JP2866543B2 - 薬剤手撒き装置 - Google Patents

薬剤手撒き装置

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JP2866543B2 JP36069092A JP36069092A JP2866543B2 JP 2866543 B2 JP2866543 B2 JP 2866543B2 JP 36069092 A JP36069092 A JP 36069092A JP 36069092 A JP36069092 A JP 36069092A JP 2866543 B2 JP2866543 B2 JP 2866543B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は予備撒きカセットと、
予備撒きカセットから薬剤を受け取る作動部材(たとえ
ばコンベヤ)とを具えた薬剤手撒き装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の薬剤手撒き装置は、たと
えば、実公昭61−3761号公報に開示されている。
すなわち、筐体から引き出し可能に構成された複数の引
出体のうち、任意の引出体に設置されていて、予備撒き
カセットは、その引出体からさらに手前に引き出し可能
に構成されている。そして、予備撒きカセットの各マス
に薬剤を予備撒きし、そのカセットを引出体の所定位置
に格納したのち、上下に反転させると、予備撒きカセッ
トの各マス内の薬剤は、一括して、コンベヤの対応した
各区画室にそれぞれ移し替えられ、その後、コンベヤの
間欠作動によって、1室分ずつ順次包装装置に導入され
るようになっている。また、上下の反転により各マスが
空になった予備撒きカセットは、必要に応じて、引出体
から手前に引き出して再び予備撒き作業を行い、その
後、引出体の所定位置に格納できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の薬剤手撒き装置は、筐体に直接設置されるの
ではなく、筐体から引き出し可能に構成された比較的間
口の狭い引出体に設置されているため、前後方向に延び
た縦1列状にのみ構成されている。そのため、予備撒き
カセットのマス数は、1日3回7日分に相当する21包
分程度しか設けることができず、たとえば、その倍の1
4日分に相当する42包分等の多数のマスを設けること
は不可能である。その結果、たとえば、予備撒きカセッ
トのマス数が21個であった場合、42包分の手撒き処
方を処理するには、予備撒きカセツトを2回使用し、1
回目に予備撒きした薬剤の分包作業の終了に続いて、2
回目に予備撒きした薬剤をコンベヤに移し替えて分包作
業を行わなければならない。それでも、この場合は、2
回とも予備撒きカセットのマスを全数使用するため、撒
き過ぎや不足が生じる可能性は少ないが、たとえば、1
日3回3日分に相当する9包分の手撒き処方を処理する
場合、作業者は、予備撒きカセットのマスを9個だけ使
用することを間違わないように、注意深く手撒き作業を
しなければならないし、また、たとえば、1日4回7日
分に相当する28包分の手撒き処方を処理する場合は、
予備撒きカセットを2回使用し、しかも、2回目は、予
備撒きカセットのマスを7個だけ使用することを間違わ
ないように、注意深く手撒き作業をしなければならず、
したがって、作業者には大きな負担が強いられる。さら
に、たとえば、薬剤手撒き装置が適用された薬剤分包機
の錠剤フィーダに収容された薬剤を分包する包装数が、
「朝」「昼」「夕」「寝」の1日4回3日分に相当する
12包であり、このうち、「朝」「昼」「夕」の1日3
回3日分に相当する9包分だけが、薬剤手撒き装置を使
用する手撒き薬剤混合処方であったような場合、作業者
は、全体の包装数が12包であるため、手撒きすべき包
装数も12包であると思いやすく、したがって、このよ
うな場合、とくに、手撒きすべき包装数を間違いやすい
から、作業者の精神的負担は想像以上に大きい等の問題
点があった。
【0004】この発明は上記従来のもののもつ問題点を
解決して、作業者の負担を軽減して、薬剤の手撒き作業
