JP2869205B2 - データ処理装置のリピート回路 - Google Patents
データ処理装置のリピート回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロプロセッサ
等のデータ処理装置の命令制御回路に含まれ、同一命令
を繰返し実行させるリピート回路に関し、特にその回路
構成の改良を図ったものに関するものである。
等のデータ処理装置の命令制御回路に含まれ、同一命令
を繰返し実行させるリピート回路に関し、特にその回路
構成の改良を図ったものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のリピート回路を示す図であ
る。図において、51はリピートカウンタレジスタ、5
2はデクリメンタ、53はφ(ゼロ)検出回路、54は
AND回路、55はRSフリップフロップである。
る。図において、51はリピートカウンタレジスタ、5
2はデクリメンタ、53はφ(ゼロ)検出回路、54は
AND回路、55はRSフリップフロップである。
【0003】次に動作について説明する。まず、図4に
示すリピート回路のリピート動作について、このリピー
ト回路が含まれるプログラム制御回路の一例を示した図
3及びその動作タイミングを示した図5を用いて簡単に
説明する。図3において、1はプログラムカウンタ(以
下PCと略す)、2はPCの値をアドレス入力として、
そのアドレスに対応した命令を出力する命令メモリ、3
は命令メモリ2より出力された命令をフェッチする命令
レジスタ(以下IRと略す)、4はIRに格納された命
令の内容を解釈するためのデコーダ、5はリピート回路
である。また、6はインバータ、7はAND回路、8は
スタックレジスタである。ここで、PC1,IR3及び
リピート回路5内のリピートカウンタはクロック(以下
CLKと略す)に同期して動作するものとする。また、
デコーダ4の出力はRTIとREPRの2つを代表的に
示している。
示すリピート回路のリピート動作について、このリピー
ト回路が含まれるプログラム制御回路の一例を示した図
3及びその動作タイミングを示した図5を用いて簡単に
説明する。図3において、1はプログラムカウンタ(以
下PCと略す)、2はPCの値をアドレス入力として、
そのアドレスに対応した命令を出力する命令メモリ、3
は命令メモリ2より出力された命令をフェッチする命令
レジスタ(以下IRと略す)、4はIRに格納された命
令の内容を解釈するためのデコーダ、5はリピート回路
である。また、6はインバータ、7はAND回路、8は
スタックレジスタである。ここで、PC1,IR3及び
リピート回路5内のリピートカウンタはクロック(以下
CLKと略す)に同期して動作するものとする。また、
デコーダ4の出力はRTIとREPRの2つを代表的に
示している。
【0004】通常、PC1はCLKに同期してインクリ
メント動作を繰返し、命令メモリ2内のプログラムが順
次IR3に読出され、デコーダ4によりデコードされ、
命令実行部へ制御信号が送られて、命令メモリ2より読
出されたプログラムが実行されていく。このとき、図5
に示すようにプログラム内にリピート命令REPが存在
した場合、デコーダ4はこのリピート命令を解読し、リ
ピート要求信号REPRをリピート回路5に出力する。
このREPRによりリピート回路5に起動がかかり、リ
ピート回路5はリピート動作中であることを示す信号R
EPAを出力する。REPA信号はインバータ6及びA
ND回路7によりPC1に入力されるべきCLK信号を
ディセーブルにし、PC1のインクリメント動作を停止
させる。従って、リピート回路5がREPA信号を出力
している期間は、PC1の出力は同一値となり、プログ
ラム上の同一命令M(n+1) がリピートされることにな
る。
メント動作を繰返し、命令メモリ2内のプログラムが順
次IR3に読出され、デコーダ4によりデコードされ、
命令実行部へ制御信号が送られて、命令メモリ2より読
出されたプログラムが実行されていく。このとき、図5
に示すようにプログラム内にリピート命令REPが存在
した場合、デコーダ4はこのリピート命令を解読し、リ
ピート要求信号REPRをリピート回路5に出力する。
このREPRによりリピート回路5に起動がかかり、リ
ピート回路5はリピート動作中であることを示す信号R
EPAを出力する。REPA信号はインバータ6及びA
ND回路7によりPC1に入力されるべきCLK信号を
ディセーブルにし、PC1のインクリメント動作を停止
させる。従って、リピート回路5がREPA信号を出力
している期間は、PC1の出力は同一値となり、プログ
ラム上の同一命令M(n+1) がリピートされることにな
る。
【0005】以下、上記リピート動作に必要な従来のリ
ピート回路の一例について説明する。まず、何らかの手
段で(例えば、バスを利用したデータ転送)、リピート
カウンタレジスタ51(以下RCと略す)にリピート回
数を示す値を初期設定する。そして、リピート回路の起
