JPS6344188Y2 - - Google Patents
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- JPS6344188Y2 JPS6344188Y2 JP8325180U JP8325180U JPS6344188Y2 JP S6344188 Y2 JPS6344188 Y2 JP S6344188Y2 JP 8325180 U JP8325180 U JP 8325180U JP 8325180 U JP8325180 U JP 8325180U JP S6344188 Y2 JPS6344188 Y2 JP S6344188Y2
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- Japan
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- attached
- cam follower
- slider
- vertical shaft
- handling section
- Prior art date
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- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、加工機の搬送装置に係り、特にプレ
ス加工機に適した搬送装置に関する。
ス加工機に適した搬送装置に関する。
一般的なプレス加工の工程は、絞り、抜き、曲
げなど複数の工程から成つており、数台のプレス
をライン化し、各プレス間には搬送用のベルトコ
ンベアを設けて流れ作業により前行程から順次後
行程に加工品を流してプレス品を完成させる。ま
たその素材の投入、加工品の取出し、投入などは
種々の搬送装置があり、ラインに於ける投入装置
としてはシートフイーダー、デイスタツカーなど
があり、また加工品の取出しにはスイングアーム
ストレートアンローダー等の装置により自動化が
図られ、プレス作業の合理化が行われている。
げなど複数の工程から成つており、数台のプレス
をライン化し、各プレス間には搬送用のベルトコ
ンベアを設けて流れ作業により前行程から順次後
行程に加工品を流してプレス品を完成させる。ま
たその素材の投入、加工品の取出し、投入などは
種々の搬送装置があり、ラインに於ける投入装置
としてはシートフイーダー、デイスタツカーなど
があり、また加工品の取出しにはスイングアーム
ストレートアンローダー等の装置により自動化が
図られ、プレス作業の合理化が行われている。
しかしながら、従来の搬送装置は、複雑な構造
を必要とする欠点があつた。
を必要とする欠点があつた。
本考案は前記従来の搬送装置の欠点を排除する
為に成されたもので、構造が簡単な搬送装置を提
案することを目的としている。この目的を達成す
るために本考案は、装置本体と、装置本体に取付
けられた横軸と、横軸の外周に支持されて横軸の
軸線方向に摺動自在にされたスライダと、円筒状
に形成されてその軸線がスライダの軸線と直交す
るようにスライダに取付けられたガイド部材と、
ガイド部材内に摺動自在に挿入された縦軸と、縦
軸の上部に固着されると共に被加工物を保持する
保持装置を備えたハンドリング部と、縦軸の下部
に支持されたカムフオロアーと、装置本体に取付
けられてカムフオロアーを案内すると共に両端部
に傾面を備えたカムと、カムフオロアーがカムの
一方の傾面に位置するときハンドリング部の保持
装置を作動状態にしかつカムフオロアーがカムの
他方の傾面に位置するときハンドリング部の保持
装置を非作動状態にする作動装置と、を設けたも
のである。
為に成されたもので、構造が簡単な搬送装置を提
案することを目的としている。この目的を達成す
るために本考案は、装置本体と、装置本体に取付
けられた横軸と、横軸の外周に支持されて横軸の
軸線方向に摺動自在にされたスライダと、円筒状
に形成されてその軸線がスライダの軸線と直交す
るようにスライダに取付けられたガイド部材と、
ガイド部材内に摺動自在に挿入された縦軸と、縦
