JPH0715638Y2 - 板材加工機におけるテーブル装置 - Google Patents
板材加工機におけるテーブル装置Info
- Publication number
- JPH0715638Y2 JPH0715638Y2 JP1988095661U JP9566188U JPH0715638Y2 JP H0715638 Y2 JPH0715638 Y2 JP H0715638Y2 JP 1988095661 U JP1988095661 U JP 1988095661U JP 9566188 U JP9566188 U JP 9566188U JP H0715638 Y2 JPH0715638 Y2 JP H0715638Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- shot pin
- engagement hole
- engaged
- disengaged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案はパンチングプレスなどの板材加工機における
テーブル装置の一部を構成するワークシュータテーブル
の改良に関する。
テーブル装置の一部を構成するワークシュータテーブル
の改良に関する。
(従来の技術) 従来、パンチングプレスの加工位置で打抜かれた製品や
排材を自動的に搬出せしめるために、例えば実公昭56-1
4892号公報などで知られているように、ワークシュータ
テーブルを備えたテーブル装置が設けられている。
排材を自動的に搬出せしめるために、例えば実公昭56-1
4892号公報などで知られているように、ワークシュータ
テーブルを備えたテーブル装置が設けられている。
このワークシュータテーブルはワークを支持するワーク
支持テーブルに対して一方側を支点として上下方向へ揺
動されるようになっている。そのため加工位置で打抜か
れた製品や排材を搬出する際には、このワークシュータ
テーブルを一方側を支点として下方向へ揺動させて他方
側を下げることによって、製品や排材はワークシュータ
テーブルを滑ってこのワークシュータの他方向に搬出さ
れる。
支持テーブルに対して一方側を支点として上下方向へ揺
動されるようになっている。そのため加工位置で打抜か
れた製品や排材を搬出する際には、このワークシュータ
テーブルを一方側を支点として下方向へ揺動させて他方
側を下げることによって、製品や排材はワークシュータ
テーブルを滑ってこのワークシュータの他方向に搬出さ
れる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した従来のワークシュータは一方側にの
み支点して揺動する構造となっているため、パンチプレ
スで打抜かれた製品や排材のワークは1つの方向のみに
搬出されてしまうから、ワークの仕分けに人手を要する
と共に、仕分けが大変面倒で、しかも仕分けに要する時
間も大変長くかかるという問題があった。
み支点して揺動する構造となっているため、パンチプレ
スで打抜かれた製品や排材のワークは1つの方向のみに
搬出されてしまうから、ワークの仕分けに人手を要する
と共に、仕分けが大変面倒で、しかも仕分けに要する時
間も大変長くかかるという問題があった。
この考案の目的は、上記問題点を改善するため、製品、
排材のごときワークの搬出方向の選択を可能とし、例え
ばワークの仕分けを容易に行うことができるテーブル装
置を提供することにある。
排材のごときワークの搬出方向の選択を可能とし、例え
ばワークの仕分けを容易に行うことができるテーブル装
置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題点を解決するため、本考案にお
いては、ワークに板材加工を行う切断加工位置の近傍に
ワークを支持するワーク支持テーブルを設け、このワー
ク支持テーブルに切欠部を形成し、この切欠部にワーク
シュータテーブルが位置するように配置し、このワーク
シュータテーブルの一端側に第1係合穴を設けると共
に、ワークシュータテーブルの他端側に第2係合穴を設
け、上記ワーク支持テーブルにおける上記切欠部の一端
側に上記第1係合穴に係合離脱可能な第1ショットピン
を設けると共に、上記ワーク支持テーブルにおける上記
切欠部の他端側に上記第2係合穴に係合離脱可能な第2
ショットピンを設け、上記第1ショットピンを第1係合
穴に係合せしめてかつ第2ショットピンを第2係合穴か
ら離脱せしめたときに、第1ショットピンを支点として
上記ワークシュータテーブルを上下方向へ揺動させると
共に、上記第2ショットピンを第2係合穴に係合せしめ
てかつ第1ショットピンを第1係合穴から離脱せしめた
