JPH06238059A - ジグソーパズルの加工装置 - Google Patents

ジグソーパズルの加工装置

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JPH06238059A
JPH06238059A JP6730393A JP6730393A JPH06238059A JP H06238059 A JPH06238059 A JP H06238059A JP 6730393 A JP6730393 A JP 6730393A JP 6730393 A JP6730393 A JP 6730393A JP H06238059 A JPH06238059 A JP H06238059A
Authority
JP
Japan
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jigsaw puzzle
punching
paper
feed plate
plate
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Withdrawn
Application number
JP6730393A
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English (en)
Inventor
Tadashi Munemura
正 宗村
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MATSURI KK
Original Assignee
MATSURI KK
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Publication date
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  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ジグソーパズルを製作するジグソーパズルの加
工装置に関する。 【構成】従来は抜き加工する紙と同一の大きさの抜型2
8でプレス打ち抜き加工を行っていたので、非常に大な
る荷重を必要とし、装置が大型で一般の店頭において利
用することは考えられなかった。この発明の加工装置は
抜型28を取り付けた加圧装置で、紙などの所定の抜部
材45を抜き加工するにあたり、抜部材45の載置板を
所定の間隔づつ移動させて、同様に所定の面積づつ小さ
な荷重で送り抜き加工ができるようにし、装置の小型化
を計った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、写真や印刷物やイラ
スト等を所定の組合せピースにバラバラに分割して、こ
れを元の図柄に復元して遊ぶジグソーパズルの加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のジグソーパズルは、あらかじめ大
量に同一の図柄を印刷し、これを所定のピースに分割し
たものが一般的であり、この加工装置としては、抜き加
工する紙と同一の面積の抜型でプレス打ち抜き加工する
大型のプレスが用いられており、たとえばA3サイズ程
度の抜き加工を行うには60トン程度の大型プレスを必
要とした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】個人が自分の写真やイ
ラスト等をジグーソーパズルに加工したい場合、わざわ
ざ工場に持ち込んで行う以外に方法が無かったが、加工
装置が小型化できれば、コピー店やDP店の店頭に置い
て、その場で加工することができ、便利なものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】この発明は、ジグソーパ
ズルの加工を行うにあたり、一回で打ち抜き加工せず、
所定単位の面積づつ最小の荷重で送り抜き加工できるよ
うにして、加工装置の小型化を計り、一般の店頭に設置
してその場でジグソーパズルが加工できるようにした。
【0005】
【作用】この発明装置では、ジグソーパズルに抜き加工
するにあたり、抜き型の抜き刃を一方向のみに形成し、
抜き部材を所定の単位、即ち、抜き型の面積分づつ一方
向に送り抜き加工し、ついで、抜き部材の置載角度をか
えて前工程での抜き跡に対して抜き刃が直交する向きと
して、再度送り抜き加工する。従って小さなプレス荷重
で加工でき、装置の小型化が可能となった。
【0006】
【実施例】この発明を図面の実施例により説明する。
【0007】1は加圧装置を示し、図1、図2及び図3
で示すように、モーター2を動力源とするカム3とカム
ローラー4との組合せで構成している。
【0008】カム3はベアリング5を介して偏心中心に
カムシャフト6を有し、このカムシャフト6は上板7に
固定した軸支え8、9にベアリング(図示せず)を介し
て水平に枢支されている。
【0009】カムシャフト6の一端にはスプロケット1
0が設けられ、このスプロケット10はモーター2のモ
ーター軸11のスプロケット12とチェーン13で連結
している。
【0010】上記カムローラー4は、このカムローラー
4をキャタピラー式に回転支持するローラーケース14
内に装置され、このローラーケース14はボルト15で
シャンク16に固定している。
【0011】シャンク16は軸部17の下端に調整板1
8を固定し、この調整板18は4本の調整ボルト19を
介して加圧部20に係合している。加圧部20は、上板
7と加圧受け部21間に立設した4本のシャフト22
で、透孔23及びベアリング24を介して上下方向摺動
自在に支持され、且つ、スプリング25によって上方向
に弾機的に押圧され、カムローラー4をカム3の下面に
押圧している。
【0012】26はシャンク16の軸部17を案内する
ガイド部材を示し、一方、調整ボルト19の突出上部に
はナット27を止着して緩みを防止している。
【0013】28は抜型を示し、図1及び図4で示した
ように取付板29と抜刃30とで構成している。取付板