軸の上部に固着されると共に被加工物を保持する
保持装置を備えたハンドリング部と、縦軸の下部
に支持されたカムフオロアーと、装置本体に取付
けられてカムフオロアーを案内すると共に両端部
に傾面を備えたカムと、カムフオロアーがカムの
一方の傾面に位置するときハンドリング部の保持
装置を作動状態にしかつカムフオロアーがカムの
他方の傾面に位置するときハンドリング部の保持
装置を非作動状態にする作動装置と、を設けたも
のである。
本考案によれば、カムフオロアーがカムによつ
て案内されることにより、ハンドリング部が横軸
の軸線方向に移動され、またカムフオロアーがカ
ムの傾面に沿つて案内されることにより、ハンド
リング部が縦軸の軸線方向に移動される。そし
て、カムフオロアーがカムの一方の傾面に位置す
るときハンドリング部に備えられた保持装置が作
動されて被加工物が保持され、カムフオロアーが
カムの他方の傾面に位置するとき保持装置が非作
動状態にされ被加工物の保持が解除される。
て案内されることにより、ハンドリング部が横軸
の軸線方向に移動され、またカムフオロアーがカ
ムの傾面に沿つて案内されることにより、ハンド
リング部が縦軸の軸線方向に移動される。そし
て、カムフオロアーがカムの一方の傾面に位置す
るときハンドリング部に備えられた保持装置が作
動されて被加工物が保持され、カムフオロアーが
カムの他方の傾面に位置するとき保持装置が非作
動状態にされ被加工物の保持が解除される。
以下添付図面に従つて本考案に係る加工機の搬
送装置の好ましい実施例を詳説する。
送装置の好ましい実施例を詳説する。
第1図乃至第4図は本考案に係る実施例の構造
を示す図面で、第1図は斜視図、第2図は正面
図、第3図は平面図、第4図は側断面図である。
第1図に於いてプレス等の加工機に設置される搬
送装置の装置本体10が示されており、この装置
本体10にはブラケツト12,14を介して横軸
16が取付けられている。横軸16の外周にはこ
の横軸16の軸線方向に摺動可能なようにスライ
ダ18が取付けられ、このスライダ18の側面に
は一対のガイド部材20,20が固着されてい
る。ガイド部材20は第1図に示すようにスライ
ダ18の軸線とその軸線が直角方向の位置でスラ
イダ18に固着されている。このガイド部材20
内には縦軸22が摺動自在に挿入されており、こ
の縦軸22の上部にはプレート24を介してハン
ドリング部26が取付けられている。また縦軸2
2の下部にはカムフオロアー27が取付けられて
おり、このカムフオロアー27は装置本体10に
取付けられたカム28によつてガイドされる。こ
のように構成された搬送装置は、縦軸22と一体
のレバー30を作業者が手に持つてスライダ18
を左右に動かすと、縦軸22はカム28にガイド
されて上下動し、この上下動によつて縦軸22の
上部に取付けられたハンドリング部26が上下
し、ハンドリング部26の先端に取付けられたバ
キユームカツプによつてプレス品を保持し、搬送
することが出来る。
を示す図面で、第1図は斜視図、第2図は正面
図、第3図は平面図、第4図は側断面図である。
第1図に於いてプレス等の加工機に設置される搬
送装置の装置本体10が示されており、この装置
本体10にはブラケツト12,14を介して横軸
16が取付けられている。横軸16の外周にはこ
の横軸16の軸線方向に摺動可能なようにスライ
ダ18が取付けられ、このスライダ18の側面に
は一対のガイド部材20,20が固着されてい
る。ガイド部材20は第1図に示すようにスライ
ダ18の軸線とその軸線が直角方向の位置でスラ
イダ18に固着されている。このガイド部材20
内には縦軸22が摺動自在に挿入されており、こ
の縦軸22の上部にはプレート24を介してハン
ドリング部26が取付けられている。また縦軸2
2の下部にはカムフオロアー27が取付けられて
おり、このカムフオロアー27は装置本体10に
取付けられたカム28によつてガイドされる。こ
のように構成された搬送装置は、縦軸22と一体
のレバー30を作業者が手に持つてスライダ18
を左右に動かすと、縦軸22はカム28にガイド
されて上下動し、この上下動によつて縦軸22の