動信号としてREPR信号が入力されると、RSF/F
55がセットされ、そのQ出力よりリピート中である旨
を示す信号REPAが出力される。同時に、AND回路
54がイネーブルとなり、クロックCLKがRC51に
与えられ、デクリメンタ52により1を減算した値がC
LKに同期してRC51に取込まれ、RC51はデクリ
メント動作をする。このとき、φ検出回路53は、常時
RCの値を検査しており、RCから1を減じた値がφ
(=0)になると、リピート終了信号REPφが出力さ
れ、RSF/F55をリセットする。これにより、RE
PAがネゲートされ、リピート回路の動作が終了する。
ピート回路の一例について説明する。まず、何らかの手
段で(例えば、バスを利用したデータ転送)、リピート
カウンタレジスタ51(以下RCと略す)にリピート回
数を示す値を初期設定する。そして、リピート回路の起
動信号としてREPR信号が入力されると、RSF/F
55がセットされ、そのQ出力よりリピート中である旨
を示す信号REPAが出力される。同時に、AND回路
54がイネーブルとなり、クロックCLKがRC51に
与えられ、デクリメンタ52により1を減算した値がC
LKに同期してRC51に取込まれ、RC51はデクリ
メント動作をする。このとき、φ検出回路53は、常時
RCの値を検査しており、RCから1を減じた値がφ
(=0)になると、リピート終了信号REPφが出力さ
れ、RSF/F55をリセットする。これにより、RE
PAがネゲートされ、リピート回路の動作が終了する。
【0006】ところで、図3に示したようなシステムで
は命令メモリ内のプログラムシーケンスに沿った動作に
対して、途中から、外部から割込みをかけ、特別な処理
プログラムを挿入することが必要になることがしばしば
ある。このために、PC1のスタックレジスタ8を設け
ており、割込みがかかると、PC1の値をスタックレジ
スタ8に退避しておき、PC1に割込み処理プログラム
の先頭アドレスを格納する。以降、PCをインクリメン
トして割込み処理プログラムを順次実行し、復帰命令R
TI(Return from Interrupt) により割込み処理プログ
ラムからメインプログラムに復帰する。復帰時には、ス
タックレジスタの値をPCに格納し、以降PCをインク
リメントすることによりメインプログラムの実行を再開
する。
は命令メモリ内のプログラムシーケンスに沿った動作に
対して、途中から、外部から割込みをかけ、特別な処理
プログラムを挿入することが必要になることがしばしば
ある。このために、PC1のスタックレジスタ8を設け
ており、割込みがかかると、PC1の値をスタックレジ
スタ8に退避しておき、PC1に割込み処理プログラム
の先頭アドレスを格納する。以降、PCをインクリメン
トして割込み処理プログラムを順次実行し、復帰命令R
TI(Return from Interrupt) により割込み処理プログ
ラムからメインプログラムに復帰する。復帰時には、ス
タックレジスタの値をPCに格納し、以降PCをインク
リメントすることによりメインプログラムの実行を再開
する。
【0007】しかしながら、この従来の回路において
は、リピート動作中に割込みがかかった場合、リピート
中を表わす信号REPAがアサートされているので、P
CへのクロックCLKがディセーブル状態になっている
ために、割込み処理プログラムが正常に動作しない。ま
たREPAがアサートされているので、RCはデクリメ
ントされてしまい、割込みがかかる直前のリピート回数
値が破壊されてしまう。このため、従来はプログラム制
御回路内に別途設けた回路により、リピート動作中には
割込みは受付けないようにしており、これにより、上記
のような不具合を回避するようにしていた。
は、リピート動作中に割込みがかかった場合、リピート
中を表わす信号REPAがアサートされているので、P
CへのクロックCLKがディセーブル状態になっている
ために、割込み処理プログラムが正常に動作しない。ま
たREPAがアサートされているので、RCはデクリメ
ントされてしまい、割込みがかかる直前のリピート回数
値が破壊されてしまう。このため、従来はプログラム制
御回路内に別途設けた回路により、リピート動作中には
割込みは受付けないようにしており、これにより、上記
のような不具合を回避するようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のリピート回路は
以上のように構成されているので、リピート動作中に割
り込みがかかった場合、割込みから復帰した後に正常な
リピート動作が不可能になるという問題点があった。
以上のように構成されているので、リピート動作中に割
り込みがかかった場合、割込みから復帰した後に正常な
リピート動作が不可能になるという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、割込みがかかった場合にでも正
常なリピート回数が得られるデータ処理装置のリピート
回路を得ることを目的とする。
ためになされたもので、割込みがかかった場合にでも正
常なリピート回数が得られるデータ処理装置のリピート
回路を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ処
理装置のリピート回路は、命令群を格納したメモリと、
該メモリに順次アドレスを与えることにより格納した命
令群を順次読出すプログラムカウンタと、上記メモリか
ら読出した命令群をデコードしリピート命令に対しリピ
ート要求信号を出力するデコーダと、同一命令を複数回
実行せしめるべく、上記リピート要求信号により起動さ
れリピート動作中である旨を示すリピート動作中信号を
出力するリピート回路と、上記リピート動作中信号が出
力されている時上記プログラムカウンタに対しこれを駆
動するクロックの入力を遮断する第1のゲートとを備え
たデータ処理装置において、上記リピート回路は、クロ
ックにより駆動され、同一命令を繰り返すリピート回数
を順次減算し該リピート回数が所定値に達した時にリセ
ット信号を出力するリピートカウンタと、上記リピート
要求信号によりセットされ該セットされた時の出力を上
記リピート動作中信号として出力し、上記リピートカウ
ンタからのリセット信号によりリセットされる記憶手段
と、該記憶手段からリピート動作中信号が出力されてい
る時上記リピートカウンタを駆動するクロックを通過さ
せる第2のゲートと、割込み要求信号により起動され、
上記記憶手段から出力されるリピート動作中信号を遮断
することにより、リピート動作の実行中に割込み動作が
挿入される時、上記リピートカウンタの値が変化しない
ように制御を行い、割込み復帰命令によりリセットされ
るカウンタ制御回路とを備えたものである。
理装置のリピート回路は、命令群を格納したメモリと、
該メモリに順次アドレスを与えることにより格納した命
令群を順次読出すプログラムカウンタと、上記メモリか
ら読出した命令群をデコードしリピート命令に対しリピ
ート要求信号を出力するデコーダと、同一命令を複数回
実行せしめるべく、上記リピート要求信号により起動さ
れリピート動作中である旨を示すリピート動作中信号を
出力するリピート回路と、上記リピート動作中信号が出
力されている時上記プログラムカウンタに対しこれを駆
動するクロックの入力を遮断する第1のゲートとを備え
たデータ処理装置において、上記リピート回路は、クロ
ックにより駆動され、同一命令を繰り返すリピート回数
を順次減算し該リピート回数が所定値に達した時にリセ
ット信号を出力するリピートカウンタと、上記リピート
要求信号によりセットされ該セットされた時の出力を上
記リピート動作中信号として出力し、上記リピートカウ
ンタからのリセット信号によりリセットされる記憶手段
と、該記憶手段からリピート動作中信号が出力されてい
る時上記リピートカウンタを駆動するクロックを通過さ
せる第2のゲートと、割込み要求信号により起動され、
上記記憶手段から出力されるリピート動作中信号を遮断
することにより、リピート動作の実行中に割込み動作が
挿入される時、上記リピートカウンタの値が変化しない
ように制御を行い、割込み復帰命令によりリセットされ
るカウンタ制御回路とを備えたものである。
【0011】
【作用】この発明においては、上述のように構成したこ
とにより、割込みがかかった時にもリピートカウンタの
値が変化しないので、割込みから復帰した際にリピート
処理を正しい回数で終了することができる。
とにより、割込みがかかった時にもリピートカウンタの
値が変化しないので、割込みから復帰した際にリピート
処理を正しい回数で終了することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例によるデータ処理装置
のリピート回路を示す。図において、51はリピートカ
ウンタレジスタ、52はデクリメンタ、53はφ検出回
路、54はAND回路、55はRSF/F、56はRS
F/F、57はインバータ、58はAND回路、59は
ラッチである。また、60は割込み起動時に、リピート
カウンタの値を変化させないように制御するカウンタ制
御回路であり、上記RSF/F56,ラッチ59,イン
バータ57,AND回路58から構成されている。
する。図1はこの発明の一実施例によるデータ処理装置
のリピート回路を示す。図において、51はリピートカ
ウンタレジスタ、52はデクリメンタ、53はφ検出回
路、54はAND回路、55はRSF/F、56はRS
F/F、57はインバータ、58はAND回路、59は
ラッチである。また、60は割込み起動時に、リピート
カウンタの値を変化させないように制御するカウンタ制
御回路であり、上記RSF/F56,ラッチ59,イン
バータ57,AND回路58から構成されている。
【0013】以下、図1の回路の動作について、図2の
タイミングチャートおよび図4のプログラム制御回路の
回路図を用いて説明する。初期状態としてPCの値が
n、RCの値が4、RSF/F55,56は共にリセッ
ト状態であるとする。CLKに同期してPCの値がn+
1になると同時に、IRにn番地の命令が取込まれる。
このn番地の命令がリピート命令である場合、デコーダ
4からREPR信号が出力される。これを受けて図1の
RSF/F55がセットされ、REPA信号がアサート
されることにより、PCへのCLK信号がディセーブル
になり、PCのインクリメント動作が停止し、リピート
状態になる。そして従来の場合と同様に、CLKに同期
してRCのデクリメント動作が実行される。
タイミングチャートおよび図4のプログラム制御回路の
回路図を用いて説明する。初期状態としてPCの値が
n、RCの値が4、RSF/F55,56は共にリセッ
ト状態であるとする。CLKに同期してPCの値がn+
1になると同時に、IRにn番地の命令が取込まれる。
このn番地の命令がリピート命令である場合、デコーダ
4からREPR信号が出力される。これを受けて図1の
RSF/F55がセットされ、REPA信号がアサート
されることにより、PCへのCLK信号がディセーブル
になり、PCのインクリメント動作が停止し、リピート
状態になる。そして従来の場合と同様に、CLKに同期
してRCのデクリメント動作が実行される。
【0014】この状態において、割込み要求信号INT
Rが入力したと仮定する。割込みが入ると、そのサイク
ルでのPCの値がスタックレジスタに退避され、次のサ
イクルでPCに割込みが入った時、処理プログラムの先
頭アドレスiを格納し、IRには前サイクルのPCアド
レスによる命令をキャンセルするために、無演算命令
(以下nopと略す)を格納し、以降、PCをi,i+
1,…,i+mとインクリメント動作させることによ
り、割込み処理プログラムを実行する。このとき、リピ
ート回路では割込み要求INTRが入ると、RSF/F
56をセットすることによりREPA信号をネゲート
し、リピートカウンタレジスタ51のデクリメント動作
をしないように、即ちリピート動作が一時停止した状態
になる。
Rが入力したと仮定する。割込みが入ると、そのサイク
ルでのPCの値がスタックレジスタに退避され、次のサ
イクルでPCに割込みが入った時、処理プログラムの先
頭アドレスiを格納し、IRには前サイクルのPCアド
レスによる命令をキャンセルするために、無演算命令
(以下nopと略す)を格納し、以降、PCをi,i+
1,…,i+mとインクリメント動作させることによ
り、割込み処理プログラムを実行する。このとき、リピ
ート回路では割込み要求INTRが入ると、RSF/F
56をセットすることによりREPA信号をネゲート
し、リピートカウンタレジスタ51のデクリメント動作
をしないように、即ちリピート動作が一時停止した状態
になる。
【0015】割込み処理プログラムからの復帰は以下の
通りになる。まず、アドレスi+mが復帰命令RTIで
あると仮定する。RTI命令がデコードされると、次の
サイクルでスタックレジスタに退避された値がPCに格
納され、以降主プログラムが再開される。このとき、リ
ピート回路では復帰制御信号RTIを受取ると、RSF
/F56がリセットされることにより、AND回路58
がイネーブル状態となり、REPA信号がアサート、リ
ピートカウンタのデクリメント動作が再開され、リピー
ト回路の動作が再開される。即ち、主プログラムのリピ
ート動作が再開された状態となる。
通りになる。まず、アドレスi+mが復帰命令RTIで
あると仮定する。RTI命令がデコードされると、次の
サイクルでスタックレジスタに退避された値がPCに格
納され、以降主プログラムが再開される。このとき、リ
ピート回路では復帰制御信号RTIを受取ると、RSF
/F56がリセットされることにより、AND回路58
がイネーブル状態となり、REPA信号がアサート、リ
ピートカウンタのデクリメント動作が再開され、リピー
ト回路の動作が再開される。即ち、主プログラムのリピ
ート動作が再開された状態となる。
【0016】その後、RCの値が1になると、φ検出回
路がこれを検出し、RSF/F55がリセットされ、R
EPA信号がネゲートされることにより、リピート動作
が終了する。
路がこれを検出し、RSF/F55がリセットされ、R
EPA信号がネゲートされることにより、リピート動作
が終了する。
【0017】このように、本実施例によれば、リピート
動作の実行中に割込みがかかるとREPA信号をネゲー
トし、リピートカウンタがデクリメントされないように
したので、割込みから復帰した時に残りのリピート回数
を正しく実行できる。
動作の実行中に割込みがかかるとREPA信号をネゲー
トし、リピートカウンタがデクリメントされないように
したので、割込みから復帰した時に残りのリピート回数
を正しく実行できる。
【0018】なお、上記実施例ではリピート動作終了の
検出方法としてRCの値を1デクリメントして、φ検出
回路で検出する方法を示したが、図6に示したようにリ
ピートカウンタ51の値を1検出回路61で検出するよ
うにしてもよい。
検出方法としてRCの値を1デクリメントして、φ検出
回路で検出する方法を示したが、図6に示したようにリ
ピートカウンタ51の値を1検出回路61で検出するよ
うにしてもよい。
【0019】また、上記実施例では、リピート回数値を
リピート命令とは別の命令によりリピートカウンタにセ
ットするようにしたが、リピート命令中にリピート回数
を指定するオペランドを設け、これをデコードしてリピ
ートカウンタにセットするようにしてもよく、上記実施
例と同様の効果を奏する。
リピート命令とは別の命令によりリピートカウンタにセ
ットするようにしたが、リピート命令中にリピート回数
を指定するオペランドを設け、これをデコードしてリピ
ートカウンタにセットするようにしてもよく、上記実施
例と同様の効果を奏する。
【0020】また、リピート回路は割込み時にリピート
カウンタの値が保存できる構成ならどのようなものでも
よく、上記実施例と同様の効果を奏する。
カウンタの値が保存できる構成ならどのようなものでも
よく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0021】また、上記実施例ではマイクロプロセッサ
に適用した場合について説明したが、DSP(Digital S
ignal Processor)やボードコンピュータ等、プログラム
制御により動作するシステムであればどのようなものに
も適用でき、上記実施例と同様の効果を奏する。
に適用した場合について説明したが、DSP(Digital S
ignal Processor)やボードコンピュータ等、プログラム
制御により動作するシステムであればどのようなものに
も適用でき、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0022】また、上記実施例ではワイヤードロジック
で実現したものについて説明したが、マイクロプログラ
ムにより実現したものであってもよく、上記実施例と同
様の効果を奏する。
で実現したものについて説明したが、マイクロプログラ
ムにより実現したものであってもよく、上記実施例と同
様の効果を奏する。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るデータ処
理装置のリピート回路によれば、命令群を格納したメモ
リと、該メモリに順次アドレスを与えることにより格納
した命令群を順次読出すプログラムカウンタと、上記メ
モリから読出した命令群をデコードしリピート命令に対
しリピート要求信号を出力するデコーダと、同一命令を
複数回実行せしめるべく、上記リピート要求信号により
起動されリピート動作中である旨を示すリピート動作中
信号を出力するリピート回路と、上記リピート動作中信
号が出力されている時上記プログラムカウンタに対しこ
れを駆動するクロックの入力を遮断する第1のゲートと
を備えたデータ処理装置において、上記リピート回路
は、クロックにより駆動され、同一命令を繰り返すリピ
ート回数を順次減算し該リピート回数が所定値に達した
時にリセット信号を出力するリピートカウンタと、上記
リピート要求信号によりセットされ該セットされた時の
出力を上記リピート動作中信号として出力し、上記リピ
ートカウンタからのリセット信号によりリセットされる
記憶手段と、該記憶手段からリピート動作中信号が出力
されている時上記リピートカウンタを駆動するクロック
を通過させる第2のゲートと、割込み要求信号により起
動され、上記記憶手段から出力されるリピート動作中信
号を遮断することにより、リピート動作の実行中に割込
み動作が挿入される時、上記リピートカウンタの値が変
化しないように制御を行い、割込み復帰命令によりリセ
ットされるカウンタ制御回路とを備えるようにしたの
で、リピート動作中に割込み処理が入っても所望の回数
のリピート動作を正しい回数で実行することが可能とな
る効果がある。
理装置のリピート回路によれば、命令群を格納したメモ
リと、該メモリに順次アドレスを与えることにより格納
した命令群を順次読出すプログラムカウンタと、上記メ
モリから読出した命令群をデコードしリピート命令に対
しリピート要求信号を出力するデコーダと、同一命令を
複数回実行せしめるべく、上記リピート要求信号により
起動されリピート動作中である旨を示すリピート動作中
信号を出力するリピート回路と、上記リピート動作中信
号が出力されている時上記プログラムカウンタに対しこ
れを駆動するクロックの入力を遮断する第1のゲートと
を備えたデータ処理装置において、上記リピート回路
は、クロックにより駆動され、同一命令を繰り返すリピ
ート回数を順次減算し該リピート回数が所定値に達した
時にリセット信号を出力するリピートカウンタと、上記
リピート要求信号によりセットされ該セットされた時の
出力を上記リピート動作中信号として出力し、上記リピ
ートカウンタからのリセット信号によりリセットされる
記憶手段と、該記憶手段からリピート動作中信号が出力
されている時上記リピートカウンタを駆動するクロック
を通過させる第2のゲートと、割込み要求信号により起
動され、上記記憶手段から出力されるリピート動作中信
号を遮断することにより、リピート動作の実行中に割込
み動作が挿入される時、上記リピートカウンタの値が変
化しないように制御を行い、割込み復帰命令によりリセ
ットされるカウンタ制御回路とを備えるようにしたの
で、リピート動作中に割込み処理が入っても所望の回数
のリピート動作を正しい回数で実行することが可能とな
る効果がある。
【図1】この発明の一実施例によるデータ処理装置のリ
ピート回路の回路図である。
ピート回路の回路図である。
【図2】この発明の一実施例を説明するためのタイミン
グチャートを示す図である。
グチャートを示す図である。
【図3】リピート回路を含んだプログラム制御回路を示
す図である。
す図である。
【図4】従来のリピート回路を示す図である。
【図5】従来のリピート回路の動作を説明するためのタ
イミングチャートを示す図である。
イミングチャートを示す図である。
【図6】この発明の他の実施例によるデータ処理装置の
リピート回路の回路図である。
リピート回路の回路図である。
51 リピートカウンタ 52 デクリメンタ 53 φ検出回路 54,58 AND回路 55,56 RSF/F回路 57 インバータ 59 ラッチ 60 カウンタ制御回路 61 1検出回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 9/32 330 G06F 9/46
Claims (1)
- 【請求項1】 命令群を格納したメモリと、 該 メモリに順次アドレスを与えることにより格納した命
令群を順次読出すプログラムカウンタと、 上記メモリから読出した命令群をデコードしリピート命
令に対しリピート要求信号を出力するデコーダと、 同一命令を複数回実行せしめるべく、上記リピート要求
信号により起動されリピート動作中である旨を示すリピ
ート動作中信号を出力するリピート回路と、 上記リピート動作中信号が出力されている時上記プログ
ラムカウンタに対しこれを駆動するクロックの入力を遮
断する第1のゲートとを備えたデータ処理装置 におい
て、上記リピート回路は、 クロックにより駆動され、同一命令を繰り返すリピート
回数を順次減算し該リピート回数が所定値に達した時に
リセット信号を出力するリピートカウンタと、 上記リピ
ート要求信号によりセットされ該セットされた時の出力
を上記リピート動作中信号として出力し、上記リピート
カウンタからのリセット信号によりリセットされる記憶
手段と、 該記憶手段からリピート動作中信号が出力されている時
上記リピートカウンタを駆動するクロックを通過させる
第2のゲートと、 割込み要求信号により起動され、上記記憶手段から出力
されるリピート動作中信号を遮断することにより、 リピ
ート動作の実行中に割込み動作が挿入される時、上記リ
ピートカウンタの値が変化しないように制御を行い、割
込み復帰命令によりリセットされるカウンタ制御回路と
を備えたことを特徴とするデータ処理装置のリピート回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8340391A JP2869205B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | データ処理装置のリピート回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8340391A JP2869205B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | データ処理装置のリピート回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04293126A JPH04293126A (ja) | 1992-10-16 |
JP2869205B2 true JP2869205B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=13801466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8340391A Expired - Lifetime JP2869205B2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | データ処理装置のリピート回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2869205B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP8340391A patent/JP2869205B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04293126A (ja) | 1992-10-16 |
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