JP2872979B2 - 普通型コンバインのセカンドモア - Google Patents

普通型コンバインのセカンドモア

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JP2872979B2
JP2872979B2 JP2277597A JP2277597A JP2872979B2 JP 2872979 B2 JP2872979 B2 JP 2872979B2 JP 2277597 A JP2277597 A JP 2277597A JP 2277597 A JP2277597 A JP 2277597A JP 2872979 B2 JP2872979 B2 JP 2872979B2
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YOKA TETSUKO KK
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YANMAA NOKI KK
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、普通型コンバイン
のクローラー前方に設けるセカンドモアの取付構成に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、普通型コンバインのフィーダ
ハウス前部に設けた刈刃にて穀稈を刈り取り、フィーダ
ハウス内に穀稈を掻き込んで脱穀装置へ配送していた
が、刈刃による刈取時の地上高が高く穀稈の根元から刈
り取ることが出来ないために、セカンドモアを、刈刃と
クローラーの間に設けて刈り取り後の残稈を根元から刈
り取る構成は公知となっているのである。例えば、特開
昭62−195217号公報や、実開昭63−1083
8号公報の技術である。また、コンバインの刈取部の昇
降を平行リンク機構により行う技術は、実公昭50−4
3454号公報に記載の如き技術が公知とされているの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のセカン
ドモアの取付技術は図8に示すように、機体フレーム2
上にセカンドモアA’の回動中心を設けていたので、セ
カンドモアA’の刈取部は円弧状に昇降されることにな
り、上昇状態で刈り取った時には刈刃の裏面側から穀稈
が入って刈り取ることになるので、穀稈を切断するより
先に倒してしまい綺麗に刈り取ることができなかったの
である。本発明は、このような点に鑑み、セカンドモア
を略平行移動する状態で昇降できるように、また、セカ
ンドモアの最上昇位置で停止するように、次の如く構成
したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。プラットフォーム15の先端に刈刃
17を横設し、該プラットフォーム15と脱穀装置の間
をフィーダハウス13により連結し、油圧シリンダー1
4によりプラットフォーム15とフィーダハウス13を
機体フレーム2に対して昇降回動する普通型コンバイン
において、該フィーダハウス13の下方に、刈刃17に
より刈り取った後の残稈を、更に切断するセカンドモア
Aを横設し、該セカンドモアAはフィーダハウス13に
より支持し、略平行移動状態で昇降すべく構成し、セカ
ンドモアAの最上昇位置で動力伝達が断たれるように構
成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の目的は以上の如くであ
り、添付の図面に示した実施例の構成に基づいて、本発
明の実施例を説明する。図1は普通型コンバインの全体
側面断面図、図2は本発明のセカンドモア昇降部斜視
図、図3は同じく側面図、図4は反対側のセカンドモア
支持部斜視図、図5は刈刃駆動部斜視図、図6はセカン
ドモア上昇時の斜視図、図7は同じく下降時の斜視図で
ある。
【0006】図1にて全体構成から説明する。クローラ
ー式走行装置1上に機体フレーム2が載置され、該機体
フレーム2の前部にミッションケース3及びエンジン室
4、キャビン5が配設されている。機体フレーム2の中
央から後部上に唐箕6やチャフシーブ7、流穀板等から
なる選別装置が載置され、該選別装置上にクリンプ網8
及びスクリューロータ9からなる脱穀装置が配設されて
いる。前記キャビン5の後部にはグレンタンク10が配
設されて精粒を貯留し、該グレンタンク10上には排出
オーガ11が突出されている。
【0007】前記スクリューロータ9の前端には、フィ
ーダコンベア12を内装したフィーダハウス13が連通
され、該フィーダハウス13は機体フレーム2の前端と
の間に介装した油圧シリンダー14にて昇降される。該
フィーダハウジング13の前部にはプラットフォーム1
5が突設され、該プラットフォーム15内にプラットフ
ォームオーガ16が横設される。該プラットフォーム1
5の前部に刈刃17が横設され、前端にデバイダー18
が突出され、該デバイダー18上に掻き込みリール19
が配設されている。
【0008】そして、前記フィーダハウス13の下方
に、本発明のセカンドモアAが設けられているのであ
る。即ち、図2,図3,図4に示すように、フィーダハ
ウス13の両側面に支持プレート20,21が貼設さ
れ、該支持プレート20,21とフィーダハウス13に
支持軸22,23が貫通され、該支持軸22,23の両
端にリンク機構24L,24R,25,26が枢結さ
れ、該左側のリンク機構24L,25他端に支持フレー
ム27が枢結され、該リンク25の回動基部には下方へ
の回動を規制するストッパー28が設けられている。
【0009】また、右側のリンク機構24R,26の他
端に支持フレーム29が枢支され、該リンク26は中央
部が支持軸23に枢支されており、反対側先端にシリン
ダー30の上端が枢支されている。但し、その他のリン
クにシリンダー30を枢結することも可能である。該シ
リンダー30の側面にはモーター31が付設され、上部
に設けたギヤケース32にてモーター31の回転がシリ
ンダー30に伝達され、該シリンダー30はネジ杆を内
装してシリンダーロッド30aが伸縮できるように構成
している。該モーター31の操作はキャビン5内のスイ
