JPH1177430A - 切断機のクイックアプローチ装置 - Google Patents

切断機のクイックアプローチ装置

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JPH1177430A
JPH1177430A JP23626697A JP23626697A JPH1177430A JP H1177430 A JPH1177430 A JP H1177430A JP 23626697 A JP23626697 A JP 23626697A JP 23626697 A JP23626697 A JP 23626697A JP H1177430 A JPH1177430 A JP H1177430A
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JP
Japan
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work
quick approach
plate
cutting
approach device
Prior art date
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Pending
Application number
JP23626697A
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English (en)
Inventor
Minoru Aoyanagi
實 青柳
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1177430A publication Critical patent/JPH1177430A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断後の製品あるいは端材の動きを止め、製
品、端材の搬出処理を確実に行なう。 【解決手段】 クイックアプローチ装置39に設けた上
下動自在なクイックアプローチ本体41の下部に、ワー
クWの上面に当接する当接板43を設け、この当接板4
3と帯鋸刃21を挾んで帯鋸刃21の前面側に切断後の
ワークWを押圧保持する押圧部材としてのウレタンゴム
板45を前記当接板43に一体的に設けた。而して、ウ
レタンゴム板45が自重で変形しワークWの上面に接触
するので、切断後の製品あるいは端材の左右動を確実に
止めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、切断機のクイッ
クアプローチ装置に係り、更に詳細には、製品押え機能
を備えた切断機のクイックアプローチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、切断機としての例えば横型帯鋸盤
には、ワークの高さを検知して鋸刃の位置を制御するた
めのクイックアプローチ装置が設けられている。
【0003】すなわち、図12および図13に示されて
いるごとく、ワークWを切断する鋸刃101が設けら
れ、ワークWの上面に当接するクイックアプローチ装置
103が横型帯鋸盤のハウジング(図示省略)に設けら
れている。より詳細には、クイックアプローチ装置10
3は、上下動自在なクイックアプローチ本体105の下
端に板状の当接板107が一体的に設けられ、この当接
板107がワークWの上面に当接して図示省略の例えば
エンコーダなどの検出機構によりワークWの高さを検知
するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のクイックアプローチ装置103では、切断を完了し
た時には、切断済の製品が左右方向へ動いてしまう。こ
の動きをなくすには製品をクランプする装置を設ければ
良いが、装置を付けるには複雑となり機械原価も上ると
いう問題がある。
【0005】この発明の目的は、切断後の製品あるいは
端材の動きを止め、製品、端材の搬出処理を確実に行う
ことができる切断機のクイックアプローチ装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の切断機のクイックアプロー
チ装置は、ワークテーブル上に載置されたワークに上方
から下降せしめてワークを押えるクイックアプローチ装
置を設け、このクイックアプローチ装置に設けた上下動
自在なクイックアプローチ本体の下部に前記ワーク上面
に当接する当接板を設けると共に、前記切断機に備えた
切断工具を挾んで切断工具の前面側に切断後のワークを
押圧保持する押圧部材を設けてなることを特徴とするも
のである。
【0007】したがって、クイックアプローチ装置にク
イックアプローチの機能と製品あるいは端材を押える機
能を備えたことにより、切断済の製品あるいは端材の動
きを止め、製品、端材の搬出処理を確実に行うと共に、
簡単な装置とすることによりコストの低減を図ることが
できる。
【0008】請求項2によるこの発明の切断機のクイッ
クアプローチ装置は、請求項1の切断機のクイックアプ
ローチ装置において、前記押圧部材は板状のウレタンゴ
ム板で形成されていることを特徴とするものである。
【0009】したがって、押圧部材をウレタンゴム板で
形成したので、ワーク押圧時にウレタンゴム板が変形
し、ワーク表面に密接するとワークの動きを確実に止め
ることができる。
【0010】請求項3によるこの発明の切断機のクイッ
クアプローチ装置は、請求項1の切断機のクイックアプ
ローチ装置において、前記押圧部材は弾性部材をブラシ
状に垂下して構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】したがって、押圧部材を弾性部材にてブラ
