JPH0682263A - 車両運行管理システム - Google Patents

車両運行管理システム

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Publication number
JPH0682263A
JPH0682263A JP26074692A JP26074692A JPH0682263A JP H0682263 A JPH0682263 A JP H0682263A JP 26074692 A JP26074692 A JP 26074692A JP 26074692 A JP26074692 A JP 26074692A JP H0682263 A JPH0682263 A JP H0682263A
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JP
Japan
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vehicle
information
door
closing
gps
Prior art date
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Application number
JP26074692A
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English (en)
Inventor
Yuzo Kawahara
原 雄 三 川
Yutaka Naka
豊 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP26074692A priority Critical patent/JPH0682263A/ja
Publication of JPH0682263A publication Critical patent/JPH0682263A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人工衛星を用いて位置座標が測定できるGP
Sを利用して、基地局で車両を集中管理するというシス
テムを目的とする。 【構成】 GPSとドアセンサと計時手段と車両通信装
置などを持ち、一定時間毎または車両基地局からの指令
により、車両の位置座標と現在の時刻とドアの開閉情報
とを車両基地局に送る。車両基地局にあっては、基地局
通信装置を備え前記情報を受信し車両を管理することを
特徴とする。さらに車両に温度センサや歪センサを取り
付け、これらからの情報も転送できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工衛星を用いた全地
球的位置決定システム(GPS:Grobal Pos
itioning System 以下GPSと略
す。)を利用した車両運行管理システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】特定の人工衛星を用いて位置座標が測定
できるGPSは、現在普及期に入った(図9参照)。し
かしながら、その利用方法は自動車用ナビゲーションシ
ステムなど車両個別での利用にとどまっており、基地局
で車両を集中管理するというシステムはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】タクシーや宅配便トラ
ックをはじめとする多数の商用車を、GPSを利用し車
両基地が一元管理することにより、一層効率的な車両の
運用が可能であるにもかかわらずそういったシステムが
なかった。本発明は、このような問題点を解決するため
になされたもので、GPSを利用した車両運行管理シス
テムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として第1の発明は、車両にあっては、人工衛
星を利用したGPSと、所定時間を計時するための計時
手段と、前記計時手段からの情報に基づき一定時間毎に
前記GPSの位置座標と現在の時刻を出力させるために
閉じる第一のスイッチ手段と、前記出力した位置座標と
時刻とを記憶する記憶媒体とを具備し、車両を管理する
ための車両管理基地にあっては、前記記憶媒体の記憶し
ている情報を読みとるための読み取り装置と、を備えて
いることを特徴とする。
【0005】第2の発明は、第1の発明の車両運行管理
システムにおいて、車両にあっては、前記記憶媒体に記
憶する前の車両の位置座標を一時保持する位置レジスタ
と、前記位置レジスタに保持された車両の位置座標とG
PSから検出された新たな車両の位置座標とを比較する
位置比較手段と、前記位置比較手段にて比較した2つの
位置情報で両者が一致していなかったときのみ前記の新
たな位置座標と現在の時刻を出力させるために閉じる第
二のスイッチ手段と、を備えていることを特徴とする。
【0006】第3の発明は、第2の発明の車両運行管理
