JPH09198128A - アラーム管理値設定装置 - Google Patents

アラーム管理値設定装置

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JPH09198128A
JPH09198128A JP594096A JP594096A JPH09198128A JP H09198128 A JPH09198128 A JP H09198128A JP 594096 A JP594096 A JP 594096A JP 594096 A JP594096 A JP 594096A JP H09198128 A JPH09198128 A JP H09198128A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のタグの運転ステージごとに異なるアラ
ーム管理値の登録作業を容易にする。 【解決手段】 アラーム管理値の設定登録に際して、運
転ステージ指定手段33によって運転ステージを指定し、
またアラームパターン指定手段32によってアラーム管理
値の設定パターンを指定し、アラーム管理値設定手段に
よってタグを指定することによって、指定されたタグに
ついてプロセス値登録手段34から対応するタグのプロセ
ス値を呼出し、指定されたアラーム管理値の設定パター
ンとこのプロセス値とに基づいてアラーム管理値を指定
された運転ステージにおけるアラーム管理値として設定
する。こうして設定された運転ステージごとの各タグの
アラーム管理値は、プラント運転監視装置におけるアラ
ーム管理値登録部にダウンロードする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラント運転監視装
置におけるアラーム管理値設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にプラント運転監視装置では、監視
対象プラントをいくつかのユニットに分割し、そのユニ
ットごとのプロセスフローをグラフィック化してCRT
表示装置に表示し、プラントの各部に設置されている流
量計、温度計、圧力計、その他の計器類(以下、タグと
称する)の計測するプロセス値をプロセスフロー上の対
応する位置にタグ番号と共にグラフィック表示し、いず
れかのタグの計測するプロセス値がアラーム管理値を超
えればアラームを発すると共に、画面表示されているプ
ロセスフロー上の該当する位置のタグに点滅、色替えな
どの表示を行わせ、監視員に知らせるようにしている。
【0003】このようなプラント運転監視装置において
各種タグにアラームを発生させるためにはあらかじめタ
グごとに、その正常なプロセス値からどれくらい離れる
とアラームを発するかを決めるアラーム管理値を設定し
ておかなければならない。
【0004】しかも、このアラーム管理値の設定は、監
視対象プラントの運転ステージ(例えば、スタートアッ
プ、定常運転、ロード変更、シャットダウンなど)によ
って変更しておく必要がある。この変更を行わなけれ
ば、特にスタートアップ時、シャットダウン時、ロード
変更時には不要なアラームが多数、一斉に発生して監視
員に不必要な負担をかけることになるからである。
【0005】そこで、従来から、このような不必要なア
ラームの発生を避けるために、プラント運転監視装置に
運転ステージに合わせて複数のアラーム管理値を一括し
て設定し、変更するアラームサプレッションと呼ばれる
機能を持たせ、例えば、運転ステージがスタートアップ
やシャットダウンであれば、それに応じて多くのタグに
ついてはアラーム発生を禁止し、特に注意すべきタグ類
だけにアラーム管理値を設定するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
アラームサプレッション機能を働かせるためには、プラ
ントの運転ステージに適合したアラーム管理値をあらか
じめ登録しておく必要があるが、従来のプラント運転監
視装置ではタグの数だけ個々にアラーム管理値をあらか
じめ登録する必要があり、その作業が膨大なものとなっ
ていた。
【0007】またアラーム管理値の登録作業が膨大なも
のとなるので、アラームサプレッション機能を使用せ
ず、スタートアップやシャットダウン時には多数のタグ
からアラームが一斉に発生しても、監視員の経験を通し
て監視が必要な重要なタグについてのみ監視を行い、他
のタグのアラームは無視する形で運転する方法もとられ
ていた。
【0008】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、プラント運転監視装置において、多数
のタグのアラーム管理値を容易に設定登録することがで
きるアラーム管理値設定装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のアラー
ム管理値設定装置は、運転監視用表示装置にグラフィッ
