JP2512136B2 - 音声パケット再生装置 - Google Patents

音声パケット再生装置

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JP2512136B2
JP2512136B2 JP6249889A JP6249889A JP2512136B2 JP 2512136 B2 JP2512136 B2 JP 2512136B2 JP 6249889 A JP6249889 A JP 6249889A JP 6249889 A JP6249889 A JP 6249889A JP 2512136 B2 JP2512136 B2 JP 2512136B2
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篤 岩岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電話端末等からの音声をディジタル化し、
パケット通信回線網を介して通信を行うシステムに利用
する音声パケット再生装置に関する。
従来の技術 第2図は、この種の音声パケット再生装置が適用され
る通信システムにおいて、音声パケットの送信時刻と受
信時刻のばらつきを示す説明図である。
パケット送信端からは、第2図(1)に示すように、
音声パケットが所定の時間間隔t0で送信されると、パケ
ット受信端における受信時刻は、パケット通信回路網の
遅延時間の変動により、第2図(2)に示すように、最
少パケット遅延時間t1、平均パケット遅延時間t2、最大
パケット遅延時間t3で表す分布となる。
したがって、パケット受信端において、受信パケット
を受信時刻のタイミングで再生すると、再生音質が劣化
するので、受信パケットを一旦バッファに蓄積し、ある
時間を待ち合わせた後に送信時間間隔t0で読み出して再
生することが必要となる。
ここで、最初の音声パケットが通話開始後平均パケッ
ト遅延時間t2の経過後に到着する場合には、平均パケッ
ト遅延時間t2と最大パケット遅延時間t3の差(t3−t2
だけ待ち合わせて再生することが望ましく、この方法に
より、バッファがアンダフローすることなく最小の待ち
合わせ時間で音声を再生することができる。
しかしながら、上記平均パケット遅延時間t2と最大パ
ケット遅延時間t3は、通信システムとして統計上求める
ことができるが、通話開始後最初に到着した音声パケッ
トが分布のどの時点に位置するかは受信端において不明
であるので、従来の音声パケット再生装置は、バッファ
にアンダフローが発生することを防止するために、最悪
の場合、すなわち、通話開始後の最初の音声パケットが
最小パケット遅延時間t1で到着することを想定し、最初
のパケットが到着した後時間(t3−t1)だけ待ち合わせ
て再生を開始し、送信周期t0で音声パケットを順次再生
するように構成されている。
したがって、上記従来例によれば、最初のパケットが
到着した後時間(t3−t1)だけ待ち合わせて再生を開始
するので、バッファにアンダフローが発生することなく
音声パケットを再生することができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の音声パケット再生装置で
は、通話開始後の最初の音声パケットが一般に最小パケ
ット遅延時間t1よりも大きな遅延を受けて到着するの
で、バッファにおける待ち合わせ時間が平均的に長くな
り、音声の再生が遅くなるという問題点がある。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、バッファにおける
待ち合わせ時間を短縮することができる音声パケット再
生装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、通話開始後所定
の時間の間に受信した音声パケットの到着時間分布を観
測し、この分布の平均遅延時間で到着する音声パケット
以降のパケットをバッファに順次格納するとともに、通
信システムにおいて把握されている最大パケット遅延時
間と平均パケット遅延時間の差の経過後に、バッファに
格納された最初の音声パケットの読み出しを開始し、送
信側の周期で音声パケットを順次読み出すようにしたも
のである。
作用 本発明は上記構成により、バッファにおける待ち合わ
せ時間が最大パケット遅延時間と平均パケット遅延時間
の差になり、したがって、バッファにおける待ち合わせ
時間を短縮することができる。
また、通話開始後所定の時間の間に受信した音声パケ
ットの到着時間分布を観測し、この分布の平均遅延時間
で到着する音声パケット以降のパケットがバッファに順
次格納されるので、バッファにおける待ち合わせ時間が
最大パケット遅延時間と平均パケットの遅延時間の差に
なっても、バッファにアンダフローが発生しらい。
