JP2866870B2 - 光周波数安定化光源 - Google Patents

光周波数安定化光源

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JP2866870B2 JP2324729A JP32472990A JP2866870B2 JP 2866870 B2 JP2866870 B2 JP 2866870B2 JP 2324729 A JP2324729 A JP 2324729A JP 32472990 A JP32472990 A JP 32472990A JP 2866870 B2 JP2866870 B2 JP 2866870B2
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立田  光廣
聡 松浦
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は伝達特性の周波数軸上に複数の山または谷
をもつ光周波数弁別器を用いた光周波数安定化光源につ
いてのものである。
[従来の技術] 次に、従来技術による光周波数安定化光源を第3図に
より説明する。
第3図の1Aと1Bは基準電圧源、2は加算器、3はスイ
ッチ、4は増幅器、5は光源、6Aは光周波数弁別器、6B
は補償回路であり、1A・2・3・4・5・6A・6B・2で
安定化ループ(以下、単にループという。)を形成す
る。
基準電圧源1Aは光源5の光周波数を設定する電圧源で
あり、加算器2は補償回路6Bの出力と基準電圧源1Aの出
力電圧との差を取り出す。スイッチ3は加算器2の出力
または基準電圧源1Bを切り換える。光源5は電気信号で
発光周波数が変わる光源である。補償回路6Bは光源5の
出力パワーの変動で光周波数弁別器6の出力が変動する
のを補償する。基準電圧源1Bはループが開いているとき
だけ光周波数を設定するための基準電圧源である。
光周波数弁別器6Aは光周波数変化をレベル変化に変換
するもので、ファブリ・ペロー干渉計のように周波数軸
上に周期的な伝達特性を持つものや、光吸収セルのよう
にいくつかの特定の周波数で伝達特性に谷があるものな
どを使用することができる。光周波数弁別器6Aの伝達特
性の微分係数が0でないところに光源5の出力の周波数
を合わせると周波数の増減に応じて出力レベルが変化す
る。
第3図のスイッチ3が3A側に接続され、ループが閉じ
ているときは、光源5の光周波数の変化を光周波数弁別
器6Aに通すことにより、周波数変動をレベル変動に変換
し、レベル変動を光源5に帰還すれば、目標とする周波
数に出力光周波数を安定化することができる。
[発明が解決しようとする課題] 第3図のループでは広帯域な安定化を図るため、ルー
プの応答に行き過ぎを許すことが多い。この場合、スイ
ッチ3を3A側に接続するときの過渡応答で、光周波数の
大きなリンギングが生じることがある。このとき、光周
波数弁別器6Aが伝達特性の周波数軸上に複数の山または
谷をもっていると、過渡応答中に目標以外の周波数に誤
って安定してしまうことがある。
次に、光周波数弁別器6Aにファブリ・ペロー干渉計を
使用した場合の伝達特性を第4図により説明する。第4
図には3つの山と2つの谷が例示されている。
いま、スイッチ3が3B側に接続されており、光源5の
出力周波数が第4図のP点にあり、安定化しようとする
周波数がQ点であるとき、加算器2の出力にはP点から
Q点までの周波数差に対応した信号が現われる。この状
態からスイッチ3を3A側にすると、光源5の出力光周波
数は過渡的なリンギングを生じながらQ点に収束してい
く。
P点とQ点の周波数差が大きいと、過渡的なリンギン
グの途中で、出力周波数は伝達特性のピーク(S点)を
超えてしまうことがある。そうすると、光周波数弁別器
6Aの伝達特性の微分の極性が逆転してループが正帰還に
なるので、出力周波数は光周波数弁別器6Aの出力が目標
としていたQ点と同じになるT点まで変化し、T点で安
定化されてしまう。
この発明は、ループの中に切り離しのできるフィルタ
を挿入し、ループを閉じる前にフィルタを通過するよう
にしておき、光源の周波数が安定化された後、フィルタ
を切り離す構成にした光周波数安定化光源の提供を目的
とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため、第1の発明では、基準電圧
