JP2876185B2 - 回路遮断器の付属スイッチ開閉構造 - Google Patents

回路遮断器の付属スイッチ開閉構造

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JP2876185B2
JP2876185B2 JP6335238A JP33523894A JP2876185B2 JP 2876185 B2 JP2876185 B2 JP 2876185B2 JP 6335238 A JP6335238 A JP 6335238A JP 33523894 A JP33523894 A JP 33523894A JP 2876185 B2 JP2876185 B2 JP 2876185B2
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switch
operating rod
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circuit breaker
actuator
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武 菅野
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Kasuga Denki Inc
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/10Operating or release mechanisms
    • H01H71/12Automatic release mechanisms with or without manual release
    • H01H71/46Automatic release mechanisms with or without manual release having means for operating auxiliary contacts additional to the main contacts

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  • Breakers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路遮断器の開閉動作
やトリップ動作を検出する付属スイッチに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】特開平3−49127号に,ベースの左
右対称に付属スイッチが収納する構造が記載されている
が,3極型の漏電遮断器の場合は,取付スペースに余裕
があるため問題ないが,2極型の小型の漏電遮断器の場
合は,ハンドルでスペースが占められるため,取付スペ
ースがほとんどなく,補助スイッチと警報スイッチを備
えた付属スイッチを取付ける場合,無理が生じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】補助スイッチと警報ス
イッチの一体構造型のものが,より小型の回路遮断器に
も取付けられ,かつ回路遮断器全体の部品のコストダウ
ンも考慮した回路遮断器の構造を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】補助スイッチを電源側
に,警報スイッチを負荷側とする短絡遮断時の絶縁性能
を考慮した,縦長方向の絶縁ハウジング内に収納する形
で,かつ回路遮断器のベースの側壁の溝に挿入する構造
とし,補助スイッチに対しては,クロス板の上下動の動
作を伝えるアクチュエータの形状を直線部と傾斜部とし
て,ヒンジと回転部を通して一体化構造とし,警報スイ
ッチに対しては,過電流引外し用の回転棒のみで,開閉
機構部のリンクに専用部品を取付けたりしないで,警報
接点動作が可能とするため,作動杆のリンク部との係合
部より負荷側の端部を肉盛りする構造とした。
【0005】
【発明の作用】付属スイッチの収納する構造が縦長方向
の絶縁ハウジング内に収納する形としたので,より小形
の回路遮断器にも取付可能となり,しかも補助スイッチ
のアクチュエータの形状をクロス板の上下移動を考慮し
た形としたため,主回路接点の動作時期に,補助接点の
動作時期が極力近づくようになり,しかも一定圧で補助
スイッチのマイクロスイッチを押すことが可能となる。
警報スイッチに関しては開閉機構部のリンクに専用部品
を取付けたりしないで,過電流引外し用の回転棒のみで
警報接点動作が可能となり,部品のコストダウンが可能
となる。
【0006】
【実施例】実施例を図に基づいて説明をする。50は開
閉機構部を挟持構造にて構成する取付枠で,取付枠50
の2側面上端に円弧状の溝50a,50aを設ける。5
4はハンドルで,ハンドル54を取付枠50の上端中央
部に孔を有する突起部50b,50bにつる巻き状のば
ね54aをシャフト54bで前記孔に挿入し,ばね54
aの一端を取付枠50の前端の孔50cに係止すること
により設定する。
【0007】56はリンクで,一端部でローラ59を軸
支し,他端部でシャフト56aでハンドル54の側端部
の孔50cと溝50a,50aを貫通させ,ハンドル5
4を前後方向に開閉することにより,溝50a,50a
内をシャフト56aが摺動する。
【0008】 57はリンクで、上下足に段差を設けて