を能率よく行うことのできる薬剤手撒き装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、筐体から引き出し可能に構成された予備
撒きカセットと、前記筐体内に配置されて前記予備撒き
カセットから薬剤を受け取る作動部材とを具えた薬剤手
撒き装置において、前記予備撒きカセットに縦横複数の
区画室を形成し、かつ、前記区画室のうち手撒き処方の
内容に従って使用すべき区画室についてその位置または
範囲を指示する表示手段を設けたものである。
【0006】
【作用】この発明は、上記手段を採用したことにより、
予備撒きカセットは縦横複数の区画室が形成されている
ため、各1日分の薬剤を複数回に分けて手撒きする際、
1日分ずつ区分するのに適しているとともに、全日数を
通じて1日における各回分ずつ区分するにも適してい
。しかも、それらの区画室のうち、手撒き処方の内容
に従って使用すべき区画室については、その位置または
範囲が表示手段によって指示されるので、予備撒きカセ
ットを筐体から引き出して手撒き作業を行う際に作業者
がその指示に従って該当区画室に薬剤を手撒きすると、
それだけで過不足なく手撒き作業が行われることとな
る。
【0007】
【実施例】図1および図2はこの発明による薬剤手撒き
装置を適用した薬剤分包機の一実施例を示し、1は薬剤
分包機、11は薬剤手撒き装置である。薬剤分包機1
は、複数の引出体2、2、…を具え、各引出体2は、そ
れぞれ筐体から手前に引き出し可能に構成されている。
各引出体2は、その左右両側に複数段の棚3、3、…を
具え、各棚3には、それぞれ複数の錠剤フィーダ4、
4、…が、着脱自在に設置されている。そして、引出体
2の棚3、3、…に設置されたすべての錠剤フィーダ
4、4、…から排出された錠剤は、当該引出体2の左右
の棚列間に設けられた図示しないシュートを通って、下
方へ落下するようになっている。そのため、これらの引
出体2、2、…が設けられた薬剤分包機1の上方部分
は、全体として、多数の錠剤フィーダ4、4、…を収容
した薬剤収納庫を構成している。薬剤分包機1はまた、
引出体2、2、…の下方に包装装置5を具え、すべての
引出体2、2、…の錠剤フィーダ4、4、…から排出さ
れ、シュートを通って下方へ落下した錠剤は、ホッパ6
を介して包装装置5に導入されて、1回分ずつ分包され
るようになっている。薬剤手撒き装置11は、薬剤収納
庫の下方に設けられ、手撒きされた薬剤もまた、錠剤フ
ィーダ4、4、…から排出された錠剤と同様に、ホッパ
6を介して包装装置5に導入されて、1回分ずつ分包さ
れるようになっている。図3〜図5に示すように、薬剤
手撒き装置11は、筐体から手前に引き出し可能に構成
された予備撒きカセット12と、筐体内に配置された作
動部材たとえばコンベヤ13、14とから構成されてい
る。予備撒きカセット12は、1列複数個からなるマス
(区画室)15、15、…が引き出し方向に沿って複数
列形成されたものであり、筐体内に設けたモータ16の
作動により、スライドレール17が筐体から出没するの
にともなって、スライドレール17とともに筐体から引
き出され、また、筐体内に格納されるようになってい
る。そして、筐体から引き出された位置にあるとき、予
備撒きカセット12は、むろん、その位置で薬剤の手撒
き作業を行うことができるが、必要に応じて、スライド
レール17から取り外して、他の場所で薬剤の手撒き作
業を行うこともできるようになっている。また、予備撒
きカセット12のすべてのマス15、15、…の底板
は、一括して開閉可能のシャッタ18によって構成さ
れ、シャッタ18は、図示しないばね機構によって、定
常状態では、マス15、15、…の底板をつねに閉鎖す
るようになっている。そして、予備撒きカセット12が
筐体から引き出された位置にあるとき、予備撒きカセッ
ト12に設けられたシャッタレバー19を作業者が手動
で操作するか、または、予備撒きカセット12が筐体内
に格納された位置にあるとき、筐体内に設けられたシャ
ッタ作動部材20が、モータ21の作動によりシャッタ
レバー19を自動で操作したときだけ、シャッタ18が