ッチにより操作でき、正逆転できるものである。
【0010】該シリンダーロッド30aの先端は支持プ
レート20に立設されたピン33に枢支されており、該
ピン33には連結ロッド34の一端も枢支され、該連結
ロッド34の他端は支持フレーム29の中途部に枢支し
たアーム35先端に枢結されている。該アーム35の下
端に固設された枢支軸37の他端にはテンションアーム
36の基部が固設され、該テンションアーム36も支持
フレーム29に枢支されて回動自在としている。該テン
ションアーム36の先端にはテンションプーリー40が
枢支され、該テンションプーリー40は支持フレーム2
9の上部に枢支したプーリー41と支持フレーム29下
端に設けたギヤケース42側面に突出したプーリー43
の間に介装したベルト44を緊張可能としている。
【0011】前記ギヤケース42の前方には駆動軸45
を突出し、該駆動軸45に揺動リンク46を固設し、図
5に示すようにリンク47を左右動させて刈刃49を往
復動させているのである。該刈刃49を駆動するための
構成は、前記フィーダハウス13内上部に横架したフィ
ーダコンベア12を駆動するための出力軸56にスプロ
ケット57が固設され、該スプロケット57と支持軸2
3上に枢支した二連のスプロケット53,54の一方の
スプロケット54との間にチェーン55を巻回し、更
に、スプロケット53と支持フレーム29上に立設した
軸50に固設されたスプロケット51間にチェーン52
を巻回し、該軸50上に固設したプーリー41よりベル
ト44を介してプーリー43を回動してギヤケース42
に動力を伝え、駆動軸45より刈刃49を駆動するので
ある。
【0012】このような構成において、シリンダー30
を縮小した状態の時には、図6に示すように、セカンド
モアAが上昇された状態であり、ベルト44は弛んだ状
態でテンションプーリー40は空回りの状態になってい
る。そして、モーター31を駆動させてシリンダー30
を伸長させると、図7に示すように、ピン33が突っ張
られてリンク26が支持軸23を中心に回動され、平行
に配置されたリンク機構24L,24R,25,26の
他端に枢支された支持フレーム27,29が略平行に下
方へ回動されるのである。そして同時に、支持フレーム
29に連結された連結ロッド34も下方へ回動され、ア
ーム35が押されてテンションアーム36も回動し、ベ
ルト44が緊張され、動力がプーリー41からプーリー
43に伝達され、刈刃49が往復動されるのである。
尚、セカンドモアAを上昇させるに従いテンションプー
リー40の押圧力が減少し、最上昇位置で動力伝達が断
たれるように構成している。
【0013】
【発明の効果】以上のような構成により、本発明は次の
ような効果が得られるのである。第1に、セカンドモア
Aは最上昇位置で動力伝達が断たれるように構成してい
るので、最上昇位置では、セカンドモアAが穀稈から離
れ、収納状態となった状態であるので、この位置ではセ
カンドモアAが駆動される必要がなく、セカンドモアA
の停止状態を得ることが出来るのである。 第2に、セカ
ンドモアAを略平行移動の状態で昇降することにより、
従来の技術の如く、セカンドモアが円弧状に昇降される
ことがなく、上昇状態で刈り取った時に、刈刃の裏面側
から穀稈が入って刈り取ることがなく、穀稈を切断する
より先に倒したり、刈刃が穀稈を斜めに切断することが
無くなったのである。これによりセカンドモアAの刈刃
49の耐久性能を向上し、株元の刈後を整然としたもの
とすることが出来たのである。第3に、普通型コンバイ
ンのメインの刈刃17による刈取り高さは、フィーダハ
ウス13の部分を機体フレーム2に対して上下回動する
ことにより決定されるのであるが、該メインの刈刃17
の昇降と共に、セカンドモアAも昇降することとなり、
シリンダー30による昇降は、該刈刃17による刈取り
高さに対して、更に残稈の刈取り高さを設定する場合に
調整することとなり、残稈の刈り高さ設定が容易に出来
るのである。第4に、フィーダハウス13を一杯に上昇
すると、セカンドモアAも同時に上昇されるので、機体
下部の前方を大きく上昇し開放スペースを取ることが出
来るので、プラットフォーム15やフィーダハウス13
の下方のメンテナンス時において、セカンドモアAが邪
魔となることが少ないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】普通型コンバインの全体側面断面図。
【図2】本発明のセカンドモア昇降部斜視図。
【図3】同じく側面図。
【図4】反対側のセカンドモア支持部斜視図。
【図5】刈刃駆動部斜視図。
【図6】セカンドモア上昇時の斜視図。
【図7】同じく下降時の斜視図。
【図8】従来のセカンドモア取付部側面図。
【符号の説明】
A セカンドモア 13 フィーダハウス 22,23 支持軸 24L,24R,25,26 リンク機構 27,29 支持フレーム 30 シリンダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−7713(JP,A) 実開 昭63−4621(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 41/06 A01D 47/00 - 49/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットフォーム15の先端に刈刃17
    を横設し、該プラットフォーム15と脱穀装置の間をフ
    ィーダハウス13により連結し、油圧シリンダー14に
    よりプラットフォーム15とフィーダハウス13を機体
    フレーム2に対して昇降回動する普通型コンバインにお
    いて、該フィーダハウス13の下方に、刈刃17により
    刈り取った後の残稈を、更に切断するセカンドモアAを
    横設し、該セカンドモアAはフィーダハウス13により
    支持し、略平行移動状態で昇降すべく構成し、セカンド
    モアAの最上昇位置で動力伝達が断たれるように構成し
    ことを特徴とする普通型コンバインのセカンドモア。
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