上部に取付けられたハンドリング部26が上下
し、ハンドリング部26の先端に取付けられたバ
キユームカツプによつてプレス品を保持し、搬送
することが出来る。
第2図乃至第4図に示す実施例に於いては、前
記搬送装置をプレス装置に取付ける場合の実施例
を示しており、プレス装置は第2図に於いて2点
鎖線で示すように下ベース34と上ベース36と
から構成され、上ベース36は下ベース34上に
植立されたガイドピン38,40によつてガイド
されて昇降する。下ベース34にはダイスプレー
ト42が取付けられており、このダイスプレート
42上には3個のダイス即ちダイス42a,42
b,42cが取付けられている。一方上ベース3
6にはポンチプレート44が取付けられており、
このポンチプレート44の下面には3個のポンチ
即ちポンチ44a,44b,44cが取付けられ
ている。ポンチ44aとダイス42aとはプレス
装置の第1加工ステーシヨンを形成し、またポン
チ44bとダイス42bとは第2加工ステーシヨ
ンを形成し、更にポンチ44cとダイス42cと
は第3加工ステーシヨンを形成する。
記搬送装置をプレス装置に取付ける場合の実施例
を示しており、プレス装置は第2図に於いて2点
鎖線で示すように下ベース34と上ベース36と
から構成され、上ベース36は下ベース34上に
植立されたガイドピン38,40によつてガイド
されて昇降する。下ベース34にはダイスプレー
ト42が取付けられており、このダイスプレート
42上には3個のダイス即ちダイス42a,42
b,42cが取付けられている。一方上ベース3
6にはポンチプレート44が取付けられており、
このポンチプレート44の下面には3個のポンチ
即ちポンチ44a,44b,44cが取付けられ
ている。ポンチ44aとダイス42aとはプレス
装置の第1加工ステーシヨンを形成し、またポン
チ44bとダイス42bとは第2加工ステーシヨ
ンを形成し、更にポンチ44cとダイス42cと
は第3加工ステーシヨンを形成する。
本考案に係る加工機の搬送装置は前記プレス装
置のダイスプレート42上でダイス42a,42
b,42cの前面即ち手前側に配置される。前記
したように装置本体10には横軸16が取付けら
れ、この横軸16にはその外周にスライダ18が
摺動可能に取付けられている。スライダ18は第
4図に示すようにブツシユ46とブツシユ46の
内側に取付けられたベアリング48とから構成さ
れ、ベアリング48はブツシユ46が横軸16の
外側を移動するのを円滑にする。第4図に於い
て、ブツシユ46の外側でその両側にはブロツク
50が溶接により固着されており、このブロツク
50の両側には一対の円筒状のガイド部材20が
取付けられている。ガイド部材20は第4図に示
すようにブツシユ46の軸線とガイド部材20の
軸線とが直角を成すようにブロツク50を介して
ブツシユ46に取付けられている。このガイド部
材20内には第4図に示されているように縦軸2
2が上下動自在に挿入されており、縦軸22上に
は上部プレート24が固着され、更に縦軸22の
下部には下部プレート54が取付けられている。
縦軸22とガイド部材20との間に設けられるス
プリング56は、その一端が縦軸22に固着され
他端はガイド部材22の上部に取付けられてい
る。このスプリング56は縦軸22並びにその上
下に取付けられたプレート24,54が下動しこ
の下方位置から上動する場合にスプリングの弾性
力を利用してその上昇移動を円滑に成す為に設け
られたものである。即ち第4図に示す位置から上
下プレート24,54が下動すると、スプリング
56は上端が縦軸22に固着され、下端がガイド
部材20に固着されている為、スプリング56は
圧縮され、上下プレート24,54を上方へ付勢
しようとする。従つて下方位置から上下プレート
24,54を上方へ移動させる場合に於いて、こ
のスプリング56の付勢力を利用すると、上下プ
レート24,54を容易に上方に持上げることが
出来る。
置のダイスプレート42上でダイス42a,42
b,42cの前面即ち手前側に配置される。前記
したように装置本体10には横軸16が取付けら
れ、この横軸16にはその外周にスライダ18が