開いてマス15、15、…の底板を開放させるようにな
っている。コンベヤ13は、隔板22、22、…によっ
て、予備撒きカセット12の1列ごとのマス15、1
5、…に対応した区画室23、23、…を形成した無端
ベルトが、予備撒きカセット12のマス列に対応した数
だけ、相互間に仕切板24、24、…を介して、互いに
平行に配列されたものである。そして、コンベヤ13
は、すべての無端ベルトの上向き位置にある区画室2
3、23、…が、予備撒きカセット12のすべてのマス
15、15、…にそれぞれ対応するように、整然と整列
された状態で、モータ25の作動により、区画室1ピッ
チ分ずつ移動するようになっている。コンベヤ14は、
コンベヤ13の移動方向末端に配置され、隔板26、2
6、…によって、コンベヤ13の仕切板24、24、…
を隔てた1行分の区画室23、23、…に対応した区画
室27、27、…を形成した無端ベルトによって構成さ
れたものである。そして、コンベヤ14は、コンベヤ1
3が移動と移動との間の停止状態にあるとき、モータ2
8の作動により、区画室1ピッチ分ずつ移動するように
なっている。さらに、予備撒きカセット12には、図5
に示すように、使用すべきマス15、15、…を指示す
る表示器29、30が設けられている。すなわち、表示
器29は、手撒き処方が、予備撒きカセット12を2回
(またはそれ以上)使用するものである場合、1回目に
(または最後より1つ前の回まで)、「2度撒き」の文
字を点灯して表示するものであり、また、表示器30
は、2桁の7セグメントLEDからなり、表示器29が
点灯していない場合はもちろん、「2度撒き」の文字を
点灯表示している場合も、その回1回分の手撒き作業に
おいて使用すへきマス15、15、…の個数を表示する
ものである。そして、これらの表示器29、30は、手
撒き処方が入力されると、その手撒き処方の内容にした
がって、自動的に表示されるようになっている。
【0008】つぎに、上記のように構成された薬剤分包
機の作用について説明する。まず、錠剤フィーダ4、
4、…に収容された錠剤を分包する場合は、その錠剤が
収容された錠剤フィーダ4を作動させて、1回分の錠数
ずつ順次排出させるとともに、包装装置5を作動さぜ
て、その排出された錠剤を1回分ずつ分包する。また、
錠剤フィーダ4、4、…に収容されていない薬剤を分包
する場合は、まず、モータ16を作動させて予備撒きカ
セット12を筐体から引き出させる。このとき、手撤き
処方が入力されていれば、その手撒き処方の内容にした
がって、表示器29、30が、使用すべきマス15、1
5、…を自動的に表示する。そのため、作業者は、表示
器29が点灯しているか否かによって、「2度撒き」す
べきか否かがわかり、また、表示器30の表示によっ
て、そのとき1回の手撒き作業で使用すべきマス15、
15、…の個数がわかることとなる。そこで、作業者
は、引き出し位置において、分包すべき薬剤を予備撒き
カセット12の指示されたマス15、15、…に手撒き
する。この場合、必要に応じて、引き出し位置にある予
備撒きカセット12をスライドレール17から取り外し
て、他の位置で手撒き作業を行うこともできる。薬剤の
手撒き作業(「2度撒き」の場合は1回目)が終了した
ら、モータ16を作動させて予備撒きカセット12を筐
体内に格納させる。するど、このとき、コンベヤ13が
使用状態になければ、モータ21が作動し、シャッタ作
動部材20によりシャッタレバー19を自動で操作し
て、予備撒きカセット12のシャッタ18を開かせる。
それにより、予備撒きカセット12のマス15、15、
…内の薬剤は、一括して落下し、コンベヤ13の対応し
た区画室23、23、…に移し替えられる。このとき、
「2度撒き」の手撒き作業が残っている場合は、モータ
16が作動して、予備撒きカセット12を筐体から引き
出させる。そのため、作業者は、表示器29、30の指
示を見ながら、残りの手撒き作業を行ったのち、モータ
16を作動させて予備撒きカセット12を筐体内に格納
させる。そして、このとき、コンベヤ13が使用状態に
ある場合は、それが終了するまで、モータ21の作動は
自動的に抑止される。そのため、前回の手撒き作業によ
