JP2874077B2 - スペアタイヤのキャリア装置 - Google Patents

スペアタイヤのキャリア装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両のリアゲート部
にスペアタイヤを配置するためのスペアタイヤのキャリ
ア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、オートキャンプなどの人気に
伴い、4輪駆動車の人気も高くなってきている。4輪駆
動車は、山道など荒れた道を走行するのに最も適して
り、この4輪駆動車の車輪(タイヤ)は、荒れた道での
走破性を確保すべく、普通の乗用車のタイヤに比べ径及
び幅寸法が大きくされて、それ自体の重量はかなり重い
ものとなっている。また、この種の車両には、車体に実
装されている車輪と同様のスペアタイヤが装備されてお
り、それ自体が非常に大きな物であることや車体内にそ
の収容スペースを確保しにくい等の理由から、そのスペ
アタイヤは、一般に車両のリアゲート部に配置されてい
る。車両のリアゲートが横開きの場合、スペアタイヤは
リアゲートに直接装着されているが、リアゲートが上下
に回動開閉式の場合、スペアタイヤを直接リアゲートに
取り付けると、スペアタイヤの重さでリアゲートの開閉
が困難となるため、リアバンパに車両の前後方向に開閉
可能なフレーム状のキャリアを設けて、そのキャリアに
スペアタイヤを装着している。
【0003】図1及び図2を参照して、スペアタイヤの
キャリア装置の従来例を説明する。図1に示す車両1
は、上下に回動開閉式のリアゲート2を有しており、ス
ペアタイヤのキャリアは、そのリアゲート部に配置され
ている。図1に示すように、スペアタイヤのキャリア装
置は、弓状に湾曲されたパイプフレーム3を備えてい
る。パイプフレーム3の両端は、両者共に下向きとなっ
ており、これら両端間には補助パイプ4が渡されて、こ
れらを接続している。
【0004】パイプフレーム3の一端は、ブラケット6
に水平回動自在に軸支されており、ブラケット6はリア
バンパ5内部に設けられている。図2によれば、パイプ
フレーム3の一端は、ブラケット6に差し込まれ、下方
からワッシャ7を介してボルト8で固定されている。一
方、パイプフレーム3の他端は、リアバンパ5にロック
装置(図示せず)を介して接続されている。ロック装置
は、フォークピン式のロック機構を備えており、リアバ
ンパ5に設けられたストライカ(図示せず)と脱着可能
となっている。また、パイプフレーム3の中央部には、
ブラケット9が設けられており、このブラケット9にス
ペアタイヤが取り付けられる。
【0005】従って、スペアタイヤのキャリアは、車両
後方に向けて開いた開位置とリアバンパに沿った閉位置
との間で開閉可能となっている。キャリアを閉位置から
開ける際は、前記ロック装置をキーで解除してから、更
にキャリアのパイプフレームを直接手で持って引張るよ
うにして行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たスペアタイヤのキャリア装置の場合、キャリアフレー
ムを全開位置に保持しておく手段は何ら装備されておら
ず、傾斜した場所でリアゲートから荷物を積み卸しをし
たりするときに、キャリアフレームを開けておいたのに
もかかわらず、閉位置に戻って邪魔となることがあり大
変不便である。
【0007】そこで、キャリアフレームとリアバンパの
との間に、ガスダンパを接続してキャリアフレームを開
位置に保持する方法が考えられるが、このガスダンパ
は、部品コストが高くあまり好ましくない。また、キャ
リア装置の組立ては、パイプフレームの一端をリアバン
パのブラケットに差し込み、リアバンパの下方からワッ
シャを介してボルトで固定しなければならず、下方から
のボルト締めは、組立作業上あまり好ましくない。
【0008】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、キャリアの組立性がよく、キ
ャリアフレームを全開位置に保持できるスペアタイヤの
キャリア装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のキャリア装置
は、車両のリアバンパに一端が回動自在に軸支され、車