摺動可能に取付けられている。スライダ18は第
4図に示すようにブツシユ46とブツシユ46の
内側に取付けられたベアリング48とから構成さ
れ、ベアリング48はブツシユ46が横軸16の
外側を移動するのを円滑にする。第4図に於い
て、ブツシユ46の外側でその両側にはブロツク
50が溶接により固着されており、このブロツク
50の両側には一対の円筒状のガイド部材20が
取付けられている。ガイド部材20は第4図に示
すようにブツシユ46の軸線とガイド部材20の
軸線とが直角を成すようにブロツク50を介して
ブツシユ46に取付けられている。このガイド部
材20内には第4図に示されているように縦軸2
2が上下動自在に挿入されており、縦軸22上に
は上部プレート24が固着され、更に縦軸22の
下部には下部プレート54が取付けられている。
縦軸22とガイド部材20との間に設けられるス
プリング56は、その一端が縦軸22に固着され
他端はガイド部材22の上部に取付けられてい
る。このスプリング56は縦軸22並びにその上
下に取付けられたプレート24,54が下動しこ
の下方位置から上動する場合にスプリングの弾性
力を利用してその上昇移動を円滑に成す為に設け
られたものである。即ち第4図に示す位置から上
下プレート24,54が下動すると、スプリング
56は上端が縦軸22に固着され、下端がガイド
部材20に固着されている為、スプリング56は
圧縮され、上下プレート24,54を上方へ付勢
しようとする。従つて下方位置から上下プレート
24,54を上方へ移動させる場合に於いて、こ
のスプリング56の付勢力を利用すると、上下プ
レート24,54を容易に上方に持上げることが
出来る。
上部プレート24にはハンドリング部26が構
成されこのハンドリング部26は第3図に示すよ
うにフオーク状に二又に分かれており、その先端
部には前記したようにバキユームカツプ32が取
付けられている。ハンドリング部26は内部をエ
アーが通過するパイプによつて構成され、更に所
定個所にエアーベンチユレータ58が取付けられ
ている。ハンドリング部26は第3図に示すよう
にその中立位置に於いてバキユームカツプ32が
取付けられた先端部が各加工ステーシヨンの間に
位置するように形成されている。従つてスライダ
18が中立位置にある時にはハンドリング部26
はプレス作業の支障にはならない位置にある。
成されこのハンドリング部26は第3図に示すよ
うにフオーク状に二又に分かれており、その先端
部には前記したようにバキユームカツプ32が取
付けられている。ハンドリング部26は内部をエ
アーが通過するパイプによつて構成され、更に所
定個所にエアーベンチユレータ58が取付けられ
ている。ハンドリング部26は第3図に示すよう
にその中立位置に於いてバキユームカツプ32が
取付けられた先端部が各加工ステーシヨンの間に
位置するように形成されている。従つてスライダ
18が中立位置にある時にはハンドリング部26
はプレス作業の支障にはならない位置にある。
第4図に示すように下部プレート54には支持
ブラケツト60を介してカムフオロアー27が取
付けられており、このカムフオロアー27は装置
本体10に取付けられたカム28によつてガイド
される。即ちカムフオロアー27が第2図に於い
て点Aの位置に於いてはハンドリング部26の右
側先端部26aは第1加工ステーシヨンに位置
し、また左側の先端部26bは第2加工ステーシ
ヨンに位置する。更にカムフオロアー27がB点
に位置すると、ハンドリング部26の一方の先端
部26aは第2加工ステーシヨンに位置し、更に
他方の先端部26bは第3加工ステーシヨンに位
置するようになる。前記説明したスプリング56
は、カムフオロアー27をA点からB点に、又B
点からA点に移動する場合に於いて、上下プレー
ト24,54の上動を容易にさせる。
ブラケツト60を介してカムフオロアー27が取
付けられており、このカムフオロアー27は装置
本体10に取付けられたカム28によつてガイド
される。即ちカムフオロアー27が第2図に於い
て点Aの位置に於いてはハンドリング部26の右
側先端部26aは第1加工ステーシヨンに位置
