JPH0635213B2 - フレキソ印刷版 - Google Patents

フレキソ印刷版

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JPH0635213B2
JPH0635213B2 JP63023353A JP2335388A JPH0635213B2 JP H0635213 B2 JPH0635213 B2 JP H0635213B2 JP 63023353 A JP63023353 A JP 63023353A JP 2335388 A JP2335388 A JP 2335388A JP H0635213 B2 JPH0635213 B2 JP H0635213B2
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rubber
flexographic printing
printing plate
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丈治 橋本
稔 村山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、凸版輪転印刷の一種で、段ボール、袋物、
合成樹脂フィルムなどへの印刷に好適なフレキソ印刷版
に使用される印刷版に関する。
〔従来の技術〕
この種のフレキソ印刷版は、従来、天然ゴムまたは合成
ゴムからなる板状の版材に人手により直接彫刻して作製
されたり、熱硬化性樹脂で作られた母型を使用して天然
ゴムまたは合成ゴムあるいは合成樹脂から鋳造により作
製されたりしている。また、最近では、NC(数値制
御)出力によりレーザ光を利用してゴム版材を彫刻して
フレキソ印刷版を製作することも一部で行なわれてい
る。これらの製作方法のうち、版材に手作業により直接
彫刻してフレキソ印刷版を製作する方法においては、図
案・文字を、その一方向に縮尺を加えて(印刷版を版胴
の円周面に装着したとき、版面が円周方向に伸びること
から、その伸び分を相殺するため)ゴム版材の表面に転
写し、その転写された図案等の輪郭線に沿って切出しナ
イフにより切込み線を入れた後、その切込み線の片側の
不要部分を、彫刻刀を寝かせて水平方向に動かしながら
剥ぎ取ってゆく。この切出しナイフにより切込み線を入
れる場合、版材表面に対して上方から垂直に切り込む
と、出来上がった印刷版の画線部の線幅が細いときは、
その画線部の高さが例えば5mm程度(通常の版材の厚さ
は7mm)あることから強度的に弱く、印刷時の印圧に耐
えることができないで画線部が横方向に変形し、正確な
印刷物が得られない場合がある。そこで、第6図や第7
図に示すように、画線部を構成している凸状ゴム部1、
1′の側面をテーパー面2、2′に形成している。図
中、符号4は支持ゴム部3に埋設されている織布層であ
り、この織布層4によって支持ゴム部3の伸びが規制さ
れる。また、鋳造による方法においても、作製された印
刷版の画線部を構成している凸状部に強度を持たせるた
めに、上記手彫り法における場合と同様、凸状部側面を
テーパー面に形成している。
また、最近になって、天然ゴムまたは合成ゴムあるいは
それらを混合した配合ゴムからなる2枚の板状体を積層
し、それらの板状体を剥離可能に接合した版材から、カ
ッティングヘッドを備えた自動描画機をNCデータに基
づいて駆動制御してフレキソ印刷版を作製する方法が一
部で実用化されている。すなわち、自動描画機の定盤テ
ーブル上に版材を載置し、NCデータによりカッティン
グヘッドを定盤テーブル面に沿ってX、Y方向に相対移
動させながら、カッティングヘッドに装着されたカッタ
ー刃により、版材の上層の板状体を上方から垂直に、下
層の板状体との接合面に達する深さまで切り込んで切込
線を入れ、しかる後、その切込線の片側の不要部分を下
層の板状体から手作業であるいはピンセット等の簡単な
工具を用いて剥ぎ取ることによりフレキソ印刷版を作製
する方法である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、ゴム版材から手彫りによりフレキソ印刷版を
作製する方法は、その作業に非常な熟練を必要とし、ま
た能率も悪い。さらに、ゴム版材の表面に転写された図
