JP2529140B2 - フェル―ルホルダ - Google Patents
フェル―ルホルダInfo
- Publication number
- JP2529140B2 JP2529140B2 JP3165574A JP16557491A JP2529140B2 JP 2529140 B2 JP2529140 B2 JP 2529140B2 JP 3165574 A JP3165574 A JP 3165574A JP 16557491 A JP16557491 A JP 16557491A JP 2529140 B2 JP2529140 B2 JP 2529140B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- adhesive
- mounting hole
- conversion element
- photoelectric conversion
- Prior art date
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- Semiconductor Lasers (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は光ファイバと光電変換
素子とを結合する部分に用いるフェルールホルダに関す
る。
素子とを結合する部分に用いるフェルールホルダに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図３に従来のフェルールホルダの構造を
示す。図中１はフェルールホルダを示す。このフェルー
ルホルダ１は遮光性の例えば樹脂材によって形成されフ
ェルール２と受光素子又は発光素子のような光電変換素
子５とを向い合せた姿勢で保持し、光ファイバ３と光電
変換素子５とを光学的に結合し、その状態を維持する。
示す。図中１はフェルールホルダを示す。このフェルー
ルホルダ１は遮光性の例えば樹脂材によって形成されフ
ェルール２と受光素子又は発光素子のような光電変換素
子５とを向い合せた姿勢で保持し、光ファイバ３と光電
変換素子５とを光学的に結合し、その状態を維持する。
【０００３】つまり、フェルール２は光ファイバ３の端
部に取付けられ、光ファイバ３の端部を光電変換素子５
と向い合せて固定する。従ってフェルールホルダ１はフ
ェルール取付孔１Ａと、光電変換素子取付孔１Ｂとを有
し、これら孔１Ａと１Ｂにそれぞれフェルール２と光電
変換素子５を挿入し、光ファイバ３と光電変換素子５と
の光学的結合状態を維持させる。
部に取付けられ、光ファイバ３の端部を光電変換素子５
と向い合せて固定する。従ってフェルールホルダ１はフ
ェルール取付孔１Ａと、光電変換素子取付孔１Ｂとを有
し、これら孔１Ａと１Ｂにそれぞれフェルール２と光電
変換素子５を挿入し、光ファイバ３と光電変換素子５と
の光学的結合状態を維持させる。
【０００４】フェルール２はフェルール取付孔１Ａに対
して圧入等の方法で固定される。また光電変換素子５は
接着剤４によって光電変換素子取付孔１Ｂ内に固定され
る。
して圧入等の方法で固定される。また光電変換素子５は
接着剤４によって光電変換素子取付孔１Ｂ内に固定され
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】光電変換素子５は上述
したように接着剤４によって光電変換素子取付孔１Ｂ内
に固定する構造となっているから、接着剤４の塗り過ぎ
があると、図４に示すように接着剤４がフェルール取付
孔１Ａに流れ込み、フェルール取付孔１Ａを閉塞し、光
ファイバ３と光電変換素子５との間の光学通路を遮蔽さ
せてしまうおそれがある。
したように接着剤４によって光電変換素子取付孔１Ｂ内
に固定する構造となっているから、接着剤４の塗り過ぎ
があると、図４に示すように接着剤４がフェルール取付
孔１Ａに流れ込み、フェルール取付孔１Ａを閉塞し、光
ファイバ３と光電変換素子５との間の光学通路を遮蔽さ
せてしまうおそれがある。
【０００６】このため接着剤４の塗布量を制限しなけれ
ばならないから接着剤を塗布する作業の作業性が悪く、
単位時間内の処理個数を多くすることができない不都合
が生じる。また図４のような状態になっているか否かを
試験し、良否を判定しなければならないから、この手間
も掛る不都合がある。この発明の目的は接着剤を多少塗
り過ぎてもフェルール取付孔１Ａを塞いでしまうような
不良品が発生することのない構造としたフェルールホル
ダを提案するものである。
ばならないから接着剤を塗布する作業の作業性が悪く、
単位時間内の処理個数を多くすることができない不都合
が生じる。また図４のような状態になっているか否かを
試験し、良否を判定しなければならないから、この手間
も掛る不都合がある。この発明の目的は接着剤を多少塗
り過ぎてもフェルール取付孔１Ａを塞いでしまうような
不良品が発生することのない構造としたフェルールホル
ダを提案するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明ではフェルール
ホルダの外側面から光電変換素子取付孔に貫通する接着
剤吸収孔を設けた構造を特徴とするものである。この発
明の構造によれば接着剤を多少塗り過ぎても、余った接
着剤は接着剤吸収孔に吸収される。従って接着剤を塗り
過ぎても余った接着剤がフェルール取付孔に流れ込むこ
とを阻止することができる。よって接着剤の塗布作業が
容易となり、生産性を向上することができる。
ホルダの外側面から光電変換素子取付孔に貫通する接着
剤吸収孔を設けた構造を特徴とするものである。この発
明の構造によれば接着剤を多少塗り過ぎても、余った接
着剤は接着剤吸収孔に吸収される。従って接着剤を塗り
過ぎても余った接着剤がフェルール取付孔に流れ込むこ
とを阻止することができる。よって接着剤の塗布作業が
容易となり、生産性を向上することができる。
【０００８】
【実施例】図１にこの発明の一実施例を示す。図３と対
応する部分には同一符号を付して示す。この実施例では
フェルール取付孔１Ａと平行して２本の接着剤吸収孔６
を設けた場合を示す。接着剤吸収孔６の本数は特に決ま
りはないが、少なくとも１本、多くて４本程度とするこ
とができる。