システムにおいて、前記第二のスイッチ手段にあって
は、前記位置比較手段にて比較した2つの位置情報で両
者に一定以上の差があるときのみ閉じることを特徴とす
る。
【0007】第4の発明は、第2の発明の車両運行管理
システムにおいて、車両にあっては、車両のドアの開閉
を検出するドアセンサを具備し、第一のスイッチ手段に
あっては、前記ドアセンサが車両のドアが開いたことを
検出したドア信号出力および、計時手段からの情報に基
づき一定時間毎に閉じるように設定し、第二のスイッチ
手段にあっては、前記位置比較手段にて比較した2つの
位置情報で両者が一致していなかったときおよび前記ド
ア信号出力があったとき、前記車両の位置座標とドア信
号出力と現在の時刻とを出力させるために閉じるように
設定し、記憶媒体にあっては、車両の位置座標とドア信
号出力(ドア開閉情報)と現在の時刻とを記憶するよう
に設定したことを特徴とする。
【0008】第5の発明は、第4の発明の車両運行管理
システムにおいて、車両にあっては、前記記憶媒体に記
憶している情報を車両管理基地局に送るための車両通信
装置を具備し、車両を管理する車両管理基地局にあって
は、車両からの情報を受け取るための車両基地局通信装
置とを備えていることを特徴とする。
【0009】第6の発明は、車両にあっては、GPS
と、車両のドアの開閉を検出するドアセンサと、車両管
理基地局からの指令に基づき、前記GPSの位置座標と
ドアセンサの情報を出力させるために閉じる第一のスイ
ッチ手段と、前記GPSからの車両の位置座標を一時保
持する位置レジスタと、前記位置レジスタに保持された
車両の位置座標と前記GPSから検出された新たな車両
の位置座標とを比較する位置比較手段と、ドアの開閉情
報を一時保持するドア開閉レジスタと、そのドア開閉レ
ジスタに保持された車両のドア開閉情報とドアセンサか
ら検出された新たな車両のドア開閉情報とを比較するド
ア開閉比較手段と、前記車両位置比較手段にて比較した
2つの位置情報で両者が一致しなかったときまたは前記
ドア開閉比較手段にて比較した2つのドア開閉情報で両
者が一致しなかったとき、前記の新たな位置座標とドア
の開閉情報と現在の時刻を出力させるために閉じる第二
のスイッチ手段と、前記GPSの位置座標とドアセンサ
の情報を出力させるために第一のスイッチ手段を閉じる
ための指令を基地局から受信し、かつ前記第二のスイッ
チ手段が閉じたとき車両の位置座標とドアの開閉情報と
現在の時刻とを車両基地局に送信するための車両通信装
置を具備し、車両を管理する車両管理基地局にあって
は、車両の運行状態を検出するための前記指令を送信
し、車両の位置座標と現在の時刻とドアの開閉情報とを
受信するための基地局通信装置とを備えていることを特
徴とする。
【0010】第7の発明は、車両にあっては、人工衛星
を利用したGPSと、車両のエンジンルーム内の温度が
異常に高くなったかどうかを検出する温度センサと、車
両の前後のバンパおよび車両の両サイドに異常な圧力が
かかったかどうかを検出する歪センサと、前記2つのセ
ンサのうちいずれかまたは両方のセンサが異常を検出し
た場合、その異常情報を基地局に送るための車両通信装
置とを具備し、車両を管理する車両管理基地局にあって
は、車両からの異常情報を受け取るための基地局通信装
置とを備えていることを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明の車両運行管理システムでは、計時
手段からの情報に基づき一定時間毎(例えば1秒毎)に
GPSで車両の位置を検出し、同時に第一のスイッチ手
段を閉じ、GPSから取得した車両の位置座標と現在の
時刻とを着脱可能な記憶媒体に記憶する。これにより当
該記憶媒体には車両の1秒毎の位置座標と時刻とが順次
記憶される。車両の運行終了後、運転者は位置情報と時
刻とが記憶されている記憶媒体を取り外し、その記憶媒
体を車両管理基地にある読み取り装置にかける。車両の
運行管理者は前記読み取り装置にて前記記憶媒体の情報
を読み取り、当該車両の運行実態を把握する。
【0012】第2の発明の車両運行管理システムでは、
計時手段からの情報に基づき一定時間毎(例えば1秒
毎)にGPSで車両の位置を検出し、同時に第一のスイ
ッチ手段を閉じ、GPSから取得した車両の位置座標を
位置レジスタに一時保持する。その位置レジスタに一時
保持された車両の位置座標と前記一定時間毎に新たにG
PSから検出された車両の位置座標とを位置比較手段に
て比較する。このとき、その位置比較手段にて比較した
2つの位置情報が一致していなかったときのみ第二のス
イッチ手段を閉じ、車両の位置座標と現在の時刻とを記
憶媒体に順次記憶する。この結果記憶媒体には、車両が
移動しているときのみ情報が記録されることになる。車
両の運行終了後、運転者は位置情報と時刻が記憶されて
いる記憶媒体を取り外し、その記憶媒体を車両管理基地
にある読み取り装置にかける。車両の運行管理者は前記
読み取り装置にて前記記憶媒体の情報を読み取り、当該
