JP2875006B2 - プリント配線板の吊りピン切断装置 - Google Patents
プリント配線板の吊りピン切断装置Info
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Description
より,各プリント配線板を個片状に精度良くしかも能率
的に切断することのできる,切断装置に関する。
板71は,その周囲において,縦横2方向の吊りピン部73
を介してフレーム72に支持され,基板シート7内に多数
配設されている。また,吊りピン部73の両側には,前工
程の外形加工において,貫通する外形穴79が穿設されて
いる。
示すごとく,切断装置9によって,上記吊りピン部73を
打抜くことにより,フレーム72から個片基板として切り
離される。
個片状に打抜くためのパンチ91と,該パンチ91を上下動
させるプレス機(図示略)と,上記パンチ91の下方に配
置したダイプレート92とよりなる。
る。また,該ダイプレート92は,上記基板シート7を位
置合わせするためのピン921を上記打抜き穴910の近傍に
有する。また,上記基板シート7は,上記ピン921と対
応する位置に,ピン穴712を有する。
たっては,第10図に示すごとく,まず上記ダイプレート
92上に基板シート7を置く。次いで,上記パンチ91をプ
リント配線板71の周囲にある吊りピン部73に向かって下
降させる。これにより,該吊りピン部73が,第9図上方
に示すごとく,プリント配線板71とフレーム72とより切
り離される。
個片状に切り離されて個片基板となる。なお,同図にお
いて,符号74はプリント配線板71上に形成されたパター
ンである。
切断装置としてのシャーリング81を用いる方法もある。
この方法は,上記シャーリング81の先端刃811により,
切断台82上に固定した上記基板シート7の吊りピン部73
を切断するものである。これにより,プリント配線板71
を基板シート7より個片状に切り離すことができる。
る。
板71をパンチ91,シャーリング81により切断する際に
は,上記吊りピン部73の位置をその都度,上記パンチ91
の下方にある打抜き穴910の位置(または切断台82,以下
同様)まで移動する必要がある。
は,上記ダイプレート92の打抜き穴910の周縁部912に付
着した切断粉が,プリント配線板71とパンチ91等との間
に介在し,プリント配線板71に打痕を生じさせる。かか
る打痕は,プリント配線板7に設けたパターン74を損傷
させることになる。また,上記切断粉を除去するための
作業は,手間を要し煩雑である。それ故,基板シート7
の吊りピン切断作業は,能率的でない。
ート92上のピン921に,該基板シート7のピン穴712を係
合させる必要がある。しかし,かかる係合作業は,手間
を要し煩雑である。
に行うため,基板シート7の位置ずれを生じさせるおそ
れがある。そのため,基板シート7の切断精度が良くな
い場合がある。
上記ダイプレート92をその都度取り替えなければならな
い。そのため,上記取り替え作業は煩雑で作業能率を低
下させる。
で,基板シートの位置合わせが容易で,個片基板を精度
良くしかも能率的に切断できる,プリント配線板の吊り
ピン切断装置を提供しようとするものである。
基板シートにおける上記吊りピン部を切断するためのプ
リント配線板の吊りピン切断装置であって,基板シート
の上面を押えて切断された個片基板の位置ずれを防止す
るための押え板と,回転切断刃を有する切断機と,該切
断機をその回転切断刃が吊りピン部を切断できるよう
に,前後,左右,更には水平回転させ,かつ昇降させる
切断位置制御装置とからなるプリント配線板の吊りピン
切断装置にある。
切断装置は,押え板と,切断機と,切断位置制御装置と
からなることである。
(各プリント配線板)の周囲に残してある吊りピン部
を,露出させることができる切断用窓を有することが好
ましい。上記切断用窓とは,上記切断機が自由に吊りピ
ン部を切断できる,開口部のことである。
囲において,フレームによって支持されている係止片を
いう。
可能な透明板とすることもできる。
きるように,前後(X方向),左右(Y方向),更には
水平回転させ,かつ昇降(Z方向)できるよう配設す
る。
左右,更には水平回転,かつ昇降させて,切断位置(吊
りピン位置)に切断刃を位置させるための装置である。
置は押え板と,切断機と,切断位置制御装置とからな
る。そして,基板シートの吊りピン部を切断するに当っ
ては,次のように作動させる。
るピンテーブル上に固定する。そして,該基板シート上
に押え板を下降させて,個片基板の位置ずれを防止す
る。
て,切断機の下方において上記基板シートの吊りピン部
を位置合わせする。
る吊りピン部を切断する。そして,同方向に位置する吊
りピン部を同様にして全て切断する(第1図参照)。
転させて,上記回転切断刃の方向を,略90度方向転換す
る。そして,更に上記切断位置制御装置により上記切断
機を下降させて,取り付け方向が異なる残りの吊りピン
部,即ち左右方向に配列する吊りピン部を順次切断する
(第1図参照)。
より押え板及び切断機を上昇させ,切断された個片基板
をピンテーブルより取り出す。
ているため,吊りピン部の切断後においても個片基板の
位置ずれを生ずることがない。そのため,基板シートを
精度良く,しかも能率的に切断することができる。
しているため,該切断位置制御装置により切断機を前
後,左右の方向へ自在に自動的に移動することができ
る。そのため,基板シートを固定した状態で,精度良く
しかも能率的に切断することができる。
部を精度良くしかも能率的に切断できる,プリント配線
板の吊りピン切断装置を提供することができる。
断装置につき,第1図〜第6図を用いて説明する。
く,プリント配線板71の周囲に吊りピン部73を残してあ
る基板シート7における,上記吊りピン部73を切断する
ためのものである。
面を押さえて切断された個片基板であるプリント配線板
71の位置ずれを防止するための押え板4と,回転切断刃
1を有する切断機2と,該切断機2をその回転切断刃1
が吊りピン部73を切断できるように,前後(X方向),
左右(Y方向),更には水平回転させ,かつ昇降させる
切断位置制御装置29とからなる。
枠体41によって囲まれた切断用窓42とよりなる。上記枠
体41は,多数の略正方形を形成するフレームが前後左右
に整列した,弾性クッション材よりなる。そして,上記
切断用窓42は上記枠体41により囲まれた開口部よりな
る。また,上記押え板4は,第3図,第4図に示すごと