ク表示されるプロセスフローがカバーする監視対象プラ
ントのプロセスユニット中に含まれる複数のタグを管理
するタグ管理手段と、タグ管理手段が管理する複数のタ
グそれぞれのプロセス値を登録するプロセス値登録手段
と、監視対象プラントの複数の運転ステージのいずれか
を指定する運転ステージ指定手段と、アラーム管理値の
複数種の設定パターンのいずれかを指定するアラームパ
ターン指定手段と、プロセスユニット中に含まれる複数
のタグのいずれかを指定することによってプロセス値登
録手段から該当するタグのプロセス値を呼出し、運転ス
テージ指定手段によって運転ステージを指定し、かつア
ラームパターン指定手段によってアラーム管理値の設定
パターンを指定することによってプロセス値に対してア
ラームパターン選択手段が呼出したアラーム管理値の設
定パターンに基づいてアラーム管理値を設定し、運転ス
テージ指定手段が指定する運転ステージに属する指定さ
れたタグのアラーム管理値として設定するアラーム管理
値設定手段とを備えたものである。
【0010】この請求項1の発明のアラーム管理値設定
装置では、アラーム管理値の設定登録に際して、運転ス
テージ指定手段によって運転ステージを指定し、またア
ラームパターン指定手段によってアラーム管理値の設定
パターンを指定し、アラーム管理値設定手段によってタ
グを指定することによって、指定されたタグについてプ
ロセス値登録手段から対応するタグのプロセス値を呼出
し、指定されたアラーム管理値の設定パターンとこのプ
ロセス値とに基づいてアラーム管理値を指定された運転
ステージにおけるアラーム管理値として設定する。
【0011】こうして設定された運転ステージごとの各
タグのアラーム管理値は、プラント運転監視装置におけ
るアラーム管理値登録手段に登録することによって、プ
ロセスフロー単位で、運転ステージごとにタグ各々につ
いてアラーム管理値を設定登録することができ、アラー
ム管理値の登録作業に要する技術者の労力を削減するこ
とができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明のアラ
ーム管理値設定装置において、タグ管理手段が管理する
複数のタグのうち、アラーム管理値設定手段によってア
ラーム管理値が設定されなかったタグについて一括して
デフォルト値をアラーム管理値として設定するデフォル
ト値設定手段を備えたものである。
【0013】この請求項2の発明のアラーム管理値設定
装置では、運転ステージに応じて厳密に監視を必要とす
るタグについてのみアラーム管理値の設定を行い、残り
のタグについて一括してアラーム管理値を設定する手順
がとれ、プロセスユニットに属するタグの全てについて
1つ1つアラーム管理値の設定作業をせずとも済み、ア
ラーム管理値の設定作業の労力をいっそう削減できる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は2のアラ
ーム管理値設定装置において、運転ステージ指定手段が
指定する運転ステージとしてスタートアップ、ロード変
更及びシャットダウンのいずれかを指定するものであ
る。
【0015】この請求項3の発明のアラーム管理値設定
装置では、運転ステージとして特にアラームサプレッシ
ョンを必要とするスタートアップ、ロード変更及びシャ
ットダウンにおけるアラーム管理値の設定作業が容易に
行えることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
機能ブロック図であり、実際のプラント運転監視を行う
システムのプロセスフロー画面の情報部1と、このプロ
セスフロー画面の情報を本発明のアラーム管理値設定装
置で動作する情報に変換するデータ変換部2と、アラー
ム管理値登録作業時に表示装置に必要な情報を表示出力
し、また操作情報を入力する登録・表示用インタフェー
ス部3と、アラーム設定状況を想定するためのプロセス
値設定部4と、アラーム管理値の設定パターンを選択指
定するためのアラームパターン選択部5と、運転ステー
ジを選択指定するための運転ステージ選択部6と、設定
したアラーム管理値データを保存するアラームデータ保
存部7と、このアラーム管理値データを実際にアラーム
管理を行うプラント運転監視装置に転送するためのダウ
ンロード部8から構成されている。
【0017】また本発明のアラーム管理値設定装置のハ
ードウェア構成を図2に基づいて説明する。プロセスフ
ロー情報部1には監視対象プラントのプロセスフローの
グラフィックソースファイル21と各プロセスフローに
含まれるタグ群の情報22とが登録されている。これは
プラント運転監視装置側にあらかじめ登録されている既
存のデータを利用する。
【0018】そして変換部2は変換プログラムで成り、
グラフィックソースファイル21とタグ群の情報22を
本発明のアラーム管理値設定装置で利用できる形のデー
