JP6303634B2 - 交通費申請システム、交通費申請サーバ、交通費申請方法、プログラム - Google Patents

交通費申請システム、交通費申請サーバ、交通費申請方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、交通費申請システム、交通費申請サーバ、交通費申請方法、プログラムに関する。
一般に、企業では、社員が社用(外出、出張等)で移動し、交通費が発生した場合には、社員が交通費を企業側に申請する。
交通費の申請方法の一例として、社員自身が、利用した交通機関、利用区間、運賃等の情報をシステムへ入力し、申請を行うという方法がある。
しかし、上述した方法は、社員が運賃を計算する必要がある等、社員の負担が大きいため、最近は、交通費の申請に際しての社員の負担を低減する技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の技術は、社員の携帯端末の位置情報および時刻情報の履歴から、社員の移動経路および移動速度を検出し、その検出結果から、社員が利用した交通機関およびその利用区間を特定し、交通費を算出するものである。
また、特許文献2〜4に記載の技術は、交通機関に設置された装置(改札機、券売機等)と連携し、実際の交通機関の利用履歴から、交通費を算出するものである。
特開2004−280155号公報 特開2009−037289号公報 特開2011−086137号公報 特開2011−118886号公報
ところで、複数の事業所を持つ企業では、社員が事業所間を移動することが多く、そのため、事業所間の移動に要する交通費の申請が多いと考えられる。
ただし、各事業所の位置は予めわかっているため、社員が事業所間を移動する時に利用する交通機関、利用区間、交通費は、企業側である程度把握できるものと考えられる。
しかし、特許文献1に記載の技術は、事業所間の移動の場合も、携帯端末の位置情報および時刻情報の履歴を追跡し、交通機関およびその利用区間を特定する必要があるため、交通費の申請を効率的に行うことができないという問題がある。
また、特許文献2〜4に記載の技術は、システムを構築するためには、交通機関に設置された装置と連携する必要があるという問題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、事業所間等、予め決められた場所間の移動に要する交通費の申請を、交通機関に設置された装置と連携することなく、効率的に行うことができる技術を提供することにある。
本発明の第1の交通費申請システムは、
予め決められた複数の場所間を移動する利用者が携帯する端末と、
前記複数の場所間の移動に要する交通費を申請する交通費申請サーバと、
交通費の申請先である経理サーバと、を有し、
前記端末は、
前記複数の場所の位置が予め登録された場所データベースを具備し、
前記端末の現在の位置を表す位置情報を取得し、
前記端末の現在の位置を基に、前記場所データベースを参照し、前記端末が前記複数の場所のいずれかへ入場したことと、前記複数の場所のいずれかから退場したことと、を判断し、
前記端末の前記複数の場所のいずれかへの入場時に、入場を識別する情報および場所を識別する情報を含む入場情報と、前記端末を識別する端末識別情報と、を前記交通費申請サーバに送信し、
前記端末の前記複数の場所のいずれかからの退場時に、退場を識別する情報および場所を識別する情報を含む退場情報と、前記端末識別情報と、を前記交通費申請サーバに送信し、
前記交通費申請サーバは、
前記複数の場所間の交通費が予め登録された交通費データベースと、
前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記入場情報および前記退場情報を記憶する記憶部と、を具備し、
前記退場情報を記憶した後、前記退場情報と同一の前記端末識別情報に対応付けて前記入場情報を記憶した場合、前記入場情報および前記退場情報を基に、前記交通費データベースを参照し、前記入場情報および前記退場情報でそれぞれ識別される場所間の交通費を決定し、
前記決定した交通費を申請する交通費申請通知を前記経理サーバに送信する。
本発明の第2の交通費申請システムは、
予め決められた複数の場所間を移動する利用者が携帯する端末と、
位置情報サーバと、
前記複数の場所間の移動に要する交通費を申請する交通費申請サーバと、
交通費の申請先である経理サーバと、を有し、
前記端末は、
前記端末の現在の位置を表す位置情報を取得し、取得した位置情報と、前記端末を識別する端末識別情報と、を前記位置情報サーバに送信し、
前記位置情報サーバは、
前記複数の場所の位置が予め登録された場所データベースを具備し、
前記端末の現在の位置を基に、前記場所データベースを参照し、前記端末が前記複数の場所のいずれかへ入場したことと、前記複数の場所のいずれかから退場したことと、を判断し、
前記端末の前記複数の場所のいずれかへの入場時に、入場を識別する情報および場所を識別する情報を含む入場情報と、前記端末識別情報と、を前記交通費申請サーバに送信し、
前記端末の前記複数の場所のいずれかからの退場時に、退場を識別する情報および場所を識別する情報を含む退場情報と、前記端末識別情報と、を前記交通費申請サーバに送信し、
前記交通費申請サーバは、
前記複数の場所間の交通費が予め登録された交通費データベースと、