案・文字に従ってそれを目視しながら手作業により切込
線を入れるものであるため、精度の点で問題があり、ま
た、画線が複雑になるとこの方法では対応しきれなくな
るといった問題点がある。また、鋳造による方法は、母
型を作るのに手間と時間とがかかり、そして、製作され
たフレキソ印刷版における画線部のエッジがそれ程尖鋭
でなく、それを使用して印刷を行なった場合、印刷物の
品質が劣る。レーザー光を利用したフレキソ印刷版の作
製法は、NCデータに基づいてゴム版材に直接彫刻加工
するものであるため、加工精度の面では優れているが、
装置自体が高価な上に彫刻加工に非常に時間がかかり、
コスト高にもなって実用性に欠ける難点がある。
また、自動描画機により作製されたフレキソ印刷版は、
第8図にその一部拡大断面図を示す如く、版材の上層の
不要部分を除去して残った、画線部を構成する凸状ゴム
部1″、版材の下層からなる支持ゴム部3′、その支持
ゴム部3′に埋設されている織布層4′から構成されて
いる。しかしながら、このようにして作製されたフレキ
ソ印刷版においては、凸状ゴム部1″にテーパー付き側
面を付けることが困難である。従って、既述したよう
に、画線部を構成する凸状ゴム部1″の幅が細くなると
強度的に弱く、印刷時の印圧に耐えられないで凸状ゴム
部1″が横方向に変形し、版面と被印刷面との間で適切
な接触が得られないといった問題点がある。
この発明は、作製に熟練を必要とせず、また作製時間の
短縮化、及び省力化を図ることができ、しかも精度良
く、複雑な画線でも自在に形成することができ、さらに
作製コストを比較的低く抑えるため、作製工程をNC化
することができ、かつ画線部のエッジも尖鋭で、細幅の
画線部の強度も十分にあるため、印刷品質も良好である
ようなフレキソ印刷版を提供することを技術的課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、上記課題を達成するために、フレキソ印刷
版を、それぞれゴム材からなる3枚の板状体を積層し、
互いに剥離可能に接合した版材で構成し、このフレキソ
印刷版は、前記版材の上層の板状体を図形・文字等の画
線部の輪郭線に対応して実質的に垂直に切り込み、その
切込線の片側の不要部分を除去することにより形成され
た版面と、前記版材の中間層の板状体を前記版面におけ
る画線部の輪郭線の外側にその輪郭線に対応して実質的
に垂直に切り込み、その切込線の片側の不要部分を除去
することにより形成された、前記版面を接合支持する版
面支持体と、前記版材の下層の板状体からなり、前記版
面支持体を接合する支持基体とから構成されている。
〔作用〕
この発明のフレキソ印刷版は上記のように構成されてい
るので、版材をその画線部の輪郭線及びその外側に対応
して2段階の深さに切り込む工程と、各切込線の片側の
不要部分をそれぞれ剥離する工程とにより、画線部をな
す凸状部の側面をテーパー付き面とする必要なしに作製
することができる。そして、このフレキソ印刷版におい
ては、版面における画線部の輪郭線が実質的に垂直に切
り込まれて形成されているので、版面の画線部のエッジ
が尖鋭である。また、その版面は、画線部より少なくと
も外側に縁部をもつ版面支持体により接合支持されてい
るので、仮に画線部の線幅が細くなっても、強度的に印
刷時の印圧に十分耐えることができる。
〔実施例〕
以下、この発明の好適な実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第1図はこの発明の1実施例を示すフレキソ印刷版の斜
視図であり、第2図は第1図のII−II′縦断面図であ
る。このフレキソ印刷版は、画線部が形成された版面10
と、この版面10の下面と接合してその版面10を支持する
版面支持体12と、この版面支持体12の下面と接合してそ
の版面支持体12を支持する支持基体14とからなる。
支持基体14には、印刷機に装着した時の印刷版の伸びを
規制するために、帆布等の織布層16が埋設されている。
これら版面10、版面支持体12及び支持基体14は、それぞ
れ天然ゴム、合成ゴム等のゴム材またはそれらを混合し
た配合ゴムからなり、例えば版面10は、厚さが1.0〜
1.5mmで、天然ゴム(70〜80重量%)とニトリル