タに変換する。登録・表示用インタフェース部3は表示
装置に表示される登録ウィンドウ画面とタッチパネル、
マウス、キーボードなどの入力操作手段によって構成さ
れる。
【0019】プロセス値設定部4はプラントの運転状態
を想定して種々のタグのプロセス値を登録する部分であ
り、指定されたタグごとに理想的なプロセス値をキー操
作で設定したり、プラントの運転中の最適な状態におけ
る各タグのプロセス値のトレンドデータをプラント運転
監視装置側からオンラインで取込み、あるいはリアルタ
イムのプロセス値のデータを取込んで登録する。
【0020】アラームパターン選択部5にはあらかじめ
アラームパターンが登録されていて、そのいずれかを選
択指定することができる。アラームパターンとしては特
に限定されないが、例えば次のような設定が可能であ
る。
【0021】1) 上限値PH、下限値PLがプロセス
値PVの±10% 2) 上限値PH、下限値PLがプロセス値PVの±2
0%かつプロセス値PVの変化率が50%以内 3) 上限値PHが100%、下限値PLが0%かつプ
ロセス値PVの変化率が100%以内 4) アラーム発報禁止 さらに、上限値PHの上に上上限値PHH、下限値PL
の下に下下限値PLLを設定したり、偏差制限値や操作
量の上下限値を設定したりすることもできる。
【0022】運転ステージ選択部6にはあらかじめ運転
ステージが登録されていて、そのいずれかを選択指定す
ることができる。運転ステージとしては(1)スタート
アップ、(2)定常運転、(3)ロード変更、(4)シ
ャットダウンのような設定がされる。
【0023】次に、本発明のアラーム管理値設定装置と
実際のプラント運転監視装置とのハードウェア構成を図
3に基づいて説明する。本発明のアラーム管理値設定装
置はパーソナルコンピュータのような汎用ツールに登録
されるソフトウェアプログラムによって実現されるもの
であり、この汎用ツール11によって作成されたアラー
ム管理値データはLANのような通信回線12を通じて
プラント運転監視装置13の記憶装置14に直接転送
し、あるいはデータ保存媒体15を介してプラント運転
監視装置13の記憶装置14に登録し、これをプラント
運転監視装置13側でさらにプラント制御を実行するコ
ントロールユニット16に通信回線17を通じて転送
し、登録する構成である。
【0024】次に、上記構成のアラーム管理値設定装置
によるアラーム管理値の設定作業について、図4〜図6
に基づいて説明する。まず変換部2がプロセスフロー情
報部1からプロセスフロー情報を読込んで本発明のシス
テムで用いることができる形にデータ変換し(図6のフ
ローチャートにおけるステップS1)、登録・表示用イ
ンタフェース部3である登録ウィンドウにプラントの1
つのプロセスフロー画面を表示させる(ステップS
2)。変換部2はこのプログラムフロー情報のデータ変
換と共に、各プロセスフローに含まれる多数のタグのリ
ストデータも変換して登録・表示用インタフェース部3
に渡す。登録・表示用インタフェース部3では、選択さ
れたプロセスフロー画面31を表示し、同時にアラーム
パターン選択ボタン32、運転ステージ選択ボタン3
3、プロセス値設定ボタン34を表示する。
【0025】運転ステージ選択ボタン33の展開操作を
行うと、図4に示すように運転ステージ選択画面41が
展開表示されるので、ここから運転ステージを選択する
(ステップS3)。運転ステージとしてここでは、図4
及び図5に示すように(1)スタートアップ、(2)定
常運転、(3)ロード変更、(4)シャットダウンの選
択肢を設定している。
【0026】いま図5を参照してあるプロセス値PV
(例えば配管を流れる流体の温度)の変動について考え
ると、スタートアップ直前ではPVは低く、スタートア
ップによって徐々にPVは上昇し(1)、やがて定常状
態でほぼ一定の目標値に制御され(2)、目標値を引き
上げるロード変更があればさらに上昇し(3)、シャッ
トダウンする際には徐々にPVが低下する(4)。この
ような変動の場合、スタートアップ時、定常運転時、ロ
ード変更時、シャットダウン時それぞれで各タグのアラ
ーム管理値を変更する必要があるので、これらの各運転
ステージのいずれについてアラーム管理値を設定するの
かを選択指定するのである。画面31ではスタートアッ
プ(1)が選択指定されている。
【0027】続いてアラーム管理値登録作業に入る(ス
テップS4)。このアラーム管理値登録作業では、まず
プロセスフロー画面31においてアラーム管理値の設定
が必要なタグを指定する(なお、この指定操作は画面の
該当部分をタッチし、あるいはマウスでクリックなど、
用意されているポインティングデバイスを用いて行うも
のである)。この結果、プロセスフロー画面31上にタ
グパターン44が割込み表示される。
【0028】次に、プロセス値設定ボタン34の展開操
作を行い、プロセス値設定画面43を展開させてプラン
トの定常運転時を想定したプロセス値としてどれを用い
