報を送信するので、自動的に空き
通信回線を補捉して即時に管理手段K1へ必要な通信を
行える。
【0006】
【実施例】以下、この発明の具体的な実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1、図2はこの発明の一実施
例の熱機器監視システムの通信方法を示すフローチャー
ト図、図3は同実施例の熱機器監視システムの概略を示
す説明図、図4は図3の要部の構成を示すブロック図で
ある。
【0007】図3において、B、B・・は多管式小型貫
流ボイラ(熱機器)で、それぞれマイクロコンピュータ
等からなる運転制御装置1B、1B・・を有している。
各運転制御装置1Bは内部機器の稼働状態を示す各部温
度、圧力等の通信頻度の高い機器現稼働状態情報を入力
しメモリ(図示しない)に記憶すると共にこれら入力情
報を元に内部機器を制御し、ボイラ番号等の設定データ
や、過去の稼働記録情報等の熱管理データを前記メモリ
に記憶する。そして、運転制御装置1Bは外部からのコ
マンドにより記憶している種々データを外部に出力する
RS−232C等のシリアルインターフェイス(図示し
ない)を有すると共にこのインターフェイスを通してデ
ータを例えば9600bps の低速で非同期伝送方式で送出す
る通信プログラムを有している。
【0008】2B、2B・・はそれぞれ運転制御装置1
Bに第1伝送ラインL1によって接続され第1伝送ライ
ンL1を通して運転制御装置1Bとの間でコマンドに基
づき種々データを非同期伝送方式で送受するデータ中継
装置で、標準仕様のボイラBにオプション装置として構
成され、図4にその概略構成を示す。
【0009】図4において、3はデータ中継装置2Bの
中央処理装置で、内部バス4に接続されたROMからな
るメモリ5に記憶された図2にその一部を示す処理手順
に従い運転制御装置1Bとのデータ送受、他の中継装置
2B、2M、2Kとのデータ送受等の処理を行う。運転
制御装置1Bとのデータ送受は低速の非同期伝送方式
で、他の中継装置2Bとのデータ送受は例えば100Kbps
、1Mbps 、10Mbpsの高速の同期式伝送方式で行う。6
は識別記号設定用スイッチ、7は接続される機器(今の
場合はボイラ)の属性を設定する属性設定用スイッチ、
8は種々データを一時的に記憶するRAMからなるメモ
リで、図示しない電池によってバックアップされて不揮
発性メモリとして機能する。
【0010】9は運転制御装置1B、1Bに第1伝送ラ
インL1により接続される第1シリアルインターフェイ
ス(第1入出力部)、10は中継装置2B、2Bに第2
伝送ラインL2により接続される第2シリアルインター
フェイス(第2入出力部)である。
【0011】2M、2Mはデータ中継装置2Bと同構成
のデータ中継装置で、図1に示すように所定時間間隔で
変復調手段(モデム)M1の識別記号と使用/不使用状
態を含む情報を第2伝送ラインL2に送出する機能プロ
グラム等をメモリ5に有し、第1シリアルインターフェ
イス9に対して変復調装置M1が第伝送ラインL
より接続され、他の中継装置2M、2B、2Kとは同期
伝送方式で高速のデータ通信が行われ、変復調装置M1
とは非同期伝送方式で低速のデータ通信が行われる。M
2、M2は管理装置側の変復調装置で、それぞれ公衆電
話回線等の通信回線L、L5により異なる変復調装置
M1、M1と、コンピュータからなる遠隔の管理装置K
1、K1とに接続される。管理装置K1、K1はボイラ
側から送信されてきた異常による警報及びそれに関連す
る測定データ(異常情報)に基づき異常の原因を判定し
ボイラ側へ判定結果を送信する異常対応機能、必要とす
るデータを定期的に収集すべく各ボイラBに対してデー
タ送信の機器識別記号と共に要求コマンドを送信するデ
ータ収集機能等の機能プログラムを有している。
【0012】2Kはデータ中継装置2B、2Mと同構成
のデータ中継装置で、第1シリアルインターフェイス9
に対して近接の管理装置Kが第伝送ラインLによ
り接続され、他の中継装置2B、2Mとは同期伝送方式
で高速のデータ通信が行われ、管理装置K2とは非同期
伝送方式で低速のデータ通信が行われる。
【0013】以上の構成において、上記実施例の動作、
特に異常情報通信機能について説明する。各ボイラの運
転制御装置1Bは自らの内部稼働状態を示す温度、圧力
等種々のモニター用データを時事刻々収集してメモリ
(図示しない)に格納すると共これらの収集データに基
づいて異常発生かどうかを判定し、異常の発生があると
対応する中継装置2Bに対して異常情報の送信コマンド
とこれに付加する異常に関するデータをセットして送信
する。
【0014】変復調装置M1側の中継装置2Mは図1の
処理手順に従い空きの変復調装置情報を第2伝送ライン
L2へ送信する機能をなす。即ち、ステップS1(以下
においてS○○はステップS○○を意味する)におい
て、対応する変復調装置M1を自らが使用開始かどうか
判定する。ここでYESが判定されると、S2で中継装
置2Mは自らの識別記号に同変復調装置M1が使用中で
ある旨の情報を付加して第2伝送ラインL2へ送出す
る。S3で変復調装置M1を用いて管理装置K1への所
定の情報送信処理を行い、S4で変復調装置の使用が終
了したかどうかを判定する。ここでYESが判定される