前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記入場情報および前記退場情報を記憶する記憶部と、を具備し、
前記退場情報を記憶した後、前記退場情報と同一の前記端末識別情報に対応付けて前記入場情報を記憶した場合、前記入場情報および前記退場情報を基に、前記交通費データベースを参照し、前記入場情報および前記退場情報でそれぞれ識別される場所間の交通費を決定し、
前記決定した交通費を申請する交通費申請通知を前記経理サーバに送信する。
本発明の交通費申請サーバは、
予め決められた複数の場所間の交通費が予め登録された交通費データベースと、
端末の前記複数の場所のいずれかへの入場時に、入場を識別する情報および場所を識別する情報を含む入場情報と、前記端末を識別する端末識別情報と、を受信し、前記端末の前記複数の場所のいずれかからの退場時に、退場を識別する情報および場所を識別する情報を含む退場情報と、前記端末識別情報と、を受信する通信部と、
前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記入場情報および前記退場情報を記憶する記憶部と、
前記退場情報を記憶した後、前記退場情報と同一の前記端末識別情報に対応付けて前記入場情報を記憶した場合、前記入場情報および前記退場情報を基に、前記交通費データベースを参照し、前記入場情報および前記退場情報でそれぞれ識別される場所間の交通費を決定し、決定した交通費を申請する交通費申請通知を経理サーバに送信する制御部と、を有する。
本発明の交通費申請方法は、
交通費申請サーバによる交通費申請方法であって、
予め決められた複数の場所間の交通費を交通費データベースに予め登録し、
端末の前記複数の場所のいずれかへの入場時に、入場を識別する情報および場所を識別する情報を含む入場情報と、前記端末を識別する端末識別情報と、を受信し、
前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記退場情報を記憶部に記憶し、
前記端末の前記複数の場所のいずれかからの退場時に、退場を識別する情報および場所を識別する情報を含む退場情報と、前記端末識別情報と、を受信し、
前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記退場情報を前記記憶部に記憶し、
前記退場情報を記憶した後、前記退場情報と同一の前記端末識別情報に対応付けて前記入場情報を記憶した場合、前記入場情報および前記退場情報を基に、前記交通費データベースを参照し、前記入場情報および前記退場情報でそれぞれ識別される場所間の交通費を決定し、
前記決定した交通費を申請する交通費申請通知を経理サーバに送信する。
本発明のプログラムは、
コンピュータに、
予め決められた複数の場所間の交通費を交通費データベースに予め登録する手順と、
端末の前記複数の場所のいずれかへの入場時に、入場を識別する情報および場所を識別する情報を含む入場情報と、前記端末を識別する端末識別情報と、を受信する手順と、
前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記退場情報を記憶部に記憶する手順と、
前記端末の前記複数の場所のいずれかからの退場時に、退場を識別する情報および場所を識別する情報を含む退場情報と、前記端末識別情報と、を受信する手順と、
前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記退場情報を前記記憶部に記憶する手順と、
前記退場情報を記憶した後、前記退場情報と同一の前記端末識別情報に対応付けて前記入場情報を記憶した場合、前記入場情報および前記退場情報を基に、前記交通費データベースを参照し、前記入場情報および前記退場情報でそれぞれ識別される場所間の交通費を決定する手順と、
前記決定した交通費を申請する交通費申請通知を経理サーバに送信する手順と、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、予め決められた場所間の移動に要する交通費の申請を、交通機関に設置された装置と連携することなく、効率的に行うことができるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態の交通費申請システムの構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の端末の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1および第2の実施形態の事業所DBの一例を示す図である。 本発明の第1および第2の実施形態の交通費申請サーバの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1および第2の実施形態の端末DBの一例を示す図である。 本発明の第1および第2の実施形態の交通費DBの一例を示す図である。 本発明の第1および第2の実施形態の一時記憶部において、退場情報が記憶された状態の一例を示す図である。 本発明の第1および第2の実施形態の一時記憶部において、退場情報および入場情報が記憶された状態の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の交通費申請システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態の交通費申請システムの構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の端末の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の位置情報サーバの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の交通費申請システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
