JP2872418B2 - 製品分離、搬出用ハンドリングロボット - Google Patents

製品分離、搬出用ハンドリングロボット

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JP2872418B2
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悟史 上田
重美 高野
徹 高橋
山田  晃
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Amada Metrecs Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製品分離、搬出用ハ
ンドリングロボットに係り、更に詳細には、例えばタレ
ットパンチプレスによるワークから製品加工を行なった
後に製品を分離し、次いで搬出して集積、仕分けをする
製品分離、搬出用ハンドリングロボットに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばタレットパンチプレスに
て、大サイズのワークから製品を多数個取り加工する
際、各製品間にはミクロジョイント(微小連結部)と称
する各製品の輪郭加工を僅かだけ残して元の大サイズの
ワークとつないでおき、すべての各製品の打抜き加工を
終了させる。次いで、各製品をつないだ状態の大サイズ
のワークをタレットパンチプレスから搬出した後、人手
により各製品を軽く叩き振動を与えて、元の大サイズの
ワークから切離してから、人手で各製品を製品種類毎に
仕分けて集積するのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のミクロジョイントで連結された製品を分離、仕分
け、集積する手段では、大サイズのワークから各製品を
切離す切離し作業に人手を要すると共に、大サイズのワ
ークから各製品を切離した後、製品種類毎に仕分け、集
積するのに多くの人手を要すると共に仕分け、集積の作
業が大変であるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述のごとき問題に鑑み
て、本発明は、ワークから打抜かれた製品を分離し搬出
するハンドリングロボットにおいて、当該ハンドリング
ロボットにおけるハンド部に、製品の有無を検出する製
品検出センサと製品を吸着保持する吸着装置及びワーク
と製品とを接続したミクロジョイント部を分離するため
の切断装置とを設けてなり、前記吸着装置と切断装置と
の間の距離を調節可能に設けた構成である。
【0005】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0006】理解を容易にするため、先ず、板材加工機
として例えばタレットパンチプレスに使用される製品分
離、搬出用ハンドリングロボットの全体的構成について
概略的に説明する。
【0007】図1を参照するに、製品分離、搬出用ハン
ドリングロボット1は、基台3上に旋回且つ揺動自在な
第1アーム5が設けられ、この第1アーム5に第2アー
ム7が揺動自在に設けられている。第2アーム7の先端
にはハンド部9が回動自在に設けられていて、駆動源で
ある例えば電動機あるいは流体圧作動により自動で自在
にハンド部9の位置設定が行なわれる。
【0008】前記ハンド部9の下面には、製品の有無を
検出する製品検出センサ11と製品を吸着保持する吸着
装置13とミクロジョイント部を分離するための切断装
置15が垂下して設けられている。
【0009】より詳細には、図2、図3および図4を参
照するに、ハンド部9の下面にブロック17を介してベ
ースプレート19が一体的に設けられている。ベースプ
レート19の一方の側面(図2において左側)にブラケ
ット21が垂下して設けられ、このブラケット21に吸
着装置13が装着されている。
【0010】吸着装置13として、例えば両側に吸着板
23を備えた電磁マグネット25がボルト27により前
記ブラケット21に固着されている。
【0011】上記構成により、電磁マグネット25を通
電することにより、吸着板23の下面にて製品を吸着保
持することができる。
【0012】ブラケット21の側面には支持板29が長
穴31を介してボルト33により固着され突出して設け
られ、この支持板29に上下移動自在となる支持棒35
が垂設され、支持棒35の下端には逆U字形状の保護板
37が装着されている。この逆U字形状の保護板37の
両下端には、例えば弾性部材よりなるカバー39が装着
され、保護板37の内部に製品の有無を検出する製品検
出用センサ11である例えば近接スイッチ等が設けられ
ている。前記支持棒35の上部にはストッパ41が設け
られ下方向への抜出しを防ぎ、支持棒35の下部にはス
プリング43が装着され、常時支持棒35を下方向へ付
勢している。
【0013】上記構成により、製品検出用センサ11で
ある近接スイッチは、製品の有無を検出するものであ
り、この製品検出用センサ11によりワークに加工され
た製品が有ることを検出した場合に、前述した吸着装置
13および後述する切断装置15を作動させることが可
能となる。なお、保護板37に設けたカバー39は、製
品に当接した際、ワークの表面に疵を付けないために設
けてある。
【0014】切断装置15は、前記ベースプレート19