ブタジエンゴム(30〜20重量%)とのポリマーから
構成される配合ゴム(ゴム硬度40〜60)からなり、
版面支持体12は、厚さが2〜6mmで、天然ゴム(70〜
85重量%)とスチレンブタジエンゴム(30〜15重
量%)とのポリマーから構成される配合ゴム(ゴム硬度
35〜50)からなり、支持基体14は、例えば前記帆布
等を挾んで、ニトリルブタジエンゴム(60〜80重量
%)とクロロプレンゴム(40〜20重量%)とのポリ
マーから構成される配合ゴム(ゴム硬度60)、及び天
然ゴム(70〜80重量%)とスチレンブタジエンゴム
(30〜20重量%)とのポリマーから構成される配合
ゴム(ゴム硬度50)を一体的に形成してなる。そし
て、第1図に示した例においては、版面10は枠部Fと文
字部Lとから構成されており、枠部Fはその幅より広い
幅の、版面支持体12の枠状部分に、また文字部Lは版面
支持体12の矩形状部分にそれぞれ支持されている。この
版面10の画線部の縁部側面は、版面支持体12の上面に対
して実質的に垂直面をなし、また版面支持体12の縁部側
面は、支持基体14に対して実質的に垂直面をなしてい
る。このフレキソ印刷版全体の厚さは、例えば5〜9mm
程度であり、そのうち版面10の厚さは前記した如く1.
0〜1.5mm程度、版面支持体12の厚さは2〜6mm程
度、支持基体14の厚さは2.5〜5.0mm程度である。
以上のように構成されたフレキソ印刷版は、周知の如く
フレキソ印刷機の版胴の外周面に装着され、インキ着け
ローラより版面にフレキソインキの供給を受け、版胴と
圧胴との間に挿入される被印刷物、例えばダンボールの
表面に印刷が行なわれる(いずれも図示せず)。第3図
に第1図に示したフレキソ印刷版により印刷された印刷
物を示す。
次に、第4−1図ないし第4−3図により、このフレキ
ソ印刷版の作製工程について説明する。まず、第4−1
図に示したように、例えば天然ゴムとニトリルブタジエ
ンゴムとの配合ゴムからなる上層板状体10′、天然ゴム
とスチレンブタジエンゴムとの配合ゴムからなる中間層
板状体12′、並びにニトリルブタジエンゴムとクロロプ
レンゴムとの配合ゴム及び天然ゴムとスチレンブタジエ
ンゴムとの配合ゴム間に織布層16が埋設された下層板状
体14′を積層して互いに剥離可能に接合された版材を用
意する。そして、第4−2図に示すように、作製しよう
とする印刷版の画線部の輪郭線に対応して上層板状体1
0′を上方から実質的に垂直に、中間層板状体12との接
合面に達する深さまで切り込んで、上層板状体10′に切
込線18を入れる。また、画線部の輪郭線より外側の位置
に対応して上層板状体10′及び中間層板状体12′を上方
から実質的に垂直に、中間層板状体12′と下層板状体1
4′との接合面に達する深さまで切り込んで、上層板状
体10′及び中間層板状体12′に切込線20を入れる。これ
らの切込線18、20の切刻は、例えば切り込み深さの異な
る2本のカッター刃をもってカッティングヘッド、ある
いは切込み深さを深浅2段階に変化させるよう制御可能
な1本のカッター刃を有するカッティングヘッドを備え
た自動描画機に版材を装着して、その自動描画機をNC
データに基づいて駆動制御することにより行なう。すな
わち、自動描画機の定盤テーブル上に上記版材を上向き
に位置決め、載置し、作製しようとする印刷版の画線部
の輪郭線を基準にして別途作製されたNCデータに従
い、カッティングヘッドを定盤テーブル面に沿ってX、
Y方向へ移動させながらカッター刃を昇降させることに
より、深浅2段階の切込みを行なって切込線18、20を刻
線する。以上の切込み工程が終了した時点で定盤テーブ
ル上から版材を取り出し、切込線18、20によって区画さ
れた、上層板状体10′及び中間層板状体12′の不要部分
を剥離して除去する。これには、人手あるいはピンセッ
ト等の簡単な工具により板状体10′、12′に不要部分の
一部を掴んで横方向に引っ張れば良い。この操作によっ
て、上層板状体10′及び中間層板状体12′はそれぞれ中
間層板状体12′及び下層板状体14′の表面から剥離し、
第4−3図に示したように、版面10、版面支持体12及び
支持基体14からなるフレキソ印刷版が完成する。なお、
この時の上層板状体10′と中間層板状体12′との間、及