なお、以下で説明する全ての図面において、同一の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
(1)第1の実施形態
図1に、本実施形態の交通費申請システムの構成の一例を示す。
本実施形態の交通費申請システムは、複数の事業所を持つ企業において、事業所間の移動に要する交通費の申請に利用されるものである。
図1に示すように、本実施形態の交通費申請システムは、端末10と、交通費申請サーバ20と、経理サーバ30と、を有している。なお、図1は、説明の便宜のために、端末10を1つだけ図示しているが、実際には、端末10は複数設けられているものとする。
交通費申請サーバ20は、インターネット等であるネットワーク40上に配置されている。
端末10は、不図示の移動通信網等を経由してネットワーク40に接続することで、ネットワーク40上の交通費申請サーバ20と通信可能になる。
交通費申請サーバ20と経理サーバ30とは、不図示の社内LAN(Local Area Network)等を経由して接続されている。
端末10は、事業所間を移動する社員が携帯する端末である。
交通費申請サーバ20は、社員の事業所間の移動に要する交通費を申請するサーバである。
経理サーバ30は、交通費の申請先となるサーバである。
図2に、本実施形態の端末10の構成の一例を示す。
図2に示すように、本実施形態の端末10は、通信部11と、事業所DB(Database)12と、位置情報取得部13と、制御部14と、を有している。
通信部11は、外部装置との通信時のインターフェースとなる部分である。
事業所DB12は、図3に示すように、複数の事業所のそれぞれの位置を示す位置情報が予め登録されたデータベースである。事業所DB12は、場所データベースの一例である。なお、図3では、事業所の位置情報は、緯度/経度の情報であるが、本発明はこれに限定されない。
位置情報取得部13は、端末10の現在の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得機能(例えば、GPS(Global Positioning System)機能等)を備えている。
制御部14は、位置情報取得部13が取得した端末10の現在の位置情報を基に、事業所DB12を参照し、端末10の現在の位置がいずれかの事業所の位置から所定範囲内に位置している場合には、その事業所内に位置していると判断する。
これを利用して制御部14は、端末10が、ある事業所の位置から所定範囲に入った場合には、その事業所に入場したと判断し、その所定範囲から出た場合には、その事業所を退場したと判断する。
制御部14は、端末10がいずれかの事業所から退場したと判断した場合、交通費申請サーバ20に対し、退場情報と、端末10を識別する端末識別情報と、を送信する。退場情報には、退場を識別する情報、退場した事業所を識別する事業所識別情報、時刻情報が含まれる。
また、制御部14は、端末10がいずれかの事業所に入場したと判断した場合、交通費申請サーバ20に対し、入場情報と、端末10を識別する端末識別情報と、を送信する。入場情報には、入場を識別する情報、入場した事業所を識別する事業所識別情報、時刻情報が含まれる。
図4に、本実施形態の交通費申請サーバ20の構成の一例を示す。
図4に示すように、本実施形態の交通費申請サーバ20は、通信部21と、端末DB22と、交通費DB23と、一時記憶部24と、制御部25と、を有している。
通信部21は、外部装置との通信時のインターフェースとなる部分である。
端末DB22は、図5に示すように、端末10の端末識別情報ごとに、その端末識別情報に対応付けて、端末10や端末10を携帯する社員に関連する情報等が予め登録されたデータベースである。なお、図5では、端末識別情報は、IMEI(International Mobile Equipment Identity)、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)等を想定している。また、図5では、端末DB22は、端末10を携帯する社員の社員名、端末10の電話番号およびメールアドレスの情報が登録されている。
交通費DB23は、図6に示すように、事業所間の交通費の情報が予め登録されたデータベースである。
一時記憶部24は、端末10の端末識別情報ごとに、その端末識別情報に対応付けて、その端末識別情報と共に受信した入場情報および退場情報を一時的に記憶する。
制御部25は、端末10から退場情報と端末識別情報とを受信した場合、例えば、図7に示すように、端末10の退場情報を、端末10の端末識別情報と対応付けて、一時記憶部24に一時的に記憶する。