車両の運行実態を把握する。
【0013】第3の発明の車両運行管理システムでは、
計時手段からの情報に基づき一定時間毎(例えば1秒
毎)にGPSで車両の位置を検出し、同時に第一のスイ
ッチ手段を閉じ、GPSから取得した車両の位置座標を
位置レジスタに一時保持する。その位置レジスタに一時
保持された車両の位置座標と前記一定時間毎に新たにG
PSから検出された車両の位置座標とを位置比較手段に
て比較する。このとき、前記位置比較手段にて比較した
2つの位置情報の差が、ある一定以上のときのみ第二の
スイッチ手段を閉じ、車両の位置座標と現在の時刻とを
記憶媒体に順次記憶する。これは通常GPSからの位置
情報は多少のバラツキを含んでおり、全く車両が移動し
ていなくてもGPSからの数値が多少は変化する。この
発明では、この状態では記憶媒体には、情報を記憶しな
い。実質車両が運行しているときのみ記憶媒体に情報を
記憶する。車両の運行終了後、運転者は位置情報と時刻
が記憶されている記憶媒体を取り外し、その記憶媒体を
車両管理基地にある読み取り装置にかける。車両の運行
管理者は前記読み取り装置にて前記記憶媒体の情報を読
み取り、当該車両の運行実態を把握する。
【0014】第4の発明の車両運行管理システムでは、
計時手段からの情報に基づき一定時間毎(例えば1秒
毎)にGPSで車両の位置を検出し、同時に第一のスイ
ッチ手段を閉じ、GPSから取得した車両の位置座標を
位置レジスタに一時保持する。その位置レジスタに一時
保持された車両の位置座標と前記一定時間毎に新たにG
PSから検出された車両の位置座標とを位置比較手段に
て比較する。また車両にはドアの開閉状態を検出するド
アセンサがある。車両のドアが開いたことを検出したと
きも、GPSで車両の位置を検出し、同時に第一のスイ
ッチ手段を閉じるが、このときは取得した車両の位置座
標は位置レジスタに保持しない。前記位置比較手段にて
比較した2つの位置情報が一致していなかったときおよ
びドアセンサが車両のドアが開いたことを検出したと
き、第二のスイッチ手段を閉じ、車両の位置座標とドア
の開閉情報と現在の時刻とを記憶媒体に順次記憶する。
この結果記憶媒体には、車両が移動しているときおよび
車両のドアが開いたとき情報が記録されることになる。
車両の運行終了後、運転者は車両の位置情報と時刻とド
ア開閉情報とが記憶されている記憶媒体を取り外し、そ
の記憶媒体を車両管理基地にある読み取り装置にかけ
る。車両の運行管理者は前記読み取り装置にて前記記憶
媒体の情報を読み取り、当該車両の運行実態を把握す
る。
【0015】第5の発明の車両運行管理システムでは、
計時手段からの情報に基づき一定時間毎(例えば1秒
毎)にGPSで車両の位置を検出し、同時に第一のスイ
ッチ手段を閉じ、GPSから取得した車両の位置座標を
位置レジスタに一時保持する。その位置レジスタに一時
保持された車両の位置座標と前記一定時間毎に新たにG
PSから検出された車両の位置座標とを位置比較手段に
て比較する。また車両にはドアの開閉状態を検出するド
アセンサがある。車両のドアが開いたことを検出したと
きも、GPSで車両の位置を検出し、同時に第一のスイ
ッチ手段を閉じるが、このときは取得した車両の位置座
標は位置レジスタに保持しない。前記位置比較手段にて
比較した2つの位置情報が一致していなかったときおよ
びドアセンサが車両のドアが開いたことを検出したと
き、第二のスイッチ手段を閉じ、車両の位置座標とドア
の開閉情報と現在の時刻とを記憶媒体に順次記憶する。
この結果記憶媒体には、車両が移動しているときおよび
車両のドアが開いたとき情報が記録されることになる。
一方車両を管理する車両管理基地局では、必要に応じ車
両の運行状態をリアルタイムに管理するわけであるが、
その方法はまず車両基地局通信装置から車両に向け問い
合わせ信号を発信する。その信号は、車両に搭載した車
両通信装置で受信される。すると車両では、その時点ま
でに記憶媒体に記憶された車両の位置座標とドアの開閉
情報と現在の時刻とを車両通信装置および基地局通信装
置を経由して車両管理基地局に伝送する。これととも
に、車両に搭載したメモリの内容はクリアする。車両基
地局では、受信した車両の情報をもとに、当該車両の運
行実態をリアルタイムで把握する。
【0016】第6の発明の車両運行管理システムでは、
車両を管理する車両管理基地局が一定時間毎あるいは必
要に応じて、車両に対し車両の運行実態を把握するため
の指令(問い合わせ信号)を車両基地局通信装置から車
両に向け発信する。車両では、前記指令を車両通信装置
を介して受信する。この指令をもとに、GPSで車両の
位置とドアの状態を検出し、同時に第一のスイッチ手段
を閉じる。これにより、GPSから取得した車両の位置
座標を位置レジスタに一時保持し、同様に車両のドアの
開閉状態を検出するドアセンサからの情報を、ドア開閉
レジスタに一時保持する。これは車両が運行を開始して
最初の指令を受信したときの処理であるが、2回目以降
の指令に対しては次のようになる。その位置レジスタに