し、また左側の先端部26bは第2加工ステーシ
ヨンに位置する。更にカムフオロアー27がB点
に位置すると、ハンドリング部26の一方の先端
部26aは第2加工ステーシヨンに位置し、更に
他方の先端部26bは第3加工ステーシヨンに位
置するようになる。前記説明したスプリング56
は、カムフオロアー27をA点からB点に、又B
点からA点に移動する場合に於いて、上下プレー
ト24,54の上動を容易にさせる。
第2図に示すようにダイスプレート42上に於
いて右側にリミツトスイツチ64が設けられ、更
に左側にリミツトスイツチ66が設けられてい
る。一方ガイド部材20の側面にはロツド68が
横方向に取付けられており、このロツド68の右
側端部にはリミツトスイツチ64を作動させるド
ツク70が取付けられ、更にこのロツド68の左
側端部にはリミツトスイツチ66を作動させるド
ツク72が取付けられている。ドツク70はカム
フオロアー27がA点に来ると、リミツトスイツ
チ64と当接し、これによりバキユームスイツチ
がオンとなり、バキユームカツプ32は第1、第
2加工ステーシヨンのプレス品を吸引する。一方
ドツク72は、カムフオロアー62がB点に来る
とリミツトスイツチ66と接触し、バキユームス
イツチをオフとする。バキユームスイツチがオフ
となるとバキユームカツプ32の吸引力は消失
し、従つてバキユームカツプ32によつて吸引さ
れて運ばれてきたプレス品は、第2、第3加工ス
テーシヨンに投入されることになる。
いて右側にリミツトスイツチ64が設けられ、更
に左側にリミツトスイツチ66が設けられてい
る。一方ガイド部材20の側面にはロツド68が
横方向に取付けられており、このロツド68の右
側端部にはリミツトスイツチ64を作動させるド
ツク70が取付けられ、更にこのロツド68の左
側端部にはリミツトスイツチ66を作動させるド
ツク72が取付けられている。ドツク70はカム
フオロアー27がA点に来ると、リミツトスイツ
チ64と当接し、これによりバキユームスイツチ
がオンとなり、バキユームカツプ32は第1、第
2加工ステーシヨンのプレス品を吸引する。一方
ドツク72は、カムフオロアー62がB点に来る
とリミツトスイツチ66と接触し、バキユームス
イツチをオフとする。バキユームスイツチがオフ
となるとバキユームカツプ32の吸引力は消失
し、従つてバキユームカツプ32によつて吸引さ
れて運ばれてきたプレス品は、第2、第3加工ス
テーシヨンに投入されることになる。
装置本体10の中央部には中立位置確認用のリ
ミツトスイツチ74が取付けられており、このリ
ミツトスイツチ74にはスライダ18の中立位置
に於いて、スライダ18側に取付けられたドツク
76が接触する。即ちリミツトスイツチ74とド
ツク76とはプレス装置の安全装置を構成し、ス
ライダ18が中立位置にある時即ちドツク76が
リミツトスイツチ74と接触している時にのみプ
レス加工がなされるようにしてある。
ミツトスイツチ74が取付けられており、このリ
ミツトスイツチ74にはスライダ18の中立位置
に於いて、スライダ18側に取付けられたドツク
76が接触する。即ちリミツトスイツチ74とド
ツク76とはプレス装置の安全装置を構成し、ス
ライダ18が中立位置にある時即ちドツク76が
リミツトスイツチ74と接触している時にのみプ
レス加工がなされるようにしてある。
前記の如く構成された本考案に係る実施例の作
用は次の通りである。先ずスライダ18を第2図
で示すように中立位置に置き、ダイス42aとポ
ンチ44aとから構成される第1加工ステーシヨ
ンに素材を作業者が手で把持して置く。次に第1
加工ステーシヨンによつて素材の第1加工が成さ
れると、作業者は手動レバー30を把持して右側
の方に移動させ、カムフオロアー27を第2図で
A点に位置させる。カムフオロアー27がA点に
来るとドツク70がリミツトスイツチ64と接触
してバキユームスイツチがオンとなり、これによ
り第1加工を経たプレス品はバキユームカツプ3
2によつてハンドリング部26の先端部26aに
吸着される。次に作業者が再び手動レバー30を
把持してカムフオロアー27がA点からB点に移