また、制御部25は、端末10から入場情報と端末識別情報とを受信した場合、例えば、図8に示すように、端末10の入場情報を、端末10の端末識別情報と対応付けて、一時記憶部24に一時的に記憶する。
制御部25は、退場情報を記憶した後に、その退場情報と同一の端末識別情報に対応付けて入場情報を記憶した場合(図8の状態)、退場情報および入場情報を基に、交通費DB23を参照し、退場情報および入場情報でそれぞれ識別される2つの事業所間の交通費を決定する。
制御部25は、交通費を決定すると、端末10に対し、交通費の確認を依頼する交通費確認依頼通知を送信する。交通費確認依頼通知には、交通費の情報、交通費の決定に用いた退場情報および入場情報が含まれる。
制御部25は、端末10から、交通費を承認する交通費承認通知を受信すると、経理サーバ30に対し、その交通費を申請する交通費申請通知を送信する。
経理サーバ30は、交通費申請サーバ20から交通費申請通知を受信すると、その交通費の精算を行う。なお、経理サーバ30における交通費の精算処理は、本発明の本質的な部分ではなく、各種の公知の技術を利用することができる。そのため、経理サーバ30の構成および動作に関する詳細な説明は省略する。
以下、本実施形態の交通費申請システムの動作について説明する。
図9に、本実施形態の交通費申請システムの動作の一例を示す。
図9に示すように、端末10は、社員によって位置情報取得部13の位置情報取得機能が予めONにされる(ステップS101)。
以降、端末10の制御部14は、位置情報取得部13が取得した端末10の現在の位置情報を基に、事業所DB12を参照し、端末10がいずれかの事業所を退場したことと、いずれかの事業所に入場したことと、を判断する。
端末10の制御部14は、端末10がいずれかの事業所を退場したと判断した場合(ステップS102)、交通費申請サーバ20に対し、退場情報と、端末10を識別する端末識別情報と、を送信する(ステップS103)。退場情報には、退場を識別する情報、退場した事業所を識別する事業所識別情報、時刻情報が含まれる。
交通費申請サーバ20の制御部25は、端末10から退場情報と端末識別情報とを受信すると、端末10の端末識別情報に対応付けて、端末10の退場情報を、一時記憶部24に一時的に記憶する(ステップS104)。
また、端末10の制御部14は、端末10がいずれかの事業所に入場したと判断した場合(ステップS105)、交通費申請サーバ20に対し、入場情報と、端末10を識別する端末識別情報と、を送信する(ステップS106)。入場情報には、入場を識別する情報、入場した事業所を識別する事業所識別情報、時刻情報が含まれる。
交通費申請サーバ20の制御部25は、端末10から入場情報と端末識別情報とを受信すると、端末10の端末識別情報に対応付けて、端末10の入場情報を、一時記憶部24に一時的に記憶する(ステップS107)。
その結果、交通費申請サーバ20の一時記憶部24において、既に記憶していた退場情報と同一の端末識別情報に対応付けられる入場情報が記憶されたとする。
その場合、交通費申請サーバ20の制御部25は、同一の端末識別情報に対応付けられる入場情報および退場情報を基に、交通費DB23を参照し、これら入場情報および退場情報でそれぞれ識別される2つの事業所間の交通費を決定する(ステップS108)。
次に、交通費申請サーバ20の制御部25は、端末10の端末識別情報を基に、端末DB22を参照し、端末10のメールアドレスを抽出する。そして、制御部25は、端末10のメールアドレス宛に、交通費の確認を依頼する交通費確認依頼通知を送信する(ステップS109)。交通費確認依頼通知には、交通費の情報、交通費の決定に用いた退場情報および入場情報が含まれる。
端末10の制御部14は、交通費申請サーバ20から交通費確認依頼通知を受信すると、その交通費確認依頼通知に含まれる交通費の情報、退場情報、入場情報を不図示の表示部に表示する等して、端末10を携帯する社員に交通費の承認を求める。社員が不図示の操作部を介して交通費を承認する操作を行うと、端末10の制御部14は、交通費申請サーバ20に対し、交通費を承認する交通費承認通知を送信する(ステップS110)。
交通費申請サーバ20の制御部25は、端末10から交通費承認通知を受信すると、経理サーバ30に対し、交通費を申請する交通費申請通知を送信する(ステップS111)。これを受けて、経理サーバ30は、交通費の精算を行う。
なお、交通費の決定に用いた退場情報および入場情報は、一時記憶部24から削除するものとする。なお、削除のタイミングは、ステップS110で交通費承認通知を受信した後であれば、任意のタイミングで良く、例えば、ステップS111で交通費申請通知を送信した後のタイミング等が考えられる。
また、一時記憶部24においては、退場情報を記憶する前に、入場情報を記憶することも当然に想定される。しかし、その入場情報は、事業所間を移動した後の入場に関する情報ではないため、交通費の決定には用いられることはない。そのため、その入場情報は、任意のタイミングで一時記憶部24から削除するものとする。
上述したように本実施形態においては、交通費申請サーバ20は、事業所間の交通費を交通費DB23に予め登録しておき、事業所の退場情報を記憶した後、その退場情報と同一の端末識別情報に対応付けて事業所の入場情報を記憶した場合、交通費DB23を参照して、入場情報および退場情報でそれぞれ識別される2つの事業所間の交通費を決定し、決定した交通費を経理サーバ30に申請する。
