JP2867999B2 - 音声蓄積装置 - Google Patents

音声蓄積装置

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JP2867999B2
JP2867999B2 JP9191192A JP19119297A JP2867999B2 JP 2867999 B2 JP2867999 B2 JP 2867999B2 JP 9191192 A JP9191192 A JP 9191192A JP 19119297 A JP19119297 A JP 19119297A JP 2867999 B2 JP2867999 B2 JP 2867999B2
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隆 兎耳山
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話網を介して複数
の電話機に接続され、電話機からの着信呼に応じて予め
蓄積されている音声メッセージのうち、所望の音声メッ
セージを利用者に提供する音声蓄積装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の音声蓄積装置では、音声
メッセージが予めハードディスク装置等の記憶装置に格
納され、記憶装置に格納された音声メッセージを所定の
ブロック単位で読み出し、それらの音声データ(ブロッ
ク)を蓄積順に回線に送出することで連続した1つの音
声メッセージを再生する。この場合、同一の記憶装置に
対する複数の回線からの再生要求の処理を平均化するた
め、一般に音声蓄積装置には音声データを一時的に蓄積
するバッファメモリを回線毎に対応して備えている。
【0003】このバッファメモリを用いる従来の音声蓄
積装置として、例えば、特開昭59−52414号公
報、あるいは特開昭61−233796号公報にその技
術が開示されている。
【0004】特開昭59−52414号公報には、音声
メッセージを蓄積するための2つの面を持つバッファメ
モリを有し、一方の面を電話網とのインタフェース部に
接続し、他方の面を音声メッセージが予め格納された蓄
積部に接続し、インタフェース部に接続された一方の面
の音声メッセージの再生が終了すると、面を切り換えて
音声メッセージの再生を継続させると共に、他方の面に
は切り換え時点までに次の音声データを蓄積しておく技
術が記載されている。
【0005】また、特開昭61−233796号公報に
は、音声メッセージを蓄積するための2つの面を持つバ
ッファメモリを有し、音声メッセージが予め格納された
蓄積部に対するアクセス時間の遅れがバッファメモリの
緩衝時間を越えた場合に、無音や白色雑音を充当するこ
とで音声メッセージの中断に対処する方法が記載されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の音声蓄積装置のうち、特開昭59−524
14号公報に記載された技術では、音声メッセージの再
生開始時に頭出しが遅れる問題があった。
【0007】特開昭59−52414号公報に記載され
た音声蓄積装置では、音声メッセージの再生開始時に、
再生速度にかかわらず、バッファメモリの一方の面に対
する音声データの書き込みが終了するまで待つ必要があ
る。
【0008】通常の速度(蓄積部に対する音声メッセー
ジ格納時と同じ速度)の2倍の速度で音声メッセージを
再生する倍速再生の場合、バッファメモリに対する音声
メッセージの蓄積量は通常の速度で再生する場合の2倍
必要になる。したがって、音声データの蓄積量の増加は
書き込み時間の増加につながり、倍速再生時に頭出しが
大きく遅れてしまう。
【0009】一方、特開昭61−233796号に記載
された技術では、再生した音声メッセージの忠実度が低
下する問題があった。
【0010】特開昭61−233796号に記載された
音声蓄積装置では、バッファメモリに音声データを書き
込む速度が回線に対する音声メッセージの送出速度(再
生速度)に追従できない場合に、無音相当の音を挿入し
ている。しかしながら、原音に「無音」という情報を付
加することになるため、音声メッセージを忠実に再生す
ることができなくなってしまう。音声情報における無音
は「間」という大事な情報である。また、この「無音」
情報が挿入される箇所は不定であるため、再生された音
声メッセージが聞き取り難くなったり、頭出しが遅れる
場合もある。
【0011】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、音声メ
ッセージの再生開始時の頭出しの遅れを少なくするとと
もに、再生時にメッセージが中断することのない音声蓄
積装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の音声蓄積装置は、電話網を介して複数の電話機
に接続され、前記電話機からの着信呼に応じて、予め蓄
積されている音声メッセージのうち、所望の音声メッセ
ージを利用者に提供する音声蓄積装置であって、予め前