び中間層板状体12′と下層板状体14′との間の接着強度
は、各板状体を構成する配合ゴムにおけるポリマーの溶
解性定数(SP値)によって決まり、この強度は印刷時
の印圧、人手または治具を使った時の剥離の容易性等に
基づいて予め調整される。例えば、上層板状体10′に天
然ゴム80重量%、スチレンブタジエンゴム20重量%
のポリマーから構成される配合ゴムを使用し、中間層板
状体12′にクロロプレンゴム25重量%、ニトリルブタ
ジエンゴム75重量%のポリマーから構成される配合ゴ
ムを使用した場合、それらの間の接着強度は1.0kg/
inchとなり、中間層板状体12′の配合ゴムのポリマーの
比率を、例えば30重量%と70重量%に変えた場合に
は、1.5kg/inchとなり、35重量%と65重量%に
変えた場合には2.0kg/inchとなる。
上記の製版工程においては、深浅2種の切込線の刻線を
どのような順序で行なってもよい。これに対して、2種
のうちの深浅いずれか一方の切込線を先に刻線して、そ
れに対応する不要部を剥離し、その後で他方の切込線を
刻線して、それに対応する残りの不要部を剥離するよう
にしてもよいことは勿論である。
以上のように、このフレキソ印刷版は、その作製工程の
1つである切込み工程をNC化されたデータに基づいて
実施することが可能であり、また、剥離理工程も極めて
簡単な操作で実施することができる。そして、上記のよ
うにして作製されたフレキソ印刷版における版面10は、
その画線部のエッジが尖鋭であり、また、画線部の幅が
細くなっても文字部Lは版面支持体12の矩形状部分によ
り、枠部Fはその幅より広い幅をもつ版面支持体12の枠
状部分に支持されて補強されているので、印刷時の印圧
にも十分耐えることができる。
なお、上述したフレキソ印刷版における各層板状体の構
成ポリマー重量比及び各層板状体の厚さは、その用途等
に応じて適宜選択して構成される。例えば、9mm厚のダ
ンボール印刷用フレキソ印刷版においては、上層板状体
(1.5mm)が80重量%の天然ゴムと20重量%のニ
トリルブタジエンゴムとのポリマーで構成される配合ゴ
ム(ゴム硬度40)で構成され、中間層板状体(4.5
mm)が85重量%の天然ゴムと15重量%のスチレンブ
タジエンゴムとのポリマーで構成される配合ゴム(ゴム
硬度35)で構成されており、下層板状体(3.0mm)
は、75重量%のニトリルブタジエンゴムと25重量%
のクロロプレンゴムとの配合ゴムの層(0.5mm)及び
80重量%の天然ゴムと20重量%のスチレンブタジエ
ンゴムとの配合ゴムの層(2.0mm)の間に0.5mmの
帆布を埋設して構成される。
また、7mm厚の製袋印刷用フレキソ印刷版においては、
上層板状体(1.0mm)が70重量%の天然ゴムと30
重量%のニトリルブタジエンゴムとの配合ゴム(ゴム硬
度60)で構成され、中間層板状体(3.5mm)が70
重量%の天然ゴムと30重量%のスチレンブタジエンゴ
ムとの配合ゴム(ゴム硬度50)で構成されており、下
層板状体(2.5mm)は60重量%のニトリルブタジエ
ンゴムと40重量%のクロロプレンゴムとの配合ゴム層
(0.5mm)、及び80重量%の天然ゴムと20重量%
のスチレンブタジエンゴムとの配合ゴムの層(1.5m
m)の間に0.5mmの帆布を埋設して構成される。
第5図に、この発明に係るフレキソ印刷版の別の作製例
を示す。この作製例のフレキソ印刷版においては、版面
支持体12の縁部が版面10の文字部の縁部に対し一定距離
を介して並行に形成されているため、例えば第1図に示
す如き印刷版の画線部「A」、「B」もしくは「B」、
「C」の間隔がもっと広い場合でも、それら画線部間の
中間板状体に不要なインキが供給されず、従って不要な
インキが被印刷物上に転写されることがなくなり、その
他の作用効果の点では、上記と何ら変わりがない。
この発明のフレキソ印刷版は上述したような構成を有す
るが、この発明の範囲は上記説明及び図面の内容によっ
て限定されるものではなく、種々の実施態様を包含し得
る。例えば、版材の材質、厚さなどは上記実施例のもの
に限定されないことは勿論である。例えば、上記した実
施例では、版面、版面支持体をそれぞれ単層、支持基体
を複層の板状体で説明したが、必要によりそれぞれ多層
