JP2871345B2 - 光結合素子のカプリング方法 - Google Patents
光結合素子のカプリング方法Info
- Publication number
- JP2871345B2 JP2871345B2 JP26335692A JP26335692A JP2871345B2 JP 2871345 B2 JP2871345 B2 JP 2871345B2 JP 26335692 A JP26335692 A JP 26335692A JP 26335692 A JP26335692 A JP 26335692A JP 2871345 B2 JP2871345 B2 JP 2871345B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupling
- lead frame
- silicon resin
- transparent silicon
- light emitting
- Prior art date
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- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光結合素子のカッピリン
グ方法に関し、特に対向型の光結合素子のカプリング方
法に関する。
グ方法に関し、特に対向型の光結合素子のカプリング方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光結合素子は、図5に示すよう
に、リードフレームA1に取り付けられた発光素子2
と、リードフレームB3に取り付けられた受光素子4と
を対向させると共に、発光素子2と受光素子4間を透明
シリコン樹脂5でカプリングされたものとして形成され
ている。このカプリングは、従来、図6に示すように、
発光素子2と受光素子4を対向させた状態でディスペン
サー8により、発光素子2と受光素子4の両側面Aから
透明シリコン樹脂5を少しづつ塗布して形成していた。
に、リードフレームA1に取り付けられた発光素子2
と、リードフレームB3に取り付けられた受光素子4と
を対向させると共に、発光素子2と受光素子4間を透明
シリコン樹脂5でカプリングされたものとして形成され
ている。このカプリングは、従来、図6に示すように、
発光素子2と受光素子4を対向させた状態でディスペン
サー8により、発光素子2と受光素子4の両側面Aから
透明シリコン樹脂5を少しづつ塗布して形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の光結合素子のカ
プリング方法では、図6の点線で示すように、リードフ
レームA1とリードフレームB3との間に所定の空間を
確保するため屈曲されていることで透明シリコン樹脂5
の塗布量によってはリードフレームA1又はリードフレ
ームB3に添って広がってしまうか、透明シリコン樹脂
5の中央部がくぼんでしまいカプリング形状が定まらな
い状態となり、特性不良が生じやすく、尚且つリードフ
レームA1,リードフレームB3と透明シリコン樹脂5
の密着性や耐湿性にも影響するという問題点がある。
プリング方法では、図6の点線で示すように、リードフ
レームA1とリードフレームB3との間に所定の空間を
確保するため屈曲されていることで透明シリコン樹脂5
の塗布量によってはリードフレームA1又はリードフレ
ームB3に添って広がってしまうか、透明シリコン樹脂
5の中央部がくぼんでしまいカプリング形状が定まらな
い状態となり、特性不良が生じやすく、尚且つリードフ
レームA1,リードフレームB3と透明シリコン樹脂5
の密着性や耐湿性にも影響するという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、透明シリコン樹脂が無用
に広がることによる特性不良がなく、リードフレームと
透明シリコン樹脂との密着性がよく耐湿性に優れた光結
合素子のカプリング方法を提供することにある。
に広がることによる特性不良がなく、リードフレームと
透明シリコン樹脂との密着性がよく耐湿性に優れた光結
合素子のカプリング方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、発光素子が搭
載されたリードフレームと受光素子が搭載されたリード
フレームとの間の光接合素子のカプリング方法におい
て、前記発光素子と前記受光素子を被覆する透明シリコ
ン樹脂を塗布する工程と、それぞれの前記リードフレー
ムを前記透明シリコン樹脂を対向させて合わせることに
より前記透明シリコン樹脂の表面張力によってカプリン
グを形成する工程とを含んで構成される。
載されたリードフレームと受光素子が搭載されたリード
フレームとの間の光接合素子のカプリング方法におい
て、前記発光素子と前記受光素子を被覆する透明シリコ
ン樹脂を塗布する工程と、それぞれの前記リードフレー
ムを前記透明シリコン樹脂を対向させて合わせることに
より前記透明シリコン樹脂の表面張力によってカプリン
グを形成する工程とを含んで構成される。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0007】図1は本発明の第1の実施例を説明する断
面図である。
面図である。
【0008】第1の実施例は、図1に示すように、1メ
ーク型のカップリングの例で、リードフレームA1に搭
載された発光素子2の表面からその周りを被覆するよう
に定められた量の透明シリコン樹脂5を塗布し、しかる
後、発光素子2を表面側を下にして放置しておく。次
に、リードフレームB3に搭載された受光素子4の表面
からその周りを被覆するように定められた量の透明シリ
コン樹脂5を塗布し、リードフレームA1とリードフレ
ームB3とをそれぞれの透明シリコン樹脂5を対向させ
て矢印の方向に合わせることで、透明シリコン樹脂5同
志の表面張力によって点線Bに示す中央部がくぼむこと
のない理想的な形状のカプリングが形成される。
ーク型のカップリングの例で、リードフレームA1に搭
載された発光素子2の表面からその周りを被覆するよう
に定められた量の透明シリコン樹脂5を塗布し、しかる
後、発光素子2を表面側を下にして放置しておく。次
に、リードフレームB3に搭載された受光素子4の表面
からその周りを被覆するように定められた量の透明シリ
コン樹脂5を塗布し、リードフレームA1とリードフレ
ームB3とをそれぞれの透明シリコン樹脂5を対向させ
て矢印の方向に合わせることで、透明シリコン樹脂5同
志の表面張力によって点線Bに示す中央部がくぼむこと
のない理想的な形状のカプリングが形成される。
【0009】図2は本発明の第2の実施例を説明する断
面図である。
面図である。
【0010】第2の実施例は、図2に示すように同じ機
能を2つそなえた2メーク型のカプリングの例で、図6