記音声メッセージが複数のブロックに分割されて格納さ
れた蓄積部と、前記電話機からの着信呼を受け付け、前
記利用者から指定された再生速度で前記音声メッセージ
を回線を介して送出する回線制御部と、前記ブロックの
音声データを一時的に蓄積するバッファメモリを前記回
線毎に対応して備え、前記音声メッセージを前記蓄積部
から前記ブロック単位で読み出し、該音声データを前記
利用者から指定された再生速度に応じて前記回線制御部
へ送出する音声処理部と、前記回線毎に、前記音声メッ
セージの送出開始に先だって当該バッファメモリに所定
のブロック数の音声データを蓄積させ、前記音声メッセ
ージの送出中は予め決められた優先度の高い条件に該当
するバッファメモリから順番に次に再生する音声データ
を前記ブロック単位で蓄積させる主制御部と、を有する
ことを特徴とする。
【0013】このとき、主制御部は、バッファメモリに
蓄積された音声データが予め設定された所定のブロック
数以下になったときに、回線制御部に、該バッファメモ
リに対応する回線に対して音声メッセージを通常の再生
速度で送出させ、音声処理部に、前記通常の再生速度に
応じて該バッファメモリに蓄積された音声データを回線
制御部へ送出させてもよい。
【0014】上記のように構成された音声蓄積装置は、
音声メッセージの送出開始に先だってバッファメモリに
所定のブロック数の音声データを蓄積させ、音声メッセ
ージの送出中は予め決められた優先度の高い条件に該当
するバッファメモリから順番に音声データをブロック単
位で蓄積させることで、全てのバッファメモリの音声デ
ータの蓄積処理を最も効率良く実行することができる。
【0015】また、バッファメモリに蓄積された音声デ
ータが予め設定された所定のブロック数以下になったと
きに、回線制御部に、そのバッファメモリに対応する回
線に対して音声メッセージを通常の再生速度で送出さ
せ、音声処理部に、通常の再生速度に応じてバッファメ
モリに蓄積された音声データを回線制御部へ送出させる
ことで、蓄積部からの読み出し能力の範囲内で常に音声
データがバッファメモリに蓄積される。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0017】図1は本発明の音声蓄積装置の構成を示す
ブロック図であり、図2は図1に示した回線制御部及び
音声処理部の構成を示すブロック図である。なお、図2
は1回線分に相当する回線制御部及び音声処理部の構成
を示しており、回線制御部が電話網とN回線で接続され
ている場合は、回線制御部及び音声処理部の各構成要素
は各回線に対応してそれぞれN個ずつ有している。
【0018】図1において、音声蓄積装置は複数の回線
によって電話網5と接続され、電話網5に接続される複
数の電話機6からの着信呼によって利用者が所望する音
声メッセージを提供する。
【0019】音声蓄積装置は、ハードディスク装置等の
大容量の記憶装置からなり、音声メッセージが予め複数
のブロックに分割されて格納された蓄積部3と、電話網
5と複数の回線によって接続され、各回線に対するイン
タフェース処理を行う回線制御部1と、蓄積部3に格納
された音声メッセージをブロック単位で読み出して一時
的に蓄積し、利用者から指定された再生速度(倍速また
は通常速度)で回線制御部1へ送出する音声処理部2
と、回線制御部1及び音声処理部2の動作を制御する主
制御部4とによって構成されている。
【0020】図2において、音声処理部2は回線毎に対
応するバッファメモリ21を有し、バッファメモリ21
は、例えば5ブロック分のメモリ領域から構成される。
音声処理部2は蓄積部3に格納された音声メッセージ
を、音声データとして任意のブロック単位で読み出し、
バッファメモリ21に一時的に蓄積する。また、バッフ
ァメモリ21に蓄積された音声データを指定された再生
速度で回線制御部1に送出する。
【0021】回線制御部1は、着信呼の処理を行う回線
インタフェース部11と、PBトーンによって利用者か
ら送出された音声メッセージの倍速再生指示、あるいは
倍速再生解除指示を検出するプッシュボタン信号受信部
12と、プッシュボタン信号受信部12から出力される
倍速再生指示、及び倍速再生解除指示を受け取り、バッ
ファメモリ21に対して音声メッセージの通常速度再
生、あるいは倍速再生を指定する倍速モード制御部13
とによって構成されている。
【0022】このような構成において、蓄積部3で用い
られるハードディスク装置等の記憶装置から音声データ
を読み出すときにはシーク時間等の読み出し遅延時間が
発生する。本実施の形態のように蓄積部3からブロック
単位で音声データを読み出す場合、各ブロック間にその
読み出し遅延時間が発生する。このため、バッファメモ
リ21には、例えば5ブロック分のメモリ領域を備え、
音声メッセージを電話網5へ送出する際には、音声メッ
セージの再生に先立って、予め2ブロック分の音声デー
タをバッファメモリ21に蓄積しておく。また、音声メ
ッセージの再生中は、次に再生する音声データを蓄積部
3から読み出し、バッファメモリ21の空きメモリ領域