そのため、事業所間の移動に要する交通費の申請を、交通機関に設置された装置と連携することなく、効率的に行うことができるという効果が得られる。
また、交通費申請サーバ20は、交通費を決定すると、端末10に交通費の確認を依頼し、交通費が承認された後に、交通費を経理サーバ30に申請する。
そのため、交通費の不適正な申請や申請漏れが生じることを回避することができるという効果が得られる。
(2)第2の実施形態
第1の実施形態においては、端末10自身が、自身の位置情報を基に、事業所への入場および事業所からの退場を判断していた。
これに対して本実施形態においては、端末10は、自身の位置情報をネットワーク40上に送信することのみを行い、ネットワーク40側で、端末10の事業所への入場および事業所からの退場を判断する。
図10に、本実施形態の交通費申請システムの構成の一例を示す。
図10に示すように、本実施形態の交通費申請システムは、図1に示した第1の実施形態と比較して、位置情報サーバ50を追加した点が異なる。
位置情報サーバ50は、ネットワーク40上に配置されており、端末10の位置情報を基に、端末10がいずれかの事業所に入場したことと、いずれかの事業所を退場したことと、を判断する。
図11に、本実施形態の端末10の構成の一例を示す。
図11に示すように、本実施形態の端末10は、図2に示した第1の実施形態と比較して、事業所DB12を削除した点が異なる。
制御部14は、第1の実施形態とは異なり、端末10の事業所への入場および事業所からの退場を判断する必要がない。そのため、制御部14は、位置情報取得部13が取得した端末10の位置情報と、端末10を識別する端末識別情報と、を位置情報サーバ50に送信する。
図12に、本実施形態の位置情報サーバ50の構成の一例を示す。
図12に示すように、本実施形態の位置情報サーバ50は、通信部51と、事業所DB52と、制御部53と、を有している。
通信部51は、外部装置との通信時のインターフェースとなる部分である。
事業所DB52は、図2に示した事業所DB12と同様のデータベースであり、図3に示したように、複数の事業所のそれぞれの位置を示す位置情報が予め登録されている。
制御部53は、端末10から受信した現在の位置情報を基に、事業所DB52を参照することで、端末10がいずれかの事業所に入場したことと、いずれかの事業所を退場したことと、を判断する。このときの判断手法は、図2に示した制御部14と同様の手法が利用できる。
制御部53は、端末10がいずれかの事業所から退場したと判断した場合、交通費申請サーバ20に対し、退場情報と、端末10を識別する端末識別情報と、を送信する。退場情報には、退場を識別する情報、退場した事業所を識別する事業所識別情報、時刻情報が含まれる。
また、制御部53は、端末10がいずれかの事業所に入場したと判断した場合、交通費申請サーバ20に対し、入場情報と、端末10を識別する端末識別情報と、を送信する。入場情報には、入場を識別する情報、入場した事業所を識別する事業所識別情報、時刻情報が含まれる。
本実施形態は、上記以外の構成は第1の実施形態と同様である。
以下、本実施形態の交通費申請システムの動作について説明する。
図13に、本実施形態の交通費申請システムの動作の一例を示す。
図13に示すように、端末10の制御部14は、ステップS101において、位置情報取得部13の位置情報取得機能がONされた後、位置情報取得部13が取得した端末10の現在の位置情報と、端末10を識別する端末識別情報と、の位置情報サーバ50への送信を継続的に行う(ステップS201)。なお、位置情報サーバ50への送信は、定期的に行っても良いし、一定以上の距離を移動する度に行っても良い。
以降、位置情報サーバ50の制御部53は、端末10から受信した現在の位置情報を基に、事業所DB52を参照し、端末10がいずれかの事業所を退場したことと、いずれかの事業所に入場したことと、を判断する。
位置情報サーバ50の制御部53は、端末10がいずれかの事業所を退場したと判断した場合(ステップS202)、交通費申請サーバ20に対し、退場情報と、端末10を識別する端末識別情報と、を送信する(ステップS203)。退場情報には、退場を識別する情報、退場した事業所を識別する事業所識別情報、時刻情報が含まれる。
また、位置情報サーバ50の制御部53は、端末10がいずれかの事業所に入場したと判断した場合(ステップS204)、交通費申請サーバ20に対し、入場情報と、端末10を識別する端末識別情報と、を送信する(ステップS205)。入場情報には、入場を識別する情報、入場した事業所を識別する事業所識別情報、時刻情報が含まれる。
本実施形態は、上記以外の動作は第1の実施形態と同様である。
本実施形態の効果は第1の実施形態と同様である。
(3)本発明の変形例
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
例えば、上記実施形態においては、交通費の決定に用いた退場情報および入場情報は、一時記憶部24から削除すると説明した。また、退場情報を記憶する前に記憶した入場情報も、一時記憶部24から削除すると説明した。