るかを設定する。このプロセス値設定には、指定された
タグごとに理想的なプロセス値をキー操作で入力する選
択肢(PVキー入力)、プラント運転監視装置側からオ
ンラインでリアルタイムのプロセス値のデータを取込む
選択肢(HTデータ入力)、及びプラントの運転中の最
適な状態における対応するタグのプロセス値のトレンド
データをプラント運転監視装置側からオンラインで取込
む選択肢(トレンドデータ入力)が用意されている。い
まここでは、HTデータ入力が選択指定されている。こ
れによって指定されたタグについてそのプロセス値PV
がタグパターン44の該当する位置に表示される。
【0029】このプロセス値設定の後、アラームパター
ン選択ボタン32の展開操作を行い、指定されたタグの
プロセス値に対してどのパターンによってアラーム管理
値を設定するかを展開画面42から指定する。このアラ
ームパターン選択用の展開画面42では、 1) 上限値PH、下限値PLがプロセス値PVの±1
0% 2) 上限値PH、下限値PLがプロセス値PVの±3
0% 3) 上限値PHが100%、下限値PLが0% 4) アラーム発報禁止 の4つの選択肢が用意されている。なお、このアラーム
パターンの選択肢の種類、数は特に限定されるわけでは
ない。
【0030】そこで、アラームパターン選択肢の1つを
選択操作することによって、プロセス値PVに対してこ
のアラームパターンにしたがって上限値PH、下限値P
Lを算出し、タグパターン画面44の適切な位置に表示
する。
【0031】こうして1つのタグについてその上限値、
下限値などのアラーム管理値を設定すると、これをアラ
ームデータ保存部7に保存する(ステップS5)。
【0032】そして以上のアラームデータの設定登録作
業は、プロセスフロー画面31に含まれる多数のタグの
うち、運転ステージごとに監視を必要とするタグの全て
について実行する(ステップS6)。
【0033】ここでいずれのタグが未設定であるかを見
るために、プロセスフロー画面31に用意されている未
設定タグ表示ボタン45を操作すると、未設定タグリス
ト画面46が展開表示される。そこで、現在登録作業中
の運転ステージにおいてアラーム管理値の設定登録が必
要なタグに漏れがないかをチェックすることができる。
【0034】アラーム管理値の設定登録が必要な全ての
タグについて上記の手順でアラーム管理値の設定登録が
完了すると、完了ボタン47を指定することにより、自
動的にアラーム管理値の設定登録がなされなかったタグ
についてはあらかじめ設定されているデフォルト値が設
定されることになる。なお、このデフォルト値は運転ス
テージによって異なる。
【0035】例えば、スタートアップ時やシャットダウ
ン時にはアラーム管理値が設定登録されなかったタグに
ついてはアラーム発報禁止(MONI−OFF)の設定
を行うことによって、不必要にアラームが発生するのを
避ける。
【0036】また定常運転時にはアラーム管理値が設定
登録されなかったタグについては、アラーム管理値とし
てプロセス値PVに対して±数%の設定を行うようにデ
フォルト値を設定し、ロード変更時には、指定タグ以外
のアラーム管理値の変更不要の設定を行っておくことが
できる。
【0037】1つの運転ステージについて必要な全ての
タグについてアラーム管理値の設定登録作業が完了すれ
ば、他の運転ステージについても同じように必要な全て
のタグについてアラーム管理値の設定登録作業を繰返す
ことになる(ステップS7)。
【0038】こうしてアラーム管理値の登録作業が完了
すれば、アラームデータ保存部7に保存されているアラ
ームデータをダウンロード部8がプラント運転監視装置
側にダウンロードする。このダウンロードの操作手順に
ついて説明すると、図7に示すように対象プラントのプ
ロセスフロー51を表示させ、プロセスフロー51のソ
フトキーに割付けられている運転ステージ変更キー52
を選択操作して運転ステージウィンドウ53を展開し、
変更したい運転ステージを選択してダウンロード実行指
令を与える。アラーム管理値設定装置11とプラント運
転監視装置13とが通信回線12で直接接続されている
場合には、通信回線12を通じて該当する運転ステージ
のアラーム管理値データがプラント運転監視装置15側
の記憶装置14に転送される。またダウンロードをフロ
ッピーディスクのような磁気記憶媒体15に行う場合
は、その磁気記憶媒体15をプラント運転監視装置13
によって読込ませることによりデータの転送を行う。
【0039】なお、本発明の上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、運転ステージやアラームパターンの
種類、数は実際のプラントの特性に応じて任意に設定す
ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
アラーム管理値の設定登録に際して、運転ステージ指定