一時保持された車両の位置座標と新たにGPSから検出
された車両の位置座標とを位置比較手段にて比較する。
またドア開閉レジスタに一時保持されたドアの開閉情報
と新たにドア開閉センサから検出された車両の位置座標
とをドア開閉比較手段にて比較する。前記車両位置比較
手段にて比較した2つの位置情報で両者が一致していた
ときかつ前記ドア開閉比較手段にて比較した2つのドア
開閉情報で両者が一致していたときは、変化がなかった
旨を示すコードを、それ以外は車両の位置座標とドアの
開閉情報と現在の時刻とを車両通信装置を介して送信す
る。一方車両を管理する車両管理基地局では、車両から
の情報を基地局通信装置で受信する。車両基地局では、
受信した車両の情報をもとに、当該車両の運行実態をリ
アルタイムで把握する。この方法によれば、車両では車
両管理基地局からの指令に反応するだけで、特に一定時
間を計時する計時手段や情報を記憶する記憶媒体は不要
となる。
【0017】第7の発明の車両運行管理システムでは、
車両にGPSと車両のエンジンルーム内の温度が異常に
高くなったかどうかを検出する温度センサと車両の前後
のバンパおよび車両の両サイドに異常な圧力がかかった
かどうかを検出する歪センサとを装備する。車両に事故
または故障が発生すると前記温度センサは異常温度を検
出するか、あるいは前記歪センサは何んらかの異常歪を
検出する。この異常情報は、車両に搭載した車両通信装
置によりGPSから得られた車両位置情報とともに即座
に基地局に送信される。車両を管理する車両管理基地局
では、車両からの異常情報を常に受信するための基地局
通信装置を備えており、車両からの異常情報を受信する
と、その時点で車両の異常の状態および車両の位置情報
が即座にわかるために、その後の対策を早急にとれる。
【0018】
【実施例】以下図面を参照し本発明の実施例を詳しく説
明する。先ず、第1の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は第1の発明に対応した車両運行管理システム
のブロック図である。ここで、1は車両の位置座標を検
出するGPS、2は一定時間を計測する計時手段、3は
情報を記憶する記憶手段、4は位置情報の流れを制御す
る第一スイッチ手段、21はGPSに測定のトリガをか
けかつ第一スイッチ手段4を閉じるためのGPS測定ト
リガラインである。まず、計時手段2から一定時間毎
(例えば1秒毎)に、GPS測定トリガライン21を経
由してGPS1に測定トリガをかける。これによりGP
S1は車両の位置を測定する。同時に前記測定トリガ
は、第一スイッチ手段4を閉じ、前記位置情報と計時手
段2から取得した現在の時刻とを記憶手段3に出力す
る。これにより当該記憶手段3には車両の1秒毎の位置
座標と時刻とが順次記憶される。車両の運行終了後、運
転者は位置情報と時刻とが記憶されている記憶媒体を記
憶手段3から取り外し、その記憶媒体を車両管理基地に
ある図示していない読み取り装置にかける。車両の運行
管理者は前記読み取り装置にてその記憶媒体の情報を読
み取り、当該車両の運行実態を把握する。
【0019】次に第2の実施例を図2に基づいて説明す
る。図2は第2の発明に対応した車両運行管理システム
のブロック図である。ここで、1,2,3,4,21は
図1と同じである。5は位置情報を一時保持する位置レ
ジスタ、6は2つの位置情報を比較する位置比較手段、
14は位置情報と現在の時刻を出力するための第二スイ
ッチ手段、22は第二スイッチ手段14を閉じるための
記憶トリガラインである。まず、計時手段2から一定時
間毎(例えば1秒毎)に、GPS測定トリガライン21
を経由してGPS1に測定トリガをかける。これにより
GPS1は車両の位置を測定する。同時に前記測定トリ
ガは、第一スイッチ手段4を閉じ、取得した車両の位置
座標を位置レジスタ5に一時保持する。その位置レジス
タ5に一時保持された車両の位置座標と前記一定時間毎
に新たにGPS1から検出された車両の位置座標とを位
置比較手段6にて比較する。このとき、位置比較手段6
は、比較した2つの位置情報が一致していなかったとき
のみ、記憶するためのトリガを記憶トリガライン22に
送る。これにより第二スイッチ手段14が閉じられ、そ
の位置情報と計時手段2から取得した現在の時刻とを記
憶手段3に記憶する。この結果記憶手段3には、車両が
移動しているときのみ情報が順次記録されることにな
る。車両の運行終了後、運転者は位置情報と時刻とが記
憶されている記憶媒体を記憶手段3から取り外し、その
記憶媒体を車両管理基地にある図示していない読み取り
装置にかける。車両の運行管理者は前記読み取り装置に
てその記憶手段3の情報を読み取り、当該車両の運行実
態を把握する。
【0020】次に第3の実施例を説明する。図2は第3
の発明にも対応している。一般に、人工衛星を利用した
GPS1からのデータは、計測の誤差およびバラツキを
含んでおり、同一のシステムかつ同一の場所で位置座標
を測定しても、測定時刻が異なるとその測定結果が微小
