JP2871976B2 - 半導体レーザモジュール - Google Patents

半導体レーザモジュール

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JP2871976B2
JP2871976B2 JP28566292A JP28566292A JP2871976B2 JP 2871976 B2 JP2871976 B2 JP 2871976B2 JP 28566292 A JP28566292 A JP 28566292A JP 28566292 A JP28566292 A JP 28566292A JP 2871976 B2 JP2871976 B2 JP 2871976B2
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semiconductor laser
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butterfly
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正志 朔晦
康倫 新井
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NIPPON DENKI ENJINIARINGU KK
NEC Corp
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NIPPON DENKI ENJINIARINGU KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信装置等に用いる半
導体レーザモジュールに関し、特にバタフライパッケー
ジに内蔵される半導体レーザモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバタフライパッケージに内蔵され
る半導体レーザモジュールについて、図2の分解斜視図
を参照して説明する。
【0003】この半導体レーザモジュールは、予め組み
立てた光学系ユニット12をバタフライパッケージ9の
底面15に半田等により固定している。光学系ユニット
12は、ユニット12の片端にキャンパッケージにより
気密封止した半導体レーザ23を固定しており、この半
導体レーザ23を駆動する電源を受ける電極端子11
a,12bおよび半導体レーザ23の駆動状況をモニタ
するための電極端子11c,11dを一方の面から突出
させている。これらの電極11a〜11dのそれぞれ
は、光学系ユニット12をバタフライパッケージ9の底
面15に固定する前に、バタフライパッケージ9の対応
する電極端子10a,10b,10cおよび10dにほ
ぼ添うように予め整形されている。そして、この半導体
レーザモジュールでは、光学系ユニット12をバタフラ
イパッケージ9に固定した状態で、電極10a〜10d
とこれらにそれぞれ対応する電極11a〜11dとを半
田付けする。また、光学系ユニット12の他方の面に
は、半導体レーザ23からの光を光学的に結合した光フ
ァイバ14を引き出している。なお、バタフライパッケ
ージ9とその電極端子10a〜10dとは一体化されて
おり、これら電極端子10a〜10dは、バタフライパ
ッケージ9の内部方向に2mm程度突出させるとともに
外部方向にも突出させている。
【0004】上述の電極10a〜10dと電極11a〜
11dとの半田付けは、バタフライパッケージ9の電極
11a〜112に添うように光学系ユニット12の電極
端子11a〜11dを整形して行われる。
【0005】図3は、従来の半導体レーザモジュールの
別の例の分解斜視図である。
【0006】この半導体レーザモジュールは、図2の半
導体モジュールとはぼ同じ構造であり、図2と同じ符号
の主要構成要素を備えている。しかし、この半導体モジ
ュールでは、光学系ユニット12と電極端子10a〜1
0dとの接続を別の手段で行っている。即ち、光学系ユ
ニット12の電極端子11a〜11dの長さを予め3m
m程度まで短く切っておき、電極端子10a〜10dと
対応する電極端子11a〜11dとを銀線16によりそ
れぞれ接続する。
【0007】図2および図3の半導体レーザモジュール
は、上述のとおり、電極端子10a〜10dと電極端子
11a〜11dとの接続後、バタフライパッケージ9の
開口部をカバー13によって覆い、両者の接触部をシー
ム溶接固定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の半導体レーザモ
ジュールの電極端子配置は、一般に約2〜2.54mm
のピッチ円直径上にあり、光学系ユニット封入用のバタ
フライパッケージに一体化された電極端子の端子間ピッ