ときに、第2ショットピンを支点として上記ワークシュ
ータテーブルを上下方向へ揺動させるため、上下方向へ
移動可能な移動体を備えた上下動作動装置を設けると共
に、この移動体を上記ワークシュータテーブルに連結し
てなることを特徴とする。
いては、ワークに板材加工を行う切断加工位置の近傍に
ワークを支持するワーク支持テーブルを設け、このワー
ク支持テーブルに切欠部を形成し、この切欠部にワーク
シュータテーブルが位置するように配置し、このワーク
シュータテーブルの一端側に第1係合穴を設けると共
に、ワークシュータテーブルの他端側に第2係合穴を設
け、上記ワーク支持テーブルにおける上記切欠部の一端
側に上記第1係合穴に係合離脱可能な第1ショットピン
を設けると共に、上記ワーク支持テーブルにおける上記
切欠部の他端側に上記第2係合穴に係合離脱可能な第2
ショットピンを設け、上記第1ショットピンを第1係合
穴に係合せしめてかつ第2ショットピンを第2係合穴か
ら離脱せしめたときに、第1ショットピンを支点として
上記ワークシュータテーブルを上下方向へ揺動させると
共に、上記第2ショットピンを第2係合穴に係合せしめ
てかつ第1ショットピンを第1係合穴から離脱せしめた
ときに、第2ショットピンを支点として上記ワークシュ
ータテーブルを上下方向へ揺動させるため、上下方向へ
移動可能な移動体を備えた上下動作動装置を設けると共
に、この移動体を上記ワークシュータテーブルに連結し
てなることを特徴とする。
(作用) 上記の構成により、ワークシュータテーブルの一端側へ
ワークを搬出する場合には、第2ショットピンを第2係
合穴にせしめると共に、第1ショットピンを第2係合穴
から離脱せしめる。そして、上下動作動装置における移
動体を下方向へ移動させることにより、ワークシュータ
テーブルを第2ショットピンを支点として下方向へ揺動
させて、ワークシュータテーブルにおける一端側を他端
側よりも下げる。これによって、ワークシュータテーブ
ル上に位置したワークは自重により、一端側へ向かって
滑り、ワークシュータテーブルの一端側へ搬出すること
ができる。
ワークを搬出する場合には、第2ショットピンを第2係
合穴にせしめると共に、第1ショットピンを第2係合穴
から離脱せしめる。そして、上下動作動装置における移
動体を下方向へ移動させることにより、ワークシュータ
テーブルを第2ショットピンを支点として下方向へ揺動
させて、ワークシュータテーブルにおける一端側を他端
側よりも下げる。これによって、ワークシュータテーブ
ル上に位置したワークは自重により、一端側へ向かって
滑り、ワークシュータテーブルの一端側へ搬出すること
ができる。
同様に、ワークシュータテーブルの他端側へワークを搬
出する場合には、第1ショットピンを第1係合穴にせし
めると共に、第2ショットピンを第2係合穴から離脱せ
しめる。そして、上下動作動装置における移動体を下方
向へ移動させることにより、ワークシュータテーブルを
第1ショットピンを支点として下方向へ揺動させて、ワ
ークシュータテーブルにおける他端側を一端側よりも下
げる。これによって、ワークシュータテーブル上に位置
したワークは自重により、他端側へ向かって滑り、ワー
クシュータテーブルの他端側へ搬出することができる。
出する場合には、第1ショットピンを第1係合穴にせし
めると共に、第2ショットピンを第2係合穴から離脱せ
しめる。そして、上下動作動装置における移動体を下方
向へ移動させることにより、ワークシュータテーブルを
第1ショットピンを支点として下方向へ揺動させて、ワ
ークシュータテーブルにおける他端側を一端側よりも下
げる。これによって、ワークシュータテーブル上に位置
したワークは自重により、他端側へ向かって滑り、ワー
クシュータテーブルの他端側へ搬出することができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図,第2図および第3図を参照するに、板材加工機
としてのタレットパンチングプレス1における門型形状
の本体フレーム3は下部フレーム3D,上部フレーム3Uお
よび下部フレーム3Dと上部フレーム3Uを一体的化せしめ
たコラム3Cとからなっている。
としてのタレットパンチングプレス1における門型形状
の本体フレーム3は下部フレーム3D,上部フレーム3Uお
よび下部フレーム3Dと上部フレーム3Uを一体的化せしめ
たコラム3Cとからなっている。
前記下部フレーム3Dと上部フレーム3Uにはそれぞれ円盤
状の下部タレット5および上部タレット7が対向して回
転自在に装着してある。この下部タレット5と上部タレ
ット7は同期して同方向に回転するものであり、下部タ
レット5には複数のダイ9が同心円上に配置されかつ、
装着してある。また、上部タレット7にはダイ9と対応