形成し、略状の下半分の2側面に直線状の長孔58,5
8を有し、リンク57の挟時部の下部に直角状の係合部
57aを有し、リンク57の上端に孔を設け、シャフト
57bで取付枠50の上端負荷側の係合部57aの直角
線上にある孔に回転可能な支持構造とする。
【0009】ローラ59は長孔58,58に収納され,
ハンドル54を前後方向に開閉することにより,ローラ
59の下に固定接点部51と可動接点部52を上下方向
に開閉するためのクロス板60を設定する。
【0010】 55は作動杆で、端部55dは肉盛りす
る形状となっており、取付枠側端50dと作動杆55に
係止しているばね55aの反力によって、直角状の係合
部55bとリンク57の係合部57aとリンク57の上
部回転軸中心と、作動杆の回転軸中心とが前記第2のリ
ンクの下部足の下端の作動杆の係合部で直角に係合し、
かつ第2のリンクの上部足の軸支点の略垂直下に下部足
と作動杆とが係合するようになっている。過電流検出部
53で過電流を検出後、アーマチュア53aによって回
転棒55eを押すことにより、引外し動作を行い、係合
部55bと係合部57aとの係合状態を解除することに
より、クロス板60上のローラ59は負荷側へ滑り落
ち、クロス板60は上へ移動し電路を開路する。
【0011】作動杆55の端部55dを肉盛りする形状
となっていることの理由を以下に示す。図8においてA
はリンク57の取付枠50上の支点,Bは作動杆55の
回転中心部,Cは作動杆55の回転棒55eの引き外し
動作前の位置を示し,PPは作動杆55の係合量を示
す。前述のように作動杆55の係合部55bとリンク5
7の係合部57aは直角状態であり,係合時は<APB
=90度となっているが,トリップ時には<APBと
なり90度より小さくなる。トリップ後リンク57の係
合部57aの先端がAを中心に円弧を描いて移動する
が,リンク57の係合部57aの先端が,作動杆55上
のPからPへ移動したとき<APB=90度とな
り,作動杆55のトリップ後のf方向への回転角度は最
大となる。更にP方向に移動すると<APB>90
度となり,<APB=<APBとなり,作動杆55
の回転角度はトリップ時の係合が外れたときと同じにな
り,それを越えると作動杆55の回転角度は係合時と同
じに戻り,更にP方向に移動すると,C点はfとの逆
方向に回転する。ここでAを中心とする円弧P
直線PBとのギャップ(斜線部分)を作動杆55側に
肉盛りをしておけば,作動杆55はf方向に回転したま
まの状態を維持する。更に斜線部分の肉盛りを多めにす
れば,f方向の角度も多くなる。上記の肉盛りを行うこ
とにより,作動杆55のC点はf方向に押し続けること
ができる。
【0012】70は補助スイッチと警報スイッチを収納
する絶縁ハウジングで,周囲4面を壁によって覆われ,
隔壁70aによって,2つの空間70bと空間70cの
一体部と空間70dに分けられている。空間70bの下
に空間70cを設けてあるが,空間70cの下の壁に孔
70gを設け,空間70dの右壁の一部と下壁の一部を
削除して孔70fを設ける。回路遮断器のベース側壁7
9の溝80に挿入するため,支持部76を図5の空間7
0dの紙面の手前側に設ける。
【0013】空間70cの孔70gの上側の壁73の下
側と壁73と対向する位置の壁の下側に半円状の凹部を
有する突部77,77を設け,壁73の中央部に係合部
74dを,空間70dを構成している壁78の中央部に
係合部74eを設ける。
【0014】75bはアクチュエータで直線部75aと
傾斜部75cを有し,ヒンジ71a,軸部75で一体化
している。補助スイッチ用のユニットは,最初にヒンジ
71a,軸部75,アクチュエータ75bの一体化され
たものを空間70bの上から落とし込み,空間70c内
に,孔70gからアクチュエータ75bを引き出す形
で,突部77,77の凹部へ軸部75を設置し,更にそ
の上から補助スイッチ用マイクロスイッチ71を係合部
74dで係止することにより組立てられる。
【0015】72は警報スイッチ用マイクロスイッチ
で,ヒンジ72aを有し,ヒンジ72aを孔70fから
引き出す形で,空間70dの上から落とし込み,係合部
74eで係止することにより,警報スイッチ用のユニッ
トは組立てられる。
【0016】補助スイッチ用マイクロスイッチ71の動
作は,図7に示すように,(A)は固定接点部51と可
動接点部52が閉路状態でクロス板60とアクチュエー
タ75bの傾斜面75cが無接触の状態である。(B)
は可動接点部52が固定接点部51から開離したところ
で,アクチュエータ75bの直線部75aとクロス板6
0の平面60aとが平行状態で摺動し,クロス板60は
上方へ移動する。この場合ヒンジ71aが補助スイッチ
用マイクロスイッチ71の押釦71cを一定の押圧で押
し続ける。(c)はクロス板60が接点部が完全に開路
したことにより,更に上方へ移動した状態で直線部75
aと平面60aとが平行状態で摺動していくため,押釦
71cを一定の押圧で押し続けた状態となる。以上のよ
うにクロス板60の上昇位置に関係なく一定の押圧で押
釦71cを押すので確実に信号を伝達することができ
る。
【0017】警報スイッチ用マイクロスイッチの動作に
ついて説明をする。過電流等により,過電流検出部53
で検出後,アーマチュア53aが作動杆55の回転棒5
5eを電源側に押すことにより,電路を開路するが,作
動杆55の端部55dは肉盛りする形状となっているた