29は加圧部20の下面に固定したガイド31にスライ
ドして装着し、固定板32、33及びボルト34、35
で固定位置決めされている。
【0014】36は送り板を示し、図5に示すように加
圧受け部21の上面に固定したガイドレール37、37
に摺動自在に設けられ一側に係止溝38を間隔的に連続
して形成している。この係止溝38には係止ローラー3
9がバネ40で弾機的に係合している。
【0015】係止ローラー39は、図6で示したように
軸41で係止部材42の先端に枢支され、係止部材42
の後端は加圧受け部21に固定したバネケース43に収
容したバネ40が押圧している。
【0016】抜型28の抜刃30は、凸部44を一定の
間隔で形成した一列もしくは、この凸部44の間隔と同
一の間隔で並行して設けた多列で構成し、上記の係止溝
38は図7で示したように抜部材45に抜刃30の跡が
凸部44の間隔と同一間隔に付くような間隔で設けられ
る。即ち、抜刃30が一列の場合は凸部44の間隔と同
一間隔とし、さらに、抜刃30が多列の場合は対向する
一対の抜刃30の間隔と最も外側の抜刃30間の間隔を
足した距離Aになる。(図7では抜刃30が2列の場合
を示している。)
【0017】46は角度回転板を示し、図5及び図10
で表したように、送り板36上に載置され下面に穿った
位置決め凹嵌部47に、他方、送り板36に突設した嵌
入ピン48が着脱自在に嵌入して位置決めをする。凹嵌
部47は角度回転板46の中心Dより等距離に形成さ
れ、この中心Dは図7より図9に示したように抜刃30
の凸部40の中心線Bと、一方、送り板36が係止され
た状態において最も外側の抜刃40の間の中心線Cの交
点に一致する。
【0018】角度回転板46の上面には位置決めマーク
64がシルクスクリーン印刷や彫り込み加工によって形
成され、このマーク64に合わせてジクーソーパズルの
抜部材45を載置する。
【0019】抜部材45は図10より図12で示したよ
うに、上紙49と下紙50との組合せよりなり、上紙4
9の上面には表面に剥離紙53を備えた接着層51が形
成され、剥離紙53を剥いで、これに写真やイラスト等
を貼付る。下紙50の上面には同様に剥離紙54を備え
た弱粘着層52が形成され、剥離紙54を剥いで上紙4
9を取外し自在に固定する。
【0020】上紙49の接着層51と、下紙50の弱粘
着層52の形成は図13に示したように、それぞれの接
着層を形成した薄紙55と剥離紙56よりなる剥離用紙
57を糊り付け加工して形成してもよい。
【0021】下紙50は弱粘着層52の形成を弱粘着ス
プレーを吹き付けることで形成してもよく、剥離紙54
は特に設けなくともよい。
【0022】下紙50は角度回転板46の上に位置決め
載置するにあたり、裏面に両面セロテープなどで仮止め
するが、図11に示すように小さく切った剥離用紙57
を糊り付けしてもよい。
【0023】上記の構成において、モーター2を始動す
ると、スプロケット10、12およびチェーン13を介
してカムシャフト6が回転し、カム3はカムローラー4
を矢印方向に回転させながら押圧して、図3の2点鎖線
で示すように上死点と下死点間を上下移動する。
【0024】上記の駆動によって加圧部20は同様の距
離だけ上下移動し、結果として抜型28の抜刃30が抜
部材45を抜き加工する。この時、抜刃30は下紙にや
や喰い込んだ状態で上紙49を完全に切断する。
【0025】図4に示した58はゴム等の弾性材であ
り、抜刃28が上昇する時に、抜加工された上紙49が
くっつくことを防ぐストリッパー作用を営む。この抜刃
28の下降位置の微調整は、ナット27を緩めて調整ボ
ルト19を回して行う。
【0026】図3に示した59はストップ部材であり、
カムシャフト6に固定され一回転してリミットスイッチ
60を動作させて、リレー(図示せず)によってモータ
ー2のブレーキを作動して抜型を上死点で停止する。
【0027】上記のカムシャフト6の一回転と送り板3
6の係止単位づつの送り動作を繰り返すと、図7に示す
ように抜部材45の一方向の抜加工を完了し、ついで図
8に示すように回転板を90゜回転して同様にして抜加
工を行うことで、上紙49をジクーソーパズルに加工す
ることができる。
【0028】送り板36には予め、図7で示したように
本体ケース61の前面位置62をめどとして位置番号6
3をしるし、この位置番号63によって加工の開始位置
を知ることができる。即ち、図7においては位置番号
より開始すれば良い。
【効果】この発明は以上の構成であるので、第一に小型
で安価な装置でジグーソーパズルの加工ができ、一般の
店頭においてその場で顧客の写真や手紙等をジグソーパ
ズルに加工できる。第二にこの小型装置を提供するにあ
たり、シグソーパズルのチップの形を正確に加工でき
る。第三に抜部材が加工の途中においてずれることがな
く、また上紙49の加工後のチップは下紙50に取外し
自在にくっついているので、このまま下紙と一緒にケー
スにいれて商品とすることができ、また、特に額を必要
とせずに壁にも取付できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明装置の正面図
【図2】同上平面図
【図3】図2の3−3線に沿う縦断面図
【図4】図1の4−4線に沿う底断面図
【図5】図1の5−5線に沿う平断面図
【図6】係止機構の要部拡大図
【図7】抜き部材の加工状態図
【図8】回転板を90゜回転させた状態の加工状態図
【図9】抜刃の位置を示す作用状態図
【図10】図7の10−10線に沿う断面図
【図11】下紙の裏面図
【図12】抜部材の分解図
【図13】剥離用紙の斜視図
【符号の説明】
2・・・モーター 3・・・カム 4・・・カムロ
ーラー 20・・・加圧部 21・・・加圧受け部 28・
・・抜型 29・・・取付け板 30・・・抜刃 36・・・
送り板 38・・・係止溝 39・・・係止ローラー 40
・・・バネ 44・・・凸部 45・・・抜部材 46・・・角
度回転板 64・・・位置決めマーク 49・・・上紙 50
・・・下紙 51・・・接着層 52・・・弱粘着層 53、5
4・・・剥離紙 57・・・剥離用紙