チは約2.5mmである。この従来の半導体レーザモジ
ュールでは、光学系ユニットをバタフライパッケージに
固定すると、この光学系ユニットとバタフライパッケー
ジの電極端子との隙間が数mmになる。各電極端子の結
線は、この数mmの隙間を利用し、半田ごてを用いての
半田付けで行っていたため、作業に多くの時間を要し、
組立生産性が悪いという問題があった。
【0009】特に、上述の隙間にピンセットを挿入して
光学系ユニットの電極端子をバタフライパッケージの電
極端子に添わしたり,また銀線をこの電極端子にラッピ
ングするという作業は、熟練を要するために作業性が著
しく悪いという問題があった。このため、この半導体レ
ーザモジュールの製造においては、電極端子接続のため
の作業空間の確保,ピンセット使用およびラッピング作
業の回避が課題であった。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体レーザ
モジュールは、気密封止された半導体レーザとこの半導
体レーザから光を受ける光ファイバと前記半導体レーザ
に電気信号および電源を入出力する複数の光学系電極端
子とを含む光学系ユニットと、前記光学系ユニットを直
方体の本体に内蔵するとともに互いに対向する前記本体
の側壁に対して垂直方向にバタフライ状のパッケージ電
極端子を形成するバタフライパッケージとを備え、前記
パッケージ電極端子とこのパッケージ電極端子に対応す
る前記光学系電極端子とが、それぞれ接続される半導体
レーザモジュールにおいて、前記バタフライパッケージ
が、さらに、前記本体に後付け可能な電極部品を備え、
前記パッケージ電極端子が、前記バタフライパッケージ
本体に固定された電極端子と、前記電極部品に固定され
た電極端子とに分けられている。
【0011】前記電極部品は、前記光学的電極端子に接
続される前記パッケージ電極端子と、このパッケージ電
極端子を搭載する基板と、前記基板に形成され対応する
前記パッケージ電極端子に接続された配線パターンとを
備えており、また、前記電極部品が、前記光学系電極端
子を差し込めるスルーホールを前記配線パターン上に設
けていてもよい。
【0012】さらに、前記バタフライパッケージ本体
が、前記電極部品を固定する切欠き部を前記側壁に設け
ており、前記電極部品が、前記バタフライパッケージ本
体の切欠き部に固定されていてもよい。
【0013】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は本発明の一実施例の分解斜視図であ
る。
【0015】この半導体モジュールは、予め組み立てた
光学系ユニット2を直方体の外面および内面を有するバ
タフライパッケージ本体1の底面17に半田等により固
定している。光学系ユニット2は、ユニットの片端にキ
ャンパッケージにより気密封止した半導体レーザ22を
固定しており、この半導体レーザ22を駆動する電源を
受ける電極端子6a,6bおよび上記半導体レーザの駆
動状況をモニタするための電極端子6c,6dを一方の
面から突出させている。これらの電極端子6a〜6dの
それぞれは、光学系ユニット2をバタフライパッケージ
本体1の底面17に固定する前に、バタフライパッケー
ジ本体1の開口部方向(即ち、カバー7の方向)に向け
て、予め互いに並列に整形されている。また、光学系ユ
ニット12の他方の面には、半導体レーザ22からの光
を光学的に結合する光ファイバ14を引き出している。
【0016】上述のとおり、光学系ユニット2がバタフ
ライパッケージ本体1に固定された状態で、電極部品1
8をパッケージ本体1に後付け実装する。
【0017】電極部品18は、光学系ユニット2に含ま
れる半導体レーザ22用の電極端子6a〜6dの数に合
わせた電極端子4a,4b,4cおよび4dをバタフラ
イ形状に配置してある。これら電極端子4a〜4dは、
配線パターン19を形成した基板5上に半田付け等で固
定される。基板5はガラスエポキシ樹脂またはアルミナ
セラミックスなどの絶縁材でできており、配線パターン
19はエッチングまたはメタライズなどの工法により基
板5上に形成されている。また、配線パターン19上に
は、半導体レーザ22の電極端子6a〜6dの数だけ、
これら電極端子6a〜6dの対応する位置にスルーホー
ル8a,8b,8cおよび8dを設けてあり、電極端子
6a〜6dのそれぞれは対応するスルーホール8a〜8
dのそれぞれに接続されている。
【0018】ここで、バタフライパッケージ本体1の側
壁には、電極部品18をこの本体1に嵌め込め,または
組込めるように基板5に合わせた幅の切欠き部20を設
けている。また、バタフライパッケージ本体1に別の用
途のために設けられている電極端子21の高さと電極部
品18の電極端子4a〜4dとは、高さが電極部品18
のバタフライパッケージ本体1への実装後に一致するよ
