JPH086721Y2 - 薬剤分包機 - Google Patents

薬剤分包機

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JPH086721Y2
JPH086721Y2 JP1993037211U JP3721193U JPH086721Y2 JP H086721 Y2 JPH086721 Y2 JP H086721Y2 JP 1993037211 U JP1993037211 U JP 1993037211U JP 3721193 U JP3721193 U JP 3721193U JP H086721 Y2 JPH086721 Y2 JP H086721Y2
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tablet
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JP1993037211U
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JPH0651101U (ja
Inventor
司郎 大村
Original Assignee
株式会社東京商会
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この考案は薬剤分包機に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】一般に、薬剤分包機たとえば錠剤分包機
には、多数の錠剤フィーダと、各錠剤フィーダから排出
された錠剤を任意錠数ずつ分包する分包装置とを具え、
前記多数の錠剤フィーダが複数の引出体に設置されて各
引出体ごとに筐体から引き出し可能に構成されたものが
ある。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものは、たとえばある錠剤フィーダに収容さ
れている錠剤が無くなった場合、その錠剤フィーダの番
号が、錠剤分包機に設けられた番号表示器に表示される
ことによって、薬剤師等の作業者に、当該番号の錠剤フ
ィーダに錠剤を補給すべきことを知らせるようになって
いる。そのため、薬剤師等の作業者は、番号表示器に表
示された番号の錠剤フィーダを、錠剤分包機の中から捜
しださなければならない。それには、まず、番号表示器
に表示された番号を見て覚えて、その番号の錠剤フィー
ダが収容されている引出体を見つけだし、つぎに、その
引出体を引き出したのち、その引出体内の複数段の棚の
中から、その番号と同一の番号の付いた錠剤フィーダを
捜しあてる必要がある。ところが、すべての錠剤フィー
ダが全体の引出体を通じて一定の番号順で設置されてい
る場合はよいが、何かの都合で錠剤フィーダの番号が順
番に設置されていないような場合は、錠剤分包機の番号
表示器に番号が表示されても、その番号の錠剤フィーダ
が設置された引出体を見つけだして、その引出体内の複
数段の棚の中からその番号と同一の番号の付いた錠剤フ
ィーダを捜しあてることは容易でなく、そのため、補給
すべき錠剤フィーダを捜しあてるのに時間がかかって、
錠剤の補給の間中断した錠剤分包機の作動を、なかなか
再開することができない等の問題点があった。 【0004】この考案は上記従来のもののもつ問題点を
解決して、各薬剤フィーダに収容されている薬剤の過不
足等を、薬剤師等の作業者にわかりやすく表示すること
のできる薬剤分包機を提供することを目的とするもので
ある。 【0005】 【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するため、多数の薬剤フィーダと、各薬剤フィーダか
ら排出された薬剤を任意分量ずつ分包する分包装置とを
具えた薬剤分包機において、前記各薬剤フィーダの薬剤
収容量の過不足を表示する表示装置を、個々の薬剤フィ
ーダにそれぞれ対応して設けたものである。 【0006】 【作用】この考案は上記手段を採用したことにより、各
薬剤フィーダに収容されている薬剤の過不足は、表示装
置の表示内容によって一目でわかることとなる。 【0007】 【実施例】図1はこの考案による薬剤分包機の一実施例
を示したものであり、錠剤分包機1は、複数の引出体
2、2,…を具え、各引出体2は、その前面パネルに設
けた把手3を手で引くことによって、正面からみて手前
に引き出し可能に構成されている。図2に示すように、
各引出体2は左右両面(片面のみ図示する)に複数段の
棚4、4、…がそれぞれ設けられ、各棚4にはそれぞれ
複数の錠剤フィーダ5、5、…が設置されている。そし
て、各錠剤フィーダ5から排出された錠剤は、引出体2
の左右の棚間に設けられた図示しないシュートを通っ
て、下方へ落下するようになっている。錠剤分包機1は
また、引出体2、2、…の下方に分包装置6を具え、引
出体2、2、…に設置されたすべての錠剤フィーダ5、
5、…から排出された錠剤は、ホッパ7を介して分包装
置6に導入されて、任意錠数ずつ分包されるようになっ
ている。各引出体2の前面パネルには、その引出体2に
設置された各錠剤フィーダ5、5、…についての種々の
内容を表示する表示装置8が設けられている。図3に示
すように、各表示装置8は、その引出体2の左側の棚
