JP2868169B2 - ショットブラスト装置 - Google Patents

ショットブラスト装置

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JP2868169B2
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利侑 金原
正紀 柴田
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Shinto Industrial Co Ltd
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Shinto Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のフロントアク
スルの処理に適した、ショットブラスト装置に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】従来、自動車のフロントアクスル
の処理のため、投射室の端部に被研掃物通過用の開口を
備えると共に被研掃物を懸吊させる環状レイアウト構成
のハンガ−チェ−ンコンベアを備え研掃室の外で製品を
吊り上げ開口部を通して研掃室に中に導き研掃し再び外
に導き研掃済製品を吊り下げ除去する、いわゆるハンガ
−式ショットブラスト装置は広く用いられている。しか
し、この装置は作業者が製品を吊り上げ下げするため労
力がかかり作業効率が低く、また、吊り上げ下げの場所
が必要なため、ハンガ−チェ−ンコンベアが長くなり設
備が大型化していた。このため、人手による作業を排除
し、作業効率を上昇させ、設備の設置スペ−スをコンパ
クトにする事が望まれていた。一方、最近のフロントア
クスルの生産工場では、素材から製品まで直線ラインの
レイアウト構成をとる場合が多く、しかも、素材から製
品まで生産ラインにおける搬送は上下動を極小にして水
平状態を保ち、作業性を向上させることが要求されるよ
うになってきた。しかし、従来のハンガ−ブラスト装置
ではこれらのラインに対応できないという問題があっ
た。本発明は、上記の問題に鑑みて成されたもので、フ
ロントアクスルの様な細長く複雑な形状製品でも十分に
ブラスト処理ができかつ製品の直線的かつ水平な物の流
れを可能とすると共に、自動化が可能な搬入搬出レイア
ウトにより人手による作業を排除でき、設備のスペ−ス
をコンパクトにした、フロントアクスル用ショットブラ
スト装置を提供することを目的とするものである。
【0003】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するために
本発明は、投射機をキャビネットの上方壁及び下方壁に
取り付けると共に製品搬入扉及び製品搬出扉をキャビネ
ットの相対向する一対の側壁に設けたショットブラスト
装置において、上下の投射機の中間部に製品を保持する
製品受台と一体になって回動する回転テ−ブルを設け、
該回転テ−ブルを移動可能に支える台車で製品搬入扉と
製品搬出扉の方向に延びたレ−ル上に設け、該台車の下
にあって前記レ−ル上で製品搬送方向に対し前後に移動
させる駆動装置および該回転テ−ブルを垂直方向に対し
傾け作動させる傾動用駆動手段を設けたことを特徴とす
る。
【0004】
【作用】上記のような解決手段を採用することにより、
搬入扉から搬入された製品は研掃室内で前後進退回動傾
動しながら研掃処理され、搬入扉の直線上に設けた搬出
扉から搬出される。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづいて詳し
く説明する。図1、図2において、研掃室を構成するキ
ャビネット1の上部および下部には、投射機1A、1A
が備えられている。該キャビネット1の相対する一対の
側壁には、搬入扉2及び搬出扉3が設けられている。搬
入扉2の前方で、ほぼ同じ高さの位置には、搬入装置を
構成する搬入用ウオ−キングコンベア4が設けられ、搬
出扉3の後方で、ほぼ同じ高さの位置には、搬出装置を
構成する搬出用ウオ−キングコンベア5が設けられてい
る。キャビネット1の内部のほぼ中央下部には、支柱
6,6及びキャビネット1の一端を支点として、製品搬
送方向と平行にレ−ル7,7を設け、該レ−ル7の上に
は、車輪8Aを介して断面長方形の台車8が搭載されて
いる。該台車8は、図3に示すように、台車搬送方向と
垂直な側面のほぼ中央に接結棒9により、前後運動用駆
動装置10を構成するシリンダのロッド部10Aと接続
されている。さらに台車8には、図3,4に示す様に、
前後方向の中央に製品搬送方向と垂直に軸11が、台車
8の両端に固定されたピロ−ユニット12A,12Aに
回転可能にかけ渡されている。該軸11の一端はリンク
12によりシリンダ13のロッドヘッド13Aに連結さ