手段によって運転ステージを指定し、またアラームパタ
ーン指定手段によってアラーム管理値の設定パターンを
指定し、アラーム管理値設定手段によってタグを指定す
ることによって、指定されたタグについてプロセス値登
録手段が対応するタグのプロセス値を呼出し、指定され
たアラーム管理値の設定パターンとこのプロセス値とに
基づいてアラーム管理値を指定された運転ステージにお
けるアラーム管理値として設定するようにしているの
で、必要なタグのアラーム管理値をプロセスフロー単位
で、かつ運転ステージごとに設定登録することができ、
アラーム管理値の登録作業に要する技術者の労力を削減
することができる。
【0041】請求項2の発明によれば、運転ステージに
応じて監視を必要とするタグについてのみアラーム管理
値の設定を行い、残りのタグについて一括してアラーム
管理値をデフォルト値あるいはアラーム禁止に設定する
手順がとれ、プロセスフローに含まれるタグの全てにつ
いて1つ1つアラーム管理値の設定作業をせずとも済
み、アラーム管理値の設定作業の労力をいっそう削減で
きる。
【0042】請求項3の発明によれば、運転ステージと
して特にアラームサプレッションを必要とするスタート
アップ、ロード変更及びシャットダウンにおけるアラー
ム管理値の設定作業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態の機能ブロック図。
【図2】上記の実施の形態の機能構成を示す回路ブロッ
ク図。
【図3】上記の実施の形態のアラーム管理値設定装置と
プラント運転監視装置とのシステム構成を示すブロック
図。
【図4】上記の実施の形態のアラーム管理値設定動作を
示す説明図。
【図5】上記の実施の形態で使用する運転ステージの場
合分けを示す説明図。
【図6】上記の実施の形態のアラーム管理値設定手順を
示すフローチャート。
【図7】上記の実施の形態のアラーム管理値データのダ
ウンロード手順を示す説明図。
【符号の説明】
1 プロセスフロー情報部 2 データ変換部 3 登録・表示用インタフェース部 4 プロセス値設定部 5 アラームパターン選択部 6 運転ステージ選択部 7 アラームデータ保存部 8 ダウンロード部 31 プロセスフロー画面 32 アラームパターン選択ボタン 33 運転ステージ選択ボタン 34 プロセス値設定ボタン 41 運転ステージ選択画面 42 アラームパターン選択画面 43 プロセス値設定画面 44 タグパターン画面 45 未設定タグ表示ボタン 46 未設定タグリスト 47 完了ボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転監視用表示装置にグラフィック表示
    されるプロセスフローがカバーする監視対象プラントの
    プロセスユニット中に含まれる複数のタグを管理するタ
    グ管理手段と、 前記タグ管理手段が管理する複数のタグそれぞれのプロ
    セス値を登録するプロセス値登録手段と、 前記監視対象プラントの複数の運転ステージのいずれか
    を指定する運転ステージ指定手段と、 アラーム管理値の複数種の設定パターンのいずれかを指
    定するアラームパターン指定手段と、 前記プロセスユニット中に含まれる複数のタグのいずれ
    かを指定することによって前記プロセス値登録手段から
    該当するタグのプロセス値を呼出し、前記運転ステージ
    指定手段によって運転ステージを指定し、かつ前記アラ
    ームパターン指定手段によってアラーム管理値の設定パ
    ターンを指定することによって前記プロセス値に対して
    前記アラームパターン選択手段が呼出したアラーム管理
    値の設定パターンに基づいてアラーム管理値を設定し、
    前記運転ステージ指定手段が指定する運転ステージに属
    する前記指定されたタグのアラーム管理値として設定す
    るアラーム管理値設定手段とを備えて成るアラーム管理
    値設定装置。
  2. 【請求項2】 前記タグ管理手段が管理する複数のタグ
    のうち、前記アラーム管理値設定手段によってアラーム
    管理値が設定されなかったタグについて一括してデフォ
    ルト値をアラーム管理値として設定するデフォルト値設
    定手段を備えて成る請求項1記載のアラーム管理値設定
    装置。
  3. 【請求項3】 前記運転ステージ指定手段が指定する運
    転ステージとしてスタートアップ、ロード変更及びシャ
    ットダウンのいずれかを指定することを特徴とする請求
    項1又は2記載のアラーム管理値設定装置。
JP594096A 1996-01-17 1996-01-17 アラーム管理値設定装置 Expired - Lifetime JP3297284B2 (ja)

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