うに、切欠き部20の深さおよび基板5の板厚を適切に
選定しておく必要がある。なお、電極部品18には、バ
タフライパッケージ本体1との高さ合わせのため、切欠
き部20に対応する位置に絶縁材でできたスペーサ21
を予め接着している。
【0019】次に電極部品18のバタフライパッケージ
本体1への実装方法について説明すると、まず、スルー
ホール8a〜8dのそれぞれに電極端子6a〜6dのそ
れぞれを通しながら、基板5を切欠き部20に合わせ
る。次に、電極部品18をエポキシ系の接着剤でバタフ
ライパッケージ本体1に固着する。このあと、光学系ユ
ニット2の電極端子6a〜6dを電極部品18のスルー
ホール8a〜8d上でそれぞれ半田付けする。最後に、
バタフライパッケージ本体1の開口部をカバー7で覆
い、この開口部とカバー7とをエポキシ系接着剤で固着
して光学系ユニット2を気密封止する。
【0020】なお、本実施例の半導体レーザモジュール
は電子冷却素子による冷却をしていないが、本構造のバ
タフライパッケージが電子冷却素子を実装した半導体レ
ーザモジュールに適用できるのは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、バタフラ
イパッケージの電極端子をバタフライパッケージ本体
と、このバタフライパッケージ本体に後付け可能な電極
部品とに分けて配置し、上記電極部品に設けたスルーホ
ールに半導体レーザ用に備えた光学系ユニットの電極端
子を差し込んでバタフライパッケージ電極端子と光学系
ユニット電極端子を接続するので、狭い隙間の空間での
半田付け作業が不要となり、半導体レーザモジュールの
組立生産性を向上することができるという効果がある。
特にこの組立作業においては、ピンセット使用やラッピ
ング作業などを回避できるため、作業性が向上する。従
って、半導体レーザモジュールの低コスト化を実現でき
るという効果も生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】従来の半導体レーザモジュールの一つの分解斜
視図である。
【図3】従来の半導体レーザモジュールの別の一つの分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 バタフライパッケージ本体 2,12 光学系ユニット 3,14 光ファイバ 4a〜4d,6a〜6d,10a〜10d,11a〜1
1d,21 電極端子 5 基板 7,13 カバー 8a〜8d スルーホール 9 バタフライパッケージ 15,17 底面 16 銀線 18 電極部品 19 配線パターン 20 切欠き部 22,23 半導体レーザ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密封止された半導体レーザとこの半導
    体レーザから光を受ける光ファイバと前記半導体レーザ
    に電気信号および電源を入出力する複数の光学系電極端
    子とを含む光学系ユニットと、前記光学系ユニットを直
    方体の本体に内蔵するとともに互いに対向する前記本体
    の側壁に対して垂直方向にバタフライ状のパッケージ電
    極端子を形成するバタフライパッケージとを備え、前記
    パッケージ電極端子とこのパッケージ電極端子に対応す
    る前記光学系電極端子とが、それぞれ接続される半導体
    レーザモジュールにおいて、 前記バタフライパッケージが、さらに、前記本体に後付
    け可能な電極部品を備え、 前記パッケージ電極端子が、前記バタフライパッケージ
    本体に固定された電極端子と、前記電極部品に固定され
    る電極端子とに分けられていることを特徴とする半導体
    レーザモジュール。
  2. 【請求項2】 前記電極部品が、前記光学的電極端子に
    接続される前記パッケージ電極端子と、このパッケージ
    電極端子を搭載する基板と、前記基板に形成され対応す
    る前記パッケージ電極端子に接続された配線パターンと
    を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ
    モジュール。
  3. 【請求項3】 前記電極部品が、前記光学系電極端子を
    差し込めるスルーホールを前記配線パターン上に設けて
    いることを特徴とする請求項2記載の半導体レーザモジ
    ュール。
  4. 【請求項4】 前記バタフライパッケージ本体が、前記
    電極部品を固定する切欠き部を前記側壁に設けており、 前記電極部品が、前記バタフライパッケージ本体の切欠
    き部に固定されていることを特徴とする請求項1記載の
    半導体レーザモジュール。
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