JP2874946B2 - 真空排気装置の制御方法 - Google Patents

真空排気装置の制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、真空排気装置の制御方法に関し、特に、真
空脱ガス槽内の真空制御を、自動制御モードから保持制
御モードに切換後、自動制御モードに切換ることができ
るようにするための新規な改良に関する。
[従来の技術] 従来、用いられていたこの種の真空排気装置の制御方
法としては種々あるが、その中で代表的なものについて
述べると、特開昭55−14873号公報及び特開昭56−12772
7号公報に開示された方法を挙げることができる。
すなわち、何れの公報に開示された方法においても、
蒸気圧力を自動調整することにより、希望する真空脱ガ
ス槽内の真空度に対応する値にバランスさせることによ
って、槽内真空度を制御するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の真空排気装置の制御方法は、以上のように構成
されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、自動制御モードで真空排気を行っている場
合に、槽内の状況を作業者が目視し、この時に、飛び散
りが発生すると、作業者は、自動制御モードから手動制
御モードに切換え、作業者が真空度計を監視しながら、
真空排気装置の制御を行っていたが、その後、槽内の状
態が落ち着いた場合でも、手動制御モードから自動制御
モードに復帰させることができなかった。
従って、自動から手動に切換えた後は、作業者が、手
動制御を継続せざるを得ず、それによって、真空排気の
作業が大巾に遅れることになると共に、作業者の負担も
大巾に増加することになっていた。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされ
たもので、特に、真空脱ガス槽内の真空制御を、自動制
御モードから手動制御モードに切換る前に保持制御モー
ドに切換を行い槽内の状態が落ち着いた後、自動制御モ
ードに切換えることができるようにした真空排気装置の
制御方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明による真空排気装置の制御方法は、真空脱ガス
槽の真空度をマイクロコンピュータにより制御される真
空排気装置によって制御するようにした真空排気装置の
制御方法において、前記マイクロコンピュータにより各
々切換えできる自動制御モードと前記自動制御モードを
一時中断させる保持制御モードと手動制御モードとを有
し、前記自動制御モードから前記手動制御モードに切換
える前に前記保持制御モードに切換えて前記保持制御モ
ードが行われた後に前記自動制御モードに再び切換える
方法である。
[作 用] 本発明による真空排気装置の制御方法においては、自
動制御モードにおいて、マイクロコンピュータからの制
御により、真空排気装置の各エジェクタを選択作動する
ことによって、自動的に真空脱ガス槽内の真空度が制御
される。
また、前述の自動制御モードにおいて、溶鋼の飛び散
りが発生したことが作業者によって発見されると、直ち
に、自動制御モードから保持制御モードに切換える。
この保持制御モードにおいては、作業者が真空度計を
監視しつつ、溶鋼の状況を監視し、状況が安定したとこ
ろで、作業者が自動制御モードに切換えた後は、作業者
の手を煩わすことなく、真空度の自動制御を行うことが
できる。
[実施例] 以下、図面と共に本発明による真空排気装置の制御方
法の好適な実施例について説明する。
第1図から第3図迄は、本発明による真空排気装置の
制御方法を示すためのもので、第1図はブロック図、第
2図は真空排気装置を示すブロック図、第3図は各エジ
ェクタの動作例を示す説明図である。
第1図において符号1で示されるものは、CPU等から
なるマイクロコンピュータであり、このマイクロコンピ
ュータ1は、切換スイッチ2及び6を介して自動制御モ
ード3に接続され、真空排気装置4は、このコンピュー
タ1による自動制御モード3に基づいて作動するように
構成されている。
前記自動制御モード3に対しては、保持制御モード7
と手動制御モード5が用意されており、前記真空排気装
置4に接続されている。
次に、第2図の真空排気装置4において、符号10で示
されるものは、真空脱ガス槽であり、この真空脱ガス槽
10のガス吸引口11には、多段状に複数のスチームエジェ
クタ1B,2B,3B,4Ea,4Eb,5Ea,5Eb,6Ea,6Ebが接続され、こ
の最後段のスチームエジェクタ6Ea,6Ebには、スターテ
ィングエジェクタSEが接続されている。
以上の構成において、本発明による真空排気装置4を
作動させて、自動制御モード3及び保持制御モード7を
行う場合について説明する。
まず、切換スイッチ2及び6を点線で示すように切換
えて自動制御モード3を選択すると、マイクロコンピュ
ータ1からの自動制御モード3用のプログラムに基づい
て、真空排気装置4を作動させることができ、例えば、
第3図に示すように、真空脱ガス槽10内の真空度のレベ
ルに応じて、各スチームエジェクタ1B〜6Eb迄を制御す
ることにより、所定の真空度を得ることができる。
また、前述の自動制御モード3において、真空脱ガス
槽10の真空度の上がりすぎによる溶鋼の飛び散り現象の
発生を作業者が目で確認した場合には、直ちに、切換ス
イッチ6を点線から実線で示す状態に切換えると、自動
制御モード3から保持制御モード7に切換えられる。
従って、保持制御モード7においては、作業者が真空
度計(図示せず)と槽内の状況を目で監視する。
また、前述の保持制御モード7で、槽内の状況が安定
し、自動制御モード3に切換えてもよいと作業者が判断
した場合には、切換スイッチbを実線から点線で示す状
態に切換えることによって、作業者は手動制御すること
なく、自動制御モード3下における槽内の監視のみです
むことになる。
すなわち、自動制御モード3から手動制御モード5に
切換える前に、保持制御モード7に切換えられ、この保
持制御モード7が行われて槽内の状況が安定した状態
で、自動制御モード3に切換えられる。
[発明の効果] 本発明による真空排気装置の制御方法は、以上のよう
に構成されているため、次のような効果を得ることがで
きる。
すなわち、自動制御モードにおいて槽内に異状を生じ
保持制御モードに切換えて、槽内の状況を安定させた後
は、再び、自動制御モードに切換えることができるた
め、手動制御モードに切換えずに処置できるので作業者
の負担を大巾に軽減することができる。
また、真空脱ガス槽内の真空度の状況も、大巾にきめ
細かく制御することができ、安定操業を達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図迄は、本発明による真空排気装置の制
御方法を示すためのもので、第1図はブロック図、第2
図は真空排気装置を示すブロック図、第3図は各エジェ
クタの動作例を示す説明図である。 1はマイクロコンピュータ、1B〜6Ebはスチームエジェ
クタ、3は自動制御モード、4は真空排気装置、5は手
動制御モード、7は保持制御モード、10は真空脱ガス槽
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C21C 7/10 G05D 16/00 C22B 9/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空脱ガス槽(10)の真空度をマイクロコ
    ンピュータ(1)により制御される真空排気装置(4)
    によって制御するようにした真空排気装置の制御方法に
    おいて、 前記マイクロコンピユータ(1)により各々切換えでき
    る自動制御モード(3)と前記自動制御モード(3)を
    一時中断させる保持制御モード(7)と手動制御モード
    (5)とを有し、前記自動制御モード(3)から前記手
    動制御モード(5)に切換える前に前記保持制御モード
    (7)に切換えて前記保持制御モード(7)が行われた
    後に前記自動制御モード(3)に再び切換えることを特
    徴とする真空排気装置の制御方法。
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