する複数のパンチ11が装着してある。なお、前記上部フ
レーム3Uの先端側(第3図において右側)の定位置に
は、パンチ11を打圧する通常のストライカ13が昇降自在
に装着してある。
状の下部タレット5および上部タレット7が対向して回
転自在に装着してある。この下部タレット5と上部タレ
ット7は同期して同方向に回転するものであり、下部タ
レット5には複数のダイ9が同心円上に配置されかつ、
装着してある。また、上部タレット7にはダイ9と対応
する複数のパンチ11が装着してある。なお、前記上部フ
レーム3Uの先端側(第3図において右側)の定位置に
は、パンチ11を打圧する通常のストライカ13が昇降自在
に装着してある。
前記タレットパンチングプレス1の前側には、ワークを
支持するワーク支持テーブルとしてのワーク固定センタ
テーブル15が設けてあり、このワーク固定センタテーブ
ル15の左右両側にはワーク可動サイドテーブル17R,17L
が設けてある。このワーク固定センタテーブル15,ワー
ク可動サイドテーブル17R.17Lの上面にはワークを移動
せしめる際にワークを支持する複数のフリーベアリング
19が回転自在に装着してある。
支持するワーク支持テーブルとしてのワーク固定センタ
テーブル15が設けてあり、このワーク固定センタテーブ
ル15の左右両側にはワーク可動サイドテーブル17R,17L
が設けてある。このワーク固定センタテーブル15,ワー
ク可動サイドテーブル17R.17Lの上面にはワークを移動
せしめる際にワークを支持する複数のフリーベアリング
19が回転自在に装着してある。
前記ワーク可動サイドテーブル17R,17L上には、ワーク
を前後左右方向へ移動位置決めするワーク移動位置決め
装置21が設けてある。すなわち、ワーク可動サイドテー
ブル17R,17Lは前後方向(以下、Y軸方向という。)の
下部に設けたガイドレール23に案内されて前後方向へ移
動されるようになっている。ワーク可動サイドテーブル
17R,17Lに跨ってキヤレッジベース25が設けてある。
を前後左右方向へ移動位置決めするワーク移動位置決め
装置21が設けてある。すなわち、ワーク可動サイドテー
ブル17R,17Lは前後方向(以下、Y軸方向という。)の
下部に設けたガイドレール23に案内されて前後方向へ移
動されるようになっている。ワーク可動サイドテーブル
17R,17Lに跨ってキヤレッジベース25が設けてある。
前記上部フレーム3Uの先端部に設けたサーボモータのご
ときY軸用駆動モータ27に連動連結したリードスクリュ
29が上部フレーム3Uの下面にY軸方向へ延伸して設けて
ある。このリードスクリュ29にはナット部材31が螺合し
てあり、このナット部材31は前記キヤレッジベース25に
一体化されている。
ときY軸用駆動モータ27に連動連結したリードスクリュ
29が上部フレーム3Uの下面にY軸方向へ延伸して設けて
ある。このリードスクリュ29にはナット部材31が螺合し
てあり、このナット部材31は前記キヤレッジベース25に
一体化されている。
上記構成により、Y軸用駆動モータ27を駆動させると、
リードスクリュ29が回転し、ナット部材31を介してキヤ
レッジベース25がY軸方向に移動される。キヤレッジベ
ース25がY軸方向に移動すると、ワーク可動サイドテー
ブル17R,17Lも一緒にガイドレール23に案内されてY軸
方向へ移動されることになる。
リードスクリュ29が回転し、ナット部材31を介してキヤ
レッジベース25がY軸方向に移動される。キヤレッジベ
ース25がY軸方向に移動すると、ワーク可動サイドテー
ブル17R,17Lも一緒にガイドレール23に案内されてY軸
方向へ移動されることになる。
前記キヤレッジベース25には左右方向(以下、X軸方向
という。)へ移動自在なキヤレッジ33が設けてある。こ
のキヤレッジ33に螺合したリードスクリュ35がX軸方向
へ延伸してキヤレッジベース25に支承してある。リード
スクリュ35に連動連結したサーボモータのごときX軸用
駆動モータ37がキヤレッジベース25の側壁に取付けてあ
る。
という。)へ移動自在なキヤレッジ33が設けてある。こ
のキヤレッジ33に螺合したリードスクリュ35がX軸方向
へ延伸してキヤレッジベース25に支承してある。リード
スクリュ35に連動連結したサーボモータのごときX軸用
駆動モータ37がキヤレッジベース25の側壁に取付けてあ
る。
上記構成により、X軸用駆動モータ37を駆動させると、
リードスクリュ35が回転してキヤレッジ33がX軸方向へ
移動されることになる。
リードスクリュ35が回転してキヤレッジ33がX軸方向へ
移動されることになる。
前記キヤレッジ33には複数のクランプ装置39が設けてあ
り、クランプ装置39の構造はすでに公知の構造であるか