シ状に垂下せしめたので、ワーク押圧時に弾性部材が変
形し、ワーク表面に接触するのでワークの動きを確実に
止めることができる。
【0012】請求項4によるこの発明の切断機のクイッ
クアプローチ装置は、請求項1の切断機のクイックアプ
ローチ装置において、前記押圧部材はワーク当接部が逆
V形状の板状の押圧板を上下動自在に設けてなることを
特徴とするものである。
【0013】したがって、上下動自在な押圧板は自重に
よりワークの上面に当接されているので、ワークの動き
を確実に止めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、切断機として横型
帯鋸盤を対象として説明するが、この機種に限定するも
のではなく帯鋸刃を用いた切断機のすべてに採用が可能
である。
【0015】まず、横型帯鋸盤について構成を概略的に
説明する。図5を参照するに、切断機としての例えば横
型帯鋸盤1は、立設された基台3を備えており、この基
台3におけるワークテーブル4上に固定バイスジョー5
と、この固定バイスジョー5に対して接近離反自在の可
動バイスジョー7とを備えたバイス機構が装着されてい
ると共に、ヒンジピン9を介して鋸刃ハウジング11が
昇降自在に装着されている。鋸刃ハウジング11は、基
部を前記基台3に枢着してピストンロッド13の先端部
を鋸刃ハウジング11に枢着した昇降用油圧シリンダ1
5の作動により、ヒンジピン9を中心として回動しつつ
昇降するものである。
【0016】前記鋸刃ハウジング11内は、駆動ホイー
ル17と従動ホイール19とが回転自在に内装されてお
り、駆動ホイール17と従動ホイール19とにはループ
状の切断工具としての帯鋸刃21が掛回されている。そ
して、鋸刃ハウジング11における左右のほぼ中央にお
ける上部には、コントロールボックス23が取付けられ
ていると共に、左右方向に延伸したガイドプレート25
が取り付けられている。
【0017】ガイドプレート25には、固定側のガイド
アーム27の上部が締付けハンドル29によって取り付
けられていると共に、前記固定バイスジョー5と可動バ
イスジョーとの間に挾持固定されたワークWの幅に応じ
て位置を調節自在な可動側のガイドアーム31が締付ハ
ンドル33によって位置調節固定自在に取り付けられて
いる。
【0018】上記構成により、昇降用油圧シリンダ15
に圧油を供給し、鋸刃ハウジング11を上昇させて、ワ
ークWを固定バイスジョー5と可動バイスジョー7との
間に送材して挾持固定する。その後、駆動ホイール19
にて帯鋸刃21を走行駆動し、昇降用油圧シリンダ15
内の油を徐々に排出して、鋸刃ハウジング11を下降せ
しめて帯鋸刃21により切断を開始するものである。
【0019】前記固定側のガイドアーム27の上部には
ブラケット35が一体的に設けられており、このブラケ
ット35に回転自在に設けた複数のローラ37によっ
て、クイックアプローチ装置39を構成するクイックア
プローチ本体41が昇降自在に設けられ、クイックアプ
ローチ本体41の下端には当接板43が設けられてい
る。なお、クイックアプローチ装置39はワークWの高
さを検知するもので、そのための例えばエンコーダなど
の検知検出機構が図示も省略したが適宜位置に設けられ
ている。
【0020】次に、この発明の主要部であるクイックア
プローチ装置39について、更に詳細に説明する。
【0021】図1及び図2には、この発明の第1の実施
の形態が示されている。すなわち、クイックアプローチ
装置39を構成するクイックアプローチ本体41の下端
にはL字形状の当接板43が一体的に設けられ、この当
接板43に横型帯鋸盤1に備えた帯鋸刃21を挾んで帯
鋸刃21の前面側(図1において手前側、図2において
左側)に押圧部材として板状のウレタンゴム板45が適
宜手段にて一体的に設けられている。
【0022】上記構成により、図1,図2は切り始めの
状態を示し、当接板43がワークWに当接した時は、ウ
レタンゴム板45はその弾性変形によりワークWの円周
に沿って押圧した状態となる。この状態で切断が進行
し、図3および図4に示されたごとく切り終り状態とな
る。切断完了しても当接板43とウレタンゴム板45は
クイックアプローチ本体41の自重により押されている
ので、切断後の製品あるいは端材Wsは左右方向へ動く
ことがない。
【0023】すなわち、自動給材が可能なシステムにお
いては、製品あるいは端材の処理を確実に行う必要があ
るが、この装置を採用することにより、製品あるいは端
材は動かないので確実な搬出ができると共に、装置を簡
単化しコストの低減を図ることができる。
【0024】図6および図7には、この発明の第2の実
施の形態が示されている。すなわち、前述したウレタン
ゴム板45に変えて、弾性部材として極細線でコイル状
としたコイルスプリング47を複数立設して板形状とし
たものを、前記当接板43より垂下して設けて構成し
た。
【0025】したがって、切断後の製品あるいは端材は
コイルスプリング47の弾性変形によりワークWの外周
を押し付け左右方向へ動くことがない。
【0026】図8および図9には、この発明の第3の実
施の形態が示されている。すなわち、前述したコイルス
プリング47に変えて、極細線のピアノ線49を複数本
束としたブラシ束51を、前記当接板43に複数束列設
して構成したものである。
【0027】したがって、切断後の製品あるいは端材は
ブラシ束51の弾性変形によりワーク外周を押し付け左
右方向へ動くことがない。
【0028】図10および図11には、この発明の第4
の実施の形態が示されている。すなわち、第1の実施の
形態で説明したウレタンゴム板45に変えて、押圧板5
3を設けたもので、押圧板53は、ワークWに接する部
分は逆V形状部55となり、U字形状の当接板57にボ