に異なることがある。これに対応した発明が第3の発明
である。構成は第2の発明の実施例とおなじであるが、
位置比較手段6の動作が少し異なる。位置レジスタ5に
一時保持された車両の位置座標と一定時間毎に新たにG
PS1から検出された車両の位置座標とを位置比較手段
6にて比較するとき、比較した2つの位置情報の差が、
ある一定以上のときのみ記憶するためのトリガを記憶ト
リガライン22に送り、これにより第二スイッチ手段1
4を閉じる。この前記一定以上の差は、GPS1の測定
結果のバラツキより少し大きめに設定する。この発明で
は、実質車両が運行しているときのみ記憶手段3に情報
を記憶する。
【0021】次に第4の実施例を図3に基づいて説明す
る。図3は第4の発明に対応した車両運行管理システム
のブロック図である。ここで、1,2,3,4,5,
6,14,21,22は図1および図2と同じである。
7は車両のドアの開閉状態を検出するドアセンサであ
る。まず、計時手段2から一定時間毎(例えば1秒毎)
に、GPS測定トリガライン21を経由してGPS1に
測定トリガをかける。これによりGPS1は車両の位置
を測定する。これと同時に前記測定トリガにより第一ス
イッチ手段4を閉じ、GPS1で取得した車両の位置座
標を位置レジスタ5に一時保持する。その位置レジスタ
5に一時保持された車両の位置座標と前記一定時間毎に
新たにGPS1から検出された車両の位置座標とを位置
比較手段6にて比較する。このとき、位置比較手段6
は、比較した2つの位置情報が一致していなかったとき
のみ、第二のスイッチ手段14を駆動するためのトリガ
を記憶トリガライン22に送る。また車両には、ドアの
開閉状態を検出するためのドアセンサ7がある。このド
アセンサ7が車両のドアが開いたことを検出したとき
も、GPS測定トリガライン21を経由してGPS1に
測定トリガをかける。これによりGPS1は車両の位置
を測定する。これと同時に前記測定トリガにより第一の
スイッチ手段4を閉じるが、GPS1で取得した車両の
位置座標は位置レジスタ5に保持しない。位置比較手段
6およびドアセンサ7のいずれか一方または両方からト
リガが記憶トリガライン22に送られると、第二スイッ
チ手段14が閉じられ、その位置情報と計時手段2から
取得した現在の時刻とドアの開閉情報とを記憶手段3に
記憶する。この結果記憶手段3には、車両が移動してい
るときおよび車両のドアが開いたとき、情報が順次記憶
されることになる。車両の運行終了後、運転者は位置情
報と時刻とが記憶されている記憶媒体を記憶手段3から
取り外し、その記憶媒体を車両管理基地にある図示して
いない読み取り装置にかける。車両の運行管理者は前記
読み取り装置にてその記憶媒体の情報を読み取り、当該
車両の運行実態を把握する。
【0022】次に第5の実施例について図4に基づいて
説明する。図4は第5の発明に対応した車両運行管理シ
ステムのブロック図である。ここで、1,2,3,4,
5,6,7,14,21,22は図1,図2および図3
と同じである。8は車両の記憶手段3に記憶している情
報を車両管理基地局の送るための車両通信装置、13は
車両管理基地局(センター局)の車両基地局通信装置で
ある。まず、計時手段2から一定時間毎(例えば1秒
毎)に、GPS測定トリガライン21を経由してGPS
1に測定トリガをかける。これによりGPS1は車両の
位置を測定する。これと同時に前記測定トリガにより第
一のスイッチ手段4を閉じ、GPS1で取得した車両の
位置座標を位置レジスタ5に一時保持する。その位置レ
ジスタ5に一時保持された車両の位置座標と前記一定時
間毎に新たにGPS1から検出された車両の位置座標と
を位置比較手段6にて比較する。このとき、位置比較手
段6は、比較した2つの位置情報が一致していなかった
ときのみ、第二のスイッチ手段14を駆動するためのト
リガを記憶トリガライン22に送る。また車両には、ド
アの開閉状態を検出するためのドアセンサ7がある。こ
のドアセンサ7が車両のドアが開いたことを検出したと
きも、GPS測定トリガライン21を経由してGPS1
に測定トリガをかける。これによりGPS1は車両の位
置を測定する。これと同時に前記測定トリガにより第一
のスイッチ手段4を閉じるが、GPS1で取得した車両
の位置座標は位置レジスタ5に保持しない。位置比較手
段6およびドアセンサ7のいずれか一方または両方から
トリガが記憶トリガライン22に送られると、第二スイ
ッチ手段14が閉じられ、その位置情報と計時手段2か
ら取得した現在の時刻とドアの開閉情報とを記憶手段3
に記憶する。この結果記憶手段3には、車両が移動して
いるときおよび車両のドアが開いたとき、情報が順次記
憶されることになる。一方車両を管理する車両管理基地
局では、必要に応じ車両の運行状態をリアルタイムに管
理する。その方法はまず車両基地局通信装置13から車
両に向け問い合わせ信号を発信する。その信号は、車両
に搭載した車両通信装置8で受信される。すると車両で