実施例 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。第
1図は、本発明に係る音声パケット再生装置の一実施例
を示す概略ブロック図である。
第1図において、1は、パケット通信回線網(不図
示)から受信したパケットの伝送制御を行い、通話開始
信号と音声パケットデータを出力する伝送制御部、2
は、伝送制御部1からの音声パケットデータを後述する
ように一時格納して出力するためのバッファ、3は、伝
送制御部1からの通話開始信号と音声パケットデータに
より、後述するように受信パケットの到着時間分布を観
測してバッファ2の書き込み、読み出し制御を行うパケ
ット到着分布観測及びバッファ制御部、4は、バッファ
2から読み出された音声パケットをアナログ音声信号に
変換したり、このアナログ音声信号の出力制御を行うD/
A及び音声出力部である。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第1図において、伝送制御部1が通話開始を確認する
と、通話開始信号と音声パケットデータを出力し、バッ
ファ2は通話開始信号によりリセットされて書き込み禁
止状態になる。
パケット到着分布観測及びバッファ制御部3は、伝送
制御部1からの通話開始信号を受信した後、ある期間の
間の音声パケットデータの到着時間分布を観測し、ほぼ
平均的な遅延分布で音声パケットデータを受信すると、
バッファ2がその音声パケットデータ以降の音声パケッ
トデータを順次取り込むように制御する。
また、パケット到着分布観測及びバッファ制御部3
は、バッファ2が最初の音声パケットを取り込んだ後、
システムにおいて把握されている受信パケットの再生待
ち合わせ時間、すなわち最大パケット遅延時間t3と平均
パケット遅延時間t2の差(t3−t2)の経過後に最初の音
声パケットデータがバッファ2から読み出され、以降の
音声パケットが送信周期t0で読み出されるように制御す
る。
したがって、上記実施例によれば、ほぼ平均パケット
遅延時間t2で到着した音声パケットをバッファ2に取り
込み、最大パケット遅延時間t3と平均パケット遅延時間
t2の差(t3−t2)の経過後に音声パケットデータをバッ
ファ2から読み出すので、従来例に比べてバッファにお
ける待ち合わせ時間を短縮することができる。
発明の効果 以上説明したように、本発明は、通話開始後所定の時
間の間に受信した音声パケットの到着時間分布を観測
し、この分布の平均遅延時間で到着する音昔パケット以
降のパケットをバッファに順次格納するとともに、通信
システムにおいて把握されている最大パケット遅延時間
と平均パケット遅延時間の差の経過後に、バッファに格
納された最初の音声パケットの読み出しを開始し、送信
側の周期で音声パケットを順次読み出すようにしたの
で、バッファにおける待ち合わせ時間が最大パケット遅
延時間と平均パケットの遅延時間の差になり、したがっ
て、バッファにおける待ち合わせ時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る音声パケット再生装置の一実施
例を示す概略ブロック図、第2図は、第1図の音声パケ
ット再生装置が適用される通信システムにおいて音声パ
ケットの送信時刻と受信時刻のばらつきを示す説明図で
ある。 1…伝送制御部、2…バッファ、3…パケット到着分布
観測及びバッファ制御部、4…D/A及び音声出力部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側から所定の周期で送信され、パケッ
    ト通信回線網により遅延されて受信した音声パケットを
    一時格納するためのバッファと、通話開始後所定の時間
    の間に受信した音声パケットの到着時間分布を観測し、
    この分布の平均遅延時間で到着する音声パケット以降の
    パケットが前記バッファに順次格納されるように制御す
    るとともに、通信システムにおいて把握されている最大
    パケット遅延時間と平均パケット遅延時間の差の経過後
    に、前記バッファに格納された最初の音声パケットの読
    み出しを開始し、送信側の周期で音声パケットを順次読
    み出すように制御する手段とを有する音声パケット再生
    装置。
JP6249889A 1989-03-15 1989-03-15 音声パケット再生装置 Expired - Lifetime JP2512136B2 (ja)

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JPH02241245A JPH02241245A (ja) 1990-09-25
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