及び単層に形成しても良い。また、この説明は、フレキ
ソ印刷版の作製工程をNC化しようとするときに最も大
きな効果を発揮するのであるが、版材の切込みを手作業
で行なうようにしても別に差し支えないし、その場合に
おいても、従来から行なわれている手彫りにおける程、
作業に熟練を要しないし、省力化、時間の短縮化を図る
ことができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように構成されかつ作用するの
で、この発明に係るフレキソ印刷版は、その作製に熟練
を要せず、作製工程をNC化することが可能であり、N
C化したときは特に、作製の省力化、時間の短縮化を図
ることができるとともに、精度良く、複雑な画線でも自
在に形成することができるようになり、また作製コスト
も長期的にみれば比較的低く抑えることができる。そし
て、このフレキソ印刷版の画線部のエッジは尖鋭で、か
つ画線部が細幅になっても十分な強度を有しているの
で、このフレキソ印刷版を使用して行なった印刷の品質
も良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例を示すフレキソ印刷版の斜
視図、第2図は第1図のII−II′縦断面図であり、第3
図は第1図に示したフレキソ印刷版により印刷された印
刷物を示す。第4−1図ないし第4−3図はこのフレキ
ソ印刷版の作製工程を説明するための一部拡大縦断面
図、第5図はこの発明に係るフレキソ印刷版の別の作製
例を示す斜視図であり、第6図ないし第8図はそれぞれ
従来のフレキソ印刷版の一部拡大縦断面図である。 10……版面、10′……上層の板状体、 12、20……版面支持体、 12′……中間層の板状体、 14……支持基体、14′……下層の板状体、 16……織布層、18、20……切込線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 稔 京都府京都市上京区堀川通寺之内上る4丁 目天神北町1番地の1 大日本スクリーン 製造株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−53645(JP,A) 特開 昭59−30540(JP,A) 実公 昭56−52064(JP,Y1) 実公 昭41−16243(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれゴム材からなる3枚の板状体を積
    層して互いに剥離可能に接合した版材から形成されてな
    り、前記版材の上層の板状体を図形・文字等の画線部の
    輪郭線に対応して実質的に垂直に切り込み、不要部分を
    剥離、除去することにより形成された版面と、前記版材
    の中間層の板状体を、前記版面における画線部の輪郭線
    の外側に実質的に垂直に切り込み、不要部分を剥離、除
    去することにより形成された、前記版面を接合支持する
    版面支持体と、前記版材の下層の板状体からなり、前記
    版面支持体を接合する支持基体とからなるフレキソ印刷
    版。
JP63023353A 1987-03-03 1988-02-02 フレキソ印刷版 Expired - Lifetime JPH0635213B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63023353A JPH0635213B2 (ja) 1987-03-03 1988-02-02 フレキソ印刷版

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-49854 1987-03-03
JP4985487 1987-03-03
JP63023353A JPH0635213B2 (ja) 1987-03-03 1988-02-02 フレキソ印刷版

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPS641592A JPS641592A (en) 1989-01-05
JPH011592A JPH011592A (ja) 1989-01-05
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