両後方に向けて開いた全開位置とリアバンパに沿った閉
位置との間で開閉可能なキャリアフレームを備えたスペ
アタイヤのキャリア装置において、リアバンパに設けら
れ、キャリアフレームの一端が連結されるヒンジシャフ
トをリアバンパから突設させたヒンジユニットと、この
ヒンジユニットに設けられ、キャリアフレームが全開位
置にあるとき、ヒンジユニットのヒンジシャフトとリア
バンパとの間を連結し、ヒンジシャフトの回転を阻止す
る連結手段とを備えている。
【0010】
【作用】上述したスペアタイヤのキャリア装置によれ
ば、前記連結手段により、キャリアフレームを全開位置
にして、ヒンジユニットのヒンジシャフトとリアバンパ
との間が連結できて、これによりヒンジシャフトの回転
は阻止される。
【0011】
【実施例】図3を参照すると、車両20のリアゲート部
の外側に装備されたスペアタイヤのキャリア装置全体が
示されている。なお、この車両20のリアゲート21は
上下開閉式となっている。なお、スペアタイヤのキャリ
ア装置は、車両後方に開いた開位置とリアバンパ25に
沿った閉位置との間で水平方向に開閉可能となってい
る。
【0012】スペアタイヤのキャリア装置は、金属パイ
プ製のキャリアフレーム22、ヒンジユニット23、掛
止ユニット24及び補助フレーム26から構成されてい
る。図3に示すように、キャリアフレーム22の一端
は、車両のリアバンパ25の左コーナ部25aに回動自
在に接続されている。そして、キャリアフレーム22
は、一端が上方に一旦延びてから途中斜め上方に向かう
傾斜部に連なり、そして、この傾斜部から水平部を経
て、その他端部が下方に湾曲された形状を有している。
キャリアフレーム22の一端側と他端側との間には、補
助フレーム26が渡されてこれらを接続しており、キャ
リアフレーム22他端部と補助フレーム26との接続部
には、ボックス状の掛止ユニット24が取り付けられて
いる。また、キャリアフレーム22及び補助フレーム2
6との中央部には、これらに跨がるようにしてスペアタ
イヤ装着用のスペアタイヤマウント27が取り付けられ
ており、このスペアタイヤマウント27は車両の後方側
に突出して設けられている。このスペアタイヤマウント
27には、スペアタイヤ28がボルト(図示せず)によ
り取り付けられるようになっている。
【0013】図4に示すように、キャリアフレーム22
の一端は、ヒンジユニット23に対し2本のボルト29
で脱着可能に連結される。ところで、車両のリアバンパ
25は、バンパフレーム(図示せず)とバンパフレーム
の回りを覆うようにして設けられたウレタン製のアウタ
バンパの2重構造となっており、そして、ヒンジユニッ
ト23は、アウタバンパ内のバンパフレームに直接取り
付けられている。
【0014】図5に示すように、ヒンジユニット23
は、円筒状の固定部30を備えており、この固定部30
はその周面が2つのL形金具31を介してバンパフレー
ム(図示せず)に固定されている。この固定部30に
は、その上下端にブッシュ32を介して回転自在にして
ヒンジシャフト33が挿嵌されている。ヒンジシャフト
33の中央部には、フランジ状のストッパ34が設けら
れており、ヒンジシャフト33は、このストッパ34を
境に上下に分けられている。つまりヒンジシャフト33
の下半分は固定部30に挿嵌され、その上半分には、前
記キャリアフレーム22の一端が連結される。
【0015】ヒンジシャフト33の周面にはキー35が
設けられており、このキーはストッパ34より上方に向
けて所定の長さとなっている。また、ヒンジシャフト3
3には、ストッパ34上に位置してロックプレート36
の一端が嵌合されており、このロックプレート36は、
前記キー35によりヒンジシャフト33と一体に回転可
能となっている。なお、ロックプレート36の他端には
ロック孔37が設けられている。
【0016】図4に示すように、キャリアフレーム22
の一端下縁には、前記ヒンジシャフト33のキー35に
対応する切欠き38が設けられている。従って、キャリ
アフレームと22の一端とヒンジシャフト33とが連結
されると、両者は一体に回動運動することになる。ま
た、図6からもわかるように、キャリアフレーム22の
回動にともない前記ロックプレート36も同時に回動す