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧装置の加圧部にジグソーパズルの抜
    型を設け、この加圧方向に対向する加圧受け部にジグソ
    ーパズルの抜部材を載置した送り板を設け、且つ、この
    送り板を所定の単位づつ係止的に移動できるようにした
    ことを特徴とするジグソーパズルの加工装置。
  2. 【請求項2】 加圧装置の加圧部にジグソーパズルの抜
    型を設け、この加圧方向に対向する加圧受け部に角度回
    転板を装着した送り板を設け、角度回転板はジクソーパ
    ズルの抜部材を載置し、且つ、所定の角度づつ位置決め
    して回転可能とし、一方、送り板は所定の単位づつ係止
    的に移動できるようにしたことを特徴とするジグソーパ
    ズルの加工装置。
  3. 【請求項3】 加圧受け部には、送り板の移動を案内す
    るガイドレールを設け、送り板のガイドレールとの係合
    個所には所定の間隔で係止溝を設け、且つ、この係止溝
    には係止ローラーを弾機的に係合させて、送り板を加圧
    受け部上で所定の間隔づつ係止的に移動できるようにし
    たことを特徴とする上記特許請求の範囲の「請求項1」
    「請求項2」に記載のジグソーパズルの加工装置。
  4. 【請求項4】 抜型は、加圧部に装着する取付板とこの
    取付板に設けた抜刃とで構成し、抜刃の長手方向におけ
    る凸部の中心線と、一方、抜刃の多列方向における最も
    外側の抜刃間の中心線との交点が、送り板が係止した位
    置での角度回転板の回転中心と一致するようにしたこと
    を特徴とする上記特許請求の範囲「請求項1」「請求項
    2」「請求項3」に記載のジグソーパズルの加工装置。
  5. 【請求項5】 送り板の係止溝の形成間隔は、抜型の抜
    刃が一列の場合は抜刃の凸部間の距離と同一とし、抜刃
    が多列の場合は対向する一対の抜刃の間隔と最も外側の
    抜刃間の間隔とを足した距離としたことを特徴とする上
    記特許請求の範囲の「請求項3」に記載のジグソーパズ
    ルの加工装置。
  6. 【請求項6】 角度回転板は、上面にジグソーパズルの
    抜部材の位置決めマークを設け、下面にはこの回転中心
    より等距離の個所に位置決め凹嵌部を設け、他方、送り
    板には上記位置決め凹嵌部に嵌入するピンを突設して、
    所定の角度づつ位置決めして回転できるようにしたこと
    を特徴とするする上記特許請求の範囲「請求項2」「請
    求項4」に記載のジグソーパズルの加工装置。
  7. 【請求項7】 ジグソーパズルの抜部材は、抜型の抜刃
    で完全に打ち抜く上紙と、抜刃が多少喰い込むだけの下
    紙とで構成し、上紙は上面に接着層を形成するとともに
    この表面に剥離紙を設け、一方、下紙は上面に弱粘着層
    を形成したことを特徴とする上記特許請求の範囲「請求
    項1」「請求項2」に記載のジグソーパズルの加工装
    置。
  8. 【請求項8】 上紙の接着層は、薄い接着紙と剥離紙よ
    りなる剥離用紙を糊つけして形成したことを特徴とする
    上記特許請求の範囲「請求項7」に記載のジグソーパズ
    ルの加工装置。
  9. 【請求項9】 下紙の弱接着層は、薄い弱粘着紙と剥離
    紙よりなる剥離用紙を糊つけして形成したことを特徴と
    する上記特許請求の範囲「請求項7」に記載のジグソー
    パズルの加工装置。
JP6730393A 1993-02-17 1993-02-17 ジグソーパズルの加工装置 Withdrawn JPH06238059A (ja)

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JP6730393A JPH06238059A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 ジグソーパズルの加工装置

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JP6730393A JPH06238059A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 ジグソーパズルの加工装置

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JPH06238059A true JPH06238059A (ja) 1994-08-30

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ID=13341114

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JP6730393A Withdrawn JPH06238059A (ja) 1993-02-17 1993-02-17 ジグソーパズルの加工装置

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JP (1) JPH06238059A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2184141B1 (de) * 2008-11-06 2012-12-05 Spilker GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung einer Stanzung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20000509