と、S5で変復調装置M1が空き状態となった旨の情報
を自らの識別記号に付加して第2伝送ラインL2へ送出
してリターンする。S4でNOが判定されるとS3へ戻
る。又、S1でNOが判定されると、S6へ移行し、S
1でNOが判定されてから所定時間が経過かどうかを判
定する。所定時間が経過するとS5へ移行し上述のS5
の処理を行ってリターンし、S6でNOが判定される
と、S1へ戻る。こうして、各中継装置2Mは対応する
変復調装置M1が使用中の場合は実質的に連続的(短い
時間間隔を含む)に使用中である旨の情報を、同変復調
装置M1が空き状態、即ち不使用状態のときは所定時間
間隔で不使用状態である旨の情報を第2伝送ラインL2
へ送出する。
【0015】ボイラ側の各中継装置2Bは図2の処理手
順に従い空き変復調装置(モデム)のサーチと異常情報
転送機能をなす。即ち、ステップS10において異常情
報の送信を要求するコマンドが対応する運転制御装置1
Bから受信かどうかを判定する。YESが判定される
と、S11で、空き状態の変復調装置M1を捜す。この
サーチは第2伝送ラインL2上の中継装置2M、2Mか
ら送出されている変復調装置の使用情報、不使用情報を
監視することで行う。次いで、S12で中継装置2Bは
送信先識別記号を不使用状態情報を出している中継装置
2Mの識別記号として異常情報通信処理を行う。
【0016】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明のシステムとしては管理装置K2及び
中継装置2Kは必ずしも必要としない。又、上記実施例
の様に変復調装置M1の使用状態と不使用状態とを送信
しているが、不使用状態のみを送信するよう構成しても
よい。又、本発明のシステムに用いる熱機器としてはボ
イラに限定されるものではなく、ボイラに関連した軟水
器等の機器も含むものである。又、運転制御装置1Bと
中継装置2Bとの間の通信速度と中継装置2Mと変復調
装置M1との間の通信速度とは同じであっても良いし、
異なっていても良い。更に、中継装置2Bはオプション
装置としてではなく、予めボイラBに組み込むよう構成
しても良い。又、中継装置2Bによる空きモデムのサー
チの処理は異常情報以外の所定データの通信にも適用可
能である。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、変復
調手段M1に接続されるデータ中継手段2Mは所定時間
間隔で少なくとも変復調手段M1の不使用状態を含む情
報を第2伝送ラインL2に送出し、熱機器の異常発生時
等熱機器から管理手段K1への所定情報通信時運転制御
手段1Bに接続されるデータ中継手段2Bは前記情報に
基づき使用可能な変復調手段M1を選択し、選択された
変復調手段M1、M2に接続された管理手段K1に対し
て所定情報を送信するので、自動的に空き通信回線を補
捉して即時に管理手段K1へ所定情報通信を行える。
又、監視回線を追加してもプログラムを変更することな
く対応できるなど柔軟性に富んだシステムを構築できる
等効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概略を示すフローチャー
ト図である。
【図2】同実施例の概略を示す他のフローチャート図で
ある。
【図3】同実施例の概略システム構成を示す図である。
【図4】同システムの要部ブロック回路図である。
【符号の説明】
B ボイラ(熱機器) 1B 運転制御装置(運転制御手段) L1 第1伝送ライン L2 第2伝送ラインL3 第3伝送ライン 2B,2M 中継器(中継手段) M1 変復調装置(変復調手段) K1 管理装置(管理手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各部の作動を制御する運転制御手段
    1Bをそれぞれ備えた複数の熱機器B、Bと、
    第1入出力部が各熱機器の運転制御手段1B、1B
    に第1伝送ラインL1で接続され対応する運転制御
    手段1Bとの間でデータを所定通信速度で送受信す
    ると共に相互の第2入出力部間が第2伝送ライン
    で接続されるデータ中継手段2B、2Bと、各
    第1入出力部が変復調手段M1に第伝送ライン
    3)で接続されると共に各第2入出力部が前記第2
    伝送ラインL2に接続される複数のデータ中継手段
    2M、2Mと、それぞれ通信回線5)を介して
    前記変復調手段M1、M2に接続される複数の管理
    手段K1とを備え、前記変復調手段M1に接続
    されるデータ中継手段2Mは所定時間間隔で少なく
    とも前記変復調手段M1の不使用状態を含む情報を
    第2伝送ラインL2に送出し、熱機器から管理手段
    K1への所定情報通信時前記運転制御手段1B
    に接続されるデータ中継手段2Bは前記情報に基づ
    き使用可能な変復調手段M1を選択し、選択された
    変復調手段M1に接続された管理手段K1に対
    して所定情報を送信することを特徴とする熱機器監視シ
    ステムにおけるデータ伝送方法。
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