れているとともに、軸11の中央には、基礎部材14が
接続されており、その中心には穴14Aが設けられてい
る。さらに、基礎部材14には、モ−タ15の軸15A
が穴14Aを通して基礎部材14の上部に出るように取
り付けられている。モ−タの軸15Aには回転テ−ブル
16が接続されている。さらに、回転テ−ブル16の上
には、図1に示す様に、上端を前記搬入扉2及び搬出扉
3とほぼ同じ高さにするとともに上端に凹状の溝を有す
る製品受台17が配置されている。なお、本発明におい
て搬入装置及び搬出装置として搬入出用ウオ−キングコ
ンベア4,5を使用したが、チャック機構を設けた伸縮
ア−ムによる搬入出装置でもよい。また台車8の前後後
退にシリンダ10を採用しているが、モ−タを台車8に
備え付けて自走式としてもよい。さらに、製品受け台1
7と回転テ−ブル16は一体に構成してもよい。
【0006】このように構成されたものは、図1におい
て、搬入用のウオ−キングコンベア4上には製品Fが順
次前工程から搬送されてくる。ここでは製品Fが2個載
置してある状態を示している。次にキャビネット1の搬
入扉2が開き、製品Fを載置したウオ−キングコンベア
4がキャビネット1内に移動し、製品Fはキャビネット
1内の回転テ−ブル16の上に配置された、製品受台1
7の凹状の溝に置かれる。ウオ−キングコンベア4がキ
ャビネット1外に移動した後、搬入扉2が閉じられ、投
射機1Aからショットが投射される。同時に回転テ−ブ
ル16が連結された台車8は、シリンダ10により前後
に進退を繰り返すと共に、回転テ−ブル16はモ−タ1
5により回動する。さらに回転テ−ブル16はシリンダ
13、ロッドヘッド13A及びリンク12により製品の
搬送方向に前後傾斜する。従って製品受台17上に置か
れた製品Fは前後進退傾動回転運動をしながらブラスト
研掃処理がされる。製品Fは長細い複雑な形状をしてい
るが前後進退傾動さらには回転運動により未処理部分を
残すことなく効率よく研掃される。研掃が終了すると、
搬出扉3が開き、搬出用のウオ−キングコンベア5によ
って回転テ−ブル16上の製品受台17から処理後の製
品Fは搬出され、搬出扉5が閉じる。以上のような作動
を連続して行う。
【0007】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、製品の搬入扉および搬出扉を直線上に設けたから、
製品の流れは直線的になることが可能となる。また、搬
入装置、製品受台及び搬出装置の高さをほぼ同じにした
ため搬入・搬出が自動化でき、人手作業を排除できる。
さらに、研掃室内で製品が前後進退回動傾動することに
より、長細い複雑な形状をしている製品Fは未処理部分
を残すことなく効率よく研掃され、環状のレイアウトの
ライン構成を使用しなくてもよいから設備の設置スペ−
スをコンパクトにすることができる等産業界に与える効
果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す研掃中の概略側面図であ
る。
【図2】本発明の実施例を示す台車部の拡大概略側面図
である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】図2のB−B矢視拡大図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 1A 投射装置 2 搬入扉 3 搬出扉 4 搬入用ウオ−キングコンベア 5 搬出用ウオ−キングコンベア 7 レ−ル 8 台車 10 前後運動用駆動装置 11 軸 14 基礎部材 15 モ−タ 16 回転テ−ブル 17 製品受台 F 製品
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24C 3/14 B24C 3/24 B24C 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投射機1A,1Aをキャビネットの上
    方壁及び下方壁に取り付けると共に製品搬入扉2及び製
    品搬出扉3をキャビネット1の相対向する一対の側壁に
    設けたショットブラスト装置において、上下の投射機1
    A,1Aの中間部に製品Fを保持する製品受台17と一
    体になって回動する回転テ−ブル16を設け、該回転テ
    −ブル16を移動可能に支える台車8で製品搬入扉2と
    製品搬出扉3の方向に延びたレ−ル7上に設け、該台車
    8の下にあって前記レ−ル7上で製品搬送方向に対し前
    後に移動させる駆動装置10および該回転テ−ブル16
    を垂直方向に対し傾け作動させる傾動用駆動手段12,
    13,13Aを設けたことを特徴とするショットブラス
    ト装置
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