JPH0730292Y2 - 薄葉材切断装置 - Google Patents

薄葉材切断装置

Info

Publication number
JPH0730292Y2
JPH0730292Y2 JP14375589U JP14375589U JPH0730292Y2 JP H0730292 Y2 JPH0730292 Y2 JP H0730292Y2 JP 14375589 U JP14375589 U JP 14375589U JP 14375589 U JP14375589 U JP 14375589U JP H0730292 Y2 JPH0730292 Y2 JP H0730292Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin
cutting device
disc
leaf material
drive roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14375589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0382190U (ja
Inventor
庸三 石川
Original Assignee
石川工機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川工機株式会社 filed Critical 石川工機株式会社
Priority to JP14375589U priority Critical patent/JPH0730292Y2/ja
Publication of JPH0382190U publication Critical patent/JPH0382190U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0730292Y2 publication Critical patent/JPH0730292Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ビニルシート、金属箔等の薄葉材を三角形
状、梯形等に切断するための薄葉材切断装置に関であ
る。
(従来技術) 従来、薄葉材を所定寸法に切断する切断装置は、単に矩
形に切断するだけであったが、近年になって、ゴルフシ
ャフトのカーボン繊維シート、プリント基板の銅箔など
矩形以外の形状のものも切断加工するようになってき
た。出願人は、特開平1−159193号公報に開示されたよ
うに、板状の切断刃の向きを薄葉材の搬送方向に対して
斜めに設置できるようにした装置を提案している。この
装置を第3図に示す、図において、1は装置側面の機枠
であり、搬送路である上板2を備えている。機枠1の一
側には芯棒3が着脱自在に設けられ、合成樹脂または金
属箔等の薄葉材4の巻物が回転自在に支持されている。
機枠一の上板2端部には上部に回転自在なローラー5を
配し下部に駆動ローラー6を配し薄葉材4を挾持可能に
設け、駆動ローラー6の回転によって薄葉材4を中央に
引出されるように取付けられている。そして、上板2の
中央部には円形の孔2aが穿設され、この孔2aに切断装置
7を備えた円板8が主軸9に支持され、上板2と略同一
平面に位置して回動自在に設けられている。円板8は機
枠1に設けたハンドル10にベルト11で連係されハンドル
10を操作することによって回転する。そして、この切断
装置7は円板8と共に回動され、切断装置7に有する板
状の刃12は回転した角度に従って薄葉材4を切断するこ
とができる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、薄葉材4を切断装置7まで送り出すロー
ラー5および駆動ローラー6を回動する円板8の外側に
取付けねばならないので、刃12を降下させて薄葉材4を
切断するときの薄葉材4の支持位置が離れているため、
また、この位置まで送出す駆動ローラー6との間の距離
が長いので薄葉材4のひずみ、変形の虞れがある。ま
た、切断時に薄葉材4を保持する押え部材を設けても送
り出す距離が長いのでひずみ、変形を妨げないという問
題があった。
本考案は、薄葉材を搬送する駆動ローラーを刃に近接し
て設け切断時の不良を少なくするようにした薄葉材切断
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、薄葉材を搬送する
ための平坦面からなる搬送路の途中に、円板を前記搬送
路と同一平面で回動自在に設け、該円板にその直径に亘
って切断装置を取付け、前記薄葉材を搬送する駆動ロー
ラを前記円板上方に掛けて搬送路側で支持し、かつ、前
記駆動ローラの支持端部の一方を取付け位置を移動自在
に設けたことを特徴とする。
(作用) 本考案は以上のように構成するものであるので、円板を
回転させ切断刃を駆動ローラに対して角度を有する位置
に配し、駆動ローラを回転させて薄葉材を切断刃の下方
に搬送すると、薄葉材を保持している駆動ローラの最も
近い位置を切断刃が降下して薄葉材を切断する。
また、駆動ローラの支持端部を移動して搬送方向を変化
させることにより、薄葉材をより大きな角度で切断でき
る。
なお、矩形状に切断するときは、駆動ローラと切断刃と
は平行な配置となる。
(実施例) 本考案の実施例を第1図および第2図に基づいて説明す
る。
第1図、第2図に示すように、13は装置側面の機枠であ
り、合成樹脂または金属箔等の薄葉材14の搬送路である
平坦な上板15を支持している。上板15の中央部には円形
の孔16が形成されており、孔16内には円板17が上板15と
略同一平面に配置され、円板17はその中心を主軸18に支
持されて回動自在に設けられている。また円板17の外周
部と機枠13に取付けたハンドル19に連係するプーリー20
とにベルト21が巻回され、ハンドル19を操作することに
よって円板17を回転させ角度を調整することができる。
22は目盛であり、23はスパットである。
円板17の下部には中心に対称に一対のシリンダ24が装着
され、円板17上にその各ロッド25が突出している。ロッ
ド25は、板状の切断刃26を固着した支持部材27の両端部
を保持し、シリンダ24を駆動することによって切断刃26
を上下動させる。また、円板17上の切断刃26の下降位置
には溝28が設けられ、この溝に沿って受刃が設けられて
いる。
切断刃26の前方には、両機枠13,13に亘って上板15、円
板17の上面に接触可能に駆動ローラ29が回転自在に懸架
されている。駆動ローラ29の一端は、ユニバーサルジョ
イント30を介して機枠13上に支持されており、この一端
はプーリー31を有し、駆動モータ32からの駆動ベルト33
が巻回されている。駆動ローラ29の他端は、軸受34がボ
ルトナットで機枠13上に着脱自在に取付けられている。