は、その時点までに記憶手段3に記憶された車両の位置
座標とドアの開閉情報と現在の時刻とを車両通信装置8
および基地局通信装置13を経由して車両管理基地局に
伝送する。これとともに、車両に搭載した記憶手段3の
内容はクリアする。車両基地局では、受信した車両の情
報をもとに、当該車両の運行実態をリアルタイムで把握
する(図7参照)。
【0023】次に第6の実施例について図5に基づいて
説明する。図5は第6の発明に対応した車両運行管理シ
ステムのブロック図である。ここで、1,3,4,5,
6,7,8,13,14,21は図1,図2,図3およ
び図4と同じである。9はドア開閉情報を一時保持する
ドア開閉レジスタ、10は2つのドア開閉情報を比較す
るドア開閉比較手段、24は第二スイッチ手段14を駆
動するための転送トリガラインである。まず車両を管理
する車両管理基地局が一定時間毎あるいは必要に応じ
て、車両に対し車両の運行実態を把握するための指令
(問い合わせ信号)を車両基地局通信装置13から車両
に向け発信する。車両では、前記指令を車両通信装置8
を介して受信する。この指令はサンプリングトリガライ
ン23に計測トリガとして流される。これをもとに、G
PS1では車両の位置を測定し、かつドアセンサ7では
ドア開閉情報を検出する。同時に前記計測トリガは、第
一スイッチ手段4を閉じ、GPS1から取得した車両の
位置座標は位置レジスタ5に、ドアセンサ7からの情報
はドア開閉レジスタ9に一時保持する。これは車両が運
行を開始して最初の指令を受信したときの処理である
が、2回目以降は次のようになる。次の指令を車両通信
装置8が受信すると、この指令は再びサンプリングトリ
ガライン23に計測トリガとして流される。これをもと
に、GPS1では車両の位置を測定し、かつドアセンサ
7ではドア開閉情報を検出する。同時に前記計測トリガ
は、第一スイッチ手段4を閉じ、位置レジスタ5に一時
保持された車両の位置座標と新たにGPS1から検出さ
れた車両の位置座標とを位置比較手段6にて比較する。
このとき、位置比較手段6は、比較した2つの位置情報
が一致していなかったときのみ、第二スイッチ手段14
を駆動するためのトリガを転送トリガライン24に送
る。またドア開閉レジスタ9に一時保持されたドアの開
閉情報と新たにドア開閉センサ7から検出された車両の
位置座標とをドア開閉比較手段10にて比較する。同様
に、ドア開閉比較手段10は、比較した2つの開閉情報
が一致していなかったときのみ、第二スイッチ手段14
を閉じるためのトリガを転送トリガライン24に送る。
位置比較手段6およびドア開閉比較手段10のいずれか
一方または両方からトリガが転送トリガライン24に送
られると、第二スイッチ手段14が閉じられ、前記車両
の位置情報とドアの開閉情報とを車両通信装置8から車
両管理基地局に向けて送信する。また前記指令があった
にもかかわらず、位置比較手段6とドア開閉比較手段1
0との両方で情報が一致していたために第二スイッチ手
段14を閉じるためのトリガが出力されず、第二スイッ
チ手段14が閉じなかったときには車両通信装置8から
は、変化がなかった旨を示すコードを送信する。一方車
両を管理する車両管理基地局では、車両からの情報を基
地局通信装置13で受信する。車両基地局では、受信し
た車両の情報をもとに、当該車両の運行実態をリアルタ
イムで把握する(図7参照)。この方法によれば、車両
では車両管理基地局からの指令に反応するだけで、特に
一定時間を計時する計時手段や情報を記憶するための記
憶媒体は不要となる。
【0024】次に第7の実施例について図6に基づいて
説明する。図6は第7の発明に対応した車両運行管理シ
ステムのブロック図である。ここで、1,8,13は図
4と同じである。11は車両のエンジンルームの異常温
度を検出する温度センサ(熱センサ)、12は車両の前
後のバンパおよび車両の両サイドに異常な圧力がかかっ
たかどうかを検出する歪センサ(圧力センサ)、25は
異常状態を送信を促すための異常トリガラインである
(図8参照)。車両に事故または故障が発生するとエン
ジンルーム内の温度センサ11は異常温度を検出する
か、あるいは車両の車体に取り付けられた複数の歪セン
サ12は何んらかの異常歪を検出する。これらの異常情
報を検出すると、温度センサ11あるいは歪センサ12
は、異常トリガライン25に異常があった旨のトリガを
流す。このトリガによりGPS1は、車両の位置を測定
する。車両に搭載した車両通信装置8は、GPS1から
得られた車両の位置情報と、温度センサ11により得ら
れた異常温度情報と、歪センサ12より得られた歪情報
とを即座に基地局に送信する。車両を管理する車両管理
基地局では、車両からの異常情報を常に受信するための
基地局通信装置13を備えており、車両からの異常情報
を受信すると、その時点で車両の異常の状態および車両
の位置情報が即座にわかるために、その後の対策を早急
にとれる(図7参照)。
【0025】
【発明の効果】第1の発明の車両運行管理システムによ