しかし、退場情報に関して、社員は、事業所を退場した後、他の事業所へ入場しない場合もある(例えば、そのまま帰宅する場合)。この場合、一時記憶部24は、不要な退場情報を記憶し続けることになるため、一時記憶部24の容量が圧迫されることになる。
一時記憶部24の容量が不要な退場情報によって圧迫されることを回避する方法としては、以下の第1〜第3の方法が考えられる。
・第1の方法
交通費申請サーバ20の制御部25は、一時記憶部24に記憶された退場情報が、交通費の決定に用いられることなく、所定時間が経過した場合、その退場情報を一時記憶部24から削除する。所定時間は、例えば、退場情報で識別される事業所から最も移動時間が長い事業所までの移動時間に、一定時間を付け加えた時間とすることが考えられる。
・第2の方法
交通費申請サーバ20の端末DB22は、端末10を携帯する社員の自宅の位置情報を登録する。端末10の制御部14は、自身の位置情報と端末識別情報とを交通費申請サーバ20に送信する。交通費申請サーバ20の制御部25は、端末10の現在の位置情報を基に、端末DB22を参照し、端末10の現在の位置が自宅の位置から所定範囲内に位置しているか判断する。位置する場合には、制御部25は、社員が帰宅したため、他の事業所へは移動しないと判断し、端末10の端末識別情報と対応付けて記憶した退場情報を一時記憶部24から削除する。なお、端末DB22に登録する位置は、自宅に限定されず、端末10を携帯する社員に関連する特定の移動先(例えば、親戚、友人の家等)であれば良い。この構成でも、特定の移動先の位置に移動した場合は、他の事業所へは移動しないと判断することができる。
・第3の方法
社員は、端末10の位置情報取得部13の位置情報取得機能を、事業所間の移動の時のみONする。この方法では、社員が帰宅する場合は、第1の実施形態では端末10から退場情報が送信されず、また、第2の実施形態では端末10から位置情報が送信されない。そのため、退場情報が一時記憶部24に記憶されることがない。
また、上記実施形態においては、事業所間の移動経路は1つであることを想定し、交通費申請サーバ20の交通費DB23には、事業所間の交通費を1つだけ登録していた。しかし、例えば、事業所の最寄り駅が2駅以上ある場合、どの駅を利用するかで、事業所間の移動経路は異なり、また、移動経路に応じて交通費も異なる。そこで、複数の移動経路が存在する事業所間の場合、以下のようにしても良い。交通費DB23には、複数の移動経路の交通費を予め登録し、制御部25は、複数の移動経路の交通費を決定する。制御部25は、複数の移動経路の交通費の情報を交通費確認依頼通知に含め、交通費の選択および確認を端末10に依頼する。そして、制御部25は、端末10から、交通費を選択し、選択した交通費を承認する交通費承認通知を受信すると、端末10が選択した交通費を経理サーバ30に申請する。
また、上記実施形態においては、交通費申請サーバ20の制御部25は、交通費を決定する度に、端末10に対し、交通費確認依頼通知を送信することを想定したが、本発明はこれに限定されない。制御部25は、複数回分の交通費の確認依頼を、1回の交通費確認依頼通知でまとめて行っても良い。この場合、交通費確認依頼通知を送信するタイミングは、月末等の予め決められたタイミング等が考えられる。
また、上記実施形態においては、端末10の端末識別情報は、IMEI、IMSI等であることを想定したが、本発明はこれに限定されない。端末10の端末識別情報は、電話番号やメールアドレス等、端末10を識別する情報であれば良い。
また、上記実施形態においては、複数の事業所を持つ企業において、社員が事業所間を移動する場合に本発明を利用した例について説明した。しかし、本発明は、これに限定されず、利用者が予め決められた場所間を移動する場合に利用できる。この場合、事業所DBの代わりに、予め決められた複数の場所の位置を示す位置情報を登録する場所DBを設け、交通費DBには、場所間の交通費の情報を登録する。
例えば、事業所を1つだけ持つ企業において、社員が良く訪問する客先があるとする。この場合、客先の位置情報を場所DBに予め登録し、客先までの移動に要する交通費を交通費DBに予め登録しておけば、本発明を利用して、その客先への交通費を申請することができる。
また、上記第2の実施形態では、交通費申請サーバ20と位置情報サーバ50とを別々に設けていたが、位置情報サーバ50の機能を交通費申請サーバ20が備えることとして、交通費申請サーバ20に一体化しても良い。
また、本発明の交通費申請サーバ20にて行われる方法は、コンピュータに実行させるためのプログラムに適用しても良い。また、そのプログラムを記憶媒体に格納することも可能であり、ネットワークを介して外部に提供することも可能である。
10 端末
11 通信部
12 事業所DB
13 位置情報取得部
14 制御部
20 交通費申請サーバ
21 通信部
22 端末DB
23 交通費DB
24 一時記憶部
25 制御部
30 経理サーバ
40 ネットワーク
50 位置情報サーバ
51 通信部
52 事業所DB
53 制御部

Claims (14)

  1. 予め決められた複数の場所間を移動する利用者が携帯する端末と、
    前記複数の場所間の移動に要する交通費を申請する交通費申請サーバと、
    交通費の申請先である経理サーバと、を有し、
    前記端末は、
    前記複数の場所の位置が予め登録された場所データベースを具備し、