4、4、…に設置された錠剤フィーダ5、5、…に対応
した表示装置8Lと、右側の棚4、4、…に設置された
錠剤フィーダ5、5、…に対応した表示装置8Rとに区
分され、そのため、左右の棚群が一目で区別できるよう
になっている。左側の表示装置8Lは、その引出体2の
左側の棚4、4、…に設置されたすべての錠剤フィーダ
5、5、…に少なくとも1個ずつ対応した個数の表示部
材9,9、…の集合体として構成されている。また、右
側の表示装置8Rも、その引出体2の右側の棚4、4、
…に設置されたすべての錠剤フィーダ5、5、…に少な
くとも1個ずつ対応した個数の表示部材9、9、…の集
合体として構成されている。これらの表示部材9、9、
…は、それに対応した錠剤フィーダ5、5、…と同様
に、その引出体2の複数段(たとえば4段)の棚4、
4、…ごとに、上段から順に9a、9b、9c、9dに
それぞれ区分して配列され,そのため、上下の棚4、
4、…が一目で区別できるようになっている。また、各
棚4の表示部材、たとえば最上段の表示部材9aは、そ
れに対応した錠剤フィーダ5、5、…が引出体2の手前
から順に並んでいるのと同様に、左から順に91a、9
2a、93a、94a、95a、…となるように順番に
配列され、そのため、各棚4に配列された錠剤フィーダ
5、5、…が一目で区別できるようになっている。しか
も、収容されている錠剤が不足した錠剤フィーダ5を表
示するだけでなく、各錠剤フィーダ5、5、…の種々の
内容を表示するため、表示装置8の各表示部材9、9、
…は、たとえば緑色、赤色等の色別、ならびにそれらの
点灯および点滅等によって、各錠剤フィーダ5について
それぞれ複数種類の内容を表示できるように構成されて
いる。 【0008】つぎに、上記のように構成された薬剤分包
機の作用について説明する。まず、適宜の入力装置によ
って入力された処方が錠剤分包機1に伝えられると、そ
の処方で指示された錠剤を収容した錠剤フィーダ5が作
動して錠剤を排出し、その錠剤フィーダ5から所定の錠
数ずつ排出された錠剤は、ホツパ7を介して分包装置6
に導入されて、分包装置6によって所定錠数ずつ分包さ
れることとなる。そして、たとえば、ある引出体2の右
側の棚群で、上から2段目の棚4の、手前から4つ目に
設置されている錠剤フィーダ5の錠剤が不足した場合、
その引出体2の前面パネルに設けられた表示装置8のう
ち、表示装置8Rの表示部材94bが点灯または点滅し
て、その表示部材94bが示す位置に設置されている錠
剤フィーダ5の錠剤が不足していることを表示する。そ
のため、薬剤師等の作業者は、表示装置8が表示した引
出体2の、点灯または点滅している表示部材(すなわち
94b)の配列位置を、表示装置8上の上下左右のマト
リクスで確かめることによって、目指す錠剤フィーダ5
が設置されている場所を確認することができる。したが
って、その引出体2を引き出し、表示装置8上の点灯ま
たは点滅している表示部材(94b)の配列位置に対応
した錠剤フィーダ5を取り出すだけで、錠剤を補給すべ
き錠剤フィーダ5(すなわち、右側の棚群で、上から2
段目の棚4の、手前から4つ目に設置されている錠剤フ
ィーダ5)を見つけることができることとなる。そし
て、薬剤師等の作業者は、棚4から取り出したその錠剤
フィーダ5に、所定の錠剤を補給したのち棚4の元の場
所に設置するだけで、錠剤の補給が速やかに行えること
となる。 【0009】なお、上記実施例では各引出体2の左右両
面に複数段の棚4、4、…をそれぞれ設けたが、これに
限定するものでなく、たとえば各引出体2の幅を狭く形
成し、その片面だけに複数段の棚4、4、…を設けて、
それらに錠剤フィーダ5、5、…を設置するようにして
もよい。また、錠剤の不足を表示するには、まずそのこ
とを検出する必要があり、その検出装置としては、従来
のもののように、対応した錠剤フィーダ5に錠剤が無く
なったときはじめて、そのこと(錠剤の不足)を検出し
て作動するように構成してもよいが、これに限定するも
のでなく、たとえば検出装置が、それに対応した錠剤フ
ィーダ5に錠剤が補給される際、その補給錠数を記憶し
ておき、その錠剤フィーダ5から錠剤が排出されるたび
に、その錠数をカウントすることによって錠剤の残数を
つねに把握しておき、新たな処方がくるたびに、その処
方に必要な錠数と錠剤の残数とを比較して、処方に必要
な錠数が残数を上回った場合に、錠剤の不足を検出して
作動するように構成してもよい。また、上記実施例では
各引出体4の前面パネルに表示装置8の表示内容とし
て、収容されている錠剤が不足した錠剤フィーダ5を例
示したが、これに限定するものでなく、たとえば、その
とき錠剤の排出作動を実行中の錠剤フィーダ5を表示し
たり、または処方にしたがってつぎに錠剤の排出動作を
実行すべき待機状態にある錠剤フィーダ5を表示した
り、または各棚4のフィーダ設置位置における各錠剤フ
ィーダ5の有無を表示したり、あるいは何か異常のある
錠剤フィーダ5を表示したり、その他錠剤フィーダ5の
種々の内容を表示することができる。また上記実施例で
は表示装置8を、その引出体2の棚4、4、…に設置さ
れたすべての錠剤フィーダ5、5、…に少なくとも1個
ずつ対応した個数の表示部材9、9、…の集合体として
構成したが、これに限定するものでなく、たとえば当該