に水平方向に複数個の孔45が穿設されていて、この孔
45に支持棒47が挿入され止めビス49にて固着され
ている。支持棒47には支持板51が軸受53(例えば
リニアブッシュ等)を介して水平移動自在に設けられ、
その位置決めは、スリット部55に設けた締付ボルト5
7を締付けることにより位置の固定がなされる。移動範
囲としては図2に2点鎖線で示す位置まで移動が自在と
なる。前記支持板51の側面には切断機59が固定され
ていて、切断機59は例えばエアーニッパ等であり、市
販品であり公知のもので構成の説明を省略するが、エア
ー圧により先端に設けた鋏部61によりミクロジョイン
ト部を切断する型式のものである。なお、切断機59に
はエアー圧供給ホース63が接続されている。
【0015】上記構成により、切断機59の鋏部61の
先端位置は締付ボルト57をゆるめ所定の位置にて再び
締付けることにより、自在に位置を設定することができ
る。そして、切断機59の鋏部61にてワークから打抜
かれた製品をつないでいるミクロジョイント部を切断す
る。
【0016】上述したごとき構成により、その作用につ
いて説明する。
【0017】図5、図6および図7を参照するに、ま
ず、ハンド部9に対し切断機59を所定位置に位置決め
し、ついで製品分離、搬出用ハンドリングロボット1の
第1アーム5、第2アーム7を旋回、揺動させてワーク
から打抜かれた製品をつないでいるミクロジョイント部
65へ切断機59を位置付ける。
【0018】その際、ハンド部9より垂設した製品検出
用センサ11にて製品Gの有無を検出し、製品Gがある
と検出された場合には、抜穴67に切断機59の鋏部6
1を入れて、流体圧を作動させて鋏部61を閉じること
により、ミクロジョイント部65は切断される(図6、
図7参照)。
【0019】上述した動作を図5に示されているK、
L、M、Nの4隅にあるミクロジョイント部65で行な
い、N位置のミクロジョイント部65を切断時に吸着装
置13の電磁マグネット25を作動し、切離された製品
Gを吸着保持する。そしてハンドリングロボット1を作
動させ任意の場所へ集積、仕分けを行なう。
【0020】而して、製品分離、搬出用ハンドリングロ
ボット1に製品検出用センサ11、吸着装置13および
切断装置15を備え、ミクロジョイント部65を切断
後、吸着して集積、仕分けが可能となり、人手を要する
ことなく、生産性の向上を図ることができる。
【0021】なお、この発明は前述した実施例に限定さ
れることなく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0022】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明においては、製品検出センサ11,吸
着装置13及び切断装置15をロボットのハンド部9に
備えた構成であるから、ワークの有無の検出を行うこと
かできることは勿論のこと、切断装置15によってワー
クから製品を分離するとき、吸着装置13でもって製品
を吸着することができるものである。
【0023】特に本発明においては、吸着装置と切断装
置との間の距離を調節可能に設けてあるから、例えば製
品の大きさに対応して上記距離を調節でき、製品の中心
に吸着装置をより近接せしめて吸着することができ、製
品を吸着しての搬送をより確実に行うことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する一実施例の製品分離、搬出
用ハンドリングロボットの正面図である。
【図2】図1におけるII矢視部の拡大断面図である。
【図3】図2における左側側面図である。
【図4】図2における右側側面図である。
【図5】この発明のミクロジョイント分離装置の作用説
明図である。
【図6】図5におけるVI矢視部の拡大平面図である。
【図7】図6におけるVII−VII線に沿った断面図
である。
【符号の説明】
1 製品分離、搬出用ハンドリングロボット 9 ハンド部 11 製品検出用センサ 13 吸着装置 15 切断装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 晃 神奈川県小田原市前川120番地 株式会 社アマダメトレックス内 (56)参考文献 特開 昭60−21132(JP,A) 実開 昭63−29631(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21D 45/04 B21D 43/28 B21D 45/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークから打抜かれた製品を分離し搬出
    するハンドリングロボットにおいて、当該ハンドリング
    ロボットにおけるハンド部(9)に、製品の有無を検出
    する製品検出センサ(11)と製品を吸着保持する吸着
    装置(13)及びワークと製品とを接続したミクロジョ
    イント部を分離するための切断装置(15)とを設けて
    なり、前記吸着装置(13)と切断装置(15)との間
    の距離を調節可能に設けたことを特徴とする製品分離、
    搬出用ハンドリングロボット。
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