に順次蓄積する。なお、再生開始時に予め蓄積する2ブ
ロック分の音声データの蓄積時間が音声メッセージ再生
時の頭出し時間となる。以上の処理を行うことで、音声
メッセージは中断することのない連続したメッセージと
して再生される。
【0023】また、多数の回線に対して同時に音声メッ
セージを送出する場合、1台のハードディスク装置であ
る蓄積部3から、同時に複数のバッファメモリ21に対
して音声データを送ることはできないため、各バッファ
メモリ21に対してそれぞれ優先度を付与し、その優先
度の高いバッファメモリ21から順番に音声メッセージ
を蓄積する。
【0024】また、バッファメモリ21には音声メッセ
ージがブロック単位で蓄積され、通常速度で再生する場
合は、蓄積された順に読み出されて回線制御部1に送出
される。一方、倍速で再生する場合は、バッファメモリ
21から読み出されたブロック(音声データ)が複数の
フレームに分割され、例えば、1フレーム目、3フレー
ム目、5フレーム目のように1フレームおきに回線制御
部1に送出される。
【0025】なお、以上の処理は主制御部4からの指示
にしたがって音声処理部2によって実行される。
【0026】次に図3及び図4を参照して回線制御部、
音声処理部、及び主制御部の動作について説明する。
【0027】図3は図1に示した回線制御部、音声処理
部、及び主制御部の関係を示すブロック図である。ま
た、図4は図1に示した主制御部の処理内容を示す図で
あり、音声処理部が有するバッファメモリに蓄積部から
音声メッセージを読み込む際の優先順位を記載したデー
タテーブルである。
【0028】図3に示すように、回線制御部1には複数
の回線(N回線)毎に対応する回線インタフェース部1
1 〜11N 、及び倍速モード制御部131 〜13N
それぞれ有している。また、音声処理部2には複数の回
線(N回線)毎に対応するバッファメモリ211 〜21
N を有している。
【0029】上述したように、多数の回線に対して同時
に音声メッセージを送出する場合、主制御部4は、各回
線に対応するバッファメモリ211 〜21N に優先順位
を付与し、各バッファメモリ211 〜21N にはその優
先順位にしたがって音声メッセージが蓄積される。
【0030】主制御部4は、各倍速モード制御部131
〜13N の状態、及び各バッファメモリ211 〜21N
の音声データの蓄積状態をそれぞれモニタし、例えば図
4に示すような優先順位にしたがって次に音声データを
蓄積するバッファメモリを決定する。
【0031】図4(a)に示すように、各バッファメモ
リ211 〜21N には、その空きメモリ領域(バッファ
残量)と、対応する回線に対して音声メッセージを倍速
再生中であるか否かによって優先度が付与される。
【0032】例えば、空きメモリ領域が予め決められた
ブロック数(規定値)以下で、かつ対応する回線が倍速
再生中である場合、そのバッファメモリに優先度A(最
優先)が付与される。
【0033】また、空きメモリ領域が予め決められたブ
ロック数(規定値)で、かつ対応する回線が通常の速度
で再生中の場合、そのバッファメモリに優先度B(次優
先)が付与される。以下、優先度C、優先度Dの順番で
バッファメモリ21に音声データが蓄積される。
【0034】さらに、同じ優先度のバッファメモリ21
が複数ある場合には、例えば、図4(b)に示すよう
に、若い番号の回線に対応するバッファメモリ21から
順に音声データが蓄積される。
【0035】なお、上記優先順位に基づいたバッファメ
モリ21に対する音声データの蓄積処理は、5ブロック
分のメモリ領域が既に満杯になっているバッファメモリ
21は除かれる。メモリ領域が既に満杯になっているバ
ッファメモリ21には、その時点で必要とする以上の音
声データが蓄積されているため、バッファメモリ21の
緩衝時間が増加し、瞬間的に再生要求が増加した場合で
も対処することができる。
【0036】したがって、音声メッセージの送出中に予
め決められた優先度の高い条件に該当するバッファメモ
リ21から順番に音声データをブロック単位で蓄積する
ことで、全てのバッファメモリ21に対する音声データ
の蓄積処理が最も効率良く実行される。これは、バッフ
ァメモリ21の音声データの蓄積速度を速めることに等
しいため、バッファメモリの緩衝時間が最少で済む(2
ブロック分)。
【0037】よって、音声メッセージの再生開始時の頭
出し時間を最少限にすることができる。
【0038】ところで、音声メッセージを倍速再生する
場合、再生に要する時間は通常の速度の再生時間の1/
2であり、バッファメモリ21の音声データの蓄積時間
は通常の速度の場合の1/2にする必要がある。
【0039】倍速モード制御部13は、回線制御部1に
着信中の呼数が予め設定された所定の数K以下の場合
に、利用者からの倍速再生指示にしたがって倍速再生を
行い、倍速再生解除指示により無条件で解除する。
【0040】ここで、Kは単位時間当たりのバッファメ
モリ21に対する音声データの蓄積量と読み出し量の関
係から決定される値であり、音声メッセージを通常の速
度で再生する場合を想定して設定される。なお、着信中