れば次のような効果がある。従来では、タクシおよび宅
配便トラックなどの商用車の運行管理を行なう場合に
は、運転者がその日の車両の運行終了後、経路、走行距
離、走行時間などを手書きで作成した運転日報などによ
り、運行管理者に報告していた。この発明によれば、運
転者は作業日報などの作成が不要となり、管理者は、車
両の運行実態を正確に把握できる。これにより効率的な
車両の運行計画が立てられる。
【0026】第2の発明の車両運行管理システムによれ
ば、車両が移動しているときのみ記憶媒体に情報が順次
記憶されるために、発進、停車を繰り返す車両において
は、前記記憶媒体の容量の大幅な節約が可能となる。
【0027】第3の発明の車両運行管理システムによれ
ば次のような効果がある。一般に、人工衛星を利用した
GPSからのデータは、計測の誤差およびバラツキを含
んでおり、同一のシステムかつ同一の場所で位置座標を
測定しても、測定時刻が異なるとその測定結果が異なる
ことがある。これに対応した発明が本請求項である。こ
の発明では、実質車両が運行しているときのみ記憶媒体
に情報を記憶するため、記憶媒体の容量の大幅な節約が
可能となる。
【0028】第4の発明の車両運行管理システムによれ
ば、車両の位置および時刻のみならず、車両のドアの開
閉を行なったときも記憶媒体に情報が記憶できる。これ
により車両の運行の質がある程度判断できる。つまりタ
クシであれば賃走か空走かの実態把握、宅配便トラック
などであれば貨物の集配効率などが把握できる。
【0029】第5の発明の車両運行管理システムによれ
ば、車両に搭載した通信装置を用いリアルタイムで車両
の運行実態を把握できる。これにより、道路の渋滞状況
などもリアルタイムで把握でき、現状に合わせた車両の
効率的な運用ができる。
【0030】第6の発明の車両運行管理システムによれ
ば、車両基地局からの指令があってから車両の位置情報
やドア開閉情報を検出し、車両基地局に向かって送信す
るために、情報を記憶するための記憶媒体は不要とな
る。
【0031】第7の発明の車両運行管理システムによれ
ば次のような効果がある。車両に事故または故障が発生
するとエンジンルーム内の温度センサは異常温度を検出
するか、あるいは車両の車体に取り付けられた複数の歪
センサは何んらかの異常歪を検出する。これらの異常情
報を車両管理基地局では、リアルタイムで監視すること
ができ、その時点で車両の異常の状態および車両の位置
情報が即座にわかるために、その後の対策を早急にとれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例のブロック図である。
【図2】第2および3の発明の実施例のブロック図であ
る。
【図3】第4の発明の実施例のブロック図である。
【図4】第5の発明の実施例のブロック図である。
【図5】第6の発明の実施例のブロック図である。
【図6】第7の発明の実施例のブロック図である。
【図7】本発明の車両運行管理システムの構成を説明す
るためのシステム図である。
【図8】本発明に係る車両の異常状態を検出するシステ
ム図である。
【図9】一般的な全地球的位置決定システム(GPS)
の説明図である。
【符号の説明】
1 全地球的位置決定システム(GPS) 2 計時手段 3 記憶媒体 4 第一スイッチ手段 5 位置レジスタ 6 位置比較手段 7 ドアセンサ 8 車両通信装置 9 ドア開閉レジスタ 10 ドア開閉比較手段 11 温度センサ(熱センサ) 12 歪センサ(圧力センサ) 13 基地局通信装置 14 第二スイッチ手段 21 GPS測定トリガライン 22 記憶トリガライン 23 サンプリングトリガライン 24 転送トリガライン 25 異常トリガライン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両にあっては、人工衛星を利用した全
    地球的位置決定システム(GPS)と、 所定時間を計時するための計時手段と、 前記計時手段からの情報に基づき一定時間毎に前記全地
    球的位置決定システム(GPS)の位置座標と現在の時
    刻を出力させるために閉じる第一のスイッチ手段と、 前記出力した位置座標と時刻とを記憶する記憶媒体とを
    具備し、 車両を管理するための車両管理基地にあっては、前記記
    憶媒体の記憶している情報を読みとるための読み取り装
    置と、を備えていることを特徴とする車両運行管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両運行管理システムに
    おいて、 車両にあっては、前記記憶媒体に記憶する前の車両の位
    置座標を一時保持する位置レジスタと、 前記位置レジスタに保持された車両の位置座標と全地球
    的位置決定システム(GPS)から検出された新たな車
    両の位置座標とを比較する位置比較手段と、 前記位置比較手段にて比較した2つの位置情報で両者が
    一致していなかったときのみ前記の新たな位置座標と現