り予備撒きカセット12に手撒きされた薬剤と、そのつ
ぎに予備撒きカセット12に手撒きされた薬剤とが、コ
ンベヤ13の区画室23、23、…において混合してし
まう事故の発生は、未然に防止されることとなる。一
方、予備撒きカセット12からコンベヤ13に薬剤が移
し替えられたら、コンベヤ14が使用中でないことを条
件として、モータ25が作動し、先頭1行分に位置する
区画室23、23、…内の薬剤を落下させるまで、コン
ベヤ13を移動させる。それにより、コンベヤ13の先
頭1行分に位置する区画室23、23、…内の薬剤は、
コンベヤ14の区画室27、27、…に移し替えられ
る。すると、包装装置5がこの薬剤の分包動作を実行で
きることを条件として、包装装置5の作動タイングにし
たがってモータ28が作動し、先頭に位置する区画室2
7内の薬剤を落下させるまで、コンベヤ14を移動させ
る。それにより、コンベヤ14の先頭に位置する区画室
27内の薬剤は、ホッパ6を介して、包装装置5に導入
されて分包されることとなる。これに続いて、モータ2
8の作動により、コンベヤ14のすべての区画室27、
27、…内の薬剤が順次落下されて、1回分ずつ分包さ
れる。さらに、コンベヤ14の区画室27、27、…内
の薬剤がすべて落下され終わったら、モータ25の作動
により、コンベヤ13を1ピッチ分移動させて、つぎの
1行分に位置する区画室23、23、…内の薬剤をコン
ベヤ14に移し替える。以下同様にして、コンベヤ13
のすべての区画室23、23、…内の薬剤が、1回分ず
つ順次分包されることとなる。そして、「2度撒き」の
分包作業が残っている限り、コンベヤ13が使用状態で
なくなるのを待って、予備撒きカセット12からコンベ
ヤ13への薬剤の移し替えを行うことにより、手撒きす
べき薬剤が最後まで分包されることとなる。また、錠剤
フィーダ4、4、…と、薬剤手撒き装置11とを同時に
使用すれば、任意の錠剤フィーダ4に収容された錠剤
と、予備撒きカセット12に手撒きした適宜の薬剤と
を、1回分ずつまとめて1包中に分包したり、あるい
は、隣り合って順番に分包したりすることができること
となる。
【0009】なお、上記実施例では、各引出体2の左右
両側に複数段の棚3、3、…をそれぞれ設けたが、これ
に限定するものでなく、たとえば各引出体2の幅を狭く
形成し、その片側だけに複数段の棚3、3、…を設け
て、それらに錠剤フィーダ4、4、…を設置するように
してもよい。また、上記実施例では、薬剤収納庫を引出
体2、2、…として構成したが、錠剤フィーダ4、4、
…を前方へ取り出して錠剤補給作業が行えるものてあれ
ば、薬剤収納庫は必ずしも引出体2、2、…を具えてい
なくてもよく、図示は省略してあるが、たとえば、書棚
式の複数段の各棚に、それぞれ複数の錠剤フィーダを設
置するように構成してもよいし、また、複数の錠剤フィ
ーダが垂直軸線のまわりに環状に配置されるとともに、
これらが複数段に配置され、すべての錠剤フィーダが前
記軸線のまわりに回転または回動して、いずれの錠剤フ
ィーダも正面取出口に移動させることができるように構
成してもよい。また、上記実施例では、錠剤フィーダ
4、4、…を具えた薬剤分包機に適用して説明したが、
これに限定するものでなく、たとえば、薬剤手撒き装置
11と包装装置5とを組み合わせて、手撒き式の薬剤分
包機を構成してもよい。また、上記実施例では、コンベ
ヤ13のすべての無端ベルトが、モータ25の作動によ
り一体となって移動するように構成したが、これに限定
するものでなく、たとえば、各無端ベルトを個別に、し
かも順番に移動させるようにしてもよく、そのようにす
れば、コンベヤ14を省略することもできる。また、予
備撒きカセット12のマス15、15、…の配列は、た
とえば、1日3回7日分の処方に対応した3×7に形成
したり、あるいは、1日4回14日分の処方に対応した
4×14に形成したり、その他適宜の配列とすることが
でき、コンベヤ13の区画室23、23、…の配列につ
いても同様である。また、上記実施例では、表示器30
を、2桁の7セグメントLEDによって、その回1回分
の手撒き作業において使用すべきマス15、15、…の