の呼数がKよりも多い場合は、読み出し量が蓄積量を上
回ることがあるため、倍速再生指示の受け付けを制限す
る。また、倍速再生指示を受付けた後に発生した着信呼
によって、読み出し量が蓄積量を上回り、バッファメモ
リ21に蓄積された音声データが不足した場合は、その
バッファメモリ21に対応する倍速再生中の回線を通常
の速度の再生に切り換える。このようにすることで、再
生中の音声メッセージの中断が防止される。
【0041】なお、音声データの不足とは、例えばバッ
ファメモリ21に蓄積されている音声データがメモリ領
域で2ブロック未満になったときと定義する。
【0042】以上説明したようにバッファメモリ21に
蓄積された音声データが予め設定された所定のブロック
数以下になったときに倍速再生の回線を通常速度再生に
切り換えることで、蓄積部3からの読み出し能力の範囲
内で常に音声データがバッファメモリに蓄積されるた
め、再生中の音声メッセージを中断することをなく送出
することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0044】音声メッセージの送出開始に先だってバッ
ファメモリに所定のブロック数の音声データを蓄積さ
せ、音声メッセージの送出中は予め決められた優先度の
高い条件に該当するバッファメモリから順番に音声デー
タをブロック単位で蓄積させることで、全てのバッファ
メモリの音声データの蓄積処理を最も効率良く実行する
ことができ、バッファメモリの緩衝時間が最少で済むた
め、音声メッセージの再生開始時の頭出し時間を最少限
にすることができる。
【0045】また、バッファメモリに蓄積された音声デ
ータが予め設定された所定のブロック数以下になったと
きに、回線制御部に、そのバッファメモリに対応する回
線に対して音声メッセージを通常の再生速度で送出さ
せ、音声処理部に、通常の再生速度に応じてバッファメ
モリに蓄積された音声データを回線制御部へ送出させる
ことで、蓄積部からの読み出し能力の範囲内で常に音声
データがバッファメモリに蓄積されるため、再生中の音
声メッセージを中断することをなく送出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声蓄積装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示した回線制御部及び音声処理部の構成
を示すブロック図である。
【図3】図1に示した回線制御部、音声処理部、及び主
制御部の関係を示すブロック図である。
【図4】図1に示した主制御部の処理内容を示す図であ
り、音声処理部が有するバッファメモリに蓄積部から音
声メッセージを読み込む際の優先順位を記載したデータ
テーブルである。
【符号の説明】
1 回線制御部 2 音声処理部 3 蓄積部 4 主制御部 5 電話網 6 電話機 11、111 〜11N 回線インタフェース部 12 プッシュボタン信号受信部 13、131 〜13N 倍速モード制御部 21、211 〜21N バッファメモリ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話網を介して複数の電話機に接続さ
    れ、前記電話機からの着信呼に応じて、予め蓄積されて
    いる音声メッセージのうち、所望の音声メッセージを利
    用者に提供する音声蓄積装置であって、 予め前記音声メッセージが複数のブロックに分割されて
    格納された蓄積部と、 前記電話機からの着信呼を受け付け、前記利用者から指
    定された再生速度で前記音声メッセージを回線を介して
    送出する回線制御部と、 前記ブロックの音声データを一時的に蓄積するバッファ
    メモリを前記回線毎に対応して備え、前記音声メッセー
    ジを前記蓄積部から前記ブロック単位で読み出し、該音
    声データを前記利用者から指定された再生速度に応じて
    前記回線制御部へ送出する音声処理部と、 前記回線毎に、前記音声メッセージの送出開始に先だっ
    て当該バッファメモリに所定のブロック数の音声データ
    を蓄積させ、前記音声メッセージの送出中は予め決めら
    れた優先度の高い条件に該当するバッファメモリから順
    番に次に再生する音声データを前記ブロック単位で蓄積
    させる主制御部と、を有することを特徴とする音声蓄積
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の音声蓄積装置におい
    て、 主制御部は、 バッファメモリに蓄積された音声データが予め設定され
    た所定のブロック数以下になったときに、 回線制御部に、該バッファメモリに対応する回線に対し
    て音声メッセージを通常の再生速度で送出させ、 音声処理部に、前記通常の再生速度に応じて該バッファ
    メモリに蓄積された音声データを回線制御部へ送出させ
    ることを特徴とする音声蓄積装置。
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