ルト59,長穴61を介して押圧板53は装着されてい
る。
【0029】したがって、押圧板53は自重により下方
向へ常時移動しようとしていて、ワークWの上面に逆V
形状部55が当接してワークWの左右動を防ぎ確実に移
動を止めている。
【0030】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行なうことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0031】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1によるこの発明によれ
ば、クイックアプローチ装置にクイックアプローチの機
能と製品あるいは端材を押える機能を備えたことによ
り、切断済の製品あるいは端材の動きを止め、製品、端
材の搬出処理を確実に行うと共に、簡単な装置とするこ
とによりコストの低減を図ることができる。
【0032】請求項2によるこの発明によれば、押圧部
材をウレタンゴム板で形成したので、ワーク押圧時にウ
レタンゴム板が変形し、ワーク表面に密接するとワーク
の動きを確実に止めることができる。
【0033】請求項3によるこの発明によれば、押圧部
材を弾性部材にてブラシ状に垂下せしめたので、ワーク
押圧時に弾性部材が変形し、ワーク表面に接触するので
ワークの動きを確実に止めることができる。
【0034】請求項4によるこの発明によれば、上下動
自在な押圧板は自重によりワークの上面に当接されてい
るので、ワークの動きを確実に止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示し、クイック
アプローチ装置の正面図である。
【図2】図1における側面図である。
【図3】作用説明図である。
【図4】図3における側面作用説明図である。
【図5】この発明を実施する一実施の形態の横型帯鋸盤
における正面図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態を示し、クイック
アプローチ装置の正面図である。
【図7】図6における側面図である。
【図8】この発明の第3の実施の形態を示し、クイック
アプローチ装置の正面図である。
【図9】図8における側面図である。
【図10】この発明の第4の実施の形態を示し、クイッ
クアプローチ装置の正面図である。
【図11】図10における側面図である。
【図12】従来例を示し、クイックアプローチ装置の正
面図である。
【図13】図12における側面図である。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤(切断機) 3 基台 4 ワークテーブル 21 帯鋸刃(切断工具) 39 クイックアプローチ装置 41 クイックアプローチ本体 43,57 当接板 45 ウレタンゴム板(押圧部材) 47 コイルスプリング(押圧部材) 49 ピアノ線(押圧部材) 53 押圧板(押圧部材) 55 逆V形状部 W ワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークテーブル上に載置されたワークに
    上方から下降せしめて前記ワークを押えるクイックアプ
    ローチ装置を設け、このクイックアプローチ装置に設け
    た上下動自在なクイックアプローチ本体の下部に前記ワ
    ーク上面に当接する当接板を設けると共に、前記切断機
    に備えた切断工具を挾んで切断工具の前面側に切断後の
    ワークを押圧保持する押圧部材を設けてなることを特徴
    とする切断機のクイックアプローチ装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材は板状のウレタンゴム板で
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の切断機
    のクイックアプローチ装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧部材は弾性部材をブラシ状に垂
    下して構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    切断機のクイックアプローチ装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧部材はワーク当接部が逆V形状
    の板状の押圧板を上下動自在に設けてなることを特徴と
    する請求項1記載の切断機のクイックアプローチ装置。
JP23626697A 1997-09-01 1997-09-01 切断機のクイックアプローチ装置 Pending JPH1177430A (ja)

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JP23626697A JPH1177430A (ja) 1997-09-01 1997-09-01 切断機のクイックアプローチ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016087762A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 株式会社アマダホールディングス 中間鋸刃ガイド装置及び帯鋸盤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016087762A (ja) * 2014-11-10 2016-05-23 株式会社アマダホールディングス 中間鋸刃ガイド装置及び帯鋸盤

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