ることになる。そして、キャリアフレーム22が全開位
置の状態にあるとき(図6の実線で示す位置)、リアバ
ンパ25の上面に設けられた孔39と前記ロックプレー
ト36のロック孔37とが合致するようになっているの
で、これら2つの孔39,37にロックピン40(図4
及び図5に示す)を通すと、ロックプレート36とリア
バンパ25が連結される。すなわち、キャリアフレーム
22は、全開位置において、その回動が阻止されること
になる。従って、ロックピン40によるキャリアフレー
ム22の全開位置への固定は、リアゲート21から荷物
の積み卸しなどをする場合に大変便利である。
【0017】図7に示すように、ヒンジシャフト33の
下端には、シャフトエンド41が形成されており、この
シャフトエンド41は、固定部30下端の開口部より下
方に突出している。このシャフトエンド41は、背向す
る周面が互いに削られたキー面46を有している。そし
て、ヒンジシャフト33の下端には、カップ形状をなし
たカムキャップ42が装着されている。すなわち、カム
キャップ42の底壁には、シャフトエンド41と合致す
る孔が形成されており、この孔を通じてシャフトエンド
41が貫通されている。このカムキャップ42とシャフ
トエンド41との間は、2枚の皿ばね43とワッシャ4
4を介して弾性的に連結されており(図5)、ワッシャ
44はボルト45によりシャフトエンド41に固定され
ている。また、カムキャップ42の開口部には、その周
縁に一対のカム面42aが形成されている。
【0018】一方、図5に示すように、前記固定部30
の下端には、一対のカムローラ48が設けられており、
これらカムローラ48は、固定部30の外周の直径方向
に突出されている。従って、カムキャップ42は、前記
皿ばね43の弾性力により付勢され、図8に示すよう
に、そのカム面42aがカムローラ48のローラ面48
aと当接するようになっている。そして、カムキャップ
42は、ヒンジシャフト33と一体に回転するので、カ
ムローラ48はカムキャップ42のカム面42a上を転
がるようになっている。また、カムキャップ42のカム
面42aは、その両端にストッパ面42cが形成され、
これらストッパ面42cの間にカム山42bを有した形
状となっている。従って、キャリアフレーム22が開位
置及び閉位置あるとき、カムローラ48の動きは、カム
キャップ42のカム面42aにおけるストッパ面42c
とカム山42bとの間に挟まれて阻止されるので、ヒン
ジシャフト33の回転が規制されることになる。
【0019】図9には、キャリアフレーム22の他端側
に設けられた掛止ユニット24が示されている。この掛
止ユニット24は金属板でボックス状に形成されてお
り、一側面に傾斜面を有している。この掛止ユニット2
4の外面は、合成樹脂製のカバーで美観上の保護がされ
ている。この掛止ユニット24の上面にはキャリアフレ
ーム22の他端が、一方、傾斜面には補助フレーム26
がそれぞれ貫通し、そして、キャリアフレーム22の他
端と補助フレーム26は、掛止ユニット24内で互いに
接続されている。
【0020】掛止ユニット24は、掛止機構50、位置
決め機構51及びキーユニット52を備えている。な
お、リアバンパ25には、前記掛止ユニット24の位置
決め機構51及び掛止機構50にそれぞれ対応するロッ
ドホルダ53及びストライカ54が備えられている。図
10に示すように、掛止ユニット24の下面側には、ピ
ンフォーク式の掛止機構50、すなわち、ロックアッセ
ンブリ50が設けられている。このロックアッセンブリ
50は、図11に示すように、アッセンブリケース5
6、フォークプレート58、ストッパプレート59及び
クランクアーム60からなっている。アッセンブリケー
ス56には、ストライカ54の挿入を可能とする導入ガ
イドスロット61が設けられている。また、フォークプ
レート58とストッパプレート59とは、導入ガイドス
ロット61を挟んでアッセンブリケース56に回動可能
に軸支されている。フォークプレ−ト58は、通常、コ
イルスプリング(図示せず)により導入ガイドスロット
61の入出口に向けて付勢されており、また、ストッパ
プレート59も同様にして、導入ガイドスロット61の
入出口に向けて付勢されている。ストッパプレート59
の一端は、上方に向けて立設しており、この一端にはク