実施例ではボルト孔35が3箇所に設けられているので、
その位置を変えることができる。なお、36は薄葉材14の
巻物を装着する芯棒である。また、別に駆動ローラ37を
設けてもよい。
次に作用を説明する。
まず、薄葉材14を斜めに切断する角度を決める。第1図
に示すように、ほぼ45度に設定する場合は、ハンドル19
を回して円板17を回転させスパット23で記す基準位置か
ら設定角度の半分だけ移動させると共に、駆動ローラ29
の他端を移動させ機枠13に対し設定角度の半分だけ角度
をもたせる。搬送方向は図中矢印のようになる。次に、
薄葉材14を駆動ローラ29の軸と直交するように上板15上
に滑らせ駆動ローラ29で上から挾持し、駆動モータ32を
駆動させる。これによって駆動ローラ29が回転し薄葉材
14を後方に押圧し切断刃26の位置する方に搬送する。薄
葉材14が切断刃26の下方に搬送されると、駆動モータ32
の作動を停止させ搬送を中断する。そして、シリンダ24
を作動させて切断刃26を降下すると薄葉材14が所望の角
度で成形される。このとき、駆動ローラ29が切断刃26に
最も近く位置して薄葉材14を保持しているので、変形、
ひずみの率は少ない。
また、第1図に二点鎖線で示す切断刃26aは基準位置に
設置されており、この場合設置角度は0度である。ま
た、このときの駆動ローラ29aは円板17上に位置して切
断刃26に最も近い位置に配され薄葉材14を保持するの
で、切断時の変形、ひずみは少ない。
従って、別の所望角度にするときは適宜、切断刃26と駆
動ローラ29との位置を動かして、一番接近距離の短い位
置に駆動ローラ29を配置することができる。
また、従来の駆動ローラは上方に挾持用のローラを必要
としたが、本考案では駆動ローラ29だけなので構造を簡
単にすることができた。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したものであるから、薄葉材
の切断時に切断刃に最も近い位置で薄葉材を保持するこ
とができ、薄葉材の成形の不良品率を低くすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における薄葉材切断装置を示す
平面図、 第2図は実施例の薄葉材切断装置の側断面図、第3図は
従来の薄葉材切断装置の平面図である。 14……薄葉材 15……上板 17……円板 26……切断刃 29……駆動ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄葉材を搬送するための平坦面からなる搬
    送路の途中に、円板を前記搬送路と同一平面で回動自在
    に設け、該円板にその直径に亘って切断装置を取付け、
    前記薄葉材を搬送する駆動ローラを前記円板上方に掛け
    て搬送路側で支持し、かつ、前記駆動ローラの支持端部
    の一方を取付け位置を移動自在に設けたことを特徴とす
    る薄葉材切断装置。
JP14375589U 1989-12-13 1989-12-13 薄葉材切断装置 Expired - Lifetime JPH0730292Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14375589U JPH0730292Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 薄葉材切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14375589U JPH0730292Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 薄葉材切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0382190U JPH0382190U (ja) 1991-08-21
JPH0730292Y2 true JPH0730292Y2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=31690510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14375589U Expired - Lifetime JPH0730292Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 薄葉材切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0730292Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0382190U (ja) 1991-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0845213A3 (en) Apparatus for forming sheets of material having a uniform thickness and cutting individual portions therefrom
TW201410424A (zh) 線鋸及利用線鋸處理工件的方法
JPH0730292Y2 (ja) 薄葉材切断装置
CN209903268U (zh) 一种印刷工艺用且可改变裁切模具尺寸的裁切装置
CN215393284U (zh) 用于激光切割机的自动上料机构
JP2003191201A (ja) 多刃鋸盤における材料押さえ装置
KR100771185B1 (ko) 보온판재 가공장치
JPH0722554A (ja) 薄板のトリミング装置およびその方法
JPH0427647Y2 (ja)
CN220331987U (zh) 自动贴膜设备
JP2749380B2 (ja) プリプレグシート切断装置
JPH02131894A (ja) シート切断装置
JPH06334393A (ja) プリント基板保持方法及びその装置
JPH0544008Y2 (ja)
JP2586695Y2 (ja) 端部剥離装置
US4369684A (en) Apparatus for cutting strip material
JPS5821680Y2 (ja) ラベル加工機
JPH04147835A (ja) タイヤ構成材料供給ガイドパン装置
JPH06310351A (ja) 積み鉄心形成用鋼板の角落し方法及び装置
JPH0746479Y2 (ja) 用紙切断装置
JP3808353B2 (ja) センタリング装置
JPH0413056Y2 (ja)
JP2759539B2 (ja) 薄板材供給装置
JP2603619Y2 (ja) 切断機における残材処理装置
JPH0344759Y2 (ja)