    前記端末の現在の位置を表す位置情報を取得し、
    前記端末の現在の位置を基に、前記場所データベースを参照し、前記端末が前記複数の場所のいずれかへ入場したことと、前記複数の場所のいずれかから退場したことと、を判断し、
    前記端末の前記複数の場所のいずれかへの入場時に、入場を識別する情報および場所を識別する情報を含む入場情報と、前記端末を識別する端末識別情報と、を前記交通費申請サーバに送信し、
    前記端末の前記複数の場所のいずれかからの退場時に、退場を識別する情報および場所を識別する情報を含む退場情報と、前記端末識別情報と、を前記交通費申請サーバに送信し、
    前記交通費申請サーバは、
    前記複数の場所間の交通費が予め登録された交通費データベースと、
    前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記入場情報および前記退場情報を記憶する記憶部と、を具備し、
    前記退場情報を記憶した後、前記退場情報と同一の前記端末識別情報に対応付けて前記入場情報を記憶した場合、前記入場情報および前記退場情報を基に、前記交通費データベースを参照し、前記入場情報および前記退場情報でそれぞれ識別される場所間の交通費を決定し、
    前記決定した交通費を申請する交通費申請通知を前記経理サーバに送信する、交通費申請システム。
  2. 予め決められた複数の場所間を移動する利用者が携帯する端末と、
    位置情報サーバと、
    前記複数の場所間の移動に要する交通費を申請する交通費申請サーバと、
    交通費の申請先である経理サーバと、を有し、
    前記端末は、
    前記端末の現在の位置を表す位置情報を取得し、取得した位置情報と、前記端末を識別する端末識別情報と、を前記位置情報サーバに送信し、
    前記位置情報サーバは、
    前記複数の場所の位置が予め登録された場所データベースを具備し、
    前記端末の現在の位置を基に、前記場所データベースを参照し、前記端末が前記複数の場所のいずれかへ入場したことと、前記複数の場所のいずれかから退場したことと、を判断し、
    前記端末の前記複数の場所のいずれかへの入場時に、入場を識別する情報および場所を識別する情報を含む入場情報と、前記端末識別情報と、を前記交通費申請サーバに送信し、
    前記端末の前記複数の場所のいずれかからの退場時に、退場を識別する情報および場所を識別する情報を含む退場情報と、前記端末識別情報と、を前記交通費申請サーバに送信し、
    前記交通費申請サーバは、
    前記複数の場所間の交通費が予め登録された交通費データベースと、
    前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記入場情報および前記退場情報を記憶する記憶部と、を具備し、
    前記退場情報を記憶した後、前記退場情報と同一の前記端末識別情報に対応付けて前記入場情報を記憶した場合、前記入場情報および前記退場情報を基に、前記交通費データベースを参照し、前記入場情報および前記退場情報でそれぞれ識別される場所間の交通費を決定し、
    前記決定した交通費を申請する交通費申請通知を前記経理サーバに送信する、交通費申請システム。
  3. 前記交通費申請サーバは、
    交通費を決定すると、交通費の情報と、交通費の決定に用いた前記入場情報および前記退場情報と、を含み、交通費の確認を依頼する交通費確認通知を、前記端末に送信し、
    前記端末から、交通費を承認する交通費承認通知を受信した後に、前記交通費申請通知を前記経理サーバに送信する、請求項1または2に記載の交通費申請システム。
  4. 前記交通費データベースは、
    前記複数の場所間のうち複数の移動経路が存在する場所間については、前記複数の移動経路の交通費を登録し、
    前記交通費申請サーバは、
    前記複数の場所間のうち複数の移動経路が存在する場所間については、前記複数の移動経路の交通費を決定し、
    前記複数の移動経路の交通費の情報と、交通費の決定に用いた前記入場情報および前記退場情報と、を含み、交通費の選択および確認を依頼する交通費確認通知を、前記端末に送信し、
    前記端末から、交通費を選択し、選択した交通費を承認する交通費承認通知を受信した後に、前記端末が選択した交通費を申請する前記交通費申請通知を前記経理サーバに送信する、請求項1または2に記載の交通費申請システム。
  5. 前記交通費申請サーバは、
    交通費の決定に用いた前記入場情報および前記退場情報を前記記憶部から削除する、請求項3または4に記載の交通費申請システム。
  6. 前記交通費申請サーバは、
    前記記憶部に記憶された前記退場情報が、交通費の決定に用いられることなく、所定時間が経過した場合、前記退場情報を前記記憶部から削除する、請求項5に記載の交通費申請システム。
  7. 前記交通費申請サーバは、
    前記端末の前記端末識別情報に対応付けて、前記端末を携帯する利用者に関連する特定の移動先の位置を表す位置情報が予め登録された端末データベースをさらに具備し、
    前記端末は、
    前記端末の位置情報と、前記端末識別情報と、を前記交通費申請サーバに送信し、
    前記交通費申請サーバは、
    前記端末の現在の位置を基に、前記端末データベースを参照し、前記端末が前記特定の移動先へ移動したことを判断し、
