JPH02144755A - コンピュータシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、操作員に対して処理の選択、設定または確認
等を行うときの操作性および安全性を高めたコンピュー
タシステムに関する。

［従来の技術］ 従来、コンピュータシステムにおいては処理の選択、設
定または確認等の必要性が生じたとき、それに対するメ
ツセージを表示装置に出力し、操作員がキーボードやマ
ウス等の入力装置によって応答情報を入力するまで処理
を一時中断して待ち続けていた。

［発明が解決しようとする課題］ 上述したコンピュータシステムにおいて、処理の選択、
設定または確認等の必要性が生じたとき、その都度操作
員が応答操作をしなければならず煩わしいという欠点が
あった。

さらに、応答内容を選択肢から選べるようになっている
場合には、そのいずれを選択しても同じような操作で選
べるため誤った選択をする場合があるので、誤った選択
をする確率と正しい選択をする確率が同等である。この
ため操作員の操作ミスによってコンピュータシステムに
対して重大な影響を及ぼすような誤った処理を指示する
可能性もあり、安全性が低いという欠点があった。

本発明は上述の欠点を解決するためのもので、操作員に
とって煩わしい操作を低減したコンピュータシステム、
および操作員の操作ミスを低減して安全性を高めたコン
ピュータシステムを提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、システムが処理の選択、設定または確認等を
操作員に要求して処理を一時中断したとき、その中断時
間を管理する応答時間管理手段と、予め設定された時間
を経過しても操作員からの応答がない場合に対応する応
答情報を予め格納しておくデフォルト応答情報格納手段
と、前記応答時間管理手段と前記デフォルト応答情報格
納手段とを含む前記システム全体を制御する制御手段と
、操作員が前記システムに情報を入力するための入力装
置と、前記システムが操作員に情報を表示するための表
示装置とを有する。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図であり
、制御手段１と、応答時間管理手段２と、デフォルト応
答情報格納手段３と、入力装置４と、表示装置５とから
構成されている。

制御手段１は、応答時間管理手段２やデフォルト応答情
報格納手段３や入力装置４や表示装置５を含むコンピュ
ータシステム全体を制御する。

応答時間管理手段２は、制御手段１から処理を中断する
時間の設定と処理中断時間のカウント開始を指示され、
設定された時間になるまで処理中断時間をカウントする
。そして処理中断時間が設定された時間に達したならば
制御子′段１に知らせる。応答時間管理手段２は上述の
機能を備えていればよく、実施方法はハードウェアでも
ソフトウェアでもどちらでもよい。

デフォルト応答情報格納手段３は、処理が中断したとき
の応答情報を予め格納しておき、制御手段１から要求が
あったとき対応する応答情報を返す。

入力装置４は、操作員が制御手段１に情報を与えるため
の装置であり、一般的にはキーボードやマウス等でよい
。

表示装置５は、制御手段１からの情報を操作員に与える
ための装置であり、一般的にはＣＲＴデイスプレィやＬ
ＣＤデイスプレィ等でよい。

次に、このように構成された本実施例の動作について第
２図に示すフローチャートにしたがって説明する。

まず別８手段２１においてステップ２６の処理Ａが実行
されている。

この処理Ａの途中で操作員による処理の選択または設定
または確認が必要になったため制御手段２１はステップ
２７において操作員への応答要求メツセージを表示装置
２５へ表示する。

次にステップ２８において、制御手段２１はステップ２
７で出力した応答要求メツセージに対応する応答情報を
デフォルト応答情報格納手段２３へ要求し、デフォルト
応答情報格納手段２３は要求に対応する応答情報を制御
手段２１に渡す。

次にステップ２９において、制御手段２１はステップ２
８で受は取った応答情報を表示装置２５へ表示する。即
ちここまでのステップで表示装置２５には操作員に対す
る応答要求メツセージとそれに対する応答情報が表示さ
れていることになる。

次にステップ３０において、制御手段２１は応答時間管
理手段２２に処理中断時間の限界値を設定するとともに
時間のカウント開始を指示する。

応答時間管理手段２２では設定された時間になるまでカ
ウントを行い、設定時間に達すると制御手段２１へ知ら
せる。一方操作員は表示装置２５に表示されている応答
要求メツセージとそれに対する応答情報を確認し、応答
情報が不適切であると判断した場合に限り入力装置２４
から新たな応答情報を入力する。

次にステップ３１において、制御手段２１は操作員によ
って入力装置２４から新たな応答情報が入力されている
か否かを判断して次に進むステッブを選択する。操作員
によって応答情報が入力されている場合はステップ３３
へ、入力されていない場合はステップ３２へ進む。

ステップ３２において、制御手段２１は、応答時間管理
手段２２から設定された時間のカウントが終了、即ち処
理中断時間の限界値を経過したという情報があるか否か
を判断して次に進むステップを選択する。処理中断時間
の限界値を経過している場合はステップ３４へ進み、経
過していない場合はステップ３１へ戻る。

ステップ３１の選択の結果ステップ３３へ進んだ場合、
即ち処理中断時間の限界値以内に操作員が入力装置２４
から応答情報を入力した場合、制御手段２１は入力装置
２４からの応答情報を受は取りステップ３５へ進む。

ステップ３２の選択の結果ステップ３４へ進んだ場合、
即ち処理中断時間の限界値以内に操作員が入力装置２４
から応答情報を入力しなかった場合、制御手段２１はス
テップ２８においてデフォルト応答情報格納手段２３か
ら受は取った応答情報を最終的な応答情報としてステッ
プ３５へ進む。

最後にステップ３５において、ステップ３３またはステ
ップ３４で得た応答情報にしたがって中断していた処理
Ａを再開する。

［発明の効果］ 本発明によれば、コンピュータシステムにおいて処理の
選択または設定または確認の必要が生じたとき、操作員
は自動的に設定された応答情報を監視していればよく、
その応答情報が不適切である場合のみ新たな応答情報を
入力装置から入力すればよいので、煩わしい入力操作が
減少する。

また、コンピュータシステムにとって重大な影響を及ぼ
す処理の選択または設定または確認に対しては、自動的
に設定される応答情報はその処理の中止等のようにコン
ピュータシステムの安全を確保する応答情報にしておき
、操作員がある唯一の入力操作による応答情報を設定し
たときのみその処理を実行する等のようにしておくこと
によって、コンピュータシステムの安全性を高めること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明をコンピュータシステムに適用した場
合のブロック構成図であり、簡単化のためコンピュータ
システムが通常備えている機能ブロックは除いである。 第２図は、第１図で示したコンピュータシステムにおけ
る本発明の動作例を示した図である。 １　・・・・制御手段 ２　・・・・応答時間管理手段 ３　・・・・デフォルト応答情報格納手段４　・・・・
入力装置 ５　・・・・　表示装置 ２１　・・・・制御手段 ２２　・・・・応答時間管理手段 ２３　・・・・デフォルト応答情報格納手段２４　・・
・・　入力装置 ２５　・・・・　表示装置 ・・・・制御手段における処理内容

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. システムの処理の選択、設定または確認等を操作員に要
   求して処理を一時中断したときの中断時間を管理する応
   答時間管理手段と、予め設定された時間を経過しても操
   作員からの応答がない場合に対応する応答情報を予め格
   納しておくデフオルト応答情報格納手段と、前記応答時
   間管理手段と前記デフオルト応答情報格納手段とを含む
   前記システム全体を制御する制御手段と、操作員が前記
   システムに情報を入力するための入力装置と、前記シス
   テムが操作員に情報を表示するための表示装置とを有す
   ることを特徴とする、コンピュータシステム。