め,前述のように回転棒55eは電源側に押し続けるこ
とができるので,警報スイッチ用マイクロスイッチ72
を構成するヒンジ72aを押す。以上のように作動杆5
5の回転棒55eのみによって何ら他の専用部品を用い
ないで,警報スイッチ用マイクロスイッチを動作するこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】補助スイッチと警報スイッチの一体構造
形を縦長方向の短絡遮断時の絶縁性能を考慮した絶縁ハ
ウジング内に収納することにより,より小型の回路遮断
器にも取付けられ,かつ補助スイッチに対しては,可動
接点部開離後,直線部と傾斜部の形状からなるアクチュ
エータによりクロス板の上昇位置に関係なく,一定の押
圧で補助スイッチを形成するマイクロスイッチの押釦を
押すので,開閉動作を正確に伝達し,警報スイッチに対
しては,従来開閉機構のリンクに専用部品を取付けたり
していたのが,作動杆の回転棒のみで信号伝達動作が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回路遮断器の側面断面図。
【図2】 本発明の回路遮断器のカバーを外したハンド
ル投入状態の正面図。
【図3】 本発明の回路遮断器の開閉機構部の開路した
状態を示す側面断面図。
【図4】 本発明の回路遮断器の開閉機構部の開路した
状態を示す正面図。
【図5】 本発明の回路遮断器の付属スイッチの側面断
面図。
【図6】 本発明の回路遮断器の付属スイッチを収納す
る絶縁ハウジングの側面断面図。
【図7】 本発明の回路遮断器の補助スイッチ用マイク
ロスイッチの動作状態を示す図。
【図8】 本発明の回路遮断器の過電流引外し時の第2
のリンクと作動杆の関係を示す図。
【符号の説明】
50 取付枠 50a 溝 50b 突起部 50c 孔 50d 取付枠側端 51 固定接点部 52 可動接点部 53 過電流検出部 53a アーマチュア 54 ハンドル 54a ばね 54b シャフト 55 作動杆 55a ばね 55b 係合部 55d 端部 55e 回転棒 56 リンク 56a シャフト 57 リンク 57a 係合部 57b シャフト 58 長孔 59 ローラ 60 クロス板 60a 平面 70 絶縁ハウジング 70a 隔壁 70b 空間 70c 空間 70d 空間 70f 孔 70g 孔 71 補助スイッチ用マイクロスイッチ 71a ヒンジ 71c 押釦 72 警報スイッチ用マイクロスイッチ 72a ヒンジ 73 壁 74d 係合部 74e 係合部 75 軸部 75a 直線部 75b アクチュエータ 75c 傾斜部 76 支持部 77 突部 78 壁 79 ベース側壁 80 溝

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース内に固定した固定接触子に対向し
    た可動接触子と、該可動接触子に載置係合した可動体の
    上部にローラ部を当接した第1のリンクと該第1のリン
    クの連結したハンドルと、前記第1のリンクに連結した
    第2のリンクの下端に係合した作動杆と、該作動杆を回
    動させる過負荷電磁石を有する回路遮断器において、前
    記第2のリンクの上下足に段差を設けて形成し、下部足
    に前記第2のリンクのローラ軸が貫通する長孔を形成す
    ると共に、下部足の下端を前記作動杆に係合し、上部足
    の上部を取付枠に軸支し、前記下部足の下端が摺動する
    作動杆の部分に肉盛り部を設けた開閉機構を有し、マイ
    クロスイッチがアクチュエータと共に縦長方向の絶縁ハ
    ウジング内に嵌合構造で取付けられ、ベース側壁の溝に
    設置され、可動体の移動により補助スイッチのアクチュ
    エータを作動させ、かつ作動杆の運動により警報スイッ
    チのヒンジを作動させる回路遮断器の付属スイッチ開閉
    構造。
  2. 【請求項2】 直線部と傾斜部からなるアクチュエータ
    を絶縁ハウジング内の前部下孔から出し、前記アクチュ
    エータの回転部を軸受溝に設けた補助スイッチ部と前記
    絶縁ハウジング内の後部横孔からヒンジ部を出した警報
    スイッチ部からなる付属スイッチ開閉構造で、電路開閉
    過程において、可動体のベース面に垂直な平面と、前記
    アクチュエータの直線部とが平行状態で摺動し、かつ過
    電流検出時、作動杆の回転棒の押圧動作により前記ヒン
    ジ部を作動させることを特徴とする請求項1記載の回路
    遮断器の付属スイッチ開閉構造。
  3. 【請求項3】第2のリンクの取付枠の軸支点を中心に,
    負荷側へ前記第2のリンクと作動杆の係合部が描く円孤
    と,前記作動杆の回転中心部と前記第2のリンクと前記
    作動杆の係合部を結ぶ接線の角度が,90度となる点を
    越えた部分の前記接線と,前記円孤の間の空間を前記作
    動杆側に肉盛りをして埋めたことを特徴とする請求項1
    記載の回路遮断器の付属スイッチ開閉構造。
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KR100434154B1 (ko) * 2002-04-22 2004-06-04 엘지산전 주식회사 회로차단기의 한류동작 표시장치
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