源1Aを第1の入力とする加算器2と、加算器2の出力と
基準電圧源1Bを切り換えるスイッチ3と、スイッチ3の
出力を入力とし、7C側と8E側に接続すると直通となり、
7D側と8F側に接続すると低域通過フィルタ9を直列に接
続するスイッチ7とスイッチ8と、スイッチ8の出力を
入力とする増幅器4と、増幅器4の出力を入力とする光
源5と、光源5の出力の一部を入力とする光周波数弁別
器6Aと、光源5の出力パワーの変動で光周波数弁別器6A
の出力が変動するのを補償する補償回路6Bとを備え、補
償回路6Bの出力を加算器2の第2の入力とし、スイッチ
3が3B側に接続されているときと3A側に接続するときは
スイッチ7とスイッチ8で低域通過フィルタ9を直列に
接続し、スイッチ3を加算器2側に接続し周波数が安定
化された後はスイッチ7とスイッチ8で直通にする。
第2の発明では、基準電圧源1Aを第1の入力とする加
算器2と、加算器2の出力と基準電圧源1Bを切り換える
スイッチ3と、スイッチ3の出力を増幅する増幅器4
と、スイッチ3の出力を入力とし、10G側に接続すると
開放となり、10H側に接続すると高域通過フィルタ11を
並列接続にするスイッチ10と、増幅器4の出力を入力と
する光源5と、光源5の出力の一部を入力とする周波数
弁別器6Aと、光源5の出力パワーの変動で周波数弁別器
6Aの出力が変動するのを補償する補償回路6Bとを備え、
補償回路6Bの出力を加算器2の第2の入力とし、スイッ
チ3が基準電圧源1B側に接続されているときと加算器2
側に接続するときはスイッチ10で高域通過フィルタ11を
並列接続にし、スイッチ3を加算器2側に接続し周波数
が安定化された後はスイッチ10を開放にする。
次に、第1の発明による光周波数安定化光源の構成を
第1図により説明する。
第1図の7と8はスイッチ、9は低域通過フィルタで
あり、その他は第3図と同じものである。
第1図では、ループを開いているときとループを閉じ
るときはスイッチ7を7D側に接続し、スイッチ8を8F側
に接続する。ループを閉じ、周波数が安定化されたとき
はスイッチ7を7C側に接続し、スイッチ8を8E側に接続
する。これにより、過渡応答の間だけループの特性を制
限することができる。
次に、第2の発明による光周波数安定化光源の構成を
第2図により説明する。第2図の10はスイッチ、11は高
域通過フィルタであり、その他は第1図と同じものであ
る。
第1図では低域通過フィルタ9がループに直列に入っ
ているが、第2図のように高域通過フィルタ11をループ
と接地の間に接続しても第1図と同じような効果を得る
ことができる。
第2図では、第1図のようにループに直列にスイッチ
10を接続していないので、ループが瞬断することがな
い。
[作用] 次に、第1図の作用を説明する。第1図で、スイッチ
3が3Bに接続され、スイッチ7が7Dに接続され、スイッ
チ8が8Fに接続されているときは、光源5は基準電源1B
の基準電圧と周囲温度等により決まる周波数の光を発生
する。加算器2は光源5の周波数と安定化しようとする
目標の光周波数の差を誤差信号として出力する。
光源5の光周波数を安定化するため、スイッチ3を3A
側に接続すると、スイッチ3の出力側には加算器2の出
力がステップ状に現われるが、スイッチ7が7D側にあ
り、スイッチ8が8F側に接続されているので、ステップ
信号は低域通過フィルタ9を通り、増幅器4の入力には
ゆっくりした立上りとなって加えられる。したがって、
増幅器4の出力と光源5の出力もゆっくりと変化し、目
標の安定化周波数になると安定する。
光源5の光周波数が安定化された後、スイッチ7を7C
側に接続し、スイッチ8を8E側に接続すれば、ループか
ら低域通過フィルタ9が切り離され、広帯域なループが
構成される。
次に、第2図の作用を説明する。第2図では、光源5
の帰還系出力は2つに分岐され、周波数弁別器6Aを通っ
て図示を省略した光電気変換器で電気信号に変換され、
光電気変換器の出力は光周波数弁別器6Aの出力から光源
5の周波数変動だけを検出するため、割り算器で構成さ
れる補償回路6Bに導かれ、光周波数の変動だけを検出
し、加算器2で基準電圧源1Aの発生する基準電圧と比較
され、誤差信号となり、増幅器4で増幅されて、光源5
に帰還されることにより周波数が安定化される。
第2図でループを閉じるときは、スイッチ3をB側に
接続し、スイッチ10を10H側に接続しておき、制御信号