引出体2に設置された錠剤フィーダ5,5、…を棚4、
4、…ごとに区分し、各棚4ごとに、それに設置される
錠剤フィーダ5、5、…の番号を切り換えて表示するよ
うに構成してもよく、さらには、両者を併せて構成して
もよい。また、表示装置8は、その引出体2の棚4、
4、…に設置されたすべての錠剤フィーダ5、5、…の
番号または収容錠剤名をパネルに明示し、これらの錠剤
フィーダ5、5、…の番号または収容錠剤名の明示箇所
に、たとえばLEDからなる表示器をそれぞれ配置して
おき、このうち任意の表示器を点灯または点滅させるこ
とによって、各錠剤フィーダ5についてそれぞれ所定の
内容を表示できるように構成することもできる。また、
上記実施例では表示装置8を各引出体2の把手3以外の
前面パネルに設けたが、これに限定するものでなく、た
とえば、表示装置8の少なくとも一部を各引出体2の把
手に設けることができる。また、表示装置8が点灯また
は点滅しているとき、適宜のアラーム音を発生させた
り、あるいは、そのとき不足している錠剤の薬品名、お
よびそれを補給すべきことを、適宜の音声で出力するこ
ともできる。さらに、上記実施例では錠剤分包機につい
て説明したが、これに限定するものでなく、適宜の散剤
フィーダを具えた散剤分包機をはじめ、各種の薬剤分包
機に適用することができ、その他この考案は上記実施例
の種々の変更、修正が可能であることはいうまでもな
い。 【0010】 【考案の効果】この考案は上記のように構成したので、
各薬剤フィーダに収容されている薬剤収容量の過不足
を、それらの配列に対応した表示装置によってわかりや
すく表示することができ、そのため、薬剤師等の作業者
は、表示装置の表示内容を見るだけで、各薬剤フィーダ
の収容薬剤がなくなった場合だけでなく、収容薬剤があ
る場合にもその薬剤収容量を一目で確かめることがで
き、その結果、たとえば薬剤が不足した薬剤フィーダに
薬剤を補給する場合に、不足してからだけでなく、不足
するのを待たずに事前にも、目指す薬剤フィーダを見つ
けることがきわめて容易であり、しかも、何かの都合で
薬剤フィーダの番号が順番に設置されていないような場
合であっても、薬剤フィーダの番号とは無関係に、求め
る薬剤フィーダを速やかに見つけることができ、したが
って、薬剤の不足により薬剤分包機の作動が中断した
際、薬剤の補給作業を迅速に行って、薬剤分包機の作動
を速やかに再開することができるのに加えて、薬剤の不
足により薬剤分包機の作動が中断するのを待たずに、事
前に薬剤の補給作業を行って、それにより、薬剤分包機
の作動の中断そのものを未然に回避することもできる等
のすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】この考案による薬剤分包機の一実施例を示す正
面図である。 【図2】図1のものの引出体を引き出した状態を示す側
面図である。 【図3】要部の拡大正面図である。 【符号の説明】 1:錠剤分包機 2:引出体 3:把手 4:棚 5:錠剤フィーダ 6:分包装置 7:ホッパ 8、8L、8R:表示装置 9、9a、9b、9c、9d:表示部材 91a、92a、93a、94a:表示部材 95a、94b、91d、92d:表示部材 93d、94d、95d:表示部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の薬剤フィーダと、各薬剤フィーダ
    から排出された薬剤を任意分量ずつ分包する分包装置と
    を具えた薬剤分包機において、前記各薬剤フィーダの薬
    剤収容量の過不足を表示する表示装置を、それらの配列
    に対応して設けたことを特徴とする薬剤分包機。
JP1993037211U 1993-05-31 1993-05-31 薬剤分包機 Expired - Lifetime JPH086721Y2 (ja)

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JP1993037211U JPH086721Y2 (ja) 1993-05-31 1993-05-31 薬剤分包機

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JP1993037211U JPH086721Y2 (ja) 1993-05-31 1993-05-31 薬剤分包機

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JPH0651101U JPH0651101U (ja) 1994-07-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013106826A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Hitachi Aloka Medical Ltd 水薬調剤装置

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JPS5810901A (ja) * 1981-07-13 1983-01-21 Mitsubishi Electric Corp リング回路
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