ら詳細な説明を省略する。したがって、複数のクランプ
装置39にワークの端縁を把持し、キヤレッジベース25を
Y軸方向へ、キヤレッジ33をX軸方向へ移動させること
により、ワークがX軸,Y軸方向に移動しタレットパンチ
ングプレス1の切断加工位置にワークの所定個所が位置
決めされると共に、ストライカ13を上下動せしめてダイ
9とパンチ11との協働で打抜き加工が行なわれることに
なる。
り、クランプ装置39の構造はすでに公知の構造であるか
ら詳細な説明を省略する。したがって、複数のクランプ
装置39にワークの端縁を把持し、キヤレッジベース25を
Y軸方向へ、キヤレッジ33をX軸方向へ移動させること
により、ワークがX軸,Y軸方向に移動しタレットパンチ
ングプレス1の切断加工位置にワークの所定個所が位置
決めされると共に、ストライカ13を上下動せしめてダイ
9とパンチ11との協働で打抜き加工が行なわれることに
なる。
第2図に示すように、前記ワーク固定センターテーブル
15における切断加工位置の近傍には切欠部が形成してあ
り、この切欠部にはワークシュータテーブル41が位置す
るように配置してある。このワークシュータテーブル41
の右端側(第2図において上端側、第3図において右端
側)には複数の第1係合穴43が設けてあり、このワーク
シュータテーブル41の左端側には複数の第2係合穴47が
設けてある。更に、ワークシュータテーブル41の前端側
(第2図において右端側、第3図において紙面に向かっ
て表端側)には複数の第3係合穴45が設けてあり、この
ワークシュータテーブル41の後端側には複数の第4係合
穴49が設けてある。第1,第2,第3,第4係合穴43,47,45,4
9にそれぞれ係合する第1,第2,第3,第4ショットピン51,
55,53,57が前記ワーク固定センタテーブル15に設けてあ
る。各ショットピン51,55,53,57は図示省略の例えばエ
アシリンダの作動によって、係合穴43,47,45,49に係合
離脱されることになる。
15における切断加工位置の近傍には切欠部が形成してあ
り、この切欠部にはワークシュータテーブル41が位置す
るように配置してある。このワークシュータテーブル41
の右端側(第2図において上端側、第3図において右端
側)には複数の第1係合穴43が設けてあり、このワーク
シュータテーブル41の左端側には複数の第2係合穴47が
設けてある。更に、ワークシュータテーブル41の前端側
(第2図において右端側、第3図において紙面に向かっ
て表端側)には複数の第3係合穴45が設けてあり、この
ワークシュータテーブル41の後端側には複数の第4係合
穴49が設けてある。第1,第2,第3,第4係合穴43,47,45,4
9にそれぞれ係合する第1,第2,第3,第4ショットピン51,
55,53,57が前記ワーク固定センタテーブル15に設けてあ
る。各ショットピン51,55,53,57は図示省略の例えばエ
アシリンダの作動によって、係合穴43,47,45,49に係合
離脱されることになる。
前記ワークシュータテーブル41におけるほぼ中央下部に
はボールジョイント59が取付けてある。一方、下部フレ
ーム3Dにおける前記ボールジョイント59に対応した位置
には上下方向へ延伸した穴61が形成してあり、この穴61
の下部である下部フレーム3Dにはクレビス形のシリンダ
63が取付けてある。このシリンダ63に装着されたピスト
ンロッド65の先端が前記ボールジョイント59に連結され
ている。
はボールジョイント59が取付けてある。一方、下部フレ
ーム3Dにおける前記ボールジョイント59に対応した位置
には上下方向へ延伸した穴61が形成してあり、この穴61
の下部である下部フレーム3Dにはクレビス形のシリンダ
63が取付けてある。このシリンダ63に装着されたピスト
ンロッド65の先端が前記ボールジョイント59に連結され
ている。
上記構成により、シリンダ63を作動させることにより、
ピストンロッド65が上下動されるから、ワークシュータ
テーブル41は上下動されるようになっている。
ピストンロッド65が上下動されるから、ワークシュータ
テーブル41は上下動されるようになっている。
前記下部フレーム3D内におけるワークシュータテーブル
41の四方側方には、傾斜した穴67がそれぞれ形成してあ
り、各穴67の下部には、製品あるいは排材を機外へ搬出
するための搬送コンベア69が配置してある。
41の四方側方には、傾斜した穴67がそれぞれ形成してあ
り、各穴67の下部には、製品あるいは排材を機外へ搬出
するための搬送コンベア69が配置してある。
上記構成により、クランプ装置39で把持されたワークを
切断加工位置に位置決めし、ストライカ13の上下動によ