動するようにスライダ18を左側に移動させる。
カムフオロアー27がB点に位置するとドツク7
2がリミツトスイツチ66と接触し、バキユーム
スイツチがオフとなり、ハンドリング部26の先
端26aに吸着されたプレス品はダイス42b並
びにポンチ44bとから構成される第2加工ステ
ーシヨンに投入されることになる。次に作業者は
手動レバー30を把持してB点からカムフオロア
ー27を中立点位置に戻し、素材を第1加工ステ
ーシヨンに投入した後プレス加工を行う。次に再
びカムフオロアー62をA点まで移動させ、第1
加工ステーシヨンと第2加工ステーシヨンに於い
てハンドリング部26の先端26a,26bでプ
レス品を吸引する。そしてプレス品を吸引後カム
フオロアー27をA点からB点へ移動させ、B点
において第1加工がなされたプレス品を第2加工
ステーシヨンに搬送し、また第2加工のなされた
プレス品を第3加工ステーシヨン(ダイス42c
並びにポンチ44c)にそれぞれ投入する。次に
再びカムフオロアー27を中立点位置に置き、新
たな素材を第1加工ステーシヨンに投入し、プレ
ス加工を行う。次に再びカムフオロアー27をA
点に位置させ、プレス品をハンドリング部26の
先端に吸着させる。第3加工ステーシヨンからシ
ユート80への搬送は作業者が手でプレス品を把
持して取出すか、第3加工ステーシヨンにエジエ
クター等の型内取出し装置を設ければ自動的に取
出すことも可能である。以下前記したような手順
を繰返すことによりプレス加工を行う。
用は次の通りである。先ずスライダ18を第2図
で示すように中立位置に置き、ダイス42aとポ
ンチ44aとから構成される第1加工ステーシヨ
ンに素材を作業者が手で把持して置く。次に第1
加工ステーシヨンによつて素材の第1加工が成さ
れると、作業者は手動レバー30を把持して右側
の方に移動させ、カムフオロアー27を第2図で
A点に位置させる。カムフオロアー27がA点に
来るとドツク70がリミツトスイツチ64と接触
してバキユームスイツチがオンとなり、これによ
り第1加工を経たプレス品はバキユームカツプ3
2によつてハンドリング部26の先端部26aに
吸着される。次に作業者が再び手動レバー30を
把持してカムフオロアー27がA点からB点に移
動するようにスライダ18を左側に移動させる。
カムフオロアー27がB点に位置するとドツク7
2がリミツトスイツチ66と接触し、バキユーム
スイツチがオフとなり、ハンドリング部26の先
端26aに吸着されたプレス品はダイス42b並
びにポンチ44bとから構成される第2加工ステ
ーシヨンに投入されることになる。次に作業者は
手動レバー30を把持してB点からカムフオロア
ー27を中立点位置に戻し、素材を第1加工ステ
ーシヨンに投入した後プレス加工を行う。次に再
びカムフオロアー62をA点まで移動させ、第1
加工ステーシヨンと第2加工ステーシヨンに於い
てハンドリング部26の先端26a,26bでプ
レス品を吸引する。そしてプレス品を吸引後カム
フオロアー27をA点からB点へ移動させ、B点
において第1加工がなされたプレス品を第2加工
ステーシヨンに搬送し、また第2加工のなされた
プレス品を第3加工ステーシヨン(ダイス42c
並びにポンチ44c)にそれぞれ投入する。次に
再びカムフオロアー27を中立点位置に置き、新
たな素材を第1加工ステーシヨンに投入し、プレ
ス加工を行う。次に再びカムフオロアー27をA
点に位置させ、プレス品をハンドリング部26の
先端に吸着させる。第3加工ステーシヨンからシ
ユート80への搬送は作業者が手でプレス品を把
持して取出すか、第3加工ステーシヨンにエジエ
クター等の型内取出し装置を設ければ自動的に取
出すことも可能である。以下前記したような手順
を繰返すことによりプレス加工を行う。
前記実施例ではハンドリング部のプレスの保持
機構にバキユームカツプを用いたのであるが、こ
れに限定されるものではなくマグネツトの吸引力
を用いても良い。また前記実施例に於いては本考
案に係る搬送装置がプレス装置に用いられたので
あるが、プレス装置に限定されるものではなく、
溶接機、鍛造プレス装置等に於いても適用するこ