    在の時刻を出力させるために閉じる第二のスイッチ手段
    と、を備えていることを特徴とする車両運行管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車両運行管理システムに
    おいて、 前記第二のスイッチ手段は、前記位置比較手段にて比較
    した2つの位置情報で両者に一定以上の差があるときの
    み閉じることを特徴とする車両運行管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の車両運行管理システムに
    おいて、 車両にあっては、車両のドアの開閉を検出するドアセン
    サを具備し、 第一のスイッチ手段は、前記ドアセンサが車両のドアが
    開いたことを検出したドア信号出力および、計時手段か
    らの情報に基づき一定時間毎に閉じるように設定し、 第二のスイッチ手段は、前記位置比較手段にて比較した
    2つの位置情報で両者が一致していなかったときおよび
    前記ドア信号出力があったとき、前記車両の位置座標と
    ドア信号出力と現在の時刻とを出力させるために閉じる
    ように設定し、 記憶媒体にあっては、車両の位置座標とドア信号出力
    (ドア開閉情報)と現在の時刻とを記憶するように設定
    したことを特徴とする車両運行管理システム。
  5. 【請求項5】 車両にあっては、前記記憶媒体に記憶し
    ている情報を車両管理基地局に送るための車両通信装置
    を具備し、 車両を管理する車両管理基地局にあっては、車両からの
    情報を受け取るための車両基地局通信装置と、を備えて
    いることを特徴とする請求項4記載の車両運行管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 車両にあっては、全地球的位置決定シス
    テム(GPS)と、 車両のドアの開閉を検出するドアセンサと、 車両管理基地局からの指令に基づき、前記全地球的位置
    決定システム(GPS)の位置座標とドアセンサの情報
    を出力させるために閉じる第一のスイッチ手段と、 前記GPSからの車両の位置座標を一時保持する位置レ
    ジスタと、 前記位置レジスタに保持された車両の位置座標と前記G
    PSから検出された新たな車両の位置座標とを比較する
    位置比較手段と、 ドアの開閉情報を一時保持するドア開閉レジスタと、 そのドア開閉レジスタに保持された車両のドア開閉情報
    とドアセンサから検出された新たな車両のドア開閉情報
    とを比較するドア開閉比較手段と、 前記車両位置比較手段にて比較した2つの位置情報で両
    者が一致しなかったときまたは前記ドア開閉比較手段に
    て比較した2つのドア開閉情報で両者が一致しなかった
    とき、前記の新たな位置座標とドアの開閉情報と現在の
    時刻を出力させるために閉じる第二のスイッチ手段と、 前記全地球的位置決定システム(GPS)の位置座標と
    ドアセンサの情報を出力させるために第一のスイッチ手
    段を閉じるための指令を基地局から受信し、かつ前記第
    二のスイッチ手段が閉じたとき車両の位置座標とドアの
    開閉情報と現在の時刻とを車両基地局に送信するための
    車両通信装置を具備し、 車両を管理する車両管理基地局にあっては、車両の運行
    状態を検出するための前記指令を送信し、車両の位置座
    標と現在の時刻とドアの開閉情報とを受信するための基
    地局通信装置と、を備えていることを特徴とする車両運
    行管理システム。
  7. 【請求項7】 車両にあっては、人工衛星を利用した全
    地球的位置決定システム(GPS)と、 車両のエンジンルーム内の温度が異常に高くなったかど
    うかを検出する温度センサと、 車両の前後のバンパおよび車両の両サイドに異常な圧力
    がかかったかどうかを検出する歪センサと、 前記2つのセンサのうちいずれかまたは両方のセンサが
    異常を検出した場合、その異常情報を基地局に送るため
    の車両通信装置とを具備し、 車両を管理する車両管理基地局にあっては、車両からの
    異常情報を受け取るための基地局通信装置と、を備えて
    いることを特徴とする車両運行管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1082655A (ja) * 1994-10-13 1998-03-31 Roehm Properties Bv 携帯型位置検出装置、日報作成装置及び交通費精算書作成装置
WO2005022430A1 (ja) * 2003-08-28 2005-03-10 Omron Corporation 情報処理装置および方法、情報処理システム、情報処理プログラム、記録媒体、並びに車両

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