応する部分には同一符号を付して示す。この実施例では
フェルール取付孔１Ａと平行して２本の接着剤吸収孔６
を設けた場合を示す。接着剤吸収孔６の本数は特に決ま
りはないが、少なくとも１本、多くて４本程度とするこ
とができる。
【０００９】図２の例では接着剤吸収孔６をフェルール
取付孔１Ａの軸線と直交する向に形成した場合を示す。
何れの実施例でも接着剤吸収孔６は光電変換素子取付孔
１Ｂの底面１Ｃに近い位置に貫通するように形成され、
仮に接着剤４の塗布量が多過ぎたとしても、余った接着
剤４を接着剤吸収孔６に吸収し、フェルール取付孔１Ａ
に余った接着剤が流れ込むことを阻止する構造としたも
のである。
取付孔１Ａの軸線と直交する向に形成した場合を示す。
何れの実施例でも接着剤吸収孔６は光電変換素子取付孔
１Ｂの底面１Ｃに近い位置に貫通するように形成され、
仮に接着剤４の塗布量が多過ぎたとしても、余った接着
剤４を接着剤吸収孔６に吸収し、フェルール取付孔１Ａ
に余った接着剤が流れ込むことを阻止する構造としたも
のである。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
光電変換素子５又は光電変換素子取付孔１Ｂの何れか一
方又は双方に塗布する接着剤の量が多少多くても、余り
の接着剤がフェルール取付孔１Ａに侵入することを阻止
することができる。従って接着剤４によってフェルール
取付孔１Ａが閉塞されることはない。従って信頼性の高
いフェルールホルダを提供することができる。
光電変換素子５又は光電変換素子取付孔１Ｂの何れか一
方又は双方に塗布する接着剤の量が多少多くても、余り
の接着剤がフェルール取付孔１Ａに侵入することを阻止
することができる。従って接着剤４によってフェルール
取付孔１Ａが閉塞されることはない。従って信頼性の高
いフェルールホルダを提供することができる。
【００１１】また接着剤の量を制限しながら塗布作業を
行なわなくて済むから作業性が向上し、量産が可能とな
る、等の実益が得られる。
行なわなくて済むから作業性が向上し、量産が可能とな
る、等の実益が得られる。
【図１】この本発明の一実施例を示す断面図。
【図２】この発明の他の実施例を示す断面図。
【図３】従来の技術を説明するための断面図。
【図４】図３と同様の断面図。
１ フェルールホルダ １Ａ フェルール取付孔 １Ｂ 光電変換素子取付孔 １Ｃ 底面 ２ フェルール ３ 光ファイバ ４ 接着剤 ５ 光電変換素子 ６ 接着剤吸収孔
Claims (1)
- 【請求項１】 光ファイバの端部を固定するためのフェ
ルールを取付るフェルール取付孔と、このフェルール取
付孔と向い合わせて形成された光電変換素子取付孔とを
具備し、光電変換素子は光電変換素子取付孔の内部で接
着剤により固定される構造のフェルールホルダにおい
て、 このフェルールホルダの外周面から上記光電変換素子取
付孔に貫通する接着剤吸収孔を設けて成るフェルールホ
ルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3165574A JP2529140B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | フェル―ルホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3165574A JP2529140B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | フェル―ルホルダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0511147A JPH0511147A (ja) | 1993-01-19 |
| JP2529140B2 true JP2529140B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=15814947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3165574A Expired - Fee Related JP2529140B2 (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | フェル―ルホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529140B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9820745B2 (en) | 2004-08-27 | 2017-11-21 | Rox Medical, Inc. | Device and method for establishing an artificial arterio-venous fistula |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010210920A (ja) | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光モジュール |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP3165574A patent/JP2529140B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9820745B2 (en) | 2004-08-27 | 2017-11-21 | Rox Medical, Inc. | Device and method for establishing an artificial arterio-venous fistula |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0511147A (ja) | 1993-01-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960312 |
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