個数を表示するようにしたが、これに限定するものでな
く、たとえば、桁数を増やし、それを、使用すべき縦の
マス15、15、…の個数と、使用すべき横のマス1
5、15、…の個数とに分けて表示するようにしてもよ
い。そして、表示器30は、予備撒きカセット12の各
マス15、15、…の仕切上部に、LEDを1個ずつ配
置し、使用すべきマス15、15、…の位置を、それに
対応したLEDの発光によって指示するようにしてもよ
いし、あるいは、1日3回7日分に相当する21個分と
か、1日4回7日分に相当する28個分とか、使用頻度
の多い数種類のマス群を、たとえばその周囲を囲むよう
に配置したLEDの発光によって指示するようにしても
よい。また、図1および図2に具体的には図示してない
が、いかなる錠剤フィーダ4、4、…から排出された錠
剤も、薬剤収納庫の下方に設けられた薬剤手撒き装置1
1の存在によって、ホッパ6への落下、ひいては包装装
置5への導入が妨げられることのないよう、適切な落下
経路が構成されていることはいうまでもない。さらに、
上記実施例では錠剤フィーダ4を具えた薬剤分包機につ
いて説明したが、これに限定するものでなく、適宜の散
剤フィーダをはじめ、各種の薬剤フィーダを具えた薬剤
分包機に適用することができ、その意味で、この明細書
中の「錠剤」という用語は、錠剤に限定されない「薬
品」と言い換えることができる。
【0010】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したの
で、予備撒きカセットは縦横複数の区画室が形成されて
いるため、各1日分の薬剤を複数回に分けて手撒きする
際、1日分ずつ区分するのに適しているとともに、全日
数を通じて1日における各回分ずつ区分するにも適して
いる。しかも、指示に従って該当位置または該当範囲の
区画室に手撒きするだけで、処方に応じて過不足の無い
正確な手撒き作業が行われることから、区画室の全区分
を意識する必要やその全数に拘束されることが無くな
り、さらに、使用した区画室の個数を数える必要すら無
くなる。これにより、使用すべき区画室の個数の管理か
ら作業者を開放できて、手撒き作業が簡単で、間違いな
く行うことができ、したがって、作業者の負担を大幅に
軽減して、作業能率を向上させることができる等のすぐ
れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による薬剤手撒き装置を適用した薬剤
分包機の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1の薬剤分包機の側面図である。
【図3】薬剤手撒き装置の拡大正面図である。
【図4】図3の薬剤手撒き装置の側面図である。
【図5】図3の薬剤手撒き装置の平面図である。
【符号の説明】
1:薬剤分包機 2:引出体 3:棚 4:錠剤フィー
ダ 5:包装装置 6:ホッパ 11:薬剤手撒き装置 12:予備撒き
カセット 13:コンベヤ 14:コンベヤ 15:マス 16:モータ 17:スライドレール 18:シャッタ 19:シャッタレバー 20:シャッタ
作動部材 21:モータ 22:隔板 23:区画室 24:仕切板 25:モータ 26:隔板 27:区画室 28:モータ 29:表示器 30:表示器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体から引き出し可能に構成された予備撒
    きカセットと、前記筐体内に配置されて前記予備撒きカ
    セットから薬剤を受け取る作動部材とを具えた薬剤手撒
    き装置において、前記予備撒きカセットに縦横複数の区
    画室を形成し、かつ、前記区画室のうち手撒き処方の内
    容に従って使用すべき区画室についてその位置または範
    囲を指示する表示手段を設けたことを特徴とする薬剤手
    撒き装置。
JP36069092A 1992-12-10 1992-12-10 薬剤手撒き装置 Expired - Lifetime JP2866543B2 (ja)

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