とが出来る。
機構にバキユームカツプを用いたのであるが、こ
れに限定されるものではなくマグネツトの吸引力
を用いても良い。また前記実施例に於いては本考
案に係る搬送装置がプレス装置に用いられたので
あるが、プレス装置に限定されるものではなく、
溶接機、鍛造プレス装置等に於いても適用するこ
とが出来る。
以上説明したように本考案によれば、簡単な機
構で被加工物の搬送ができると共に、保持装置と
作動装置とを設けたので被加工物の投入および取
出しを自動的に行うことができる、という効果が
得られる。
構で被加工物の搬送ができると共に、保持装置と
作動装置とを設けたので被加工物の投入および取
出しを自動的に行うことができる、という効果が
得られる。
第1図は本考案に係る実施例の構造を示す斜視
図、第2図はその正面図、第3図はその平面図、
第4図はその側断面図である。 10……装置本体、16……横軸、18……ス
ライダ、20……ガイド部材、22……縦軸、2
6……ハンドリング部、27……カムフオロア
ー、28……カム。
図、第2図はその正面図、第3図はその平面図、
第4図はその側断面図である。 10……装置本体、16……横軸、18……ス
ライダ、20……ガイド部材、22……縦軸、2
6……ハンドリング部、27……カムフオロア
ー、28……カム。
Claims (1)
- 装置本体と、装置本体に取付けられた横軸と、
横軸の外周に支持されて横軸の軸線方向に摺動自
在にされたスライダと、円筒状に形成されてその
軸線がスライダの軸線と直交するようにスライダ
に取付けられたガイド部材と、ガイド部材内に摺
動自在に挿入された縦軸と、縦軸の上部に固着さ
れると共に被加工物を保持する保持装置を備えた
ハンドリング部と、縦軸の下部に支持されたカム
フオロアーと、装置本体に取付けられてカムフオ
ロアーを案内すると共に両端部に傾面を備えたカ
ムと、カムフオロアーがカムの一方の傾面に位置
するときハンドリング部の保持装置を作動状態に
しかつカムフオロアーがカムの他方の傾面に位置
するときハンドリング部の保持装置を非作動状態
にする作動装置と、から成る加工機の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8325180U JPS6344188Y2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8325180U JPS6344188Y2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS577633U JPS577633U (ja) | 1982-01-14 |
JPS6344188Y2 true JPS6344188Y2 (ja) | 1988-11-17 |
Family
ID=29445579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8325180U Expired JPS6344188Y2 (ja) | 1980-06-13 | 1980-06-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6344188Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102717003B (zh) * | 2012-03-23 | 2014-10-22 | 顺德职业技术学院 | 多工位传递模冲压加工的自动取送料机械手 |
JP7037942B2 (ja) * | 2018-01-11 | 2022-03-17 | 株式会社アマダ | フィンガー移動装置、プレス装置及びフィンガー移動方法 |
-
1980
- 1980-06-13 JP JP8325180U patent/JPS6344188Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS577633U (ja) | 1982-01-14 |
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