の従来方法で行なう場合、2メーク型のカップリング
は、全体的にスペースがないため、1メーク側と2メー
ク側に透明シリコン樹脂5を塗布するさい両者が接続さ
れてしまうことが多く耐湿性並びに特性不良の原因とな
る。しかし、第1の実施例と同じカプリング方法によっ
て容易に透明シリコン樹脂5を互いに接触することのな
いカプリングが可能となり、点線Bのように中央部がく
ぼむことなくカプリングが形成される。
能を2つそなえた2メーク型のカプリングの例で、図6
の従来方法で行なう場合、2メーク型のカップリング
は、全体的にスペースがないため、1メーク側と2メー
ク側に透明シリコン樹脂5を塗布するさい両者が接続さ
れてしまうことが多く耐湿性並びに特性不良の原因とな
る。しかし、第1の実施例と同じカプリング方法によっ
て容易に透明シリコン樹脂5を互いに接触することのな
いカプリングが可能となり、点線Bのように中央部がく
ぼむことなくカプリングが形成される。
【0011】図3は本発明の第3の実施例を説明する断
面図である。
面図である。
【0012】第3の実施例は、図3に示すように、リー
ドフレームA1とリードフレームB3にそれぞれフレー
ム凸部6をもうけることにより透明シリコン樹脂5は、
フレーム凸部6の先端部で点線Bのように中央部がくぼ
むことなくカプリング形成される。
ドフレームA1とリードフレームB3にそれぞれフレー
ム凸部6をもうけることにより透明シリコン樹脂5は、
フレーム凸部6の先端部で点線Bのように中央部がくぼ
むことなくカプリング形成される。
【0013】図4は本発明の第4の実施例を説明する断
面図である。
面図である。
【0014】第4の実施例は、図4に示すように、透明
シリコン樹脂5を塗布した発光素子2と透明シリコン樹
脂5を塗布した受光素子4との中央に透明板7をもう
け、発光素子2搭載面と受光素子4搭載面を対向させて
矢印の方向に合わせたときにその透明板7によって点線
Bのように中央部がくぼむことなくカプリングが形成さ
れる。
シリコン樹脂5を塗布した発光素子2と透明シリコン樹
脂5を塗布した受光素子4との中央に透明板7をもう
け、発光素子2搭載面と受光素子4搭載面を対向させて
矢印の方向に合わせたときにその透明板7によって点線
Bのように中央部がくぼむことなくカプリングが形成さ
れる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、発光素子
と受光素子との両者の表面に定められた量の透明シリコ
ン樹脂を塗布し、しかる後に、それぞれの透明シリコン
樹脂を対向させて合わせることで透明シリコン樹脂の無
用な広がりを生じることなく発光素子と受光素子間をカ
プリングするものであり、この為、密着性,耐湿性向上
及び特性不良の低減、更に光効率の向上でリレー感度も
良くなるという効果がある。
と受光素子との両者の表面に定められた量の透明シリコ
ン樹脂を塗布し、しかる後に、それぞれの透明シリコン
樹脂を対向させて合わせることで透明シリコン樹脂の無
用な広がりを生じることなく発光素子と受光素子間をカ
プリングするものであり、この為、密着性,耐湿性向上
及び特性不良の低減、更に光効率の向上でリレー感度も
良くなるという効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例を説明する断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の第2の実施例を説明する断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第3の実施例を説明する断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の第4の実施例を説明する断面図であ
る。
る。
【図5】従来の光結合素子のカプリングの一例の断面図
である。
である。
【図6】従来の光結合素子のカプリング方法の一例を説
明する断面図である。
明する断面図である。
1 リードフレームA 2 発光素子 3 リードフレームB 4 受光素子 5 透明シリコン樹脂 6 フレーム凸部 7 透明板 8 ディスペンサー
Claims (1)
- 【請求項1】 発光素子が搭載されたリードフレームと
受光素子が搭載されたリードフレームとの間の光接合素
子のカプリング方法において、前記発光素子と前記受光
素子を被覆する透明シリコン樹脂を塗布する工程と、そ
れぞれの前記リードフレームを前記透明シリコン樹脂を
対向させて合わせることにより前記透明シリコン樹脂の
表面張力によってカプリングを形成する工程とを含むこ
とを特徴とする光結合素子のカプリング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26335692A JP2871345B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 光結合素子のカプリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26335692A JP2871345B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 光結合素子のカプリング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06120557A JPH06120557A (ja) | 1994-04-28 |
JP2871345B2 true JP2871345B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=17388350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26335692A Expired - Fee Related JP2871345B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 光結合素子のカプリング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2871345B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP26335692A patent/JP2871345B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06120557A (ja) | 1994-04-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981208 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |