JP2868417B2 - 日報作成装置、交通費精算書作成装置,日報作成方法,および交通費精算書作成方法 - Google Patents

日報作成装置、交通費精算書作成装置,日報作成方法,および交通費精算書作成方法

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JP2868417B2
JP2868417B2 JP6248061A JP24806194A JP2868417B2 JP 2868417 B2 JP2868417 B2 JP 2868417B2 JP 6248061 A JP6248061 A JP 6248061A JP 24806194 A JP24806194 A JP 24806194A JP 2868417 B2 JP2868417 B2 JP 2868417B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、営業業務従事者の活動
報告書である日報、及び交通費精算書の、作成を支援す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】顧客を訪ね、商談等を行なう外回りの営
業業務従事者(以下、俗称に倣い営業マンという)は、
その活動内容・実績を営業所に報告するために、営業日
報を作成するのが通例である。すなわち、本日は何時に
どこで何の件で誰と会ってその結果はどのようであった
か等を記した報告書にして上司等に提出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】つまり、営業マンは本
質的な営業業務の他に、日報の作成という繁雑な業務に
追われることになる。これに加え、移動に用いた交通機
関の運賃精算も必要であり、特に、交通機関を使って何
箇所も得意先回りをした場合の精算は大変煩わしい。
【0004】このため、営業マンは、出先で商談場所や
交通手段等をメモすることが欠かせず商談結果等の本質
的な業務以外の、商談場所や交通機関の記録の目的で、
貴重な時間、及びメモ用のスペースを割かねばならな
い。また、営業マンが一人で営業活動を行なった日の日
報は、容易に活動内容を不正報告できる。例えば商談が
早く終わったときに、実際よりも20分余分に掛かった
ことにして私用を済ませたり、実際には行なっていない
得意先回りをしたと報告したりすることができる。これ
は、営業業務の効率を下げるだけでなく、上記交通費の
精算においても、不正受給が容易にできることを意味し
ている。
【0005】こうしたことは、業務能率を低め、営業コ
ストを上げ、ひいては企業としての健全な経営活動にも
悪影響を及ぼす。本発明は上記課題に鑑み、営業活動が
正確に記録された日報の作成、及び交通費精算書の作成
を可能にするにもかかわらず、外回り業務,営業日報作
成,交通費精算書作成の負担を軽減し、営業活動の効率
化をすることを目的とする。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた本発明の請求項1に記載の日報作成装置
は、少なくとも、複数の人工衛星からの送信電波に基づ
いて算出された受信地点の位置情報と、該算出が行なわ
れた時点の時刻である時間情報(受信不能な場合を含
む)とが所定時間毎に時系列データとして記録された所
定の記録媒体から、少なくとも、上記位置情報及び上記
時間情報を取り込む読み取り手段と、位置情報に対応す
る地名や、その場所に存在する建造物名等からなる地図
情報が、予め格納された地図情報記憶手段と、上記位置
情報に対応する地図情報を、上記地図情報記憶手段から
参照する地図情報参照手段と、上記位置情報に基づき上
記地図情報参照手段が参照した地図情報を、所定の画像
表示装置に出力する仮日報表示手段と、を備えたことを
特徴とする。請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の日報作成装置において上記読み取り手段が取り込
んだ上記位置情報に基づき、上記受信地点が静止してい
た時間帯を上記時間情報から取り出す静止判定手段を更
に備え、上記仮日報表示手段が、上記静止判定手段によ
って取り出された時間帯に対応する上記位置情報に基づ
き上記地図情報参照手段が参照した地図情報を、所定の
画像表示装置に出力するものであることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は請求項2に記載の日報作成装
置において、上記仮日報表示手段が表示した内容に対
し、日報としての必要事項の付加を行なうための入力手
段と、該入力手段にて付加された上記必要事項,上記静
止していた時間帯,及び該時間帯に対応する位置情報か
ら上記地図情報参照手段が参照した地図情報を、所定の
書式に整え、文書データとして所定の出力装置へと出力
する日報出力手段と備え、上記仮日報表示手段が、上記
静止していた時間帯、及び該時間帯に対応する上記位置
情報に基づき上記地図情報参照手段が参照した地図情報
を、対応可能に所定の画像表示装置に出力するもの、で
あることを特徴とする。請求項4に記載の本発明は請求
項1から3にいずれか記載の日報作成装置において、上
記文書データをホストコンピュータに電送し、実績の記
録を行なうと共に、上記ホストコンピュータに電送され
た文書データから、販売実績等を、月極めで集計するこ
とを特徴とする。
【0008】本発明の請求項5に記載の交通費精算書作
成装置は、少なくとも、複数の人工衛星からの送信電波
に基づいて算出された受信地点の位置情報と、該算出が
行なわれた時点の時刻である時間情報とが所定時間毎に
時系列データとして記録された所定の記録媒体から、少
なくとも上記位置情報及び時間情報を取り込む取り込み
手段と、上記取り込み手段が取り込んだ上記位置情報に
基づき、上記受信地点が移動していた時間帯を上記時間
情報から取り出す移動判定手段と、所定の交通機関の名
称,該交通機関の運行経路において乗降が可能な箇所の
名称,及び該乗降が可能な箇所に対応した位置情報が、
予め格納された交通機関記憶手段と、上記移動していた
時間帯に対応する位置情報に基づき、上記交通機関記憶
手段を参照して、該時間帯の移動に用いられた交通機関
を推定する交通機関推定手段と、上記移動していた時間
帯と、該時間帯に対応する位置情報から上記交通機関推
定手段が推定した交通機関とを、対応可能に所定の画像
表示装置に出力する仮精算書表示手段と、を備えたこと
を特徴とする。請求項6に記載の本発明は請求項5に記
載の交通費精算書作成装置において、上記仮精算書表示
手段が表示した内容に対し、交通費精算書としての必要
事項を付加するための補充手段と、少なくとも、上記補
充手段にて付加された上記必要事項,及び上記交通機関
推定手段が推定した交通機関を、所定の書式に整え、文
書データとして所定の出力装置へと出力する精算書出力
手段とを備えたことを特徴とする。請求項7に記載の本
発明は、請求項5または6に記載の交通費精算書作成装
置において、上記文書データをホストコンピュータに電
送し、交通費の精算を行なうと共に、上記ホストコンピ
ュータに電送された文書データから、交通費の精算等
を、月極めで集計することを特徴とする。請求項8に記
載の日報作成方法は、少なくとも、複数の人工衛星から
の送信電波に基づいて算出された受信地点の位置情報
と、該算出が行なわれた時点の時刻である時間情報(受
信不能な場合を含む)とが所定時間毎に時系列データと
して記録された所定の記録媒体から、少なくとも、上記
位置情報及び上記時間情報を取り込み、予め格納され
た、位置情報に対応する地名やその場所に存在する建造
物名等からなる地図情報から、上記位置情報に対応する
地図情報を取り出して、該地図情報を仮日報として所定
の画像表示装置に出力することを特徴とする。請求項9
に記載の本発明は、請求項8に記載の日報作成方法にお
いて、少なくとも、上記画像表示装置に表示された仮日
報を所定の書式に整えて、文書データとして所定の出力
装置へと出力することを特徴とする。請求項10に記載
の交通費精算書作成方法は、少なくとも、複数の人工衛
星からの送信電波に基づいて算出された受信地点の位置
情報と、該算出が行なわれた時点の時刻である時間情報
とが所定時間毎に時系列データとして記録された所定の
記録媒体から、少なくとも、上記位置情報及び時間情報
を取り込み、上記受信地点が移動していた時間帯を取り
込まれた上記時間情報から取り出し、上記移動していた
時間帯に対応する位置情報に基づき、該時間帯の移動に
用いられた交通機関を推定し、上記移動していた時間帯
と、上記推定された交通機関とを、対応可能に所定の画
像表示装置に出力することを特徴とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】請求項1に記載の日報作成装置においては、読
み取り手段が所定の記録媒体から、その内部に格納され
ている位置情報および時間情報を取り込む。この所定の
記録媒体には、複数の人工衛星からの送信電波に基づい
て算出する受信地点の位置情報およびその算出が行なわ
れた時点の時刻である時間情報(受信不能な場合でも時
間情報は記録される)とが所定時間毎に時系列データと
して記録されているものとする。そして地図情報参照手
段が、その位置情報に対応する地図情報を地図情報記憶
手段から参照する。なお、地図情報は、地名や、その場
所に存在する建造物名等からなり、位置情報に比べて、
より人間が認識し易い内容の情報となっている。
【0012】続いて仮日報表示手段が、地図情報参照手
段により参照された地図情報を、所定の画像表示装置に
表示する。なお、請求項8記載の日報作成方法も略同様
の作用である。請求項2に記載の日報作成装置では、読
み取り手段が、複数の人工衛星からの送信電波に基づい
て算出された受信地点の位置情報と、算出が行なわれた
時点の時刻である時間情報とが所定時間毎に時系列デー
タとして記録された所定の記録媒体から位置情報および
時間情報を取り込み、ここから静止判定手段が、受信点
が静止していた時間帯を取り出す。これは、データ中の
位置情報の変化の様子に基づき判定されることにより取
り出される。そして仮日報表示手段が、静止判定手段に
よって取り出された時間帯に対応する位置情報に基づき
地図情報参照手段が参照した地図情報を、所定の画像表
示装置に出力する。つまり、この画像表示装置には、受
信点が静止していたと思われる位置情報に対応する地図
情報が表示される。そして更に請求項に記載の日報作
成装置では、仮日報表示手段が、静止判定手段が静止中
と判断した時間帯と、地図情報参照手段により参照され
た地図情報とを対応可能に、所定の画像表示装置に表示
する。この、表示された情報と、入力手段を用いて入力
された情報とを、日報出力手段が所定の書式に整え、文
書データとして所定の出力装置に出力する。
【0013】この日報作成装置によれば、所定の記録媒
体の内容を読み取り手段に読み取らせると、営業マンが
静止していた時間帯とその地図情報とが画像表示装置に
表示される。営業マンがこれを見て、商談内容のメモ乃
至記憶に基づいて、日報としての必要事項、例えば、商
談相手、要件、商談結果等を入力する。この入力を全て
の静止していた時間帯に対して完了すると、営業日報と
しての文書データが完成する。しかもその内容は営業マ
ンの実際の行動に基づいているために時間、場所共に正
確である。
【0014】つまり、請求項に記載の日報作成装置に
よれば、正確な行動記録を記した営業日報が、商談内容
等の営業業務としての本質的な情報を付加するだけでで
き上がり、能率的且つ合理的である。なお、請求項9記
載の日報作成方法も略同様の作用効果を有する。請求項
に記載の日報作成装置においては、日報としての文書
データは、ホストコンピュータに電送する。ホストコン
ピュータは例えば、営業マンの勤める会社の人事部或は
経理部等に備えておき、シリアルインタフェイスを通じ
て、送信すれば良い。そして、実績の記録を、このホス
トコンピュータにて行ない、ホストコンピュータに電送
された文書データから、販売実績を、月極めで集計す
る。各営業マン間の相対評価を行なうようにすれば、精
神的な圧迫の問題や、人権問題を解消することができ、
営業マンの評価を正確に、すばやく、しかも客観的に行
なうことができる。更に、こうして得られる文書データ
を蓄積し分析すると、担当顧客の効率的な組み合せの発
見も期待される。請求項に記載の交通費精算書作成装
置においては、取り込み手段が、所定の記録媒体から、
その内部に格納されている位置情報及び時間情報を取り
込む。この位置情報及び時間情報の中から、移動判定手
段が、受信点が移動していた時間帯を取り出す。これ
は、データ中の位置情報の変化の様子に基づき判定され
ることにより取り出される。そして交通機関推定手段
が、その時間帯の移動に用いられた交通機関を推定す
る。この推定は、移動していた時間帯の初めと最後に対
応する位置情報に基づき、交通機関記憶手段を参照する
ことにより行なわれる。なお、交通機関記憶手段には、
交通機関の名称,その交通機関の運行経路において乗降
可能な箇所の名称つまり駅名乃至バス停名,及びその駅
名乃至バス停名に対応した位置情報が格納されており、
位置情報に基づき、駅名或はバス停名等を参照可能にさ
れている。
【0015】続いて仮精算書表示手段が、移動していた
時間帯と、交通機関推定手段により推定された交通機関
とを対応可能に、所定の画像表示装置に表示する。
お、請求項10記載の交通費精算書作成方法もこれと略
同様の作用である。そして請求項に記載の交通費精算
書作成装置においては、この、表示された情報と、補充
手段を用いて入力された情報とを、交通費出力手段が所
定の書式に整え、文書データとして所定の出力装置に出
力する。
【0016】この交通費精算書作成装置を、請求項1に
記載の携帯型位置検出装置を携帯する営業マンが使用す
ると以下のようなことになる。すなわち、外回りを終え
て帰社してから、所定の記録媒体の内容を取り込み手段
に取り込ませると、営業マンが移動していた時間帯とそ
の交通機関とが画像表示装置に表示される。営業マンが
これを見て、交通費精算書としての必要事項、例えば、
運賃、経由地点等を入力する。この入力を全ての移動し
ていた時間帯に対して完了すると、交通費精算書として
の文書データが完成する。しかもその内容は、営業マン
の実際の行動に基づいているため、正確である。
【0017】つまり、請求項に記載の交通費精算書作
成装置によれば、これを使用する営業マンは、外回りの
間に、交通機関をメモする必要がなくなる。また、交通
費精算書が、運賃、経由地点等を付加するだけででき上
がるため、能率的であり、しかもこの精算書の内容は、
所定の記録媒体に記録された正確な行動記録に基づいて
いるため、交通費の不正受給が防止できる。請求項
記載の交通費精算書作成装置においては、交通費精算書
としての文書データは、ホストコンピュータに電送す
る。そして、交通費の精算を、このホストコンピュータ
にて行なう。そして、毎日の行動を厳密に管理するので
はなく、ホストコンピュータに電送された文書データか
ら、交通の精算を、月極めで集計する。各営業マン間の
相対評価を行なうようにすれば、精神的な圧迫の問題
や、人権問題を解消することができ、営業マンの評価を
正確に、すばやく、しかも客観的に行なうことができ
る。更に、こうして得られる文書データを蓄積し分析す
ると、より能率的な移動方法の発見も期待される。
【0018】
【実施例】以下に、本発明を適用した報告書作成装置1
を図面と共に説明する。まず、図2は本発明の実施例の
報告書作成装置1の構成を表すブロック図である。
【0019】図2に示す如く、本実施例の報告書作成装
置1は、大きく分けて3つの部分からなる。3つの部分
とはすなわち、営業マンと共に移動する携帯型位置検出
装置3と、ICカード5と、日報作成支援装置7であ
る。なお、この日報作成支援装置7にて作成を支援する
日報とは、商談に関する内容のみを記したものではな
く、商談場所間の移動方法すなわち交通手段とその運賃
も記してあり、交通費精算書を兼ねたものとする。つま
り、日報作成支援装置7は、本発明の日報作成装置及び
交通費精算書作成装置を兼ねたものである。
【0020】携帯型位置検出装置3(以下、単に位置検
出装置3という)は、GPS(Global Positioning Sys
tem )用の人工衛星(NAVSTAR)からの送信電波
を受信するGPS用アンテナ11aを備え、その受信信
号を周波数変換し、復調して、受信点の位置(すなわち
営業マンの所在地)を表す位置情報としての緯度,経度
を算出する、地点検出手段としての周知のGPS受信機
11と、マイクロコンピュータとのインタフェイス端子
を備えた時計13と、ICカードリーダライタ15と、
これらを駆動制御する制御装置17とからなる。制御装
置17は、CPU19,ROM21,RAM23、及び
これら各部を結ぶバスライン25を備えた周知のマイク
ロコンピュータとしての構成に加え、ICカードリーダ
ライタコントローラ27,GPS受信機インタフェイス
29、時計インタフェイス31を備えたものとされてい
る。
【0021】本発明の所定の記録媒体としてのICカー
ド5は、その内部にCPU,RAM等を備え、そのRA
MにICカードリーダライタ等によりデータを格納した
り、格納されたデータをICカードリーダライタ或はI
Cカードリーダにより読み取ったりすることができる。
そしてICカード5は、上記ICカードリーダライタ1
5に着脱自在に構成されている。
【0022】日報作成支援装置7は、ICカード5を着
脱自在に構成されICカード5に格納されたデータを読
み取り可能なICカードリーダ33と、CD・ROM3
5と、CDドライバ37と、CRT39と、プリンタ4
1と、キーボード43と、制御装置45とからなる。制
御装置45は、CPU47,ROM49,RAM51、
シリアルインタフェイス52,CRTコントローラ5
3,プリンタインタフェイス55,キーボードインタフ
ェイス57,及びこれら各部を結ぶバスライン59を備
えた周知のマイクロコンピュータとしての構成に加え、
CDコントローラ61と、ICカードリーダコントロー
ラ63とを備えたものとされている。
【0023】なお、CD・ROM35の中には、建造物
名或は地名からなる地図情報、所定の交通機関の名称、
及びその交通機関の駅名及びバス停名が、これらに関す
る位置情報と共に、予め格納されている。つまり、CD
・ROM35は、本発明の地図情報記憶手段及び交通機
関記憶手段の両者に相当する。
【0024】また、ROM49は、以降説明する様々な
処理の手順・方法が格納された集積回路、交通機関の運
賃表が格納された集積回路等の、複数の集積回路からな
る。以上のような構成からなる報告書作成装置1が行な
う全処理の概略は図3のフローチャートのようになる。
すなわち、まずステップ100の時刻・地点記録処理と
して、位置検出装置3に装着されたICカード5に、時
刻及びそのときの位置検出装置3の所在地点を所定時間
毎に格納することにより、時刻及び所在地点の時系列デ
ータを作成していく。これは、携帯型位置検出装置3と
共に移動する営業マンが外回りをする間、継続的に実行
される。営業マンが帰社すると、ステップ110にて時
間帯区分処理にて、ICカード5内に作成された時刻及
び所在地点の時系列データを、位置検出装置3が移動し
ていた時間帯と、静止していた時間帯とに区分する。続
いてステップ120にて作成支援処理に移り、必要事項
の補填を受け、日報をプリントアウトする。
【0025】以下、時刻・地点記録処理について図4の
フローチャートと共に説明する。位置検出装置3は、ア
タッシュケースに設けられ、GPS用のアンテナ11a
はアタッシュケースの外面に仕込まれている。
【0026】営業マンが外回りに出るときには、アタッ
シュケース内のICカードリーダライタ15にICカー
ド5を装着し、当該位置検出装置3を起動する。なお、
当然のことながら、位置検出装置3の備える構成の内、
時計13だけはこの起動に関わりなく常に動作してお
り、計時をし続けている。例として、この起動がなされ
た時刻が、9時50分であったとする。
【0027】まず、ステップ200にて時計13から時
計インタフェイス31を介して時刻を取り込み、続くス
テップ210にて一定時間経過したか否かを判定する。
この基準となる時刻は、初めてこのステップ210を行
なうときには起動時の時刻(上記例の場合、9時50
分)、2回目以降の場合は前回ステップ210にて経過
したと判定されて、ステップ220以下を実行したとき
の時刻とする。ここでは一定時間を1分とすると、9時
51分になったときに220に進み、さもなければ再び
ステップ200に戻り、ステップ200〜ステップ21
0のループを繰り返す。
【0028】ステップ220では、GPS受信機11に
当該位置検出装置3の所在地点を検出させ、GPS受信
機インタフェイス29を介して取り込む。なお、所在地
点は緯度・経度で表すものとし、GPS用アンテナ11
aが人工衛星からの送信電波を受信できなかったときに
は緯度・経度の代わりに所定のエラーコードを格納す
る。そしてステップ230にて、先に取り込んだ時刻を
ICカード5に格納し、続くステップ240にて、ステ
ップ220で取り込んだ所在地点をICカード5に格納
する。このようにしてICカード5には、ある時刻にお
ける位置検出装置3、つまり営業マンの所在地点がその
時刻と共にICカード5に格納される。次にステップ2
50に進み、当該位置検出装置3が停止されない限りス
テップ200に戻り、上記処理を行なう。この位置検出
装置3の停止は、営業マンが帰社したときにその営業マ
ンによって行なわれるものとする。
【0029】以上、時刻・地点記録処理が終了すると、
ICカード5の中には、営業マンが外回りをした間、1
分毎に時刻と営業マンの所在地点を記録した時系列デー
タができ上がっている。帰社した営業マンは、ICカー
ドリーダライタ15からICカード5を取り外し、日報
作成支援装置7のICカードリーダ33に装填する。そ
して営業マンが日報作成支援装置7を起動すると、IC
カードリーダ33によりICカード5に記録された時系
列データがRAM51へと取り込まれ、時間帯区分処理
が実行される。この処理は、時系列データを、移動して
いた時間帯と静止していた時間帯とに分ける処理であ
り、本発明の静止判定手段が行なう処理及び移動判定手
段が行なう処理を兼ねたものである。この時間帯区分処
理について、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0030】まず、前処理として、ステップ300にて
記録媒体に格納されている各時点において、位置検出装
置3が移動していたか、静止していたかを判定する。こ
の判定は次のようにして行なう。すなわち、判定対象と
なる時点と次の時点との二つの所在地点を比較し、両地
点が同じであれば静止、異なっていれば移動とする。但
し、GPS受信機11の地点検知には通常、誤差がある
ので、しきい値を予め設定しておき、そのしきい値以
上、二つの所在地点が異なっているときに移動していた
と判定する。ここでは、このしきい値を約50m、緯度
・経度にして共に2秒とする。
【0031】なお、2つの所在地点のいずれか(若しく
は両方)にエラーコードが格納されていた場合や、次の
時点のデータが存在しない場合、つまり判定対象となる
時点が当該一連のデータの最後のデータである場合はエ
ラーと判定する。こうして、前処理としての、全時系列
データの判定が完了した時系列データ及び判定結果を図
6に模式的に表す。すなわち、一番左の欄71が時計1
3が計時した時刻、その右隣の欄73a,73bがGP
S受信機11が検出した位置検出装置3の位置、一番右
の欄75がステップ300における判定結果である。つ
まり、欄71,73a,73bがICカード5に格納さ
れていた時系列データに相当する。また、欄75の記号
は、Dが「移動」、Eが「エラー」を表している。例え
ば、最初の時系列データは9時51分に携帯型位置検出
装置3が北緯dn°m1′21″、東経de°m2′07″にいたこ
とを示しその判定がD(移動中)であることを意味して
いる。
【0032】なお、10時19分、及び続く10時20
分の欄73a,73bに見られる横線はエラーコードが
入っていることを表している。また、欄75には「静
止」を表す記号がないが、位置検出装置3は上記のよう
にアタッシュケースに設けられているため、営業マンが
商談のために建物内等に入ると人工衛星の電波を受信で
きなくなり、本来は「静止」と判定されるべき時点が、
総て「エラー」と判定されている。
【0033】次に、ステップ310に進み、時間帯の開
始時点であることを示すtBnに時刻がセットされる。こ
こでは最初の時点なので、n =1、すなわち、tB1に9
時51分がセットされる。続いてステップ320ではこ
の時点の判定結果を参照し、ステップ330で次の時点
の判定結果を参照し両者が同じ判定の場合は、再びステ
ップ330を行ない、更に次の時点の判定結果を参照す
る。そして異なる判定が出て来るとステップ340に進
み、tEnにその時刻をセットし、一つの時間帯の取り出
しが完了する。この例では9時51分の判定は「D」、
そして次に「D」以外の判定「E」が出て来るのが10
時17分であるので、tE1には10時17分がセットさ
れ、時間帯81[9時51分,10時17分]が取り出
される。なお、ステップ330にて参照すべき次のデー
タがないとき、すなわち、時系列データの最後まで参照
が進んだときにも、ステップ340に進むものとする。
【0034】続いてステップ350〜ステップ380の
処理に移り、その時間帯[tBn,tEn]において位置検
出装置3が移動していたか、静止していたかを判定す
る。ステップ350では、上記ステップ320〜ステッ
プ330にて参照された判定がE、すなわち判定が「エ
ラー」ではないと、ステップ360に進み、その判定が
採用される。上記例では9時51分から10時17分の
判定はD、すなわち「移動」であって「エラー」ではな
いので、この時間帯81は移動していたものとして登録
される。
【0035】一方、ステップ350にて判定が「エラ
ー」であったときには、続くステップ370に進み、そ
の時間帯の前後の位置情報を参照して移動・静止を判定
する。すなわち、2つの位置情報が一致していればステ
ップ380に進んで静止していたと判定し、異なってい
ればステップ390に進んで移動していたと判定する。
例えば、図6においては時間帯81[tB1,tE1]の次
の時間帯83[tB2,tE2](但し、tB2=10時18
分,tE2=10時43分)は、「エラー」の判定がされ
ているため、前後の位置情報を参照して判定する。する
と、tE1=10時17分とtB3=10時44分に夫々対
応する位置情報は、共に北緯dn°m3′51″、東経de°m
4′35″と一致しているため、この時間帯83[tB2,
tE2]では、位置検出装置3は静止していたと判定す
る。
【0036】なお、この判定は、ステップ300におけ
る前処理としての判定と同様、しきい値を設け、そのし
きい値以上、二つの所在地点が異なっているときに移動
していたと判定する。また、ステップ370のtBn+1
は、この時点においてまだセットされていないものであ
るが、ここでは、tEnの次の時間として、次の時間帯の
開始時点を表す記号を便宜的に用いている。
【0037】こうして一つの時間帯に対する判定が終わ
ると、ステップ400に進み、時系列データの最後まで
判定が終わったかどうかを判定する。終わっていなけれ
ばステップ310に戻り、残りの時系列データを時間帯
に分割・判定する上記処理を繰り返す。終わっていれば
当該処理を終了する。
【0038】こうして時間帯区分処理が終了すると、I
Cカード5に格納されていた時系列データは、幾つかの
時間帯に分割され、しかも各時間帯に対して位置検出装
置3が静止・移動のいずれの状態にあったかの判定がさ
れている。なお、上記のように位置検出装置3は、営業
マンが外回りに出かけると同時に起動されるため、通
常、時系列データは移動していた時間帯から始まる。
【0039】この時間帯区分処理の次に実行される、作
成支援処理について図7のフローチャートを用いて説明
する。まず、ステップ500にて、位置検出装置3が移
動していた時間帯をCRT39の画面に表示する。上記
例では時間帯81として、画面に「9時51分〜10時
17分」と表示される。続いてステップ510の移動手
段推定処理では、位置情報に基づき、その移動に使用さ
れた交通機関を推定する交通機関推定手段としての処理
を行ない、それをCRT39の画面に表示する仮精算書
表示手段としての処理を行なう。例えば、「1.○○電
鉄 2.市営バス 3.徒歩 4.その他」と表
示される。
【0040】次のステップ520では、候補としてCR
Tの画面に表示された交通機関の中から、実際に利用し
たものの指定入力を待つ。例えば、歩いて移動したのな
ら、キーボード43から「3」と入力する。ここでのキ
ーボード43は、本発明の補充手段に相当する。続くス
テップ530ではステップ520における入力に基づ
き、ROM49に格納された運賃表からこの移動に掛か
った運賃を参照し設定する。上の例では徒歩で移動した
ので、運賃はゼロとなる。
【0041】次のステップ540では、次の時間帯の上
記時間帯区分処理による判定結果を参照し、その結果が
再び「移動」であればステップ500に戻り、「静止」
であればステップ550に進む。また、次の時間帯が存
在しない、すなわち当該時間帯が時系列データの最後の
時間帯であるときは、ステップ580の日報印字処理に
跳ぶ。以下、時間帯が「静止」であったとし、ステップ
550以下の処理について説明する。
【0042】ステップ550では、位置検出装置3が静
止していた時間帯をCRT39の画面に表示する。例え
ば、時間帯83に対しては、画面に「10時18分〜1
0時43分」と表示される。続いてステップ560の移
動手段推定処理では、位置情報に基づき、対応する地図
情報をCD・ROM35より参照する、地図情報参照手
段としての処理を行ない、それをCRT39の画面に表
示する。例えば、この位置情報、北緯dn°m3′51″、東
経de°m4′35″に相当する建造物名として「△△産業
(株)××支社」という地図情報が、CD・ROM35
内に格納されていれば、「△△産業(株)××支社」と
表示される。この表示は、ステップ550の時間帯の表
示に続けて行なわれるため、これらの画面表示は対応関
係があることが判る。つまり、ステップ550〜ステッ
プ560におけるCRT39に時間帯と地図情報を表示
する部分の処理は、仮日報表示手段としての処理に相当
する。
【0043】次のステップ570では、ステップ550
〜ステップ560にてCRT39に表示された情報に関
しての必要事項の入力を待つ。上記例では、CRT39
に表示されている「10時18分〜10時43分」「△
△産業(株)××支社」に関して、「商談相手:技術部
山田係長 用件:……装置の見積書と新商品カタロ
グの配布 結果:金額は快諾、納期は3/10に変更
要望あり 備考:………」等と、キーボード43を通
じて入力する。ここでのキーボード43は、本発明の入
力手段に相当する。
【0044】こうして、静止していた時間帯に対する入
力が終わるとステップ540に戻り、再び次の時間帯の
判定に基づいて、ステップ500,ステップ550,若
しくはステップ580に分岐する。以上の処理を繰り返
し、全ての時間帯に対して移動手段、若しくは商談に関
する入力が終了すると、ステップ580に移り、CRT
39に表示されたデータ、キーボード43から入力され
た内容に基づいて、所定の書式に整えた文書データを作
成し、これに罫線等を加えて、所定の出力装置としての
プリンタ41に出力し、当該作成支援処理を終了する。
なお、ステップ520にて交通機関を使った旨の入力が
された時間帯には、交通機関名が印字される他、上下車
した駅名乃至バス停名がCD・ROM35の中から参照
され、運賃と共に印字される。つまり、ステップ580
で行なわれる処理は本発明の日報出力手段の行なう処
理、及び精算書出力手段の行なう処理に相当する。
【0045】ここで、上記作成支援処理のステップ51
0で行なわれる、移動手段推定処理について図8のフロ
ーチャートを用いて説明する。上記のように、この処理
では、位置情報に基づき、その移動に使用された交通機
関を推定し、それを候補としてCRT39の画面に表示
する。そのためにまずステップ600においてその時間
帯の始点tBnに対応する位置情報の付近にある駅名(或
はバス停名)とそれに対応する交通機関名を、CD・R
OM35から検索する。続くステップ610にて、その
時間帯の終点tEnに対応する位置情報の付近にある駅名
(或はバス停名)とそれに対応する交通機関名を、CD
・ROM35から検索する。そしてステップ620に進
み、ステップ600で検索された交通機関名とステップ
610で検索された交通機関名に共通するものを採用
し、これに「徒歩」「その他」を加えて、ステップ63
0にてCRT39に表示する。「その他」を加えるの
は、移動の途中で他の交通機関へ乗り換えたり、自動車
を用いた等の理由でステップ600〜ステップ610で
推定しきれなかった場合のためである。
【0046】以上、説明した報告書作成装置1によれ
ば、位置検出装置3が、ICカード5に営業マンの所在
地点及び時間を一定時間毎に記録するので、外回りの活
動内容を示す正確な時系列データを作成することができ
る。また、日報作成支援装置7が、位置情報に対応する
地図情報を参照し、移動に用いた交通機関も推定するた
め、商談の場所、時間、移動方法をメモする必要がなく
なり、商談等、営業としての本質的な業務に専念するこ
とができる。これに加え日報作成支援装置7は、運賃も
設定するので、交通費を請求する際にも、この記録に従
った正当な金額を受給することができる。なお、交通機
関の運賃改正があったときにはROM49の、運賃表が
格納された集積回路を、新たな運賃表が格納された集積
回路に交換すれば良い。
【0047】更に、時間、場所、交通機関、運賃を所定
の書式にして、プリンタ41から印字出力するため、体
裁がよく、従来の日報の書式を保ちつつ、正確な外回り
の活動記録がされた報告書を、短時間で作成することが
できる。その上、上記のように正確な行動管理がされる
ため、営業マンは無駄な行動をとることができなくな
り、効率的な営業活動が期待できる。反面、活動の様子
を実時間で他人に監視される訳ではないため、営業マン
に対する精神的な圧迫が小さい。
【0048】また、位置検出装置3は、主にGPS受信
機11,時計13,ICカードリーダライタ15,制御
装置17のみからなり、ICカード5を加えても大変簡
素な構成である。このため、軽量で携帯性に優れ、しか
も安価にでき、多くの営業マンの活動を低費用で管理す
ることができる。
【0049】以上、本発明の実施例として、本発明の携
帯型位置検出装置、営業日報作成装置、及び交通費精算
書作成装置を適用した報告書作成装置1について説明し
てきたが、本発明はこうした実施例に何等限定されるも
のではなく様々な態様で実施しうる。
【0050】例えば、位置検出装置3はアタッシュケー
スでなく、営業用の自動車に装備しておいても良い。こ
の場合は、商談中に自動車が屋外に駐車してあると、常
に自動車の位置が検出され、エラーコードのない時系列
データができ上がることになる。このように全ての位置
検出装置3が自動車に装備されて使用される場合は、交
通費の精算は余り意味がなくなるため、移動手段推定処
理や運賃を設定する処理を除くと、より簡素な構成とな
る。反面、自動車の駐車位置と商談場所とが離れている
可能性があるため、ステップ660にてCD・ROM3
5から参照するときに、位置情報から(例えば)半径2
00m以内にある地図情報を検索するようにし、その範
囲内にある地図情報の中から実際に商談を行なった場所
を、営業マンに選択させると良い。
【0051】また、日報作成支援装置7では、交通費精
算書も兼ねた日報を作成していたが、交通費を請求する
ための精算書を、日報と別に印字するようにしても良
い。例えば、ステップ680の日報印字処理を分割し、
まず、商談実績のみが記載された日報を印字させ、その
後に、別紙として交通費明細書を印字させても良い。ま
た、時系列データから静止中の時間帯のみを取り出し
て、商談実績のみが記載された日報を作成する装置にし
たり、これとは逆に、移動中の時間帯のみを取り出し
て、交通費精算書を作成する装置にしたりしても良い。
【0052】記録媒体としては、上記ICカード5に限
らず、ICチップ、FD、磁気カード等でも良いが、I
Cカード5のように小型、且つ軽量で、耐久性に優れ、
脱着が容易なものが望ましい。また、このICカード5
には、営業マン各人に対応した識別番号若しくは氏名を
記憶させておき、各営業マン専用のカードにしても良
い。このようにすれば、上記ステップ670にて自分の
氏名を入力する手間も省くことができる。
【0053】地図情報記憶手段としては、本発明のよう
なCD・ROM35ではなく、書き込み可能な磁気媒
体、例えばハードディスクにしても良い。そしてこの磁
気媒体に、地図情報として得意先の名前や商談場所とし
てよく使う場所のみを対応する位置情報と共に格納して
おき、その中から参照するようにすれば、必要な記憶容
量を節約できる。新たに顧客が開拓できたときには、そ
の位置情報と共に磁気媒体に格納し、参照可能にしてお
けば良い。
【0054】日報としての文書データは、プリンタ41
に出力するのではなく、例えば、その営業マンの勤める
会社の人事部或は経理部等にホストコンピュータを備え
ておき、シリアルインタフェイス52を通じて、このホ
ストコンピュータに電送してもよい。そして、実績の記
録或は交通費の精算を、このホストコンピュータにて行
なうようにすれば、紙資源保護の立場からも好ましい。
また、この方法に基づき、毎日の行動を厳密に管理する
のではなく、上記ホストコンピュータに電送された文書
データから、販売実績、交通費の精算等を、例えば月極
めで集計し、各営業マン間の相対評価を行なうようにす
れば、上記精神的な圧迫の問題や、人権問題を解消する
ことができ、営業マンの評価を正確に、すばやく、しか
も客観的に行なうことができる。更に、こうして得られ
る文書データを蓄積し分析すると、より能率的な移動方
法や、担当顧客の効率的な組み合せの発見も期待され
る。
【0055】時計13は時刻だけでなく、年月日も計時
できるようなものにし、これに合せて、ICカード5は
年月日のデータをも格納可能にし、ステップ230にて
年月日のデータも記録するようにしても良い。そして、
時間帯区分処理において初めに、処理対象とする日付の
指定入力を受けるステップを設け、ICカードリーダ3
3にて取り込んだ時系列データから、その日付に対応す
る時系列データのみを取り出し、以下の処理を行なうよ
うに構成する。このようにすると、ICカードに複数日
分のデータを記録しておき、後で1日毎の報告書にする
ことができる。また、複数の日付を指定可能にし、適宜
必要な構成を加えることにより、週報・月報等も作成す
ることができる。
【0056】また、GPS受信機11に、受信点の移動
速度をも検出させ、これを時刻・地点記録処理におい
て、上記時間情報、位置情報と共に速度情報としてIC
カード5に格納するようにしても良い。そして、時間帯
区分処理において、全時系列データを、静止していた時
間帯と移動していた時間帯とに区分する際に、この速度
情報を参照することにより移動・静止を判定しても良
い。
【0057】ステップ510の移動手段推定処理も、上
記方法によらずとも良い。例えば、予め移動方法の内規
を作っておき(例えば、「……から……への移動は○○
電鉄を利用すること。……から……への移動は……経由
……行きの市営バスを用いること」等のように限定す
る)、営業マンにこれを遵守させる。この内規を、対応
する位置データと共にCD・ROMや磁気媒体等に格納
しておき、ステップ510では、時系列データの位置情
報に基づき、この磁気媒体内のデータを参照することに
よって移動手段を特定する。この方法によれば、本発明
の交通機関記憶手段に相当する部分として必要な記憶容
量を、飛躍的に減らすことができる。また、この方法に
よりステップ520の移動手段の入力が不要になる場合
もある。この他の方法でも、本発明の交通機関推定手段
としての機能を有していれば、適用可能である。
【0058】上記説明から明らかなように、この報告書
作成装置1は、営業マンだけではなく、任意の外回り業
務に従事する者が用いても良く、上記と同様に報告書を
容易に作成することができる。また、外回りの仕事をす
る者ではなく、出張者が位置検出装置3を携帯しても、
出張旅費の精算が容易にできて大変便利である。
【0059】
【0060】
【0061】
【発明の効果】本発明の請求項1および2に記載の日報
作成装置は何れも、読み取り手段が、所定の記録媒体か
ら時間情報及び位置情報を取り込み、地図情報参照手段
が、その地点に存在する建造物或は該地点の地名等から
なる地図情報を地図情報記憶手段から参照し、仮日報表
示手段が、所定の画像表示装置に表示するため、商談場
所が正確に再現できる。また、本発明の請求項8記載の
日報作成方法によっても、請求項1に記載の日報作成装
と略同様の効果を奏することができる。なお、請求項
2に記載の日報作成装置では、読み取り手段が取り込ん
だ位置情報及び時間情報から、静止判定手段が、受信点
が静止していた時間帯を取り出し、仮日報表示手段が、
この取り出された時間帯に対応する位置情報に基づき、
地図情報参照手段が参照した地図情報を所定の画像表示
装置に出力する。このように画像表示装置には、受信点
が静止していたと思われる位置情報に対応する地図情報
が表示されるため、商談場所が一層正確に再現できる。
【0062】更に、請求項に記載の日報作成装置にお
いては、日報出力手段が、記録媒体に格納された時間情
報、位置情報を基にして所定の書式の文書データを作成
して所定の出力装置に出力するため、正確な外回りの活
動記録がされた日報を短時間で作成することができる。
また、本発明の請求項9記載の日報作成方法によって
も、これと略同様の効果を奏することができる。請求項
に記載の日報作成装置によれば、日報としての文書デ
ータは、ホストコンピュータに電送して、実績の記録
を、このホストコンピュータにて行ない、ホストコンピ
ュータに電送された文書データから、販売実績を、月極
めで集計するので、精神的な圧迫の問題や、人権問題を
解消することができ、営業マンの評価を正確に、すばや
く、しかも客観的に行なうことができる。更に、こうし
て得られる文書データを蓄積し分析すると、担当顧客の
効率的な組み合せの発見も期待される。請求項に記載
の交通費精算書作成装置によれば、交通機関推定手段
が、所定の記録媒体に格納された時間情報及び位置情報
から、ある時間帯の移動に使われた交通機関を自動的に
推定するため、外回りをする際に、交通機関のメモを行
なう必要がなくなり、商談に更に専念することができ
る。また、本発明の請求項10記載の交通費精算書作成
方法によっても、これと略同様の効果を奏することがで
きる。請求項に記載の交通費精算書作成装置によれ
ば、精算書出力手段が作成した文書データに、経由地
点、運賃等を付加するだけで交通費精算書ができ上がる
ため、能率的であり、しかも、所定の記録媒体に記録さ
れた正確な行動記録に基づいているため、交通費の不正
受給も防止できる。請求項に記載の交通費精算書作成
装置によれば、交通費精算書としての文書データは、ホ
ストコンピュータに電送して、交通費の精算を、このホ
ストコンピュータにて行ない、ホストコンピュータに電
送された文書データから、交通の精算を、月極めで集計
するので、精神的な圧迫の問題や、人権問題を解消する
ことができ、営業マンの評価を正確に、すばやく、しか
も客観的に行なうことができる。更に、こうして得られ
る文書データを蓄積し分析すると、より能率的な移動方
法の発見も期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を例示するブロック図である。
【図2】 本発明の実施例の報告書作成装置1の全体構
成を示した説明図である。
【図3】 報告書作成装置1の行なう全処理の概略を示
すフローチャートである。
【図4】 時刻・地点記録処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】 時間帯区分処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】 時刻・地点記録処理によってICカード5内
に作成された位置情報及びそれに対応する時間情報に、
移動・静止の判定を付加した様子を模式的に表した説明
図である。
【図7】 作成支援処理を示すフローチャートである。
【図8】 移動手段推定処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…報告書作成装置 3…携帯型位置検出装置 5…ICカード 7…日報作成装置 11…GPS受信機 13…時計 15…ICカ
ードリーダライタ 17…制御装置 33…ICカードリーダ 37…CDドライバ 39…CRT 4
1…プリンタ 43…キーボード 45…制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−134546(JP,A) 特開 平7−159192(JP,A) 特開 平5−35951(JP,A) 特開 平5−80141(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、複数の人工衛星からの送信
    電波に基づいて算出された受信地点の位置情報と、該算
    出が行なわれた時点の時刻である時間情報(受信不能な
    場合を含む)とが所定時間毎に時系列データとして記録
    された所定の記録媒体から、少なくとも、上記位置情報
    及び上記時間情報を取り込む読み取り手段と、 位置情報に対応する地名や、その場所に存在する建造物
    名等からなる地図情報が、予め格納された地図情報記憶
    手段と、 上記位置情報に対応する地図情報を、上記地図情報記憶
    手段から参照する地図情報参照手段と、 上記位置情報に基づき上記地図情報参照手段が参照した
    地図情報を、所定の画像表示装置に出力する仮日報表示
    手段と、 を備えたことを特徴とする日報作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の日報作成装置におい
    上記読み取り手段が取り込んだ上記位置情報に基づき、
    上記受信地点が静止していた時間帯を上記時間情報から
    取り出す静止判定手段を更に備え、 上記仮日報表示手段が、 上記静止判定手段によって取り出された時間帯に対応す
    る上記位置情報に基づき上記地図情報参照手段が参照し
    た地図情報を、所定の画像表示装置に出力するものであ
    ることを特徴とする日報作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の日報作成装置におい
    て、 上記仮日報表示手段が表示した内容に対し、日報として
    の必要事項の付加を行なうための入力手段と、 該入力手段にて付加された上記必要事項,上記静止して
    いた時間帯,及び該時間帯に対応する位置情報から上記
    地図情報参照手段が参照した地図情報を、所定の書式に
    整え、文書データとして所定の出力装置へと出力する日
    報出力手段と備え、 上記仮日報表示手段が、 上記静止していた時間帯、及び該時間帯に対応する上記
    位置情報に基づき上記地図情報参照手段が参照した地図
    情報を、対応可能に所定の画像表示装置に出力するも
    の、 であることを特徴とする日報作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3にいずれか記載の日報作
    成装置において、 上記文書データをホストコンピュータに電送し、実績の
    記録を行なうと共に、上記ホストコンピュータに電送さ
    れた文書データから、販売実績等を、月極めで集計する
    ことを特徴とする日報作成装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも、複数の人工衛星からの送信
    電波に基づいて算出された受信地点の位置情報と、該算
    出が行なわれた時点の時刻である時間情報とが所定時間
    毎に時系列データとして記録された所定の記録媒体か
    ら、少なくとも、上記位置情報及び時間情報を取り込む
    取り込み手段と、 上記取り込み手段が取り込んだ上記位置情報に基づき、
    上記受信地点が移動していた時間帯を上記時間情報から
    取り出す移動判定手段と、 所定の交通機関の名称,該交通機関の運行経路において
    乗降が可能な箇所の名称,及び該乗降が可能な箇所に対
    応した位置情報が、予め格納された交通機関記憶手段
    と、 上記移動していた時間帯に対応する位置情報に基づき、
    上記交通機関記憶手段を参照して、該時間帯の移動に用
    いられた交通機関を推定する交通機関推定手段と、 上記移動していた時間帯と、該時間帯に対応する位置情
    報から上記交通機関推定手段が推定した交通機関とを、
    対応可能に所定の画像表示装置に出力する仮精算書表示
    手段と、 を備えたことを特徴とする交通費精算書作成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の交通費精算書作成装置
    において、 上記仮精算書表示手段が表示した内容に対し、交通費精
    算書としての必要事項を付加するための補充手段と、 少なくとも、上記補充手段にて付加された上記必要事
    項,及び上記交通機関推定手段が推定した交通機関を、
    所定の書式に整え、文書データとして所定の出力装置へ
    と出力する精算書出力手段とを備えたことを特徴とする
    交通費精算書作成装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の交通費精算書
    作成装置において、 上記文書データをホストコンピュータに電送し、交通費
    の精算を行なうと共に、上記ホストコンピュータに電送
    された文書データから、交通費の精算等を、月極めで集
    計することを特徴とする交通費精算書作成装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも、複数の人工衛星からの送信
    電波に基づいて算出された受信地点の位置情報と、該算
    出が行なわれた時点の時刻である時間情報(受信不能な
    場合を含む)とが所定時間毎に時系列データとして記録
    された所定の記録媒体から、少なくとも、上記位置情報
    及び上記時間情報を取り込み、 予め格納された、位置情報に対応する地名やその場所に
    存在する建造物名等からなる地図情報から、上記位置情
    報に対応する地図情報を取り出して、 該地図情報を仮日報として所定の画像表示装置に出力す
    ることを特徴とする日報作成方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の日報作成方法におい
    て、 少なくとも、上記画像表示装置に表示された仮日報を所
    定の書式に整えて、文書データとして所定の出力装置へ
    と出力することを特徴とする日報作成方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも、複数の人工衛星からの送
    信電波に基づいて算出された受信地点の位置情報と、該
    算出が行なわれた時点の時刻である時間情報とが所定時
    間毎に時系列データとして記録された所定の記録媒体か
    ら、少なくとも、上記位置情報及び時間情報を取り込
    み、 上記受信地点が移動していた時間帯を取り込まれた上記
    時間情報から取り出し、 上記移動していた時間帯に対応する位置情報に基づき、
    該時間帯の移動に用いられた交通機関を推定し、 上記移動していた時間帯と、上記推定された交通機関と
    を、対応可能に所定の画像表示装置に出力することを特
    徴とする交通費精算書作成方法。
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