く,ピストンシリンダ44により上下動するように配設す
る。
21を有するスピンドル22と,切断位置制御装置29によっ
て水平方向に略90度方向回転する回転軸23とを有する。
また,上記切断機2は,上記急速回転軸21の先端部に回
転切断刃1を有する。回転切断刃1は,バイヤモンドブ
レードよりなる。
図,第4図に示すごとく,捨て板6と,該捨て板6の下
方にピンテーブル5を配置する。上記捨て板6として
は,古紙等からなる厚紙を用いる。
を切断するに当っては,次のように作動させる。
く,位置合わせ用のピン51を有するピンテーブル5上に
係合穴70を嵌挿して固定する。そして,第3図,第5図
に示すごとく,該基板シート7の上に押え板4を下降さ
せて固定し,個片基板の位置ずれを防止する。
せて,X方向に配列した吊りピン部7311を切断する(第5
図)。そして,同方向に位置する吊りピン部7321,7313
を同様にして全て切断する。このとき,捨て板6は,そ
の上面が一部切断される。
平回転させて,上記回転切断刃1の方向を90度変更す
る。
すごとく,上記吊りピン部73のうちY方向に配列する吊
りピン部7351を順次切断する。これにより,全てのプリ
ント配線板71が個片化される。
2を上昇させ,切断された個片化プリント配線板を取り
出す。
上記押え板4を有しているため,吊りピン部73の切断中
においても個片基板(各プリント配線板)の位置ずれを
生ずることがない。そのため,基板シート7を精度良く
切断して,個片基板としてのプリント配線板71を能率良
く得ることができる。また,上記押え板4は,開口部の
切断用窓42を有しているため,切断時に邪魔となること
がない。
いるため,該切断位置制御装置29により切断機2を前
後,左右方向へ自在に自動的に移動することができる。
そのため,基板シート7を固定した状態のままで,切断
機2により精度良くかつ能率的に切断することができ
る。
第7図及び第8図に示すごとく,上記第1実施例におけ
る切断用窓42を有する押え板4に代えて,目視可能な透
明板からなる押え板3を用いるものである。
明板よりなる。
断刃1により切断するに当っては,上記押さえ板3と基
板シート7とを同時に切断する。その他は,第1実施例
と同様である。
を基板シート7上で,吊りピン73の位置に位置合わせす
る必要がない。
により保護されているため,基板シート7の切断粉など
によりプリント配線板71の表面を傷付けることがない。
その他上記第1実施例と同様の効果を得ることができ
る。
吊りピン切断装置を示し,第1図はその斜視図,第2図
〜第4図はその作動説明図,第5図は基板シート上に押
え板を配置した状態の平面図,第6図は押え板の平面
図,第7図及び第8図は第2実施例にかかるプリント配
線板の吊りピン切断装置を示し,第7図は基板シートの
切断状態を示す断面図,第8図は基板シート上に押え板
を配置した状態の平面図,第9図〜第11図は従来例を示
し,第9図は基板シートの平面図,第10図は基板シート
をパンチ切断装置により切断する状態を示す断面図,第
11図は基板シートをシャーリング切断装置により切断す
る状態を示す断面図である。 1……回転切断刃, 2……切断機, 3,4……押え板, 42……切断用窓, 7……基板シート, 71……プリント配線板, 72……フレーム, 73……吊りピン部, 79……外形穴,
Claims (3)
- 【請求項1】個片基板の周囲に吊りピン部を残してある
基板シートにおける上記吊りピン部を切断するためのプ
リント配線板の吊りピン切断装置であって, 基板シートの上面を押えて切断された個片基板の位置ず
れを防止するための押え板と,回転切断刃を有する切断
機と,該切断機をその回転切断刃が吊りピン部を切断で
きるように,前後,左右,更には水平回転させ,かつ昇
降させる切断位置制御装置とからなるプリント配線板の
吊りピン切断装置。 - 【請求項2】第1請求項において,押え板は切断用窓を
有することを特徴とするプリント配線板の吊りピン切断
装置。 - 【請求項3】第1請求項において,押え板は目視可能な
透明板を有することを特徴とするプリント配線板の吊り
ピン切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32663690A JP2875006B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | プリント配線板の吊りピン切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32663690A JP2875006B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | プリント配線板の吊りピン切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04196497A JPH04196497A (ja) | 1992-07-16 |
JP2875006B2 true JP2875006B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=18190004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32663690A Expired - Lifetime JP2875006B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | プリント配線板の吊りピン切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2875006B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2713274B2 (ja) * | 1995-11-07 | 1998-02-16 | 日本電気株式会社 | 体温ピックアップ |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP32663690A patent/JP2875006B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04196497A (ja) | 1992-07-16 |
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