りダイ9とパンチ11の協働でワークに打抜き加工が行な
われる。
切断加工位置に位置決めし、ストライカ13の上下動によ
りダイ9とパンチ11の協働でワークに打抜き加工が行な
われる。
打抜き加工された製品あるいは排材は、例えばショット
ピン51を係合穴43に係合しておき、他のショットピン5
5,53,57を係合穴47,45,49から抜くと共に、シリンダ63
を作動させてピントンロッド65を下降せしめると、ショ
ットピン51を支点としてワークシュータテーブル41が傾
斜し、ワークシュータテーブル41上に載置されている製
品あるいは排材はワークシュータテーブル41上を滑り、
さらに穴67を通って搬送コンベア69上に乗せられる。搬
送コンベア69上に乗せられた製品あるいは排材は搬送コ
ンベア69により機外へ搬送されることになる。
ピン51を係合穴43に係合しておき、他のショットピン5
5,53,57を係合穴47,45,49から抜くと共に、シリンダ63
を作動させてピントンロッド65を下降せしめると、ショ
ットピン51を支点としてワークシュータテーブル41が傾
斜し、ワークシュータテーブル41上に載置されている製
品あるいは排材はワークシュータテーブル41上を滑り、
さらに穴67を通って搬送コンベア69上に乗せられる。搬
送コンベア69上に乗せられた製品あるいは排材は搬送コ
ンベア69により機外へ搬送されることになる。
同様に、ショットピン53を係合穴45に係合しておき、他
のショットピン51,55,57を係合穴43,47,49から抜いた
り、あるいは、ショットピン55を係合穴47に係合してお
き、他のショットピン51,53,57を係合穴43,45,49から抜
いたり、さらには、ショットピン57を係合穴49に係合し
ておき、他のショットピン51,53,55を係合穴43,45,47か
ら抜く。
のショットピン51,55,57を係合穴43,47,49から抜いた
り、あるいは、ショットピン55を係合穴47に係合してお
き、他のショットピン51,53,57を係合穴43,45,49から抜
いたり、さらには、ショットピン57を係合穴49に係合し
ておき、他のショットピン51,53,55を係合穴43,45,47か
ら抜く。
このような状態において、シリンダ63を作動させてピス
トンロッド65を下降せしめると、ショットピン53,55,57
を支点としてワークシュータテーブル41が傾斜してワー
クシュータテーブル41上に載置されている製品あるいは
排材はワークシュータテーブル41を滑って所定の穴67を
通って所定の搬送コンベア69上に乗せられる。所定の搬
送コンベア69上に乗せられた製品あるいは排材は搬送コ
ンベア69により機外へ搬送されることになる。
トンロッド65を下降せしめると、ショットピン53,55,57
を支点としてワークシュータテーブル41が傾斜してワー
クシュータテーブル41上に載置されている製品あるいは
排材はワークシュータテーブル41を滑って所定の穴67を
通って所定の搬送コンベア69上に乗せられる。所定の搬
送コンベア69上に乗せられた製品あるいは排材は搬送コ
ンベア69により機外へ搬送されることになる。
このようにワークシュータテーブル41が四方へ傾斜され
るようになっているから、ワークシュータテーブル41上
に載置された製品あるいは排材のごときワークは例えば
種類あるいは大きさ毎に搬出方向を選択して、ワークシ
ュータテーブル41により搬出され、所定の搬送コンベア
69により搬送することができ、例えば製品又は排材を種
類あるいは大きさ毎に容易に仕分けることができる。
るようになっているから、ワークシュータテーブル41上
に載置された製品あるいは排材のごときワークは例えば
種類あるいは大きさ毎に搬出方向を選択して、ワークシ
ュータテーブル41により搬出され、所定の搬送コンベア
69により搬送することができ、例えば製品又は排材を種
類あるいは大きさ毎に容易に仕分けることができる。
なお、この考案は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この
考案によれば、切断加工位置で板材加工された製品ある
いは排材のごときワークは、例えばワークの種類や大き
さ毎にワークシュータテーブルの一端側又は他端側への
搬出方向を選択して、ワークシュータテーブルにより搬
出されることができ、例えば、製品や排材ののごときワ
ーク仕分けは容易に行うことができる。
考案によれば、切断加工位置で板材加工された製品ある
いは排材のごときワークは、例えばワークの種類や大き
さ毎にワークシュータテーブルの一端側又は他端側への
搬出方向を選択して、ワークシュータテーブルにより搬
出されることができ、例えば、製品や排材ののごときワ
ーク仕分けは容易に行うことができる。