が高域通過フィルタ11で制限されるようにしておく。次
にスイッチ3をA側にし、周波数が安定した後にスイッ
チ10を10G側にする。
[発明の効果] この発明によれば、ループの中に切り離しのできる低
域通過特性をもつフィルタを直列接続とするか、高域通
過特性をもつフィルタを並列接続とするかしているの
で、ループを閉じるときだけループの応答を遅くして周
波数を安定化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明による光周波数安定化光源の構成
図、第2図は第2の発明による光周波数安定化光源の構
成図、第3図は従来技術による光周波数安定化光源の構
成図、第4図は周波数弁別器6Aにファブリ・ペロー干渉
計を使用した場合の伝達特性図である。 1A……基準電圧源、1B……基準電圧源、2……加算器、
3……スイッチ、4……増幅器、5……光源、6A……高
周波数弁別器、6B……補償回路、7……スイッチ、8…
…スイッチ、9……低域通過フィルタ、10……スイッ
チ、11……高域通過フィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 聡 東京都大田区蒲田4丁目19番7号 安藤 電気株式会社内 (72)発明者 李 哲賢 東京都大田区蒲田4丁目19番7号 安藤 電気株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−64083(JP,A) 特開 昭54−113291(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 10/00 - 10/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の基準電圧源(1A)を第1の入力とす
    る加算器(2)と、 加算器(2)の出力と第2の基準電圧源(1B)を切り換
    える第1のスイッチ(3)と、 第1のスイッチ(3)の出力を入力とし、直通と、低域
    通過フィルタ(9)を直列接続にする第2のスイッチ
    (7)と第3のスイッチ(8)と、 第3のスイッチ(8)の出力を入力とする増幅器(4)
    と、 増幅器(4)の出力を入力とする光源(5)と、 光源(5)の出力の一部を入力とする光周波数弁別器
    (6A)と、 光源(5)の出力パワーの変動で光周波数弁別器(6A)
    の出力が変動するのを補償する補償回路(6B)とを備
    え、 補償回路(6B)の出力を加算器(2)の第2の入力と
    し、第1のスイッチ(3)が第2の基準電圧源(1B)側
    に接続されているときと加算器(2)側に接続するとき
    は第2のスイッチ(7)と第3のスイッチ(8)で低域
    通過フィルタ(9)を直列に接続し、第1のスイッチ
    (3)を加算器(2)側に接続し周波数が安定化された
    後は第2のスイッチ(7)と第3のスイッチ(8)で直
    通にすることを特徴とする光周波数安定化光源。
  2. 【請求項2】第1の基準電圧源(1A)を第1の入力とす
    る加算器(2)と、 加算器(2)の出力と第2の基準電圧源(1B)を切り換
    える第1のスイッチ(3)と、 第1のスイッチ(3)の出力を入力とする増幅器(4)
    と、 第1のスイッチ(3)の出力を入力とし、 (10G)側に接続すると開放となり、(10H)側に接続す
    ると高域通過フィルタ(11)を並列接続にする第2のス
    イッチ(10)と、 増幅器(4)の出力を入力とする光源(5)と、 光源(5)の出力の一部を入力とする光周波数弁別器
    (6A)と、 光源(5)の出力パワーの変動で光周波数弁別器(6A)
    の出力が変動するのを補償する補償回路(6B)とを備
    え、 補償回路(6B)の出力を加算器(2)の第2の入力と
    し、第1のスイッチ(3)が第2の基準電圧源(1B)側
    に接続されているときと加算器(2)側に接続するとき
    は第2のスイッチ(10)で高域通過フィルタ(11)を並
    列接続にし、第1のスイッチ3を加算器(2)側に接続
    して、周波数が安定化された後は第2のスイッチ(10)
    を開放にすることを特徴とする光周波数安定化光源。
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