ランクアーム60の一端が当接されている。クランクア
ーム60はアッセンブリケース56に垂直回動可能に軸
支されており、そのクランクアーム60の他端には第1
ロッド64が接続されている。一方、リアバンパ25に
設けられたストライカ54は、金属棒をコ字形状に成形
した受け金具となっている。
【0021】キャリアフレーム22が閉位置に向けて回
動され、図12(a)に示すように、ロックアッセンブ
リ50にストライカ54が挿入されると、ストライカ5
4の一端側が、フォークプレート58に当接し、フォー
クプレート58は軸点を中心に反時計回りに回転され
る。このとき、ストッパプレート59の他端は付勢力に
逆らいながら前記フォークプレート58に押されて回動
し、これらの係合が外れたとき、ストッパプレート59
の他端は図12(b)に示すようにフォークプレート5
8の内側から係合し、キャリアフレーム22は、閉位置
に位置付けられる。このとき、フォークプレート58は
ストッパプレート59の他端にロックされ、フォークプ
レート58はその付勢力の働く方向に戻るのを阻止され
る。従って、ストライカ54の一端は、フォークプレー
ト58の溝に嵌め込まれ、導入ガイドスロット61の入
出口は塞がれる。この結果、ストライカ54は、ロック
アッセンブリ50に対して相対的にロックされることに
なる。
【0022】逆に、ストライカ54に対するロックアッ
センブリ50のロック解除は、前記クランクアーム60
の他端に押下げ力を加えることにより行われる。すなわ
ち、図11に示すように、クランクアーム60の他端に
押下げ力が加えられると、クランクアーム60の一端
は、図11中の矢印A1の方向に回動される。この場
合、図12の(b)で見て、クランクアーム60の一端
は図中右方向に移動され、ストッパプレート59の一端
を同方向に押して、ストッパプレート59を時計回りに
回転させ、そして、このストッパプレート59は、フォ
ークプレート58を反時計回り方向に回転させる。この
とき、これらがある程度回転すると、フォークプレート
58は、ストッパプレート59の他端から開放され、フ
ォークプレート58は付勢力の働いている方向、すなわ
ち時計回り方向に戻され、図12の(a)に示す状態と
なる。この結果、キャリアフレーム22が閉位置から開
位置に向けて回動されれば、ストライカ54はロックア
ッセンブリ50の導入ガイドスロット61から相対的に
抜き出すことができる。なお、図12中、太い矢印は、
フォークプレート58及びストッパプレート59に働い
ている付勢力の方向を示す。
【0023】図9に示すように、掛止ユニット24の前
面側には、解除ハンドル65とキーユニット52が設け
られている。解除ハンドル65は車両のドアハンドルと
同様の物が使用されており、また、キーユニット52は
ドアハンドル用のキーで施錠可能となっている。図10
によれば、解除ハンドル65は掛止ユニット24に軸支
されている。解除ハンドル65には、掛止ユニット24
内に突出したアームが一体に形成され、このアームに
は、下方に延びた第2ロッド66が接続されている。キ
ーユニット52には、前記第1及び第2ロッド64、6
6が相互に接続されており、キーユニット52は、キー
ロックの有無により第1ロッド64と第2ロッド66を
機械的に接続したり切り離したりしている。キーユニッ
ト52がキーロックされている場合、第1ロッド64と
第2ロッド66は機械的に接続され、前記解除ハンドル
65が引かれると、第2ロッド66及び第1ロッド64
が共に下降し、クランクアーム60の他端が押し下げら
れる。すなわち、解除ハンドル65が引かれると、前記
ストライカ54に対する前記ロックアッセンブリ50の
掛止が解除されることになる。従って、ドアハンドルと
同様な解除ハンドル65を設けたことにより、キャリア
フレーム22の開閉はドア感覚の操作で行うことがで
き、この操作はドアハンドル同様片手で行えるので大変
便利である。
【0024】図9及び図10を参照すると、掛止ユニッ
ト24の正面側下縁から下方に向けて金属板68が延長
されており、この金属板68には、センタロッド69が
接続されている。図13によれば、センタロッド69
は、前記金属板68から車両前方に向けて突出してお
り、その先端はテーパ状に細くされている。一方、リア