第1図はこの考案を実施した一実施例の板材加工機とし
てのタレットパンチプレスの正面図、第2図は第1図に
おけるII-II線に沿った断面図、第3図は第1図におけ
るIII-III線に沿った断面図である。 1……タレットパンチプレス、9……ダイ、11……パン
チ、15……ワーク固定センタテーブル、17R,17L……ワ
ーク可動サイドテーブル、41……シュータテーブル、43
〜49……係合穴、51〜57……ショットピン、63……シリ
ンダ、65……ピストンロッド
てのタレットパンチプレスの正面図、第2図は第1図に
おけるII-II線に沿った断面図、第3図は第1図におけ
るIII-III線に沿った断面図である。 1……タレットパンチプレス、9……ダイ、11……パン
チ、15……ワーク固定センタテーブル、17R,17L……ワ
ーク可動サイドテーブル、41……シュータテーブル、43
〜49……係合穴、51〜57……ショットピン、63……シリ
ンダ、65……ピストンロッド
Claims (1)
- 【請求項1】ワークに板材加工を行う切断加工位置の近
傍にワークを支持するワーク支持テーブルを設け、この
ワーク支持テーブルに切欠部を形成し、この切欠部にワ
ークシュータテーブルが位置するように配置し、このワ
ークシュータテーブルの一端側に第1係合穴を設けると
共に、ワークシュータテーブルの他端側に第2係合穴を
設け、上記ワーク支持テーブルにおける上記切欠部の一
端側に上記第1係合穴に係合離脱可能な第1ショットピ
ンを設けると共に、上記ワーク支持テーブルにおける上
記切欠部の他端側に上記第2係合穴に係合離脱可能な第
2ショットピンを設け、上記第1ショットピンを第1係
合穴に係合せしめてかつ第2ショットピンを第2係合穴
から離脱せしめたときに、第1ショットピンを支点とし
て上記ワークシュータテーブルを上下方向へ揺動させる
と共に、上記第2ショットピンを第2係合穴に係合せし
めてかつ第1ショットピンを第1係合穴から離脱せしめ
たときに、第2ショットピンを支点として上記ワークシ
ュータテーブルを上下方向へ揺動させるため、上下方向
へ移動可能な移動体を備えた上下動作動装置を設けると
共に、この移動体を上記ワークシュータテーブルに連結
してなることを特徴とする板材加工機におけるテーブル
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988095661U JPH0715638Y2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 板材加工機におけるテーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988095661U JPH0715638Y2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 板材加工機におけるテーブル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0222230U JPH0222230U (ja) | 1990-02-14 |
JPH0715638Y2 true JPH0715638Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31320356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988095661U Expired - Lifetime JPH0715638Y2 (ja) | 1988-07-21 | 1988-07-21 | 板材加工機におけるテーブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715638Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6227296Y2 (ja) * | 1978-06-15 | 1987-07-13 | ||
JPS597305Y2 (ja) * | 1979-07-14 | 1984-03-06 | 株式会社神戸製鋼所 | ホッパ−防塵装置 |
JPH0224499Y2 (ja) * | 1985-08-30 | 1990-07-05 |
-
1988
- 1988-07-21 JP JP1988095661U patent/JPH0715638Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0222230U (ja) | 1990-02-14 |
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