    前記端末の前記特定の移動先への移動時に、前記端末の前記端末識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶した前記退場情報を、前記記憶部から削除する、請求項5に記載の交通費申請システム。
  8. 前記端末は、
    前記端末の現在の位置情報を取得する機能が、前記複数の場所間を移動する時のみONされる、請求項5に記載の交通費申請システム。
  9. 予め決められた複数の場所間の交通費が予め登録された交通費データベースと、
    端末の前記複数の場所のいずれかへの入場時に、入場を識別する情報および場所を識別する情報を含む入場情報と、前記端末を識別する端末識別情報と、を受信し、前記端末の前記複数の場所のいずれかからの退場時に、退場を識別する情報および場所を識別する情報を含む退場情報と、前記端末識別情報と、を受信する通信部と、
    前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記入場情報および前記退場情報を記憶する記憶部と、
    前記退場情報を記憶した後、前記退場情報と同一の前記端末識別情報に対応付けて前記入場情報を記憶した場合、前記入場情報および前記退場情報を基に、前記交通費データベースを参照し、前記入場情報および前記退場情報でそれぞれ識別される場所間の交通費を決定し、決定した交通費を申請する交通費申請通知を経理サーバに送信する制御部と、を有する交通費申請サーバ。
  10. 前記制御部は、
    交通費を決定すると、交通費の情報と、交通費の決定に用いた前記入場情報および前記退場情報と、を含み、交通費の確認を依頼する交通費確認通知を、前記端末に送信し、
    前記端末から、交通費を承認する交通費承認通知を受信した後に、前記交通費申請通知を前記経理サーバに送信する、請求項9に記載の交通費申請サーバ。
  11. 交通費申請サーバによる交通費申請方法であって、
    予め決められた複数の場所間の交通費を交通費データベースに予め登録し、
    端末の前記複数の場所のいずれかへの入場時に、入場を識別する情報および場所を識別する情報を含む入場情報と、前記端末を識別する端末識別情報と、を受信し、
    前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記退場情報を記憶部に記憶し、
    前記端末の前記複数の場所のいずれかからの退場時に、退場を識別する情報および場所を識別する情報を含む退場情報と、前記端末識別情報と、を受信し、
    前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記退場情報を前記記憶部に記憶し、
    前記退場情報を記憶した後、前記退場情報と同一の前記端末識別情報に対応付けて前記入場情報を記憶した場合、前記入場情報および前記退場情報を基に、前記交通費データベースを参照し、前記入場情報および前記退場情報でそれぞれ識別される場所間の交通費を決定し、
    前記決定した交通費を申請する交通費申請通知を経理サーバに送信する、交通費申請方法。
  12. 交通費を決定すると、交通費の情報と、交通費の決定に用いた前記入場情報および前記退場情報と、を含み、交通費の確認を依頼する交通費確認通知を、前記端末に送信し、
    前記端末から、交通費を承認する交通費承認通知を受信した後に、前記交通費申請通知を前記経理サーバに送信する、請求項11に記載の交通費申請方法。
  13. コンピュータに、
    予め決められた複数の場所間の交通費を交通費データベースに予め登録する手順と、
    端末の前記複数の場所のいずれかへの入場時に、入場を識別する情報および場所を識別する情報を含む入場情報と、前記端末を識別する端末識別情報と、を受信する手順と、
    前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記退場情報を記憶部に記憶する手順と、
    前記端末の前記複数の場所のいずれかからの退場時に、退場を識別する情報および場所を識別する情報を含む退場情報と、前記端末識別情報と、を受信する手順と、
    前記端末識別情報に対応付けて、前記端末識別情報と共に受信した前記退場情報を前記記憶部に記憶する手順と、
    前記退場情報を記憶した後、前記退場情報と同一の前記端末識別情報に対応付けて前記入場情報を記憶した場合、前記入場情報および前記退場情報を基に、前記交通費データベースを参照し、前記入場情報および前記退場情報でそれぞれ識別される場所間の交通費を決定する手順と、
    前記決定した交通費を申請する交通費申請通知を経理サーバに送信する手順と、を実行させるためのプログラム。
  14. 前記コンピュータに、
    交通費を決定すると、交通費の情報と、交通費の決定に用いた前記入場情報および前記退場情報と、を含み、交通費の確認を依頼する交通費確認通知を、前記端末に送信する手順と、
    前記端末から、交通費を承認する交通費承認通知を受信した後に、前記交通費申請通知を前記経理サーバに送信する手順と、をさらに実行させるための請求項13に記載のプログラム。
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