バンパ25には、キャリアフレーム22が閉じられると
き、前記センタロッド69を案内して導く筒状のロッド
ホルダ53が設けられている。ロッドホルダ53の開口
部は、図13に示すように、テーパ状に拡開されてい
る。
【0025】図14に示すように、キャリアフレーム2
2が閉じられるとき、例え前記掛止ユニット24の高さ
が通常の位置する高さより上下左右に多少ずれていて
も、センタロッド69は、その先端とロッドホルダ53
の雌テーパ面に案内されて、掛止ユニット24のレベル
が修正されてロッドホルダ53に挿入される。従って、
キャリアフレーム22が閉じられるとき、掛止ユニット
24は常にストライカ54に対する掛止めが可能とな
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のキャリ
ア装置は、キャリアフレームの一端が連結されるシャフ
トをリアバンパから突設させたヒンジユニットとしたこ
とで、キャリアフレームをヒンジユニットに組付ける作
業は、リアバンパ上側で容易に行うことができるので、
組立ての作業性が向上し、キャリアフレームが全開位置
にあるとき、ヒンジユニットのヒンジシャフトとリアバ
ンパとの間を連結し、ヒンジシャフトの回転を阻止する
連結手段を備えたことで、ガスダンパなどを用いること
なく、キャリアフレームを全開位置に継続的に保持でき
るので、コスト的にも安価で、リアゲートからの荷物な
どの積み卸しに大変便利であるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のスペアタイヤのキャリアを搭載した車
両の背面図である。
【図2】図1中IIの拡大斜視図である。
【図3】スペアタイヤのキャリアを搭載した車両の斜視
図である。
【図4】図3中IVの拡大斜視図である。
【図5】ヒンジユニットの断面図である。
【図6】キャリアフレームの開位置における、ロックプ
レートとリアバンパとの位置関係を示す概略図である。
【図7】図5中VIIの拡大斜視図である。
【図8】カムキャップとカムローラの関係を示す概略図
である。
【図9】図3中IXの拡大図である。
【図10】図9中X線に沿う概略断面図である。
【図11】ストライカとロックアッセンブリの関係を示
す概略斜視図である。
【図12】ストライカとロックアッセンブリの掛止関係
を示す概略図である。
【図13】受けガイドに挿入されたセンタロッドを示す
断面図である。
【図14】受けガイドに挿入されるセンタロッドを示す
概略断面図である。
【符号の説明】
20 車両 22 キャリアフレーム 23 ヒンジユニット 24 掛止ユニット 25 リアバンパ 27 スペアタイヤマウント 28 スペアタイヤ 33 ヒンジロッド 36 ロックプレート 37 ロック孔 40 ロックピン 42 カムキャップ 48 カムローラ 50 掛止機構 51 位置決め機構 52 キーユニット 53 ロッドホルダ 54 ストライカ 55 ロックアッセンブリ 65 解除ハンドル 69 センタロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−98691(JP,U) 実開 平5−78681(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 43/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のリアバンパに一端が回動自在に軸
    支され、車両後方に向けて開いた全開位置と前記リアバ
    ンパに沿った閉位置との間で開閉可能なキャリアフレー
    ムを備えたスペアタイヤのキャリア装置において、前記 リアバンパに設けられ、前記キャリアフレームの一
    端が連結されるヒンジシャフトを前記リアバンパから突
    設させたヒンジユニットと、このヒンジユニットに設け
    られ、前記キャリアフレームが全開位置にあるとき、
    ヒンジユニットの前記ヒンジシャフトと前記リアバン
    パとの間を連結し、前記ヒンジシャフトの回転を阻止す
    る連結手段とを備えたことを特徴とするスペアタイヤの
    キャリア装置
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